JP3762558B2 - 半導体記憶装置及び半導体記憶装置における出力信号の制御方法並びに出力信号制御回路 - Google Patents
半導体記憶装置及び半導体記憶装置における出力信号の制御方法並びに出力信号制御回路 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体記憶装置及び半導体記憶装置における出力信号の制御方法並びに出力信号制御回路に係わり、特に、半導体記憶装置における出力ノイズの発生を防止するために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、不揮発性半導体メモリを含む半導体記憶装置においては、データの読み出し時には、メモリセルより流れる微小電流をセンスアンプにより増幅し、前記メモリセルに記憶されているデータを、電気的に“H”レベルまたは“L”レベルの信号として出力バッファから出力するようにしている。
【0003】
図10は、センスアンプから出力された信号の出力バッファへの伝達を制御する出力制御回路の第1の従来例を示す回路のブロック図である。図10に示したように、メモリセルに接続されたビットラインbit_lineからセンスアンプ1を介して出力された信号は、スイッチングトランジスタ2を介して、インバータ3及び4よりなる、出力ラッチ手段を構成するラッチ回路5に与えられる。
【0004】
そして、前記ラッチ回路5にラッチされた信号がデータDATAとして出力バッファ6に与えられ、出力バッファ6がイネーブル状態において出力信号OUTとして、PチャンネルトランジスタとNチャンネルトランジスタとからなるCMOSインバータ7を介して出力される。
【0005】
制御信号入力端子/OE_pinを介して与えられる外部入力の出力制御信号/OEが制御入力バッファ11を介して、出力バッファ・コントロール信号OEBとして出力バッファ6に与えられており、これが“L”レベルのときに出力バッファ6はイネーブル状態となるようになされている。
【0006】
次に、前述のように構成された従来の出力信号制御回路の動作を、図11のタイミングチャートを参照しながら説明する。
図11に示したように、アドレスAddressが変化すると、その変化は図示しないアドレスチェンジ検出回路によって検出され、アドレス変化検出信号ATDが所定の期間“H”レベルとなり、ビットラインbit_lineに接続されている新たなアドレスに対応するセルの出力がセンスされる。前記アドレス変化検出信号ATDが“H”レベルとなると、センスアンプ1に与えられているセンスアンプ動作信号PDが“H”レベルから“L”レベルに変化して、センスアンプ1がデータ・センス動作を行う。
【0007】
そして、アドレス変化検出信号ATDが“L”レベルになると、アドレスチェンジ検出回路からセンス・データ取り込み信号LTが出力され、スイッチングトランジスタ2に与えられるとともに、センスアンプ動作信号PDが“H”レベルに変化する。
【0008】
センス・データ取り込み信号LTが与えられると、スイッチングトランジスタ2がオン動作して、センスアンプ1のセンス・データDATAがラッチ回路5に取り込まれ、これが出力バッファ6に与えられる。前記出力バッファ6に与えられたセンス・データDATAは出力信号OUTとして、CMOSインバータ7を介して外部に出力される。
【0009】
前述したように、出力バッファ6は、その制御入力端子に与えられている出力バッファ・コントロール信号OEBの論理レベルが“L”レベルのときにイネーブル状態となるようになされている。
【0010】
前記出力バッファ6に与えられている出力バッファ・コントロール信号OEBは、制御信号入力端子/OE_pinから与えられる外部入力の出力制御信号/OEと同相の信号である。したがって、図11に示したように、出力制御信号/OEが外部から与えられるタイミングによっては、センスアンプ1がデータ・センスを行っている最中(アドレス変化検出信号ATDが“H”レベルの期間)に出力バッファ6がイネーブル状態となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前記の出力信号制御回路では、出力バッファ6を構成しているトランジスタは、外部負荷を駆動するために駆動能力が大きく形成されているので、出力信号OUTのレベルが反転すると電源電位が変動する。したがって、センスアンプ1がデータ・センス中に出力信号OUTが反転して電源電位が変動すると大きな出力ノイズが発生し、これによってセンスアンプ1の誤動作等によりセンスデータが破壊され、本来とは異なるデータをラッチ回路5にラッチしてしまう不都合があった。
【0012】
また、書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作を有するフラッシュメモリにおいては、自動アルゴリズムの動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプ1のデータ・センス中にポーリング・データとリード・データの切り替え動作を行うと、電源電位の変動による出力ノイズが発生する。
【0013】
図12は、第2の従来例を示す回路のブロック図であり、フラッシュメモリにおける出力信号制御回路の構成を示すブロックである。なお、図12において、図10と同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0014】
図12の回路は、ラッチ回路5と出力バッファ6との間に第2のスイッチングトランジスタ70を介設している。また、前記第2のスイッチングトランジスタ70と出力バッファ6との間に、トランジスタ68を介してポーリング・データpolling_dataを供給するようにしている。そして、前記トランジスタ68のゲートに動作切り替え信号POLLが与えられるとともに、インバータ69を介して第2のスイッチングトランジスタ70のゲートに動作切り替え信号POLLの反転信号が与えられるようになされている。
【0015】
このような構成により、図12の回路は、図13のタイミングチャートに示すように、前記アドレス変化検出信号ATDが“H”レベルでセンスアンプ1がデータ・センス中に動作切り替え信号POLLが“L”レベルに立ち下がると、トランジスタ68がオフとなってポーリング・データpolling_dataが出力されなくなり、第2のスイッチングトランジスタ70がオン動作してセンスアンプ1の出力が出力バッファ6与えられるようになる切り替えが行われる。これにより、第1の従来例で説明した場合と同様に、センスアンプ1がデータ・センス中に出力信号OUTが反転して電源電位が変動することにより出力ノイズが発生し、それによって誤ったデータをラッチしてしまう不都合が発生することがあった。
【0016】
何れにしても、従来の回路はセンスアンプ1のセンス中に出力バッファ6の出力信号OUTのレベルが変動してしまうと、それにより電源電圧が変動することで発生する出力ノイズにより、センスアンプ1のセンス・データDATAが破壊されてしまう問題があった。
【0017】
センスアンプ1が前述のような出力ノイズの影響によって誤動作するのを防止するために、例えば、特開平5−54681号公報、特開平8−63970号公報、及び特開平1−173387号公報に示されるような技術が従来より提案されている。
【0018】
前記特開平5−54681号公報にて提案されている「半導体メモリ装置」は、アドレス切替え時における誤りデータ出力を防止するために、電源とセンスアンプ回路の出力点との間に、アドレスの変化に対応する一定時間の間オフ状態に設定されるトランジスタを設け、アドレス切り替え時に前記センスアンプ回路の出力レベルを低減させることにより、メモリセルの誤選択が発生する事態においても、誤りデータの出力を抑制するようにしている。
【0019】
また、特開平8−63970号公報にて提案されている「半導体メモリ装置」は、センスアンプの出力データが変化するときに、出力バッファの出力が反転する前に前記センスアンプの出力を遮断し、センスアンプの出力が安定した後で前記出力バッファの出力を反転させるようにすることにより、前記出力バッファの反転動作によって生じる電源電位の変動が前記センスアンプの動作に影響を与えにくくして、出力バッファの反転動作の影響でセンスアンプが誤動作するのを防止するようにしている。
【0020】
また、特開平1−173387号公報にて提案されている「半導体集積回路」は、アドレスが変化した後でメモリセルが新たに選択されてデータが出力バッファから出力されるまでの間は、センスアンプから出力バッファにデータを出力する時間を短くし、それ以外のときは長く設定することで、データが出力バッファから出力される際に発生する電源ノイズの影響でセンスアンプ或いはアドレスバッファが誤動作しても、誤ったデータが出力されないようにしている。
【0021】
前記各公報にて提案されている従来の技術は、センスアンプから出力バッファに伝達するデータを所定の時間だけ遅延させることにより、センスアンプがデータ・センス中に出力信号が反転して発生する出力ノイズの影響を受けにくくしているものである。
【0022】
すなわち、前述の従来技術はセンスアンプがセンスしている最中に、出力バッファの出力が変化したときに発生する出力ノイズのために前記センスアンプが誤動作しないようにするものであった。したがって、外部から外部入力の出力制御信号/OEが供給されるタイミング、或いは動作切り替え信号POLLが出力されるタイミングによっては、センスアンプがデータ・センスを行っているときに、電源電圧が変動する可能性は依然として存在しており、電源電圧の変動により発生するセンスアンプの誤動作を根本的に防止するものではなかった。
【0023】
本発明は前述の問題点にかんがみ、センスアンプがデータ・センスを行っているときには出力バッファから出力される信号のレベルが変動しないようにして、センスアンプがデータ・センスを行っているときに、電源電位の変動による出力ノイズが発生することにより誤ったデータが出力されてしまうのを確実に防止できるようにすることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時に、ポーリング信号によりポーリング・データとリード・データとを選択的に切り替えて出力バッファを介して出力するようにした不揮発性半導体記憶装置であって、前記自動アルゴリズムで動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより前記出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプがデータのセンス動作を行っている間は該センス動作期間を制御する信号により前記ポーリング信号の伝達を抑止し、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを遅延させるようにする遅延手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、アドレス指定されたメモリセルのデータをセンスアンプで検出し、検出されたデータを出力バッファを介して出力するとともに、前記出力バッファの動作を出力制御信号により制御するようにした半導体記憶装置であって、外部から入力されるアドレスの変化を検出するとともに、アドレスの変化を検出してからセンスアンプによるデータ・センス動作が終了するまで、出力するアドレス変化検出信号を活性化するアドレス変化検出手段と、前記出力制御信号により前記出力バッファが動作するのを、前記データ・センス動作が終了する時点まで前記アドレス検出信号により遅延させる遅延手段とを設け、前記遅延手段は、制御入力ラッチ手段と、この制御入力ラッチ手段の一端に接続され、前記データ・センス動作が終了する時点でオン動作する第2のスイッチング手段と、前記制御入力ラッチ手段の他端に接続され、前記センスアンプのセンス期間においてオン動作する第3のスイッチング手段と、前記第3のスイッチング手段と接地との間に接続され、前記出力バッファがイネーブル状態にある間オフ動作する第4のスイッチング手段と、前記制御入力ラッチ手段の前記一端の出力と前記出力制御信号とが入力されその出力が前記出力バッファに与えられる論理和手段とを備えていることを特徴とする。
【0025】
本発明の不揮発性半導体記憶装置における出力信号の制御方法は、書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時に、ポーリング信号によりポーリング・データとリード・データとを選択的に切り替えて出力バッファを介して出力するようにした不揮発性半導体記憶装置における出力信号の制御方法であって、前記自動アルゴリズムで動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより前記出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプがデータのセンス動作を行っている間は該センス動作期間を制御する信号により前記ポーリング信号の伝達を抑止し、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを遅延させることを特徴とする。
【0026】
本発明の出力信号制御回路は、不揮発性半導体記憶装置の書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時に、ポーリング信号によりポーリング・データとリード・データとを選択的に切り替えて出力バッファを介して出力する出力信号制御回路であって、前記自動アルゴリズムで動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより前記出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプがデータのセンス動作を行っている間は該センス動作期間を制御する信号により前記ポーリング信号の伝達を抑止し、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを遅延させる遅延手段を設けたことを特徴とする。
【0027】
【作用】
本発明は前述のように構成されているので、センスアンプによるデータ・センス動作が終了するまで出力バッファから出力される信号の論理レベルが変化することがなくなり、センスアンプのセンス中に電源電圧が変動することがなくなる。これにより、前記電源電圧の変動による出力ノイズが前記センスアンプのデータ・センス中に発生する不都合が確実に防止されるので、センスアンプが誤データを出力し、それがデータラッチ回路にラッチされてしまう不都合を根本的に防止することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の半導体記憶装置及び半導体記憶装置における出力信号の制御方法並びに出力信号制御回路の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の半導体記憶装置に用いる出力信号制御回路の第1の実施の形態を示すブロック図である。なお、図1において、図10に示した構成と同じ構成部分については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】
図1に示したように、本実施の形態の出力信号制御回路は、センスアンプ1、スイッチングトランジスタ2、インバータ3及び4よりなるラッチ回路(出力ラッチ手段)5、出力バッファ6、CMOSインバータ7、制御入力バッファ11を有している。
【0030】
また、制御入力バッファ11と出力バッファ6との間には、第1のスイッチング手段を構成するスイッチングトランジスタ13が介設され、このスイッチングトランジスタ13のゲートには、アドレス変化検出信号ATDを伝達する回路としてインバータ8、ノア回路9、ノア回路9の出力を反転するインバータ10が接続されている。前記ノア回路9の入力端子には、インバータ8の出力信号と、出力バッファ6へ入力される出力バッファ・コントロール信号OEBをインバータ102で反転した信号OEとが入力されている。
【0031】
また、制御信号入力端子/OE_pinを介して与えられる外部入力の出力制御信号/OEをバッファする制御入力バッファ11の出力を反転するインバータ12、前述したスイッチングトランジスタ13の出力をラッチするインバータ14及び15からなり、制御入力ラッチ手段を構成するラッチ回路16を有している。
【0032】
そして、前記インバータ8、ノア回路9、インバータ10、102によりスイッチング制御手段101が構成されている。また、スイッチング制御手段101、インバータ12、スイッチングトランジスタ13、ラッチ回路16により遅延手段(すなわち、出力バッファ6の機能抑止手段)100が構成されている。
【0033】
次に、前述のように構成された第1の実施の形態の出力信号制御回路の動作を、図2のタイミングチャートを参照しながら説明する。
図2に示したように、アドレスAddressが切り替わると、後述するアドレスチェンジ検出回路55によってそれが検出され、アドレス変化検出信号ATDが所定の期間“H”レベルとなる。なお、このアドレス変化検出信号ATDが“H”レベルとなる期間は、センスアンプ1のセンス動作が終了するまでの期間である。
【0034】
アドレス変化検出信号ATDが“H”レベルとなると、センスアンプ1に与えられているセンスアンプ動作信号PDが“L”レベルとなり、センスアンプ1がビットラインbit_lineに接続されている新たなアドレスに対応するセルの出力をセンスする。
【0035】
そして、アドレス変化検出信号ATDが“L”レベルになるタイミングにおいて、アドレスチェンジ検出回路55からセンス・データ取り込み信号LTが出力され、スイッチングトランジスタ2に与えられる。このときに、センスアンプ動作信号PDが“H”レベルに変化する。
【0036】
センス・データ取り込み信号LTが与えられると、スイッチングトランジスタ2がオン動作して、センスアンプ1のセンス・データDATAが、出力ラッチ手段を構成するラッチ回路5に取り込まれ、これがセンス・データDATAとして出力バッファ6に与えられる。前記出力バッファ6に与えられたセンス・データDATAは出力信号OUTとして、CMOSインバータ7を介して外部に出力される。
【0037】
前記出力バッファ6は、その制御入力端子に与えられている出力バッファ・コントロール信号OEBの論理レベルが“L”レベルのときにイネーブル状態となるようになされている。
【0038】
従来は、センスアンプ1がデータ・センスを行っているときに、制御信号入力端子/OE_pinから外部入力の出力制御信号/OEが入力されると、その入力タイミングによっては、センスアンプ1がデータ・センス動作中に出力バッファ6がイネーブル状態となり、出力信号OUTが反転することがあった。
【0039】
前記出力バッファ6を構成しているトランジスタは、外部負荷を駆動するために駆動能力が大きなものが用いられているので、出力信号OUTが反転すると電源電位が大きく変動して大きな出力ノイズが発生する。このため、センスアンプ1によってセンスされたデータが破壊され、誤ったデータをラッチ回路5にラッチしてしまう不都合があった。
【0040】
本実施の形態においては、このような不都合を防止するために、前述したように、制御入力バッファ11と出力バッファ6との間に遅延手段100を設け、センスアンプ1がデータ・センスを行っている期間においては、制御信号入力端子/OE_pinから出力制御信号/OEが入力されても、出力バッファ6をイネーブル状態にならないようにしている。
【0041】
すなわち、ノア回路9の一方の入力端子にはアドレス変化検出信号ATDをインバータ8で反転して入力し、他方の入力端子には出力バッファ・コントロール信号OEBをインバータ102で反転した信号OEを入力している。さらに、そのノア回路9の出力をインバータ10で反転して、スイッチングトランジスタ13のゲートに入力している。これにより、出力バッファ・コントロール信号OEBが“H”レベル(信号OEが“L”レベル)で、かつアドレス変化検出信号ATDの“H”レベル期間はスイッチングトランジスタ13はオン動作しないので、制御入力バッファ11の出力はラッチ回路16に伝達されない。
【0042】
したがって、外部入力の出力制御信号/OEが入力されるタイミングに関わらず、アドレスチェンジが行われた後の所定の期間内において、センスアンプ1がデータ・センスを行っている間は出力バッファ・コントロール信号OEBが“L”レベルになって出力バッファ6がイネーブル状態となることが禁止される。
【0043】
すなわち、図2において、センスアンプ動作信号PDが“L”レベルとなってセンスアンプ1がデータセンス動作を行っているときに、出力制御信号/OEが図示したように立ち下がっても、出力バッファ・コントロール信号OEBの立ち下がりタイミングはアドレス変化検出信号ATDが“L”レベルになるまで強制的に遅延されるので、センスアンプ1のデータ・センス中は出力バッファ6がイネーブル状態になることがない。
【0044】
本実施の形態の出力信号制御回路は、アドレスが切り替わってから出力制御信号/OEが入力されるまでの経過時間が短いときは出力制御信号/OEが入力されてから出力バッファ・コントロール信号OEBが出力されるまでの遅延時間を長くし、前記経過時間が長いときは遅延時間を短くしている。
【0045】
そして、アドレスが変化してから所定時間が経過してアドレス変化検出信号ATDが“L”レベルになると、スイッチングトランジスタ13のゲートに印加される電圧レベルが“H”レベルとなるので、スイッチングトランジスタ13がオン動作する。これにより、制御入力バッファ11の出力がラッチ回路16に伝達されてラッチされ、出力バッファ・コントロール信号OEBが“L”レベルとなり、出力バッファ6がイネーブル状態となる。
【0046】
また、図2のタイミングチャートから明らかなように、出力バッファ・コントロール信号OEBが“L”レベルである場合には、スイッチングトランジスタ13はオン動作している。このような状態において、制御信号入力端子/OE_pinから入力される出力制御信号/OEの論理レベルが“H”となると、スイッチングトランジスタ13がオン状態であるので、出力バッファ・コントロール信号OEBが瞬時に“H”レベルとなって出力バッファ6がディセーブル状態(機能抑止状態)となるので、オフ状態への遷移には遅延することなく瞬時に対応することができる。
【0047】
なお、前述した実施の形態においては、ノア回路9の他方の入力端子に供給する信号OEとして、出力バッファ・コントロール信号OEBをインバータ102で反転した信号を供給するようにした例を示したが、ラッチ回路16の入力点に入力される信号OEを供給するようにしてもよい。この場合は、インバータ102を省略することができる。
【0048】
次に、本発明の出力信号制御回路の第2の実施の形態について説明する。
図3は、第2の実施の形態を示す出力信号制御回路の構成を示すブロック図である。なお、図3において、図1、図10と同じ構成部分については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0049】
本実施の形態では、制御入力バッファ11と出力バッファ6との間に、論理和手段301を構成するノア回路17及びインバータ18を介設し、ノア回路17の一方の入力端子には制御入力バッファ11の出力を供給している。また、ノア回路17の他方の入力端子にはインバータ20及び21よりなり、制御入力ラッチ手段を構成するラッチ回路22の出力を供給している。
【0050】
前記ラッチ回路22の一側は第2のスイッチング手段を構成するスイッチングトランジスタ19を介して接地されており、このスイッチングトランジスタ19のゲートにセンス・データ取り込み信号LTが供給されている。
【0051】
また、ラッチ回路22の他側は、第3のスイッチング手段を構成するスイッチングトランジスタ23を介して接地されており、スイッチングトランジスタ23のゲートにアドレス変化検出信号ATDが供給されている。前記ノア回路17、インバータ18、ラッチ回路22、スイッチングトランジスタ19及びスイッチングトランジスタ23により、遅延手段300が構成されている。
【0052】
このような構成により、本実施の形態の出力信号制御回路においては、図4のタイミングチャートに示すように、アドレスが変化してアドレス変化検出信号ATDが“H”レベルになるとラッチ回路22は他側が接地されることにより“H”レベルを保持する。これにより、出力バッファ・コントロール信号OEBは“H”レベルとなり、出力バッファ6は強制的にディセーブル状態となる。その後、センスアンプ1によるセンス動作が終了し、アドレス変化検出信号ATDが“L”レベルとなって、センス・データ取り込み信号LTが“H”レベルになると、ラッチ回路22の保持レベルが“L”レベルとなることにより、制御入力バッファ11の出力が出力バッファ6に送られるようになる。
【0053】
したがって、この出力信号制御回路の第2の実施の形態の場合でも、アドレス変化検出信号ATDが“H”レベルとなってセンスアンプ1がデータ・センス中に出力制御信号/OEが“L”レベルになっても、出力バッファ6の出力信号OUTが反転することが良好に防止され、出力ノイズの発生を抑制することができる。
【0054】
図3の第2の実施の形態では、使用態様によっては、次のような誤動作が起こる可能性がある。
すなわち、図4のタイミングチャートにおいて、出力信号OUTが出力された後に、アドレス変化検出信号ATDに、図4にNZで示したような何らかのノイズが乗った場合、スイッチングトランジスタ23がオンするから、ラッチ回路22のラッチ信号が反転し、ノア回路17の他方の入力端子(下側の入力端子)には、ラッチ回路22にラッチされた“H”レベルの信号が入力する。
【0055】
すると、出力バッファ・コントロール信号OEBが“H”レベルとなり、出力バッファ6はディセーブル状態(不活性状態)となり、出力信号OUTは不定となってしまう。特に、出力信号OUTが出力された直後にアドレス変化検出信号ATDにノイズが乗ると、外部機器が出力信号OUTを読めなくなってしまうという不都合が生じる。
【0056】
このような不都合を改善した第3の実施の形態を図5に示す。
図5に示した回路では、前記図3の第3のスイッチング手段であるスイッチングトランジスタ23と接地との間に、前記出力バッファ6がイネーブル状態(活性状態)にある間オフ動作するスイッチングトランジスタ(第4のスイッチング手段)24を設けている。これにより、出力バッファ・コントロール信号OEBが“L”レベルである限り、スイッチングトランジスタ24はオフしているから、アドレス変化検出信号ATDにノイズが乗っても、ラッチ回路22のラッチ信号が反転することはない。つまり、出力バッファ・コントロール信号OEBが“L”レベルで、出力バッファ6がイネーブル状態にあるときに、アドレス変化検出信号ATDにノイズNZが乗っても、出力バッファ6がディセーブル状態に陥いることはなくなり、前述した不都合が発生するのを有効に防止することができる。
【0057】
図6は、図1、図3または図5に示した出力信号制御回路50を適用した半導体記憶装置の要部構成を示すブロック図である。図から明らかなように、この半導体記憶装置は、出力信号制御回路50、アドレスバッファ51、Xデコーダ52、Yデコーダ53、メモリセルアレイ54、アドレスチェンジ検出回路55等により構成されている。また、前記出力信号制御回路50には、制御信号入力端子/OE_pin(図示せず)から外部入力の出力制御信号/OEが入力されるようになされている。
【0058】
このような構成により、外部から読み出しアドレスADが入力されると、それがアドレスバッファ51を介してXデコーダ52及びYデコーダ53に与えられるとともに、アドレスチェンジ検出回路55に与えられる。そして、前記Xデコーダ52及びYデコーダ53によって復号され、入力されたアドレスADに基いてメモリセルアレイ54中の特定のセルが順次選択される。
【0059】
そして、前記選択されたセルに格納されているデータDQがビットラインbit_lineに読み出され、センスアンプ1によって増幅されてデータ検出が行われる。
【0060】
一方、アドレスADが変化すると、アドレスチェンジ検出回路55によりセンス・データ取り込み信号LT、アドレス変化検出信号ATD及びセンスアンプ動作信号PDが生成されて出力信号制御回路50に供給される。これらの信号により、出力信号制御回路50は前述したような出力信号制御を行って、センスアンプ1がデータ・センスを行っているときに電源電圧が変動して出力ノイズが発生するのを確実に防止している。
【0061】
前述したようにして、外部入力の出力制御信号/OEを遅延させるので、本実施の形態の半導体記憶装置においては、センスアンプ1がデータ・センスを行っているときには出力バッファ6から出力される出力信号OUTのレベルが変動しないようにすることができる。したがって、センスアンプ1がデータ・センスを行っているときに、電源電位の変動による出力ノイズによりセンスアンプ1の誤動作等が発生し、誤ったデータが出力されてしまうのを確実に防止することができる。
【0062】
次に、図7のブロック図を参照しながら本発明の出力信号制御回路の第4の実施の形態を説明する。
本実施の形態の場合には、フラッシュメモリにおいてセンスアンプ1がデータ・センス中に、ポーリング・データとリード・データとの切り換えが行われて出力信号OUTが変化することを禁止するようにしている。なお、図7は図12の出力信号制御回路に本発明を適用したものであり、図12と同一の構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0063】
本実施の形態においては、ポーリング・データとリード・データとの切り換えを行うための動作切り替え信号POLLをトランジスタ68のゲートに伝達する回路中にインバータ64、スイッチングトランジスタ63、インバータ65及び66よりなるラッチ回路67を設けている。また、トランジスタ68のゲートとトランジスタ70のゲートとの間にインバータ69を介設している。
【0064】
また、前記スイッチングトランジスタ63のゲートには、インバータ62を接続し、さらに、このインバータ62にノア回路61を接続している。前記ノア回路61の一方の入力端子にはインバータ60を介してアドレス変化検出信号ATDを入力し、他方の入力端子には、インバータ69から出力され、トランジスタ70へ入力されている信号POLLBを入力している。前述したインバータ60〜ラッチ回路67によって、遅延手段600が構成されている。
【0065】
このような構成により、本実施の形態の出力信号制御回路においては、図8のタイミングチャートに示すように、フラッシュメモリにおける書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作のサスペンド・リードにおいて、ポーリング・データとリード・データとの切替え信号POLLに対して、アドレスAddressが変化してから所定の時間が経過していない間、すなわち、センスアンプ1におけるリード・データのセンス中(アドレス変化検出信号ATDの“H”レベルの期間)には、動作切り替え信号POLLが“L”レベルになっても、信号POLLBはアドレス変化検出信号ATDが“L”レベルになるまで遅延させられるので、ポーリング・データからリード・データへの切り替わりを禁止することができる。
【0066】
すなわち、本実施の形態においては、アドレス変化検出信号ATDの“H”レベルの期間では、ゲートに印加される電圧が“L”レベルなのでスイッチングトランジスタ63がオフとなっているので切替え信号POLLは伝達されず、アドレス変化検出信号ATDの“L”レベルの期間では、ゲートに印加される電圧が“H”レベルなのでスイッチングトランジスタ63がオンしていて切替え信号POLLは伝達される。これにより、センスアンプ1により行われるデータ・センス中に切替え信号POLLが“L”レベルになっても、ポーリング・データとリード・データとの切替えが行われて出力信号OUTが変化し、それによって生じる出力ノイズの影響で誤ったデータをラッチしてしまう不都合を確実に防止することができる。
【0067】
図9は、図7に示した出力信号制御回路88を適用したフラッシュメモリの概略構成を示すブロック図である。図9に示すように、このフラッシュメモリには、コマンドレジスタを有する制御回路80、アドレスチェンジ検出回路81、アドレスラッチ回路82、Yデコーダ83、Xデコーダ84、イネーブル論理回路85、メモリセルアレイ86、Yゲート回路87、出力信号制御回路88等が設けられている。
【0068】
そして、前記制御回路80は、フラッシュメモリにおける書き込みまたは消去動作を制御するものであり、リセット信号RESET、ライトイネーブル信号WE、チップイネーブル信号CE等が入力され、ストローブ信号STB、動作切り替え信号POLL及びポーリング・データpolling_data等が出力される。なお、制御回路8は、データの書き込み及び消去の自動アルゴリズムのプログラムに基づき、メモリセルアレイ86へのデータの書き込み及び消去動作の制御を行う。
【0069】
アドレスチェンジ検出回路81にはアドレスADが入力される。アドレスチェンジ検出回路81は入力されたアドレスADの変化を検出して、センスアンプ動作信号PD、アドレス変化検出信号ATD及びセンス・データ取り込み信号LT等を生成して出力する。
【0070】
アドレスラッチ回路82は、入力されたアドレスADをラッチして、ストローブ信号STBに応じてアドレスADをYデコーダ83及びXデコーダ84に出力する。
【0071】
イネーブル論理回路85には、チップイネーブル信号CE及び出力制御信号OEが入力されており、これらの信号に基いて出力バッファ・コントロール信号OEBを生成して出力制御回路88に出力するとともに、イネーブル信号をYデコーダ83に出力して、これらの回路をイネーブル状態とする。
【0072】
メモリセルアレイ86においては、Xデコーダ84によってX方向の1つのワードラインに接続された複数のセルが選択され、これらのセルの出力の1つがYデコーダ83により選択されたYゲート回路87によって順次ゲートされることにより、選択されたセルに格納されているデータDQがビットラインbit_line上に読みだされ、出力制御回路88において前述したようなセンス動作が行われる。
【0073】
前述の実施の形態によれば、フラッシュメモリにおいてブロック(セクター)イレーズを行っている最中に、イレーズを行わないセクターを読みに行く動作への切替え、すなわち、ポーリング・データからリード・データへの出力切替えは、センスアンプ1がデータ・センスを行っている間は禁止される。これにより、動作切り替え信号POLLが立ち下がるタイミングによっては誤ったデータをセンスしてしまうことによる誤動作を有効に防止することができる。
【0074】
なお、前述した実施の形態においては、外部入力の出力制御信号/OEに対する遅延制御、及び動作切り替え信号POLLに対する遅延制御を別々に適用した例を示したが、これらの制御を両方共一つの半導体記憶装置に適用するようにしてもよい。
【0075】
なお、本発明はDRAM、フラッシュメモリその他の各種の半導体記憶装置に適用することができる。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、アドレスが切り替えられてからセンスアンプによるデータ・センス動作が終了するまでの期間は、出力バッファを動作状態にする出力制御信号が外部から入力されても、前記出力バッファを非動作状態にしておくことができ、センスアンプがデータ・センスを行っているときに出力バッファがイネーブル状態となることにより出力信号の論理レベルが変化するのを確実に防止することができる。これにより、センスアンプのセンス中に電源電圧が変動することによる出力ノイズが前記センスアンプのデータ・センス中に発生し、前記センスアンプが誤動作等により誤データをセンスしてしまい、それがデータラッチ回路にラッチされてしまう不都合を根本的に防止することができる。
【0077】
また、本発明の他の特徴によれば、書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時におけるポーリング信号に基づくデータの切り替えを、センスアンプによるデータ・センス動作が終了するまで遅延させるようにしたので、センスアンプがデータ・センスを行っている間は、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを禁止することができ、自動アルゴリズム動作中に行われる出力切り替えに起因する誤動作を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】出力信号制御回路の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の出力信号制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図3】出力信号制御回路の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態の出力信号制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図5】出力信号制御回路の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図6】半導体記憶装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】出力信号制御回路の第4の実施の形態を示すブロック図である。
【図8】第4の実施の形態の出力信号制御回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【図9】半導体記憶装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図10】出力信号制御回路の第1の従来例を示すブロック図である。
【図11】第1の従来例の出力信号制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図12】出力信号制御回路の第2の従来例を示すブロック図である。
【図13】第2の従来例の出力信号制御回路の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 センスアンプ
2 スイッチングトランジスタ
3 インバータ
4 インバータ
5 ラッチ回路
6 出力バッファ
7 CMOSインバータ
8 インバータ
9 ノア回路
10 インバータ
11 制御入力バッファ
12 インバータ
13 スイッチングトランジスタ
14 インバータ
15 インバータ
16 ラッチ回路
ATD アドレス変化検出信号
OEB 出力バッファ・コントロール信号
LT センス・データ取り込み信号
PD センスアンプ動作信号
DATA センス・データ
OUT 出力信号
/OE_pin 制御信号入力端子
Claims (4)
- 書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時に、ポーリング信号によりポーリング・データとリード・データとを選択的に切り替えて出力バッファを介して出力するようにした不揮発性半導体記憶装置であって、
前記自動アルゴリズムで動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより前記出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプがデータのセンス動作を行っている間は該センス動作期間を制御する信号により前記ポーリング信号の伝達を抑止し、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを遅延させるようにする遅延手段を設けたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - アドレス指定されたメモリセルのデータをセンスアンプで検出し、検出されたデータを出力バッファを介して出力するとともに、前記出力バッファの動作を出力制御信号により制御するようにした半導体記憶装置であって、
外部から入力されるアドレスの変化を検出するとともに、アドレスの変化を検出してからセンスアンプによるデータ・センス動作が終了するまで、出力するアドレス変化検出信号を活性化するアドレス変化検出手段と、
前記出力制御信号により前記出力バッファが動作するのを、前記データ・センス動作が終了する時点まで前記アドレス検出信号により遅延させる遅延手段とを設け、
前記遅延手段は、制御入力ラッチ手段と、この制御入力ラッチ手段の一端に接続され、前記データ・センス動作が終了する時点でオン動作する第2のスイッチング手段と、前記制御入力ラッチ手段の他端に接続され、前記センスアンプのセンス期間においてオン動作する第3のスイッチング手段と、前記第3のスイッチング手段と接地との間に接続され、前記出力バッファがイネーブル状態にある間オフ動作する第4のスイッチング手段と、前記制御入力ラッチ手段の前記一端の出力と前記出力制御信号とが入力されその出力が前記出力バッファに与えられる論理和手段とを備えていることを特徴とする半導体記憶装置。 - 書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時に、ポーリング信号によりポーリング・データとリード・データとを選択的に切り替えて出力バッファを介して出力するようにした不揮発性半導体記憶装置における出力信号の制御方法であって、
前記自動アルゴリズムで動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより前記出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプがデータのセンス動作を行っている間は該センス動作期間を制御する信号により前記ポーリング信号の伝達を抑止し、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを遅延させることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置における出力信号の制御方法。 - 不揮発性半導体記憶装置の書き込みまたは消去の自動アルゴリズム動作時に、ポーリング信号によりポーリング・データとリード・データとを選択的に切り替えて出力バッファを介して出力する出力信号制御回路であって、
前記自動アルゴリズムで動作中に行われるサスペンド・リードで、或るブロックから他のブロックへのアドレス切り替えにより前記出力バッファに送るデータをポーリング・データからリード・データに切り替える際に、センスアンプがデータのセンス動作を行っている間は該センス動作期間を制御する信号により前記ポーリング信号の伝達を抑止し、ポーリング・データからリード・データへの切り替えを遅延させる遅延手段を設けたことを特徴とする出力信号制御回路。
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