JP3751399B2 - 液体漂白剤組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は漂白剤組成物に関するものであり、より詳細には高い漂白効果を有し、貯蔵安定性に優れた液体漂白剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
漂白剤は塩素系漂白剤と酸素系漂白剤に分けられるが、塩素系漂白剤は使用できる繊維に制限があり、色・柄物には使用できず、また特有の臭いを有していることから、これらの欠点のない酸素系漂白剤が最近著しく普及している。
この酸素系漂白剤のうち、過炭酸ナトリウムや過ほう酸ナトリウムが粉末酸素系漂白剤として使用されており、また、過酸化水素が液体酸素系漂白剤として使用されているが、特に塗布しやすいなどの使いやすさから液体酸素系漂白剤が好まれている。しかしながら、液体酸素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べ漂白力が低いため、その改善が求められている。
【0003】
これらの欠点を補うために漂白活性化剤を併用して漂白力を高めることが行われており、特開昭62−230897号公報には酸性水溶液中に固体状の漂白活性化剤を分散させてなる貯蔵安定性に優れた液体漂白剤組成物が開示されている。また、本発明者らは特開平6−207196号公報や特開平7−82592 号公報に漂白活性化剤を均一溶解させた貯蔵安定性に優れる液体酸素系漂白剤を開示している。
【0004】
しかしながらよりいっそうの漂白効果の向上、貯蔵安定性の改善が求められるところである。
そこで本発明の目的は漂白効果及び貯蔵安定性を改善した液体漂白剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討を行った結果、特定のアルカノイルオキシベンゼン誘導体を漂白活性化剤として使用することにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0006】
即ち本発明は、過酸化水素 0.1〜10重量%、界面活性剤 0.1〜50重量%、一般式(I)で表される分岐したアルカノイル基を有する漂白活性化剤0.01〜5.0 重量%及び水30〜99重量%を含有することを特徴とする液体漂白剤組成物を提供するものである。
【0007】
【化2】
【0008】
〔式中、R 1 -CO- は2−エチルヘキサノイル基、2−プロピルヘプタノイル基、又は 3,5,5 −トリメチルヘキサノイル基から選ばれるアルカノイル基を示し、M はH もしくはアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示す。〕
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
本発明に用いられる一般式(I)で表される漂白活性化剤において、アルキル鎖R1は分岐構造を有することを特徴とする。R1-CO-で示されるアルカノイル基としては、2−エチルヘキサノイル基、2−プロピルヘプタノイル基、3,5,5 −トリメチルヘキサノイル基が特に好ましい。また、M はH もしくは、Na, K 等のアルカリ金属、Ca, Ba等のアルカリ土類金属を示すが、H が好ましい。
【0011】
このような漂白活性化剤は、本発明の液体漂白剤組成物中に0.01〜5.0 重量%、好ましくは 0.1〜3.0 重量%、より好ましくは0.1 〜2重量%配合される。一般式(I)で表される漂白活性化剤の含有量が0.01重量%に満たない場合には十分な漂白効果が得られず、また 5.0重量%を超えて配合されると貯蔵中に白濁するなどの不都合を生じる。
【0012】
本発明の漂白剤組成物は過酸化水素を漂白成分として含有するが、本発明の漂白剤組成物中の過酸化水素の含有量は0.1 〜10重量%、好ましくは 0.5〜7重量%、より好ましくは1〜6重量%である。過酸化水素の含有量が 0.1重量%に満たない場合は十分な漂白効果が得られず、また10重量%を超える場合には貯蔵安定性が低下する。
【0013】
本発明の漂白剤組成物は、界面活性剤を 0.1〜50重量%、好ましくは 0.5〜30重量%、より好ましくは 0.5〜20重量%含有する。界面活性剤の含有量が0.1 重量%未満であると漂白活性化剤の貯蔵安定性が低下し、50重量%を超えると粘度が上昇し取り扱いにくくなる。
【0014】
本発明に用いられる界面活性剤としてはアニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤から選ぶことができる。本発明に用いられる界面活性剤の例としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩類、アルキル又はアルケニル硫酸塩類、オレフィンスルホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、飽和又は不飽和脂肪酸塩類、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩類、α−スルホ脂肪酸塩類、又はα−スルホ脂肪酸エステル類などのアニオン界面活性剤、ポリオキシエチレン又はポリオキシプロピレンあるいはこれらのコポリマー、ポリオキシエチレンアルキルまたはアルケニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、高級脂肪酸アルカノールアミド類またはそのアルキレンオキシド付加物、蔗糖脂肪酸エステル類、アルキルグリコシド類などの非イオン界面活性剤、アミンオキシド、スルホベタイン、カルボベタインなどの両性界面活性剤、あるいは第4級アンモニウム塩類などの陽イオン界面活性剤を挙げることができる。
【0015】
これらの内、特にアルキル(C10〜C20)ベンゼンスルホン酸塩類、アルキルまたはアルケニル(C10〜C20)硫酸塩類、アルキルまたはアルケニル(C10〜C20)エーテル硫酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルまたはアルケニルエーテル類(付加モル数4〜30、アルキルまたはアルケニル基の炭素数10〜20)、炭素数10〜20のアルキル基を少なくとも1つ有する4級アンモニウム塩類が好ましく、さらに、デービス氏の方法で求めたHLBが 4.5〜12、好ましくは4.5 〜10、更に好ましくは5〜10の一般式(II)で表される非イオン界面活性剤が特に好ましい。
【0016】
R2-(OC2H4)n-OH (II)
〔式中、R2は炭素数6〜18のアルキル基またはアルケニル基を示すか、炭素数1〜12のアルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、n はエチレンオキシドの平均付加モル数を示す数である。但し、R2とn はデービス氏の方法で求めたHLBが 4.5〜12になるように選ばれる。〕
このような非イオン界面活性剤の好ましい具体例としては以下の化合物を挙げることができる。
【0017】
C10H21(OC2H4)n-OH n=6〜18、 HLB=6.13〜10.09
C12H25(OC2H4)n-OH n=4〜25、 HLB=4.52〜11.45
C14H29(OC2H4)n-OH n=10〜25、 HLB=5.55〜10.50
C16H33(OC2H4)n-OH n=12〜30、 HLB=5.26〜11.20
C18H37(OC2H4)n-OH n=15〜35、 HLB=5.30〜11.90
これらの非イオン界面活性剤の中でより好ましいものは以下の化合物である。
【0018】
C10H21(OC2H4)n-OH n=8〜18、 HLB=6.79〜10.09
C12H25(OC2H4)n-OH n=7〜20、 HLB=5.51〜10.50
本発明の液体漂白剤組成物は水を30〜99重量%、好ましくは35〜95重量%含有する。水の含有量が30重量%未満であると粘度が上昇したり、結晶が析出するなどの問題を生じ、99重量%を超えると効果的な漂白性能を得ることができない。
【0019】
更に、本発明の漂白剤組成物には、所望により金属イオン封鎖剤を配合してもよい。本発明に用いられる金属イオン封鎖剤としては、
(1) フィチン酸等のリン酸系化合物又はこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
(2) エタン−1,1 −ジホスホン酸、エタン−1,1,2 −トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1 −ジホスホン酸およびその誘導体、エタンヒドロキシ− 1,1,2 −トリホスホン酸、エタン−1,2 −ジカルボキシ−1,2 −ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等のホスホン酸又はこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
(3) 2−ホスホノブタン−1,2 −ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−2,3,4 −トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボン酸又はこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
(4) アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン等のアミノ酸又はこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
(5) ニトリロ三酢酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ジエンコル酸等のアミノポリ酢酸又はこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
(6) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒石酸などの有機酸又はこれらのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
(7) ゼオライトAに代表されるアルミノケイ酸のアルカリ金属塩又はアルカノールアミン塩
(8) アミノポリ(メチレンホスホン酸)もしくはそのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩、又はポリエチレンポリアミンポリ(メチレンホスホン酸)もしくはそのアルカリ金属塩もしくはアルカノールアミン塩
等が挙げられる。
これらの中で上記(2) 、(5) 、(6) 及び(7) からなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましく、上記(2) からなる群より選ばれる少なくとも1種がさらに好ましい。
このような金属イオン封鎖剤の配合量は、本発明の液体漂白剤組成物に対し、0.0005〜5重量%、好ましくは0.01〜1重量%が望ましい。
【0020】
本発明の液体漂白剤組成物は、上記成分の他に通常添加される公知の成分を添加することができる。例えば、ビルダーとして、硫酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、珪酸塩、燐酸塩などの水溶性無機ビルダー等を用いることができる。また、過酸化水素の安定剤として公知の硫酸マグネシウム、珪酸マグネシウム、塩化マグネシウム、ケイフッ化マグネシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムなどのマグネシウム塩及び珪酸ソーダのような珪酸塩類を用いることができる。さらに必要に応じてカルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールのような再汚染防止剤などを添加することができる。
【0021】
また、本発明の液体漂白剤組成物には、低温での液の安定化及び凍結復元性を改善したり、高温での液分離を防止する目的でハイドロトロープ剤を配合しても差し支えない。このようなハイドロトロープ剤としては、一般的には、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩などに代表される短鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリンなどに代表されるアルコール及び多価アルコール等が挙げられる。ハイドロトロープ剤は本発明の液体漂白剤組成物中0〜30重量%程度配合することができる。
【0022】
また、本発明の液体漂白剤組成物には、さらに種々の化合物を含有させることができる。例えば、過酸化水素の安定化剤として知られているリン酸、バルビツール酸、尿酸、アセトアニリド、オキシキノリンやフェナセチンなどに代表されるアミノポリカルボン酸類、及び、DL−α−トコフェロール、没食子酸誘導体、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、2,6 −ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール(BHT)などを添加することができる。これらの安定化剤の添加量は過酸化水素の濃度にもよるが、本発明の組成物中に通常0〜5重量%程度、好ましくは0.01〜3重量%含有させるのがよい。
【0023】
さらに、本発明の液体漂白剤組成物は、変褪色防止剤として公知の物質を含むことができる。このような物質としては、フェニルアラニン、ヒスチジン、リジン、チロシン、メチオニン等のアミノ酸及びアミノ酸塩類、及びヒドロキシイミノジ酢酸等のアミノ又はイミド化合物、さらにはアクリロニトリルと第四級アンモニウム基を有するアクリロニトリルと共重合可能なモノマーの一種又は二種以上とのコポリマー等である。なお、アミノ酸には光学異性体が存在するが、本発明の効果においては光学異性体は関与しない。従って、化学的に合成したアミノ酸を使用することも可能である。
また、本発明の液体漂白剤組成物には、白物繊維に対する漂白効果を増すために蛍光増白剤として、チノパール(Tinopal) CBS〔チバ・ガイギー(Ciba-Geigy)社製〕、チノパールSWN〔チバ・ガイギー社製〕やカラー・インデックス蛍光増白剤28,40,61,71などのような蛍光増白剤を0〜5重量%添加しても良い。
【0024】
更に、本発明の液体漂白剤組成物には、組成物の粘度を高め使い勝手を向上させる目的で増粘剤を0〜20重量%添加することが可能である。増粘剤としては、一般的には、ポリアクリル酸塩、アクリル酸マレイン酸共重合体、カルボキシメチルセルロース誘導体、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースといった合成高分子、キサンタンガム、グアーガム、ケルザンといった天然高分子、モンモリロナイト、ビーガムといった水膨潤性粘土鉱物などが用いられる。
【0025】
また、本発明の液体漂白剤組成物には、さらに、染料や顔料のような着色剤、香料、殺菌剤、紫外線吸収剤、無機電解質(例えばNaCl、Na2SO4、CaCl2 )等の種々の微量添加物を適量(各々0〜約2重量%程度)配合することができる。なお、染料としては、酸性溶液で耐過酸化水素性を有する酸性染料が特に好ましい。
また、本発明組成物において、漂白性能を向上させるため、従来公知の酵素(セルラーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ等)を必要に応じ、配合することができる。
【0026】
本発明の液体漂白剤組成物は過酸化水素の貯蔵安定性の点からpHを6以下、好ましくは 3.5以下とすることが望ましい。pHを調整するためには、硫酸、リン酸のような無機酸や、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸のような有機酸を使用したり、前述の金属封鎖剤やアニオン界面活性剤を酸の形で添加したり、必要に応じて水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような苛性アルカリを用いて調整するのが良い。
【0027】
本発明の液体漂白剤組成物は、衣料に直接塗布して10〜30分放置後、水洗するか、あるいは水道水に予め本発明の液体漂白剤組成物を溶解させた水溶液に衣料を浸漬させて漂白することができる。
また、本発明の液体漂白剤組成物は、従来公知の衣料用洗剤と混合して使用することもできる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、高い漂白性能を有し、貯蔵安定性に優れた液体漂白剤組成物を提供することができる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0030】
実施例1〜6及び比較例1〜4
過酸化水素、漂白活性化剤として下記成分(b-1) 〜(b-3) 、界面活性剤として下記成分(c-1) 〜(c-3) 、及び金属イオン封鎖剤として下記成分(d-1) を用いて表1に示す組成を有する液体漂白剤組成物を調製した。尚、これらの組成物はN/10H2SO4 またはN/10NaOHでpH=2.5 に調整した。
これらの液体漂白剤組成物の漂白性能及び貯蔵安定性を下記に示す方法で評価した。結果を表1に示す。
【0031】
【化3】
【0032】
C12H25(OC2H4)8-OH HLB=5.85 (c-1)
C12H25(OC2H4)20-OH HLB=9.80 (c-2)
C10H21(OC2H4)10-OH HLB=7.45 (c-3)
ディクエスト2010CS(ホスホン酸系キレート剤;日本モンサント社製)(d-1) <貯蔵安定性の評価法>
・漂白活性化剤貯蔵安定性
表1に示す液体漂白剤組成物を 100mlガラス製サンプルビンに80g入れ、表1に示す条件で貯蔵した。貯蔵前後の液体漂白剤組成物中の漂白活性化剤の含有量を高速液体クロマトグラフィーで測定し、下式により漂白活性化剤残存率を求めた。
【0033】
【数1】
【0034】
・液感の変化
表1に示す液体漂白剤組成物を 100mlガラス製サンプルビンに80g入れ、表1に示す条件で貯蔵した。その後、液感を目視により以下の基準で評価した。
評価基準
1…均一透明な液体
2…やや白濁している
3…白濁している
4…沈澱している。
【0035】
<漂白性能の評価法>
0.133%市販洗剤液(pH=10.2)の入った2リットル水溶液に表1に示す液体漂白剤組成物の貯蔵前のものと、表1に示す条件で貯蔵後のものを40ml添加し、下記のように調製した紅茶汚染布を5枚ずつ15分間浸漬した。その後水道水ですすぎ、乾燥し、次式によって貯蔵前後の漂白率を算出した。
【0036】
【数2】
【0037】
反射率は日本電色工業(株)製NDR-101DP で460nm フィルターを使用して測定した。
【0038】
・紅茶汚染布の調製
日東紅茶(黄色パッケージ)80gを3リットルのイオン交換水にて約15分間煮沸後、糊抜きしたさらし木綿でこし、この液に木綿金布#2003を浸し、約15分間煮沸した。そのまま火よりおろし、約2時間程度放置後、布を取り出し自然乾燥させ、洗液に色がつかなくなるまで水洗し、脱水、プレス後、10cm×10cmの試験片として実験に供した。
【0039】
【表1】
Claims (3)
- 過酸化水素 0.1〜10重量%、界面活性剤 0.1〜50重量%、一般式(I)で表される分岐したアルカノイル基を有する漂白活性化剤0.01〜5.0重量%及び水30〜99重量%を含有することを特徴とする液体漂白剤組成物。
- 界面活性剤が、デービス氏の方法で求めたHLBが 4.5〜12の一般式(II)で表される非イオン界面活性剤である請求項1記載の液体漂白剤組成物。
R2-(OC2H4)n-OH (II)
〔式中、R2は炭素数6〜18のアルキル基またはアルケニル基を示すか、炭素数1〜12のアルキル基で置換されていてもよいアリール基を示し、n はエチレンオキシドの平均付加モル数を示す数である。但し、R2及びn はデービス氏の方法で求めたHLBが 4.5〜12になるように選ばれる。〕 - 更に金属イオン封鎖剤を含有する請求項1又は2記載の液体漂白剤組成物。
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