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JP3758412B2 - 光記憶装置とフォーカスサーボ制御方法 - Google Patents

光記憶装置とフォーカスサーボ制御方法 Download PDF

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JP3758412B2
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    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08511Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光を用いて情報の記録又は再生又は光記憶媒体の製造過程における各種処理を行う光記憶装置とそのフォーカスサーボ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学的記録媒体の1つとして、光磁気ディスクに代表される光磁気記録媒体がある。光磁気ディスクは、基板と、基板上に形成された磁性体からなる記録層とを有し、光による加熱と磁界の変化を利用して情報を記録する。また、光磁気ディスクから情報を再生する際には、磁気光学効果を利用する。
【0003】
このような光磁気ディスクには、データを記録/再生するためのデータトラックが設けられている。一般には、媒体の基板上にはグルーブ(トラッキング案内溝)が螺旋状に設けられており、このグルーブとグルーブに挟まれたランドと呼ばれる部分がデータ記録再生トラックとなる。
【0004】
このように、記録媒体の記録面に対して記録/再生を行う為には、LD(レーザダイオード)光を対物レンズを通して、記録面に集光し、その集光状態を保持し、常にジャストフォーカス(合焦点)状態に保つ必要がある。この制御をフォーカスサーボと呼ぶ。フォーカスサーボがかかっていない状態から、フォーカスサーボがかかった状態にする動作、即ちフォーカスサーボ引込みの一連の動作をフォーカスエントリーと呼ぶ。
【0005】
また、前述のデータトラック(ランド)にデータを記録し、そのデータを再生するためには、ジャストフォーカス状態のLDビームをデータトラックに追従させる必要がある。この追従制御をトラックサーボと呼ぶ。
【0006】
媒体面からのLDの反射光をサーボ用ディテクタにあてて、そのディテクタからの信号を加工することにより、FES(フォーカスエラー信号)、TES(トラックエラー信号) を得ることが出来る。このFESはLDビームの媒体面でのフォーカス状態を示す。即ち、媒体面と焦点とのずれを電圧として示している。
【0007】
但し、媒体面に対して焦点のズレが大きいと、FESはサーボ中心の電圧に漸近していく。このFESの挙動を「FESのS字」と呼ぶ。
【0008】
例えば、図1のように、対物レンズを媒体にかなり近い位置(ニア)から、かなり遠い位置(ファー)まで移動させると、FES電圧は、サーボ中心電圧近傍から、片側に変位し、あるレベルから急峻にサーボ中心電圧に近づき、通り越し、反対側に変位し、そしてまたサーボ中心側に変位して、漸近する。
【0009】
また、フォーカスサーボがかかった状態で、LDビームがデータトラックを横切ると、TESは、それに合わせて、サイン波(正弦波)状の変化を示す。TESのこのサイン波(正弦波)の1周期が、データトラック1本分をLDビームが移動したことに対応する。通常の記録再生状態では、LDビームは、データトラックに追従している、即ちトラックサーボがかかっているため、TESは、サーボ中心付近の電圧を示す。
【0010】
LDビームが媒体面上で常にジャストフォーカス状態、即ちフォーカスサーボがかかった状態にあって、トラックサーボがかかっていない状態で、媒体が回転していれば、媒体の偏心の存在によりLDビームがデータトラックを横切ることとなり、サイン波(正弦波)状のTESが観測される。ここで媒体の偏心とは、媒体を保持(チャッキング)し、回転させるスピンドルモータの回転中心と、媒体上の螺旋状データトラックの螺旋(円)仮想中心とのずれのことを言う。
【0011】
このずれ(偏心)が存在するために、媒体を回転させた時、固定したLDビームから見るとあたかもデータトラックが媒体半径方向に移動しているように見える。
【0012】
TESから見れば、LDビームがデータトラックを横切っていることになる。このように、媒体のデータトラックが存在する領域で、フォーカスサーボがかかった状態にし、トラックサーボがかかっていない状態であれば、偏心の存在によってTESはサイン波(正弦波)状の動きをする。
【0013】
但し、TESのサイン波(正弦波)状の動きは、LDビームがデータトラックを横切るためで、媒体上にデータトラック(ランド・グルーブ)が存在しなければ、このようなサイン波(正弦波)とはならない。通常、媒体の最内周と最外周の部分は、データトラック(ランド・グルーブ)が存在しない環状の領域が存在し、ここを鏡面部と呼ぶ。
【0014】
さて、フォーカスエントリーを行う際に、対物レンズを上下動させ、FESがサーボ中心の電圧を横切る点で、ジャストフォーカス(媒体記録面に合焦)状態であることが分かるが、この状態で、フォーカスサーボの制御ループを閉じることにより、フォーカスサーボをかけることが出来る。
【0015】
フォーカスエントリーを行った際に、即ち、フォーカスサーボの制御ループを閉じた際に、媒体の面ぶれ状態、対物レンズの移動速度等の不安定要素により、フォーカスサーボがかかり続けることが出来ずに、フォーカスサーボが外れる場合が発生する。
【0016】
フォーカスサーボとは、LDビームの焦点を媒体面上に保持しようとする制御であり、対物レンズの焦点距離が固定なので、媒体面と対物レンズの相対距離を一定に保とうとする制御である。媒体の面ぶれが大きかったり、対物レンズの移動速度が大きいと、媒体面と対物レンズの相対距離の変化が大きいということなので、フォーカス引き込みの失敗要因となる。
【0017】
このため、フォーカスエントリーを行った(フォーカスのサーボループを閉じた)後、必ずしも安定にフォーカスサーボがかかっているとは限らないので、安定にフォーカスサーボがかかっていることを確認する判断を必要とする。もし、安定にフォーカスサーボがかかっていないと判断されれば、再度フォーカスエントリーを行う即ちリトライを行う必要がある。
【0018】
このフォーカスエントリーが正常に行えたかどうか、即ちフォーカスサーボが安定してかかったか、を判断するためには、従来、
1.FESがあるレベル以上に変位しないこと、即ちFESのレベルがサーボ中心電圧付近にあること
2.TESが、ある振幅で変動していること(サイン波状の挙動)
3.LPOS(レンズ位置信号)があるレベル以上に変位しないこと
等を確認している。
【0019】
前記2項において、フォーカスサーボがかかった状態で、TESがある振幅で変動しているためには、LDビームが媒体面上のグルーブ(トラックサーボをかけるための案内溝)が存在する部分に位置づけられている必要がある。
【0020】
前記3項において、判定に使用するLPOSを作成する機構を必要とする。LPOSに関しては、下記で説明する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
近年、前述したような対物レンズを保持する移動光学系(ヘッド)は、従来、VCM(ボイスコイルモータ)により半径方向に移動するキャリッジと呼ばれる機構の上に、2 次元アクチュエータが搭載された機構をなしている。
【0022】
2次元アクチュエータは、フォーカスコイルにより、対物レンズをフォーカス方向に制御する、即ちLDビームの焦点位置をフォーカス方向に制御するフォーカスアクチュエータと、トラックコイルにより対物レンズ(あるいはLDビーム)をトラック方向に制御するトラックアクチュエータから構成されている。
【0023】
LPOSとは、キャリッジに対してのトラックアクチュエータ即ち対物レンズの変位量を示す。
【0024】
また、移動光学系の重量を減らして、シークを高速化したり、部品点数を減らして、低コスト化するために、フォーカスアクチュエータと、VCM(あるいは、トラックアクチュエータ)だけから構成されるキャリッジ、所謂1軸タイプのアクチュエータを採用する場合もある。
【0025】
このような1軸タイプのアクチュエータの場合、従来型のトラックアクチュエータは存在しない。LPOSは、この従来型のトラックアクチュエータのキャリッジに対する変位を示す信号であり、1軸タイプのアクチュエータの場合は従来型のトラックアクチュエータが存在しないためにLPOSは存在しない。このため、前記4項のLPOSを用いた、フォーカスエントリー成功確認は出来ない。
【0026】
また、2次元アクチュエータを使用している装置においても、LPOSは、キャリッジに対する対物レンズ(トラックアクチュエータ)のトラック方向(半径方向)の変位を示す信号である。
【0027】
フォーカスエントリー失敗時に、対物レンズ(トラックアクチュエータ)がトラック方向(半径方向)に暴れれば、その暴れを検出し、フォーカスエントリー失敗の判断の一つとして使用出来るが、フォーカスエントリー失敗時に、対物レンズ(トラックアクチュエータ)がトラック方向(半径方向)に暴れなければ、フォーカスエントリー失敗の判断には使用する事ができない。この為、元々、フォーカスエントリー成功判断にLPOSを使用することは、補助手段でしかなかった。
【0028】
グルーブが存在する領域にLDビーム(又はアクチュエータ、あるいは対物レンズ)が位置していれば、フォーカスサーボがかかった状態で、TESがサイン波(正弦波)状の振る舞いをするので、それによりフォーカスサーボが正常にかかったことを判断できる。
【0029】
しかし、LDビームが媒体内周の鏡面部(グルーブが存在しない部分)に位置していれば、フォーカスサーボがかかった状態でも、TESは、平坦な波形である。
【0030】
このようにLDビームが媒体内周の鏡面部に位置している場合、フォーカスサーボがかかっているかどうかの判断は非常に難しくなる。このため、フォーカスエントリー成功判断にTESを使用する場合は、LDビーム(アクチュエータ、対物レンズ)をグルーブの存在する半径位置に位置づける必要がある。
【0031】
しかし、媒体のグルーブが存在する部分にLDビーム(アクチュエータ)を確実に位置づけ、その位置づけ確認をするためのセンサーも、コスト削減のために搭載されていない場合がある。
【0032】
このような機構では、グルーブが存在する部分にLDビーム(アクチュエータ)を正確に位置づけることが出来ず、グルーブの存在しない領域で、フォーカスエントリーを行わなくてはならない場合がある。この場合は、上記1項での、TESを使用したフォーカスエントリー成功判断は、使用出来なくなる。
【0033】
また、媒体は媒体の中心付近で、スピンドルモータにチャッキング(固定)されていて、媒体は完全な平面ではなく、媒体を一定回転数で回転させた時、媒体の回転による接線方向の線速度は外周部の方がより大きいため、外周側では媒体の成形誤差等で発生する面ぶれが大きくなる。
【0034】
フォーカスエントリーの成功率は、フォーカスエントリー時の外乱要素が少ない方が良いことは自明であり、媒体面ぶれは、媒体面と対物レンズの相対距離の変動なので、媒体面ぶれのより少ない内周部で、フォーカスエントリーを行った方が、中周・外周部で行うより成功率は高い。
【0035】
このような理由から最内周で、記録媒体の回転中心近傍でフォーカスエントリーを行った方が有利なのだが、媒体のそのような最内周領域は、コントロールトラックやユーザトラックであるデータトラックよりもさらに内周であり、ISO規格等で規定されていない為、基本的にグルーブが存在せずに、TESを使用したフォーカスエントリー成功確認は出来なくなる。尚、媒体メーカによっては製番等を記録する為に特別にグルーブを形成する場合がある。
【0036】
図2は、媒体のグルーブの存在しない鏡面部でのフォーカスエントリー例を示す。(A)はフォーカス駆動電流を示し、最初レンズ持ち上げ方向に移動させる電流を流し、徐々に下げる方向に移動させる電流を流し、サーボループが閉まると徐々に0に収束していく。
(B)はFESの挙動を示し、サーボ中心電圧V2、エラー判別基準電圧V1、V3によりエラーとなったか、引き込まれたかを認識することができる。
(C)はTESの挙動を示し、サーボ中心電圧V5、エラー判別基準電圧V4、V6によりトラックの中心にいるか、トラックを横切ったかを認識することができる。
【0037】
FESがサーボ中心電圧V2を横切った時に、フォーカスサーボループを閉じて、フォーカスサーボをかけても、LDビームは媒体の鏡面部に位置し、そこではグルーブが存在しないために、TESは、サイン波(正弦波)状の振る舞いを示さない。
【0038】
ここで、TES振幅を使用した成功判断を行うと、成功しているにも関わらず、TESがV4を越えたり、V6を下回ったりしないので、失敗とみなしてしまう。
【0039】
このように、フォーカスエントリー時の動作成功確認において、TESやLPOSを使用できずに、FESの挙動でのみ判断するしかない場合、その確認動作が、前述したこれまでの確認動作に比べて精度が低いという問題があった。
【0040】
従って、本発明は、フォーカスエントリーの成功確認において、その確認にFESしか使用出来ない場合や、グルーブが形成されていない場所で行う場合でも、精度の高いフォーカス引込みの成功/失敗の確認を実現することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】
本発明は、記憶媒体と光スポットとの相対的位置関係を一定に維持するフォーカスサーボ制御を行う光記憶装置において、前記光スポットを前記記憶媒体に対して相対的に移動させるフォーカスアクチュエータと、前記フォーカスアクチュエータを駆動する駆動部と、前記記憶媒体と前記光スポットとの相対的位置関係を示すフォーカスエラー信号を検出するフォーカス検出部と、前記フォーカス検出部から検出されたフォーカスエラー信号に基づいて前記駆動部を駆動し、前記フォーカスアクチュエータを移動させるフォーカスサーボ制御部と、前記フォーカスエラー信号に所定のオフセットを注入するオフセット注入部と、前記フォーカスサーボ制御部がフォーカスサーボ引込みを行った時に、フォーカスエラー信号に前記オフセットを注入するとともに、その時のフォーカスエラー信号のレベル変化を検出し、フォーカスサーボ引込みの成功又は失敗を判定するフォーカスサーボ引込み判定部とを備えてなる。
【0042】
また、前記フォーカスサーボ引込み判定部は、判定後注入したオフセット分を除去することを特徴とする。
【0043】
また、前記フォーカスサーボ引込み判定部は、フォーカスサーボを引込み後の前記オフセットの注入前のフォーカスエラー信号の積分値と、オフセットの注入後のフォーカスエラー信号の積分値を比較してフォーカスエラー信号のレベル変化を検出することを特徴とする。
【0044】
また、前記フォーカスサーボ引込み判定部は、フォーカスサーボを引込み後の前記オフセットの注入前のフォーカスエラー信号を複数回サンプリングした値の正負最大値の中心値と、前記オフセット注入後のフォーカスエラー信号を複数回サンプリングした値の正負最大値の中心値を比較してフォーカスエラー信号のレベル変化を検出することを特徴とする。
【0045】
また、前記フォーカスサーボ引込み判定部は、フォーカスサーボを引き込み後の前記オフセットの注入前のフォーカスエラー信号のローパスフィルター後のレベルと、前記オフセットの注入後のフォーカスエラー信号のローパスフィルター後のレベルを比較してフォーカスエラー信号のレベル変化を検出することを特徴とする。
【0046】
また、前記フォーカスサーボ引込み判定部は、前記オフセットの注入後のフォーカスエラー信号のレベルと注入したオフセット値を加算するとゼロになることを検出することを特徴とする。
【0047】
また、前記オフセットは、段階的に加算又は減算して与えることを特徴とする。
【0048】
また、前記加算量は、フォーカスサーボ引き込みのリトライ回数が増加する毎に小さくすることを特徴とする。
【0049】
また、フォーカスサーボ引き込みのリトライ回数が増加する毎に、足し込んで注入した後の待ち時間を長くすることを特徴とする。
【0050】
さらに、前記オフセットを注入する時、一旦正負どちらか一方にオフセットを注入して、上記成功判定をした後、さらに、それとは逆の極性でオフセットを注入し、2度目の確認を行うことを特徴とする。
【0051】
また、検出体と光スポットとの相対的位置関係を一定に維持するフォーカスサーボ制御方法において、前記検出体と前記光スポットとの相対的位置関係を示すフォーカスエラー信号を検出するステップと、前記フォーカスエラー信号に所定のオフセットを注入するステップと、フォーカスサーボ引込みを行った時に、前記フォーカスエラー信号に前記オフセットを注入するとともに、その時のフォーカスエラー信号のレベル変化を検出し、フォーカスサーボ引込みの成功又は失敗を判定するステップとを少なくとも含んでなることを特徴とする。
【0052】
【実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。
【0053】
先ず、本発明になる記憶装置の一実施例を説明する。図3は、記憶装置の一実施例の概略構成を示すブロック図であり、本実施例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。記憶装置の本発明なるフォーカスエントリー成功確認方法の各実施例を採用し得る。
【0054】
図3に示すように、光ディスク装置は、大略コントロールユニット10とエンクロージャ11とからなる。コントロールユニット10は、光ディスク装置の全体的な制御を行うMPU12、ホスト装置(図示せず)との間でコマンド及びデータのやり取りを行うインタフェース17、光ディスク(図示せず)に対するデータのリード/ライトに必要な処理を行う光ディスクコントローラ(ODC)14、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)16及びバッファメモリ18を有する。
【0055】
バッファメモリ18は、MPU12、ODC14及びインタフェース17で共用され、例えばダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)を含む。クロックを生成するのに用いる水晶振動子101は、MPU12と接続されている。
【0056】
ODC14には、フォーマッタ14−1と、誤り訂正符号(ECC)処理部14−2とが設けられている。ライトアクセス時には、フォーマッタ14−1がNRZライトデータを光ディスクのセクタ単位に分割して記録フォーマットを生成し、ECC処理部14−2がセクタライトデータ単位にECCを生成して付加すると共に、必要に応じて巡回冗長検査(CRC)符号を生成して付加する。
【0057】
更に、ECC処理部14−2はECCの符号化が済んだセクタデータを例えば1−7ランレングスリミテッド(RLL)符号に変換する。
リードアクセス時には、セクタデータに対して1−7RLLの逆変換を行い、次にECC処理部14−2でCRCを行った後にECCによる誤り訂正検出及び誤り訂正を行う。
【0058】
更に、フォーマッタ14−1でセクタ単位のNRZデータを連結してNRZリードデータのストリームとしてホスト装置に転送させる。
【0059】
ODC14に対しては、ライト大規模集積回路(LSI)20が設けられ、ライトLSI20は、ライト変調部21とレーザダイオード制御回路22とを有する。レーザダイオード制御回路22の制御出力は、エンクロージャ11側の光学ユニットに設けられたレーザダイオードユニット30に供給される。
【0060】
レーザダイオードユニット30は、レーザダイオード30−1とモニタ用ディテクタ30−2とを一体的に有する。ライト変調部21は、ライトデータをピットポジションモジュレーション(PPM)記録(マーク記録とも言う)又はパルスウィドスモジュレーション(PWM)記録(エッジ記録とも言う)でのデータ形式に変換する。
【0061】
レーザダイオードユニット30を使用してデータの記録再生を行う光ディスク、即ち、書き換え可能な光磁気(MO)カートリッジ媒体として、本実施例では128MB、230MB、540MB,640MB,1.3GBのいずれかを使用することができる。
【0062】
128MBのMOカートリッジ媒体では、光ディスク上のマークの有無に対応してデータを記録するPPM記録が採用されている。また、光ディスクの記録フォーマットは、128MBの光ディスクの場合はコンスタントアンギュラベロシティ(CAV)が採用され、230MBの光ディスクの場合はゾーンコンスタントアンギュラベロシティ(ZCAV)が採用され、ユーザ領域のゾーン数は128MBの光ディスクで1ゾーン、230MBの光ディスクで10ゾーンである。
【0063】
高密度記録を行う540MB及び640MBのMOカートリッジ媒体については、マークのエッジ、即ち、前縁及び後縁とをデータに対応させて記録するPWM記録が採用されている。ここで、540MBの光ディスクと640MBの光ディスクとの記憶容量の差は、セクタ容量の違いみよるものであり、セクタ容量が2048バイトの場合は640MBの光ディスクとなり、セクタ容量が512バイトの場合は540MBの光ディスクとなる。
【0064】
また、光ディスクの記録フォーマットは、ゾーンCAVであり、ユーザ領域のゾーン数は640MBの光ディスクで11ゾーン、540MBの光ディスクで18ゾーンである。
【0065】
このように、本実施例では、128MB、230MB、540MB、640MB、1.3GBの光ディスク、更に、ダイレクトオーバーライト対応の230MB、540MB、640MB、1.3GBの光ディスクにも対応可能である。
【0066】
従って、光ディスク装置に光ディスクをロードすると、先ず光ディスクの識別(ID)部をリードしてそのピット間隔からMPU12で光ディスクの種別を認識し、種別の認識結果をODC14に通知する。
【0067】
ODC14に対するリード系統としては、リードLSI24が設けられ、リードLSI24にはリード復調部25と周波数シンセサイザ26とが内蔵される。リードLSI24に対しては、エンクロージャ11に設けたID/MO用ディテクタ32によるレーザダイオード30−1からのレーザ(LD)ビームの戻り光の受光信号が、ヘッドアンプ34を介してID信号及びMO信号として入力されている。
【0068】
リードLSI24のリード復調部25には、自動利得制御(AGC)回路、フィルタ、セクタマーク検出回路等の回路機能が設けられ、リード復調部25は入力されたID信号及びMO信号からリードクロック及びリードデータを生成してPPMデータ又はPWMデータを元のNRZデータに復調する。
【0069】
また、ゾーンCAVを採用しているため、MPU12からリードLSI24に内蔵された周波数シンセサイザ26に対してゾーン対応のクロック周波数を発生させるための分周比の設定制御が行われる。
【0070】
周波数シンセサイザ26は、プログラマブル分周器を備えたフェーズロックドループ(PLL)回路であり、光ディスク上のゾーン位置に応じて予め定めた固有の周波数を有する基準クロックをリードクロックとして発生する。
【0071】
即ち、周波数シンセサイザ26は、プログラマブル分周器を備えたPLL回路で構成され、MPU12がゾーン番号に応じて設定した分周比m/nに従った周波数foの基準クロックを、fo=(m/n)・fiに従って発生する。
【0072】
ここで、分周比m/nの分母の分周値nは、128MB、230MB、540MB、640MB又は1.3GBの光ディスクの種別に応じた固有の値である。また、分周比m/nの分子の分周値mは、光ディスクのゾーン位置に応じて変化する値であり、各光ディスクに対してゾーン番号に対応した値のテーブル情報として予め準備されている。更に、fiは、周波数シンセサイザ26の外部で発生した基準クロックの周波数を示す。
【0073】
リードLSI24で復調されたリードデータは、ODC14のリード系統に供給され、1−7RLLの逆変換を行った後にECC処理部14−2の符号化機能によりCRC及びECC処理を施され、NRZセクタデータに復元される。
【0074】
次に、フォーマッタ14−1でNRZセクタデータを繋げたNRZリードデータのストリームに変換し、バッファメモリ18を経由してインターフェース17からホスト装置に転送される。
【0075】
MPU12に対しては、DSP16を経由してエンクロージャ11側に設けた温度センサ36の検出信号が供給されている。MPU12は、温度センサ36で検出した光ディスク装置内部の環境温度に基づき、レーザダイオード制御回路22におけるリード、ライト及びイレーズの各発光パワーを最適値に制御する。
【0076】
MPU12は、DSP16を経由してドライバ38によりエンクロージャ11側に設けたスピンドルモータ40を制御する。本実施例では、光ディスクの記録フォーマットがゾーンCAVであるため、スピンドルモータ40は例えば3000rpmの一定速度で回転される。
【0077】
また、MPU12は、DSP16を経由してドライバ42を介してエンクロージャ11側に設けた電磁石44を制御する。電磁石44は、光ディスク装置内にロードされた光ディスクのLDビーム照射側と反対側に配置されており、記録時及び消去時に光ディスクに外部磁界を供給する。
【0078】
DSP16は、光ディスクに対してレーザダイオード30からのLDビームの位置決めを行うためのサーボ機能を備え、目的トラックにシークしてオントラックするためのシーク制御部及びオントラック制御部として機能する。このシーク制御及びオントラック制御は、MPU12による上位コマンドに対するライトアクセス又はリードアクセスに並行して同時に実行することができる。
【0079】
DSP16のサーボ機能を実現するため、エンクロージャ11側の光学ユニットに光りディスクからのLDビーム戻り光を受光するフォーカスエラー信号(FES)用ディテクタ45を設けている。FES検出回路46は、FES用ディテクタ45の受光出力からFESを生成してDSP16に入力する。
エンクロージャ11側の光学ユニットには、光ディスクからのLDビーム戻り光を受光するトラッキングエラー信号(TES)用ディテクタ47も設けられている。
【0080】
TES検出回路48は、TES用ディテクタ47の受光出力からTESを生成してDSP16に入力する。TESは、トラックゼロクロス(TZC)検出回路50にも入力され、TZCパルスが生成されてDSP16に入力される。
【0081】
エンクロージャ11側には、光ディスクに対してレーザ(LD)ビームを照射する対物レンズの位置を検出するレンズ位置センサ54が設けられでおり、レンズ位置センサ54からのレンズ位置検出信号(LPOS)はDSP16に入力される。
【0082】
DSP16は、光ディスク上のLDビームスポットの位置を制御するため、ドライバ58、62、66を介してフォーカスアクチュエータ60、レンズ(トラック)アクチュエータ64及びボイスコイルモータ(VCM)68を制御して駆動する。
【0083】
図4は、エンクロージャ11の概略構成を示す断面図である。図3に示すように、ハウジング67内にはスピンドルモータ40が設けられ、インレットドア69側からMOカートリッジ70を挿入することで、MOカートリッジ70に収納された光ディスク(MOディスク)72がスピンドルモータ40の回転軸のハブに装着されて光ディスク72が光ディスク装置にロードされる。
【0084】
ロードされたMOカートリッジ70内の光ディスク72の下側には、VCM64により光ディスク72のトラックを横切る方向に、ガイドレール84により案内されている移動自在なキャリッジ76が設けられている。キャリッジ76上には対物レンズ80が搭載され、固定光学系78に設けられているレーザダイオード(30−1)からのLDビームを立ち上げミラー82を介して入射して光ディスク72の記録面にLDビームスポットを結像する。
【0085】
対物レンズ80は、図3に示すエンクロージャ11のフォーカスアクチュエータ60により光軸方向に移動制御され、又、レンズ(トラック)アクチュエータ64により光ディスク72のトラックを横切る半径方向に例えば数十トラックの範囲内で移動可能である。このキャリッジ76に搭載されている対物レンズ80の位置が、図3のレンズ位置センサ54により検出される。レンズ位置センサ54は、対物レンズ80の光軸が直上に向かう中立位置でレンズ位置検出信号をゼロとし、光ディスク72のアウタ側への移動とインナ側への移動に対して各々異なる極性の移動量に応じたレンズ位置検出信号を出力する。
【0086】
図1で説明したように、対物レンズのフォーカス方向位置とFESの関係(FESの「S字」と呼ぶ)の例では、対物レンズをフォーカス方向に移動すると、FESはこの図のように変化する。
【0087】
図1の中央のFESがサーボ中心電圧を横切る点がジャストフォーカス(合焦点)である。フォーカスエントリー時に、対物レンズをフォーカス方向に移動させ、FESがサーボ中心電圧を横切ることを監視し、この点でフォーカスサーボ制御ループを閉じることにより、フォーカスサーボをかける。
【0088】
図5にフォーカスサーボ系のDSP16による信号処理ブロック図を示す。媒体面で反射し、光学ヘッド150に戻ってきたLDビームは、サーボ用のディテクタに当たる。
【0089】
このディテクタからの信号を処理しFESを作り出す回路が、FES作成回路152である。ここで作成されたFESは、DSP16に入力され、A/Dコンバータ154により、デジタル信号に変換される。その後、DSP16の内部演算により、オフセット注入部156を通る。ここで注入されるオフセットが本発明で操作するオフセットである。その後、感度補正158、位相補償処理160がなされる。
【0090】
その後のスイッチ162は、フォーカスサーボループの開閉を示し、ここで、フォーカスサーボのオン・オフが制御される。その後のバイアス注入部164を通過する。ここでODDの指示により注入されるバイアスとは、対物レンズを上下方向即ちフォーカス方向に移動させるための処理部分である。
【0091】
このバイアス注入量を変化させることで、対物レンズをフォーカス方向に動かし、位置を変えることが出来る。このあと各種演算処理されたデジタル信号は、D/Aコンバータ166を介して、アナログ信号に変換される。
【0092】
このアナログ信号は、フォーカスコイルに電流を流すための駆動回路168に入り、そこから出力された電流信号が、光学アクチュエータ170のフォーカスコイルに流れ、フォーカスアクチュエータを駆動する。
【0093】
図6に本発明のフォーカスエントリー成功判断の例を示す。これらの判定は、MPUやODCやDSPのエンクロージャを駆動させるファームウエア機能であるODDで行っても良いし、DSPに判定機能を設けて実現することも可能である。
【0094】
FESがサーボ中心電圧V2を横切った時に、フォーカスサーボループを閉じて、フォーカスサーボをかけ、サーボ安定化のため一定時間待つ。その後FESがエラー判定基準を超えなかったとする。
【0095】
即ち、FESが、V1を越えたり、V3を下回ったりしなかったとする。この時、DSPはオフセットを注入し、FESを監視し、オフセット注入に伴ってFESが変化することを検出して、フォーカスエントリーが成功したと判断する。判断の後、注入したオフセットは元に戻すべく除去する。
【0096】
詳述すると、フォーカスサーボループを閉じて、フォーカスサーボをかけた後、サーボ安定化のため一定時間待ち、その後FESがエラー判定基準を超えなかったとする。そして図示するa−bの区間でオフセットを注入しない状態でのFESのレベル(A)を読み取る。
【0097】
そして、b−cの区間でオフセット(−20H)を徐々に注入する。そして、c−dの区間で、変動したFESのレベル(B)を読み取る。d−eの区間で、注入したオフセットを徐々にゼロとし、e―fの区間となる。通常は、ここまででレベル(A)、(B)を比較して、フォーカスエントリー合否判定を終了する。
【0098】
この後の区間は、フォーカスエントリー合否判定の精度を向上するために、区間c−dとは逆のオフセットを注入する例を示す。f−gの区間で上記とは逆に+20Hのオフセットを注入し、g−hの区間でFESのレベル(C)を読み取る。
【0099】
そしてh−iの区間で注入したオフセットをゼロに戻す。ここでフォーカスエントリー合否判定の再確認として、レベル(A)、(C)を比較する。
下記に、フォーカスサーボループにオフセットを注入した時のFESの振る舞いを説明する。
【0100】
フォーカスサーボが正常にかかっている状態では、そのサーボループにオフセットを注入すると、一巡してきたFESがそのオフセット量に比例した量だけ変動する。
【0101】
フォーカスサーボとは、FESがサーボ中心電圧に常になるように、フォーカスアクチュエータを制御するものである。入力のFESにオフセットを加えた場合、そのオフセット加算後のFESがサーボ中心電圧となるような制御がかかる。
【0102】
即ち、注入したオフセットの量を打ち消すようにFESは変動することになる。異常なサーボ点でサーボがかかっている場合は、サーボループにオフセットを注入しても、一巡してきたFESは、殆ど変化しない。
【0103】
これは、異常なサーボ点でサーボがかかろうとしている状態は、前述したように、対物レンズがメカ的な限界位置にぶつかっている状態なので、オフセットを注入しても、対物レンズは動かず、対物レンズが動かなければ、FESも変動しない為である。
【0104】
正規のフォーカス点にフォーカスサーボがかかっている時は、オフセットを注入するとそれに伴って、対物レンズが動くので、一巡してきたFESは、そのオフセット量に比例した量だけ変動する。
【0105】
この現象を利用して、フォーカスエントリー後、FESがあるレベル以上変位しない(オフフォーカス信号が発生しない)ことを確認した後、下記の方式で、フォーカスエントリー成功を判断する。
【0106】
DSPの内部計算により、フォーカスサーボループにオフセットを加える。そして、一巡してきたFESを、A/Dコンバータによって取り込み、その電圧が、オフセットを加える前のFES電圧に比べて、期待する電圧だけ変位しているかどうかを計算する。
【0107】
このオフセットを注入する前後でのFESレベルの変動量が、期待する値にある場合は、フォーカスエントリーが成功し、安定してフォーカスサーボがかかっていると判断する。
【0108】
こうして、ある一定時間オフフォーカス確認して、オフフォーカスが発生しなかった場合、DSPの処理部171は、A/Dコンバータにより読み込んだFESを積算或いは平均化し、定常状態でのFESのレベルを得る。その後、A/Dコンバータにより読み込んだFESに対して、ODD(光ディスクドライバ:フォーカスサーボ制御を行うフォーカスサーボ制御部に相当する機能を含むものである)の指示によりDSPの内部計算によりある一定量のオフセットを加える。
【0109】
この時、加えられたオフセット量は、そのままフォーカスコイルに加わる電流の変化として表われ、物理的に対物レンズがそのオフセット分上下フォーカス方向に移動する。
【0110】
このため、オフセットを急激に変化させることは、フォーカスサーボの不安定要因となるため、ある程度ゆっくりとオフセットを変化させる必要がある。例えば、オフセットを−20H 変化させようとする時に、一度に−20Hするのではなく、−2Hしては、一定時間待っては、次の−2Hを加えるの連続動作とし、徐々に−20Hまで変化させる必要がある。
【0111】
FESに対して任意の量のオフセットを注入し終わったら、DSPの判定部172は上記と同様に、オフセットが注入された状態でのFESレベルを読み取る。ここで、上記オフセットが注入される前のFESレベルと、オフセット注入後のFESレベルとを比較し、差を計算する。
【0112】
この求まったFESレベル差が期待される量以上の場合は、フォーカスサーボループが正常にかかっていると判断出来る。即ち、フォーカスエントリが成功したと判断出来る。これが、第二次のフォーカスエントリー成功判断であり、本発明の実現しようとする方式である。
【0113】
勿論、上記確認終了後は、加えたオフセットは、加える前の状態に戻す。また、このオフセットを戻す場合も、対物レンズは、物理的に移動するため、上記と同様、ゆっくりと変化させる必要がある。
【0114】
また、フォーカスエントリー成功確認において、上記例では、オフセットを−20Hとしたが、この確認の後に、更にオフセットをそれとは逆に+20Hして再度確認すれば、オフセット両方向の確認が出来、エントリー成功判断の精度を向上することが出来る。この処理を図5の区間f−g−h−iによって示す。
【0115】
図7−a、図7−bにフォーカスエントリー時のフローチャートを示す。図7−bは、図7−aの続きのフローチャートを示す。先ず、バイアスとオフセットに初期値00Hを設定する(S1)。
【0116】
対物レンズを持ち上げて、媒体に近づけるために、バイアスを+08Hする(S2)。これを繰り返し、加えたバイアスが+40Hとなるようにし、対物レンズをかなり媒体に近い位置まで持ち上げる(S2、S3)。今度は、バイアスを−02Hし、対物レンズを下げ始める。
【0117】
ここで、バイアスの変化量を先ほどに比べ小さくしている理由は、ジャストフォーカス点付近では、対物レンズの動きに対して、FESは急激な変化を示すので、FESがサーボ中心電圧を横切る点を見逃さないようにするため対物レンズをゆっくりと下げるためである(S4)。
【0118】
オフセットを変えた後、対物レンズが下がりきってしまってFESがサーボ中心電圧を横切る点が見つからなかったことを判断する(S5)。即ち、バイアスを減じて、−40Hに達してもジャストフォーカス点が見つからず、フォーカスエントリーが失敗したことを判断する部分である。
【0119】
ここで、バイアスが−40Hとなり、エントリー失敗と判断した場合は、エラー処理へと移行する。このように、対物レンズを下げながら、FESがサーボ中心電圧を横切る点を探す(S6)。
【0120】
これを繰り返す(S4〜S6)。FESがサーボ中心電圧を横切る点を見つけたら、LDビームはジャストフォーカスにあるので、フォーカスサーボをオンする(S7)。
【0121】
ここからが、フォーカスエントリーの成功判断処理となる。先ず、20msecの間、FESがエラー判別基準を超えないことを判断する。ここでフォーカス引き込み後にFESが暴れてないかを判断する(S8)。
【0122】
ここで、FESが暴れていて、エラー判別基準を超えていれば、フォーカスエントリーは失敗したものと判断する。エントリー失敗と判断した場合は、エラー処理へと移行する。この第一の判断を行い、成功したと判断した後、オフセットが注入されていない状態で、FESのレベルを積分し、その値をレジスタ(A)に保存しておく(S9)。
【0123】
そして、オフセットが−20Hになるまで−2づつ徐々に注入していく(S10〜S12)。ここで、−20Hのオフセットが注入された状態でFESのレベルを処理部171(ここでは積分回路)で積分し、その値をレジスタ(B)に保存しておく(S13)。判断のために注入したオフセットを+2づつ徐々に元に戻す(S14〜S16)。
【0124】
判定部172は、オフセットを注入した時のFESのレベル(レジスタ(B))からオフセットを注入する前のFESのレベル(レジスタ(A))を引いて、その差が18H(期待するFES変動値より若干小さな値)以上であれば(S17)、フォーカスエントリーは成功したと判断し、正常終了する(S18)。
【0125】
その差が18H未満の場合は、オフセットを注入したにも関わらず、FESの変動が少ないため、フォーカスエントリー失敗と判断し、エラー処理に移行する。
【0126】
S9、S13において、FESのレベルを測定する時、FESの積分値を用いた。ここで積分値を用いるのは、サーボ残差等で若干変動するFESレベルの平均値を測定したいからであり、積分値の他に、FESを数回サンプルして、最大値・最小値を求め、その中間値を用いることも出来る。
【0127】
また、ノイズ成分を除去するためにFESにローパスフィルタをかけて、その出力値を用いることも出来る。
【0128】
つまり、FESがフィードバックされる処理部171は、積分回路又は平均化回路、もしくはローパスフィルタ、それらのローパスフィルタ後平均化するような複合回路で構成することで可能である。
【0129】
フォーカスサーボがかかった状態で、オフセットを変動させることは、実際に対物レンズを動かすこととなり若干フォーカスサーボを不安定にさせることにも成り得る。
【0130】
そこで、フォーカスエントリーのリトライ時には、その影響をさらに緩和するために、オフセットの変化を1回目のフォーカスエントリー時に比べてゆっくり行うようにしても良い。フォーカスサーボループを閉じた後、オフセットを注入し始める時間を変えるようにしても良い。
【0131】
即ち、S10、S14のオフセットの変化量を少なくするか、或いは、S11、S15の待ち時間を長くすることで、変化率を緩和することができる。
【0132】
つまり、DSPの処理の単位時間当たりに+2Hずつとしていたものを+1Hに変える、もしくは2H変化させる時間を長くすることによって単位時間当たりの変化量(速度)を変えるようにすれば良い。
【0133】
オフセットの注入位置が、図5のブロック図に示すように、FESをA/Dコンバータで変換した直後で、感度補正する前であるなら、注入したオフセット量と、オフセットを注入することによって生じるFESの変動量は、符号が逆で絶対値は同じである。また、モニタするFESは、感度補正後であるとその補正分の計算処理が必要となり、処理が複雑になり高速な判断ができないが、感度補正前であれは効率的で簡単である。
【0134】
即ち、注入したオフセット量と、FESの変動量を加えると、ゼロとなる。上記では、オフセット注入の前後でのFESレベルの変動量で判断していたが、このような判断も使用する事も出来る。この場合、図7−bのS17の判定を、オフセットによって変化したFESレベル(レジスタ(B)−レジスタ(A))=−1×加えたオフセット量(−20H)とすることも出来る。
【0135】
図7−aのS5、S8、図7−bのS17の条件判断において、「エラー」とは、フォーカスエントリー処理が失敗したと判断した時のエラー処理を示す。これは、フォーカスサーボがオン状態であればオフとし、注入したバイアス及びオフセットを00Hに戻す処理である。通常、リトライ処理として、S1に戻る。
【0136】
つまり、DSP16から失敗の判定を得たODDはリトライ処理に入り、リトライ回数を管理した上で、数回リトライを実行する。DSP16から成功の判定を得たODDは、トラック引込み等の次の処理へとステップを進める。
【0137】
本発明は、対物レンズの振動等により影響を受けやすいFESのS字挙動やTESの挙動をモニタするものでは無く、オフセットという確実に検出できる信号成分を用いてオフセットの挙動をモニタしている為、フォーカスエントリーの成功確認を高速に安定に確実に行うことができる。
【0138】
尚、本発明は、フォーカスエントリーの成功確認において、その確認に従来のFES、TES、LPOSを使用した確認方法と兼用して、さらに精度のよいフォーカスエントリーの確認方法を実現することもできる。つまり、前述の実施例のように記憶媒体の鏡面部に対してだけでなく、グルーブ形成部に対しても本発明の確認方法を適用することは可能である。
【0139】
本実施例では、光磁気ディスクで説明したが、相変化型光ディスク、DVD、CD、光カード/テープ、光磁気カード/テープ等においても本発明は適用可能である。また、検出体としては、このようなフォーカスエントリーを行うものに対して様々に応用可能である。
【0140】
【発明の効果】
以上、説明してきたように本発明によれば、フォーカスサーボ引込みの成功/失敗判断を、LDビームが媒体上のデータトラック部(グルーブ形成部分)、鏡面部どちらに位置していたとしても、高精度に高速に行うことが出来る。
【0141】
また、記憶媒体の回転中心に近い部分で、つまりできる限り面振れの影響を受けない部分で、フォーカスエントリーを行うことをができる。
【0142】
さらに、フォーカス引込みの成功率をあげて、すばやく次のトラック引込み等の初期処理(イニシャライズ)に移行することが可能になり、光記憶装置の性能向上を図ることができる。
【0143】
また、本発明を実施するにあたり、新しく機構や回路を追加する事無しに、装置内部のプログラムを変更するだけで、容易に実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】対物レンズのフォーカス方向位置とFESの関係(FESの「S字」)を説明する図である。
【図2】フォーカスエントリーが媒体の鏡面部で行われた例を説明する図である。
【図3】エンクロージャの概略構成を示す断面図である。
【図4】本発明になる記憶装置の一実施例の概要構成を示すブロック図である。
【図5】フォーカスサーボを説明するブロック図である。
【図6】フォーカスエントリー成功判断の実施例を説明する図である。
【図7−a】フォーカスエントリーを説明するフローチャート(その1)である。
【図7−b】フォーカスエントリーを説明するフローチャート(その2)である。
【符号の説明】
10 コントロールユニット
11 エンクロージャ
12 MPU
14 光ディスクコントローラ(ODC)
16 DSP
20 ライトLSI
24 リードLSI
72 光ディスク
154 A/Dコンバータ
156 オフセット注入部
158 感度補正
160 位相補償
162 スイッチ(フォーカスサーボのオン・オフ)
164 バイアス注入部
166 D/Aコンバータ

Claims (9)

  1. 記憶媒体と光スポットとの相対的位置関係を一定に維持するフォーカスサーボ制御を行う光記憶装置において、
    前記光スポットを前記記憶媒体に対して相対的に移動させるフォーカスアクチュエータと、
    前記フォーカスアクチュエータを駆動する駆動部と、
    前記記憶媒体と前記光スポットとの相対的位置関係を示すフォーカスエラー信号を検出するフォーカス検出部と、
    前記フォーカス検出部から検出されたフォーカスエラー信号に基づいて前記駆動部を駆動し、前記フォーカスアクチュエータを移動させるフォーカスサーボ制御部と、
    前記フォーカスエラー信号に所定のオフセットを注入するオフセット注入部と、
    前記フォーカスサーボ制御部がフォーカスサーボ引込みを行った時に、フォーカスエラー信号に一旦正負どちらか一方のオフセットを注入して、オフセット注入前後のフォーカスエラー信号のレベル変化を検出し、検出されたレベル変化がフォーカスサーボ引込みの成功と判定したときには、前記オフセット注入とは逆の極性でオフセットを注入して2度目のレベル変化の検出を行い、再度フォーカスサーボ引込みの成功又は失敗を判定するフォーカスサーボ引込み判定部と、を備えてなることを特徴とする光記憶装置。
  2. 前記フォーカスサーボ引込み判定部は、判定後注入したオフセット分を除去することを特徴とする請求項1記載の光記憶装置。
  3. 前記フォーカスサーボ引込み判定部は、フォーカスサーボを引込み後の前記オフセットの注入前のフォーカスエラー信号の積分値と、オフセットの注入後のフォーカスエラー信号の積分値を比較してフォーカスエラー信号のレベル変化を検出することを特徴とする請求項1記載の光記憶装置。
  4. 前記フォーカスサーボ引込み判定部は、フォーカスサーボを引き込み後の前記オフセットの注入前のフォーカスエラー信号のローパスフィルター後のレベルと、前記オフセットの注入後のフォーカスエラー信号のローパスフィルター後のレベルを比較してフォーカスエラー信号のレベル変化を検出することを特徴とする請求項1記載の光記憶装置。
  5. 前記フォーカスサーボ引込み判定部は、前記オフセットの注入後のフォーカスエラー信号の変動量と注入したオフセット量を加算するとゼロになることを検出することを特徴とする請求項1記載の光記憶装置。
  6. 前記オフセットは、段階的に加算又は減算して与えることを特徴とする請求項1記載の光記憶装置。
  7. 前記加算量は、フォーカスサーボ引き込みのリトライ回数が増加する毎に小さくすることを特徴とする請求項6記載の光記憶装置。
  8. フォーカスサーボ引き込みのリトライ回数が増加する毎に、足し込んで注入した後の待ち時間を長くすることを特徴とする請求項6記載の光記憶装置。
  9. 検出体と光スポットとの相対的位置関係を一定に維持するフォーカスサーボ制御方法において、
    前記検出体と前記光スポットとの相対的位置関係を示すフォーカスエラー信号を検出するステップと、
    前記フォーカスエラー信号に所定のオフセットを注入するステップと、
    フォーカスサーボ引込みを行った時に、フォーカスエラー信号に一旦正負どちらか一方のオフセットを注入して、オフセット注入前後のフォーカスエラー信号のレベル変化を検出し、検出されたレベル変化がフォーカスサーボ引込みの成功と判定したときには、前記オフセット注入とは逆の極性でオフセットを注入して2度目のレベル変化の検出を行い、再度フォーカスサーボ引込みの成功又は失敗を判定するステップと、を少なくとも含んでなることを特徴とするフォーカスサーボ制御方法。
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