JP3696225B2 - 吸収性物品の製造方法 - Google Patents
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Description
また、特開昭57−77304号、117602号(ブサック)には、股下部にギャザーが無いかあるいは一点で交差しているギャザーに関する技術が開示されている。
所定巾の連続する少なくとも2層の積層体よりなるバックシートの層間に、第一及び第二の弾性部材を、それぞれ所定の間隔で上記バックシートの巾方向に揺動して張設固定した後、複数個の吸収体を一定間隔で上記バックシート上に配し、その後、該吸収体上に所定巾の連続する液透過性のトップシートを配して、少なくとも上記各吸収体の股下部における両側縁部の外側近傍にそれぞれ上記弾性部材が張設固定された吸収性本体連続体を製造する製造工程と、上記製造工程で得られる吸収性本体連続体を、隣接する上記吸収体間の中央部でそれぞれ切断して複数の吸収性本体を得る切断工程と、各吸収性本体の腹側部及び背側部それぞれの両側縁部を接合固定する接合工程とを具備することを特徴とする吸収性物品の製造方法を提供するものである。
図7及び図8は、それぞれ、本発明の製造方法により製造されるパンツ型の使い捨ておむつにおける展開状態の吸収性本体の概略を示す図である。また、図11及び図12は、それぞれ、本発明の製造方法により製造されるパンツ型の使い捨ておむつにおける吸収性本体の断面形状の概略を示す図である。
図1〜図6は、図7及び図8に示す展開状態の吸収性本体における弾性部材の配置位置(重合の有無)が異なる参考形態を示すものである。また、図10は、図11及び図12に示す吸収性本体におけるバックシートの層構造が異なる参考形態を示すものである。
図1〜図6に示す参考形態は、弾性部材の配置位置が異なる以外は、図7及び図8に示す形態と同様の構成を有している。また、図10に示す参考形態は、バックシートの層構造が異なる以外は、図11及び図12に示す形態と同様の構成を有している。
従って、図7及び図8に示す形態の説明においては、図1〜図6に示す参考形態についての説明が適宜適用される。また、図11及び図12に示す形態の説明においては、図10に示す参考形態についての説明が適宜適用される。
図1は、上記参考形態の吸収性物品であるパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図、図2は、それを展開した状態の吸収性本体を一部省略して示す平面図である。
本発明の製造方法の一実施態様により製造されるパンツ型使い捨ておむつを形成する吸収性本体として、別の吸収性本体連続体(図示せず)をそれぞれ上記と同様に切断して得られる吸収性本体10D及び10Eを用いることができる。これらの吸収性本体10D及び10Eは、それぞれ図7及び図8に示す如く、上記第一及び第二の弾性部材15a及び15bをそれぞれ複数本の部材からなるものとし、且つ股下部12における相互の平行状態を維持したまま両弾性部材の重複の程度を変えたもので、10Dは両弾性部材が一部重複したもの、10Eは両弾性部材が完全に重複したものである。これらの吸収性本体10D及び10Eを用いた場合にも、それぞれ図1に示すパンツ型使い捨ておむつ20と実質上同様な構成からなり、同様な効果を奏し、且つ腰部の良好な着用状態が得られるパンツ型使い捨ておむつが得られる。
上記参考形態のパンツ型使い捨ておむつ20を製造する本発明の製造方法の参考態様について図1〜図3を参照しながら説明する。
図2及び図3は、それぞれ本発明の製造方法の参考態様の要部を示すもので、図2は図1に示す参考形態のパンツ型使い捨ておむつを形成する吸収性本体を一部省略して示す平面図、図3は図1に示す参考形態のパンツ型使い捨ておむつの製造に用いられる吸収性本体の連続体を示す平面図である。
更に、上記参考態様における弾性部材15a及び15bの揺動の仕方を一部変えることにより、図7及び8に示す吸収性本体10D及び10Eを得ることができる。
そして、上記吸収性本体10B、10D及び10Eを用いた場合にも、吸収性本体10Aを用いた場合と同様にして図1に示す如きパンツ型使い捨ておむつを得ることができる。
即ち、所定巾の連続する少なくとも2層の積層体よりなるバックシート2の層間に、少なくとも第一及び第二の弾性部材15を、それぞれ所定の間隔で上記バックシート2の巾方向に揺動して張設固定した後、複数個の吸収体3を一定間隔で上記バックシート2上に配し、その後、該吸収体上に所定巾の連続する液透過性のトップシート1を配するという態様に変えれば良い。
した実施態様における吸収性本体連続体の製造工程を、例えば次のように変えれば良い。
即ち、所定巾の連続する少なくとも2層の積層体よりなるバックシート2の層間に、少なくとも第一及び第二の弾性部材15を、それぞれ所定の間隔で上記バックシート2の巾方向に揺動して張設固定した後、予め液透過性のトップシート1と液不透過性(又は液透過性)のシート1′との間に配した吸収体3を上記の積層体からなるバックシート2の内面に接合固定するという態様に変えれば良い。
2 バックシート
3 吸収体
10 吸収性本体連続体
10A 吸収性本体
11 腹側部
11a 側縁部
12 股下部
12a 側縁部
13 背側部
13a 側縁部
15 弾性部材
20 吸収性物品(パンツ型の使い捨ておむつ)
21 ウエスト開口部
22 レッグ開口部
22a 開口周縁部
23 ギャザー
Claims (3)
- 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両シート間に配置される吸収体とを有する吸収性本体を備え、該吸収性本体は、腹側部、股下部及び背側部からなっており、上記腹側部及び上記背側部それぞれの両側縁部を接合固定して、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部を形成し且つ少なくとも一対の該レッグ開口部それぞれの開口周縁部にそれぞれギャザーを形成した吸収性物品において、上記吸収性本体における、上記腹側部及び上記背側部それぞれの一方の側縁部の一部の内側並びに上記股下部の一方の側縁部の内側に沿い、上記股下部中央を横断し、且つ他方の側縁部の内側に沿って弾性部材が配されるように、少なくとも第一及び第二の弾性部材を配設してあり、上記第一及び第二の弾性部材は、それぞれ複数本の部材からなり、上記股下部において相互に少なくとも一部が重複して張設固定されている吸収性物品の製造方法であって、
所定巾の連続する少なくとも2層の積層体よりなるバックシートの層間に、第一及び第二の弾性部材を、それぞれ所定の間隔で上記バックシートの巾方向に揺動して張設固定した後、複数個の吸収体を一定間隔で上記バックシート上に配し、その後、該吸収体上に所定巾の連続する液透過性のトップシートを配して、少なくとも上記各吸収体の股下部における両側縁部の外側近傍にそれぞれ上記弾性部材が張設固定された吸収性本体連続体を製造する製造工程と、
上記製造工程で得られる吸収性本体連続体を、隣接する上記吸収体間の中央部でそれぞれ切断して複数の吸収性本体を得る切断工程と、
各吸収性本体の腹側部及び背側部それぞれの両側縁部を接合固定する接合工程と
を具備することを特徴とする吸収性物品の製造方法。 - 上記第一及び第二の弾性部材は、上記股下部において相互に完全に重複していることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品の製造方法。
- 上記吸収体は、上記トップシートと、該吸収体と上記バックシートとの間に配された別のシートとの間に配置されて、該バックシート上に設けられており、
上記吸収体の両側縁外方における上記トップシートと上記別のシートとの間に、それぞれ第三の弾性部材が配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品の製造方法。
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