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JP3719978B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車用エンジン等に燃料を噴射するのに好適に用いられる燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば自動車用エンジン等に用いられる燃料噴射弁は、弁ケーシングが磁性金属材料等により筒状に形成され、その内周側には、弁体が変位可能に挿通されている。そして、噴射弁の作動時には、電磁コイルから発生する磁界が弁ケーシングを通じて弁体に作用することにより、該弁体が磁気的に開弁されるものである(例えば、特開2000−8990号公報等)。
【0003】
この種の従来技術による燃料噴射弁は、磁性材料により筒状に形成された弁ケーシングとなる筒状体と、該筒状体の一端側に設けられ噴射口を囲んで弁座が形成された弁座部材と、前記筒状体内に変位可能に設けられ一端側が前記弁座部材の弁座に離着座する弁部となり他端側が吸着部となった弁体と、前記筒状体内に圧入して設けられ一端側が該弁体の吸着部に軸方向の隙間を挟んで対向し他端側が前記筒状体内を軸方向の途中位置まで延びるコア筒と、前記筒状体内に設けられ前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢ばねと、前記筒状体に設けられ前記弁体の吸着部と前記コア筒との間に磁界を形成することにより前記弁体を付勢ばねに抗して開弁させる電磁アクチュエータとから構成されている。
【0004】
そして、燃料噴射弁の作動時には、筒状体の外周側に設けた電磁アクチュエータの電磁コイルに給電して磁界を形成すると、この磁界は筒状体を通じて弁体の吸着部とコア筒の間に作用する。これにより、弁体はコア筒により磁気的に吸着されて開弁し、筒状体内に供給される燃料が弁座部材の噴射口から外部に噴射されるものである。
【0005】
また、噴射弁の組立時には、コア筒の内,外周面に切削加工、研磨加工等の手段により機械加工を施し、大径部と小径部とからなるコア筒を形成する。そして、このように形成したコア筒を筒状体内に仮止め位置まで圧入し、この筒状体の外周側には電磁コイル、磁性カバーを挿嵌した後に、これらの外側に樹脂モールド等の手段によって樹脂カバーを設ける。さらに、前記筒状体の一端側内周(弁体収容部)には弁体、付勢ばねを取付け、その後に弁座部材を挿嵌して溶接し、噴射弁を組立てることができる。
【0006】
このとき、前記コア筒と弁体は、前記筒状体内で軸方向の隙間を挟んで対向して配置されているが、この隙間は、弁座部材の溶接時の変化(溶接誤差)等を考慮して予め決められた設定値よりも大きめに形成されている。このため、噴射弁の組立後には、前記コア筒を筒状体内で軸方向に再度圧入(押圧)しながら、前記隙間を予め決められた設定値に調整する調整作業を実施しているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、筒状体内でコア筒と弁体との隙間調整作業を行うために、前記コア筒を圧入手段で軸方向に押圧しても、このときの残留応力等の影響により前記コア筒が筒状体内で軸方向に、例えば数十μm程度の誤差をもって戻ることがある。
【0008】
このため、従来技術では、圧入時の残留応力等の影響によって前記弁体の吸着部とコア筒との隙間が僅かに広がり、これによって弁体のストローク量が変化し、燃料噴射量の精度が低下するという問題がある。
【0009】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、コア筒に汎用的な機械加工処理を施すことにより、弁体のストローク量を安定させ、噴射量の精度を向上できるようにした燃料噴射弁を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、磁性材料により筒状に形成された筒状体と、該筒状体の一端側に設けられ噴射口を囲んで弁座が形成された弁座部材と、前記筒状体内に変位可能に設けられ一端側が前記弁座部材の弁座に離着座する弁部となり他端側が吸着部となった弁体と、前記筒状体内に圧入して設けられ一端側が該弁体の吸着部に軸方向の隙間を挟んで対向し他端側が前記筒状体内を軸方向の途中位置まで延びるコア筒と、前記筒状体内に設けられ前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢ばねと、前記筒状体に設けられ前記弁体の吸着部と前記コア筒との間に磁界を形成することにより前記弁体を付勢ばねに抗して開弁させる電磁アクチュエータとからなる燃料噴射弁に適用される。
【0011】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記コア筒の他端側外周には、前記筒状体内にコア筒を圧入するときの位置決め精度を高めるため前記筒状体内を軸方向に延びる縮径部を設ける構成としたことにある。
【0012】
このように構成することにより、例えば切削加工、研磨加工等の機械的な加工処理手段を用いてコア筒の他端側外周に縮径部を形成できる。そして、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときには、コア筒の縮径部と筒状体との間にくさび作用を生じさせ、両者の間の摩擦抵抗を縮径部の位置で増大することができる。これによって、コア筒圧入時の残留応力等の影響をなくすことができ、コア筒を筒状体内に圧入するときの位置決め精度を高めることができる。
【0013】
また、請求項2の発明によると、縮径部は、コア筒の他端側外周に全周にわたって切込み部を形成することにより構成している。これにより、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成した切込み部は、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記筒状体との間でくさび作用を生じさせ、両者の間の摩擦抵抗を増大することができる。
【0014】
一方、請求項3の発明によると、縮径部は、コア筒の他端側外周に全周にわたってテーパ状の面取り部を形成することにより構成している。これにより、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成したテーパ状の面取り部は、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記筒状体との間でくさび作用を生じさせ、両者の間の摩擦抵抗を増大することができる。
【0015】
また、請求項4の発明によると、縮径部は、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成され互いに軸方向に離間した複数の環状凹溝により構成している。これにより、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成した複数の環状凹溝は、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記筒状体との間でくさび作用を生じさせ、両者の間の摩擦抵抗を増大することができる。
【0016】
さらに、請求項5の発明によれば、コア筒は、前記弁体の吸着部と対向する一端側が小径部となり前記縮径部が形成される他端側が大径部となった段付筒体として形成し、該コア筒の重心は前記大径部側に配置する構成としている。
【0017】
小径部と大径部とからなるコア筒は、筒状体内に圧入するときに大径部の外周側が筒状体の内周面に摩擦接触する。このため、コア筒の大径部には外周面に高精度な研磨加工を施す必要がある。そして、このような研磨加工時にはコア筒の重心が大径部側にないと、特別な支え治具等を用いない限りコア筒が研磨加工途中で傾き、加工精度が悪くなる虞れがある。
【0018】
そこで、コア筒の重心を大径部側に配置する構成とすることにより、コア筒の大径部に研磨加工を施すときに、特別な支え治具等を用いる必要がなくなり、加工が容易なセンターレス研磨を採用することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による燃料噴射弁を、自動車用エンジンに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
ここで、図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態を示している。図中、1は燃料噴射弁の外郭をなす弁ケーシングで、該弁ケーシング1は、後述の筒状体2、磁性カバー14、樹脂カバー17等を含んで構成されている。
【0021】
2は弁ケーシング1の本体部分を構成する筒状体で、該筒状体2は、例えば電磁ステンレス鋼等の磁性金属材料により形成された金属パイプ等からなり、図1、図7に示すように段付き筒状体として形成されている。
【0022】
そして、筒状体2は、その一端側に位置して後述の弁体8が変位可能に収容される弁体収容部2Aと、該弁体収容部2Aの他端側に一体に設けられ、後述のコア筒9が挿嵌されるコア筒挿嵌部2Bと、該コア筒挿嵌部2Bよりも大径な筒状体としてコア筒挿嵌部2Bの他端側に一体に設けられ、弁体収容部2Aとコア筒挿嵌部2Bとに亘って軸方向に延びる燃料通路3が内周側に形成された燃料通路部2Cとを含んで構成され、これらはほぼ同軸状に配置されているものである。
【0023】
また、筒状体2の弁体収容部2Aとコア筒挿嵌部2Bとは、図4に示す如く、例えば0.2〜10.0mm程度、好ましくは0.2〜3.0mm程度の予め定められた径方向寸法(厚さ)tを有し、互いにほぼ同径の筒状体として形成されている。また、筒状体2の燃料通路部2C内には、外部から燃料通路3に供給される燃料を濾過する燃料フィルタ4が、図1に示すように取付けられている。
【0024】
5は筒状体2の弁体収容部2Aの一端側内周に挿嵌して設けられた筒状の弁座部材で、該弁座部材5には、図4に示す如く、燃料通路3内の燃料を外部に噴射する噴射口5Aと、該噴射口5Aを取囲んで円錐状に形成され、後述する弁体8の弁部8Bが離着座する環状の弁座5Bとが設けられている。
【0025】
そして、弁座部材5は、筒状体2の弁体収容部2Aの一端側内周に挿嵌され、その外周側が環状の溶接部6により弁体収容部2Aと全周に亘って溶接されている。また、弁座部材5の一端側端面には、複数のノズル孔7Aが穿設されたノズルプレート7が噴射口5Aを覆う位置に固着されている。
【0026】
8は筒状体2の弁体収容部2A内に変位可能に収容された弁体で、該弁体8は、弁体収容部2A内に軸方向に延設された筒状の弁軸8Aと、該弁軸8Aの一端側に固着され、弁座部材5の弁座5Bに離着座する球状の弁部8Bと、例えば磁性金属材料等を用いて弁軸8Aの他端側に一体に形成され、弁体収容部2A内に摺動可能に挿嵌された筒状の吸着部8Cとによって構成されている。
【0027】
そして、弁体8の閉弁時には、その弁部8Bが後述する付勢ばね11のばね力によって弁座部材5の弁座5Bに着座した状態に保持され、このとき吸着部8Cの他端側端面とコア筒9とは、図4に示す如く、予め調整された寸法をもつ軸方向の隙間Sを挟んで対向している。
【0028】
また、後述の電磁コイル13に給電したときには、電磁コイル13により図4中に点線で示す如き磁界Hが形成されるため、弁体8の吸着部8Cがコア筒9によって磁気的に吸着される。これにより、弁体8は、付勢ばね11のばね力に抗して隙間Sの寸法分だけ軸方向に変位し、図4中の矢示A方向に開弁するものである。
【0029】
9は磁性金属材料等により筒状に形成されたコア部材としてのコア筒で、該コア筒9は、その内,外周面に切削加工、研磨加工等の機械加工を施すことにより、図7に示すように段付筒体として形成され、軸方向一側が小径部9Aとなり軸方向他側が大径部9Bとなっている。そして、コア筒9の重心Gは、後述のセンタレス研磨等を容易に行うために大径部9B側に配置されているものである。
【0030】
また、コア筒9は、筒状体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入手段を用いて挿嵌され、図4に示すように小径部9Aの端面が吸着部8Cの端面と軸方向の隙間Sをもって対面する位置でコア筒挿嵌部2B内に固定されるものである。この場合にコア筒9は、筒状体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入するときに大径部9Bの外周側がコア筒挿嵌部2Bの内周面に摩擦接触するものである。
【0031】
また、コア筒9の大径部9B側は、筒状体2内を軸方向の途中位置まで延び、大径部9Bの端部(他端側)は、図1、図5に示すように筒状体2のコア筒挿嵌部2Bから燃料通路部2C内へと軸方向に突出している。そして、この突出端側となる大径部9Bの端部外周面には、後述の切込み部10が形成されている。
【0032】
10はコア筒9の大径部9B側となる他端側外周に設けられた縮径部としての切込み部で、該切込み部10は、例えば切削加工、研磨加工等の手段を用いて図1、図5に示す如く大径部9Bの端部外周に全周にわたり、例えば100μm程度の深さで切込みを入れることにより形成されている。そして、切込み部10は、コア筒9を筒状体2内に圧入したときにコア筒挿嵌部2Bに対するコア筒9の摩擦抵抗を後述の如く増大させ、筒状体2内におけるコア筒9の位置決め精度を高めるものである。
【0033】
このため、切込み部10は、図5に示す如くコア筒9の大径部9B端面から軸方向に所定長さをもって延び、その切込み端10Aは、コア筒9の大径部9Bが圧入されたコア筒挿嵌部2Bの端部に対し寸法L1 (L1 >0)となる位置まで延在している。
【0034】
11は筒状体2内に設けられた付勢ばね、12はコア筒9の内周側に圧入等の手段を用いて固定された筒状のばね受を示している。そして、付勢ばね11は、コア筒9の内周側でばね受12と弁体8との間に圧縮状態で配設され、弁体8を閉弁方向に常時付勢するものである。
【0035】
13は筒状体2のコア筒挿嵌部2Bの外周側に挿通して設けられた電磁アクチュエータとしての電磁コイルで、該電磁コイル13は、後述のコネクタ18を用いて給電されることにより、図4中に点線で示す如き磁界Hを発生させる。そして、この磁界Hの作用で弁体8の吸着部8Cは、コア筒9の小径部9A端面側に磁気的に吸着され、これによって、弁体8は付勢ばね11のばね力に抗して開弁するものである。
【0036】
14は例えば磁性金属材料等により段付き筒状に形成された磁性カバーで、該磁性カバー14は、図4に示す如く、筒状体2の弁体収容部2Aの外周側に環状の溶接部15を用いて溶接された小径筒部14Aと、該小径筒部14Aよりも大径の筒状体として小径筒部14Aの他端側に一体に形成され、電磁コイル13を径方向外側から覆う大径筒部14Bとによって構成されている。
【0037】
また、筒状体2のコア筒挿嵌部2Bの外周側には、図2に示す如く、例えば磁性金属材料等により略C字状に形成された連結コア16が挿嵌され、該連結コア16は、磁性カバー14の大径筒部14Bと筒状体2のコア筒挿嵌部2Bとの間を磁気的に連結すると共に、磁性カバー14と協働して電磁コイル13の外周側に磁路を形成するものである。
【0038】
これにより、電磁コイル13を励磁したときには、図4中に点線で示すように筒状体2の弁体収容部2A、コア筒挿嵌部2B、弁体8の吸着部8C、コア筒9、磁性カバー14および連結コア16により構成された閉磁路に沿って磁界Hが形成され、弁体8の吸着部8Cがコア筒9の小径部9A端面側に吸着されるものである。
【0039】
一方、17は例えば樹脂モールド等の手段により筒状体2と磁性カバー14の他端側を覆うように設けられた樹脂カバーで、該樹脂カバー17には、図1に示す如く、電磁コイル13に給電するためのコネクタ18が設けられている。また、樹脂カバー17から突出する筒状体2の他端側外周には、例えば燃料配管(図示せず)等との間をシールするシール部材としてのOリング19が装着されている。
【0040】
20は例えば樹脂材料等を用いて筒状体2の弁体収容部2Aに設けられた環状のプロテクタで、該プロテクタ20は弁体収容部2Aから径方向外向きに突出している。また、21は筒状体2の一端側外周に装着されたOリングで、このOリング21は、磁性カバー14とプロテクタ20との間に抜止め状態で配置され、例えば筒状体2の一端側をエンジンの吸気管に設けられたボス部(図示せず)等に嵌合したときに、これらの間をシールするものである。
【0041】
本実施の形態による燃料噴射弁は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0042】
まず、燃料噴射弁の組立てる前に、コア筒9の内,外周面には切削加工、研磨加工等の機械加工を施し、例えば図7に示す如くコア筒9に小径部9Aと大径部9Bとを形成する。そして、大径部9Bの端部外周側には全周にわたって縮径部となる切込み部10を形成する。
【0043】
次に、このように形成したコア筒9を筒状体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入して設け、前記筒状体2の外周側には電磁コイル13、磁性カバー14を挿嵌した後に、これらの外側に樹脂モールド等の手段によって樹脂カバー17を設ける。また、筒状体2の弁体収容部2A内には、弁体8、付勢ばね11等を取付け、さらに弁座部材5を挿嵌して溶接し、噴射弁を組立てることができる。
【0044】
また、噴射弁を自動車用エンジン等に実装したときには、筒状体2の他端側にOリング19等を介して接続される燃料配管等から筒状体2の燃料通路3内に燃料が供給される。そして、コネクタ18により電磁コイル13に給電すると、図4に示す如く磁界Hが形成され、この磁界Hは弁体8の吸着部8Cとコア筒9との間を通過するようになる。
【0045】
このため、弁体8はコア筒9によって磁気的に吸着され、付勢ばね11に抗して軸方向に変位すると共に、その弁部8Bが弁座部材5の弁座5Bから離座して開弁する。これにより、燃料通路3内の燃料は噴射口5Aからエンジンの吸気管等に向けて噴射される。
【0046】
ところで、上述の如く組立てられる燃料噴射弁は、弁座部材5を筒状体2の弁体収容部2A内に溶接するときの溶接誤差等を考慮して、弁体8とコア筒9との間の軸方向の隙間Sを予め決められた設定値よりも大きめに確保しておき、噴射弁の組立後にはコア筒9を筒状体2のコア筒挿嵌部2B内で軸方向に再度圧入(押圧)しながら、前記隙間Sを予め決められた設定値に調整する調整作業を実施している。
【0047】
しかし、このような隙間調整作業を行うときには、コア筒9を圧入手段で軸方向に押圧しても、このときの残留応力等の影響によりコア筒9が筒状体2のコア筒挿嵌部2B内で軸方向に、例えば数十μm程度の誤差をもって戻ることがある。そして、このために弁体8の吸着部8Cとコア筒9との隙間Sが僅かでも広がると、弁体8のストローク量が変化することになり、燃料噴射量の制御を高精度に行うことが難しくなる。
【0048】
そこで、本実施の形態にあっては、コア筒9の他端側となる大径部9Bの端部外周側に全周にわたった切込み部10を形成し、筒状体2のコア筒挿嵌部2B内にコア筒9を圧入したときの摩擦抵抗を、切込み部10によって増大させ、筒状体2内でのコア筒9の位置決め精度を高めることができるようにしている。
【0049】
即ち、コア筒9の大径部9Bは、筒状体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入するときにコア筒挿嵌部2Bの内周面に摩擦接触するように、大径部9Bの外周面には高精度な研磨加工を施している。そして、コア筒9の大径部9Bを筒状体2のコア筒挿嵌部2B内に圧入したときには、図6に例示するようにコア筒9の大径部9Bから筒状体2に対して矢示B方向の拡径力が働き、筒状体2からコア筒9の大径部9Bに対しては矢示C方向の縮径力が働くことになる。
【0050】
そして、このような矢示B方向の拡径力と矢示C方向の縮径力とは、コア筒9の大径部9B外周面側では互いに釣合った状態に保たれるが、切込み部10の位置ではコア筒挿嵌部2Bに矢示C方向の縮径力のみが働くことになり、切込み部10の切込み端10A側ではコア筒挿嵌部2Bの一部が図6中に仮想線で示すように弾性変形し、矢示D方向のくさび力を発生する。
【0051】
この結果、コア筒9の大径部9Bには、切込み部10の切込み端10A側で矢示D方向のくさび力によりアンカー効果(くさび作用)が働き、筒状体2とコア筒9との間の摩擦抵抗を増大することができる。また、このときにコア筒挿嵌部2Bの一部は、切込み部10の切込み端10A側で矢示D方向のくさび力により僅かにひっかかるように弾性変形し、コア筒9が残留応力等による影響で図6中の矢示E方向に戻ろうとするのを、前記アンカー効果によって規制することができる。
【0052】
これにより、筒状体2内でのコア筒9の位置決め精度を高め、弁体8とコア筒9との間の軸方向の隙間Sを予め決められた設定値に隙間調整することができる。そして、噴射弁の作動時には、電磁コイル13による磁界Hが弁体8とコア筒9との間の隙間Sを通り、弁体8を調整されたストローク量(隙間S)により開弁させることができ、安定した燃料噴射量の制御を確保できる。
【0053】
従って、本実施の形態によれば、コア筒9の他端側となる大径部9Bの端部外周側に汎用的な機械加工処理を施して全周にわたる切込み部10を形成することにより、弁体8のストローク量を一定に設定することができ、燃料噴射量の精度を確実に向上できる。
【0054】
また、コア筒9の重心を大径部9B側に配置する構成としているので、前述の如くコア筒9の大径部9B外周に研磨加工を施すときに、専用の支え治具等を予め特別に製作して用意しておく必要がなくなり、加工が容易なセンターレス研磨を採用することができ、これによって仕上げ加工等を効率的に行うことができる。
【0055】
次に、図8は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態では前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、コア筒31の他端側外周に縮径部としての面取り部32を形成したことにある。
【0056】
ここで、コア筒31は、第1の実施の形態で述べたコア筒9と同様に構成され、小径部31Aと大径部31Bとを有している。また、縮径部となる面取り部32は、大径部31Bの端部外周側にテーパ状の面取りを全周にわたって施すことにより形成されている。そして、面取り部32は、筒状体2のコア筒挿嵌部2Bの端部に対し寸法L2 (L2 >0)となる位置まで延在しているものである。
【0057】
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に本実施の形態では、コア筒31の端部外周側に面取り加工を施すだけで面取り部32を形成でき、機械加工をさらに容易に行うことができる。
【0058】
次に、図9は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態では前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特徴は、コア筒41の他端側外周に縮径部としての環状凹溝42を複数個形成したことにある。
【0059】
ここで、コア筒41は、第1の実施の形態で述べたコア筒9と同様に構成され、小径部41Aと大径部41Bとを有している。また、縮径部となる複数の環状凹溝42,42,…は、大径部41Bの外周側のうち筒状体2のコア筒挿嵌部2Bと摩擦接触する位置に互いに軸方向に離間して形成されている。そして、各環状凹溝42は、横断面がコ字形状をなす環状溝(例えば溝幅が100μm程度、溝深さが100μm程度)により形成されている。
【0060】
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に本実施の形態では、コア筒41の大径部41B外周側に複数の環状凹溝42を形成したので、これらの各環状凹溝42によりアンカー効果(くさび作用)を生じさせ、筒状体2内でのコア筒41の位置決め精度を確実に向上することができる。
【0061】
なお、前記第3の実施の形態では、コア筒41の大径部41B外周側に複数の環状凹溝42を設けるものとして説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば1個の環状凹溝を設ける構成としてもよい。また、環状凹溝は、必ずしも断面コ字形状に形成する必要はなく、例えば断面半円形状、断面U字状または断面V字状をなす凹溝として形成してもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、筒状体内を軸方向に延びるコア筒の端部外周側に、該コア筒を筒状体内に圧入するときの位置決め精度を高めるための縮径部を設け、この縮径部は前記筒状体内を軸方向に延びる構成としているので、コア筒を筒状体内に圧入したときに縮径部の位置でアンカー効果(くさび作用)を発生でき、圧入時の残留応力等による影響でコア筒が軸方向に変位するのを前記アンカー効果によって規制することができる。従って、筒状体内でのコア筒の位置決め精度を高めることができ、弁体のストローク量を安定して調整できると共に、燃料噴射量の精度を向上させることができる。
【0063】
また、請求項2に記載の発明は、コア筒の端部外周側に全周にわたって形成した切込み部により縮径部を構成しているので、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記コア筒と筒状体との間に切込み部の位置でアンカー効果を発生でき、両者の間の摩擦抵抗を増大させて圧入時の位置決め精度を高めることができる。
【0064】
一方、請求項3に記載の発明は、コア筒の端部外周側に全周にわたって形成したテーパ状の面取り部により縮径部を構成しているので、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記コア筒と筒状体との間に面取り部の位置でアンカー効果を発生でき、両者の間の摩擦抵抗を増大させて圧入時の位置決め精度を高めることができる。
【0065】
また、請求項4に記載の発明は、コア筒の他端側外周に全周にわたって形成され互いに軸方向に離間した複数の環状凹溝により縮径部を構成しているので、コア筒を筒状体内に圧入して位置決めするときに、前記コア筒と筒状体との間に各環状凹溝の位置でアンカー効果を発生でき、両者の間の摩擦抵抗を増大させて圧入時の位置決め精度を高めることができる。
【0066】
さらに、請求項5に記載の発明によると、コア筒は小径部と大径部とからなる段付筒体として形成し、該コア筒の重心を前記大径部側に配置する構成としているので、コア筒の大径部に研磨加工等の機械加工を施すときに、専用の支え治具等を特別に製作して用意しておく必要がなくなり、加工が容易なセンターレス研磨を採用でき、仕上げ加工等を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による燃料噴射弁を示す縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向からみた燃料噴射弁の拡大断面図である。
【図3】図1中の矢示III−III方向からみた燃料噴射弁の拡大断面図である。
【図4】燃料噴射弁の弁体側を拡大して示す図1の要部拡大断面図である。
【図5】コア筒の大径部側を拡大して示す図1の要部拡大断面図である。
【図6】図5中の切込み部近傍を拡大して示す断面図である。
【図7】図1中の筒状体、弁座部材、弁体、コア筒、電磁コイル、磁性カバーおよび連結コアを組立てる前の状態で示す縦断面図である。
【図8】第2の実施の形態による燃料噴射弁のコア筒等を拡大して示す図5とほぼ同様位置での断面図である。
【図9】第3の実施の形態による燃料噴射弁のコア筒等を拡大して示す図5とほぼ同様位置での断面図である。
【符号の説明】
1 弁ケーシング
2 筒状体
2A 弁体収容部
2B コア筒挿嵌部
5 弁座部材
5A 噴射口
5B 弁座
8 弁体
8A 弁軸
8B 弁部
8C 吸着部
9,31,41 コア筒
9A,31A,41A 小径部
9B,31B,41B 大径部
10 切込み部(縮径部)
11 付勢ばね
13 電磁コイル(電磁アクチュエータ)
14 磁性カバー
16 連結コア
17 樹脂カバー
32 面取り部(縮径部)
42 環状凹溝(縮径部)

Claims (5)

  1. 磁性材料により筒状に形成された筒状体と、該筒状体の一端側に設けられ噴射口を囲んで弁座が形成された弁座部材と、前記筒状体内に変位可能に設けられ一端側が前記弁座部材の弁座に離着座する弁部となり他端側が吸着部となった弁体と、前記筒状体内に圧入して設けられ一端側が該弁体の吸着部に軸方向の隙間を挟んで対向し他端側が前記筒状体内を軸方向の途中位置まで延びるコア筒と、前記筒状体内に設けられ前記弁体を閉弁方向に付勢する付勢ばねと、前記筒状体に設けられ前記弁体の吸着部と前記コア筒との間に磁界を形成することにより前記弁体を付勢ばねに抗して開弁させる電磁アクチュエータとからなる燃料噴射弁において、
    前記コア筒の他端側外周には、前記筒状体内にコア筒を圧入するときの位置決め精度を高めるため前記筒状体内を軸方向に延びる縮径部を設ける構成としたことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記縮径部は、前記コア筒の他端側外周に全周にわたって切込み部を形成することにより構成してなる請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記縮径部は、前記コア筒の他端側外周に全周にわたってテーパ状の面取り部を形成することにより構成してなる請求項1に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記縮径部は、前記コア筒の他端側外周に全周にわたって形成され互いに軸方向に離間した複数の環状凹溝により構成してなる請求項1に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記コア筒は、前記弁体の吸着部と対向する一端側が小径部となり前記縮径部が形成される他端側が大径部となった段付筒体として形成し、該コア筒の重心は前記大径部側に配置する構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の燃料噴射弁。
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