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JP2003165652A - シート搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置

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Publication number
JP2003165652A
JP2003165652A JP2001367716A JP2001367716A JP2003165652A JP 2003165652 A JP2003165652 A JP 2003165652A JP 2001367716 A JP2001367716 A JP 2001367716A JP 2001367716 A JP2001367716 A JP 2001367716A JP 2003165652 A JP2003165652 A JP 2003165652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roller
conveying
skew
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001367716A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Tagami
田上  昌英
Hiroshi Goto
五藤  宏史
Yoshiyuki Miyazaki
宮▲崎▼  芳行
Masafumi Maeda
前田  雅文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001367716A priority Critical patent/JP2003165652A/ja
Publication of JP2003165652A publication Critical patent/JP2003165652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅サイズの大小にかかわらず、シートの斜行
及び幅方向の位置ずれを良好に矯正する。 【解決手段】 搬送ローラ44,46に、板ばね(不図
示)によって斜送コロ43,45を圧接してニップ部を
形成し、これらニップ部にて幅サイズの小さいシートS
Bを挟持搬送し、その一方の側端をガイド面37に当接
させて斜行及び幅方向の位置ずれを矯正する。幅サイズ
の大きいシートSAは、その一方の側端を別のガイド面
35に当接させて同様の矯正を行う。このとき、斜送コ
ロ圧解除装置によって搬送ローラ46に対する斜送コロ
45のニップ圧を低減する。これにより、幅サイズの大
きいシートSA及び小さいシートSBのいずれに対して
も適宜な斜送力を付与できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に使用されるシ
ート搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置において、記録媒体としての紙や透明
フィルム(以下「シート」という。)の両面に自動的に
画像形成(コピー、プリント、印字)を行うための両面
画像形成手段を備えたものが知られている。
【0003】両面画像形成手段は、スイッチバック搬送
手段、再搬送パス、シート搬送装置などによって構成さ
れている。画像形成部において第1面に画像形成された
シートは、スイッチバック搬送手段により表裏が反転さ
れた後、再搬送パスに搬送される。その後、シートは、
再搬送パス内に配設されているシート搬送装置によっ
て、斜行が矯正され、またシート幅方向(以下単に「幅
方向」という。)の位置が正しい位置(搬送基準)に矯
正されて下流へ搬送される。これらシートの斜行及び位
置ずれの矯正は、シートの一方の側端を、シート搬送方
向に対して平行に配置された規制部材に突き当てること
によって行われる。こうして斜行及び位置ずれが矯正さ
れたシートは、再び画像形成部に搬送されて第2面に画
像形成が行われる。
【0004】近年、上述のような両面画像形成手段を有
する画像形成装置においても、シート幅サイズ(以下単
に「幅サイズ」という。)の大きいシートから小さいシ
ートまで各種サイズのシートに画像形成を行うというニ
ーズが高まってきており、そのような画像形成装置にお
いては、両面画像形成手段におけるシート搬送装置が、
シート幅の変化に対応できる構成になっている。
【0005】以下、図6,図7,図8を用いて、その構
成を説明する。図6は上述の両面画像形成手段のシート
搬送装置を上方から見た平面図、図7は図6のA−A線
矢視図、図8は図7のB−B線矢視図である。ここで、
両面画像形成手段に搬送されてきた、第1面の画像形成
済みのシートSは、シート搬送装置を移動中に矢印K方
向に搬送されて、幅方向の一方の側端(図6中において
下方に位置する側端)の全体が搬送基準面としてのガイ
ド面に当接するようになる。ここでは、幅サイズの大き
いシートSA専用のパスP1と幅サイズの小さいシート
SB専用のパスP2とが設けられており、また、駆動回
転される搬送ローラ102と従動回転する斜送コロ10
1とが設けてある。幅サイズの大きいシートSAは斜め
のガイド面103に案内されてパスP1に入り、斜送コ
ロ101によって一方の側端をガイド面(片側搬送基準
面)104に当接される。同様に幅サイズの小さいシー
トSBは斜めのガイド面105に案内されてパスP2に
入り、斜送コロ101によって一方の側端をガイド面
(片側搬送基準面)106に当接される。なお、パスP
1とパスP2との間には、仕切り壁109が形成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、以下に示す理由からさらなる改善が求めら
れていた。すなわち、幅サイズの大きいシートSAも幅
サイズの小さいシートSBも同じ斜送コロ101によっ
て幅方向の一方の側端がガイド面104,106に突き
当てられて位置合わせが行われるが、シートはパスP1
とパスP2とを通った場合では、パスP1の方が斜送コ
ロ101からガイド面104までの距離が遠いため、幅
サイズの大きいシートSAが確実にガイド面104に突
き当たるように斜送コロ101の斜送角度やコロ圧(搬
送ローラ102に対する斜送コロ101の当接圧)を設
定すると、幅サイズの小さいシートSBは、ガイド面1
06に強く寄せられ過ぎて、その側端にダメージを受け
る場合があった。また、逆に幅サイズの小さいシートS
Bが適度にガイド面106に突き当たるように斜送コロ
101の斜送角度やコロ圧を設定すると、今度は、幅サ
イズの大きいシートSAが搬送基準104に寄り切ら
ず、シートSAの第2面の画像形成位置がずれてしまう
ことがあった。
【0007】そこで、パスP1とパスP2における斜送
コロ101と、ガイド面104,106との位置関係を
等しくするため、図9に示すように、新たに斜送搬送手
段としての斜送コロ107と搬送ローラ108を配置
し、幅サイズの大きいシートSAは斜送コロ101と搬
送ローラ102とによってガイド面104に寄せられ、
一方、幅サイズの小さいシートSBは斜送コロ107と
搬送ローラ108とによってガイド面106に寄せられ
るようにした構成もある。このとき、斜送コロ101と
ガイド面104、及び斜送コロ107とガイド面106
の位置関係は等しくなるように設定されている。しかし
ながら、この場合、幅サイズの大きいシートSAが斜送
される際に、両方の斜送コロ101,107によって斜
送されてしまうため、やはり幅サイズの大きいシートS
Aと幅サイズの小さいシートSBとを同じ斜送力でガイ
ド面104,106に対して寄せることができず、1つ
の斜送コロ101でシートSを寄せる場合と同様の問題
が起きてしまっていた。
【0008】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、幅サイズの大小にかかわらず、シートの斜行及
び幅方向の位置ずれを良好に矯正できるようにしたシー
ト搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シート搬送方向に沿って配設された規制手段を備え、シ
ートを下流側に搬送しながら斜送して前記規制手段にシ
ートの一方の側端を当接させてシートの斜行及び幅方向
の位置を矯正するシート搬送装置において、シートを下
流側に向けて搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラに
対して斜めに配設された斜送コロと、前記斜送コロを前
記搬送ローラに圧接してニップ部を形成する付勢手段と
を有し、前記ニップ部にてシートを挟持して斜送する複
数の斜送手段と、搬送されるシートの幅方向の長さに応
じて、少なくとも1つの斜送手段のニップ部におけるニ
ップ圧を低減する解除手段と、を備える、ことを特徴と
する。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
シート搬送装置において、前記解除手段によってニップ
圧が低減される斜送手段と、他の搬送手段とをシートの
幅方向の異なる位置に配設した、ことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
シート搬送装置において、前記解除手段によってニップ
圧が低減される斜送手段の搬送ローラと、前記他の搬送
手段の搬送ローラとを同軸に配設した、ことを特徴とす
る。
【0012】請求項4に係る発明は、シートに画像形成
する画像形成部と、前記画像形成部における画像形成前
又は画像形成後のシートを搬送するシート搬送手段とを
備えた画像形成装置において、前記シート搬送手段が、
請求項1ないし3のいずれか記載のシート搬送装置であ
る、ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、各図面において同一
の符号を付したものは、同一の構成又は作用をなすもの
であり、これらについての重複説明は適宜省略した。
【0014】<実施の形態1>図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
両面画像形成手段を有する画像形成装置(例えば、プリ
ンタ、複写機)であり、同図は、その全体構成の概略を
示す縦断面図である。
【0015】画像形成装置10の下部には給紙カセット
11が設置されており、この給紙カセット11内には、
シート(例えば、紙、透明フィルム)が積載収納されて
いる。積層状態のシートSは、給送ローラ12と分離パ
ッド13とによって最上位のものから1枚ずつ搬送ロー
ラ対14へ向けて給送される。給送されたシートSは、
搬送ローラ対14によって、回転停止中のレジストロー
ラ対15に搬送され、ここで所定量のループが形成され
ることによってシートSの斜行状態が矯正される。斜行
状態の矯正を終えたシートSは、プロセスユニット16
内で回転している感光ドラム17上に形成されているト
ナー像と位置を合わせるタイミングをとって回転を開始
するレジストローラ対15によって、感光ドラム17と
転写ローラ18との間の転写部へ送られる。転写部へ送
られたシートSは、感光ドラム17と転写ローラ18と
によって挟持搬送されながら、その第1面(表面)に、
感光ドラム17上のトナー像が転写ローラ18によって
転写されて行く。なお、感光ドラム17上には、レーザ
スキャナユニット20から発射されたレーザ光Lが照射
されている。これにより、感光ドラム17上には順次静
電潜像が形成され、その潜像は現像器(不図示)から供
給されるトナーによって現像(顕画化)される。
【0016】トナー像転写後のシートSは、定着装置2
1へ送られる。定着器21に送られたシートSは、定着
ローラ22と加圧ローラ23との間の定着ニップ部を通
過中に加熱・加圧されることにより、第1面にトナー像
が定着される。トナー像定着後のシートSは、定着排紙
ローラ24と定着排紙コロ25とによって下流へ搬送さ
れ、さらに排紙ローラ対26、27によって画像形成装
置本体の上面に排出される。以上は、シートSの片面
(第1面)のみに画像形成を行う場合である。
【0017】これに対してシートSの両面(第1面と第
2面)とに画像形成を行う場合は、次のようになる。
【0018】両面画像形成の指示が画像形成装置10に
入力された場合には、第1面に画像形成が終了したシー
トSは、定着排紙ローラ24と定着排紙コロ25との間
のニップを通過し、後端がセンサ28によって検出され
ると、排紙ローラ対26、27を逆回転されることによ
り、スイッチバックされる。このとき、フラッパ30は
センサ28からの信号を受けて図1中の実線位置から破
線位置に切り換わっている。よって、スイッチバックさ
れてきたシートSは、フラッパ30により定着排紙ロー
ラ24と搬送コロ31との間のニップ部に案内され、定
着排紙ローラ24と搬送コロ31とにより両面画像形成
用のシート搬送装置32へ搬送される。
【0019】その後、両面画像形成用のシート搬送装置
32で位置合わせ(斜行及び幅方向の位置の矯正)が行
われたシートSは、表裏が反転された状態で搬送ローラ
対33によって、第1面の画像形成時と同様に、回転停
止中のレジストローラ対15に搬送され、斜行状態が矯
正された後に、第2面へのトナー像の転写、定着が行わ
れる。第2面にトナー像が定着されたシートSは、排紙
ローラ対26,27によって画像形成装置本体上面に排
出される。これにより両面の画像形成が終了する。な
お、上述の画像形成装置においては、プロセスカートリ
ッジ16と転写ローラ18とによって画像形成部が構成
されている。
【0020】次に、図2,図3,図4を用いて両面画像
形成用のシート搬送装置32の構成、作用、効果につい
て説明する。図2は両面画像形成用のシート搬送装置3
2の平面図、図3は図2のC−C線矢視図、図4は図3
のD−D線矢視図である。シート搬送装置32(図1参
照)は定着排紙ローラ24と搬送コロ31とによって搬
送されてきたシートSを片側搬送基準で直進する状態に
調整するためのものである。第1面の画像形成済みのシ
ートSはシート搬送装置32による搬送中に幅方向の一
方の側端(図2中の下に位置する側端)の全体が規制手
段としてのガイド面(片側搬送基準面)に当接するよう
になる。
【0021】ここでは、幅サイズ(幅方向の長さ)が大
きいシートSA専用のパスP1と幅サイズが小さいシー
トSB専用のパスP2とが設けられている。パスP1
は、水平な平面状のガイド面34と、規制手段としての
垂直なガイド面(片側搬送基準面)35とを有してい
る。また、パスP2は、水平な平面状のガイド面36
と、規制手段としての垂直なガイド面(片側搬送基準
面)37とを有している。2つのパスP1とP2の間に
は、パスP2内を移動する幅サイズが小さいシートSB
がパスP1内に入り込まないように阻止するための水平
な仕切り壁38が形成されている。また、各パスP1,
P2のシート導入部には、傾斜したガイド面40,41
が形成されており、パスP1内のガイド面40下流部近
傍には、シートSの通過を検知するフォトセンサ42が
配置されている。
【0022】次に、第1面の画像形成後のシートSを斜
送搬送するための斜送手段について説明する。本実施の
形態では、斜送コロ43と搬送ローラ44と板ばね(付
勢手段)52とによって1つの斜送手段を構成し、ま
た、斜送コロ45と搬送ローラ46と板ばね(付勢手
段)53とによって1つの斜送手段を構成している。搬
送ローラ44,46はシート搬送方向(図2中の右方)
に対して直交する方向でかつ水平な方向、つまりシート
幅方向と平行な方向に向けられたローラ軸47,48上
に固定されている。ローラ軸47,48は画像形成装置
10本体に対して回転可能に取り付けられており、駆動
手段(不図示)によって回転駆動される。
【0023】一方、斜送コロ43,45は、図4に示す
ように、両側端面から外側に突出された軸部50,51
が板ばね(付勢手段)52,53により上方から下方の
搬送ローラ44,46に向けて押圧されている。これに
より、斜送コロ43、45は、搬送ローラ44,46に
対して所定の当接圧(ニップ圧)で接触し、搬送ローラ
44,46の回転に伴って従動回転する。また、斜送コ
ロ43,45と搬送ローラ44,46との間には、所定
のニップ圧のニップ部が形成されるが、これらニップ部
の向きは、搬送ローラ44,46のローラ軸47、48
に対して傾いた状態になっている。このことにより、斜
送コロ43,45と搬送ローラ44,46とによって挟
持され搬送される第1面の画像形成後のシートSは、ガ
イド面35,37方向に寄せられるようになる。なお、
斜送コロ43、45は、パスP1内の斜送コロ43から
ガイド面35までの距離と、パスP2内の斜送コロ45
からガイド面37までの距離とが等しくなるように配置
されている。
【0024】定着排紙ローラ24と搬送コロ31によっ
て搬送されてきた幅サイズが大きいシートSAは、ガイ
ド面40にガイドされながらパスP1内に入り、ガイド
面34上を移動しながら、斜送コロ43と搬送ローラ4
4とによって幅方向の一方の側端をガイド面35に当接
される。また、同様に幅サイズが小さいシートSBはガ
イド面41にガイドされながらパスP2内に入り、ガイ
ド面36上を移動しながら、斜送コロ45と搬送ローラ
46とによって幅方向の一方の側端をガイド面37に当
接される。パスP1を通る幅サイズが大きいシートSA
は例えばA4サイズ、LTRサイズなどのシートであ
り、パスP2を通る幅サイズが小さいシートSBは例え
ばA5サイズ、EXECサイズなどのシートである。
【0025】ここで、本実施の形態においては、図4に
示すように、幅サイズが小さいシートSBが通るパスP
2内の斜送コロ45近傍に、同図中の矢印E1,E2方
向に移動するピン部61を有するソレノイド62と、矢
印F1,F2方向に揺動可能に支持されたアーム63と
を備えた斜送コロ圧解除装置(解除手段)60が配設さ
れている。アーム63は、軸64を中心として揺動可能
となるように画像形成装置本体によって支持されてお
り、ばね65によって基端部66側が矢印G方向に付勢
され、突き当て部(不図示)によって同図中の実線位置
に配置されている。ここで、幅サイズが大きいシートS
Aがガイド面40に案内されてパスP1に搬送されてく
ると、パスP1内のガイド面40下流部近傍に配置され
たフォトセンサ42からの信号によりソレノイド62の
ピン部61が矢印E1方向に動作して、アーム63の基
端部66を押す。すると、アーム63は軸64を中心に
して矢印F2方向へ回転し、先端部67が同図中の破線
位置に移動して斜送コロ45の軸部51を上方に押す。
これにより、斜送コロ45は、板ばね53のばね力に抗
して上方へ持ち上げられて同図中の破線位置に配置され
る。これにより、斜送コロ45は、搬送ローラ46に対
するニップ圧が解除される。なお、ここで、ニップ圧を
解除とは、斜送コロ45を搬送ローラ46から離間させ
て、ニップ圧を0とする場合のほか、ニップ圧を通常に
シートを搬送するときよりも低減する場合も含むものと
する。
【0026】したがって、幅サイズが大きいシートSA
がシート搬送装置32に搬送されてきた場合、幅サイズ
が大きいシートSAは斜送コロ43と搬送ローラ44と
を有する斜送搬送手段のみで幅方向の一方の側端がガイ
ド面35に当接されることになり、幅サイズが小さいシ
ートSBを斜送するための斜送コロ45と搬送ローラ4
6からの斜送力は受けない。このため、幅サイズが大き
いシートSAは斜送コロ43と搬送ローラ44によっ
て、また、幅サイズが小さいシートSBは、斜送コロ4
5と搬送ローラ46によって各ガイド面35、37方向
に寄せられるので、シートSのサイズによらず常に一定
の斜送力でシート幅方向の一方の側端をガイド面35,
37に突き当てられることができ、これによってシート
Sのガイド面35,37への寄せ不足や寄せ過ぎを防止
して、シートSの正しい位置合わせを行うことができ
る。また、斜行も良好に矯正することができる。
【0027】<実施の形態2>図5に、実施の形態2を
示す。同図は、シート搬送装置を上方から見た図であ
る。上述の実施の形態1では、斜送コロ43及び搬送ロ
ーラ44を、斜送コロ45及び搬送ローラ46の下流側
に配設したが、本実施の形態においては、シート搬送方
向に沿っての配設位置は、斜送コロ71及び搬送ローラ
72と、斜送コロ73及び搬送ローラ74とを同じとし
ている。さらに、搬送ローラ72と搬送ローラ74とを
共通の1本のローラ軸70によって回転駆動するように
している。そして斜送コロ71,73が搬送ローラ7
2,74に当接されてこれらとの間にニップ部を構成し
ている。他の構成については、上述の実施の形態1と同
様なので説明は省略する。本実施の形態においては、実
施の形態1と同様な構成で、搬送ローラ74に対して斜
送コロ73のニップ圧を解除できるようになっている。
【0028】本実施の形態によると、上述の実施の形態
1の作用・効果に加えて、構成を簡略化し、省スペース
化を図ることができる。すなわち、幅サイズが大きいシ
ートSAは斜送コロ71と搬送ローラ72によって、ま
た、幅サイズが小さいシートSBは斜送コロ73と搬送
ローラ74によって、それぞれ同じ斜送力でシートSを
各ガイド面35,37に寄せることができるので、シー
トSのサイズによらず、正しい位置合わせを行うことが
できる。その上、搬送ローラ72、74を回転駆動させ
るローラ軸70が1本ですむので、その分構成を簡素化
し、省スペースを実現することができる。
【0029】以上の実施の形態においては、本発明に係
るシート搬送装置として、搬送経路が長くて特に効果が
大きい両面画像形成用のものを例に説明したが、本発明
に係るシート搬送装置はこれに限定されるものではな
く、シートの斜行の矯正や、幅方向の位置の矯正を行う
一般的なシート搬送装置に適用することができる。
【0030】また、以上では、シート搬送装置の斜送手
段が2個の場合について説明したが、本発明に係るシー
ト搬送装置は、斜送手段を3個以上有するものであって
もよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
幅サイズの大小にかかわらず、シートの斜行及び幅方向
の位置ずれを良好に矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦
断面図である。
【図2】実施の形態1のシート搬送装置の平面図であ
る。
【図3】図2のC−C線矢視図である。
【図4】図3のD−D線矢視図である。
【図5】実施の形態2のシート搬送装置の平面図であ
る。
【図6】従来のシート搬送装置の平面図である。
【図7】図6のA−A線矢視図である。
【図8】図7のB−B線矢視図である。
【図9】従来の、他のシート搬送装置の平面図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 35,37 規制手段(ガイド面) 43,45 斜送コロ 44,46 搬送ローラ 52,53 付勢手段(板ばね) 60 解除手段(斜送コロ圧解除装置) 72,74 搬送ローラ S シート SA 幅サイズの大きいシート SB 幅サイズの小さいシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮▲崎▼ 芳行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 雅文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F049 AA01 DA14 DA19 LA01 LB01 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BA02 BB04 EA06 EC04 FA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送方向に沿って配設された規制
    手段を備え、シートを下流側に搬送しながら斜送して前
    記規制手段にシートの一方の側端を当接させてシートの
    斜行及び幅方向の位置を矯正するシート搬送装置におい
    て、 シートを下流側に向けて搬送する搬送ローラと、前記搬
    送ローラに対して斜めに配設された斜送コロと、前記斜
    送コロを前記搬送ローラに圧接してニップ部を形成する
    付勢手段とを有し、前記ニップ部にてシートを挟持して
    斜送する複数の斜送手段と、 搬送されるシートの幅方向の長さに応じて、少なくとも
    1つの斜送手段のニップ部におけるニップ圧を低減する
    解除手段と、を備える、ことを特徴とするシート搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記解除手段によってニップ圧が低減さ
    れる斜送手段と、他の搬送手段とをシートの幅方向の異
    なる位置に配設した、ことを特徴とする請求項1に記載
    のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記解除手段によってニップ圧が低減さ
    れる斜送手段の搬送ローラと、前記他の搬送手段の搬送
    ローラとを同軸に配設した、 ことを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 シートに画像形成する画像形成部と、前
    記画像形成部における画像形成前又は画像形成後のシー
    トを搬送するシート搬送手段とを備えた画像形成装置に
    おいて、 前記シート搬送手段が、請求項1ないし3のいずれか記
    載のシート搬送装置である、 ことを特徴とする画像形成装置。
JP2001367716A 2001-11-30 2001-11-30 シート搬送装置、及びこれを備えた画像形成装置 Pending JP2003165652A (ja)

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