JP3678381B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚の生理機能を正常な状態に維持し、且つ種々のストレスによる傷害から皮膚細胞を防御することができ、さらに安定性及び安全性が高い皮膚外用剤に関する。さらに詳しくは、プロサポシンを外用剤基剤中に含有して成る皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、皮膚の乾燥や角化異常、炎症等の症状を改善して皮膚を健康で美しい状態で保ち、また皮膚を老化や種々の病変から防御するために、多くの皮膚外用剤や皮膚用化粧料が開発されてきた。これらにおいては、皮膚の状態を改善する保湿剤やエモリエント剤、皮膚の細胞活性を高める細胞賦活剤、酸化的ストレス等による細胞傷害を防止し得る抗酸化剤等が配合されてきた。
【0003】
上記保湿剤及びエモリエント剤として、近年ヒアルロン酸塩,コンドロイチン硫酸塩等のムコ多糖類やスフィンゴ脂質,セラミド等の配合が検討されてきた。また細胞賦活剤としては、ビタミン類,ホルモン剤等の他に、表皮細胞増殖因子,線維芽細胞増殖因子といった細胞増殖因子や、α-ヒドロキシ酸等の線維芽細胞増殖作用を有する物質、動植物の抽出物等の使用が検討されている。抗酸化剤としても、古典的なトコフェロール類の他に、スーパーオキシドディスムターゼや種々の活性酸素捕捉作用を有する物質の利用が試みられている。
【0004】
しかしながら皮膚も生体組織の一つであり、種々多様なシグナル伝達物質,受容体タンパク質及び酵素等を含む複雑な経路を介する制御を受けている。従って、たとえば線維芽細胞の増殖促進作用を有する物質を添加しても、その作用は一過性であり、逆に生体によるネガティブフィードバックを受けることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明においては、生体の有するホメオスタシス機能に着目し、皮膚の生理機能を正常な状態に維持し得る皮膚外用剤の開発を検討した。すなわち本発明は、皮膚生理機能の維持系を補助し、活性化し得る皮膚外用剤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、プロサポシンを皮膚外用剤基剤に含有させることにより、上記の課題を解決した。プロサポシンは分子量66,000のタンパク質であり、スフィンゴ脂質の代謝に関与するサポシンA,サポシンB,サポシンC及びサポシンDの前駆体である。生理的機能としては、スフィンゴ脂質の運搬や加水分解の促進の他、神経栄養因子として作用することが知られている(Biochem. Biophys. Res. Commun. 204 (2) 994-1000 (1994),The FASEB J. 9 (8) 681-685 (1995),J. Neurochem. 66 (5) 2019-2025 (1996))。
【0007】
【作用】
プロサポシンは耐熱性及び両親媒性を示し、加熱過程を要する乳化型の外用剤基剤への配合にも適し、さらに外用剤基剤に含有させる油脂の可溶化能を有するため、皮膚外用剤の調製に必要な界面活性剤の減量を図ることもでき、油溶性物質の乳化安定性,分散安定性を向上させ、製剤の安定性を良好なものとすることができる。また、両親媒性を有することから、リン脂質等とリポソームなどのベシクルを形成させることも容易で、経皮吸収性を高めることもできる。
【0008】
そして、本発明に係る皮膚外用剤を皮膚に適用すると、作用機序は不明であるが、皮膚のホメオスタシス機能が向上し、皮膚を良好な状態に維持することができる。また、光や酸化をはじめとする種々のストレスによる傷害から細胞を保護することもできる。
【0009】
また、プロサポシンを構成するペプチド鎖に起因する物理的特性により、これを含有する皮膚外用剤を皮膚に適用した際に、良好な保湿性及びエモリエント性を得ることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
プロサポシンは、1〜100ng/ml程度の低濃度で種々の生理作用を発揮するが、本発明においては、外用剤基剤や他の添加成分の影響や経皮吸収性、及びバイオアベイラビリティイを考慮して、0.0001〜5.0重量%程度含有させる。
【0011】
また、本発明に係る皮膚外用剤は、ローション剤,乳剤,ゲル剤,クリーム,軟膏等の剤型で提供することができる。その他、化粧水,乳液,クリーム,美容液,マッサージ剤,パック剤といった皮膚用化粧料としても提供し得る。外用剤基剤には通常用いられる油脂類,ロウ類,炭化水素類,脂肪酸類,低級アルコール類,高級アルコール類,多価アルコール類,エステル類,界面活性剤,水溶性高分子化合物等を含有させることができる。さらに、他の皮膚細胞賦活剤,抗炎症剤,活性酸素種消去剤,美白剤,保湿剤,紫外線吸収剤,防腐防黴剤,香料等を含有させることもできる。
【0012】
【実施例】
さらに本発明について実施例により詳細に説明する。
【0013】
[実施例1] 皮膚用ローション剤
(1)エタノール 5.000(重量%)
(2)ヒドロキシエチルセルロース 1.000
(3)プロサポシン 0.005
(4)精製水 93.995
製法:(1)〜(3)を順次(4)に添加し、均一に溶解させる。
【0014】
[実施例2] 皮膚用乳剤
(1)ステアリン酸 0.20(重量%)
(2)セタノール 1.50
(3)ワセリン 3.00
(4)流動パラフィン 7.00
(5)ポリオキシエチレン(10E.O.)モノオレイン酸 0.80
エステル
(6)酢酸トコフェロール 0.50
(7)グリセリン 3.00
(8)プロサポシン 0.01
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(10)水酸化カリウム 0.01
(11)精製水 83.88
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解し、70℃に保つ。一方、(7)〜(11)の水相成分を混合,加熱して均一とし、70℃とする。この水相成分に前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却する。
【0015】
[実施例3] 皮膚用ゲル剤
(1)ジプロピレングリコール 10.00(重量%)
(2)カルボキシビニルポリマー 0.50
(3)水酸化カリウム 0.10
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(5)精製水 89.28
(6)プロサポシン 0.02
製法:(5)に(2)を均一に溶解させた後、(1)に(4)を溶解させて添加し、次いで(3)を加えて増粘させ、(6)を添加,溶解する。
【0016】
[実施例4] 皮膚用クリーム
(1)ミツロウ 6.0(重量%)
(2)セタノール 5.0
(3)還元ラノリン 8.0
(4)スクワラン 27.5
(5)グリセリル脂肪酸エステル 4.0
(6)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0
(7)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 2.0
モノラウリン酸エステル
(8)プロピレングリコール 5.0
(9)プロサポシン 0.5
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)精製水 39.9
製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。一方、(8)〜(11)の水相成分を混合,溶解して75℃に加熱する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却する。
【0017】
[実施例5] 水中油型乳剤性軟膏
(1)白色ワセリン 25.0(重量%)
(2)ステアリルアルコール 25.0
(3)グリセリン 12.0
(4)ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
(5)プロサポシン 1.0
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(7)精製水 36.4
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解し、75℃に保つ。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合,加熱して均一とし、75℃とする。この水相成分に前記油相成分を攪拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却する。
【0018】
[実施例6] 皮膚用リポソーム液
(リポソーム)
(1)ホスファチジルコリン 20.0(重量%)
(2)水素添加大豆レシチン 20.0
(3)プロサポシン 2.0
(4)精製水 58.0
製法:(1)〜(3)を50℃にて(4)に分散させ、超音波処理してリポソームを形成させた後、遠心分離によりリポソームを回収する。
(リポソーム液)
上記リポソームを10.0重量%となるように、10.0重量%エタノール水溶液に分散させる。
【0019】
[実施例7] 化粧水
(1)エタノール 10.00(重量%)
(2)1,3-ブチレングリコール 3.50
(3)プロサポシン1.0重量%水溶液 0.02
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(5)香料 0.10
(6)精製水 86.28
製法:(1)〜(5)を順次(6)に添加,混合し、均一とする。
【0020】
[実施例8] 油中水型エモリエントクリーム
(1)流動パラフィン 30.00(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.00
(3)ワセリン 5.00
(4)ジグリセリルオレイン酸エステル 5.00
(5)L-グルタミン酸ナトリウム 1.60
(6)L-セリン 0.40
(7)プロピレングリコール 3.00
(8)プロサポシン 0.03
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(10)精製水 52.72
(11)香料 0.15
製法:(5),(6)を(10)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に攪拌しながら徐々に添加する。これをあらかじめ混合し70℃に加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散して油相とする。一方、(7)〜(9)を(10)の残部に溶解して70℃に加熱し、水相とする。この水相を前記油相に攪拌しながら徐々に添加し、ホモミキサーにて乳化する。冷却後40℃にて(11)を添加,混合する。
【0021】
[実施例9] 美容液
(1)エタノール 10.00(重量%)
(2)プロピレングリコール 4.00
(3)ポリエチレングリコール1500 2.00
(4)ポリオキシエチレン(25E.O.)オレイルエーテル 0.20
(5)クインスシード 0.20
(6)プロサポシン1.0重量%水溶液 0.04
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(8)香料 0.10
(9)精製水 83.36
製法:(9)に(5)を添加し均一として十分増粘させた後、(1)〜(4),(7),(8)を混合,溶解して添加し、次いで(6)を添加,溶解する。
【0022】
[実施例10] パック剤
(1)ビーガム 5.00(重量%)
(2)スクワラン 2.00
(3)グリセリン 5.00
(4)酸化亜鉛 10.00
(5)カオリン 10.00
(6)エタノール 5.00
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(8)香料 0.10
(9)プロサポシン1.0重量%水溶液 0.05
(10)精製水 62.75
製法:(10)に(3),(9)を加え、(1)を添加して膨潤後、(4),(5)を添加し、次いで(7),(8)を(6)に溶解して添加,混合し、ペースト状とする。
【0023】
[実施例11] マッサージ剤
(1)パラフィン 4.00(重量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 6.00
(3)ミツロウ 6.00
(4)ワセリン 14.00
(5)流動パラフィン 42.50
(6)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 3.70
(7)ポリオキシエチレン(20E.O.)モノオレイン酸 0.50
エステル
(8)酢酸トコフェロール 0.50
(9)プロサポシン 0.05
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(11)精製水 22.55
(12)香料 0.10
製法:(1)〜(8)の油相成分を混合,加熱し、70℃とする。一方、(9)〜(11)の水相成分を混合,加熱溶解して70℃とし、これを前記油相成分に攪拌しながら添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化し、冷却した後、40℃にて(12)を添加,混合する。
【0024】
まず、本発明に係る実施例1〜実施例11について、25℃で3カ月間静置して状態を観察し、製剤安定性を評価した。この際、表1に示す比較例2〜比較例11についても同時に評価した。評価結果は、状態の変化を認めない場合を○、着色,異臭,エマルションの分離や凝集等の変化が若干認められた場合を△、かかる変化が顕著に認められた場合を×として表した。
【表1】
【0025】
次に、本発明に係る実施例1〜実施例11について48時間の閉塞貼付試験と、使用時の不快感及び刺激感の評価を行った。この際、表2に示す比較例2’〜比較例11’についても同時に評価した。閉塞貼付試験は成人男性パネラー30名を1群とし、表3に示す判定基準に従って皮膚刺激指数を求め、30名の平均値を算出した。使用時の不快感及び刺激感については、20〜50才代の男女パネラー20名を1群とし、実施例及び比較例をブラインドにて皮膚に塗布した後、30秒〜1分の間に感じる刺すような痛み,ヒリヒリ感,チクチク感といった刺激感や不快感について、表4に示す基準に従って評価させ、各パネラーの評価点の平均値を算出した。以上の結果は表5及び表6に示した。
【表2】
【表3】
【表4】
【0026】
【表5】
表5より明らかなように、本発明の実施例はいずれも良好な製剤安定性を示す。これに対し、乳化型の皮膚外用剤においてプロサポシンを含有しない比較例2〜比較例11においては、十分な製剤安定性が得られていなかった。
【0027】
【表6】
表6において、本発明の実施例にはいずれも特に皮膚刺激性は認められておらず、使用時の刺激感,不快感についても、微妙に感じられる程度であった。これに対し、乳化型の皮膚外用剤においてプロサポシンを含有せず、界面活性剤を増量した比較例2’〜比較例11’については、若干の皮膚刺激が認められ、また使用時の刺激感及び不快感も強くなっていた。
【0028】
続いて、実施例1〜実施例6について肌荒れ症状の改善効果を評価した。その際、各実施例においてプロサポシンを精製水に代替したものをそれぞれ比較例1〜比較例6として、同時に評価した。評価は、乾燥や炎症等による顕著な肌荒れ症状を有する女性パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較例のそれぞれを1日2回ずつ1カ月間連続使用させ、1カ月後の皮膚の状態を観察し、使用開始前と比較して行った。皮膚の肌荒れ症状は表7に示す判定基準に従って点数化し、20名の平均値を算出し、表8に示した。
【表7】
【0029】
【表8】
表8より、本発明の実施例使用群では、いずれにおいても顕著な肌荒れ症状の改善が認められている。プロサポシン含量の少ない実施例1〜実施例3においても皮膚はほぼ良好な状態にまで回復しており、特にリポソームの形態とした実施例6については、使用試験終了後の皮膚状態は極めて良好なものであった。これに対し、プロサポシンを含まない比較例使用群では、いずれにおいても有意な改善は認められておらず、比較例1使用群では若干の悪化が見られた。
【0030】
次いで、実施例7〜実施例11について使用試験を行い、保湿性及び使用後の皮膚の状態について官能評価させた。その際、各実施例においてプロサポシンを精製水に代替したものをそれぞれ比較例7〜比較例11とし、同時に試験した。使用試験は20〜50才代の女性パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較例をそれぞれブラインドにて1カ月間使用させて行った。官能評価は、保湿性については「とてもしっとりする;5点」,「ややしっとりする;4点」,「どちらともいえない;3点」,「ややしっとり感に欠ける;2点」,「しっとり感に欠ける;1点」、皮膚の状態については「良好;5点」,「やや良好;4点」,「普通;3点」,「やや悪い;2点」,「悪い;1点」として点数化し、20名の平均値を求めた。結果は表9に示した。
【0031】
【表9】
表9において、本発明の実施例使用群では、保湿性及び皮膚の状態の両評価項目について、いずれも各比較例使用群に比べて有意に高い評価を得ており、各実施例は、保湿性,皮膚の状態ともに高く評価されていた。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、安定性が高く、安全性が良好で皮膚に対する刺激性及び感作性が低く、さらに使用の際不快感を生じることがほとんどなく、しかも皮膚に良好な保湿性を与え、ストレスや皮膚疾患,炎症等による肌荒れ症状の改善に有効な皮膚外用剤を得ることができた。本発明に係る皮膚外用剤の有するかかる効果は、有効成分として含有させたプロサポシンの生体ホメオスタシス機能正常化或いは補助作用によるところが大きいものと考えられる。従って、本発明に係る皮膚外用剤により、皮膚の生理機能の維持系が補助或いは活性化され、光や酸化的ストレスをはじめとする種々の要因による傷害から皮膚を保護することができる。
Claims (2)
- プロサポシンを含有して成る皮膚外用剤。
- 皮膚外用剤が、皮膚用化粧料であることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
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JP31002096A JP3678381B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 皮膚外用剤 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31002096A JP3678381B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 皮膚外用剤 |
Publications (2)
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JPH10139653A JPH10139653A (ja) | 1998-05-26 |
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Family
ID=18000198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31002096A Expired - Fee Related JP3678381B2 (ja) | 1996-11-05 | 1996-11-05 | 皮膚外用剤 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3678381B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-05 JP JP31002096A patent/JP3678381B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10139653A (ja) | 1998-05-26 |
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