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JP2000260509A - 基板対基板型コネクタシステム - Google Patents

基板対基板型コネクタシステム

Info

Publication number
JP2000260509A
JP2000260509A JP11064072A JP6407299A JP2000260509A JP 2000260509 A JP2000260509 A JP 2000260509A JP 11064072 A JP11064072 A JP 11064072A JP 6407299 A JP6407299 A JP 6407299A JP 2000260509 A JP2000260509 A JP 2000260509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
contacts
board
connector
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11064072A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Nakajima
輝美 中島
Keiji Kikuchi
圭司 菊池
Masaya Nishida
昌也 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JST Mfg Co Ltd
Original Assignee
JST Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JST Mfg Co Ltd filed Critical JST Mfg Co Ltd
Priority to JP11064072A priority Critical patent/JP2000260509A/ja
Publication of JP2000260509A publication Critical patent/JP2000260509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低背化された構成においても十分な弾性変形
による変位量が確保されて、良好な電気接触状態を実現
することができる、基板対基板型のコネクタシステムを
提供する。 【解決手段】 第1のコネクタピースは、第1のハウジ
ングによって保持されている、所定のピッチで配置され
た複数の第1のコンタクトを有し、第2のコネクタピー
スは、第2のハウジングによって保持されている、所定
のピッチで配置された複数の第2のコンタクトを有し、
該第1及び第2のコネクタピースが相互に嵌合されて該
複数の第1のコンタクトの各々が対応する該第2のコン
タクトに接触することによって、電気的接続を提供し、
該複数の第1のコンタクトの各々及び該複数の第2のコ
ンタクトの各々が弾性変形可能に構成されており、該複
数の第1のコンタクトの各々において、該対応する第2
のコンタクトとの接触点として機能する先端側が、略U
字状に折り曲げられたベローズ形状を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッキングされ
た基板間における電気的接続を確保するための基板対基
板型(ボード・トゥ・ボード型)のコネクタシステムに
関する。特に、本発明は、一対のコネクタピースを、ス
タッキング状態にある一対の基板の上にそれぞれ対向す
るように配置し、これらを嵌合させることで基板間の電
気的接続を実現する、低背化された基板対基板型コネク
タシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電気電子機器の機能の向上や多様
化に伴って、これらの機器に組み込まれて使用される電
子回路の構成が複雑化している。このため、複数枚の基
板に配置された回路要素を相互に電気的に接続して、所
期の機能を発揮させるように構成させる場合が増えてい
る。この場合、電気電子機器の内部での占有面積及び/
或いは占有空間の増加を防ぐために、複数枚の基板がお
互いに積み重なるように配置される。そして、基板間の
接続は、一般に、対になったコネクタピースを含む電気
コネクタシステム(以下では、単に「コネクタシステ
ム」或いは「コネクタ」とも称する)を使用して実現さ
れる。なお、本願明細書では、上記のような基板の配置
状態を「スタッキング状態」と称し、また、そのように
配置されている基板を「スタッキングされた基板」と称
する。
【0003】特に、携帯電話に代表される各種電気電子
機器の小型化の要求に対応するために、コネクタシステ
ムを構成する一対のコネクタピースを、スタッキング状
態にある一対の基板の上にそれぞれ対向するように配置
し、これらを嵌合させることで基板間の電気的接続を実
現する構成に対する需要が、近年では増加してきてい
る。一般に、このような構成を有するコネクタシステム
は、「基板対基板型コネクタ」或いは「ボード・トゥ・
ボード(board-to-board)型コネクタ」と称される。
【0004】図1は、従来の基板対基板型コネクタの構
成の一例として、実開平7-16381号公報に開示されてい
る基板対基板型コネクタの断面図を示す。
【0005】図1の構成では、雌型コネクタ30と雄型
コネクタ50とが、スタッキング状態にある一対の基板
(不図示)にそれぞれ対向する様に配置される。
【0006】雌型コネクタピース30のコンタクト40
は、ハウジング(絶縁性ブロック)35に圧入されて保
持されており、厚さ方向に弾性を有する2股状になって
いる。その一方のコンタクト枝44は、特に大きく弾性
変形できる構成になっており、その先端部の近傍に電気
接触部45が設けられている。また、コンタクト40の
もう一方のコンタクト枝46は、先端部の近傍に窪み4
8が設けられている。
【0007】一方、雄型コネクタピース50のコンタク
ト60も2股状の形状を有しており、そのコンタクト枝
62及び66は、雌型コネクタピース30のコンタクト
40のコンタクト枝44及び46の内側に嵌合する。但
し、コンタクト60では、コンタクト枝62及び66の
各々がハウジング(絶縁性ブロック)55に圧入されて
保持される構成になっており、このためにコンタクト6
0は、弾性変形を生じないリジッドな構成とみなされ
る。
【0008】このように、図1に示す基板対基板型コネ
クタでは、一方のコネクタピース30のコンタクト40
が弾性変形可能に構成されており、他方のコネクタピー
ス50のコンタクト60はリジッドに構成されている。
コネクタピース30及び50の嵌合時には、コンタクト
60のコンタクト枝62にコンタクト40の電気接触部
45が電気的に接触して、コネクタピース30及び50
がそれぞれ搭載されている基板間の電気的接触が実現さ
れる。このとき、コンタクト40が弾性変形しながら接
触することによって、必要な接触力が確保される。
【0009】コンタクト40及び60の嵌合時には更
に、コンタクト60のコンタクト枝66の先端部近傍に
設けられた突起68が、コンタクト40のコンタクト枝
46に設けられた窪み48に落ち込む。これによって、
クリック音が発生して嵌合の完了を使用者に知らせると
ともに、嵌合期間に両コンタクト40及び60の間のロ
ッキング状態を実現して、確実な嵌合状態を確保する。
【0010】図2は、上記のような図1の構成における
雌型コネクタピース30について、非嵌合時の状態を模
式的に示す断面図である。なお、図2において図1と同
じ構成要素には同じ参照番号を付している。
【0011】コンタクト40のコンタクト枝44の先端
部分の位置を図1と図2とで比較すれば分かるように、
コンタクト枝44は嵌合時に弾性変形を起こして、その
先端部(電気接触部45)は所定の変位量ΔLだけ変位
する。この弾性変形は、嵌合時に、コンタクト40のコ
ンタクト枝44と、それに対向するコンタクト60のコ
ンタクト枝62(図1参照)との間に接触力を生じさせ
るとともに、ハウジングの成形誤差やコンタクトの圧入
誤差、更には嵌合誤差などによって発生し得る電気接触
部45の位置ずれを吸収する役割を果たす。
【0012】電気接触部45の弾性変形による変位量Δ
L(一コンタクトあたり)は、嵌合時の雌型及び雄型コ
ネクタピース30及び50の全体高さ(コネクタハイ
ト)が約4mm〜約6mmである一般的な従来の基板対
基板型コネクタにおいて、雌型コネクタピース30のコ
ンタクト40のコンタクト枝44の嵌合ストロークhが
約3mmである場合に、一般にΔL=約0.1mmであ
る。また、前述のような原因で発生する電気接触部45
の位置ずれを確実に吸収するためには、弾性変形による
変位量ΔL(一コンタクトあたり)は、約0.08mm
〜約0.15mmの範囲にあることが好ましい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】近年の各種の電気電子
機器に対する小型化要求に伴って、その中に含まれる基
板対基板型コネクタに対しても、一層の低背化が求めら
れている。この結果として、基板対基板型コネクタのコ
ネクタハイトの低減が強く求められている。具体的に
は、市場で一般的に使用されている基板対基板型コネク
タにおけるコネクタハイトが約4mm〜約6mmである
ところ、本願では例えば、コネクタハイト=1.5mm
の実現を目指している。
【0014】ところが、図1及び図2を参照して説明し
た従来の基板対基板型コネクタの構成では、上記の理由
によってコネクタハイトが小さくなると、必然的に雌型
コネクタピース30のコンタクト40における嵌合スト
ロークhが小さくなる。このように嵌合ストロークh
(すなわち、弾性変形するコンタクト枝44の長さ)が
減少した状態で、従来と同じだけの弾性変形変位量ΔL
を確保しようとすると、コンタクト40のうちで、図2
に点線の円41及び42で示した付近の領域に、弾性限
界を超える大きな変形を強いることになる。この結果と
して、適度な弾性変形状態や寸法精度の確保が困難にな
り、コンタクト40が繰り返し挿抜(多数回の挿抜)に
耐えられなくなる。
【0015】このように、従来の基板対基板型コネクタ
の構成では、低背化時に、十分な弾性変形による変位量
ΔLを確保することが困難である。このため、低背時に
は、必要量の接触力が得られなくなり、結果として、良
好な電気接触状態の実現が困難になる。
【0016】本発明は、上記の課題を考慮してなされた
ものであり、その目的は、低背化された構成においても
十分な弾性変形による変位量が確保されて、良好な電気
接触状態(嵌合状態)を実現することができる、基板対
基板型のコネクタシステムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるコネクタシ
ステムは、第1及び第2のコネクタピースをスタッキン
グ状態にある2枚の基板の各々の上の対向する位置に搭
載して、該第1及び第2のコネクタピースを嵌合させる
ことによって該基板間の電気的接続を提供する、基板対
基板型コネクタシステムであって、該第1のコネクタピ
ースは、第1のハウジングによって保持されている、所
定のピッチで配置された複数の第1のコンタクトを有
し、該第2のコネクタピースは、第2のハウジングによ
って保持されている、所定のピッチで配置された複数の
第2のコンタクトを有し、該第1及び第2のコネクタピ
ースが相互に嵌合されて該複数の第1のコンタクトの各
々が対応する該第2のコンタクトに接触することによっ
て、前記電気的接続を提供し、該複数の第1のコンタク
トの各々及び該複数の第2のコンタクトの各々が弾性変
形可能に構成されており、該複数の第1のコンタクトの
各々において、該対応する第2のコンタクトとの接触点
として機能する先端側が、略U字状に折り曲げられたベ
ローズ形状を有していて、そのことによって、前述の目
的が達成される。
【0018】ある実施形態では、前記複数の第1のコン
タクトの各々における前記ベローズ形状は、前記ハウジ
ングに圧入されている圧入片部と、該圧入片部の先に続
く部分であって折り返されて該ハウジングから離れてい
る可動片部と、を含み、該可動片部が、前記対応する第
2のコンタクトとの接触点として機能する。
【0019】或いは、前記複数の第1のコンタクトの各
々における前記ベローズ形状は、ある方向を向いた第1
の部分と、該第1の部分の先に続く部分であって折り返
されている第2の部分と、を含み、該第1及び第2の部
分の両方が前記ハウジングから離れて可動であってもよ
い。
【0020】好ましくは、前記複数の第1のコンタクト
の各々は、前記接触点の部分に溝部を有しており、前記
複数の第2のコンタクトの各々は、対応する該第1のコ
ンタクトとの接触点として機能する先端部に突起部を有
しており、前記第1及び第2のコネクタピースの嵌合時
には、該突起部と該溝部とが係合する。
【0021】ある実施形態では、前記複数の第1のコン
タクトの各々において、前記対応する第2のコンタクト
との接触点として機能する面は平滑面であり、前記複数
の第2のコンタクトの各々において、前記対応する第1
のコンタクトとの接触点として機能する面は荒れ面であ
る。
【0022】例えば、前記荒れ面は、前記第2のコンタ
クトの形成時のプレス抜き面である。
【0023】また、前記複数の第2のコンタクトの各々
において、前記対応する第1のコンタクトとの接触点と
して機能する先端側が、略U字状に折り曲げられたベロ
ーズ形状を有していてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下にはまず、コネクタの低背化
が進んでコンタクトの嵌合ストロークが減少した状況下
でも、コネクタピース間(コンタクト対の間)での確実
な嵌合(電気的接触)を確保できる基板対基板型コネク
タの構成を実現するために、本願発明者が行った検討結
果を説明する。
【0025】先に述べたように、図1及び図2を参照し
て説明した従来の基板対基板型コネクタシステムの構成
を単純に低背化すると、接触点の近傍において、十分な
大きさの弾性変形による変位量ΔLが確保できなくな
る。この問題を解決するにあたって、例えば、図1の構
成では雌型コネクタピース30のコンタクト40のみが
弾性を有しているところを、これに加えて嵌合相手であ
る雄型コネクタピース50のコンタクト60にも弾性を
有させる構成とすることが考えられる。
【0026】具体的には、例えば図3に模式的に示すよ
うに、コンタクト60の一方のコンタクト枝62をハウ
ジング55から離れた位置に配置させることによって、
嵌合時の弾性変形を可能にすることができる。このよう
な構成によれば、嵌合時の電気接触部の近傍における弾
性変形変位量が、コンタクト40の接触部近傍の弾性変
形変位量とコンタクト60の接触部近傍の弾性変形変位
量との和として与えられることになる。従って、図1に
示すように一方のコンタクト40のみが弾性を有してい
る構成に比べて、低背時に、より大きな弾性変形変位量
を得られるようになる。
【0027】しかし、実際には、この様な構成であって
も、所定の大きさの弾性変形変位量ΔLの実現は、容易
ではない。この理由を以下に説明する。
【0028】図3のように、コンタクト60のコンタク
ト枝62をハウジング55から離して配置して、その弾
性変形を可能にする場合、最も大きい変位が得られるの
は、円63で囲まれている先端部近傍である。しかし、
通常の構成では、コンタクト枝62において実際に電気
接触部として機能することになるのは、図1に示される
嵌合状態からも分かるように、先端部近傍63ではな
く、例えば円64で囲まれているようなコンタクト枝6
2の中間的位置に相当する箇所である。この場合、実際
の接触位置となる領域64での弾性変形変位量Δl2
は、先端部近傍63における弾性変形変位量Δl1より
も小さい。この結果、嵌合時(接触時)に実際に確保さ
れる弾性変形変位量の総和も、小さな値にならざるを得
ない。更に、コネクタの低背化を進めると、必然的に接
触位置も図3の中で下方に位置するようになるので、得
られる変位量が更に少なくなる。
【0029】このような状況下で十分に大きな変位量を
確保しようとすると、図3に円65で示した付近の領域
に、弾性限界を超える大きな変形を強いることになる。
この結果として、適度な弾性変形状態や寸法精度の確保
が困難になり、繰り返し挿抜(多数回の挿抜)に耐えら
れなくなる。
【0030】更に図3の構成では、コンタクト60をハ
ウジング55で保持するためには、もう一方のコンタク
ト枝66をハウジング55に圧入する必要がある。も
し、このコンタクト枝66をハウジング55に圧入しな
かったり、或いはコンタクト枝66の形成自体を省略し
たりすると、コンタクト60は、図3で参照番号67に
よって示している部分のみがハウジング55に圧入され
ることになる。しかし、このような構成では、長期間に
渡って、例えば多数回の繰り返し挿抜に伴って応力の印
加が繰り返されるような場合に、コンタクト60をハウ
ジング55で確実に保持することが困難になる。
【0031】以上に説明した内容に基づけば、以下の点
が明らかである。すなわち、対向するコネクタピース3
0及び50のコンタクト40及び60の各々を弾性変形
が生じ得るように構成すれば、一方のコンタクトのみが
弾性変形可能である従来の構成よりも大きな弾性変形変
位量を確保することが可能になる。但し、より好ましい
コネクタ性能を実現するためには、コンタクト形状に更
に何らかの改善を施すことが望ましい。
【0032】そこで、以下では、上記のような検討結果
に基づいて達成された本発明の好ましい実施形態の構成
を、添付の図面を参照して説明する。
【0033】図4(a)〜(d)は、本発明のある実施
形態におけるコネクタシステム(基板対基板型コネク
タ)1000の構成を模式的に示す図である。このコネ
クタシステム1000は、スタッキング状態にある1対
の基板110及び210のそれぞれに搭載される第1の
コネクタピース100及び第2のコネクタピース200
から構成されている。図4(a)は、これら2つのコネ
クタピース100及び200が僅かに距離を隔てて配置
されている状態を模式的に描く断面図であり、図4
(b)は、コネクタピース100及び200が嵌合され
て基板110及び210の間の電気的接続が達成された
状態を模式的に示す断面図である。また、図4(c)
は、コネクタピース100の嵌合面側を描いた平面図で
あり、具体的には、図4(a)における矢印4Cの方向
からコネクタピース100を見た図に相当する。一方、
図4(d)は、コネクタピース200の嵌合面側を描い
た平面図であり、具体的には、図4(a)における矢印
4Dの方向からコネクタピース200を見た図に相当す
る。
【0034】第1のコネクタピース100は、所定のピ
ッチで配設された複数のコンタクト120を有してい
る。コンタクト120の各々は、ハウジング130に圧
入されて保持されている。同様に、第2のコネクタピー
ス200も、対応する所定のピッチで配設された複数の
コンタクト220を有しており、その各々はハウジング
230に圧入されて保持されている。コネクタピース1
00及び200の嵌合時には、コンタクト120の各々
が対応するコンタクト220に電気的に接触することに
より、各コネクタピース100及び200が搭載されて
いる基板110及び210の間で所定の電気的導通状態
が達成される。
【0035】コネクタピース100における複数のコン
タクト120の配置方法としては、例えば図4(c)に
示されるように、枠状のハウジング130の対向する2
辺に沿って計2列に配置することができる。この場合、
対向するコネクタピース200においても、図4(d)
に示されるように、枠状のハウジング230の対向する
2辺に沿ってコンタクト220を計2列に配置する。ま
た、図示する例では、コネクタピース200のハウジン
グ230では、枠状形状の中央付近に突出部235が設
けられており、コネクタピース100及び200の嵌合
時には、この突出部235が、コネクタピース100の
ハウジング130において、枠状形状の中央に設けられ
た開口部135に位置することになる。
【0036】コネクタピース100におけるコンタクト
120の両列は、コネクタピース100のハウジング1
30の中心線に対して対称な位置に配置される。同様
に、コネクタピース200におけるコンタクト220の
両列は、コネクタピース200のハウジング230の突
出部235に対して対称な位置に配置される。
【0037】但し、ここで図示している各コネクタピー
ス100及び200の形状やコンタクト120及び22
0の配置方法などは、単なる一設計例であって、様々な
改変が可能である。
【0038】例えば、図4(c)及び(d)に図示され
る例では、コネクタピース100或いは200における
コンタクト120或いは220において、一方の列のコ
ンタクトと他方の列のコンタクトとは、お互いに対向す
るような位置に配置されている。或いは、コネクタピー
ス100或いは200におけるコンタクト120或いは
220において、一方の列のコンタクトと他方の列のコ
ンタクトとが、千鳥状に配置されてもよい。
【0039】また、本実施形態よりも嵌合を固くしたい
場合、例えば少極のコネクタの場合には、本発明による
弾性変形するコンタクトと共に、弾性変形しないコンタ
クトを適宜混ぜ合わせて使用すれば良い。
【0040】本発明のコネクタシステム1000の大き
な特徴は、各コネクタピース100及び200に備えら
れるべきコンタクト120及び220の形状にある。そ
こで、これらの点を以下に説明する。
【0041】図5(a)は、コネクタピース100に備
えられるコンタクト120を特に拡大して描いた図であ
り、図5(b)は、図5(a)の矢印5Bの方向からコ
ンタクト120を見た図である。
【0042】図4(a)及び図5(a)から分かるよう
に、コンタクト120の一方の端部近傍は、基板110
へのはんだ付けのためのリード部120aとして機能す
る。また、リード部120aに続く部分は、ハウジング
130に圧入される圧入片部120bとして機能する。
【0043】更に、圧入片部120bに続くコンタクト
120のもう一方の端部は可動片部120cを構成し、
嵌合時に対向する第2のコネクタピース200のコンタ
クト220と電気的に接触することになる。この可動片
部120cは、延長された上に曲げ加工によって折り返
されて、略U字状に折り曲げられたいわゆるベローズ形
状を構成している。このように可動片部120cを延長
してベローズ形状とすることによって、可動片部120
cが長くなる。これによって、図3を参照して先に説明
したように弾性変形を得るために単純に可動片を設けた
形状に比べて、嵌合時の弾性変形による接触点(後述す
るように、溝部125が接触点となる)の近傍における
変位量として、より大きな値が確保される。
【0044】一方、図6は、コネクタピース200に備
えられるコンタクト220を特に拡大して描いた図であ
る。
【0045】図4(a)及び図6から分かるように、コ
ンタクト220の一方の端部近傍は、基板210へのは
んだ付けのためのリード部220aとして機能する。リ
ード部220aに続く部分は、2つに分岐しており、そ
の一方の分岐枝220bが、ハウジング230に圧入さ
れる圧入片部220bとして機能する。また、他方の分
岐枝は、分岐点から水平方向に延長された後に上方に曲
がった形状となって、いわゆるフォーク形状の可動片部
220cを構成しており、嵌合時に、対向する第1のコ
ネクタピース100のコンタクト120と電気的に接触
する。具体的には、コンタクト220の可動片部220
cの先端には突起部225が設けられており、この突起
部225が、対向するコンタクト120の溝部125と
電気的に接触する。また、この可動片部220cは、ハ
ウジング230に圧入されて保持されている箇所(圧入
片部220bとの分岐点)からの可動長さが比較的長く
確保されており、嵌合時の弾性変形による接触点(突起
部225)の近傍における変位量として、より大きな値
が確保される。
【0046】以上のように、本発明のコネクタシステム
1000では、一方のコネクタピース200に含まれる
コンタクト220をフォーク状コンタクトとして、その
先端付近に設けられた接触点(突起部225)の近傍に
おける嵌合時の弾性変形変位量として大きな値を確保す
ると共に、他方のコネクタピース100に含まれるコン
タクト120をベローズ状コンタクトとして、その先端
付近に設けられた接触点(溝部125)の近傍における
嵌合時の弾性変形変位量としても、大きな値を確保する
ことを可能にしている。嵌合完了時点での接触点におけ
る弾性変形変位量は、コンタクト220(フォーク状コ
ンタクト)における変位量とコンタクト120(ベロー
ズ状コンタクト)における変位量との和として得られる
ので、結果として十分に大きな変位量を確保することが
可能になる。これによって、コネクタシステム1000
の全体サイズの小型化に伴ってコネクタピース100及
び200が低背化されても、十分に大きな弾性変形を容
易に実現して、コンタクトに過度の応力(機械的な負
担)を強いることなく、十分な大きさの嵌合力(接触
力)を確実に確保することが可能になる。
【0047】以上に説明したコネクタピース100にお
けるベローズ状コンタクト120の構成では、コンタク
ト120の中のお互いに異なる箇所が、可動片部120
c及び圧入片部120bとして機能する。この結果、フ
ォーク状コンタクト220に見られるような分岐した圧
入片部をあらためて設ける必要が無くなり、コンタクト
120の全体サイズの小型化が可能になる。また、図示
するコンタクト120の形状においては、嵌合時の変形
に伴う応力がリード部120aに印加し難くなり、基板
110に対するリード部120aの接続状態に悪影響が
及ぼされる可能性が少ない。
【0048】より強固な圧入を実現するためには、図5
(b)に示すように、圧入片部120bの端部に適切な
数及び形状の突起128を設けることが好ましい。図7
には、突起128が設けられているコンタクト120の
圧入片部120bのハウジング130への圧入状態を模
式的に示している。このような突起128を設けること
によって、圧入時にコンタクト120が、ハウジング1
30によってより強固に保持されることになる。なお、
上記の目的で設けるべき突起128の数や個々の形状
は、形成されるコンタクト120の全体形状やハウジン
グ130との位置関係などに応じて、適切に設定すれば
よい。
【0049】また、先に説明したように、コンタクト1
20の可動片部120cの先端近傍には溝部125が設
けられており、嵌合時には、対向するコンタクト220
の可動片部220cの先端近傍に設けられた突起部22
5が、この溝部125の中に落ち込む(係合する)よう
に構成されている。このような構成にすることによっ
て、嵌合の確実性が向上すると共に、嵌合時にクリック
音(クリック感)が発生して、嵌合終了時点が確実且つ
容易に認知されるようになる。但し、このような溝部1
25及び突起部225の形成は、省略可能である。
【0050】図5(a)などに示す例では、溝部125
として、断面が略台形状であって両端部が傾斜面になっ
ている形状が設けられている。しかし、溝部125の形
状はこれに限られるわけではなく、様々な改変が可能で
ある。
【0051】例えば、図8(a)に示す例では、溝部1
25の両端部(円125a及び125bで示される部
分)を、直角に近い面としている。コンタクト120の
先端に近い側の溝部125の端部(円125a)を直角
に近い面とすれば、対向するコンタクトの突起部が溝部
125に挿入される際にストッパ機能を発揮することが
できて、過挿入防止に効果的である。また、溝部125
の他の端部(円125b)を直角に近い面とすれば、挿
入された突起部が溝部125から離脱し難くなって、確
実な嵌合(接触)を可能にする。これに対して、図8
(b)に示すように、コンタクト120の先端に近い側
の溝部125の端部(円125a)を直角に近い面とし
て突起部の挿入時のストッパ機能を発揮させる一方で、
溝部125の他の端部(円125c)をテーパ状に傾斜
した斜面とすれば、突起部の溝部125への挿入を容易
にする効果が得られる。円125b(図8(a))或い
は円125c(図8(b))の何れの形状にするかは、
コネクタシステムの用途などに応じて適宜設定すればよ
い。
【0052】以上のように本発明のコネクタシステムで
は、コネクタシステムを構成する一対のコネクタピース
を、スタッキング状態にある基板面上にそれぞれ対向す
るように配置し、これらを嵌合させることで基板間の電
気的接続を実現する基板対基板型コネクタにおいて、両
コネクタピースのコンタクトを何れも弾性変形可能な形
状にすると共に、一方のコンタクトをベローズ形状とす
ることによって、コネクタピースが低背化される場合で
あっても十分な大きさの弾性変形による変位量を確保し
て、十分な嵌合力(接触力)の確保を可能にしている。
ここで、上記に図面を参照して説明した例では、ベロー
ズ状コンタクトに対向するコンタクトがフォーク状の形
状を有しているが、本発明の適用は必ずしもこれに限ら
れるわけではなく、双方のコネクタピースが弾性変形可
能なベローズ状コンタクトを有している構成とすること
も可能である。
【0053】しかし、ベローズ形状とフォーク形状とが
対向する構成によれば、以下に説明する効果が更に発揮
されることになり、より好ましい構成である。
【0054】図5を参照して説明したようなベローズ状
コンタクト120は、一般に、以下のようなプロセスで
形成する。すなわち、まず、材料金属プレートに溝部1
25に相当する窪みをプレス加工で形成し、次に、リー
ド部120aの側の端部から可動片部120cの側の端
部に至るコンタクト120の全長に相当する形状を、打
ち抜き加工で形成する。その後に、打ち抜かれた金属片
に対して曲げ加工を行って、図示されるような最終形状
を得る。
【0055】このような加工プロセスによれば、コンタ
クト120において、嵌合時に接触面として機能するこ
とになる面は、材料金属プレートの本来の表面に相当す
るので、比較的に平滑な面が得られることになる。この
ような平滑面は、嵌合時にコンタクトの滑りが良くなる
のでスムーズな嵌合を可能にし得るという利点がある反
面で、ほこりなどの異物が付着しやすく、また、コネク
タの挿抜時に酸化膜などの絶縁性被膜が除去(ワイピン
グ)され難い。このため、接触障害が引き起こされる可
能性が、比較的に高い。
【0056】一方、図6を参照して説明したようなフォ
ーク状コンタクト220は、一般にプレス(打ち抜き)
加工で材料金属プレートから最終形状を得る。このよう
な加工プロセスによれば、コンタクト220において、
嵌合時に接触面として機能することになる面は、プレス
時の加工面(プレス抜き面)に相当するので、比較的に
荒れた面が得られることになる。
【0057】そこで、このようなフォーク状コンタクト
220の荒れた面を、先述したベローズ状コンタクト1
20の平滑面に接触させて電気的接触を得る構成とすれ
ば、ベローズ状コンタクト120の表面に異物が付着し
ていたり絶縁性被膜が形成されていたりしても、これら
をワイピング動作によって排除する効果が得られる。そ
の結果として、良好な接触状態が実現される。
【0058】このように、ベローズ状コンタクト120
とフォーク状コンタクト220とが対向する上述の構成
によれば、本発明の主目的である接触点近傍における十
分な弾性変形の確保(それによる十分な嵌合力及び接触
力の確保)という効果に加えて、嵌合時のワイピング動
作による良好な接触状態の実現という効果もあわせて発
揮されることになり、好ましい構成である。
【0059】なお、ベローズ状コンタクト120やフォ
ーク状コンタクト220の具体的な形状や、ハウジング
130及び230に対するそれらの圧入形状などは、上
記で図面を参照した例に限られるものではなく、様々な
改変が可能である。
【0060】例えば、ベローズ状コンタクト120にお
いて、図9に示すように、ベローズ状に折り返されてい
る部分(参照番号120b及び120cで示される部
分)の全体を、ハウジング130から離れた可動部とし
て構成することも可能である。但し、このような構成に
おいては、ハウジング130への圧入・保持を十分に強
固なものにするために、図9に示すように圧入片部12
0eを別に形成して、この圧入片部120eと参照番号
120dで示される領域との両方をハウジング130へ
の圧入箇所として機能させることが好ましい。
【0061】以上に説明したような構成を有する本発明
のコネクタシステムの両コネクタピースにおいて、例え
ば、コンタクトは、金メッキを施したリン青銅から構成
され、ハウジングは液晶ポリマから構成される。しか
し、コンタクト及びハウジングの構成材料はこれらに限
られるわけではなく、コネクタに対して一般的に使用さ
れる材料を適宜選択して使用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明の基板対基板型コ
ネクタシステムでは、両コネクタピースに含まれるコン
タクトを弾性変形可能な形状にすると共に、特に一方の
コネクタピースのコンタクトをベローズ状コンタクトと
して、その先端付近に設けられた接触点の近傍における
嵌合時の弾性変形変位量として、大きな値を確保するこ
とを可能にしている。嵌合完了時点での接触点における
弾性変形変位量は、両コネクタピースのコンタクトにお
ける変位量の和として得られるので、結果として十分に
大きな変位量を確保することが可能になる。これによっ
て、基板対基板型コネクタシステムの全体サイズの小型
化に伴ってコネクタピースが低背化されても、十分に大
きな弾性変形を容易に実現して、コンタクトに過度の応
力(機械的な負担)を強いることなく、十分な大きさの
嵌合力(接触力)を確実に確保することが可能になる。
【0063】また、ベローズ状コンタクトの可動片部の
先端近傍に溝部を設けて、嵌合時には、対向するコンタ
クトの可動片部の先端近傍に設けられた突起部が、この
溝部の中に落ち込む(係合する)ように構成されてい
る。このような構成にすることによって、嵌合の確実性
が向上すると共に、嵌合時にクリック音(クリック感)
が発生して、嵌合終了時点が確実且つ容易に認知される
ようになる。
【0064】更に、ベローズ状コンタクトの平滑な接触
面と、相手方コンタクトの荒れた接触面とが対向する構
成にすれば、接触時(嵌合時)のワイピング動作によっ
て、接触点近傍からの異物の排除や絶縁性被膜の除去が
可能になって、より高信頼性の電気的接触状態を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の基板対基板型コネクタの構成の一例を示
す断面図である。
【図2】図1に示す基板対基板型コネクタの構成におけ
る雌型コネクタピースについて、非嵌合時の状態を模式
的に示す断面図である。
【図3】図1に示す基板対基板型コネクタの構成におけ
る雄型コネクタピースについて、そのコンタクトを弾性
変形可能に構成した様子を模式的に示す図である。
【図4】本発明のある実施形態におけるコネクタシステ
ム(基板対基板型コネクタ)の構成を模式的に示す図で
あり、(a)は、このコネクタシステムに含まれる2つ
のコネクタピースが僅かに距離を隔てて配置されている
状態を模式的に描く断面図であり、(b)は、コネクタ
ピースが嵌合されて基板間の電気的接続が達成された状
態を模式的に示す断面図であり、(c)は、一方のコネ
クタピースの嵌合面側を描いた平面図(具体的には
(a)における矢印4Cの方向から見た図)であり、
(d)は、他方のコネクタピースの嵌合面側を描いた平
面図(具体的には(a)における矢印4Dの方向から見
た図)である。
【図5】(a)は、コネクタピース100に備えられる
コンタクト120を拡大して描いた図であり、(b)
は、(a)の矢印5Bの方向からコンタクト120を見
た図である。
【図6】コネクタピース200に備えられるコンタクト
220を拡大して描いた図である。
【図7】突起が設けられているコンタクト120の圧入
片部のハウジングへの圧入状態を模式的に示す図であ
る。
【図8】(a)及び(b)は、コンタクトに設けられる
溝部の形状の改変例をそれぞれ模式的に示す図である。
【図9】ベローズ状コンタクトの形状の改変例を模式的
に示す図である。
【符号の説明】
100 コネクタピース 110 基板 120 コンタクト 120a コンタクトのリード部 120b コンタクトの圧入片部 120c コンタクトの可動片部 125 溝部 128 圧入用突起 130 ハウジング 135 ハウジング枠の開口部 200 コネクタピース 210 基板 220 コンタクト 220a コンタクトのリード部 220b コンタクトの圧入片部 220c コンタクトの可動片部 225 突起部 230 ハウジング 235 ハウジングの突出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB02 BB29 CC02 CC22 CC26 DD22 EE07 EE10 EE29 GG01 HH17 HH21 HH28 HH30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のコネクタピースをスタッ
    キング状態にある2枚の基板の各々の上の対向する位置
    に搭載して、該第1及び第2のコネクタピースを嵌合さ
    せることによって該基板間の電気的接続を提供する、基
    板対基板型コネクタシステムであって、 該第1のコネクタピースは、第1のハウジングによって
    保持されている、所定のピッチで配置された複数の第1
    のコンタクトを有し、 該第2のコネクタピースは、第2のハウジングによって
    保持されている、所定のピッチで配置された複数の第2
    のコンタクトを有し、 該第1及び第2のコネクタピースが相互に嵌合されて該
    複数の第1のコンタクトの各々が対応する該第2のコン
    タクトに接触することによって、前記電気的接続を提供
    し、 該複数の第1のコンタクトの各々及び該複数の第2のコ
    ンタクトの各々が弾性変形可能に構成されており、 該複数の第1のコンタクトの各々において、該対応する
    第2のコンタクトとの接触点として機能する先端側が、
    略U字状に折り曲げられたベローズ形状を有している、
    基板対基板型コネクタシステム。
  2. 【請求項2】 前記複数の第1のコンタクトの各々にお
    ける前記ベローズ形状は、前記ハウジングに圧入されて
    いる圧入片部と、該圧入片部の先に続く部分であって折
    り返されて該ハウジングから離れている可動片部と、を
    含み、該可動片部が、前記対応する第2のコンタクトと
    の接触点として機能する、請求項1に記載の基板対基板
    型コネクタシステム。
  3. 【請求項3】 前記複数の第1のコンタクトの各々にお
    ける前記ベローズ形状は、ある方向を向いた第1の部分
    と、該第1の部分の先に続く部分であって折り返されて
    いる第2の部分と、を含み、該第1及び第2の部分の両
    方が前記ハウジングから離れて可動である、請求項1に
    記載の基板対基板型コネクタシステム。
  4. 【請求項4】 前記複数の第1のコンタクトの各々は、
    前記接触点の部分に溝部を有しており、前記複数の第2
    のコンタクトの各々は、対応する該第1のコンタクトと
    の接触点として機能する先端部に突起部を有しており、
    前記第1及び第2のコネクタピースの嵌合時には、該突
    起部と該溝部とが係合する、請求項1から3の何れか一
    つに記載の基板対基板型コネクタシステム。
  5. 【請求項5】 前記複数の第1のコンタクトの各々にお
    いて、前記対応する第2のコンタクトとの接触点として
    機能する面は平滑面であり、前記複数の第2のコンタク
    トの各々において、前記対応する第1のコンタクトとの
    接触点として機能する面は荒れ面である、請求項1から
    4の何れか一つに記載の基板対基板型コネクタシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記荒れ面は、前記第2のコンタクトの形
    成時のプレス抜き面である、請求項5に記載の基板対基
    板型コネクタシステム。
  7. 【請求項7】 前記複数の第2のコンタクトの各々にお
    いて、前記対応する第1のコンタクトとの接触点として
    機能する先端側が、略U字状に折り曲げられたベローズ
    形状を有している、請求項1に記載の基板対基板型コネ
    クタシステム。
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