JP3763419B2 - 情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents
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- G11B7/0045—Recording
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、情報記録装置及び情報記録方法に関し、特に追記型光ディスクにレーザービームを用いて情報記録する情報記録装置及び情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像信号及び音声信号を記録可能な光ディスクとして、LD(Laser vision Disk )があり、長時間の鮮明な動画像を再生することができるROM型の記録媒体として用いられている。
【0003】
このLDには、アナログ映像信号及び周波数変調(FM)された音声信号を記録した通常のLDと、さらにEFM(Eight to Fourteen Modulation) 変調したディジタル音声信号を記録したLDD(Laser vision Disk with Digital audio signal )がある。
【0004】
これによれば、鮮明な画像ばかりでなく、高品位な音声信号が再生可能となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したLDはROM型であり、ユーザの任意の情報を記録することができない。
【0006】
これを解決すべく、追記型のLDが開発されているが、従来の追記型LDにおいては、EFM変調されたディジタルオーディオ信号を記録するとS/N(Signal to Noise ratio )やBER(Block Error Rate)が悪くなり実用にならないという問題点があった。ここでBERとは、ある時間内におけるEFMディジタルオーディオ信号を構成するブロックのブロック誤りの個数を当該時間内の総ブロック数で除してパーセント[%]で表したものである。
【0007】
そこで、本発明の目的は、追記型のLDであっても、S/N及びBERを改善することができる情報記録装置及び情報記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、記録信号のパルス幅に対応する記録光を光記録媒体に照射して記録を行う情報記録装置において、前記記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする第1パルス幅制御手段と、前記第1パルス幅制御手段から出力された記録信号の各パルス幅を所定時間長くする第2パルス幅制御手段と、前記第2パルス幅制御手段から出力された記録信号に基づいて、前記記録光を照射する記録光照射手段と、を備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、記録信号のパルス幅に対応する記録光を光記録媒体に照射して記録を行う情報記録方法において、前記記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする第1パルス幅制御工程と、前記第1パルス幅制御工程にて出力された記録信号の各パルス幅を所定時間長くする第2パルス幅制御工程と、前記第2パルス幅制御工程にて出力された記録信号に基づいて、前記記録光を照射する記録光照射工程と、を備える。
【0012】
【作用】
請求項1に記載の発明によれば、第1パルス幅制御手段は、記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする。
【0013】
さらに第2パルス幅制御手段は、第1パルス幅制御手段により短くした記録信号の各パルス幅を所定時間長くする。すなわち、比較的長いピット長を有する記録ピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行ったのちに、再び記録デューティの調整をし、比較的ピット長の短い記録ピットについての記録デューティを一定量増加させることにより、全記録ピットについて最適な記録デューティとすることができ、全記録ピットについて最適なピット形成を行うことができる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、第1パルス幅制御工程は、記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする。
【0015】
さらに第2パルス幅制御工程は、第1パルス幅制御工程により短くした記録信号の各パルス幅を所定時間長くする。すなわち、比較的長いピット長を有する記録ピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行ったのちに、再び記録デューティの調整をし、比較的ピット長の短い記録ピットについての記録デューティを一定量増加させることにより、全記録ピットについて最適な記録デューティとすることができ、全記録ピットについて最適なピット形成を行うことができる。
【0018】
この結果、得られた光ディスクを再生する場合に、各ピット長を有するピットを容易に分離して判別することができ、正確な再生を行える。
【0019】
【実施例】
次に図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
第1実施例
図1にLDに映像信号、FM音声信号、EFMディジタル音声信号を記録する情報記録装置の主要部の構成を示す。なお、説明の簡略化のため、FM音声信号系統については説明を省略する。
【0020】
情報記録装置1は、映像信号SV 及びEFMディジタル音声信号SDAが入力され、合成FM変調信号SFMを出力するFM変調部2と、合成FM変調信号SFMに基づいて、記録レーザパルス制御信号SLPを生成し出力するレーザドライバ3と、記録レーザパルス制御信号SLPに基づいて光変調を行い、スピンドルモータMにより回転駆動されているLDに記録レーザパルス光Lを出射するピックアップ4と、を備えて構成されている。
【0021】
図2にFM変調部2の詳細構成ブロック図を示す。
FM変調部2は、映像信号SVにプリエンファシスをかけて出力するプリエンファシス回路10と、プリエンファシスがかけられた映像信号SVをFM変調して変調映像信号SMVを出力するFM変調回路11と、変調映像信号SMVの映像帯域成分のみを通過させ変調映像帯域信号SLMVとして出力するバンドパスフィルタ12と、EFMディジタル音声信号SDAを合成して映像音声合成信号SVAとして出力する合成回路13と、映像音声合成信号SVAの振幅制限を行い、方形波に成形して合成FM変調信号SSFMとして出力すると共にリミッタバランスを変えることによりシンメトリ調整を行うリミッタ14と、を備えて構成されている。
【0022】
ここで、シンメトリ調整について説明する。
光ディスク(LD)の記録において、再生時におけるS/N、BERの改善をすることは、記録ピットをいかにジッタなくきれいに生成し、再生RF信号を記録しようとする信号(原信号)に近づけるかという点に帰結する。
【0023】
このための方法として、記録デューティを下げ、その分記録レーザパワーを上げる方法がある。この方法によれば、記録されるピットが熱蓄積により涙型になるのをある程度防止することができる。
【0024】
この方法の一つとして、シンメトリ調整があり、このシンメトリ調整は、全ての記録ピットについての記録デューティを、ピット長が比較的長い記録ピットにおいて最適となる割合と同一の割合で減少させるように調整するものである。例えば、ピット長が比較的長いピットの記録デューティの最適減少割合がX[%]である場合、全てのピット長における記録デューティをX[%]減少させるように調整する。
【0025】
これにより、シンメトリ調整を行わない場合と比較して、より理想的な記録ピット形状とすることができる。
図3にレーザドライバ3の詳細構成ブロック図を示す。
【0026】
レーザドライバ3は、リミッタ14から出力される合成FM変調信号SSFMに対応する記録デューティを比較的短い記録ピットに合せて再調整する(以下、Δt調整という。)Δt調整回路20と、Δt調整回路20の出力信号をそのまま出力し、あるいは位相を反転するパルス正/反転切換回路21と、パルス正/反転切換回路21の出力信号に基づいて図示しないレーザダイオードを駆動するレーザダイオードドライバ22と、を備えて構成されている。
【0027】
ここで、Δt調整について説明する。
上述したシンメトリ調整は、比較的長いピット長を有するピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行っているため、比較的短いピット長を有するピットについては、記録レーザパルス幅が短くなりすぎ、正確なピット形成上好ましくない場合が生じる。
【0028】
より具体的には、LDフォーマットにおける最高記録周波数は、9.3MHzとかなり高く、その最適ピット長(最短ピット長に相当)も0.61μm(線速度11.4m/sの場合)となり、シンメトリ調整において、あまり記録デューティを下げると正確なピット形成が困難となる。
【0029】
そこで、シンメトリ調整後の記録デューティに対応する記録レーザパルス幅を数nsづつの一定量全ての記録レーザパルス幅を広げる、すなわち、全ての記録ピットについて一定量だけ記録デューティを増加させる。
【0030】
すなわち、比較的ピット長の短いピットについての記録デューティの増加量を比較的ピット長の長いピットについての記録デューティの増加量と比較して、見掛け上多くすることとなり、比較的短ピット長のピットについても最適なピット形成を行えるようにするのである。
【0031】
図4にΔt調整回路20及びパルス正/反転切換回路21のより具体的な回路構成図を示す。
Δt調整回路20は、一方の入力端子に、リミッタ14からの合成FM変調信号SSFMが入力され、他方の入力端子に記録レーザパルス幅をどれ位広げるのか、すなわち、Δt調整量を決定するためのスライスレベル電圧を設定する可変基準電源30が接続され、合成FM変調信号SSFMとスライスレベル電圧のレベル比較を行いECL(Emitter Coupled Logic )レベルの判別信号を出力するECL出力コンパレータ31と、一方の入力端子にECL出力コンパレータ31の非反転出力端子が接続され、他方の入力端子にECL出力コンパレータ31の反転出力端子が接続され、バッファ動作を行うECLバッファ32と、を備えて構成されている。
【0032】
正/反転切換回路21は、出力端子にECL駆動のレーザダイオードドライバ22が接続されるとともに、図示しないコントローラからの切換制御信号SC に基づいて、その出力端子TOUT をECLバッファ32の非反転出力端子あるいは反転出力端子に接続するスイッチSWを備えて構成されている。
【0033】
次に図2乃至図6を参照して記録動作について説明する。
プリエンファシス回路10は、外部から入力された映像信号SV にプリエンファシスをかけてFM変調回路11に出力する。これによりFM変調回路11は、プリエンファシスがかけられた映像信号SV をFM変調して変調映像信号SMVをバンドパスフィルタ12に出力し、バンドパスフィルタ12は、変調映像信号SMVの映像帯域成分のみを通過させ変調映像帯域信号SLMV として合成回路13に出力する。
【0034】
この結果、合成回路13は、変調映像帯域信号SLMV 及びEFMディジタル音声信号SDAを合成して映像音声合成信号SVA(図5(a)参照)としてリミッタ14に出力する。
【0035】
リミッタ14は、リミッタバランスを変更しつつ振幅制御を行う、すなわち、振幅制御帯域レベルをシフトしつつ振幅制御を行うことにより、映像音声合成信号SVAのシンメトリ調整を行うとともに、シンメトリ調整された映像音声合成信号SVAを、方形波に成形して合成FM変調信号SSFM(図5(b)参照)としてΔt調整回路20に出力する。
【0036】
Δt調整回路20のECLコンパレータ31は、入力された合成FM変調信号SSFMの電圧レベルと、可変基準電源30で設定されたスライスレベル電圧とを比較し、入力された合成FM変調信号SSFMの電圧レベルがスライスレベル電圧レベルよりも高い場合に、その非反転出力端子の出力電圧が“H”レベル、反転出力端子の出力電圧が“L”レベルとなる。
【0037】
このECLコンパレータ31の出力電圧波形は、ECLバッファ32により波形成形され、必要に応じてパルス正/反転切換回路21により位相が反転され、レーザダイオードドライバ22に記録レーザパルス制御信号SLPを印加する。
【0038】
これにより図示しないレーザダイオードから記録レーザパルス光Lが出射されて光ディスクLD上にピットが形成されることとなる。
図6に可変基準電源の基準スライスレベルと、実際に記録される記録ピットの関係を示す。
【0039】
合成FM変調信号SSFM の波形が図6(a)に示すようなものであるとすると、対応する理想的ピット形状はピットP0 となる。
これに対し、Δt調整を行うことにより、可変基準電源30において第1のスライスレベル電圧SL1 に設定するとピット長が前後にΔt1 /2だけ長いピットP1 が形成され、可変基準電源30において第2のスライスレベル電圧SL2 に設定するとピット長が前後にΔt2 /2(>Δt1 /2)だけ長いピットP2 が形成されることとなる。
【0040】
この場合において、可変基準電源30におけるスライスレベル電圧の設定は、記録すべき光ディスクの材質、記録レーザ光のパワー等により任意に設定することが可能である。
【0041】
以上の様な記録を行うことにより、比較的記録周波数の低い時(比較的記録ピット長が長い時)には記録デューティを下げて涙型ピットの発生を防ぐとともに、比較的記録周波数の高い時(比較的記録ピット長が短い時)は記録デューティをあまり下げずに記録ピットを生成できる。
【0042】
この結果、ジッタの少ない記録ピットを生成することができるとともに、ピット長の変換を容易に検出することができ、追記型のLDに映像信号、FM音声信号及びEFMディジタル音声信号を記録する場合でも、S/N及びBERを向上させることができ、再生信号波形を原記録信号波形により近付かせることができる。
第2実施例
本第2実施例に用いた光ディスクは、記録ピット部分の反射率が未記録部分の反射率よりも低くなる光ディスクを用いている。
【0043】
図7に本第2実施例の光ディスクの特性を示す。
本第2実施例の光ディスクは、図7(d)に示すように、レーザダイオードがオンした部分、すなわち、記録ピットを形成した部分の反射率が未記録部分より低く、相対的に記録ピット部分が暗くなるという特性を有している(図7(e)参照)。
【0044】
この結果、その再生RF信号は図7(f)に示すようなものとなっている。
この場合のRF信号からEFM帯域を分離し、そのEFM信号(3T〜11T)の分布をグラフ化したもの(TIA;TIME INTERVAL ANALYSIS)が図8(b)であり、各ピークはピット長の異なるピット(3T〜11Tピット)にそれぞれ対応している。
【0045】
図8(b)に示すとおり、このままでは、各ピットを明確に判別して、EFM再生を行うことが困難であり、この結果、BERが低下してしまうこととなっていた。
【0046】
そこで、本第2実施例では、このような光ディスクを再生する場合に、図3及び図4に示した正/反転回路21を用いて記録レーザパルス制御信号SLPの位相を反転し、結果としてレーザダイオードのオン/オフを反転させている。
【0047】
より詳細を図7(a)〜(c)を参照して説明する。
本第2実施例では、レーザダイオードのオン/オフ制御を図7(d)に示す場合と位相を反転している。これにより、記録ピットは図7(b)に示すようなものとなり、その再生RF信号は図7(c)に示すようなものとなっている。
【0048】
この様に構成してRF信号からEFM帯域を分離し、そのEFM信号(3T〜11T)の分布をグラフ化したもの(TIA)が図8(a)であり、各ピークはピット長の異なるピット(3T〜11Tピット)にそれぞれ対応している。
【0049】
図8(a)に示すとおり、図8(b)に示した場合と比較して、各ピットを明確に判別することが可能となり、正確なEFM再生を行え、これにともなってBERを向上させることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1及び請求項2記載の発明によれば、比較的長いピット長を有する記録ピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行ったのちに、再び記録デューティの調整をし、比較的ピット長の短い記録ピットについての記録デューティを一定量増加させることにより、全記録ピットについて最適な記録デューティとすることができ、全記録ピットについて最適なピット形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記録装置の概要構成を示すブロック図である。
【図2】FM変調部の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】レーザドライバの詳細構成を示すブロック図である。
【図4】レーザドライバの具体例を示すブロック図である。
【図5】実施例の動作を説明する波形図である。
【図6】Δt補正を説明する図である。
【図7】第2実施例の説明図である。
【図8】第2実施例の効果を説明する図である。
【符号の説明】
1…情報記録装置
2…FM変調部
3…レーザドライバ
4…ピックアップ
10…プリエンファシス回路
11…FM変調回路
12…ローパスフィルタ
13…合成回路
14…リミッタ
20…Δt調整回路
21…パルス正/反転切換回路
22…レーザダイオードドライバ
31…ECL出力コンパレータ
32…ECLバッファ
M…スピンドルモータ
L…記録レーザパルス光
SDA…EFMディジタル音声信号
SFM…合成FM変調信号
SLP…記録レーザパルス制御信号
SLMV …変調映像帯域信号
SMV…変調映像信号
SSFM …合成FM変調信号
SV …映像信号
SVA…映像音声合成信号
【産業上の利用分野】
本発明は、情報記録装置及び情報記録方法に関し、特に追記型光ディスクにレーザービームを用いて情報記録する情報記録装置及び情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像信号及び音声信号を記録可能な光ディスクとして、LD(Laser vision Disk )があり、長時間の鮮明な動画像を再生することができるROM型の記録媒体として用いられている。
【0003】
このLDには、アナログ映像信号及び周波数変調(FM)された音声信号を記録した通常のLDと、さらにEFM(Eight to Fourteen Modulation) 変調したディジタル音声信号を記録したLDD(Laser vision Disk with Digital audio signal )がある。
【0004】
これによれば、鮮明な画像ばかりでなく、高品位な音声信号が再生可能となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したLDはROM型であり、ユーザの任意の情報を記録することができない。
【0006】
これを解決すべく、追記型のLDが開発されているが、従来の追記型LDにおいては、EFM変調されたディジタルオーディオ信号を記録するとS/N(Signal to Noise ratio )やBER(Block Error Rate)が悪くなり実用にならないという問題点があった。ここでBERとは、ある時間内におけるEFMディジタルオーディオ信号を構成するブロックのブロック誤りの個数を当該時間内の総ブロック数で除してパーセント[%]で表したものである。
【0007】
そこで、本発明の目的は、追記型のLDであっても、S/N及びBERを改善することができる情報記録装置及び情報記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、記録信号のパルス幅に対応する記録光を光記録媒体に照射して記録を行う情報記録装置において、前記記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする第1パルス幅制御手段と、前記第1パルス幅制御手段から出力された記録信号の各パルス幅を所定時間長くする第2パルス幅制御手段と、前記第2パルス幅制御手段から出力された記録信号に基づいて、前記記録光を照射する記録光照射手段と、を備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、記録信号のパルス幅に対応する記録光を光記録媒体に照射して記録を行う情報記録方法において、前記記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする第1パルス幅制御工程と、前記第1パルス幅制御工程にて出力された記録信号の各パルス幅を所定時間長くする第2パルス幅制御工程と、前記第2パルス幅制御工程にて出力された記録信号に基づいて、前記記録光を照射する記録光照射工程と、を備える。
【0012】
【作用】
請求項1に記載の発明によれば、第1パルス幅制御手段は、記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする。
【0013】
さらに第2パルス幅制御手段は、第1パルス幅制御手段により短くした記録信号の各パルス幅を所定時間長くする。すなわち、比較的長いピット長を有する記録ピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行ったのちに、再び記録デューティの調整をし、比較的ピット長の短い記録ピットについての記録デューティを一定量増加させることにより、全記録ピットについて最適な記録デューティとすることができ、全記録ピットについて最適なピット形成を行うことができる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、第1パルス幅制御工程は、記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする。
【0015】
さらに第2パルス幅制御工程は、第1パルス幅制御工程により短くした記録信号の各パルス幅を所定時間長くする。すなわち、比較的長いピット長を有する記録ピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行ったのちに、再び記録デューティの調整をし、比較的ピット長の短い記録ピットについての記録デューティを一定量増加させることにより、全記録ピットについて最適な記録デューティとすることができ、全記録ピットについて最適なピット形成を行うことができる。
【0018】
この結果、得られた光ディスクを再生する場合に、各ピット長を有するピットを容易に分離して判別することができ、正確な再生を行える。
【0019】
【実施例】
次に図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
第1実施例
図1にLDに映像信号、FM音声信号、EFMディジタル音声信号を記録する情報記録装置の主要部の構成を示す。なお、説明の簡略化のため、FM音声信号系統については説明を省略する。
【0020】
情報記録装置1は、映像信号SV 及びEFMディジタル音声信号SDAが入力され、合成FM変調信号SFMを出力するFM変調部2と、合成FM変調信号SFMに基づいて、記録レーザパルス制御信号SLPを生成し出力するレーザドライバ3と、記録レーザパルス制御信号SLPに基づいて光変調を行い、スピンドルモータMにより回転駆動されているLDに記録レーザパルス光Lを出射するピックアップ4と、を備えて構成されている。
【0021】
図2にFM変調部2の詳細構成ブロック図を示す。
FM変調部2は、映像信号SVにプリエンファシスをかけて出力するプリエンファシス回路10と、プリエンファシスがかけられた映像信号SVをFM変調して変調映像信号SMVを出力するFM変調回路11と、変調映像信号SMVの映像帯域成分のみを通過させ変調映像帯域信号SLMVとして出力するバンドパスフィルタ12と、EFMディジタル音声信号SDAを合成して映像音声合成信号SVAとして出力する合成回路13と、映像音声合成信号SVAの振幅制限を行い、方形波に成形して合成FM変調信号SSFMとして出力すると共にリミッタバランスを変えることによりシンメトリ調整を行うリミッタ14と、を備えて構成されている。
【0022】
ここで、シンメトリ調整について説明する。
光ディスク(LD)の記録において、再生時におけるS/N、BERの改善をすることは、記録ピットをいかにジッタなくきれいに生成し、再生RF信号を記録しようとする信号(原信号)に近づけるかという点に帰結する。
【0023】
このための方法として、記録デューティを下げ、その分記録レーザパワーを上げる方法がある。この方法によれば、記録されるピットが熱蓄積により涙型になるのをある程度防止することができる。
【0024】
この方法の一つとして、シンメトリ調整があり、このシンメトリ調整は、全ての記録ピットについての記録デューティを、ピット長が比較的長い記録ピットにおいて最適となる割合と同一の割合で減少させるように調整するものである。例えば、ピット長が比較的長いピットの記録デューティの最適減少割合がX[%]である場合、全てのピット長における記録デューティをX[%]減少させるように調整する。
【0025】
これにより、シンメトリ調整を行わない場合と比較して、より理想的な記録ピット形状とすることができる。
図3にレーザドライバ3の詳細構成ブロック図を示す。
【0026】
レーザドライバ3は、リミッタ14から出力される合成FM変調信号SSFMに対応する記録デューティを比較的短い記録ピットに合せて再調整する(以下、Δt調整という。)Δt調整回路20と、Δt調整回路20の出力信号をそのまま出力し、あるいは位相を反転するパルス正/反転切換回路21と、パルス正/反転切換回路21の出力信号に基づいて図示しないレーザダイオードを駆動するレーザダイオードドライバ22と、を備えて構成されている。
【0027】
ここで、Δt調整について説明する。
上述したシンメトリ調整は、比較的長いピット長を有するピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行っているため、比較的短いピット長を有するピットについては、記録レーザパルス幅が短くなりすぎ、正確なピット形成上好ましくない場合が生じる。
【0028】
より具体的には、LDフォーマットにおける最高記録周波数は、9.3MHzとかなり高く、その最適ピット長(最短ピット長に相当)も0.61μm(線速度11.4m/sの場合)となり、シンメトリ調整において、あまり記録デューティを下げると正確なピット形成が困難となる。
【0029】
そこで、シンメトリ調整後の記録デューティに対応する記録レーザパルス幅を数nsづつの一定量全ての記録レーザパルス幅を広げる、すなわち、全ての記録ピットについて一定量だけ記録デューティを増加させる。
【0030】
すなわち、比較的ピット長の短いピットについての記録デューティの増加量を比較的ピット長の長いピットについての記録デューティの増加量と比較して、見掛け上多くすることとなり、比較的短ピット長のピットについても最適なピット形成を行えるようにするのである。
【0031】
図4にΔt調整回路20及びパルス正/反転切換回路21のより具体的な回路構成図を示す。
Δt調整回路20は、一方の入力端子に、リミッタ14からの合成FM変調信号SSFMが入力され、他方の入力端子に記録レーザパルス幅をどれ位広げるのか、すなわち、Δt調整量を決定するためのスライスレベル電圧を設定する可変基準電源30が接続され、合成FM変調信号SSFMとスライスレベル電圧のレベル比較を行いECL(Emitter Coupled Logic )レベルの判別信号を出力するECL出力コンパレータ31と、一方の入力端子にECL出力コンパレータ31の非反転出力端子が接続され、他方の入力端子にECL出力コンパレータ31の反転出力端子が接続され、バッファ動作を行うECLバッファ32と、を備えて構成されている。
【0032】
正/反転切換回路21は、出力端子にECL駆動のレーザダイオードドライバ22が接続されるとともに、図示しないコントローラからの切換制御信号SC に基づいて、その出力端子TOUT をECLバッファ32の非反転出力端子あるいは反転出力端子に接続するスイッチSWを備えて構成されている。
【0033】
次に図2乃至図6を参照して記録動作について説明する。
プリエンファシス回路10は、外部から入力された映像信号SV にプリエンファシスをかけてFM変調回路11に出力する。これによりFM変調回路11は、プリエンファシスがかけられた映像信号SV をFM変調して変調映像信号SMVをバンドパスフィルタ12に出力し、バンドパスフィルタ12は、変調映像信号SMVの映像帯域成分のみを通過させ変調映像帯域信号SLMV として合成回路13に出力する。
【0034】
この結果、合成回路13は、変調映像帯域信号SLMV 及びEFMディジタル音声信号SDAを合成して映像音声合成信号SVA(図5(a)参照)としてリミッタ14に出力する。
【0035】
リミッタ14は、リミッタバランスを変更しつつ振幅制御を行う、すなわち、振幅制御帯域レベルをシフトしつつ振幅制御を行うことにより、映像音声合成信号SVAのシンメトリ調整を行うとともに、シンメトリ調整された映像音声合成信号SVAを、方形波に成形して合成FM変調信号SSFM(図5(b)参照)としてΔt調整回路20に出力する。
【0036】
Δt調整回路20のECLコンパレータ31は、入力された合成FM変調信号SSFMの電圧レベルと、可変基準電源30で設定されたスライスレベル電圧とを比較し、入力された合成FM変調信号SSFMの電圧レベルがスライスレベル電圧レベルよりも高い場合に、その非反転出力端子の出力電圧が“H”レベル、反転出力端子の出力電圧が“L”レベルとなる。
【0037】
このECLコンパレータ31の出力電圧波形は、ECLバッファ32により波形成形され、必要に応じてパルス正/反転切換回路21により位相が反転され、レーザダイオードドライバ22に記録レーザパルス制御信号SLPを印加する。
【0038】
これにより図示しないレーザダイオードから記録レーザパルス光Lが出射されて光ディスクLD上にピットが形成されることとなる。
図6に可変基準電源の基準スライスレベルと、実際に記録される記録ピットの関係を示す。
【0039】
合成FM変調信号SSFM の波形が図6(a)に示すようなものであるとすると、対応する理想的ピット形状はピットP0 となる。
これに対し、Δt調整を行うことにより、可変基準電源30において第1のスライスレベル電圧SL1 に設定するとピット長が前後にΔt1 /2だけ長いピットP1 が形成され、可変基準電源30において第2のスライスレベル電圧SL2 に設定するとピット長が前後にΔt2 /2(>Δt1 /2)だけ長いピットP2 が形成されることとなる。
【0040】
この場合において、可変基準電源30におけるスライスレベル電圧の設定は、記録すべき光ディスクの材質、記録レーザ光のパワー等により任意に設定することが可能である。
【0041】
以上の様な記録を行うことにより、比較的記録周波数の低い時(比較的記録ピット長が長い時)には記録デューティを下げて涙型ピットの発生を防ぐとともに、比較的記録周波数の高い時(比較的記録ピット長が短い時)は記録デューティをあまり下げずに記録ピットを生成できる。
【0042】
この結果、ジッタの少ない記録ピットを生成することができるとともに、ピット長の変換を容易に検出することができ、追記型のLDに映像信号、FM音声信号及びEFMディジタル音声信号を記録する場合でも、S/N及びBERを向上させることができ、再生信号波形を原記録信号波形により近付かせることができる。
第2実施例
本第2実施例に用いた光ディスクは、記録ピット部分の反射率が未記録部分の反射率よりも低くなる光ディスクを用いている。
【0043】
図7に本第2実施例の光ディスクの特性を示す。
本第2実施例の光ディスクは、図7(d)に示すように、レーザダイオードがオンした部分、すなわち、記録ピットを形成した部分の反射率が未記録部分より低く、相対的に記録ピット部分が暗くなるという特性を有している(図7(e)参照)。
【0044】
この結果、その再生RF信号は図7(f)に示すようなものとなっている。
この場合のRF信号からEFM帯域を分離し、そのEFM信号(3T〜11T)の分布をグラフ化したもの(TIA;TIME INTERVAL ANALYSIS)が図8(b)であり、各ピークはピット長の異なるピット(3T〜11Tピット)にそれぞれ対応している。
【0045】
図8(b)に示すとおり、このままでは、各ピットを明確に判別して、EFM再生を行うことが困難であり、この結果、BERが低下してしまうこととなっていた。
【0046】
そこで、本第2実施例では、このような光ディスクを再生する場合に、図3及び図4に示した正/反転回路21を用いて記録レーザパルス制御信号SLPの位相を反転し、結果としてレーザダイオードのオン/オフを反転させている。
【0047】
より詳細を図7(a)〜(c)を参照して説明する。
本第2実施例では、レーザダイオードのオン/オフ制御を図7(d)に示す場合と位相を反転している。これにより、記録ピットは図7(b)に示すようなものとなり、その再生RF信号は図7(c)に示すようなものとなっている。
【0048】
この様に構成してRF信号からEFM帯域を分離し、そのEFM信号(3T〜11T)の分布をグラフ化したもの(TIA)が図8(a)であり、各ピークはピット長の異なるピット(3T〜11Tピット)にそれぞれ対応している。
【0049】
図8(a)に示すとおり、図8(b)に示した場合と比較して、各ピットを明確に判別することが可能となり、正確なEFM再生を行え、これにともなってBERを向上させることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1及び請求項2記載の発明によれば、比較的長いピット長を有する記録ピットの記録デューティを基準として記録デューティの調整を行ったのちに、再び記録デューティの調整をし、比較的ピット長の短い記録ピットについての記録デューティを一定量増加させることにより、全記録ピットについて最適な記録デューティとすることができ、全記録ピットについて最適なピット形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記録装置の概要構成を示すブロック図である。
【図2】FM変調部の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】レーザドライバの詳細構成を示すブロック図である。
【図4】レーザドライバの具体例を示すブロック図である。
【図5】実施例の動作を説明する波形図である。
【図6】Δt補正を説明する図である。
【図7】第2実施例の説明図である。
【図8】第2実施例の効果を説明する図である。
【符号の説明】
1…情報記録装置
2…FM変調部
3…レーザドライバ
4…ピックアップ
10…プリエンファシス回路
11…FM変調回路
12…ローパスフィルタ
13…合成回路
14…リミッタ
20…Δt調整回路
21…パルス正/反転切換回路
22…レーザダイオードドライバ
31…ECL出力コンパレータ
32…ECLバッファ
M…スピンドルモータ
L…記録レーザパルス光
SDA…EFMディジタル音声信号
SFM…合成FM変調信号
SLP…記録レーザパルス制御信号
SLMV …変調映像帯域信号
SMV…変調映像信号
SSFM …合成FM変調信号
SV …映像信号
SVA…映像音声合成信号
Claims (2)
- 記録信号のパルス幅に対応する記録光を光記録媒体に照射して記録を行う情報記録装置において、
前記記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする第1パルス幅制御手段と、
前記第1パルス幅制御手段から出力された記録信号の各パルス幅を所定時間長くする第2パルス幅制御手段と、
前記第2パルス幅制御手段から出力された記録信号に基づいて、前記記録光を照射する記録光照射手段と、
を備えたことを特徴とする情報記録装置。 - 記録信号のパルス幅に対応する記録光を光記録媒体に照射して記録を行う情報記録方法において、
前記記録信号の各パルス幅を各パルス幅に対して同一の割合で短くする第1パルス幅制御工程と、
前記第1パルス幅制御工程にて出力された記録信号の各パルス幅を所定時間長くする第2パルス幅制御工程と、
前記第2パルス幅制御工程にて出力された記録信号に基づいて、前記記録光を照射する記録光照射工程と、
を備えたことを特徴とする情報記録方法。
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