JP3682649B2 - コネクタ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、嵌合・離脱可能としたコネクタと相手側コネクタとの嵌合時における離脱方向の移動を阻止するロック手段を備えているコネクタ装置に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコネクタ装置としては、特開平9−259979号公報に開示されているよな、プリント回路基板101とプリント回路基板102との接続に用いるように構成したものがある。
【0003】
このコネクタ装置では、コネクタ104のハウジング106に形成した嵌合部108と、コネクタ105のハウジング118の枠部121が互いに嵌合し、コネクタ104側のターミナル107のコンタクト片113に形成したコンタクト部114と、コネクタ105側のターミナル119のコンタクト片122が互いに係合して、電気的に導通し、プリント回路基板101,102の接続が図られる。
【0004】
また、ターミナル107には、ロック爪126が設けてあり、ハウジング118にロック爪126と対応させて係止突部135が互いに係合してロックするようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコネクタ装置では、コンタクト片122とコンタクト部114との一点で接触しているので、信頼性に劣るという問題がある。
【0006】
また、ターミナル107とハウジング106にロック手段を形成しなければならないので、嵌合・離脱操作を繰り返したときに、ロック力が低下してしまうという問題がある。
【0007】
それ故に本発明の課題は、信頼性が高く、ロック力を高く設定でき、少ない配列のコンタクト及び相手コンタクトの組合わせであっても嵌合が容易に外れないコネクタ装置を提供することにある。
【0008】
また、本発明の課題は、嵌合・離脱を繰り返してもロック力の低下を抑えることができるコネクタ装置を提供することにある。
【0009】
また、本発明の課題は、小型化が可能となるコネクタ装置を提供することにある。
【0010】
また、本発明の課題は、接触が安定するコネクタ装置を提供することにある。
【0011】
また、本発明の課題は、インシュレータへのコンタクトの保持力が向上することができるコネクタ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、嵌合方向及び該嵌合方向とは逆方向である離脱方向で嵌合・離脱可能なコネクタと相手側コネクタとを有し、該コネクタは、導電性のコンタクトと、該コンタクトを保持したインシュレータとを有し、前記相手側コネクタは、前記コンタクトに接触する導電性の相手コンタクトと、該相手コンタクトを保持した相手インシュレータとを有しているコネクタ装置において、前記コンタクトは、前記嵌合・離脱方向へ延びている第1接触部と、該第1接触部に対向している第2接触部と、前記第1及び第2接触部の前記嵌合方向における端部間を相互に接続した第1連結部と、前記第2接触部に対向している保持部と、前記第2接触部及び前記保持部の前記離脱方向における端部間を相互に接続した第2連結部とを有し、前記相手コンタクトは、前記嵌合・離脱方向へ延びている第1相手接触部と、該第1相手接触部に対向している第2相手接触部と、前記第1及び第2相手接触部の前記嵌合方向における端部間を相互に接続した相手連結部とを有し、前記インシュレータは、前記第2接触部及び前記保持部間に位置して前記嵌合・離脱方向へ延びている保持壁を有し、前記第2接触部と前記保持部とは、前記第2接触部と前記保持部とによって前記保持壁を挟み込むように前記保持壁を保持しており、さらに、前記コンタクト及び前記相手コンタクトは、前記コネクタ及び前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記第1及び第2接触部間に前記第1及び第2相手接触部が位置したときに弾性力をもって互いに接触する前記第1接触部と前記第1相手接触部との接触部位、前記第2接触部と前記第2相手接触部との接触部位の少なくともいずれか一方の前記接触部位に、前記離脱方向への移動を阻止するよう相互に係合してロックするロック手段を有し、前記コネクタと前記相手コネクタとが未嵌合状態であるときに、前記第1及び第2接触部間の幅寸法が該幅寸法と同方向における前記第1及び第2相手接触部間における幅寸法よりも狭い幅寸法に設定されていることを特徴とするコネクタ装置が得られる。
【0013】
【作用】
本発明に係るコネクタ装置によると、コネクタと相手側コネクタとを未嵌合状態から嵌合するときには、第1及び第2接触部間における幅寸法が第1及び第2相手接触部間の幅寸法の幅寸法よりも狭い幅寸法に設定されているので、第1接触部の接点部に相手コンタクトの第1相手接触部が摺接しながら移動し、係合接点部に第2相手接触部に摺接しながら移動する。さらに、相手側コネクタを嵌合方向へ移動させると、相手係合部に係合接点部が達した後、相手接触面が係合接点部と接触し嵌合状態となり嵌合操作が完了する。
【0014】
コネクタと相手側コネクタとが嵌合した後の嵌合状態では、係合接点部と相手係合部とが離脱方向で係合するので相手側コネクタの離脱方向への移動が阻止される。このとき、接点部と係合接点部との間で第1相手接触部と第2相手接触部とを弾性力をもって挟み込んでおり、相手係合部と係合接点部が離脱方向で係合するので、相手側コネクタがコネクタから容易に引き抜きできないようにロックすることができる。特に、コンタクト及び相手コンタクトの数が多いほど弾性力が強力なものとなり、相手側コネクタがコネクタから簡単には引き抜きできないようになる。
【0015】
また、第2相手接触部の相手接触面には、最終の嵌合状態で係合接点部に接触するようにしているので、第1及び第2接触部が弾性変形方向に少し位置ずれして第2接触部の係合接点部に相手接触面が接触し、最終接続状態では、弾性変形量が少なくなるように作用する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るコネクタ装置を図面に基づき説明する。図1は、本発明におけるコネクタ装置の一実施の形態例を示している。
【0017】
図1を参照して、コネクタ装置は、コネクタ11と、嵌合方向A及び嵌合方向Aとは逆方向である離脱方向Bでコネクタ11に嵌合・離脱可能な相手側コネクタ31とを有している。なお、この実施の形態例におけるコネクタ11は、レセプタクル側コネクタとして、プリント回路基板51に実装されるものである。相手側コネクタ31は、プラグ側コネクタとして、もう一つのプリント回路基板61に実装されるものである。
【0018】
図2及び図3は、図1に示したコネクタ11を示している。図1、図2及び図3を参照して、コネクタ11は、導電性のコンタクト13と、コンタクト13を保持している箱形状のインシュレータ21とを有している。
【0019】
コンタクト13は、嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている第1接触部14と、第1接触部14に対向して嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている第2接触部15と、第1及び第2接触部14,15の嵌合方向Aにおける端部間を相互に接続している第1連結部16と、第2接触部15に対向して嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている長板形状の保持部17と、第2接触部15及び保持部17の離脱方向Bにおける端部間を相互に接続した第2連結部18と、第2連結部18の嵌合方向Aにおける端部から延びている端子部19とを有している。第1接触部14の離脱方向Bにおける端部には、第2接触部15側へ湾曲して突出している接点部14aを有している。
【0020】
コンタクト13は、一例として板厚寸法が薄い導電板を打ち抜き加工して形成した帯板形状の導電板を略S字形状に曲げ加工を施すことによって全体としてバネ性を有するものを作ることができる。
【0021】
したがって、第1接触部14、第2接触部15及び第1連結部16は、これらで略U字形状を呈している。第2接触部15、保持部17及び第2連結部18は、これらによって略逆U字形状を呈している。また、端子部19は、プリント回路基板51の実装面に対して平行になるようにインシュレータ21の外へ延びており、コネクタ11を前述したプリント回路基板51へ実装し、このプリント回路基板51の回路に半田によって接続される。
【0022】
インシュレータ21には、複数のコンタクト13が一列が互いに並行に所定間隔をもって配置され、これら一列に配置された複数のコンタクト13に対向するように複数のコンタクト13がもう一列が互いに並行に所定間隔をもって配置されている。
【0023】
したがって、コネクタ11では、2列に複数のコンタクト13が整列されて配置された状態で、図1に示した嵌合・離脱方向A,Bを示す二点鎖線を中心線とすると、二列に配置されたコンタクト13が対称に配置されている。
【0024】
インシュレータ21は、図1に示した嵌合・離脱方向A,Bを示した二点鎖線の中心線を含む中央壁部22と、中央壁部22を共通な壁として左右に嵌合部23を形成するように、中央壁部22に対向している一対の保持壁24とを有している。
【0025】
一対の嵌合部23のそれぞれには、複数のコンタクト13の第1及び第2接触部14,15が収容されている。保持壁24は、第2接触部15の及び保持部17間に位置して嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている。第2接触部15が対向している保持壁24の第1壁面24aには、第2接触部15の一部が弾性力をもって当接している。すなわち、第2接触部15の一部は、保持部17に対向している保持壁24の第2壁面24bの方向へ弾性力をもって当接している。第2接触部15と保持部17とは、第2接触部15と保持部17とによって保持壁24を挟み込むように保持壁24を保持している。
【0026】
保持壁24の第1及び第2壁面24a,24bには、嵌合・離脱方向A,Bへ溝部24c,24dが形成されている。第1壁面24aの溝部24cには、第1接触部14が組み込まれている。第2壁面24bの溝部24dには、保持部17が組み込まれている。保持部17は、インシュレータ21に保持する圧入部17aを有している。圧入部17aは、第2壁面24bの溝部24dにおいてインシュレータ21へ圧入されることによって保持部17がインシュレータ21に保持されている。
【0027】
図4及び図5は、図1に示した相手側コネクタ31を示している。図1、図4及び図5を参照して、相手側コネクタ31は、導電性の相手コンタクト33と、相手コンタクト33を保持した相手インシュレータ41とを有している。
【0028】
相手コンタクト33は、嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている第1相手接触部34と、第1相手接触部34に対向して嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている第2相手接触部35と、第1及び第2相手接触部34,35の嵌合方向Aにおける端部間を相互に接続した相手連結部36と、第1相手接触部34の離脱方向Bにおける端部に接続して延びている相手端子部38とを有している。
【0029】
相手コンタクト33は、一例として板厚寸法が薄い導電板を打ち抜き加工して形成した帯板形状の導電板を曲げ加工を施すことによって作ることができる。第1相手接触部34、第2相手接触部35及び相手連結部36は、これらで略U字形状を呈している。また、相手端子部38は、もう一方のプリント回路基板61の実装面に対して平行となるように相手インシュレータ41の外へ延びており、相手側コネクタ31を前述したもう一方のプリント回路基板61へ実装し、このプリント回路基板61の回路に半田によって接続される。
【0030】
相手インシュレータ41には、複数の相手コンタクト33の一列が互いに並行に所定間隔をもって配置され、これら一列に配置された複数の相手コンタクト33に対向するように複数の相手コンタクト33がもう一列が互いに並行に所定間隔をもって配置されている。
【0031】
したがって、相手側コネクタ31では、2列に複数の相手コンタクト33が整列されて配置された状態で、図1に示した嵌合・離脱方向A,Bを示す二点鎖線を中心線とすると、二列に整列して配置されたコンタクト13が対称に配置されている。
【0032】
相手インシュレータ41は、第1及び第2相手接触部34,35を組み付けた相手嵌合部43を有している。相手嵌合部43の一部を構成するように対向している一対の相手保持壁44は、第1及び第2相手接触部34,35間に位置して嵌合・離脱方向A,Bへ長い寸法で延びている。相手保持壁44は、第1相手接触部34が対向している第1相手壁面44aと、第2相手接触部35が対向している第2相手壁面44bとを有している。第1及び第2相手接触部34,35は、第1及び第2相手接触部34,35間で相手保持壁44を挟み込むようにして相手保持壁を保持している。相手端子部38には、相手インシュレータ41に圧入することによって相手インシュレータ41に保持する相手圧入部33aを有している。
【0033】
この実施の形態例におけるコネクタ装置では、図1に示したように、コネクタ11の嵌合部23と相手コネクタ31の相手嵌合部43とが未嵌合状態にあるときに、第1及び第2接触部14,15間における幅寸法が第1及び第2相手接触部34,35間の幅寸法の幅寸法よりも狭い幅寸法に設定されている。コネクタ11の嵌合部23と相手コネクタ31の相手嵌合部43とが嵌合状態にあるときには、第1及び第2接触部14,15間で第1及び第2接触部14,15の弾性力(バネ力)によって第1及び第2相手接触部34,35が狭持されて接触するものである。
【0034】
さらに、第1の接触部14に接触する第1及び第2相手接触部34、第2の接触部15に接触する第2相手接触部35との接触部位(互いに接触する部分)には、コネクタ11の嵌合部23と相手コネクタ31の相手嵌合部43とが嵌合状態にあるときに、離脱方向Bへの引き抜きを阻止するよう相互に係合してロックするロック手段を有している。
【0035】
ロック手段は、第2接触部15に形成されている係合接点部15aと、第2相手接触部35に形成されている相手係合部35bとによって構成されている。ロック手段を具体的に説明すると、第2接触部15の離脱方向B側の端部には、第1接触部14へ曲げられて突出している係合接点部15aを有している。
【0036】
係合接点部15aに対向する第2相手接触部35の対向面には、嵌合時に、係合接点部15aに接触する相手接触面35aを有している。相手接触面35aは、離脱方向B側が第2相手接触部35の板厚寸法よりも小さい板厚寸法に形成されているものである。
【0037】
したがって、第2相手接触部35の対向面には、相手接触面35aを形成することによって段差をもった相手係合部35bが形成されている。係合接点部15aと相手係合部35bとは、離脱方向Bでこれらが係合することによって離脱方向Bへの移動が阻止されている。
【0038】
以下に、コネクタ11と相手側コネクタ31とを未嵌合状態から嵌合する過程について、図6及び図7を参照して説明する。
【0039】
図1に示したコネクタ11の嵌合部23と相手側コネクタ31の相手嵌合部43とを未嵌合状態から嵌合するには、相手側コネクタ31の相手嵌合部43をコネクタ11の嵌合部23を対向させて、相手側コネクタ31を図6に示すように、嵌合方向Aへ移動させる。このとき、第1及び第2接触部14,15間における幅寸法が第1及び第2相手接触部34,35間の幅寸法の幅寸法よりも狭い幅寸法に設定されているので、第1接触部14の接点部14aに相手コンタクト33の第1相手接触部34が摺接しながら移動し、係合接点部15aに第2相手接触部35が摺接しながら移動する。さらに、相手側コネクタ31を嵌合方向Aへ移動させると、図7に示すように、第1連結部16へ相手連結部36が近づき、相手係合部35bが係合接点部15aへ達した後、相手接触面35aが係合接点部15aに接触し嵌合状態となり嵌合操作が完了する。
【0040】
コネクタ11の嵌合部23と相手側コネクタ31の相手嵌合部43とが嵌合した後の嵌合状態では、係合接点部15aと相手係合部35bとが離脱方向Bで係合するので、相手側コネクタ31の離脱方向Bへの移動が阻止される。このとき、接点部14aと係合接点部15aとの間で第1相手接触部34と第2相手接触部35とを弾性力をもって挟み込んでいるので、相手側コネクタ31がコネクタ11から容易に引き抜きできないようにロック力をもってロックすることができる。特に、コンタクト13及び相手コンタクト33の数が多いほど弾性力が強力なものとなり、相手側コネクタ31がコネクタ11から簡単には引き抜きできないようになる。
【0041】
また、第2相手接触部35の相手接触面35aには、最終の嵌合状態で係合接点部15aに接触するようにしているので、第1及び第2接触部14,15が弾性変形方向に少し位置ずれして第2接触部15の係合接点部15aに相手接触面35aが接触するので、最終接続状態では、弾性変形量が少なくなるように作用する。
【0042】
図8は、図1、図4及び図5に示した相手側コネクタ31における変形例を示している。なお、図8に示した相手側コネクタ31と、図1、図4及び図5に示した相手側コネクタ31との相違する部分は、第2接触部35のみであるため、同じ符号を付して変形部分のみについて説明する。
【0043】
図8を参照して、第2相手接触部35は、相手連結部36側から第2相手壁面44bに対して離れる向きに延びて弾性力をもって対向している。このような第2相手接触部35によれば、コネクタ11の嵌合部23と相手コネクタ31の相手嵌合部43とが嵌合状態にあるときに、第1及び第2接触部14,15間で第1及び第2接触部14,15の弾性力によって第1及び第2相手接触部34,35が強い弾性力によって狭持され接触するので、相手側コネクタ31がコネクタ11から容易に引き抜きできないようにすることができる。また、第1及び第2接触部14,15間で第1及び第2接触部14,15の弾性によって、コンタクト13の弾性変形と協動するので、部品寸法のばらつきに対して、安定した接続特性にすることができる。
【0044】
図9は、図1、図4及び図5に示した相手側コネクタ31におけるさらに別な変形例を示している。なお、図8に示した相手側コネクタ31と、図1、図4及び図5に示した相手側コネクタ31との相違する部分についてのみ、符号を異なるようにして変形部分を説明する。
【0045】
図9を参照して、第2相手接触部35の離脱方向B側の端部には、相手インシュレータ41に圧入される第1相手圧入部33cが形成されている。第2相手接触部35には、離脱方向B側の端部が相手インシュレータ41に圧入されて相手コンタクト33を保持する第2相手圧入部33dが形成されている。嵌合状態で接点部14aに対向して接触する第1相手接触部34の対向面には、接点部14aに接触する相手接触面34aを有している。
【0046】
相手接触面34aは、離脱方向B側が第1相手接触部34の板厚寸法よりも小さい板厚寸法に形成されている。相手接触面34aと第1相手接触部34の対向面との境界には、相手係合部34bが形成されている。
【0047】
このような第1相手接触部34によれば、コネクタ11の嵌合部23と相手コネクタ31の相手嵌合部43とが嵌合状態にあるときに、第1及び第2接触部14,15間で第1及び第2接触部14,15の弾性力によって第1及び第2相手接触部34,35が強い弾性力によって狭持されて接触し、接点部14aが相手係合部34bに係合するので、相手側コネクタ31がコネクタ11から容易に引き抜きできないようにすることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコネクタ装置によれば、コンタクトと相手コンタクトとが二点で接触し、コンタクトと相手コンタクトとにロック手段をもっているので、信頼性が高く、ロック力を高く設定でき、少ない配列のコンタクト及び相手コンタクトの組合わせであっても嵌合が外れにくくなる。
【0049】
また、コンタクトと相手コンタクトにロック手段を構成しているので、嵌合・離脱を繰り返してもロック力の低下を抑えることができる。
【0050】
また、第1及び第2接触部は、弾性変形可能なので、安定した接続特性となり、コネクタ装置の小型化が可能となる。
【0051】
また、相手コンタクトに弾性をもたせることで、さらにコネクタ装置の小型化が可能となる。
【0052】
また、コンタクトと相手コンタクトとは、これらを打ち抜き曲げ加工によって作ると、接点部に素材面、打ち抜き断面ではない部分を用いて接触させることができ、接触の安定を図ることができる。
【0053】
さらに、コンタクトをインシュレータに保持する際には、圧入部以外にコンタクトの曲げ部分でインシュレータの保持壁を狭持するので、インシュレータへのコンタクトの保持力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ装置の未嵌合状態における一実施の形態例を示す断面図である。
【図2】図1に示したコネクタの側面図である。
【図3】図1に示したコネクタの平面図である。
【図4】図1に示した相手側コネクタの側面図である。
【図5】図1に示した相手側コネクタの平面図である。
【図6】図1に示したコネクタ装置の嵌合途中の状態を示す断面図である。
【図7】図1に示したコネクタ装置の嵌合状態を示す断面図である。
【図8】図1に示した相手側コネクタの変形例を示す断面図である。
【図9】図1に示した相手側コネクタのもう一つ別の変形例を示す断面図である。
【図10】従来技術におけるコネクタ装置を示した断面図である。
【符号の説明】
11 コネクタ
13 コンタクト
14 第1接触部
14a 接点部
15 第2接触部
15a 係合接点部
16 第1連結部
17 保持部
17a 圧入部
18 第2連結部
19 端子部
21 インシュレータ
23 嵌合部
24 保持壁
24a 第1壁面
24b 第2壁面
31 相手側コネクタ
33 相手コンタクト
33a 相手圧入部
33c 第1相手圧入部
33d 第2相手圧入部
34 第1相手接触部
34a,35a 相手接触面
34b,35b 相手係合部
35 第2相手接触部
36 相手連結部
38 相手端子部
41 相手インシュレータ
43 相手嵌合部
44 相手保持壁
44a 第1相手壁面
44b 第2相手壁面
Claims (11)
- 嵌合方向及び該嵌合方向とは逆方向である離脱方向で嵌合・離脱可能なコネクタと相手側コネクタとを有し、該コネクタは、導電性のコンタクトと、該コンタクトを保持したインシュレータとを有し、前記相手側コネクタは、前記コンタクトに接触する導電性の相手コンタクトと、該相手コンタクトを保持した相手インシュレータとを有しているコネクタ装置において、
前記コンタクトは、前記嵌合・離脱方向へ延びている第1接触部と、該第1接触部に対向している第2接触部と、前記第1及び第2接触部の前記嵌合方向における端部間を相互に接続した第1連結部と、前記第2接触部に対向している保持部と、前記第2接触部及び前記保持部の前記離脱方向における端部間を相互に接続した第2連結部とを有し、
前記相手コンタクトは、前記嵌合・離脱方向へ延びている第1相手接触部と、該第1相手接触部に対向している第2相手接触部と、前記第1及び第2相手接触部の前記嵌合方向における端部間を相互に接続した相手連結部とを有し、
前記インシュレータは、前記第2接触部及び前記保持部間に位置して前記嵌合・離脱方向へ延びている保持壁を有し、前記第2接触部と前記保持部とは、前記第2接触部と前記保持部とによって前記保持壁を挟み込むように前記保持壁を保持しており、
さらに、前記コンタクト及び前記相手コンタクトは、前記コネクタ及び前記相手側コネクタが嵌合した状態で前記第1及び第2接触部間に前記第1及び第2相手接触部が位置したときに弾性力をもって互いに接触する前記第1接触部と前記第1相手接触部との接触部位、前記第2接触部と前記第2相手接触部との接触部位の少なくともいずれか一方の前記接触部位に、前記離脱方向への移動を阻止するよう相互に係合してロックするロック手段を有し、
前記コネクタと前記相手コネクタとが未嵌合状態であるときに、前記第1及び第2接触部間の幅寸法が該幅寸法と同方向における前記第1及び第2相手接触部間における幅寸法よりも狭い幅寸法に設定されていることを特徴とするコネクタ装置。 - 請求項1記載のコネクタ装置において、前記ロック手段は、前記第2接触部の前記離脱方向側の端部で前記第1接触部へ曲げられて突出している係合接点部と、前記嵌合状態で前記係合接点部に係合してロックし前記離脱方向への引き抜きを阻止するよう前記第2相手接触部に形成した相手係合部とを有していることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項2記載のコネクタ装置において、前記係合接点部に対向する前記第2相手接触部の対向面には、前記嵌合状態で、前記係合接点部に接触する相手接触面を有し、該相手接触面の板厚寸法が前記第2相手接触部の板厚寸法よりも小さい板厚寸法に形成されているものであり、前記相手係合部が前記相手接触面と前記対向面との境界に位置していることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項1記載のコネクタ装置において、前記ロック手段は、前記第1接触部の前記離脱方向における端部で前記第2接触部側へ湾曲して突出するよう形成した接点部と、前記嵌合状態で前記接点部に係合してロックし前記離脱方向への引き抜きを阻止するよう前記第1相手接触部に形成した相手係合部とを有していることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項4記載のコネクタ装置において、前記接点部に対向する前記第1相手接触部の対向面には、前記嵌合状態で、前記接点部に接触する相手接触面を有し、該相手接触面の板厚寸法が前記第1相手接触部の板厚寸法よりも小さい板厚寸法に形成されているものであり、前記相手係合部が前記相手接触面と前記対向面との境界に位置していることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項5記載のコネクタ装置において、前記第1相手接触部の前記離脱方向側の端部には、前記相手インシュレータに圧入される第1相手圧入部が形成されており、前記第2相手接触部には、前記離脱方向側の端部に前記相手インシュレータに圧入されて保持されている第2相手圧入部が形成されていることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項1記載のコネクタ装置において、前記インシュレータは前記第1及び第2接触部を収容した嵌合部を有し、前記保持壁は前記嵌合部の一部を構成しており、前記第2接触部が対向している前記保持壁の第1壁面に前記第2接触部の少なくとも一部が、前記保持部に対向している前記保持壁の第2壁面の方向へ弾性力をもって当接していることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項1記載のコネクタ装置において、前記相手インシュレータは、前記第1及び第2相手接触部を組み付けた相手嵌合部を有し、該相手嵌合部の一部を構成している相手保持壁が前記第1及び第2相手接触部間に位置して前記嵌合・離脱方向へ延びており、前記相手保持壁は、前記第1相手接触部が対向している第1相手壁面と、前記第2相手接触部が対向している第2相手壁面とを有していることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項8記載のコネクタ装置において、前記第1相手接触部の前記離脱方向端に相手端子部が接続されていることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項9記載のコネクタ装置において、前記相手端子部には、前記相手インシュレータに圧入して前記相手コンタクトを保持する相手圧入部が形成されていることを特徴とするコネクタ装置。
- 請求項9又は10記載のコネクタ装置において、前記第2相手接触部は、前記第2相手壁面に対して前記相手連結部側から前記第2相手壁面に対して離れる向きに弾性力をもって対向していることを特徴とするコネクタ装置。
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