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JP3706300B2 - 流量測定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流量測定装置に関し、特に内燃機関などのエンジンの吸入空気流量の測定に好適な流量測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、特開平8−313318号公報に開示された従来の流量測定装置の正面図であり、図14は図13のXIV − XIV線に沿った断面図である。図13〜図14において、10は流量測定装置、1は流量測定装置本体、2は回路基板収容ケース、3は流量測定のための電気部材、5は流量測定の対象とする流体(以下、被測定流体)が流れる管路、6は整流格子である。矢印Aは、被測定流体の流れ方向を示す(以下の諸図においても同じ)。回路基板収容ケース2は、流量測定装置本体1と連結されており、また管路5に取付けられて流量測定装置本体1を管路5内に保持している。流量測定装置本体1は、入口がベルマウス形状の円筒体からなる流量計測路11とターミナル保持部材13とから構成されている。電気部材3は、流量検出抵抗311からなる流量検出素子31、温度補償抵抗312、回路基板収容ケース2内に収容された回路基板34、ターミナル35、およびコネクタ36とから構成されている。流量検出素子31と温度補償抵抗312は、ターミナル35を介して回路基板34に電気的に接続されており、また回路基板34はコネクタ36と電気的に接続されている。しかして流量検出素子31などは、コネクタ36を通じて供給される電力により稼働されており、また流量検出素子31により検出された被測定流体の流量は電気信号に変換され、回路基板34を経由して外部の受信装置(図示せず)に入力される。流量検出抵抗311は、セラミック基板上に白金を櫛歯状に着膜して形成されており、温度補償抵抗32も白金で形成されている。
【0003】
この様な従来の流量測定装置10において、流量検出素子31の流量検出抵抗311に流れる加熱電流は、流量検出抵抗311の平均温度が温度補償抵抗312で検出された被測定流体の温度よりも所定の温度だけ高くなるように、回路基板34中に形成された回路(図示せず)によって制御されており、その状態において流量検出抵抗311の抵抗値の温度依存性と被測定流体の流れに基づく流量検出抵抗311の冷却効果とから流量検出抵抗311に供給される加熱電流が検出され、この加熱電流値は流量信号として外部の受信装置に入力される。
【0004】
図15は、上記の流量測定装置10が自動車用内燃機関における空気吸入流量の測定に採用された場合の配管系の断面図例を示す。図15において、6は整流格子、7はエアクリーナケース、71はエアクリーナケース7内に設けられたエアクリーナエレメントである。エアクリーナエレメント71は、不織布、濾紙などからなるフィルターであり、内燃機関(図示せず)が吸入する空気中のダストを捕捉して、ダストが上記内燃機関の内部に入らぬようにするためのものである。かかる配管系においては、流量測定装置10はエアクリーナエレメント71の下流に配設される。
【0005】
エアクリーナエレメント71は、上記内燃機関の運転に基づく空気吸入量の増加と共に増加する堆積ダストにより目詰まりを起こし、この目詰まりによりエアクリーナエレメント71を通過した吸入空気の流れには、渦や流速分布上の大きな偏りなどが生じる。この結果、エアクリーナエレメント71に目詰まりが生じる前と後とでは、流量測定装置10の上流における吸入空気の流れに大きな変化が生じる。しかし吸入空気の流れに大きな変化が生じても、流量測定装置10の手前に配設された整流格子6と流量測定装置10における流量計測路11のベルマウス形状とにより吸入空気の流れの変化が緩和されて、流量測定装置10による流量の測定誤差は低い値に抑えられる。その際に整流格子6は、渦などの旋回流成分を除去する作用があり、ベルマウス形状は流量計測路11に流入する空気をある程度縮流して流速分布上の偏りを軽減する作用をなす。なお円筒形状の流量計測路11は、ベルマウス形状を有すると言えども渦を低減する作用はさほど大きくないので、かかる円筒形状の側流路11を有する流量測定装置10は、一般的に整流格子6と併用されることが多い。
【0006】
近年においてはエンジンルームの小型化の要求に伴い、例えば特開平8−219838号公報に開示された流量測定装置のように、管路への取り付けが簡単な所謂プラグイン型のものが提案されている。ところが上記公報に開示された流量測定装置は、前記の図14に見られる流量計測路11のような被測定流体の流量を測定するための特別な流体通路を具備しないので、流量測定装置自体に前述の整流格子のような整流装置を付加することが困難となる。このために上記の流量測定装置は、エアクリーナエレメントに目詰まりが生じると流量の測定誤差が大きくなる問題がある。
【0007】
なお、プラグイン型の流量測定装置による流量の測定誤差を低減するために、エアクリーナケースや吸気管に整流装置を装着する場合もある。しかしその場合には、十分な整流効果を得るために整流装置の目を細かくすると、圧力損失が増大して内燃機関が吸入できる空気量が制限されて内燃機関の出力が低下し、あるいはエアクリーナエレメントを通過した小さなダストにより整流装置が目詰まりする問題がある。一方、目詰まりの問題を解決するために整流装置の目を粗くすると、整流効果が低下するだけでなく、整流装置の下流に生じる渦により上記流量測定装置の流量検出部における境界層の厚さの増大、摩擦応力の不均一などの問題が生じて、検出流量の信号に乱れが生じて正確な流量の測定ができなくなる場合がある。またさらに、流量測定装置に整流格子などの整流装置を付加する必要性のために、流量測定装置の製造コストが高くなる問題もある。
【0008】
特願平11−131570(以下、先願技術)に開示された流量測定装置は、上記の諸問題を解決するために本発明者らの内の一部により開発されたものであって、図16〜図17によりその流量測定装置の構造を概略説明する。
【0009】
図16は上記流量測定装置の正面図であり、図17は図16のXVII−XVII線に沿った断面図である。図16〜図17において、流量測定装置10は、被測定流体が流れる管路5に取付けられており、柱状を呈する流量測定装置本体1を有する。流量測定装置本体1は、被測定流体の一部を取り入れて流す流量計測路11および流量計測路11内に設置された流量検出素子31を有する。流量計測路11は、流量測定装置本体1の上記被測定流体の流れ(矢印A)に対向する対流面において開口する入口111と上記対流面の裏側において開口する出口112とを有し、流量計測路11の開口面積(流量計測路11の中心軸に直交する方向の断面積、以下同様)は、入口111から出口112まで漸次減少している。
【0010】
図16〜図17に示す流量計測路11は、たとえこの流量計測路11に流入する被測定流体が、例えば目詰まりした整流格子を通過した気体のように流速分布上に大きな偏りがある流れ(以下、偏流)や渦を含むものであっても、上記した特異な流路構造による縮流、並びにこの縮流に基づいて先願技術の明細書に詳述されている整流作用により被測定流体を整流して偏流や渦を効果的に低減する機能を有する。
【0011】
ところで上記流量計測路11の入口111における流入気体の流れを図17に概念的に図示するように、矢印Bで示すような流量計測路11の中心並びにその近傍に流入する被測定流体は出口112の方に流れて出口112から流量計測路11の外に排出されるが、入口111の端に流入した被測定流体の一部は矢印Cで示すように逆流して入口111の外に出る問題がある。かかる一部の流体の逆流現象により、流量計測路11の入口111で気流に乱れが生じて流量計測路11による前記した縮流に基づく整流作用が低下することがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記先願技術における上記の問題に鑑み、偏流や渦を含む被測定流体に対して従来よりも一層正確に流量測定することが可能な流量測定装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による流量測定装置は、(1)被測定流体の流量を測定するための流量計測路を有する流量測定装置本体、上記流量計測路内に設置された流量検出素子、および上記流量計測路の入口の一部を漏れ流路入口とすると共にこの漏れ流路入口から流入した被測定流体を上記漏れ流路入口より下流で且つ流量計測路の出口よりも上流において上記流量計測路の外に漏出させる漏れ流路を備えたものである。
(2)上記(1)において、流量計測路中の少なくとも上記流量計測路の入口に連なる上流領域における上記流量計測路の中心軸に直交する方向の開口面積は、上記流量計測路の上流から下流に向かって漸次減少しているものである。
本発明による流量測定装置は、また(3)被測定流体の流量を測定するための流量計測路を有する流量測定装置本体、上記流量計測路内に設置された流量検出素子、および上記流量計測路の入口から流入した流体の一部を上記漏れ流路入口より下流で且つ上記流量計測路の出口よりも上流において上記流量計測路の外に漏出させる漏れ流路を備え、且つ上記流量計測路中の少なくとも上記流量計測路の入口に連なる上流領域における上記流量計測路の中心軸に直交する方向の開口面積は、上記流量計測路の上流から下流に向かって漸次減少しているものである。
(4)上記(2)または(3)において、流量計測路の入口の開口面積は、上記流量計測路の出口の開口面積の1.3〜3倍である。
(5)上記(1)〜(3)のいずれか一項において、流量測定装置本体は、流量計測路の入口および出口が開口する上記流量測定装置本体の各面が長方形または長方形に近い形状を呈する柱状体である。
(6)上記(5)において、流量計測路の出口の、上記出口が開口する流量測定装置本体の面の長辺方向に延在する辺の長さは、上記面の短辺の長さより大きいものである。
(7)上記(1)または(3)において、流量測定装置本体は、上記流量測定装置本体の流量計測路の中心軸が被測定流体の管路の中心軸と略一致するように上記管路に設置されており、且つ上記流量測定装置本体の上記被測定流体の流れに対向する対流面の少なくとも一部は上記被測定流体の流動抵抗を小さくする尖頭状を呈するものである。
(8)上記(1)または(3)において、漏れ流路の入口は、流量計測路の入口の端部に位置し、上記漏れ流路の出口は、流量検出素子が設置された位置よりも上流に位置するものである。
(9)上記(1)または(3)において、漏れ流路の上記被測定流体の流れ方向に直交する方向の断面積は、上記入口から上記出口に向って漸次減少するものである。
(10)上記(1)または(3)において、流量測定装置本体の被測定流体と接触する部位は、流量計測路の中心軸を通ると共に上記流量測定装置本体の側壁に直交する面の両側において互いに対称に形成されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図6は、本発明の流量測定装置における実施の形態1を説明するものであって、図1は実施の形態1の流量測定装置を設置した管路の一部斜視図、図2は図1におけるII-II 線に沿った切断面から矢印Aの方向から見た実施の形態1の正面図、図3は図1におけるIII-III 線に沿った断面図、図4は図1におけるIV-IV 線に沿った断面図、図5は実施の形態1の部分斜視図、図6は図2におけるVI-VI 線に沿った断面図である。
【0015】
図1〜図2において流量測定装置10は、被測定流体が流れる管路5に設けられた台座51の挿入孔52にその流量測定装置本体1が気密シール用のOリング53と共に挿入されて管路5に気密に取付けられている。図2〜図6において、流量測定装置10は、大別して柱状を呈する流量測定装置本体1、回路基板収容ケース2、および流量測定のための電気部材3とから構成されている。回路基板収容ケース2は、コネクタ36が装着されていると共に流量測定装置本体1と連結されており、またボルト(図示せず)により台座51に固定されて流量測定装置本体1を管路5内に保持する機能をなす。
【0016】
流量測定装置本体1は、被測定流体の一部を取り入れて流す流量計測路11、電気素子保持部材12、およびターミナル保持部材13とから構成されている。電気素子保持部材12は、ターミナル保持部材13の先端部に固定され、図6にその断面図を示すように、被測定流体の流れ方向における両端よりもそれらの中間部が多少肉厚となった板状体であって、その一部が流量計測路11の出口112の少し手前で流量計測路11内に露出する状態で保持されている。電気素子保持部材12の上記露出部分の表面には、流量検出素子31が搭載されている。電気素子保持部材12は、流量計測路11を形成する流量測定装置本体1の側壁16、17に対して僅かに傾斜して、即ち図6上では左端から右下がりに、流量計測路11内に設置されており、流量検出素子31は電気素子保持部材12の、図6上では下側の表面に搭載されている。電気素子保持部材12と流量検出素子31とがかく設置されることにより、矢印Aの方向に流れる被測定流体は流量検出素子31と良好に接触することができる。なお電気素子保持部材12とターミナル保持部材13とは、例えば樹脂などにより一体型に構成されていてもよい。
【0017】
流量検出素子31は、シリコンやセラミックなどの電気絶縁体を基板として、その表面に白金膜をパターニングして形成された流量検出抵抗311と温度補償抵抗312とで構成されている。なお、流量検出素子31およびそれを構成する流量検出抵抗311や温度補償抵抗312などとしては、従来から斯界で知られ、あるいは実用されているものを用いることができる。例えば流量検出抵抗311の構成材料は、ニッケルやパーマロイなどであってもよい。なお温度補償抵抗312は、必ずしも流量検出素子31の上に設けられる必要はなく、流量検出素子31の近くに設置されてもよい。お温度補償抵抗312を流量検出素子31の上に設ける場合には、温度補償抵抗312と流量検出抵抗311との間にエアギャップなどの熱絶縁手段を設けることが好ましい。
【0018】
電気部材3は、回路基板収容ケース2内に収容された回路基板34、上記の流量検出素子31、ターミナル35、およびコネクタ36とから構成されている。流量検出素子31は、ターミナル35を介して回路基板34に電気的に接続されており、また回路基板34はコネクタ36と電気的に接続されている。しかして流量検出素子31は、コネクタ36を通じて供給される電力により稼働されており、また流量検出素子31により検出された被測定流体の流量は、電気信号に変換され、回路基板34を経由して外部の受信装置(図示せず)に入力される。
【0019】
流量測定装置本体1は、流量計測路11の入口111および出口112が開口する各面が長方形または長方形に近い形状を呈する柱状体であって、流量測定装置本体1の被測定流体の流れ(矢印A)に対向する上下の対流面14、15は、図5および図6に示すように、これら対流面の横幅方向の中央に尖頭部141、151とそれらに続いて横幅が漸次増大する、所謂、船首形状とされており、またこれら上下の対流面14、15の間に、流量測定装置本体1の側壁16、17と対流面14、15により流量計測路11の入口111が形成されている。流量計測路11は、その入口111と上記対流面の裏側において開口した出口112とを有し、流量計測路11の開口面積は、入口111から流量検出素子31が設置された辺りまでは単調に減少し、それより下流側は出口112に至るまで略一定となっている。入口111の開口形状は長方形であり、出口112は正方形を呈している。流量測定装置本体1は、流量計測路11の中心軸が管路5の中心と略一致するように管路5に取付けられている。
【0020】
流量計測路11は、漏れ流路18を有する。漏れ流路18は、流量計測路11の入口111の四隅のそれぞれに設けられた漏れ流路部分181、182、183、184からなり、それら漏れ流路部分181〜184は、それぞれ流入口181a〜184aおよび各排出口181b〜184bを有する。各流入口181a〜184aは、いずれも入口111の一部分であり、各排出口181b〜184bは、流量検出素子31が設置された位置よりも上流に位置している。さらにそれら漏れ流路部分181〜184のそれぞれは、各被測定流体の流れ方向に直交する方向の断面積が上記流入口から上記排出口に向って漸次減少するように形成されている。なお図の繁雑性を避けるために、図5においては漏れ流路部分181〜184のうちの漏れ流路部分181についてのみ、その流入口181aと排出口181bの位置を示す。一方、図6においては、漏れ流路部分183と184について流入口183a、184aと排出口183b、184bの各位置を示す。
【0021】
しかして実施の形態1の流量測定装置本体1の被測定流体と接触する部位、特に流量計測路11、入口111、出口112、漏れ流路18、対流面14、15、側壁16、17などは、流量計測路11の中心軸を通ると共に流量測定装置本体1の側壁16、17に平行な面に対して左右対称に形成されている。この左右の対称性は、流量計測路11内を流れる被測定流体の流れを一層良好に整流する上で好ましい。さらに流量測定装置本体1の被測定流体と接触する上記の各部位は、流量計測路11の中心軸を通ると共に上記流量測定装置本体1の側壁16、17に直交する面に対しても上下対称に形成されていることも好ましい。かかる上下の対称性は、少なくとも流量測定装置本体1を構成する前記柱状体の上記両側方向における流動抵抗に偏りがなくなって流速分布が均一となり、この結果、偏流に対してより小さな誤差で測定することができる。
【0022】
以上の構造を備えた実施の形態1の流量測定装置10は、つぎに説明する顕著な作用を有する。即ち、流量計測路11の入口111から流入した被測定流体のうち、前記図17に示す矢印Bのような流量計測路11の中心あるいはその近傍に流入した流れは従来例の場合と同様に出口112の方に流れて出口112から流量計測路11の外に排出される。一方、入口111の端に流入した被測定流体の多くは、前記図17に示す矢印Cの流れのように逆流せずに、漏れ流路部分181〜184内を通って各排出口181b〜184bから流量計測路11の外に排出される。したがって実施の形態1の流量測定装置では、従来例に生じたような逆流現象が実質的に生じない、あるいは少なくとも逆流量が低減するので、流量計測路11による前記した縮流に基づく整流作用が効果的に発揮され、この結果、流量を従来より少ない誤差で測定することができる。
【0023】
本発明において、流量測定装置本体1の対流面14、15は、必ずしも船首形状とする必要はないが、つぎの理由により船首形状とすることが好ましい。即ち、図16〜図17に示す先願行技術におけるように、それら対流面14、15が平坦面であると、平坦面は管路5の上流から流れ来る被測定流体の一部をせき止めて淀み点を生ぜしめて流量計測路11内への被測定流体の円滑な流入を阻害することがある。また被測定流体が脈動流状態である場合には、上記の淀み点が対流面14、15の面上で時々刻々移動して、流量計測路11内へ流入する流れとそれに流入せずに流量測定装置本体1の外に流れる流れとの比率が不安定となって、定常時の比率と異なったものとなる。流量測定装置10による流量の測定は、定常流において校正された流量と流量検出素子31により検出された検出信号との相関関係からの流量換算に基づくものであるので、定常流が形成されない場合には流量測定に誤差が生じる。かかる問題に対して対流面14、15が船首形状であると、上記したせき止めやそれに起因する淀み点の発生がないので定常流が確保され、流量の測定誤差が低減する。
【0024】
実施の形態2.
図7〜図12は、本発明の流量測定装置における実施の形態2を説明するものであって、図7は実施の形態1における図2に対応する実施の形態2の正面図、図8、図10および図11はいずれも実施の形態1における図4に対応する実施の形態2の断面図、図9は実施の形態2の部分斜視図、図12は実施の形態2の流量測定性能に関するグラフである。図10〜図11において、Eは渦を、DRは死水域をそれぞれ示す。
【0025】
実施の形態2は、実施の形態1とは、流量計測路11の入口111の開口面積がその出口112の開口面積の1.3〜3倍に設定されている点において異なり、その他の構成は実施の形態1と同じであって、実施の形態1においては言及しなかったが、流量計測路11の出口112の、出口112が開口する流量測定装置本体1の面の長辺方向に延在する辺の長さは、上記面の短辺の長さより大きくされている。上記のように構成された実施の形態2の流量測定装置は、実施の形態1が有する前記の効果に加えて以下に説明する効果もある。
【0026】
被測定流体は、エンジンの加速や減速により脈動することが多く、図10は加速時における、一方、図11は減速時における、それぞれ流量計測路11の出口112の後方での被測定流体の流れの様子を概念的に示す。加速時においては図10に示すように、流量測定装置本体1の裏面から剥離した流れが、出口112の後方に生じた死水域DR内に流れ込んで渦Eが発生する場合がある。そしてかかる渦Eは、減速時には図11に示すように、出口112の近くまで押し戻される。渦Eは、流量測定装置本体1の裏面に形成されるためにその大きさは、上記裏面の横幅より小さい。そこで実施の形態2における出口112は、その上下方向の長さは流量測定装置本体1の横幅よりも大きく形成されているので、渦Eにより塞がれることがない。この結果、実施の形態2の流量測定装置10では、大きな脈動流に対しても流量検出素子31近傍において被測定流体の流速低下の問題が生じず、したがって低誤差での流量の測定が可能となる。
【0027】
図12は、流量計測路11の入口111と出口112の開口面積比(以下、縮流比)に対する被測定流体の脈動に基づく流量検出誤差、並びにエアクリーナエレメントが目詰まりした場合に生じる被測定流体の偏流に基づく流量検出誤差の測定結果を示す。なお図12の横軸における実縮流比とは、入口111と出口112の各開口面積から流量検出素子31を搭載せる電気素子保持部材12の矢印Aで示す被測定流体の流れ方向における投影面積を差し引いた入口111と出口112の各開口面積の比である。
【0028】
図12から明らかな通り、縮流比を小さくすれば脈動に基づく流量検出誤差を小さくすることができるが、逆に偏流に基づく流量検出誤差が大きくなる。しかし、縮流比を1.3〜3%(実縮流比では2〜4%)の範囲にすると、上記の両誤差を共に3%以下に抑えることができることが分かる。以上のように、実施の形態2では開口面積比あるいは縮流比が最適な比率に設定されているために、加速時に出口112の後方で発生する渦やエアクリーナエレメントの目詰まりに起因すに偏流による影響などを最低限度に抑えることができて、被測定流体の流量を一層小さな誤差で測定することができる。
【0029】
本発明は、前記した実施の形態1、2に限定されるものでなく、以下に述べる種々の変形形態を包含する。まず流量計測路の入口の開口形状は、長方形の他にも、四隅の角が丸められた長方形、正方形、四隅の角が丸められた正方形、円形、楕円形などであってよく、出口の開口形状も、入口の開口形状と同様に種々であってよい。また入口と出口の各開口形状は、互いに相似形であってもよく、あるいは異なっていてもよい。
【0030】
漏れ流路は、前記した通り、図17に示す矢印Cのような逆流成分の量を低減する作用をなすものである。したがって漏れ流路としては、図5、図9に示すような流量計測路11の入口111の四隅のそれぞれに漏れ流路部分を設ける代わりに、例えば入口111の上隅のみ、入口111の下隅のみに設けられたものなどであってもよい。
【0031】
流量計測路の開口面積の変化に関しては、一般的には、流量計測路中の少なくとも流量計測路の入口に連なる上流領域、就中、流量計測路の入口から上記入口と出口の中央辺りまでの区間、においては開口面積が漸次減少しておればよい。また上記の区間における開口面積は単調に減少してもよく、あるいは先願技術に例示されたような変曲点を有していてもよい。さらに流量計測路の入口から出口に至るまで、単調にあるいは変曲点を有して漸次減少していてもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明による流量測定装置は、以上説明した通り、(1)被測定流体の流量を測定するための流量計測路を有する流量測定装置本体、上記流量計測路内に設置された流量検出素子、および上記流量計測路の入口の一部を漏れ流路入口とすると共にこの漏れ流路入口から流入した被測定流体を上記漏れ流路入口より下流で且つ流量計測路の出口よりも上流において上記流量計測路の外に漏出させる漏れ流路を備えたものであるので、流量計測路の入口の端に流入した被測定流体は、前記図17に示す矢印Cの流れのように逆流せずに、漏れ流路を通ってその排出口から流量計測路の外に排出される。したがって本発明の流量測定装置では、先願技術において生じたような逆流現象が実質的に生じない、あるいは少なくとも逆流量が低減するので、流量計測路内における逆流現象に起因する乱流増大の問題が解消する。
【0033】
また(2)上記(1)において、流量計測路中の少なくとも上記流量計測路の入口に連なる上流領域における上記流量計測路の中心軸に直交する方向の開口面積は、上記流量計測路の上流から下流に向かって漸次減少していると、上記流量計測路に流入した被測定流体は、逆流現象の影響を実質的に受けない状態下でその大部分が流量計測路の出口に向かって流動し、その間に開口面積の逓減に基づいて円滑に縮流される。したがって本発明の流量測定装置は、先願技術において詳述された縮流による整流作用を効果的に発揮し、ために偏流や渦を含む被測定流体に対しても整流装置を併用することなく、その流量を一層小さな誤差で測定することができる。
【0034】
本発明による流量測定装置は、以上説明した通り、また(3)被測定流体の流量を測定するための流量計測路を有する流量測定装置本体、上記流量計測路内に設置された流量検出素子、および上記流量計測路の入口から流入した流体の一部を上記漏れ流路入口より下流で且つ上記流量計測路の出口よりも上流において上記流量計測路の外に漏出させる漏れ流路を備え、且つ上記流量計測路中の少なくとも上記流量計測路の入口に連なる上流領域における上記流量計測路の中心軸に直交する方向の開口面積は、上記流量計測路の上流から下流に向かって漸次減少しているものであると、前記(1)および(2)において説明した効果と同様の効果が得られる。
【0035】
また(4)上記(2)または(3)において、流量計測路の入口の開口面積は、上記流量計測路の出口の開口面積の1.3〜3倍であると、つぎに述べる効果がある。即ち被測定流体は、エンジンの加速や減速により脈動し、この脈動は流量計測路の出口の後方に渦を発生させる原因となる。一方、エアクリーナエレメントは、その使用により経時的に目詰まりの度合いを増し、目詰まりは被測定流体に偏流を生ぜしめる。ところで上記流量計測路の入口、出口の開口面積比が上記の範囲内であると、上記の渦や偏流の両方の問題に対しても一層小さな誤差で流量を測定することができる。
【0036】
また(5)上記(1)〜(3)のいずれか一項において、流量測定装置本体は、流量計測路の入口および出口が開口する上記流量測定装置本体の各面が長方形または長方形に近い形状を呈する柱状体であると、流量計測路に流入する前の被測定流体に含まれる渦を細分して流量計測路による整流作用を助長する効果がある。
【0037】
また(6)上記(5)において、流量計測路の出口の、上記出口が開口する流量測定装置本体の面の長辺方向に延在する辺の長さは、上記面の短辺の長さより大きいものであると、つぎに述べる効果がある。即ち被測定流体は、エンジンの加速や減速により脈動し、この脈動により流量計測路の出口の後方に渦を発生させること前記の通りであって、この渦は減速時には出口の方に押し戻されて出口を塞ぐことがあるが、上記出口が開口する流量測定装置本体の面の長辺方向に延在する辺の長さは上記面の短辺の長さより大きいものであると、出口は渦により塞がれることがない。この結果、大きな脈動流に対しても流量検出素子の近傍における被測定流体の流速低下の問題が生じず、したがって小さな誤差で流量を測定することができる。
【0038】
また(7)上記(1)または(3)において、流量測定装置本体は、上記流量測定装置本体の流量計測路の中心軸が被測定流体の管路の中心軸と略一致するように上記管路に設置されており、且つ上記流量測定装置本体の上記被測定流体の流れに対向する対流面の少なくとも一部は上記被測定流体の流動抵抗を小さくする尖頭状を呈するものであると、つぎに述べる効果がある。即ち図16〜図17に示す先願技術におけるように上記の対流面が平坦面であると、その対流面に被測定流体のせき止めによる淀み点が生じて流量計測路内への被測定流体の円滑な流入が阻害されるところ、上記の対流面を船首形状のように尖頭状とすると、上記したせき止めやそれに起因する淀み点の発生がなく、しかして定常流が確保されて流量を低誤差で測定することができる。
【0039】
また(8)上記(1)または(3)において、漏れ流路の入口は、流量計測路の入口の端部に位置し、上記漏れ流路の出口は、流量検出素子が設置された位置よりも上流に位置するものであり、特に(9)上記(1)または(3)において、漏れ流路の被測定流体の流れ方向に直交する方向の断面積は、上記入口から上記出口に向って漸次減少するものであると、前記した逆流防止作用が一層向上すると共に、流量計測路の縮流による整流作用が一層向上する。
【0040】
またさらに(10)上記(1)または(3)において、流量測定装置本体の被測定流体と接触する部位は、流量計測路の中心軸を通ると共に上記流量測定装置本体の側壁に直交する面の両側において互いに対称に形成されていると、少なくとも流量測定装置本体を構成する柱状体の上記両側方向における流動抵抗に偏りがなくなって流速分布が均一となり、この結果、偏流に対してより小さな誤差で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の流量測定装置を設置した管路の一部斜視図。
【図2】 図1におけるII-II 線に沿った切断面から矢印Aの方向から見た実施の形態1の正面図。
【図3】 図1におけるIII-III 線に沿った断面図。
【図4】 図1におけるIV-IV 線に沿った断面図。
【図5】 実施の形態1の部分斜視図。
【図6】 図2におけるVI-VI 線に沿った断面図。
【図7】 実施の形態1の図2に対応する実施の形態2の正面図。
【図8】 実施の形態1の図4に対応する実施の形態2の断面図。
【図9】 実施の形態2の流量測定装置の部分斜視図。
【図10】 実施の形態1の図4に対応する実施の形態2の断面図。
【図11】 実施の形態1の図4に対応する実施の形態2の断面図。
【図12】 実施の形態2の流量測定性能に関するグラフ。
【図13】 従来の流量測定装置の正面図。
【図14】 図13のXIV − XIV線に沿った断面図。
【図15】 従来の流量測定装置を組み込んだ配管系の断面図例。
【図16】 本発明の先願技術にあたる流量測定装置の正面図。
【図17】 図16のXVII−XVII線に沿った断面図。
【符号の説明】
10 流量測定装置、1 流量測定装置本体、11 流量計測路、
111 流量計測路の入口、112 流量計測路の出口、18 漏れ流路、
2 回路基板収容ケース、3 電気部材、31 流量検出素子、
311 流量検出抵抗、312 温度補償抵抗、34 回路基板、5 管路。

Claims (10)

  1. 被測定流体の流量を測定するための流量計測路を有する流量測定装置本体、上記流量計測路内に設置された流量検出素子、および上記流量計測路の入口の一部を漏れ流路入口とすると共にこの漏れ流路入口から流入した被測定流体を上記漏れ流路入口より下流で且つ流量計測路の出口よりも上流において上記流量計測路の外に漏出させる漏れ流路を備えたことを特徴とする流量測定装置。
  2. 流量計測路中の少なくとも上記流量計測路の入口に連なる上流領域における上記流量計測路の中心軸に直交する方向の開口面積は、上記流量計測路の上流から下流に向かって漸次減少していることを特徴とする請求項1記載の流量測定装置。
  3. 被測定流体の流量を測定するための流量計測路を有する流量測定装置本体、上記流量計測路内に設置された流量検出素子、および上記流量計測路の入口から流入した流体の一部を上記漏れ流路入口より下流で且つ上記流量計測路の出口よりも上流において上記流量計測路の外に漏出させる漏れ流路を備え、且つ上記流量計測路中の少なくとも上記流量計測路の入口に連なる上流領域における上記流量計測路の中心軸に直交する方向の開口面積は、上記流量計測路の上流から下流に向かって漸次減少していることを特徴とする流量測定装置。
  4. 流量計測路の入口の開口面積は、上記流量計測路の出口の開口面積の1.3〜3倍であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の流量測定装置。
  5. 流量測定装置本体は、流量計測路の入口および出口が開口する上記流量測定装置本体の各面が長方形または長方形に近い形状を呈する柱状体であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の流量測定装置。
  6. 流量計測路の出口の、上記出口が開口する流量測定装置本体の面の長辺方向に延在する辺の長さは、上記面の短辺の長さより大きいことを特徴とする請求項5記載の流量測定装置。
  7. 流量測定装置本体は、上記流量測定装置本体の流量計測路の中心軸が被測定流体の管路の中心軸と略一致するように上記管路に設置されており、且つ上記流量測定装置本体の上記被測定流体の流れに対向する対流面の少なくとも一部は上記被測定流体の流動抵抗を小さくする尖頭状を呈することを特徴とする請求項1または請求項3記載の流量測定装置。
  8. 漏れ流路の入口は、流量計測路の入口の端部に位置し、上記漏れ流路の出口は、流量検出素子が設置された位置よりも上流に位置することを特徴とする請求項1または3記載の流量測定装置。
  9. 漏れ流路の上記被測定流体の流れ方向に直交する方向の断面積は、上記入口から上記出口に向って漸次減少することを特徴とする請求項1また請求項3記載の流量測定装置。
  10. 流量測定装置本体の被測定流体と接触する部位は、流量計測路の中心軸を通ると共に上記流量測定装置本体の側壁に直交する面の両側において互いに対称に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3記載の流量測定装置。
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