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JP3718942B2 - 感熱記録用粘着ラベル - Google Patents

感熱記録用粘着ラベル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無色ないしは淡色の塩基性染料と呈色剤との発色反応を利用した感熱記録用粘着ラベルに関し、特に記録特性に優れ、かつ剥離紙が不要な感熱記録用粘着ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
粘着ラベルは、ラベル、シール、ステッカー、ワッペン等として商業用、事務用、家庭用など広範囲な用途に使用されている。この粘着ラベルは、一般的に表面基材、粘着剤、剥離紙が積層して構成されるものである。剥離紙としては、グラシン紙のような高密度紙、クレーコート紙、ポリエチレンラミネート紙等の剥離紙用原紙にシリコーン化合物やフッ素化合物等の剥離剤を塗布したものが使用されている。粘着剤には溶剤型粘着剤、エマルション型粘着剤、ホットメルト型粘着剤等が用いられている。また、表面基材には、上質紙、クラフト紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙、感熱記録用紙、インクジェット記録用紙、熱転写受像用紙等の紙基材や、フィルム、合成紙、金属フォイル等のシート状物が用いられる。
【0003】
一方、上記表面基材として用いられる感熱記録用紙は無色ないしは淡色の塩基性染料と有機または無機の呈色剤との発色反応を利用し、熱によって発色物質を接触させて記録像を得るように、その両者を含有する記録層を支持体上に設けた記録用紙は良く知られている。この感熱記録用紙は比較的安価であり、また記録機器がコンパクトで、かつその保守も容易なためファクシミリや各種計算機器等の記録媒体としてのみならず幅広い分野において使用されている。例えば、その利用分野の一つとして、小売店等のPOS(point of sales)システム化の拡大に伴って粘着ラベルとして使用されるケースが増大している。
【0004】
この感熱記録用紙は記録像の安定性が要求され、このため記録層上にフィルム形成能を有し、耐薬品性のある樹脂の水性エマルジョンを塗布する方法(特開昭54−128347号公報)やポリビニルアルコール等の水溶性高分子化合物を塗布する方法(実開昭56−125354号公報)、あるいは電子線を照射することにより硬化された樹脂層を設ける方法(特開昭62−279980号公報)等が提案されているが、さらなる耐薬品性と耐水性に優れた感熱記録紙が要望されている。
【0005】
また、感熱記録用粘着ラベルは、一般に感熱記録用紙の裏面に粘着剤層を設け、次に剥離シートが設けられているが、ラベルプリンターで印字し、ラベルを被着体に貼り付けた後に大量の剥離シートが排出されていた。この剥離シートは、ラベリング作業の邪魔になるだけでなく、剥離シートを通常の古紙回収設備で再生パルプ化処理を行うことが困難であるため、焼却処分や埋め立て処分されているのが現状である。さらに使用に際して感熱記録用紙と粘着剤、剥離シートが積層されて紙厚が厚くなるため、ラベルプリンター内に内蔵できる感熱記録用粘着ラベルの巻き長さが限られ、ラベルプリンターを大型化するかまたは頻繁に感熱記録用粘着ラベルの巻き取りを取り替えなければならないという問題もある。
【0006】
このような剥離シートの廃棄等の問題から、剥離シートを用いない感熱記録用粘着ラベルが、例えば、感熱記録用粘着ラベルの感熱記録層上に剥離剤層を設け、テープ状に仕上げる方法(特公平4−15110号公報)等の提案がなされている。剥離剤層を形成する際に、熱がかからないタイプ、即ち電子線又は紫外線で硬化するタイプの剥離剤が適していることも記載されている(特公平4−15110号公報)。
しかし、電子線又は紫外線で硬化するタイプの剥離剤として、メルカプト基を有するシリコーン化合物、およびビニル基を有するシリコーン化合物の混合物を用いる場合、通常の剥離シートにおいては剥離シート用原紙に塗布し、電子線照射等することにより硬化させ、剥離シートを製造することは可能であるが、感熱記録用紙上に上記シリコーン化合物の混合物を塗布し、放射線照射することにより硬化させる場合、感熱記録層中、あるいは保護層中の成分が上記シリコーン化合物の硬化を阻害させる、あるいは感熱記録層、あるいは保護層との密着を悪くする等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この問題点である耐薬品性および耐水性に優れ、さらに剥離シートが不要である感熱記録用粘着ラベルを提供することにある。
【0008】
【課題をを解決する手段】
本発明者等は、かかる現状に鑑み鋭意研究を重ねた結果、支持体、該支持体の裏面には粘着剤層を、該支持体の表面には塩基性染料と呈色剤を含有する感熱記録層と剥離剤を含有する剥離剤層を、剥離剤層が最表層となるように具備した感熱記録用粘着ラベルにおいて、該剥離剤層が、メルカプト基を有するシリコーン化合物、およびビニル基を有するシリコーン化合物の混合物を主成分とし、添加剤としてアクリル基、メタアクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物を、上記シリコーン化合物の混合物100重量部に対し1〜100重量部含む剥離剤であって、紫外線、あるいは電子線を照射することにより硬化された樹脂層であることを特徴とする感熱記録用粘着ラベルとすることにより上記の課題がすべて解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、感熱記録用紙上に、メルカプト基を有するシリコーン化合物、およびビニル基を有するシリコーン化合物の混合物を主成分とし、アクリル基、メタクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物を添加した混合物を塗布し、紫外線、あるいは電子線を照射することにより硬化することで特異の効果が得られる。
【0010】
これは、上記シリコーン化合物中のメルカプト基、およびビニル基は官能基であり、紫外線、あるいは電子線を照射することにより発生させたラジカルによって、ラジカル重合反応を起こし硬化するものであるが、アクリル基、あるいはメタクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物を添加しない場合、発生したラジカルにより活性化したシリコーン化合物中の官能基が非常に不安定であるため、硬化するための重合が進まずに、元のシリコーン化合物に戻る傾向が大きく、従って硬化が悪くなる。これらシリコーン化合物の混合物中にアクリル基、メタアクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物を混合することにより、これら有機化合物が発生したラジカルを安定化させるため、速やかに重合が進み、結果として硬化が良好に起こるものと考えられる。
【0011】
メルカプト基を有するシリコーン化合物は、オルガノポリシロキサンを基本骨格とし、メルカプト基を有する化合物であれば特に制約はない。また、ビニル基を有するシリコーン化合物はオルガノポリシロキサンを基本骨格とし、ビニル基を有する化合物であれば特に制約はなく、加熱による感熱記録層の発色や、基材のカールがないという観点から、乾燥工程を伴わないことが好ましく、このためには無溶剤のものが好ましい。
また樹脂の粘度は、樹脂の感熱記録層への含浸、塗工面の均一性を考慮すると、10〜10000cps程度が好ましい。
【0012】
メルカプト基を有するシリコーン化合物、およびビニル基を有するシリコーン化合物を主成分とする混合物中に添加する、アクリル基、メタクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物は、紫外線照射、あるいは電子線照射により発生したラジカルにより重合するものであれば特に制約はなく、ラジカル重合性単官能モノマー、ラジカル重合性多官能モノマー、ラジカル重合性オリゴマー、あるいはこれらの混合物が用いられる。
なお、アクリル基、メタクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物がシリコーン化合物である場合、剥離剤としての機能を有しているので特に好ましい。アクリル基、メタクリル基、あるいはシンナモイル基を有するシリコーン化合物は、オルガノポリシロキサンを基本骨格とし、それぞれアクリル基、あるいはメタクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物であれば特に制約はない。
【0013】
メルカプト基を有するシリコーン化合物、およびビニル基を有するシリコーン化合物を主成分とする混合物中に添加する、アクリル基、メタクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物は、上記シリコーン化合物の混合物100重量部に対し、1〜100重量部の範囲内で調節し添加する必要があり、好ましくは、3〜70重量部の範囲での配合が望ましい。因みに、1重量%未満では、放射線照射によるシリコーン化合物の混合物の硬化が悪く、所望する効果が得られない。また、100重量部より多い配合では、放射線照射による硬化は起こるが、粘着ラベルに仕上げた後使用する際、粘着ラベルを剥がす時の剥離力が重くなり、剥離剤層としての本来の機能を果たさなくなる等の弊害を起こす。
【0014】
このような剥離剤を有する塗液中には、更に必要に応じて、光重合開始剤、染料、顔料、湿潤剤、消泡剤、分散剤、帯電防止剤、レベリング剤、潤滑剤等の各種助剤を所望の効果を阻害しない範囲で適宜添加することができる。
剥離剤は、公知の塗布手段により塗布した後、紫外線あるいは電子線を照射することにより硬化せしめ、剥離剤層を形成する。
【0015】
塗布手段としては、たとえばバーコーター、多段ロールコーター、エアーナイフコーター、グラビアコーター、オフセットグラビアコーター等の方法が適宜使用できる。剥離剤の塗布量は、0.1〜3g/m2 の範囲で調節される。
【0016】
紫外線照射装置としては、例えば、低圧水銀ランプ、中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等があり、オゾンの少ないオゾンレスタイプもある。一般には出力30W/cm以上のランプを複数本並列して使用されることが多い。
【0017】
電子線照射装置としては、透過力、硬化性の面から加速電圧100〜1000kV、好ましくは100〜300kVの電子線加速器を用い、照射する電子線の量は、吸収線量で0.5〜20Mrad程度の範囲で調節するのが望ましい。0.5Mrad未満では十分な照射効果が得られず、20Mradを越えるような照射は基材を劣化させる恐れがあるため好ましくない。電子線の照射方式としては、例えばスキャニング方式、カーテンビーム方式、ブロードビーム方式等が採用される。また電子線照射の工程において保護層上に合成樹脂フィルム、金属泊あるいは金属ドラム等を密着させて、その形状を転写しながら剥離剤層の硬化を行うことができる。
なお、電子線照射に際しては、酸素濃度が高いと剥離剤の硬化が妨げられるため、窒素、ヘリウム、二酸化炭素等の不活性ガスによる置換を行い、酸素濃度を600ppm以下、好ましくは400ppm以下に制御した雰囲気中で照射することが好ましい。
【0018】
本発明に用いる感熱記録用紙は、特に制約はなく、一般に感熱記録用原紙として用いられる、上質紙(酸性紙、中性紙)、フィルム、合成紙、コート紙等の支持体上に感熱記録層を設けたものが例示できる。必要に応じて支持体と感熱記録層の間に吸油性顔料や中空顔料等を有する下塗り層を設けてもよい。また、画質や画像濃度を向上させる目的で、スーパーキャレンダー処理を施してもよい。感熱記録層表面に、記録層を保護するため保護層を設けてもよい。
【0019】
本発明に用いる粘着剤は特に制約はなく、溶剤型粘着剤、エマルション型粘着剤、ホットメルト型粘着剤等の各種粘着剤を用いることができる。
粘着剤層を設ける方法は、感熱記録層上、あるいは保護層上に設けた、剥離剤層上に粘着剤を塗布乾燥し、巻き取りに仕上げる際に原紙面に転写する方法、あるいは直接感熱記録用紙裏面に粘着剤を塗布乾燥する方法、あるいは工程紙を用い、工程紙上に粘着剤を塗布乾燥し、感熱記録用紙裏面に転写し、工程紙を剥がす方法などが挙げられる。なお、粘着剤成分等の支持体中へのマイグレーションを防ぎ、接着効果を十分にするため、必要ならば予め支持体の裏面に下塗り層を設けることができる。
【0020】
粘着剤を塗布する方法についても、特に限定されず、常法に従ってロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、ダイコーター、スロットダイコーター、ギアインダイコーター等を用いて塗布し、必要ならば、乾燥あるいは紫外線、電子線等の放射線を照射して粘着剤層が形成される。ここで、粘着剤の硬化に用いられる紫外線あるいは電子線照射装置は、剥離剤層の硬化に用いたものと同様の装置であり、硬化条件も同様にして硬化される。
【0021】
なお、粘着剤の塗布量は乾燥重量で5〜50g/m2 、好ましくは10〜25g/m2 程度の範囲で調節される。因みに、粘着剤の塗布量が5g/m2 未満になると、接着性能が低下し過ぎ、50g/m2 を超えると、ウーズが悪くなるあるいは、経済的な理由から必要性に乏しくなる。
【0022】
上記のようにして得られる本発明の感熱記録用粘着ラベルは、耐薬品性および耐水性に優れ、さらに剥離シートが不要である感熱記録用粘着ラベルである。
【0023】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。なお、実施例中の部、および%は特に断らない限り、「重量部」、「重量%」を示す。
【0024】
実施例1
「支持体の製造」
針葉樹晒クラフトパルプ(C.S.F.550ml)25部、広葉樹晒クラフトパルプ(C.S.F.560ml)75部を配合したパルプスラリーに、タルクを紙灰分が5.0%になるように添加し、さらに、サイズ剤としてロジンサイズを絶乾パルプに対して1.5%、硫酸アルミニウム2.0%を添加して紙料とした。この紙料を長網多筒式シリンダードライヤー抄紙機で抄紙し、4段スーパーカレンダーで処理して58g/m2 の支持体を得た。この支持体の20%エチルアルコール水溶液のサイズ度は10秒であった。
【0025】
「感熱記録用紙の製造」
A液調製
3−(N−エチル−N−イソアミル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン10部、5%メチルセルロース水溶液5部、および水40部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになるまで粉砕した。
【0026】
B液調製
4−ヒドロキシ−4’−イソプロピルオキシジフェニルスルホン30部、5%メチルセルロース水溶液5部、および水80部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになるまで粉砕した。
【0027】
C液調製
1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン20部、5%メチルセルロース水溶液5部、および水55部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が3μmになるまで粉砕した。
【0028】
D液調製
10%アセトアセチル基変性ポリビニルアルコール水溶液200部、カオリン(商品名:UW−90,EMC社製)100部、30%ステアリン酸亜鉛分散液30部、および水100部からなる組成物を混合撹拌し、保護層用塗液とした。
【0029】
得られた支持体の表面に、A液55部、B液115部、C液80部、10%ポリビニルアルコール水溶液80部、および炭酸カルシウム35部を混合撹拌して得られた塗液を、乾燥後の塗布量が6g/m2 となるように塗布乾燥して感熱記録層を形成した。この感熱記録層上にD液を乾燥後の塗布量が5g/m2 となるように塗布乾燥し、保護層を形成した後、スーパーキャレンダー処理を行い、感熱記録用紙を製造した。
【0030】
「剥離剤層の形成」
メルカプト基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551A,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)75部、ビニル基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551B,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)25部、およびトリメチロールプロパントリアクリレート10部を混合撹拌し、剥離剤層用塗液とした。
この剥離剤層用塗液を、前記感熱記録用紙の保護層上に、オフセットグラビアコーターを用いて1.5g/m2 となるように塗布し、紫外線照射装置(商品名:ラピッドキュア,ウシオ電気株式会社製)を用い、照射線量を160mj/cm2 となるように紫外線を照射して硬化を行い、剥離剤層を有する感熱記録用紙を得た。
【0031】
「粘着ラベルの製造」
上記剥離剤層を有する感熱記録用紙の裏面にアクリルエマルション粘着剤(商品名:L−145,日本カーバイド工業株式会社製)を乾燥重量で25g/m2 となるようにリバースロールコーターで塗布乾燥し、粘着剤層を形成(粘着剤層の水分1.2%)し、本発明の感熱記録用粘着ラベルを製造した。
【0032】
実施例2
実施例1の「剥離剤層の形成」において、紫外線照射装置を用いて硬化させる代わりに、窒素置換を行った電子線照射装置(商品名:エレクトロンカーテンCB−150,ESI社製)を用いて、加速電圧175kV、照射電流20mAの条件で4Mradの電子線照射を行い、硬化を行った以外はすべて実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを得た。
【0033】
実施例3
実施例1の「剥離剤層の形成」において、以下の方法により剥離剤層を形成した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを製造した。
「剥離剤層の形成」
メルカプト基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551A,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)75部、ビニル基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551B,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)25部、および、アクリル基を含有したシリコーン樹脂(商品名:Xー62−8013,信越化学)20部を混合撹拌し、剥離剤層用塗液とした。
この剥離剤層用塗液を、感熱記録用紙の保護層上に、オフセットグラビアコーターを用いて1.5g/m2 となるように塗布し、窒素置換を行った電子線照射装置(商品名:エレクトロンカーテンCB−150,ESI社製)を用いて、加速電圧175kV、照射電流20mAの条件で4Mradの電子線照射をして硬化を行い、剥離剤層を有する感熱記録用紙を製造した。
【0034】
実施例4
実施例1において、支持体として合成紙(商品名:FPH−80)を用いた以外はすべて実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを製造した。
【0035】
比較例1
実施例1の「剥離剤層の形成」において、以下の方法により剥離剤層を形成した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを製造した。
「剥離剤層の形成」
メルカプト基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551A,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)75部,ビニル基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551B,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)25部を混合撹拌し、剥離剤層用塗液とした。
この剥離剤層用塗液を、前記感熱記録用紙の保護層上に、オフセットグラビアコーターを用いて1.5g/m2 となるように塗布し、紫外線照射装置(商品名:ラピッドキュア,ウシオ電気株式会社製)を用い、照射線量を160mj/cm2 となるように紫外線を照射して硬化を行い、剥離剤層を有する感熱記録用紙を得た。
【0036】
比較例2
実施例1の「剥離剤層の形成」において、以下の方法により剥離剤層を形成した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを製造した。
「剥離剤層の形成」
メルカプト基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551A,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)75部、ビニル基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551B,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)25部を混合撹拌し、剥離剤層用塗液とした。
この剥離剤層用塗液を、感熱記録用紙の保護層上に、オフセットグラビアコーターを用いて1.5g/m2 となるように塗布し、窒素置換を行った電子線照射装置(商品名:エレクトロンカーテンCB−150,ESI社製)を用いて、加速電圧175kV、照射電流20mAの条件で4Mradの電子線照射をして硬化を行い、剥離剤層を有する感熱記録用紙を製造した。
【0037】
比較例3
実施例1の「剥離剤層の形成」において、以下の方法により剥離剤層を形成した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを製造した。
「剥離剤層の形成」
メルカプト基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551A,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)75部、ビニル基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551B,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)25部、およびトリメチロールプロパントリアクリレート0.5部を混合撹拌し、剥離剤層用塗液とした。
この剥離剤層用塗液を、感熱記録用紙の保護層上に、オフセットグラビアコーターを用いて1.5g/m2 となるように塗布し、窒素置換を行った電子線照射装置(商品名:エレクトロンカーテンCB−150,ESI社製)を用いて、加速電圧175kV、照射電流20mAの条件で4Mradの電子線照射をして硬化を行い、剥離剤層を有する感熱記録用紙を製造した。
【0038】
比較例4
実施例1の「剥離剤層の形成」において、以下の方法により剥離剤層を形成した以外は実施例1と同様にして感熱記録用粘着ラベルを製造した。
「剥離剤層の形成」
メルカプト基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551A,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)75部、ビニル基を含有した放射線硬化型シリコーン樹脂(商品名:BY−24−551B,東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製)25部、およびトリメチロールプロパントリアクリレート120部を混合撹拌し、剥離剤層用塗液とした。
この剥離剤層用塗液を、感熱記録用紙の保護層上に、オフセットグラビアコーターを用いて1.5g/m2 となるように塗布し、窒素置換を行った電子線照射装置(商品名:エレクトロンカーテンCB−150、ESI社製)を用いて、加速電圧175kV、照射電流20mAの条件で4Mradの電子線照射をして硬化を行い、剥離剤層を有する感熱記録用紙を製造した。
【0039】
このようにして得られた8種類の感熱記録用粘着ラベルについて下記の評価を行い、その結果を表1に示す。なお、各評価項目の評価方法は下記の通りである。
【0040】
[記録濃度]
感熱記録用粘着ラベルを、感熱ヘッドを備えたテストプリンターで記録を行い、得られた記録像の最大発色濃度をマクベス濃度計(商品名:RD−914,フィルタービジュアル/マクベス社製)で測定した。
【0041】
[耐水性]
記録濃度の測定で得られた感熱記録体を40℃の温水に24時間浸した後の記録濃度をマクベス濃度計で測定した。
【0042】
[耐薬品性]
記録濃度の測定で得られた感熱記録体の感熱記録面側から記録像上にジオクチルフタレート(DOP)、食用油を各々約0.1ml垂らし、40℃の条件下で24時間放置後の記録濃度をマクベス濃度計で測定した。
【0043】
[耐白抜け性]
感熱記録用粘着ラベルを60℃で3週間処理した後、感熱ヘッドを備えたテストプリンターで記録を行い、得られた記録像の白抜けを目視で判定した。なお、記録画質の評価基準は以下のとおりとした。
○:白抜けは全く観られない。
△:やや、白抜けが観られるが、実用上問題ないレベルである。
×:白抜けが著しい。
【0044】
[シリコーン硬化性]
感熱記録用粘着ラベルのシリコーン層を指で強く擦り、シリコーン層の曇り度合いを目視で判定した。シリコーン層が十分に硬化していない場合は、擦った際にシリコーン層が曇り、この曇り度合いを観ることによって、シリコーン層の硬化の程度を知ることができる。なお、評価基準は以下のとおりとした。
○:曇りは全く観られない。
△:やや曇りが観られる。
×:曇りが著しい。
【0045】
[シリコーン密着性]
感熱記録用粘着ラベルのシリコーン層を指で強く擦り、シリコーン層が剥がれるか否かを判定した。シリコーン層と感熱記録層の密着が悪い場合は、擦った際にシリコーン層が剥がれるため、シリコーン層の密着性を観ることができる。なお、評価基準は以下のとおりとした。
○:シリコーン層が剥がれない。
×:シリコーン層が剥がれる。
【0046】
[剥離力]
感熱記録用粘着ラベルのシリコーン層上に、同一の感熱記録用粘着ラベルの粘着剤層を貼り合わせ、24時間加圧(0.5kg/cm2 )処理した後、10cm×5cmのサンプルを作製し、INTESCO Model 2001で剥離速度0.3m/分の試験条件で、180度の引張り角度で剥離させたときの剥離力(g)を測定した。
【0047】
【表1】
Figure 0003718942
【0048】
表1より実施例1、実施例2、実施例4において、感熱記録用紙上にメルカプト基を含有したシリコーン化合物および、ビニル基を含有したシリコーン化合物の混合物中に、アクリル基を含有する有機化合物を混合した剥離剤を塗布した感熱記録用粘着ラベルは、耐水性、耐薬品性、耐白抜け性に優れるのみではなく、剥離剤の硬化性、感熱記録層との密着性も良好であり、剥離力も軽く、非常に優れた感熱記録用粘着ラベルであった。
また、実施例3よりわかるように、上記剥離剤中のアクリル基を含有する有機化合物を、アクリル基を含むシリコーン化合物を用いることで、さらに耐水性が向上すると同時に、剥離力が軽くなり、極めて優れた感熱記録用粘着シートであった。
比較例1、比較例2、比較例3は感熱記録用紙上に塗布した剥離剤において、メルカプト基を含有したシリコーン化合物および、ビニル基を含有したシリコーン化合物の混合物中に、アクリル基を含有する有機化合物を添加していない、または添加量が規定した量よりも少ないため、耐水性、耐薬品性、耐白抜け性が劣り、さらに剥離剤の硬化性、感熱記録層との密着性が劣っていることがわかる。比較例4は剥離剤である上記シリコーン化合物の混合物中に添加したアクリル基を含有する有機化合物が規定した量よりも多いため、耐水性、耐薬品性等は良好であるが、剥離力が重くなるため、剥離剤層としての本来の機能が劣化した。
【0049】
【発明の効果】
このように、本発明で得られた感熱記録用粘着ラベルは、剥離シートが不要であり、耐水性および耐薬品性等に優れた感熱記録用粘着ラベルである。

Claims (2)

  1. 支持体、該支持体の裏面には粘着剤層を、該支持体の表面には塩基性染料と呈色剤を含有する感熱記録層と剥離剤を含有する剥離剤層を、剥離剤層が最表層となるように具備した感熱記録用粘着ラベルにおいて、該剥離剤層が、メルカプト基を有するシリコーン化合物、およびビニル基を有するシリコーン化合物の混合物を主成分とし、添加剤としてアクリル基、メタアクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物を、上記シリコーン化合物の混合物100重量部に対し1〜100重量部含む剥離剤であって、紫外線、あるいは電子線を照射することにより硬化された樹脂層であることを特徴とする感熱記録用粘着ラベル。
  2. アクリル基、メタアクリル基、あるいはシンナモイル基を有する有機化合物が、シリコーン化合物である請求項1記載の感熱記録用粘着ラベル。
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