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JP3739259B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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JP3739259B2
JP3739259B2 JP2000238845A JP2000238845A JP3739259B2 JP 3739259 B2 JP3739259 B2 JP 3739259B2 JP 2000238845 A JP2000238845 A JP 2000238845A JP 2000238845 A JP2000238845 A JP 2000238845A JP 3739259 B2 JP3739259 B2 JP 3739259B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオ用キャプスタンモータなどとして用いられるブラシレスモータに関するものである。さらに詳しくは、本発明は、PWM(Pulse Width Modulation)方式のブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオ用キャプスタンモータなどには、図1に示すように、軸受20に回転可能に支持された回転軸10と一体に回転するロータ5と、駆動コイル31が巻回されたステータコア32を備えるステータ30と、金属基板としての鉄基板40と、この鉄基板40上に構成された駆動用ICを備えるモータ駆動回路60とを有するブラシレスモータ1が用いられている。このブラシレスモータ1では、モータ駆動回路60のパワートランジスタ(スイッチング素子)をオン・オフするとともに、このスイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することにより駆動コイル31に対する通電を制御するダイレクトPWM方式が採用されている。
【0003】
このPWM方式では、従来のモータ駆動回路が発熱することによって消費していた無駄な電力を大幅に低減することができ、モータ駆動時の省エネルギー化に大きな効果がある。しかも、この方式を採用するにあたっては、新たな部品の追加がほとんどないため、コスト面でも優れている。
【0004】
このPWM方式を、図2(A)、(B)、図3、および図4を参照して説明する。図2(A)は、ダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータのモータ駆動回路において、モータ電源から駆動コイルに電力供給が行われている様子を示す説明図、および図2(B)はモータ電源から駆動コイルに電力供給を停止したときに駆動コイルに発生した逆起電力によって回生電流が流れる様子を示す説明図である。図3は、図2(A)、(B)に示すような制御が行われたときに1相分の駆動コイルに印加される電圧波形および電流波形を示す波形図である。図4は、図3に示す期間aのうち、駆動コイルに電圧が印加されている期間b、および駆動コイルへの電圧印加が休止している期間cにおける電圧波形および電流波形を示す波形図である。
【0005】
これらの図のうち、図2(A)および図3に示すように、パワートランジスタQ4がオンの状態で、パワートランジスタQ1がオンのときには、モータ電源66から駆動コイル31に対して電源VMが印加されるので、駆動コイル31に電流が流れ、この電流は、パワートランジスタQ4を通ってモータ電源66のグランドM−GNDに流れて行く(図4の期間b)。このモータ電流は、図4に示すように、駆動コイル31の時定数に対応して徐々に増加していく。
【0006】
これに対して、図2(B)および図3に示すように、パワートランジスタQ4がオンの状態で、パワートランジスタQ1がオフすると、モータ電源66から駆動コイル31に対する電源VMの印加が中断される。但し、このとき各駆動コイル31には逆起電力E1、E2が発生するので、この逆起電力E1、E2によって、駆動コイル31にはダイオード61を介して回生電流がモータ電流として流れる。この回生電流は、図4に示すように、駆動コイル31の時定数に対応して徐々に減少していくが、減少しきる前に、パワートランジスタQ1がオンとなって、モータ電源66から電流供給されることになる。
【0007】
このように、ブラシレスモータ1では、モータ電流の一部が回生電流で賄われるため、外部から供給する電流(電力)を節約することができる。また、モータ電流が流れるパワートランジスタは常に飽和状態にあるので、モータ駆動回路60で消費される電力を必要最小限に止めることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータ1では、駆動コイル31に印加される電圧が駆動電源VMとグランド電位M−GNDとの間で短期間のうちに変動するため、モータ駆動回路60から駆動コイル31までに至る配線にかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧のいずれもが急激な変動を連続的に繰り返すことになるので、電磁ノイズを発生させ、このモータを搭載した機器の動作に様々な悪影響を及ぼす。また、駆動コイル31や配線に対して容量性結合をしているモータ部品、たとえば、駆動コイル31を巻回したステータコア32、あるいはモータの回路基板となる鉄基板40(金属基板)において、鉄基板40上に設けられた配線との間に絶縁層を挟む鉄板部分は、電磁ノイズを拡散させる原因となる。
【0009】
さらに、モータ電源66からの電流供給は、図4に示す期間bだけ行われ、この期間bに続く期間cでは中断される。このため、鉄基板40上に設けられたモータ電源66の配線には、PWMキャリア周波数でオン・オフされるパルス電流が流れ、このパルス電流も電磁ノイズを拡散させる。しかも、前記パルス電流は、モータ電源66にリップルを発生させることにより、機器の動作に不具合を生じさせる原因ともなる。
【0010】
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、PWM方式を採用したブラシレスモータにおいて、電磁ノイズの発生を抑えることのできる構成を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願の第1の発明では、モータ駆動回路のスイッチング素子を直接、オン・オフするとともに、該スイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することによりモータの駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、軸受に回転可能に支持された回転軸と一体に回転するロータと、駆動コイルが巻回されたステータコアを備えるステータと、金属基板と、該金属基板上に構成された前記モータ駆動回路とを有し、前記金属基板を構成する金属板導電性の連結部材によって固定電位に短絡させるとともに、モータが取り付けられる本体側シャーシへの取付部と前記金属板との絶縁抵抗1kΩ以上、かつ、100kΩ以下としたことを特徴とする。
【0012】
本発明において、ブラシレスモータをダイレクトPWM方式で駆動したとき、モータ駆動回路から駆動コイルまでに至る配線にかかる電圧、および駆動コイル自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返しても、これらとそれぞれ容量性結合をしている金属基板の基体たる金属板固定されているので、金属板は電磁ノイズを拡散させないようにすることができる。
【0013】
本発明において、前記金属板と前記ステータコアとは、前記連結部材によって互いに接続されているとともに、前記固定電位に接続された配線パターンに接続されていることにより、前記金属板および前記ステータコアの両方が前記固定電位に接続されていることが好ましい。ステータコアの電位が固定されているので、ステータコアは電磁ノイズを拡散させないようにすることができる。
【0014】
本発明において、前記固定電位は、前記モータ駆動回路のグランド電位あるいは電源電位のいずれかである。
【0015】
本発明において、前記モータ駆動回路と前記モータ電源との間に、前記モータ電源に対して並列に容量が0.1μF以上のキャパシタが電気的に接続されていることが好ましい。すなわち、本発明において、前記モータ駆動回路に近い位置でモータ電源に並列に容量が0.1μF以上のキャパシタが電気的に接続していることが好ましい。このように構成すると、モータ電源の配線にパルス電流が流れたとしても、モータ電源から前記キャパシタがリップルを吸収してくれるので、このモータを搭載した機器は、正常に動作することができる。
【0016】
本発明において、前記モータにおける前記本体側シャーシとの前記取付部前記ステータコアとの絶縁抵抗を、1kΩ以上、かつ、100kΩ以下とすることが好ましい。
【0017】
本発明において、前記モータにおける前記本体側シャーシへの前記取付部が、前記軸受を保持する導電性樹脂製の軸受ホルダにより形成されている場合には、前記軸受ホルダの絶縁抵抗を1kΩ以上、かつ、100kΩ以下とすることが好ましい。このように構成すると、ロータにプーリが構成されている場合に、プーリと連結ベルトとの摺動によって静電気が発生する場合が考えられるが、軸受ホルダの絶縁抵抗が前記範囲内にあれば、ロータに溜まった静電気を軸受ホルダから逃がすことができる。また、ステータコアなどがグランド電位に保持されていても、軸受ホルダが導電性樹脂であれば、軸受ホルダを本体側シャーシと固定しても、本体側シャーシがモータのグランド電位M−GNDと短絡することがないので、機器の動作に支障がおよぶことがない。
【0018】
本発明において、前記モータにおける前記本体側シャーシへの前記取付部が、前記軸受を保持している金属製の軸受ホルダにより形成されている場合には、前記軸受ホルダと前記金属板との間、および前記軸受ホルダと前記ステータコアとの間のいずれもが、1kΩ以上、かつ、100kΩ以下の絶縁抵抗を有するように構成されていることが好ましい。
【0019】
このように構成した場合に、前記軸受ホルダには、導電性樹脂製のビス受けが埋め込まれた孔が形成され、当該ビス受けには、前記軸受ホルダと前記本体側シャーシとを固定するビスが止められている構成を採用することができる。このように構成すると、ロータにプーリが構成されている場合であっても、軸受ホルダが金属製で、かつ、導電性樹脂からなるビス受けで本体側シャーシと接しているので、ロータに溜まった静電気を逃がすことができる。
【0020】
本願の第2の発明では、モータ駆動回路のスイッチング素子を直接、オン・オフするとともに、該スイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することによりモータの駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、軸受に回転可能に支持された回転軸と一体に回転するロータと、前記駆動コイルが巻回されたステータコアを備えるステータと、前記駆動コイルへの通電を行なうための回路パターンを備えた回路基板を構成する金属基板と、該金属基板上に構成された前記モータ駆動回路とを有し、前記金属基板を構成する金属板導電性金属材によって固定電位に短絡させるとともに、前記モータにおける前記本体側シャーシとの前記取付部と前記金属板との絶縁抵抗を1kΩ以上、かつ、100kΩ以下としたことを特徴とする。
【0021】
本発明において、前記金属板と前記ステータコアとは、前記導電性金属材によって互いに電気的に接続され、前記回路基板には、前記固定電位に接続された配線パターンが形成され、前記金属板と前記配線パターンとが電気的に接続されていることにより、前記金属板および前記ステータコアの両方が前記固定電位に接続されていることが好ましい。
【0022】
本発明においても、第1の発明と同様、前記固定電位は、前記モータ駆動回路のグランド電位あるいは電源電位のいずれかである。
【0023】
本発明において、前記導電性金属材は、前記金属板と前記ステータコアとを電気的に接続する第1の導電性金属材と、前記金属板の所定位置で前記配線パターンに接続されたランド部と前記金属板とを電気的に接続する第2の導電性金属材とを有している構成を採用してもよい。
【0024】
本発明においても、第1の発明と同様、前記モータにおける前記本体側シャーシとの前記取付部前記ステータコアとの絶縁抵抗を、1kΩ以上、かつ、100kΩ以下とすることが好ましい。
【0025】
本発明においても、第1の発明と同様、前記モータ駆動回路と前記モータ電源との間に、前記モータ電源に対して並列に容量が0.1μF以上のキャパシタが電気的に接続されていることが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する各形態では、基本的な構成が従来の形態と共通するので、これら共通する部分には同じ符号を付してある。
【0027】
[実施の形態1]
図1は、本発明が適用されるブラシレスモータの一部を切り欠いて示す側面図である。
【0028】
図1からわかるように、ブラシレスモータ1は、回転軸10と一体に回転するプーリ55付きのロータ5と、駆動コイル31が巻回されたステータコア32を備えるステータ30と、回路基板を兼用する金属基板である鉄基板40と、この鉄基板40の下面側に実装された回路パターンや駆動IC等を備えたモータ駆動回路60とを有している。鉄基板40には、モータ駆動回路60とステータコア32に巻回された駆動コイル31とを接続するための回路パターンが形成されている。
【0029】
また、鉄基板40に取り付けられた円筒状の軸受ホルダ25には、本モータが取り付けられる本体機器のシャーシへのネジ止め用の取付部が形成されており、このブラシレスモータ1は、軸受ホルダ25の前記取付部を本体機器のシャーシへネジ止め固定することにより、本体機器のシャーシに取り付けられるようになっている。
【0030】
この軸受ホルダ25は、導電性樹脂で形成される場合がある他、後述する実施の形態4のように金属製の軸受ホルダ25が用いられる場合もある。導電性樹脂で軸受ホルダ25が形成される場合は、例えばエンジニアプラスチックに導電性カーボンを混合させて所定の導電性を持たせることができる。
【0031】
なお、鉄基板40にはセンサホルダ70を介して磁気センサ7が実装されており、ロータ5の外周部51に設けた磁気パターンによりFG出力を得ることができるようになっている。
【0032】
また、軸受ホルダ25の内側には燒結軸受などの軸受20が上下一対、保持され、この軸受20内に回転軸10が通されている。また、軸受ホルダ25の外周面に形成されている段差を利用して、軸受ホルダ25の外周面にはステータコア32が保持され、このステータコア32の上には樹脂製のコアホルダ33が被さり、さらにコアホルダ33の上に鉄基板40が被さった状態で、この鉄基板40、コアホルダ33、ステータコア32がねじ35によって固定されている。なお、ステータコア32には、通常のように、駆動コイル31が巻回され、かつ、ロータ5の内周面にはステータコア32の外周面に対向するように駆動マグネット(図示せず。)が取り付けられ、モータを構成している。
【0033】
このように構成したブラシレスモータ1は、従来技術の欄において図2、図3および図4を参照して説明したように、モータ駆動回路60において、パワートランジスタQ4がオン、パワートランジスタQ1がオンの状態と、パワートランジスタQ4がオン、パワートランジスタQ1がオフの状態とに交互に切り換えられることによって、モータ電流の一部が回生電流によって賄われる。
【0034】
但し、このようなダイレクトPWM方式を採用したブラシレスモータ1では、既に説明したように、駆動コイル31に印加される電圧が駆動電源VMとグランド電位M−GNDとの間で短期間のうちに変動するため、モータ駆動回路60から駆動コイル31までに至る鉄基板40に形成した配線にかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返すことになり、電磁ノイズを発生させやすい。しかしながら、本形態では、以下に示すように構成することによって前記電磁ノイズの拡散を防止するものである。
【0035】
図5は、本形態のダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、鉄基板およびステータコアに対して短絡構造を施した断面図である。
【0036】
図5において、導電性樹脂で構成された軸受ホルダ25のフランジ部251から鉄基板40に向けて、導電性金属材の連結部材である金属製のタップねじ35を止めてある。タップねじ35は、軸受ホルダ25のフランジ部251、ステータコア32、コアホルダ33、鉄基板40とを一括して固定している。
【0037】
ここで、金属製のタップねじ35が固定される鉄基板40は、金属基板の金属板を構成する鉄板部分41の上面側が露出しており、かつ、鉄基板40の下側表面には絶縁層42が形成されている。この絶縁層42の下側表面であってタップねじ35がねじ込まれる位置には、グランド電位M−GNDが印加された配線パターン43が引き回し形成され、かつ、タップねじ35のねじ山が最適な寸法に設定されているため、鉄基板40の鉄板部分41は、タップねじ35を介して配線パターン43に接続され、グランド電位M−GNDに短絡するようになっている。また、ステータコア32もタップねじ35を介して配線パターン43に接続され、グランド電位M−GNDに短絡している。
【0038】
従って、本形態では、ブラシレスモータ1をダイレクトPWM方式で駆動したとき、モータ駆動回路60から、ステータコア32に巻回した駆動コイル31までに至る配線、回路パターンにかかる電圧、および駆動コイル31自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返しても、これらとそれぞれ容量性結合をしている鉄基板40の基体たる鉄板部分41、あるいはステータコア32の電位がタップねじ35を介してグランド電位M−GNDに短絡、すなわち固定されているので、これらのモータ部品は電磁ノイズを拡散させないようになる。なお、上記実施例では、鉄板部分41あるいはステータコア32をグランド電位M−GNDに短絡するための導電性の連結部材としてタップねじ35を用いているが、連結する部材はねじでなくても、電気的な接続が達成できるものであればよい。
【0039】
また、上記実施形態では、ステータコア32や鉄板部分41のねじ止めする部分に鉄基板40のグランド用配線パターンを配置し、このグランド用配線パターンに電気的に接続した構成になっている。本実施形態では、軸受ホルダ25は、導電性樹脂から構成しており、この軸受ホルダ25を、軸受ホルダ25に設けた取付部を介して本体機器側のシャーシ(図示せず)と固定した場合、ステータコア32や鉄板部分41、すなわち、グランド用配線は、上記本体側シャーシに対して1kΩ以上であって100kΩ以下の絶縁抵抗をもって電気的に絶縁された状態としてある。従って、上記シャーシが本体機器全体のグランドになっている場合でも、上記シャーシがモータのグランド電位M−GNDと短絡することがないので、機器の動作に支障がおよぶことがない。
【0040】
導電性樹脂から形成した軸受ホルダ25は、本体側シャーシに対して100kΩ以下の絶縁抵抗であることが好ましいが、1MΩ以下の絶縁抵抗であっても動作に支障のない場合もあるので、どの程度の絶縁抵抗とするかは適宜、設定すればよい。たとえばプーリ55にベルトをかけてプーリ55を回転させたときに溜まった静電気を、軸受ホルダ25を介して本体側のシャーシに逃がすことができるか、また、モータに生ずる静電気がモータの搭載電子部品に悪影響を及ぼさないか等を考慮して定めるのがよい。この観点から、軸受ホルダ25は、シャーシに対して100kΩ以下の絶縁抵抗としておくことが好ましい。
【0041】
[実施の形態2]
金属基板である鉄基板40において、前記金属基板の金属板となる鉄板部分41をグランド電位M−GNDに短絡させる構造、即ち、連結部材としては、図6に示すように、磁気センサ7を鉄基板40に固定するセンサホルダ70を用いて鉄板部分41をグランド電位M−GNDに短絡させるようにしてもよい。
【0042】
図6は、本形態のブラシレスモータ1においてセンサホルダ70を用いて鉄基板40の鉄板部分41をグランド電位M−GNDに短絡させた構造を示す断面図である。
【0043】
図6に示すように、センサホルダ70は導電性のある金属板を加工したもので、磁気センサ7を抱えるセンサ保持部71と、鉄基板40に開けられた貫通穴44に差し込まれた固定用爪部72とが形成されている。ここで、固定用爪部72は、鉄基板40の貫通穴44を通って基板の反対側において、鉄板部分41に対して折り曲げられ鉄板部分41の露出面に当接されていることにより、鉄基板40を挟むようにして、センサホルダ70を鉄基板40に固定している。従って、この状態では、金属製のセンサホルダ70は、はんだ付けされた半田77を介して鉄基板40の配線パターン43に接触するとともに、鉄板部分41にも接する状態にある。
【0044】
それ故、ブラシレスモータ1をダイレクトPWM方式で駆動したときでも、鉄基板40の鉄板部分41は常に配線パターン43を介してグランド電位M−GNDに保持されているので、鉄板部分41が電磁ノイズを拡散することはない。
【0045】
なお、図6に示すように、配線パターン43とセンサホルダ70との間を半田77により接続するだけでなく、この時のはんだ付けにより鉄基板40の貫通穴44においても半田77を介在させ、半田77を鉄板部分41に接触させれば、鉄板部分41をより確実にグランド電位M−GNDに固定することができる。
【0046】
[実施の形態3]
鉄基板40において鉄板部分41をグランド電位M−GNDに短絡させ、かつ、ステータコア32もグランド電位M−GNDに短絡させる他の構造として、図7(A)に示すように、導電性金属材(第1の導電製金属材)の連結部材の一種であるタップねじ35によって、ステータコア32、コアホルダ33および鉄基板40を一括して固定するようにし、さらに図7(B)に示すように、鉄基板40の適当な位置であって回路パターンの端部にグランド電位M−GNDのランド部47を形成しておき、このランド部47の中央に開けられた穴に、導電性金属材の他の連結部材(第2の導電性金属材)である金属製のビス48をねじ込むことにより、鉄板部分41をグランド電位M−GNDに短絡するようにしてもよい。
【0047】
このように構成した場合には、鉄基板40の鉄板部分41は、タップねじ35を介してグランド電位M−GNDに短絡させることができる。また、ステータコア32もタップねじ35を介してグランド電位MーGNDに短絡させることができる。本実施形態では、さらに、鉄基板40の鉄板部分41は、ねじ48を介してランド部47に接触させて、グランド電位M−GNDに短絡させているから、より確実に短絡させることができる。それ故、鉄基板40の鉄板部分41はグランド電位M−GNDに確実に短絡するとともに、併せて、ステータコア32もグランド電位MーGNDに確実に短絡することになる。
【0048】
なお、上記実施形態でも、短絡させるための連結部材としてねじを用いているが、固定・接続が可能であれば、連結部材としてピンを用いてもよい。
【0049】
[実施の形態4]
上記形態では、軸受ホルダ25として導電性樹脂製のものを用いた例であったが、ここでは、金属製の軸受ホルダ25を用いた例について、図8を参照して説明する。
【0050】
図8は、本形態のブラシレスモータ1において、ステータコアおよび鉄基板の鉄板部分をグランド電位に短絡させた構造、および軸受ホルダとシャーシとを所定の絶縁抵抗範囲をもって固定した構造を示す断面図である。
【0051】
図8において、コアホルダ33として、鉄基板40と軸受ホルダ25の外周面との間の絶縁を確保する第1の筒部331と、ステータコア32の内周面と軸受ホルダ25の外周面との間の絶縁を確保する第2の筒部332とを有するものが用いられ、鉄基板40と軸受ホルダ25との間の絶縁、ステータコア32と軸受ホルダ25との間の絶縁が確保されるようになっている。
【0052】
また、鉄基板40の鉄板部分41をグランド電位M−GNDに短絡させ、かつ、ステータコア32もグランド電位M−GNDに短絡させる構造として、金属製のタップねじ35によって、ステータコア32、コアホルダ33および鉄基板40が一括して固定されているが、タップねじ35と軸受ホルダ25との間には樹脂製の第1の絶縁スペーサ255が配置され、軸受ホルダ25とステータコア32との間にも樹脂製の第2の絶縁スペーサ256が配置されている。このようにすることにより、軸受ホルダ25の周りにおいて、鉄基板40の鉄板部分41およびステータコア32をグランド電位M−GNDに短絡させた場合でも、軸受ホルダ25と鉄基板40の鉄板部分41の間、および軸受ホルダ25とステータコア32との間については、1kΩ以上の絶縁抵抗を確保することができる。従って、金属製の軸受ホルダ25を本体機器側のシャーシ90にそのまま固定したとしても、シャーシ90と鉄基板40の鉄板部分41の間、およびシャーシ90とステータコア32との間については、1kΩ以上の絶縁抵抗を確保できる。
【0053】
また、本実施形態では、軸受ホルダ25とシャーシ90とが所定レベルの絶縁抵抗をもって固定できるように、導電性のある樹脂製のキャップ状のビス受け91が用いられている。すなわち、軸受ホルダ25には、導電性樹脂製のビス受け91が埋め込まれた孔259が形成され、この孔259に装着されたビス受け91に対して、シャーシ90を貫通する固定ねじ95が止められている。
【0054】
従って、本形態では、軸受ホルダ25はシャーシ90に対して1kΩ以上の絶縁抵抗をもっているため、シャーシ90が本体機器全体のグランドになっている場合でも、シャーシ90がモータのグランド電位M−GNDと短絡することがないので、機器の動作に支障がおよぶことがない。
【0055】
なお、この実施形態においても、軸受ホルダ25は、シャーシ90に対して100kΩ以下の絶縁抵抗をもっていることが、モータに生じる静電気がモータの搭載電子部品に悪影響を及ぼさない等を考慮すると好ましい。このようにすれば、たとえばプーリ55にベルトをかけてプーリ55を回転させたときに溜まった静電気も、軸受ホルダ25を介してシャーシ90に逃がすことができる。
【0056】
[実施の形態5]
図9(A)、(B)はそれぞれ、上記の実施の形態1ないし4に係るブラシレスモータ1のモータ駆動回路60において、ダイレクトPWM方式で駆動したときに発生するリップルに起因する不具合を防止するための構成を示す回路図、およびその変形例を示す回路図である。
【0057】
図9(A)に示すように、本形態のブラシレスモータ1のモータ駆動回路60では、モータ電源66に対して並列に容量が0.1μF以上のキャパシタ68が電気的に接続されている。このため、モータ電源66から駆動コイル31に至る配線上にリップルがかかっても、このリップルはキャパシタ68を介してグランド電位M−GND用の配線に逃がされる。従って、リップルがモータ電源66にかかることがないので、ビデオなどの機器の動作に不具合が生じることがない。また、ダイレクトPWM方式では、すべてのパワートランジスタが全て同時にオフになる瞬間があり、このような場合に回生電流がモータ電源66に戻ろうとするが、このようなパルスもキャパシタ68により吸収することができる。それ故、モータ電源66を保護できるとともに、モータ駆動回路60にはその耐圧以上の電圧がかからない。
【0058】
図9(B)に示すように、ブラシレスモータ1のモータ駆動回路60では、モータ電源66から駆動コイル31に至る配線途中にモータ電流検出用の抵抗RSが挿入される場合がある。このような場合に、図9(A)を参照して説明したリップル除去用のキャパシタ68については、モータ電流検出用の抵抗RSよりもモータ駆動回路60に近い側において、モータ電源66に対して並列に電気的に接続させることにより、モータ駆動回路60の側で発生したリップルを効果的に除去することが好ましい。
【0059】
[その他の実施の形態]
なお、上記形態では、鉄板部分41およびステータコア32をグランド電位M−GNDに固定したが、固定電位であればよく、鉄板部分41およびステータコア32をモータ電源VMに固定してもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータでは、モータ駆動回路から駆動コイルまでに至る配線にかかる電圧、および駆動コイル自身にかかる電圧が急激な変動を連続的に繰り返しても、これらとそれぞれ容量性結合をしている金属基板を構成している金属板、あるいはステータコアの電位が固定されているので、これらのモータ部品は電磁ノイズを拡散させないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるダイレクトPWM方式のブラシレスモータの一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】(A)、(B)はそれぞれ、図1に示すブラシレスモータのモータ駆動回路において、モータ電源から駆動コイルに電力供給が行われている様子を示す説明図、およびモータ電源から駆動コイルに電力供給を停止したときに駆動コイルに発生した逆起電力によって回生電流が流れる様子を示す説明図である。
【図3】図1に示すブラシレスモータにおいて、図2(A)、(B)に示すような制御が行われたときに1相分の駆動コイルに印加される電圧波形および電流波形を示す波形図である。
【図4】図1に示すブラシレスモータにおいて、図3に示す期間aのうち、駆動コイルに電圧が印加されている期間b、および駆動コイルへの電圧印加が休止している期間cにおける電圧波形および電流波形を示す波形図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、鉄基板およびステータコアに対する短絡構造を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、鉄基板に対する短絡構造を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、鉄基板およびステータコアに対する短絡構造を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態4に係るダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、鉄基板およびステータコアに対する短絡構造、および軸受ホルダとシャーシとの固定構造を示す断面図である。
【図9】(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態5にに係るブラシレスモータのモータ駆動回路において、ダイレクトPWM方式で駆動したときに発生するリップルに起因する不具合を防止するための構成を示す回路図、およびその変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ
5 ロータ
7 磁気センサ
10 回転軸
20 軸受
25 軸受ホルダ
30 ステータ
31 駆動コイル
32 ステータコア
33 コアホルダ
35 タップねじ(導電性の連結部材/導電性金属材)
40 鉄基板(金属基板)
41 鉄基板の鉄板部分
42 鉄基板の絶縁層
43 鉄基板の配線パターン
47 鉄基板のランド部
48 短絡用の金属製のビス(導電性金属材)
55 プーリ
60 モータ駆動回路に用いた駆動IC
68 リップル吸収用のキャパシタ
70 センサホルダ
71 センサホルダのセンサ保持部
72 センサホルダの固定用爪部
91 導電性樹脂製のビス受け
331、332 コアホルダの絶縁用の筒部

Claims (14)

  1. モータ駆動回路のスイッチング素子を直接、オン・オフするとともに、該スイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することによりモータの駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、
    軸受に回転可能に支持された回転軸と一体に回転するロータと、駆動コイルが巻回されたステータコアを備えるステータと、金属基板と、該金属基板上に構成された前記モータ駆動回路とを有し、
    前記金属基板を構成する金属板導電性の連結部材によって固定電位に短絡させるとともに、
    モータが取り付けられる本体側シャーシへの取付部と前記金属板との絶縁抵抗1kΩ以上、かつ、100kΩ以下としたことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1において、前記金属板と前記ステータコアとは、前記連結部材によって互いに接続されているとともに、前記固定電位に接続された配線パターンに接続されていることにより、前記金属板および前記ステータコアの両方が前記固定電位に接続されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項2において、前記固定電位は、前記モータ駆動回路のグランド電位あるいは電源電位のいずれかであることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項2において、前記モータ駆動回路と前記モータ電源との間に、前記モータ電源に対して並列に容量が0.1μF以上のキャパシタが電気的に接続されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項1において、前記取付部と前記ステータコアとの絶縁抵抗を、1kΩ以上、かつ、100kΩ以下としたことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項5において、前記モータにおける前記本体側シャーシへの前記取付部は、前記軸受を保持する導電性樹脂製の軸受ホルダにより形成されており、
    前記軸受ホルダと前記金属板との絶縁抵抗、および前記軸受ホルダと前記ステータコアとの絶縁抵抗が1kΩ以上、かつ、100kΩ以下であることを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項5において、前記モータにおける前記本体側シャーシへの前記取付部は、前記軸受を保持している金属製の軸受ホルダにより形成されており、
    前記軸受ホルダと前記金属板との間、および前記軸受ホルダと前記ステータコアとの間のいずれもが、1kΩ以上、かつ、100kΩ以下の絶縁抵抗を有するように構成されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項7において、前記軸受ホルダには、導電性樹脂製のビス受けが埋め込まれた孔が形成され、
    当該ビス受けには、前記軸受ホルダと前記本体側シャーシとを固定するビスが止められていることを特徴とするブラシレスモータ。
  9. モータ駆動回路のスイッチング素子を直接、オン・オフするとともに、該スイッチング素子に対するスイッチングパルス幅を変調することによりモータの駆動コイルに対する通電を制御するダイレクトPWM方式のブラシレスモータにおいて、
    軸受に回転可能に支持された回転軸と一体に回転するロータと、前記駆動コイルが巻回されたステータコアを備えるステータと、前記駆動コイルへの通電を行なうための回路パターンを備えた回路基板を構成する金属基板と、該金属基板上に構成された前記モータ駆動回路とを有し、
    前記金属基板を構成する金属板導電性金属材によって固定電位に短絡させるとともに、
    前記モータにおける前記本体側シャーシとの前記取付部と前記金属板との絶縁抵抗を1kΩ以上、かつ、100kΩ以下としたことを特徴とするブラシレスモータ。
  10. 請求項9において、前記金属板と前記ステータコアとは、前記導電性金属材によって互いに電気的に接続されているとともに、前記回路基板には、前記固定電位に接続された配線パターンが形成され、
    前記金属板と前記配線パターンとが電気的に接続されていることにより、前記金属板および前記ステータコアの両方が前記固定電位に接続されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  11. 請求項10において、前記固定電位は、前記モータ駆動回路のグランド電位あるいは電源電位のいずれかであることを特徴とするブラシレスモータ。
  12. 請求項11において、前記導電性金属材は、前記金属板と前記ステータコアとを電気的に接続する第1の導電性金属材と、前記金属板の所定位置で前記配線パターンに接続されたランド部と前記金属板とを電気的に接続する第2の導電性金属材とを有していることを特徴とするブラシレスモータ。
  13. 請求項9において、前記取付部と前記ステータコアとの絶縁抵抗を、1kΩ以上、かつ、100kΩ以下としたことを特徴とするブラシレスモータ。
  14. 請求項9において、前記モータ駆動回路と前記モータ電源との間に、前記モータ電源に対して並列に容量が0.1μF以上のキャパシタが電気的に接続されていることを特徴とするブラシレスモータ。
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