JP3689046B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、エネルギー損失を防止するための流量制御弁を備えたパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エネルギー損失を防止するための流量制御弁を備えたパワーステアリング装置として、本願出願人が特開2001−163233号公報として既に開示したものがある。
この従来の装置は、図3に示すように、上記流量制御弁Vのスプール1の一端を一方のパイロット室2に臨ませ、スプール1の他端を他方のパイロット室3に臨ませている。
上記一方のパイロット室2には、ポンプポート4を介してポンプPを常時連通させている。また、この一方のパイロット室2は、流路6→可変オリフィスa→流路7を経由して、パワーシリンダ8を制御するステアリングバルブ9の流入側に連通している。
【0003】
一方、上記他方のパイロット室3には、スプリング5を介在させるとともに、流路10および流路7を介してステアリングバルブ9の流入側に連通している。そのため、上記両パイロット室2,3は、可変オリフィスa→流路7→流路10を介して連通することになり、可変オリフィスaの上流側の圧力が一方のパイロット室2に作用し、下流側の圧力が他方のパイロット室3に作用することになる。なお、上記可変オリフィスaの開度は、ソレノイドSOLに対するソレノイド電流指令値SIによって制御するようにしている。
【0004】
上記スプール1は、一方のパイロット室2の作用力と、他方のパイロット室3の作用力およびスプリング5のバネ力とがバランスした位置を保つが、そのバランス位置において、前記ポンプポート4とタンクポート11との開度が決められる。
例えば、エンジン等のポンプ駆動源12の作動によって、ポンプPを駆動させると、ポンプポート4に圧油が供給されて、可変オリフィスaに流れが生じる。このように可変オリフィスaに流れが生じると、その前後に差圧が発生し、この差圧によって両パイロット室2,3に圧力差が発生する。そして、この圧力差によってスプール1が図示するノーマル位置からスプリング5に抗して上記バランスする位置に移動する。
【0005】
このようにしてスプール1がノーマル位置から移動すると、タンクポート11の開度が大きくなるが、このときのタンクポート11の開度に応じてポンプPからステアリングバルブ9側に導かれる制御流量QPと、タンクTあるいはポンプPに還流される戻り流量QTとの分配比が決まる。言い換えれば、タンクポート11の開度に応じて制御流量QPが決まることになる。
【0006】
このように制御流量QPがタンクポート11の開度に応じて制御されるということは、結局、可変オリフィスaの開度に応じてこの制御流量QPは決まることになる。なぜなら、タンクポート11の開度を決めるスプール1の移動位置は、両パイロット室2,3の圧力差で決まり、この圧力差を決めているのが可変オリフィスaの開度だからである。
【0007】
したがって、車速や操舵状況に応じて、制御流量QPを制御するためには、可変オリフィスaの開度、すなわちソレノイドSOLに対するソレノイド電流指令値SIを制御すればよいことになる。なぜなら、可変オリフィスaの開度は、ソレノイドSOLの励磁電流に比例して制御され、非励磁状態のときにその開度を最少に保ち、励磁電流を大きくするにしたがってその開度が大きくなるようにしているからである。
【0008】
一方、上記制御流量QPが導かれるステアリングバルブ9は、図示していないステアリングホィールの入力トルク(操舵トルク)に応じて、パワーシリンダ8への供給量を制御する。例えば、操舵トルクが大きければ、ステアリングバルブ9の切り換え量を大きくして、パワーシリンダ8への供給量を増やし、逆に操舵トルクが小さければ、ステアリングバルブ9の切り換え量を小さくして、パワーシリンダ8への供給量を少なくするようにしている。そして、パワーシリンダ8は、圧油の供給量が多いほど大きいアシスト力を発揮し、供給量が少ないほどアシスト力を小さくする。
なお、操舵トルクとステアリングバルブ9の切り換え量は、図示していないトーションバーなどのねじれ反力によって設定している。
【0009】
上記のようにしてパワーシリンダ8に供給される流量QMは、ステアリングバルブ9によって制御されているが、このステアリングバルブ9に供給される制御流量QPは、上記したように流量制御弁Vによって制御されている。ここで、パワーシリンダ8が必要とする要求流量QMと、流量制御弁Vで決められる制御流量QPとをなるべく等しくすれば、ポンプP側のエネルギー損失を低く抑えることができる。なぜなら、ポンプP側のエネルギー損失は、制御流量QPとパワーシリンダ8の要求流量QMとの差によって発生するからである。
そこで、制御流量QPをパワーシリンダ8の要求流量QMにできるだけ近づけて、エネルギー損失を防止するために、この従来例では、可変オリフィスaの開度を制御するようにしている。この可変オリフィスaの開度は、上記したようにソレノイドSOLに対するソレノイド電流指令値SIで決まるが、このソレノイド電流指令値SIを制御するのが以下に説明するコントローラCである。
【0010】
このコントローラCには、操舵角センサ14と車速センサ15とを接続している。このコントローラCは、図4に示すように、操舵角センサ14によって検出した操舵角に基づいて電流指令値Iθを特定し、また、操舵角を微分して算出した操舵角速度に基づいて電流指令値Iωを特定する。
なお、上記操舵角と電流指令値Iθとは、その操舵角と制御流量QPとの関係がリニアな特性になる理論値に基づいて決めている。また、操舵角速度と電流指令値Iωとの関係も、操舵角速度と制御流量QPとの関係がリニアな特性になる理論値に基づいて決めている。ただし、これら電流指令値Iθおよび電流指令値Iωは、操舵角および操舵角速度がある設定値以上にならなければ、いずれもゼロを出力するようにしている。つまり、ステアリングホィールが中立あるいはその近傍にあるときに、上記電流指令値IθもIωもゼロにすることによって、中立近傍に不感帯域を設けている。
【0011】
上記のようにして電流指令値Iθと電流指令値Iωとを特定したら、これら両者を加算する。このように電流指令値Iθと電流指令値Iωとを加算するのは、次の理由からである。
第1の理由は、応答性を確保するためである。つまり、パワーシリンダ8やステアリングバルブ9側の要求流量QMに対して、常に多めの制御流量QMを供給している方が、パワーシリンダ8の応答性がよくなる。このような理由から、電流指令値Iθと電流指令値Iωとを加算するようにしている。
【0012】
第2の理由は、保舵時の安定性を確保するためである。すなわち、ステアリングバルブ9側の要求流量QMを推定するには操舵トルクが適切であるが、操舵トルクを利用した場合には、現状のシステムを大幅に変更しなければならならない。そのため、この従来例では、操舵トルクに最も近似する操舵角速度ωを利用しているが、この操舵角速度ωは、ステアリングホィールを操舵している最中にしか発生しない。例えば、ステアリングホィールをある角度操舵して、その位置でステアリングホィールを止めて保舵しているときには、操舵角速度ωはゼロになってしまう。もし、このような保舵時に、制御流量QPを確保できなければ、車両のセルフアライニングトルクや外力に対する保舵力を大きくしなければならなくなる。
しかし、上記のように操舵角θをパラメータにしておけば、保舵時であっても操舵角θが保たれているので、電流指令値Iθを確保できる。したがって、この電流指令値Iθで保舵に必要なパワーを維持できることになる。
【0013】
上記のようにして電流指令値Iθと電流指令値Iωとを加算したら、その値(Iθ+Iω)に、車速に基づいて設定した電流指令値Ivを乗算する。この車速に基づいて設定した電流指令値Ivは、車速が低速域では1を出力し、高速域ではゼロを出力する。また、低速域と高速域との間の中速域では、1からゼロまでの小数点以下の値を出力するようにしている。そのため、低速域では上記加算値(Iθ+Iω)がそのまま出力され、高速域では(Iθ+Iω)がゼロになる。そして、中速域では、速度が上がれば上がるほど、それに反比例した値が出力されることになる。
【0014】
このように車速に応じて出力を制御したのは、一般に、高速走行中にステアリングホィールを大きく操舵することはほとんどなく、ステアリングホィールを大きく操舵するのは、ほとんど低速域だからである。すなわち、高速走行中は、ほとんどアシスト力を必要とせず、過剰なアシスト力が発揮されると危険である。また、アシスト力を必要とするのは、ほとんどの場合、低速域である。このような理由から、車速に応じて出力を制御するようにしている。
【0015】
上記のようにして(Iθ+Iω)×Ivが決まったら、それにスタンバイ用の電流指令値Isを加算する。そして、このスタンバイ用の電流指令値Isを加算した(Iθ+Iω)×Iv+Isの値を、ソレノイド電流指令値SIとして、図3に示した駆動装置16に出力する。
【0016】
上記のようにスタンバイ用の電流指令値Isを加算しているので、ソレノイド電流指令値SIは、操舵角、操舵角速度および車速に基づく電流指令値が全てゼロの場合でも、所定の大きさを保っている。そのため、所定の流量がステアリングバルブ9側に常に供給されることになるが、エネルギー損失を防止するという観点からすれば、パワーシリンダ8およびステアリングバルブ9側の要求流量QMがゼロなら、流量制御弁Vの制御流量QPもゼロにするのが理想的である。つまり、制御流量QPをゼロにするということは、ポンプPの吐出量全量をタンクポート11からポンプPまたはタンクTに還流させること意味する。そして、タンクポート11からポンプPまたはタンクTに還流する流路は、本体B内にあって非常に短いので、その圧力損失がほとんどない。圧力損失がほとんどないので、ポンプPの駆動トルクも最小に抑えられ、その分、省エネにつながることになる。このような意味から、要求流量QMがゼロのときに、制御流量QPもゼロにするのが、エネルギー損失を防止するという観点からは有利になる。
【0017】
それにもかかわらず、要求流量QMがゼロのときでもスタンバイ流量QSを確保しているのは、以下の理由からである。
▲1▼ 装置の焼き付きを防止するためである。すなわち、スタンバイ流量QSを装置に循環させることによって、冷却効果が期待できるからである。
▲2▼ 応答性を確保するためである。すなわち、上記のようにスタンバイ流量QSを確保しておけば、それが全然ないときよりも、目的の制御流量QPに到達する時間が短くてすむ。この時間差が応答性になるので、結局、スタンバイ流量QSを確保した方が、応答性を向上させることができる。
【0018】
▲3▼ キックバック等の外乱やセルフアライニングトルクに対抗するためでもある。すなわち、タイヤに外乱やセルフアライニングトルク等による抗力が作用すると、それがパワーシリンダ8のロッドに作用する。もし、スタンバイ流量を確保しておかなければ、この外乱やセルフアライニングトルクによる抗力で、タイヤがふらついてしまう。しかし、スタンバイ流量を確保しておけば、上記のような抗力が作用したとしても、タイヤがふらついたりしない。すなわち、上記パワーシリンダ8のロッドには、ステアリングバルブ9を切り換えるためのピニオン等がかみ合っているので、上記抗力が作用すると、ステアリングバルブも切り換わって、その抗力に対抗する方向にスタンバイ流量を供給することになる。したがって、スタンバイ流量を確保しておけば、上記キックバックによる外乱やセルフアライニングトルクに対抗できることになる。
【0019】
次に、この従来例の作用を説明する。
例えば、車速が低速域にある状態で操舵すれば、その時の操舵角によって電流指令値Iθが決まり、操舵角速度によって電流指令値Iωが決まる。そして、これら特定した電流指令指Iθと電流指令値Iωとを加算する。次に、この加算した値(Iθ+Iω)に、車速に応じた電流指令値Ivを掛け合わせる。このとき、車速が低速域にあるので、電流指令値Ivとして1を掛け合わせる。そして、この乗算値である(Iθ+Iω)に、スタンバイ流量を確保するための電流指令値Isを加算する。
したがって、低速域でソレノイド電流指令値SIは、SI=Iθ+Iω+Isということになり、この値に応じた制御流量QPがステアリングバルブ9側に供給されることになる。
【0020】
一方、車速が中速域の場合には、速度が上がるにつれて電流指令値Ivが1よりも小さくなっていく。そのため、この電流指令値Ivを掛け合わせた値も小さくなり、ソレノイド電流指令値SIが小さくなる。したがって、中速域では、車速に応じて制御流量QPが少なくなり、ドライバーは大きな操舵トルクが必要な状態となる。
そして、車速が高速域に達すると、電流指令値Ivがゼロになる。このように電流指令値Ivがゼロになれば、(Iθ+Iω)×Iv=0となるので、制御流量QPがスタンバイ流量QSだけとなり、ステアリング操作に大きな操舵トルクを必要とする状態になる。ただし、高速走行中にステアリングを大きく操舵することはないので不都合は生じない。また、過大なアシスト力が発揮されることを防止できるので、高速走行時の安全性を高めることにもなる。
【0021】
なお、直進走行などでステアリングホィールを中立位置近傍に保っているときには、操舵角による電流指令値Iθおよび操舵角速度による電流指令値Iωがゼロになってしまう。しかし、この場合にも、スタンバイ用の電流指令値Isだけは出力されるので、スタンバイ流量が必ず確保されている。したがって、ステアリングホィールを中立位置近傍に保っているときでも、応答性を維持するとともに、キックバック等による外乱にも対抗できる。
【0022】
なお、スプール1の先端には、スリット13を形成している。このスリット13は、スプール1が図示するノーマル位置にあるときでも、一方のパイロット室2と可変オリフィスaとを連通させるものである。すなわち、スプール1がノーマル位置にあるときでも、ポンプポート4から一方のパイロット室2に供給された圧油を、上記スリット13→流路6→可変オリフィスa→流路7を介してステアリングバルブ9側に供給することによって、装置の焼き付きの防止、キックバック等の外乱の防止、および応答性を確保するようにしている。
また、図中符号16は、コントローラCとソレノイドSOLとの間に接続したソレノイドSOLの駆動装置である。そして、符号17,18が絞りであり、符号19がリリーフ弁である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のパワーステアリング装置では、ソレノイド電流指令値SIを求めるために、電流指令値Iθと電流指令値Iωとを加算して、この加算した値に車速信号に基づく電流指令値Ivを乗算していたため、計算処理に時間がかかり、その分、ソレノイド電流指令値SIの出力に応答遅れが生じるという問題があった。
また、この従来のパワーステアリング装置では、常に、一定のスタンバイ流量が確保されるが、それは車速に関わりなく常に一定なので、高速域においてはスタンバイ流量の大部分が無駄になるという問題があった。
この発明の目的は、ソレノイド電流指令値SIの出力の応答遅れを防止するとともに、スタンバイ流量も車速に応じて制御できるパワーステアリング装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、パワーシリンダを制御するステアリングバルブと、このステアリングバルブの上流側に設けた可変オリフィスと、この可変オリフィスの開度を制御するソレノイドと、このソレノイドを駆動するソレノイド電流指令値SIを制御するコントローラと、このコントローラに接続した操舵角センサおよび車速センサと、ポンプから供給される流量を、上記可変オリフィスの開度に応じてステアリングバルブに導く制御流量とタンクまたはポンプに環流させる戻り流量とに分配する流量制御弁とを備え、上記コントローラに、操舵角と操舵角速度との組み合わせに対応した基本電流指令値I1をテーブルとして記憶させるとともに、コントローラは、上記テーブルから求めた基本電流指令値I1に、車速に基づいて設定した電流指令値I2を乗算して電流指令値(I1×I2)を算出し、さらに、スタンバイ用電流指令値Isに車速に基づいて設定した電流指令値I3を乗算して電流指令値(I3×Is)を算出するとともに、これらの電流指令値を加算して(I1×I2)+(I3×Is)をソレノイド電流指令値SIとすることを特徴とする。
【0025】
第2の発明は、パワーシリンダを制御するステアリングバルブと、このステアリングバルブの上流側に設けた可変オリフィスと、この可変オリフィスの開度を制御するソレノイドと、このソレノイドを駆動するソレノイド電流指令値SIを制御するコントローラと、このコントローラに接続した操舵角センサおよび車速センサと、ポンプから供給される流量を、上記可変オリフィスの開度に応じてステアリングバルブに導く制御流量とタンクまたはポンプに環流させる戻り流量とに分配する流量制御弁とを備え、上記コントローラには、操舵角と操舵角速度との組み合わせに対応した基本電流指令値I1をテーブルとして記憶させるとともに、コントローラは、上記テーブルから基本電流指令値I1を求める一方、その基本電流指令値I1は、車速に基づいて設定した電流指令値I2を限界値とし、その限界値内の電流指令値I1’を特定し、さらに、スタンバイ用電流指令値Isに車速に基づいて設定した電流指令値I3を乗算して電流指令値(Is×I3)を算出するとともに、これらの電流指令値を加算してI1’+(Is×I3)をソレノイド電流指令値SIとすることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1は、第1実施形態のコントローラCの制御システムを示したものである。この第1実施形態は、図3に示した流量制御弁Vやパワーシリンダ8、そしてステアリングバルブ9等のコントローラC以外の構成については前記従来例と全く同じでなので、以下では、コントローラCの制御システムについてのみ説明する。
【0029】
図示するように、コントローラCは、操舵角と操舵角速度との組み合わせに対応した基本電流指令値I1をテーブルとして記憶している。上記テーブルは、操舵角に基づく電流指令値Iθと、操舵角速度に基づく操舵角速度信号Iωとを加算した値を表にしたものである。コントローラCは、操舵角センサ14によって検出された操舵角が入力されると、この操舵角と、操舵角を微分して算出した操舵角速度とに対応する基本電流指令値I1を上記テーブルから求める。
従来のコントローラCは、操舵角センサ14から操舵角が入力される度に、この操舵角に基づく操舵角信号Iθと操舵角速度に基づく操舵角速度信号Iωとを加算していた。これに対してこの第1実施形態では計算せずに、該当する基本電流指令値I1をテーブルから求めているので、計算処理を行わない分、処理速度を高めることができる。
【0030】
上記のようにテーブルから基本電流指令値I1を特定したら、この基本電流指令値I1に、車速に基づいて設定した電流指令値I2を乗算する。このように車速に基づいて設定した電流指令値I2を乗算するのは、前記従来例と同様に、車速に応じて出力を制御するためである。
上記のようにして(I1×I2)が決まったら、この値にスタンバイ用の電流指令値を加算する。ただし、スタンバイ用の電流指令値をそのまま加算するのではなく、スタンバイ用の電流指令値Isに車速に基づいて設定した電流指令値I3を乗算した値(Is×I3)を加算する。
【0031】
このようにスタンバイ用の電流指令値Isに車速に基づく電流指令値I3を乗算したのは、次の理由からである。
スタンバイ用の電流指令値Isというのは、前記したように、装置の焼き付き防止と、応答性の確保と、キックバック等の外乱やセルフアライニングトルクに対抗するためとの3つの機能を目的にしている。このうち応答性というのは、低速域において特に必要となり、高速域ではそれほど必要としない。なぜなら、高速走行中に応答性が高すぎると、操舵が不安定になるからである。
ところが、従来は、スタンバイ用の電流指令値が固定的だったので、低速域の応答性に合わせてスタンバイ流量を設定していた。そのため、高速走行時には、スタンバイ流量が無駄になるという問題があった。
【0032】
このようなスタンバイ流量の無駄を防止するために、この第1実施形態では、車速に基づく電流指令値I3をスタンバイ用の電流指令値Isに乗算している。この車速に基づく電流指令値I3は、低速域では1を出力しているが、中速域では、車速が高くなるにつれてその値を徐々に小さくする。そして、高速域になると、最小値を保つ。したがって、この車速に基づく電流指令値I3とスタンバイ用の電流指令値Isとを乗算した値は、低速域ではそのまま出力され、中速域から高速域にかけて次第に小さくなる。そして、高速域では、最小値を保つことになる。このようにすれば、スタンバイ流量の無駄も防止できる。
なお、高速域でも、電流指令値I3と電流指令値Isとを乗算した値がゼロになることはないように設定している。
【0033】
上記のようにして(I1×I2)+(Is×I3)の値が決まったら、この値をソレノイド電流指令値SIとして駆動装置16に出力する。そして、この駆動装置16が、ソレノイド電流指令値SIに対応した励磁電流をソレノイドSOLに出力することになる。
【0034】
この第1実施形態によれば、コントローラCが、操舵角と操舵角速度とに対応する基本電流指令値I1を、予め記憶したテーブルから求めているため、操舵角信号Iθと操舵角速度信号Iωとを加算していた従来例に比べて、処理速度を速くすることができる。このように処理速度を速くすることができるので、その分、ソレノイド電流指令値SIの出力の応答性を高めることができる。
【0035】
図2に示した第2実施形態は、車速に基づいて設定した電流指令値I2を限界値として利用したものであり、その他の構成については、上記第1実施形態と同じである。
この第2実施形態では、上記したように、車速に基づいて設定した電流指令値I2を限界値として用いている。この車速に基づく限界値は、低速域において最大値を一定に保ち、高速域において最小値を一定に保つ。そして、中速域では、車速に応じて徐々に小さくなるようにしている。したがって、例えば基本電流指令値I1がそのときの車速に基づく限界値よりも大きい場合には、この限界値を電流指令値I1’として出力する。また、基本電流指令値I1が限界値よりも小さい場合には、基本電流指令値I1をそのままI1’として出力する。
以上のようにして、限界値を設定しているので、仮に高速走行時にステアリングホィールを急操作したとしても、その安全性は十分に確保できる。
【0036】
上記のようにして電流指令値I1’が決まったら、この電流指令値I1’に、車速に基づく電流指令値I3とスタンバイ用の電流指令値Isとを乗算した値を加算する。そして、この値I1’+(Is×I3)をソレノイド電流指令値SIとして駆動装置16に出力する。そして、この駆動装置16が、ソレノイド電流指令値SIに対応した励磁電流をソレノイドSOLに出力することになる。
【0037】
この第2実施形態によっても、コントローラCが、操舵角と操舵角速度とに対応する基本電流指令値I1を、予め記憶したテーブルから求めているため、操舵角信号Iθと操舵角速度信号Iωとを加算していた従来例に比べて、処理速度を速くすることができる。このように処理速度を速くすることができるので、その分、ソレノイド電流指令値SIの出力の応答性を高めることができる。
【0038】
なお、上記第1,第2実施形態では、操舵角を微分して操舵角速度を算出しているが、操舵角速度センサを別に取り付けて、この操舵角速度センサによって電流指令値Iωを検出するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
第1および第2の発明によれば、コントローラに、操舵角と操舵角速度との組み合わせに対応した基本電流指令値I1をテーブルとして記憶させるとともに、このテーブルから基本電流指令値I1を求めているため、計算処理を行っていた従来例に比べて、その処理速度を速くすることができる。このように処理速度を速くできる分、ソレノイド電流指令値SIの出力の応答性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のコントローラCの制御系を示す説明図である。
【図2】第2実施例のコントローラCの制御系を示す説明図である。
【図3】従来の装置の全体図である。
【図4】従来のコントローラCの制御系を示す説明図である。
【符号の説明】
V 流量制御弁
P ポンプ
SOL ソレノイド
T タンク
a 可変オリフィス
8 パワーシリンダ
9 ステアリングバルブ
C コントローラ
14 操舵角センサ
15 車速センサ
Claims (2)
- パワーシリンダを制御するステアリングバルブと、このステアリングバルブの上流側に設けた可変オリフィスと、この可変オリフィスの開度を制御するソレノイドと、このソレノイドを駆動するソレノイド電流指令値SIを制御するコントローラと、このコントローラに接続した操舵角センサおよび車速センサと、ポンプから供給される流量を、上記可変オリフィスの開度に応じてステアリングバルブに導く制御流量とタンクまたはポンプに環流させる戻り流量とに分配する流量制御弁とを備え、上記コントローラに、操舵角と操舵角速度との組み合わせに対応した基本電流指令値I1をテーブルとして記憶させるとともに、コントローラは、上記テーブルから求めた基本電流指令値I1に、車速に基づいて設定した電流指令値I2を乗算して電流指令値(I1×I2)を算出し、さらに、スタンバイ用電流指令値Isに車速に基づいて設定した電流指令値I3を乗算して電流指令値(Is×I3)を算出するとともに、これらの電流指令値を加算して(I1×I2)+(Is×I3)をソレノイド電流指令値SIとすることを特徴とするパワーステアリング装置。
- パワーシリンダを制御するステアリングバルブと、このステアリングバルブの上流側に設けた可変オリフィスと、この可変オリフィスの開度を制御するソレノイドと、このソレノイドを駆動するソレノイド電流指令値SIを制御するコントローラと、このコントローラに接続した操舵角センサおよび車速センサと、ポンプから供給される流量を、上記可変オリフィスの開度に応じてステアリングバルブに導く制御流量とタンクまたはポンプに環流させる戻り流量とに分配する流量制御弁とを備え、上記コントローラには、操舵角と操舵角速度との組み合わせに対応した基本電流指令値I1をテーブルとして記憶させるとともに、コントローラは、上記テーブルから基本電流指令値I1を求める一方、その基本電流指令値I1は、車速に基づいて設定した電流指令値I2を限界値とし、その限界値内の電流指令値I1’を特定し、さらに、スタンバイ用電流指令値Isに車速に基づいて設定した電流指令値I3を乗算して電流指令値(I3×Is)を算出するとともに、これらの電流指令値を加算してI1’+(I3×Is)をソレノイド電流指令値SIとすることを特徴とするパワーステアリング装置。
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