JP3736412B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク装置、特にDVD−RAM等のようにアドレス情報が予め形成された光ディスクのアドレス情報再生に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、DVD−RAM等の光ディスクでは、1セクタ内にヘッダ部とデータ部が形成され、ヘッダ部にアドレス情報がエンボス形成されてランダムアクセス可能となっている。
【0003】
図7には、DVD−RAMにおけるセクタ構成が模式的に示されている。1セクタは、ヘッダ部及びデータ部から構成され、ヘッダ部には4つのアドレス情報ID1、ID2、ID3、ID4がエンボス形成されている。ID1〜ID4のいずれかを再生することで当該セクタのアドレス情報を得ることができる。ID1とID2は円周方向に対して同一位置に形成され、ID3とID4も円周方向に対して同一位置に形成され、ID1、2とID3、4は光ディスクの半径方向に対して離間して設けられている。図に示されるように、光ピックアップからのレーザ光のスポット100が図中右方向に移動する(光ディスクが回転して左方向に移動する)と、まずID1とID2が検出され、次にID3とID4が検出されることになる。DVD−RAMでは記録密度向上のため、ランドとグルーブにデータが記録されるが、ランドに着目すると、ID1とID2は内周側に形成され、ID3とID4は外周側に形成される。また、グルーブに着目すると、ID1とID2は外周側に形成され、ID3とID4は内周側に形成される。従って、ランドとグルーブとでは、アドレス情報の位置が異なるため、このような位置の相違に基づきランドとグルーブを互いに区別することができる。
【0004】
なお、図には、戻り光を電気信号に変換する4分割フォトディテクタの配置も示されている。4分割フォトディテクタはA〜Dの4つのディテクタから構成され、(A+D)及び(B+C)が半径方向に2分割されたフォトディテクタである。オントラック状態においてランドでは(A+D)でID1とID2、(B+C)でID3とID4がそれぞれ検出され、グルーブでは(A+D)でID3とID4、(B+C)でID1とID2がそれぞれ検出される。
【0005】
図8には、4分割フォトディテクタA、B、C、Dからの信号の全ての和である(A+B+C+D)信号、すなわち、半径方向に2分割されたフォトディテクタ(A+D)、(B+C)の2つの信号の和信号が示されている。レーザスポット100は、ID1、ID2、ID3、ID4の順に検出するため、和信号にもID1信号、ID2信号、ID3信号、ID4信号がこの順に出現する。和信号であるため、ID1信号〜ID4信号の極性は全て同一である。
【0006】
一方、図9及び図10には、半径方向に2分割された2つのフォトディテクタ(A+D)及び(B+C)の差信号(A+D)−(B+C)が示されている。図9は、グルーブセクタにおける差信号であり、グルーブにおいてはディテクタ(B+C)でID1とID2を検出し、(A+D)でID3とID4を検出するため、差信号では(B+C)で検出されるID1とID2の信号極性が反転することになる。
【0007】
一方、図10はランドセクタにおける差信号波形であり、ランドにおいてはディテクタ(A+D)でID1とID2を検出し、(B+C)でID3とID4を検出するため、差信号においてはID3とID4の信号極性が反転することになる。
【0008】
このように、和信号あるいは差信号のいずれを用いてもID1〜ID4のアドレス情報を得ることができ、DVD−RAMのアドレス情報を再生することができる。なお、データ部を和信号で再生する場合には、アドレス情報もこの和信号の極性に一致させる必要があるので、差信号を用いてアドレス情報を再生する場合、グルーブセクタにおいてはID1とID2の極性を反転させてアドレス情報を再生し、ランドセクタにおいてはID3とID4の極性を反転させてアドレス情報を再生する必要がある。もちろん、和信号を用いてアドレス情報を再生する場合には極性反転処理は不要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、4分割フォトディテクタのうち、半径方向に2分割された2つのフォトディテクタの和信号あるいは差信号のいずれでもアドレス情報を再生できることに鑑み、従来においてはドライブの処理回路を和信号あるいは差信号のいずれかに固定してアドレス情報を再生しているが、本願出願人はこのように固定したのではアドレス情報を確実に再生することができない場合があることを見い出した。
【0010】
例えば、光ディスク装置においては、光ピックアップやドライブの組み立て時の精度のばらつき、あるいはフォーカスオフセット調整不足等により、フォーカスずれが生じる場合があるが、フォーカスずれが生じると、光ディスクに照射されるレーザ光のスポット形状が変化し、4分割フォトディテクタA〜Dの光量バランスが崩れ、差信号を用いてアドレス情報を再生しようとしても同相ノイズが除去されず、逆に差演算による位相変化によりアドレス再生エラーが生じてしまう。
【0011】
また、図11(a)に示されるように、光ディスク10に対して光ピックアップ14から照射されたレーザ光の光軸が傾いた(チルト)場合、図11(b)に示されるように本来のメインスポット100の他にその近傍にサイドロープ200が出現し、4分割フォトディテクタで検出される光量分布も(c)に示されるように本来の位置P1の他にP2でもピークを持つことになる。この場合、和信号でアドレス情報を再生すると、サイドロープ200の影響を受けて分解能の低下や位相変化が生じ、同様にアドレス再生エラーが生じてしまう。すなわち、和信号あるいは差信号のいずれかを固定的に用いても、アドレス再生エラーが生じてしまうのである。
【0012】
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みなされたものであり、その目的は、光ディスクに予め掲載されたアドレス情報を確実に再生することができる光ディスク装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段とを有し、前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、前記アドレス情報を再生する手段は、前記内周側アドレス情報に対応する内周側フォトディテクタの信号の振幅と、前記外周側アドレス情報に対応する外周側フォトディテクタの信号の振幅とが所定値以上相違する場合に前記和信号を用い、それ以外の場合に前記差信号を用いて前記アドレス情報を再生することを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段とを有し、前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、前記アドレス情報を再生する手段は、前記和信号を用いた場合のアドレス検出数と、前記差信号を用いた場合のアドレス検出数とを比較し、アドレス検出数の多い方の信号を用いて前記アドレス情報を再生することを特徴とする。
【0015】
ここで、前記アドレス情報を再生する手段は、前記光ディスクの最外周の情報トラックにおける前記和信号を用いた場合のアドレス検出数と、前記差信号を用いたアドレス検出数とを比較することができる。
【0016】
また、本発明は、アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、前記照射手段から照射される前記レーザ光のフォーカスずれ量を検出する手段とを有し、前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、前記アドレス情報を再生する手段は、前記フォーカスずれ量が所定値以上である場合に前記和信号を用い、それ以外の場合には前記差信号を用いて前記アドレス情報を再生することを特徴とする。
【0017】
また、本発明は、アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、前記照射手段から照射される前記レーザ光の光軸と前記光ディスクとの傾きを検出する手段とを有し、前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、前記アドレス情報を再生する手段は、前記傾きが所定値以上である場合に前記差信号を用い、それ以外の場合には前記和信号を用いて前記アドレス情報を再生することを特徴とする。
【0018】
また、本発明は、アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、前記照射手段から照射される前記レーザ光のフォーカスずれ量を検出する手段と、前記照射手段から照射される前記レーザ光の光軸と前記光ディスクとの傾きを検出する手段とを有し、前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、前記アドレス情報を再生する手段は、前記フォーカスずれ量がしきい値以上ある場合に前記和信号を用い、前記傾きがしきい値以上ある場合には前記差信号を用い、前記フォーカスずれ量及び前記傾きがいずれもしきい値より小さい場合に前記和信号あるいは差信号のいずれかを固定的に用いて前記アドレス情報を再生することを特徴とする。
【0020】
このように、本発明の光ディスク装置では、従来のように半径方向に2分割されたフォトディテクタからの2つの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを固定的に用いてアドレス情報を再生するのではなく、和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いてアドレス情報を再生するものである。「選択的に用いる」とは、光ディスクの種類や特性に応じて和信号あるいは差信号のいずれかを動的に切り替えて用いることを意味する。
【0021】
具体的には、光ディスクに照射されるレーザ光のフォーカスずれやチルトが生じている場合には、これらに応じて和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いてアドレス情報を再生する。フォーカスずれが生じた場合、上述したように光ディスクに照射されるレーザ光のスポット形状が変形し、このためID1、2とID3、4の戻り光量のバランスが崩れ、2つの信号の振幅レベルに相違が生じることとなる。このような場合、2つの信号の差信号を用いると同相ノイズが除去されずに位相変化が生じてしまうため、差信号ではなく和信号を用いてアドレス情報を再生する。また、チルトがある状態では、サイドロープが生じるので和信号を用いるとサイドロープの影響により位相変化が生じてしまうため、和信号ではなく差信号を用いてアドレス情報を再生する。
【0022】
本発明では、和信号と差信号を動的に切り換えて用いるため、ある光ディスクに対してデータの記録再生を行う際、ある情報トラックあるいはセクタでは和信号を用い、別の情報トラックあるいはセクタでは差信号を用いてアドレス情報を再生する場合もあり得る。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0024】
<第1実施形態>
図1には、本実施形態にかかる光ディスク装置の構成ブロック図が示されている。光ディスク10は、スピンドルモータ12によりCAV(あるいはCLV)回転駆動される。
【0025】
光ピックアップ14は、光ディスク10に対向配置され、記録パワーのレーザ光を光ディスク10に照射してデータを記録するとともに、再生パワーのレーザ光を照射して記録データを再生する。記録時には、コントローラ20からの記録データをエンコーダ18にて変調し、さらにLD駆動部16にて駆動信号に変換して光ピックアップ14のレーザダイオード(LD)を駆動する。再生時には、光ピックアップ14内の4分割フォトディテクタで電気信号に変換された戻り光量をRF信号処理部22に供給し、さらにデコーダ24にて復調した後、再生データとしてコントローラ20に供給する。
【0026】
RF信号処理部22は、アンプやイコライザ、2値化部、PLL部などを有し、RF信号をブーストした後2値化し、同期クロックを生成してデコーダ24に出力する。デコーダ24では、同期クロックを用いて2値化信号を復調する。復調する信号には、ヘッダ部のアドレス情報及びデータ部のデータ信号が含まれており、アドレス情報は再生RF信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いてデコードし、データ信号は再生RF信号の和信号を用いてデコードする。アドレス情報を和信号あるいは差信号のいずれでデコードするかは、後述するモード決定部30で決定される。
【0027】
トラッキング制御部26は、再生RF信号からトラッキングエラー信号TEを生成してコントローラ20に供給する。トラッキングエラー信号は、DPD法(位相差検出法)あるいはプッシュプル法を用いて生成する。なお、本実施形態では説明の都合上、コントローラ20にトラッキングサーボ機能をもたせているが、もちろんコントローラ20とは別個にトラッキングサーボ回路を設け、このトラッキングサーボ回路にトラッキングエラー信号TEを供給する構成としてもよい。また、トラッキングオフセット部を設け、オントラックするためのトラッキングオフセット量を算出してトラッキングエラー信号に加算する構成としてもよい。
【0028】
フォーカス制御部28は、再生RF信号からフォーカスエラー信号FEを生成してコントローラ20に供給する。トラッキング制御と同様に、コントローラ20とは別個にフォーカスサーボ回路を設け、このフォーカスサーボ回路にフォーカスエラー信号FEを供給してもよい。また、フォーカスオフセット部を設け、オンフォーカスするためのフォーカスオフセット量を算出してフォーカスエラー信号に加算する構成としてもよい。
【0029】
モード決定部30は、RF信号処理部22からのRF信号に基づき、アドレス情報を再生するために半径方向に2分割されたフォトディテクタ(A+D)、(B+C)の和信号あるいは差信号のいずれを用いるかを動的に決定してコントローラ20に供給する。コントローラ20はモード決定部30からの信号に基づき、デコーダ24におけるアドレス情報のデコードを制御する。すなわち、モード決定部30にて和信号であると決定された場合には、デコーダ24は和信号を用いてアドレス情報を再生し、モード決定部30で差信号と決定された場合には、デコーダ24は差信号でアドレス情報を再生する。なお、既述したようにデータ部は和信号で再生するため、アドレス情報を差信号で再生する場合には、デコーダ24ではアドレス情報のタイミングでは差信号を用い、データ部のタイミングでは和信号に切り替えてデコードする。本実施形態では、以下の2つの態様が存在し得る。
【0030】
態様1
アドレス情報:和信号で再生
データ:和信号で再生
態様2
アドレス情報:差信号で再生
データ:和信号で再生
ここで、差信号を用いる場合には極性を反転させてアドレス情報を得る必要があるのは従来と同様である。
【0031】
図2には、図1におけるモード決定部30の構成ブロック図が示されている。モード決定部30は、ピークホールド回路30a、ボトムホールド回路30b、A/D30c、30d及びCPU30eを有して構成される。
【0032】
RF信号処理部22からの2つのRF信号、すなわち(A+D)信号と(B+C)信号はピークホールド回路30a及びボトムホールド回路30bにそれぞれ供給される。
【0033】
ピークホールド回路30aは、コントローラ20から供給されたIDゲート信号に基づき、入力された2つのRF信号をアドレス情報タイミングでピークホールドし、ピーク値をA/D30cに供給する。A/D30cは、入力されたピーク値をデジタル値に変換してCPU30eに供給する。CPU30eには、(A+D)信号に含まれるアドレス情報信号のピーク値及び(B+C)信号に含まれるアドレス情報信号のピーク値が供給される。
【0034】
ボトムホールド回路30bは、コントローラ20から供給されたIDゲート信号に基づき、2つのRF信号をアドレス情報タイミングでボトムホールドし、ボトム値をA/D30dに供給する。A/D30dは、入力されたボトム値をデジタル値に変換してCPU30eに供給する。CPU30eには、(A+D)信号に含まれるアドレス情報信号のボトム値及び(B+C)信号に含まれるアドレス情報信号のボトム値が供給される。
【0035】
CPU30eは、例えばランドの時には(A+D)信号のピーク値とボトム値の差、すなわちID1とID2のアドレス情報信号の振幅と、(B+C)信号のピーク値とボトム値の差、すなわちID3とID4のアドレス情報信号の振幅を算出して両者を比較し、その結果に基づき和信号あるいは差信号のいずれを用いるかを決定してコントローラ20に供給する。具体的には、ID1とID2の信号振幅とID3とID4の信号振幅の比を算出し、比が所定値以上となった場合には、フォーカスずれにより2つの信号の振幅に相違が生じたと判定して差信号ではなく和信号を用いるべきと判定する。なお、グルーブの時には(A+D)信号がID3と4に、(B+C)信号がID1と2にそれぞれ対応する。
【0036】
図3には、本実施形態の処理フローチャートが示されている。まず、DVD−RAM等の光ディスク10をドライブ(光ディスク装置)に装着した後、光ディスク10の所定領域に記憶されているディスクIDを読み取るとともに、フォーカスオフセットやトラッキングオフセットを設定してフォーカスサーボやトラッキングサーボを調整する(S101)。次に、光ディスク10の所定トラック(最内周トラックあるいは最外周トラック)に光ピックアップ14を移動させ、アドレス情報を複数セクタ分読み込む(S102)。読み込むべきセクタ数は予め決定し、例えば1トラック25セクタだけ読み込むことができる。既述したように1セクタには4つのアドレス情報ID1〜ID4が含まれており、従って25セクタでは合計100個のアドレス情報が含まれることになる。
【0037】
次に、読み取ったアドレス情報のID1とID2の振幅、及びID3とID4の振幅を測定する(S103)。具体的には、ID1とID2はそれぞれ25個ずつあるので、ID1の25個の平均振幅とID2の25個の平均振幅を算出し、さらに両者の振幅の平均を算出することでID1とID2の平均振幅を算出することができる。同様に、ID3の25個の平均振幅とID4の25個の平均振幅の平均を算出することでID3とID4の平均振幅を算出する。
【0038】
平均振幅を算出した後、モード決定部30内のCPU30eは2つの振幅の比Kを
【数1】
K=(ID1とID2の振幅)/(ID3とID4の振幅)
により算出し(S104)、その比が所定値、たとえば2dBより小さいか否かを判定する(S105)。そして、振幅の比が所定値以上である場合には、フォーカスずれによりレーザ光のスポット径が変形していると判定して和信号モードに設定し(S107)、振幅の比が所定値より小さい場合にはフォーカスずれは生じていない(あるいは影響ないレベル)として差信号モードに設定する(S106)。振幅の比に応じて和信号モードあるいは差信号モードのいずれかを選択した後、選択されたモードでアドレス情報の再生を行う。
【0039】
このように、本実施形態においてはフォーカスずれによりID1とID2、及びID3とID4の信号振幅が異なる場合には、(A+D)と(B+C)の和信号を用いてアドレス情報を再生することにより、フォーカスずれによらず確実にアドレス情報を得てデータの記録再生を行うことができる。
【0040】
<第2実施形態>
図4には、本実施形態におけるモード決定部30の構成ブロック図が示されている。なお、全体構成は図1に示された第1実施形態と同様である。
【0041】
本実施形態のモード決定部30は、和信号モードにおけるアドレス検出部30fと差信号モードにおける30g及びCPU30hを有して構成される。
【0042】
RF信号処理部22からの2つの信号、すなわち(A+D)信号及び(B+C)信号はアドレス検出部30f及びアドレス検出部30gに供給される。
【0043】
アドレス検出部30fは、デコーダを有し、(A+D)+(B+C)信号、すなわち和信号における複数セクタ分のアドレス情報を検出してCPU30hに供給する。
【0044】
一方、アドレス検出部30gもデコーダを有し、(A+D)−(B+C)信号、すなわち差信号における複数セクタ分のアドレス情報を検出してCPU30hに供給する。
【0045】
CPU30hは、和信号モードにおけるアドレス検出数及び差信号モードにおけるアドレス検出数を比較し、アドレス検出数の多い方のモードに決定してコントローラ20に供給する。
【0046】
図5には、本実施形態における処理フローチャートが示されている。まず、光ディスク10をドライブに装着した後、ディスクIDを読み取り、フォーカスサーボやトラッキングサーボを調整する(S201)。次に、和信号モードに設定し、すなわちアドレス検出部30fの動作をONにして(S202)、光ピックアップ14を光ディスク10の最外周トラックにシークする(S203)。最外周トラックにシークするのは、外周に行くほど光ディスク10とレーザ光の光軸との傾き(チルト)が大きくなると想定されるからである。
【0047】
最外周にシークした後、複数セクタ分(例えば10セクタ)のアドレス検出数Aを測定する(S204)。10セクタには合計4×10=40個のアドレス情報が含まれており、検出できたアドレス情報の比率A/40を算出してもよい。
【0048】
和信号モードにおけるアドレス検出数Aを測定した後、差信号モードに設定し、すなわちアドレス検出部30gをONして(S205)、同数セクタ分(10セクタ)のアドレス検出数Bを測定する(S206)。もちろん、S204と同様に比率B/40を算出してもよい。
【0049】
和信号モードのアドレス検出数A及び差信号モードのアドレス検出数Bを測定した後、CPU30hは2つのモードにおけるアドレス検出数A、Bを大小比較し、A≧Bであるか否かを判定する(S207)。そして、A≧Bである場合には、和信号モードの方がアドレスをより検出できるとして和信号モードに設定する(S208)。一方、A<Bである場合には、差信号モードの方がアドレスをより検出できるとして差信号モードに設定する(S209)。和信号モードあるいは差信号モードのいずれかを選択した後、光ピックアップ14を所望の位置までシークさせ、選択されたモードでアドレス情報を再生し、データの記録再生を行う。
【0050】
このように、本実施形態においては和信号モードあるいは差信号モードのうち、よりアドレスを検出できるモードの方に設定してアドレス情報を再生するため、フォーカスずれやチルトがある状態においても確実にアドレス情報を再生することができる。
【0051】
なお、図11に示されるようなチルトがある場合、一般にA<Bとなるため差信号モードが選択され、差信号でアドレス情報が再生されることになる。このとき、ランドではID3、4の極性を反転させてアドレス情報を再生し、グルーブではID1、2の極性を反転させてアドレス情報を再生する。
【0052】
<第3実施形態>
図6には、本実施形態におけるモード決定部30の処理フローチャートが示されている。本実施形態においてはモード決定部30はフォーカスずれを検出するセンサ、チルト量検出するセンサ及びCPUを有して構成できる。フォーカスずれセンサとしては、例えばフォーカスずれに伴う再生信号品質(例えばジッタ値)の変化を検出するセンサを用いることができ、フォーカスずれによりジッタ値が増大することを利用してフォーカスずれ量を検出できる。また、チルトセンサとしては光ディスク10にレーザ光を照射しその反射光を受光するフォトディテクタを用い、チルトがない状態ではフォトディテクタの2つのディテクタに同量だけ戻り光が入射し、チルトがある状態では2つのディテクタに入射する光量に差が生じるようにし、2つのディテクタからの信号の差分信号をチルト信号に用いる構成とすることができる。他のフォーカスずれセンサやチルトセンサを用いることも可能である。
【0053】
フォーカスずれセンサやチルトセンサからの検出信号はCPUに供給され、CPUは、フォーカスずれ量やチルト量をそれぞれしきい値と比較し、その大小関係に応じて和信号モードあるいは差信号モードのいずれかを選択してコントローラ20に供給する。
【0054】
図6において、まずフォーカスずれがあるか否かを判定する(S301)。この判定は、フォーカスずれセンサで検出されたずれ量を所定のしきい値と比較することにより行われる。そして、フォーカスずれ量がしきい値以上であり、フォーカスずれがあると判定された場合には、和信号モードに設定する(S302)。 一方、フォーカスずれがない場合には、次にチルトが存在するか否かを判定する(S303)。この判定も、チルトセンサからの検出量と所定のしきい値と比較することにより行われる。そして、チルトが存在する場合には、差信号モードに設定する(S304)。
【0055】
一方、フォーカスずれもなく、チルトも存在しない場合には、CPUは和信号モードあるいは差信号モードのいずれかに固定的に設定する(S305)。例えば、フォーカスずれもチルトも存在しない場合には、和信号モードに設定する。
【0056】
この場合、チルトが存在する場合のみ差信号でアドレス情報が再生され、それ以外には和信号で再生されることになる。
【0057】
以上のようにしてフォーカスずれの有無、及びチルトの有無に応じて和信号モードあるいは差信号モードのいずれかに選択的に切り替えることで、光ディスク10と光ピックアップ14との関係によらず確実にアドレス情報を再生することができる。
【0058】
なお、図6の処理は光ディスク10を光ディスク装置に装着した後に1回だけ行ってもよく、この場合、フォーカスずれ及びチルトの有無は、光ディスク10の最外周で検出することもできる。また、データの記録再生中に所定のタイミングで割り込み処理により複数回行ってもよい。
【0059】
また、本実施形態では、フォーカスずれセンサ及びチルトセンサを設けて検出しているが、再生RF信号を処理することでフォーカスずれやチルト状態を検出することも可能であり、これにより構成の簡略化を図ることもできる。具体的には、ジッタ値を用いてOPC(Optimum Power Control)を行い記録パワーの最適化を図る機能を備えた光ディスク装置では、ジッタ値測定回路を備えているのでこの回路をフォーカスずれセンサとして機能させることができる。また、ピットが形成されていない状態における光ピックアップ14への戻り光量(例えばレベルA)はチルト量を反映した光量となるため、この光量をモニタすることでチルトセンサとして機能させることができる。
【0060】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0061】
例えば、第2実施形態の変形例として、ゾーン毎に和信号と差信号のアドレス検出数を算出し、ゾーン毎に和信号を用いるか差信号を用いるかを決定してもよい。
【0062】
また、デフォルトとして和信号モードに設定しておき、アドレス検出率が低下した場合にその時点で差信号に切り替えてアドレス情報を再生することもできる。
【0063】
この場合、モード決定部30としては、アドレス検出数を常に所定のしきい値と比較する比較器を有し、和信号におけるアドレス検出数がしきい値以下となった場合にコントローラ20に和信号モードから差信号モードに切り替える信号を供給する構成とすればよい。この技術も、アドレス検出数の多い方のモードを用いてアドレス情報を再生していることと均等である。もちろん、デフォルトを差信号モードとし、アドレス検出数に応じて和信号に切り替えることも可能である。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば光ディスクに予め形成されたアドレス情報を確実に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る光ディスク装置の構成ブロック図である。
【図2】 第1実施形態におけるモード決定部の構成ブロック図である。
【図3】 第1実施形態における処理フローチャートである。
【図4】 第2実施形態におけるモード決定部の構成ブロック図である。
【図5】 第2実施形態における処理フローチャートである。
【図6】 第3実施形態の処理フローチャートである。
【図7】 DVD−RAMの構成図である。
【図8】 和信号の信号波形説明図である。
【図9】 グルーブセクタにおける差信号の信号波形説明図である。
【図10】 ランドセクタにおける差信号の信号波形説明図である。
【図11】 チルト状態におけるスポット形状及び光量変化を示す説明図である。
【符号の説明】
10 光ディスク、12 スピンドルモータ、14 光ピックアップ、16 LD駆動部、18 エンコーダ、20 コントローラ、22 RF信号処理部、24 デコーダ、26 トラッキング制御部、28 フォーカス制御部、30 モード決定部。
Claims (6)
- アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、
前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、
前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、
前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、
を有し、
前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、
前記アドレス情報を再生する手段は、前記内周側アドレス情報に対応する内周側フォトディテクタの信号の振幅と、前記外周側アドレス情報に対応する外周側フォトディテクタの信号の振幅とが所定値以上相違する場合に前記和信号を用い、それ以外の場合に前記差信号を用いて前記アドレス情報を再生する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、
前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、
前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、
前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、
を有し、
前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、
前記アドレス情報を再生する手段は、前記和信号を用いた場合のアドレス検出数と、前記差信号を用いた場合のアドレス検出数とを比較し、アドレス検出数の多い方の信号を用いて前記アドレス情報を再生する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項2記載の装置において、
前記アドレス情報を再生する手段は、前記光ディスクの最外周の情報トラックにおける前記和信号を用いた場合のアドレス検出数と、前記差信号を用いたアドレス検出数とを比較する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、
前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、
前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、
前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、
前記照射手段から照射される前記レーザ光のフォーカスずれ量を検出する手段と、
を有し、
前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、
前記アドレス情報を再生する手段は、前記フォーカスずれ量が所定値以上である場合に 前記和信号を用い、それ以外の場合には前記差信号を用いて前記アドレス情報を再生する ことを特徴とする光ディスク装置。 - アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、
前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、
前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、
前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、
前記照射手段から照射される前記レーザ光の光軸と前記光ディスクとの傾きを検出する手段と、
を有し、
前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、
前記アドレス情報を再生する手段は、前記傾きが所定値以上である場合に前記差信号を用い、それ以外の場合には前記和信号を用いて前記アドレス情報を再生する
ことを特徴とする光ディスク装置。 - アドレス情報が予め形成された光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置であって、
前記光ディスクにレーザ光を照射する照射手段と、
前記光ディスクの半径方向に少なくとも2分割され、前記光ディスクからの戻り光を電気信号に変換するフォトディテクタと、
前記2分割されたフォトディテクタの内周側フォトディテクタの信号と外周側フォトディテクタの信号の和信号あるいは差信号のいずれかを選択的に用いて前記アドレス情報を再生する手段と、
前記照射手段から照射される前記レーザ光のフォーカスずれ量を検出する手段と、
前記照射手段から照射される前記レーザ光の光軸と前記光ディスクとの傾きを検出する手段と、
を有し、
前記アドレス情報は、前記光ディスクの半径方向に離間して形成された内周側アドレス情報及び外周側アドレス情報からなり、
前記アドレス情報を再生する手段は、前記フォーカスずれ量がしきい値以上ある場合に前記和信号を用い、前記傾きがしきい値以上ある場合には前記差信号を用い、前記フォーカスずれ量及び前記傾きがいずれもしきい値より小さい場合に前記和信号あるいは差信号のいずれかを用いて前記アドレス情報を再生する
ことを特徴とする光ディスク装置。
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