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JP3477646B2 - 接触式蛇行量測定器 - Google Patents

接触式蛇行量測定器

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Publication number
JP3477646B2
JP3477646B2 JP2001158595A JP2001158595A JP3477646B2 JP 3477646 B2 JP3477646 B2 JP 3477646B2 JP 2001158595 A JP2001158595 A JP 2001158595A JP 2001158595 A JP2001158595 A JP 2001158595A JP 3477646 B2 JP3477646 B2 JP 3477646B2
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JP
Japan
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measured
meandering amount
measuring device
unit
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Application number
JP2001158595A
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English (en)
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JP2002350102A (ja
Inventor
忠雄 武田
Original Assignee
山形航空電子株式会社
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Publication date
Application filed by 山形航空電子株式会社 filed Critical 山形航空電子株式会社
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ用コンタ
クト等の材料(被測定物)の蛇行量測定器に関する。こ
こにいう蛇行とは、材料が略弓形等に湾曲することをい
う。
【0002】
【従来の技術】従来の蛇行量の測定及び測定器について
図3〜図5を参照して説明する。
【0003】まず、コネクタ用コンタクトの蛇行の方向
性について図5を参照して説明する。多数のコンタクト
11Aとキャリア11Bとは、一体になって金属板から
プレス加工される。この際、キャリア11Bが、図5
(a)の方向に湾曲していれば、プラス方向に、図5
(b)の方向に湾曲していれば、マイナス方向に、それ
ぞれ湾曲していると便宜上いうこととする。
【0004】次に、蛇行量測定器がない場合のコネクタ
用コンタクトの蛇行量の測定について、図3を参照して
説明する。第1スケール12を水平方向に配置し、第1
スケール12に対して垂直方向に第2スケール13を配
置する。多数のコンタクト11Aと一体になっているキ
ャリア11Bを第1スケール12上に当接させ、キャリ
ア11Bの一端から他端までの長さLと最大蛇行量L
とを測定する。
【0005】続いて、簡易蛇行量測定器について図4を
参照して説明する。スケール14には、その長さ方向の
中心線14Aの両端付近にピン15が間隔Lで設けら
れ、一辺に目盛14Bが刻まれている。また、一対のピ
ン15の間の中央位置から目盛14Bに対して直角に目
盛14Cが刻まれている。被測定物を一対のピン15上
に当接させると、被測定物がプラス方向又はマイナス方
向のいずれに湾曲していても、被測定物の長さL当りの
最大蛇行量を目盛14Cの基準位置(0点)からの距離
で測定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した蛇行量測定器
がない場合のコネクタ用コンタクトの蛇行量の測定技術
には、次の欠点がある。すなわち、第1スケール12の
厚さ(約2mm)とキャリア11Bの厚さ(0.2〜
0.6mm)との間に段差が生じるため、測定値が読み
づらい。また、第2スケール13を第1スケール12に
対して垂直に配置して測定するため、測定誤差が生じ易
い。更に、キャリア11Bがプラス方向に湾曲している
ときは、測定可能であるが、マイナス方向に湾曲してい
るときは、キャリア11Bの中央部が第1スケール12
と当接するため、測定不可能である。
【0007】前述した簡易蛇行量測定器には、次の欠点
がある。すなわち、測定者(個人誤差は0.5mm程度
である。)の肉眼により目盛14Cを読むため、昨今の
狭ピッチ及び多芯のコネクタの分野では、高精度の測定
を行うことができない。この結果、規格に合格しないコ
ネクタが製造され、生産上のトラブルが起きたり、不良
品を廃棄せざるを得ない損失が生じたりする。
【0008】そこで、本発明は、前記従来の蛇行量の測
定技術及び測定器の欠点を改良し、高精度の測定を短時
間で簡便に行うことができ、作業者の個人誤差がなく、
しかも、被測定物の湾曲方向を問わずに測定することが
できる蛇行量測定器を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0010】1.ベース部と、前記ベース部に固定さ
れ、かつ、被測定物の両端近傍を支持する支持部と、前
記ベース部に保持され、かつ、前記被測定物の蛇行量を
測定する測定部とから構成され、前記測定部は、基準位
置から前記被測定物に接触するまでの間を移動すること
ができる接触検査部と、前記接触検査部を移動させ、か
つ、前記接触検査部の移動量を測定する操作部と、前記
接触検査部が前記被測定物に接触するのを検出する検出
部とを有し、更に、前記検出部はブザー又はランプの報
知手段を有する接触式蛇行量測定器。
【0011】2.前記接触検査部と前記操作部とは、前
記被測定物の蛇行量の方向に直交する方向に位置を変え
ることができるように、かつ、任意の位置で前記ベース
部に固定されることができるように構成される前記1記
載の接触式蛇行量測定器。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例の接触式
蛇行量測定器について図1と図2を参照して説明する。
【0013】接触式蛇行量測定器における略長方形状の
ベース部1の一辺寄りの中央には、スプラインマイクロ
メータ(操作部)2と接触検査部3とが配設され、ま
た、ベース部1の対向する他の二辺の近傍には、一対の
支持ピン(支持部)4が立設され、更に、ベース部1の
一隅近傍には、接触検査部3と電気的に接続するタッチ
リミットセンサ(検出部)5が配設されている。スプラ
インマイクロメータ2の「0」基準は、一対の支持ピン
4を結ぶ直線である。図1(a)に示されるように、二
点鎖線で示される被測定物6の下辺は、一対の支持ピン
4上に当接する。
【0014】接触検査部3は、被測定物6に接触する接
点部3Aと、接点部3Aを保持し、かつ、ベース部1に
対して摺動することができる摺動部3Bと、摺動部3B
から突出し、かつ、スプラインマイクロメータ2のスピ
ンドル2Aに固定される連結部3Cとから構成される。
接点部3Aは、耐食性と接触信頼性のために金めっきを
施される。
【0015】被測定物6がプラス方向又はマイナス方向
のいずれに湾曲しているかに応じて、図2(a)におい
て、スプラインマイクロメータ2のつまみ2Bを矢印で
示されるように左方向又は右方向に回転すると、スピン
ドル2Aは矢印方向に前進移動又は後退移動を行う。接
触検査部3の接点部3Aが被測定物6(一例としてコネ
クタ用コンタクトのキャリア)に接触すると、タッチリ
ミットセンサ5が検出する。タッチリミットセンサ5で
は、ブザー5Aが奏鳴し、また、ランプ5Bが点灯す
る。この時点で、スプラインマイクロメータ2のスピン
ドル2Aの「0」基準からの移動量を、スプラインマイ
クロメータ2の目盛で読み取って換算式により換算して
被測定物6の蛇行量を算出する。
【0016】被測定物6の最大蛇行量Lは、図2
(a)における一対の支持ピン4の中間位置に存在する
とは限らないから、スプラインマイクロメータ2と接触
検査部3を被測定物6の長手方向(蛇行量の方向に直交
する方向)に位置を変えることができるように、かつ、
任意の位置でベース部1に固定することができるように
構成する。
【0017】なお、ベース部1の底面の長手方向の両辺
近傍には、合計4個の台脚1Aが設けられている。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏する。
【0019】1.被測定物の蛇行量を、高精度(例え
ば、10μm台)で短時間に簡便に測定することができ
る。
【0020】2.測定者の個人誤差が生じないため、正
確に測定することができる。
【0021】3.被測定物がプラス方向又はマイナス方
向のいずれに湾曲していても、測定することができるの
で、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例の接触式蛇行量測定
器の諸図であり、(a)は平面図、(b)は断面図、
(c)は正面図を、それぞれ示す。
【図2】同測定器の要部の模式図であり、(a)は平面
図、(b)は側面図を、それぞれ示す。
【図3】蛇行量測定器がない場合のコネクタ用コンタク
トの蛇行量の測定技術の正面図である。
【図4】従来の簡易蛇行量測定器の正面図である。
【図5】コネクタ用コンタクトの蛇行の方向性を説明す
るための図であり、(a)はプラス方向に湾曲した状
態、(b)はマイナス方向に湾曲した状態を、それぞれ
示す。
【符号の説明】
1 ベース部 1A 台脚 2 スプラインマイクロメータ(操作部) 2A スピンドル 2B つまみ 3 接触検査部 3A 接点部 3B 摺動部 3C 連結部 4 支持ピン(支持部) 5 タッチリミットセンサ(検出部) 5A ブザー 5B ランプ 6 被測定物 11A コンタクト 11B キャリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 3/00 - 7/34 G01B 11/00 - 11/30 G01B 21/00 - 21/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部と、前記ベース部に固定され、
    かつ、被測定物の両端近傍を支持する支持部と、前記ベ
    ース部に保持され、かつ、前記被測定物の蛇行量を測定
    する測定部とから構成され、 前記測定部は、基準位置から前記被測定物に接触するま
    での間を移動することができる接触検査部と、前記接触
    検査部を移動させ、かつ、前記接触検査部の移動量を測
    定する操作部と、前記接触検査部が前記被測定物に接触
    するのを検出する検出部とを有し、更に、前記検出部は
    ブザー又はランプの報知手段を有することを特徴とする
    接触式蛇行量測定器。
  2. 【請求項2】 前記接触検査部と前記操作部とは、前記
    被測定物の蛇行量の方向に直交する方向に位置を変える
    ことができるように、かつ、任意の位置で前記ベース部
    に固定されることができるように構成されることを特徴
    とする請求項1記載の接触式蛇行量測定器。
JP2001158595A 2001-05-28 2001-05-28 接触式蛇行量測定器 Expired - Fee Related JP3477646B2 (ja)

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