[go: up one dir, main page]

JP3700136B2 - 非接触式蛇行量測定器 - Google Patents

非接触式蛇行量測定器 Download PDF

Info

Publication number
JP3700136B2
JP3700136B2 JP2003278005A JP2003278005A JP3700136B2 JP 3700136 B2 JP3700136 B2 JP 3700136B2 JP 2003278005 A JP2003278005 A JP 2003278005A JP 2003278005 A JP2003278005 A JP 2003278005A JP 3700136 B2 JP3700136 B2 JP 3700136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meandering amount
contact
measured
measuring device
contact type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003278005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004004116A (ja
Inventor
忠雄 武田
Original Assignee
山形航空電子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山形航空電子株式会社 filed Critical 山形航空電子株式会社
Priority to JP2003278005A priority Critical patent/JP3700136B2/ja
Publication of JP2004004116A publication Critical patent/JP2004004116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3700136B2 publication Critical patent/JP3700136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

本発明は、コネクタ用コンタクト等の材料(被測定物)の非接触式蛇行量測定器に関する。ここにいう蛇行とは、材料が略弓形等に湾曲することをいう。
従来の蛇行量の測定及び測定器について図4〜図6を参照して説明する。
まず、コネクタ用コンタクトの蛇行の方向性について図6を参照して説明する。多数のコンタクト11Aとキャリア11Bとは、一体になって金属板からプレス加工される。この際、キャリア11Bが、図6(a)の方向に湾曲していれば、プラス方向に、図6(b)の方向に湾曲していれば、マイナス方向に、それぞれ湾曲していると便宜上いうこととする。
次に、蛇行量測定器がない場合のコネクタ用コンタクトの蛇行量の測定について、図4を参照して説明する。第1スケール12を水平方向に配置し、第1スケール12に対して垂直方向に第2スケール13を配置する。多数のコンタクト11Aと一体になっているキャリア11Bを第1スケール12上に当接させ、キャリア11Bの一端から他端までの長さLと最大蛇行量Lとを測定する。
続いて、簡易蛇行量測定器について図5を参照して説明する。スケール14には、その長さ方向の中心線14Aの両端付近にピン15が間隔Lで設けられ、一辺に目盛14Bが刻まれている。また、一対のピン15の間の中央位置から目盛14Bに対して直角に目盛14Cが刻まれている。被測定物を一対のピン15上に当接させると、被測定物がプラス方向又はマイナス方向のいずれに湾曲していても、被測定物の長さL当りの最大蛇行量を目盛14Cの基準位置(0点)からの距離で測定することができる。
前述した蛇行量測定器がない場合のコネクタ用コンタクトの蛇行量の測定技術には、次の欠点がある。すなわち、第1スケール12の厚さ(約2mm)とキャリア11Bの厚さ(0.2〜0.6mm)との間に段差が生じるため、測定値が読みづらい。また、第2スケール13を第1スケール12に対して垂直に配置して測定するため、測定誤差が生じ易い。更に、キャリア11Bがプラス方向に湾曲しているときは、測定可能であるが、マイナス方向に湾曲しているときは、キャリア11Bの中央部が第1スケール12と当接するため、測定不可能である。
前述した簡易蛇行量測定器には、次の欠点がある。すなわち、測定者(個人誤差は0.5mm程度である。)の肉眼により目盛14Cを読むため、昨今の狭ピッチ及び多芯のコネクタの分野では、高精度の測定を行うことができない。この結果、規格に合格しないコネクタが製造され、生産上のトラブルが起きたり、不良品を廃棄せざるを得ない損失が生じたりする。
そこで、本発明は、前記従来の蛇行量の測定技術及び測定器の欠点を改良し、高精度の測定を短時間で簡便に行うことができ、作業者の個人誤差がなく、しかも、被測定物の湾曲方向を問わずに測定することができる蛇行量測定器を提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
1.ベース部と、前記ベース部に固定され、かつ、被測定物の両端近傍を支持する支持部と、前記ベース部に保持され、かつ、前記被測定物の蛇行量を測定する測定部とから構成され、前記測定部は、基準位置から前記被測定物を検出するまでの間を移動することができる非接触検査部と、前記非接触検査部の移動量を表示する表示部とを有する非接触式蛇行量測定器。
2.前記非接触検査部をガイドするガイド枠は、前記被測定物の蛇行量の方向に直交する方向に位置を変えることができるように、かつ、任意の位置で前記ベース部に固定されることができるように構成される前記1記載の非接触式蛇行量測定器。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果を奏する。
1.被測定物の蛇行量を、高精度(例えば、10μm台)で短時間に簡便に測定することができる。
2.測定者の個人誤差が生じないため、正確に測定することができる。
3.被測定物がプラス方向又はマイナス方向のいずれに湾曲していても、測定することができるので、便利である。
本発明の一実施例の非接触式蛇行量測定器について説明するが、これに先立って本発明を理解するために必要な参考技術となる接触式蛇行量測定器について図1と図2を参照して説明する。
接触式蛇行量測定器における略長方形状のベース部1の一辺寄りの中央には、スプラインマイクロメータ(操作部)2と接触検査部3とが配設され、また、ベース部1の対向する他の二辺の近傍には、一対の支持ピン(支持部)4が立設され、更に、ベース部1の一隅近傍には、接触検査部3と電気的に接続するタッチリミットセンサ(検出部)5が配設されている。スプラインマイクロメータ2の「0」基準は、一対の支持ピン4を結ぶ直線である。図1(a)に示されるように、二点鎖線で示される被測定物6の下辺は、一対の支持ピン4上に当接する。
接触検査部3は、被測定物6に接触する接点部3Aと、接点部3Aを保持し、かつ、ベース部1に対して摺動することができる摺動部3Bと、摺動部3Bから突出し、かつ、スプラインマイクロメータ2のスピンドル2Aに固定される連結部3Cとから構成される。接点部3Aは、耐食性と接触信頼性のために金めっきを施される。
被測定物6がプラス方向又はマイナス方向のいずれに湾曲しているかに応じて、図2(a)において、スプラインマイクロメータ2のつまみ2Bを矢印で示されるように左方向又は右方向に回転すると、スピンドル2Aは矢印方向に前進移動又は後退移動を行う。接触検査部3の接点部3Aが被測定物6(一例としてコネクタ用コンタクトのキャリア)に接触すると、タッチリミットセンサ5が検出する。タッチリミットセンサ5では、ブザー5Aが奏鳴し、また、ランプ5Bが点灯する。この時点で、スプラインマイクロメータ2のスピンドル2Aの「0」基準からの移動量を、スプラインマイクロメータ2の目盛で読み取って換算式により換算して被測定物6の蛇行量を算出する。
被測定物6の最大蛇行量Lは、図2(a)における一対の支持ピン4の中間位置に存在するとは限らないから、スプラインマイクロメータ2と接触検査部3を被測定物6の長手方向(蛇行量の方向に直交する方向)に位置を変えることができるように、かつ、任意の位置でベース部1に固定することができるように構成する。
なお、ベース部1の底面の長手方向の両辺近傍には、合計4個の台脚1Aが設けられている。
次に、本発明の実施例1の非接触式蛇行量測定器について図3を参照して説明する。ただし、接触式蛇行量測定器と同様な点の説明を省略し、相違する点の説明のみを行う。
ベース部1の中央にコ字形状のガイド枠1Bを固定する。ガイド枠1Bには、レーザセンサ8を図3(b)の矢印方向に摺動することができるように取付ける。レーザセンサ8は、第1実施の形態例の接触部3Aに代替する。レーザセンサ8には、発射した光が被測定物に当たって反射した光を受光する反射式センサ、又は、発射した光を被測定物の背後で受光する透過式センサのいずれでも採用することができる。
被測定物6がプラス方向又はマイナス方向のいずれに湾曲しているかに応じて、図3(b)において、レーザセンサ8を矢印方向に上昇移動又は下降移動を行わせる。そして、一定の支持ピン4を結ぶ直線すなわちレーザセンサ8の「0」基準から被測定物6の下辺までの移動量Lを、表示部9の表示値(この例では、−0.018mm)で読取って、被測定物6の蛇行量を算出する。レーザセンサ8は、表示部9にケーブル10により接続される。
被測定物6の最大蛇行量Lは、図3(a)における一対の支持ピン4の中間位置に存在するとは限らないので、ガイド枠1Bを被測定物6の長手方向(蛇行量の方向に直交する方向)に位置を変えることができるように、かつ、任意の位置でベース部1に固定可能に設計変更することができる。
本発明を理解するために必要な参考技術となる接触式蛇行量測定器の諸図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は正面図を、それぞれ示す。 同測定器の要部の模式図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を、それぞれ示す。 本発明の実施例1の非接触式蛇行量測定器の要部の模式図であり、(a)は平面図、(b)は側面図を、それぞれ示す。 蛇行量測定器がない場合のコネクタ用コンタクトの蛇行量の測定技術の正面図である。 従来の簡易蛇行量測定器の正面図である。 コネクタ用コンタクトの蛇行の方向性を説明するための図であり、(a)はプラス方向に湾曲した状態、(b)はマイナス方向に湾曲した状態を、それぞれ示す。
符号の説明
1 ベース部
1A 台脚
1B ガイド枠
2 スプラインマイクロメータ(操作部)
2A スピンドル
2B つまみ
3 接触検査部
3A 接点部
3B 摺動部
3C 連結部
4 支持ピン(支持部)
5 タッチリミットセンサ(検出部)
5A ブザー
5B ランプ
6 被測定物
8 レーザセンサ
9 表示部
10 ケーブル
11A コンタクト
11B キャリア

Claims (2)

  1. ベース部と、前記ベース部に固定され、かつ、被測定物の両端近傍を支持する支持部と、前記ベース部に保持され、かつ、前記被測定物の蛇行量を測定する測定部とから構成され、
    前記測定部は、基準位置から前記被測定物を検出するまでの間を移動することができる非接触検査部と、前記非接触検査部の移動量を表示する表示部とを有することを特徴とする非接触式蛇行量測定器。
  2. 前記非接触検査部をガイドするガイド枠は、前記被測定物の蛇行量の方向に直交する方向に位置を変えることができるように、かつ、任意の位置で前記ベース部に固定されることができるように構成されることを特徴とする請求項1記載の非接触式蛇行量測定器。

JP2003278005A 2003-07-23 2003-07-23 非接触式蛇行量測定器 Expired - Fee Related JP3700136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278005A JP3700136B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 非接触式蛇行量測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278005A JP3700136B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 非接触式蛇行量測定器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001158595A Division JP3477646B2 (ja) 2001-05-28 2001-05-28 接触式蛇行量測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004004116A JP2004004116A (ja) 2004-01-08
JP3700136B2 true JP3700136B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=30438666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003278005A Expired - Fee Related JP3700136B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 非接触式蛇行量測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3700136B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004004116A (ja) 2004-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6503282B2 (ja) 形状測定・校正装置
US20080034601A1 (en) Measurement Probe For Use In Coordinate Measuring Machines
KR101937224B1 (ko) 센서 장치, 측정 장치 및 측정 방법
JP4323267B2 (ja) 形状測定装置、形状測定方法、形状解析装置、形状解析プログラムおよび記録媒体
JPH01308909A (ja) 直径ゲージ
US11774227B2 (en) Inspection gauge for coordinate measuring apparatus and abnormality determination method
CN106289063B (zh) 单光源一维激光扫描测头
JP3700136B2 (ja) 非接触式蛇行量測定器
JP4769914B2 (ja) 平面度測定方法と装置
JP3477646B2 (ja) 接触式蛇行量測定器
JPH10103943A (ja) 隙間ゲージ
JP2022091495A (ja) キャリパーゲージ
JP2001201304A (ja) 面取り寸法測定装置及びこの装置を用いた面取り寸法測定方法
CN214951527U (zh) 一种测量装置
CN220507955U (zh) 一种螺栓规格测量仪
KR200223563Y1 (ko) 간극측정장치
CN213481157U (zh) 一种尺寸测量仪
JP3078507B2 (ja) 原子燃料棒の端栓取付平行度測定方法及びその装置
CN114295030B (zh) 氢燃料电池质子膜在线几何量测量装置及其测试方法
KR100638259B1 (ko) 광소자와 거울을 이용한 길이 측정장치 및 방법
KR200182165Y1 (ko) 구멍 깊이 측정값의 신뢰성을 향상시킨 계측장비
CN1584488A (zh) 一种半径测量仪
KR960005089B1 (ko) 듀얼 인 라인형 ic용 검사장치
KR20230088151A (ko) 차량용 범퍼 브라켓 치수 검사 장치
JP3100251U (ja) 非接触厚み測定器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080722

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees