JP3759314B2 - オフ・チップ・ドライバ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集積回路用支持回路および、もっと特定すれば低減された出力キャパシタンスを有するオフ・チップ・ドライバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
メモリチップのような集積回路(IC)の設計において、データ情報をメモリから外部環境に転送するためにオフ・チップ・ドライバ(off chip driver=OCD)が使用される。OCDは一般に、複数のトランジスタを有している。これらトランジスタは、チップの内部データ信号を出来るだけ迅速に外部のシステム環境に対してドライブするように構成されているn型電界効果トランジスタ(n型FET)およびp型電界効果トランジスタ(p型FET)を含んでいる。
【0003】
リードフレーム・インダクタンスによって引き起こされるリンギングを低減するというような、ノイズ特性の改善のために、OCDは普通、多段構成になっている。例えば、2段のOCDにおいて、第2段の出力を第1段における出力に関して所定の遅延だけ遅延することができる。
【0004】
デバイスの小型化に対する尽きない要求の結果、フィーチャ・サイズ(feature size)はますます小さくなっている。例えば、電流n型FETのゲート長は約0.25ミクロン(μm)である。しかしこのような長さの場合、ホットキャリア崩壊(hot carrier degradation)を起こし易い。これは、ゲートのスイッチング期間に高ドレイン・ソース間電圧がかかっているときに生じる(最も不都合な場合の状態:ゲート電圧=1/2ドレイン・ソース間電圧)。
【0005】
高いドレイン・ソース間電圧の結果としてのホットキャリア崩壊を低減するまたは防止するために、第1のn型FETトランジスタは第2のn型FETトランジスタに直接積層(スタック)または配置されている。第1またはスタックn型FETのゲートは、VDDに接続されており、これによりVtの電圧降下が生じる(ここでVtはスタックn−FETのゲートしきい値電圧である)。基板効果のために、この電圧降下は実際にはもっと大きい。スタックn型FETによって生じる電圧降下は、第2のFETのドレイン・ソース間電圧をスイッチング期間に、ホットキャリア崩壊を低減または防止するために十分に低減する。
【0006】
このようなスタック構造はホットキャリア崩壊を効果的に低減するが、結果的に比較的高い出力キャパシタンスが生じることになる。それは、トランジスタのスタックにより有効ゲート長が2倍になるからであり、このためにパフォーマンスのためには、トランジスタを拡張する必要が生じる。出力キャパシタンスのこのような増加が所定の限界値を越える可能性がある。例えば、スタック構造のない従来のOCDでは出力キャパシタンスは典型的には約4.5〜5pFである。スタック構造と組み合わせたとき、総キャパシタンスは、約7pFである所定の最大許容値に近付くかまたはそれを上回る。それは、スタック化がトランジスタ長を事実上2倍にするからであり、同じパフォーマンスを実現するためには幅を2倍にする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、パフォーマンスを犠牲にする必要なく低い出力キャパシタンスを有するOCDを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、少なくとも第1段を備え、該第1段は第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを有しており、該段は、第1のトランジスタのゲートに接続されている第1の入力側と第2のトランジスタのゲートに接続されている第2の入力側とを有しており、かつホットキャリア縮退を低減するためにスイッチング期間に前記第2のトランジスタのソース・ドレイン間電圧を低減するために、前記第2のトランジスタに接続されているスタックトランジスタを備え、該スタックトランジスタは制御信号によって制御され、この場合該制御信号は前記第2のトランジスタのスイッチングの前に、該スタックトランジスタをスイッチオンするようにしたことによって解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施例によれば、このオフチップドライバは少なくとも第1段を含んでおり、該段は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを有している。この段は、第1のトランジスタのゲートに接続されている第1の入力側および第2のトランジスタのゲートに接続されている第2の入力側を有している。第2のトランジスタのスイッチング期間のホットキャリア縮退を低減するためのスタックトランジスタが設けられている。第2のトランジスタがスイッチオンされる前に、スタックトランジスタをスイッチオンするために制御信号が生成される。これにより、オフチップドライバの出力キャパシタンスが低減される。
【0010】
本発明の別の実施例において、ブリーダ回路が設けられている。これは、スイッチング期間のスタックトランジスタのソース・ドレイン間電圧を、ホットキャリア縮退を引き起こす電圧より下に低減するための電圧レベルを有するノードをスタックトランジスタと第2のトランジスタとの間に形成するために使用されるものである。
【0011】
【実施例】
次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
本発明は、低出力キャパシタンスを有する高パフォーマンスOCDに関する。1つの実施例において、低出力キャパシタンスはOCDパフォーマンスを犠牲にすることなく実現されている。OCDは、例えば、ダイナミックRAM(DRAM)、スタチックRAM(SRAM)および同期DRAM(SDRAM)のようなランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでいるメモリチップに実現されている。OCDを使用している別のICはCMOS用途特定(ASIC)またはロジックデバイスを含んでいる。本発明の理解を容易にするために、従来のOCDについて説明する。
【0013】
図1を参照するに、メモリチップに使用されているような従来のOCD101が示されている。図示されているように、OCDは第1および第2の段110および150を有している。第1の段は、ドレインがn型FET125および130に直列に接続されているp−FET120を有している。p型FET120のソースは、動作電圧(VDD)に接続されておりかつn型FET130のソースは、アース(GND)に接続されている。p型FETのゲートは入力信号Bに応答しかつn型FET130のゲートは入力信号Aに応答する。n型FET125は、ゲートが例えば、VDDに接続されているスタックn型FETである。典型的には、この種のメモリ装置の状態に対して、VDDは約3.3Vでありかつゲートしきい値電圧Vtは約0.7Vである。従って、n型FETトランジスタは常に、それを流れる電流によってスイッチオンされ、その結果該トランジスタに約Vtの電圧降下が生じる。基板効果のために、電圧降下はVtより大きい。この結果、ノードZは、VDD−Vtまたは2.3Vより低い電圧を有することになる。トランジスタ130に対するホットキャリア縮退を回避するために、電圧を3.3Vから2.3V以下に低減することで十分である。
【0014】
第1段と類似している第2段は、n型FET165および170に直列に接続されているp型FET160を有している。p型FET160は第1段のp型FET120のソースと一緒に共通にVDDに接続されている。n型FET170のソースは第1段のn型FET130のソースと一緒に共通にGNDに接続されている。第1および第2段の出力側は、OCDの出力(OUT)を発生するために共通に接続されている。n型FET165はVDDに接続されており、トランジスタがスイッチオンされるとそこにVtの電圧降下が生じるようになっている。結果として、n型FET170のドレイン・ソース間電圧は、ホットキャリア縮退を防止または低減するために、Vtだけ低下することになる。
【0015】
入力AおよびBもそれぞれ、トランジスタ170および160のゲートに供給されるようになっている。しかし、これら入力は遅延回路165,185によって遅延される。遅延回路は、第2段の出力をdだけ遅延する。この遅延によって、OCDの出力電流変化(dI/dt)を低減し、これによりノイズ特性が改善される。
【0016】
OCDの出力は、端子AおよびBにおける入力の値(入力AおよびB)に依存している。例えば、AおよびBがローのとき、出力は約VDDに等しい。AおよびBが両方ハイのとき、OCDの出力は大体GNDに等しい。入力AがローでありかつBがハイであるとき、出力はトライステートである(即ち、VDDおよびGND両方から切り離されている)。
【0017】
通例、OCDには高度なパフォーマンス要求が課される。例えば、OCDは、特定タイミング制約条件内で比較的高い出力負荷(≒100pF)をドライブするために高い出力電流を生成することが要求される。この種のパフォーマンス要求を実現するために、結果的に低抵抗および高電流になる十分な幅の装置が使用される。OCDの別の要求は、出力キャパシタンスをある特定の限界内に維持することである。出力キャパシタンスは装置の幅によって影響を受ける。殊に、装置の幅が広くなるに従って、キャパシタンスはますます高い。2つの設計パラメータ(低い出力キャパシタンスに対するパフォーマンス)は、OCDの設計におけるポテンシャルコンフリクトを引き起こす可能性がある。例えば、ホットキャリア崩壊を低減することによって装置の信頼性を改良する結果となるn型FETのスタックにより装置のゲート長は2倍になる。他方においてこれにより、同じパフォーマンスを実現するためには、出力抵抗を低減するために広い装置が必要になる。装置が広くなれば、出力キャパシタンスは大きくなる。常にオン状態であるスタックn型FETのゲート電極も、OCD出力キャパシタンスに加わる。上述したように、この合計OCD出力キャパシタンスは、ある時点では特定の限界値を上回るかまたはそれに接近し、パフォーマンスに不都合に影響する。
【0018】
本発明によれば、低減された出力キャパシタンスを有するOCDが提供される。低減された出力キャパシタンスは、速度およびホットキャリア崩壊に対する防護を犠牲にすることなしに実現される。本発明は、スタックn型FETをクロック制御することによって低減された出力キャパシタンスを実現するものである。
【0019】
図2には、OCD201の実施例が略示されている。図示のように、OCD201は並列に接続されている第1の段210および第2の段250を有している。第1の段は直列に配置構成されているトランジスタ220,225および230を有している。同様に、第2の段は直列に配置構成されているトランジスタ260,265および270を有している。トランジスタ220および260は、例えば約3.3VであるVDDに共通に結合されているソースを有している。トランジスタ230および270はGNDに接続されている。トランジスタ235および265は、トランジスタ230および270に対する装置劣化保護を行うためにスタックされている。第1の段の出力側286および第2の段の出力側287はそれぞれ、OCDの出力側280を形成するために一緒に結合されている。図示のように、トランジスタ220および260はp型FETでありかつトランジスタ225,230,265および270はn型FETである。
【0020】
例えば、メモリチップにおけるデータ制御信号である入力AおよびBがOCDに供給されるようになっている。入力側B(信号Bが供給される入力端)はトランジスタ220および260のゲートに接続されており、一方入力側A(信号Aが供給される入力端)はトランジスタ230および270のゲートに接続されている。遅延回路285aおよび285bは第2の段に対する入力信号を第1の段に関して遅延するものであり、これにより入力AおよびBに関してOCDの出力は遅延される。遅延度dは、リードフレームインダクタンスと関連した高いdI/dtのためのノイズの結果としてのトランジスタスイッチングによって引き起こされるリンギングを低減するかまたは取り除くために十分な長さである。
【0021】
スタックトランジスタ225および265のゲートは制御信号Cによってゲート制御される。n型FET230および270をホットキャリア崩壊から保護するスタックトランジスタは、n型FET230および270のスイッチオンの前に制御信号Cによってスイッチオンされる。1つの実施例において、制御信号Cはトランジスタ230および270を制御するのと同じ信号である。図示されているように、入力信号Aは、スタックトランジスタおよびn型FET230および270の両方を制御するために使用される。任意選択的に、抵抗性を低減することによって、OCDパフォーマンスに対する不都合な衝撃を低減するように、スタックトランジスタをオーバドライブするためにレベルシフタ237が設けられている。1つの実施例において、レベルシフタは、OCDゲートを約VDDに等しいレベルに活性化するために使用される。
【0022】
スタックトランジスタがn型FET230および270の前にスイッチオンされるのを保証するために、トランジスタ230に対する信号Aを遅延するための遅延回路240が設けられている。1つの実施例において、遅延回路240は直列接続された2つのインバータを有している。この種の遅延回路は、トランジスタ230の前にスタックトランジスタ225がスイッチオンされることを保証するのに十分である。バッファまたはバッファの直列接続または遅延キャパシタンスを備えた付加的なインバータのような別の遅延回路も使用可能である。しかし、遅延回路240はOCDの出力に遅延を発生させて、そのパフォーマンスに影響を及ぼすことを指摘しておく。
【0023】
択一的な実施例において、第2または出力段のスタックトランジスタは制御信号Cによってゲート制御される。制御信号は例えば、n型FETトランジスタ230および270をスイッチオンする信号と同じ信号である。第1の段のスタックトランジスタは、例えばVDDに接続されていることでいつでもスイッチオンされている。第2段トランジスタ270は遅延回路dによって遅延されるので、スタックトランジスタをトランジスタ270の前にスイッチオンすることを保証するために付加的な遅延回路は必要はない。出力スタックキャパシタのゲート制御によって、OCDの動作に遅延は引き起こされない。出力キャパシタンスの低減は、出力スタックトランジスタだけがゲート制御されているときにまさに行われる。
【0024】
n型FETを保護するスタックトランジスタをn型FETの前にスイッチオンするためにゲート制御することによって、スタックトランジスタのスタックゲートキャパシタンスおよび付加的な拡散キャパシタンスは、OCDの出力に対して作用せず、これによりOCDの総出力キャパシタンスは低減される。結果として、良好なパフォーマンス特性を有する信頼できるOCDが実現される。
【0025】
図3には、本発明の別の実施例が示されている。図示の通り、OCD301は図2に示されたOCDと類似している。OCD301は有利には、スタックトランジスタ325および365並びにn型FET330および370をゲート制御するために、ENBL信号を使用する。ENBL信号は、DRAMまたはSDRAMのようなメモリチップを制御する外部信号である。ENBL信号は、メモリチップの出力を、それが活性および不活性であるときその都度イネーブル化およびディスネーブル化するための汎用信号である。
【0026】
通例、ENBL信号は、その他の信号と一緒に存在するメモリチップ論理回路390に供給される。論理回路は出力Aを発生し、これによりトランジスタ330および370が制御される。ENBL信号を使用してスタックトランジスタをゲート制御することによって、図2の遅延回路240を省略することができる。それは、論理回路390が申し分ない遅延を発生して、データがドライブされる前、即ちトランジスタ330および370のスイッチオンの前にスタックトランジスタがスイッチオンされるようになるからである。従って、OCDパフォーマンスは不都合な作用を受けない。
【0027】
図4には、OCD401の更に別の実施例が示されている。これは図3のOCD301に類似している。図示のように、ブリーダ回路490が設けられている。スイッチオンされているとき、ブリーダ回路はノードzを電圧レベルxに接続する。従って、ノードzにおける電圧はx−Vtにほぼ等しく、ここでVtは、スタックデバイスおよび保護されたn型FETがスイッチオフされているときの、スタックトランジスタのゲートしきい値である。電圧レベルxは、ホットキャリア崩壊を低減するまたは防止するようにソース・ドレイン電圧を低減するのに十分である。1つの実施例において、xはほぼ、2.5Vに等しい。
【0028】
ノードzを電圧xに選択的に接続することによって、ブリーダ回路はホットキャリア崩壊に対して付加的な保護を行う。例えば、ノードzが不定である状態(即ち、それがVDDおよびGNDから切り離されているとき)は、制御信号Cおよび信号Aの両方がローであって、スタックトランジスタ425およびn型FET430をスイッチオフしているとき、起こりうる。この状況において、ノードzはGNDに等しいことになる。結果として、n型FET425は最も不都合な場合にはそれがスイッチオンされているときはソース・ドレイン電圧をとることになる。ブリーダ回路は、ノードzがx−Vtにほぼ等しい電圧に留まるように保証するものである。従って、n型FET425には、約VDD−(x−Vt)のソース・ドレイン電圧が生じるにすぎず、この電圧はホットキャリア崩壊を引き起こすに十分ではない。
【0029】
1つの実施例において、ブリーダ回路490はインバータ492を有しており、その入力側には制御信号が加わるようになっている。このインバータは、ブリーダ回路を活性化または非活性化するスイッチとして動作する。ブリーダ回路はスタックトランジスタがスイッチオフされているときスイッチオンされておりまたはその逆である。インバータ492の出力側はトランジスタ495のゲートに接続されている。トランジスタ495のドレインはノードzに接続されておりかつソースは電圧レベルXに接続されている。ブリーダ回路がスイッチオンされかつトランジスタ430がスイッチオフされているとき、ノードzはx−Vtにほぼ等しい電圧を有している。
【0030】
本発明を図示の種々の実施例を参照して個々に説明してきたが、当業者であれば本発明の思想およびその範囲を逸脱しなければ上に述べてきたことの変形および変更が本発明にとって可能であることは自明のことである。単に例を挙げただけで、トランジスタのスタック技術を使用するいずれのOCD設計も有用である。このようなOCD設計には、ワン・ベースド・オン・モア・コンプレックス・アプローチ(例えばセフル・クランプダイオード構成)または単段または多段が含まれている。それ故に本発明の範囲は上述の説明に関して規定されるものではなく、特許請求の範囲およびそれと等価な範囲全体に関連してのみ規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタック保護を備えた従来のOCDの概略図である。
【図2】本発明の1実施例の概略図である。
【図3】本発明の別の実施例の概略図である。
【図4】本発明の更に別の実施例の概略図である。
【符号の説明】
130,170,230,270,330,370,430 n型FET、 120,160,220,260,320,360 p型FET、 101〜401 OCD、 125,165,225,265,325,365,425 スタックトランジスタ、185,240,285a,285b 遅延回路、 237 レベルシフタ、 390 論理回路、 490 ブリーダ回路、 A,B入力信号、 C 制御信号
Claims (1)
- 少なくとも第1段を備え、該第1段は第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを有しており、該段は、第1のトランジスタのゲートに接続されている第1の入力側と第2のトランジスタのゲートに接続されている第2の入力側とを有しており、
ホットキャリア崩壊を低減するためにスイッチング期間に前記第2のトランジスタのソースドレイン間電圧を低減するために、前記第2のトランジスタに接続されているスタックトランジスタを備え、該スタックトランジスタは制御信号によって制御され、この場合該制御信号は前記第2のトランジスタのスイッチングの前に、該スタックトランジスタをスイッチオンする
ことを特徴とするオフ・チップ・ドライバ。
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