JP3675243B2 - 電子制御機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の電子部品を実装するプリント基板をケースに収容してなる電子制御機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7の部分断面斜視図にて示すように、袋構造のケース31に複数の電子部品(図示略)を実装したプリント基板35をその基板平面に沿った方向に挿入し、ケース31の内壁面の底部31bに形成されたレール状の対向する2本の突起部32a,32bを利用し、その端縁面を挟持し固定するようにした電子制御機器が知られている。このプリント基板35は挿入先端の端縁面が突起部32a,32bにて挟持され固定されたのち、ケース31の開口部側がねじ等にて固定され組付完了とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のものでは、ケースの内壁面の底部31bに形成されたプリント基板35を挟持するための突起部32a,32bの隙間寸法は、用いられるプリント基板35の板厚によって規定されることとなる。そこで、図8(a)に示すように、ケースの内壁面の底部31bに形成された突起部32a,32bの隙間寸法に対してプリント基板35の板厚が薄いときにはガタツキがでるため、ケース側にかかる振動や衝撃等によって異音発生やプリント基板35の配線パターン(図示略)や実装された電子部品に損傷等が生じるという不具合があった。
【0004】
一方、図8(b)に示すように、プリント基板35′側の総厚みはそれ自身の板厚に例えば、防湿処理が施されているときには防湿剤36塗布による厚み増加分が加算されることとなる。このプリント基板35′への防湿剤36塗布による厚み増加分は工程管理が極めて難しく、仕上がりの総厚みに対するばらつきが大きいこととなる。これに加え、防湿処理が施されプリント基板35′の端縁面に防湿剤36が溜まって固着状態となっているようなときには、プリント基板35′の端縁面がケースの内壁面の底部31bに形成された突起部32a,32bの対向する隙間寸法に入りきらないことで組付不良となるという不具合があった。
【0005】
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、プリント基板をその板厚等のばらつきに影響されることなく簡単な構成からなるケースに収容し確実に固定することが可能な電子制御機器の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の電子制御機器によれば、ケースの内壁面の底部に形成された複数の突起部はプリント基板の表裏面に対して間隔をあけて形成されている。このため、ケースの内壁面の底部に形成された突起部の所定の寸法間隔とほぼ等しい板厚のプリント基板では、元々の平面状態が維持され、その表裏面が突起部間に挟持されケース内の所定位置に確実に固定される。また、ケースの内壁面の底部に形成された突起部の所定の寸法間隔より板厚が厚いプリント基板であっても、それら突起部に沿って湾曲され、その表裏面が突起部間に挟持されケース内の所定位置に確実に固定される。更に、隣接する突起部の間となるプリント基板の端縁面に形成されたスリット状の切込部によって、突起部によるプリント基板の固定に伴う変形領域を少なくすることができる。これにより、プリント基板をその基板平面に沿った方向に挿入しケースに収容する際に組付不良が発生せず、プリント基板の配線パターンや実装された電子部品等に損傷等が生じることもない。即ち、プリント基板の層構成や防湿剤等による板厚のばらつきに影響されることなく簡単な構成にてプリント基板をケース内の所定位置に確実に固定することができ、振動や衝撃に対して信頼性の高い電子制御機器を構築することができる。また、電子制御機器の複数の仕様に対してケースの共通化が達成できるためコスト削減が可能となる。
【0007】
請求項2の電子制御機器によれば、ケースの内壁面の底部に形成された複数の突起部はプリント基板よりも強固な材料で、その表裏面に対して間隔をあけて形成されている。このため、ケースの内壁面の底部に形成された突起部の所定の寸法間隔とほぼ等しい板厚のプリント基板では、元々の平面状態が維持され、その表裏面が突起部間に挟持されケース内の所定位置に確実に固定される。また、ケースの内壁面の底部に形成された突起部の所定の寸法間隔より板厚が厚いプリント基板であっても、それら突起部に沿って湾曲され、その表裏面が突起部間に挟持され所定位置に確実に固定される。これにより、プリント基板をその基板平面に沿った方向に挿入しケースに収容する際に組付不良が発生せず、プリント基板の配線パターンや実装された電子部品等に損傷等が生じることもない。即ち、プリント基板の層構成や防湿剤等による板厚のばらつきに影響されることなく簡単な構成にてプリント基板をケース内の所定位置に確実に固定することができ、振動や衝撃に対して信頼性の高い電子制御機器を構築することができる。また、電子制御機器の複数の仕様に対してケースの共通化が達成できるためコスト削減が可能となる。
【0008】
請求項3の電子制御機器では、所定の寸法間隔がプリント基板の最小の板厚寸法に設定されていることで、プリント基板の板厚寸法が設計上、想定されている最小の板厚寸法であっても、プリント基板は元々の平面状態が維持されその表裏面が突起部間に挟持されガタツキなく確実に固定される。
【0009】
請求項4の電子制御機器では、隣接する突起部の中間位置となるプリント基板の端縁面 に形成されたスリット状の切込部によって、突起部によるプリント基板の固定に伴う変形領域を少なくすることができる。このため、プリント基板をケース内の所定位置に確実に固定することができ、振動や衝撃に対して信頼性の高い電子制御機器を構築することができる。また、電子制御機器の複数の仕様に対してケースの共通化が達成できるためコスト削減が可能となる。
【0010】
請求項5の電子制御機器では、隣接する突起部に挟持される側で中間位置となるプリント基板の端縁面に形成された切込部によって、外部応力の影響が及ぶことで湾曲する部分を、その切込部の切込寸法以内に収めることができる。これにより、プリント基板の突起部による固定に伴う変形領域を少なくできるため、結果的に、プリント基板における電子部品等の実装面積を広くすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明の実施の形態の一実施例にかかる電子制御機器の全体構成を示す断面図である。また、図2は図1の電子制御機器のケースにおけるプリント基板の固定状態を示す部分断面斜視図である。なお、図2ではプリント基板の配線パターンや実装された電子部品等は省略されている。
【0013】
図1及び図2において、10は電子制御機器としての電子制御ユニット(Electronic Control Unit;以下、『ECU』と記す)であり、ECU10は例えば、アルミニウム合金ダイカスト製の略直方体形状で袋構造のケース11には、種々の電子部品16a,16b等が実装されたプリント基板15が収容されている。このECU10のケース11の上端面には開口部11aが形成され、この開口部11a側からプリント基板15がその基板平面に沿った方向に挿入されている。ケース11の内壁面の底部11bには、プリント基板15の表裏面に対して所定の寸法間隔にて交互に複数の突起部12a,12bが形成されている。
【0014】
プリント基板15に実装されている種々の電子部品16a,16b等のうち、発熱性を有する電子部品16aはアルミニウム板材等からなり放熱性の良好なヒートシンク17面にねじ、接着剤等により密着され固定されている。このヒートシンク17はプリント基板15にねじ止めされ固定されている。また、プリント基板15には外部接続コネクタ18がはんだ付けされ固設されている。
【0015】
プリント基板15はECU10のケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12b間に挿入され、ヒートシンク17がECU10のケース11に穿たれた貫通穴(図示略)を介してねじ13にて固定されている。このように、ECU10のケース11にプリント基板15がその基板平面に沿った方向に挿入されたとき、外部接続コネクタ18はケース11の開口部11a側に位置され、この外部接続コネクタ18の周囲でケース11の開口部11a側を覆うようケース蓋19がねじ等にて固定されることでECU10が組付完了とされる。
【0016】
次に、本実施例の作用について、図1のA−A線に沿う断面を示す図3を参照して説明する。
【0017】
上述したように、ECU10のケース11にプリント基板15が収容された組付完了状態では、プリント基板15の挿入先端側の端縁面はケース11の内壁面の底部11bに形成された複数の突起部12a,12bにその表裏面が挟持され固定されている。ここで、ECU10のケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12b間の寸法間隔は、設計上、用いられるプリント基板15の寸法公差等を考慮した最小の板厚寸法に設定される。
【0018】
図3(a)に示すように、ECU10のケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12b間の寸法間隔に対してプリント基板15の板厚が一致している状態では、プリント基板15は元々の平面状態が維持されその表裏面が突起部12a,12b間に挟持されガタツキなく確実に固定される。
【0019】
また、図3(b)に示すように、ECU10のケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12b間の寸法間隔に対して寸法公差、層構成の相違や防湿剤塗布によって板厚が厚くなった状態のプリント基板15′においては、プリント基板15′側が突起部12a,12bに沿って湾曲されその表裏面が突起部12a,12b間に挟持されガタツキなく確実に固定される。この際、用いることが可能なプリント基板15′の最大厚みは、ケース11の内壁面の底部11bに形成されている突起部12a,12bによる湾曲によってその配線パターンや実装された電子部品に損傷等が生じない程度に収まるよう予め規定されている。
【0020】
なお、ケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12bに対して、プリント基板15(15′)の挟持側の各先端側に面取り形状のような傾斜面を形成すれば、それら突起部12a,12b間にプリント基板15(15′)を挿入し易くすることができ作業性を向上することができる。
【0021】
次に、プリント基板15(15′)面上への電子部品16b等の実装条件について図4を参照して説明する。ここで、図4は図2に対応する部分断面斜視図である。
【0022】
図4において、ケース11の内壁面の底部11bに形成されている突起部12a,12bを利用してプリント基板15(15′)を挟持し固定する際には、プリント基板15(15′)に対する湾曲等の外部応力によって実装されている電子部品16b等に損傷が生じることが想定される。したがって、プリント基板15(15′)に対する湾曲等の外部応力の影響が及ぶことがないよう図4に斜線にて示すプリント基板15(15′)面上の実装禁止領域P1 を避けて電子部品16b等を実装することが設計上の必須要件とされる。
【0023】
このように、本実施例の電子制御機器としてのECU10は、複数の電子部品16a,16b等を実装するプリント基板15(15′)と、プリント基板15(15′)がその基板平面に沿った方向に挿入されるようプリント基板15(15′)を収容する袋構造からなるケース11と、ケース11の内壁面の底部11bでプリント基板15(15′)を挟持するようプリント基板15(15′)の表裏面に対して所定の寸法間隔にて交互に形成する複数の突起部12a,12bとを具備するものである。
【0024】
つまり、ケース11の内壁面の底部11bには複数の突起部12a,12bがプリント基板15(15′)の表裏面に対して間隔をあけて交互に形成されている。このため、ケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12bの所定の寸法間隔とほぼ等しい板厚のプリント基板15では、元々の平面状態が維持され所定位置に確実に固定される。また、ケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12bの所定の寸法間隔より板厚が厚いプリント基板15′であっても、それら突起部12a,12bに沿って湾曲され所定位置に確実に固定される。これにより、プリント基板15(15′)をその基板平面に沿った方向に挿入しケース11に収容する際に組付不良が発生せず、プリント基板15(15′)の配線パターン(図示略)や実装された電子部品16a,16b等に損傷等が生じることもない。即ち、プリント基板15(15′)の層構成や防湿剤等による板厚のばらつきに影響されることなく簡単な構成にてプリント基板15(15′)をケース11内の所定位置に確実に固定することができ、振動や衝撃に対して信頼性の高いECU10を構築することができる。また、ECU10の複数の仕様に対してケース11の共通化が達成できるためコスト削減が可能となる。
【0025】
次に、本発明の実施の形態の一実施例にかかる電子制御機器の変形例について図5を参照して説明する。なお、図中、上述の実施例と同様の構成または相当部分からなるものについては同一符号及び同一記号を付し、その詳細な説明を省略する。また、図5ではプリント基板の配線パターンや実装された電子部品等は省略されている。更に、本変形例の電子制御機器の全体構成については、上述の実施例における図1の断面図と同様であり、その詳細な説明を省略する。
【0026】
図5に示すように、上述の実施例と同様、ケース11の内壁面の底部11bには突起部12a,12bが形成されている。そして、プリント基板25は、その収容されたケース11の内壁面の底部11b側の端縁面が、突起部12a,12bによって挟持され固定されている。本変形例のプリント基板25が複数の突起部12a,12bにて挟持され固定されたとき、隣接する突起部12a,12bの中間位置となるプリント基板25の端縁面にスリット状の切込部25aが形成されている。
【0027】
このため、図3(b)に示すように、ケース11の内壁面の底部11bに形成された突起部12a,12bの所定の寸法間隔に対してプリント基板25の板厚が厚いときであっても、プリント基板25の湾曲する部分を切込部25aの切込寸法以内に収めるようにすることができる。これにより、上述の実施例と同様、プリント基板25をケース11に収容する際に組付不良が発生せず、プリント基板25の配線パターン(図示略)や実装された電子部品16a,16b等に損傷等が生じることもない。即ち、プリント基板25の層構成や防湿剤等による板厚のばらつきに影響されることなく簡単な構成にてプリント基板25をケース11に収容し、所定位置に確実に固定することができ、振動や衝撃に対して信頼性の高いECU10を構築することができる。また、ECU10の複数の仕様に対してケース11の共通化が達成できるためコスト削減が可能となる。
【0028】
次に、プリント基板25面上への電子部品16b等の実装条件について図6を参照して説明する。ここで、図6は図5に対応する部分断面図である。
【0029】
図6において、ケース11の内壁面の底部11bに形成されている突起部12a,12bを利用してプリント基板25を挟持し固定する際には、プリント基板25に対する湾曲等の外部応力によって実装されている電子部品16b等に損傷が生じることが想定される。本変形例においては、隣接する突起部12a,12bの中間位置となるプリント基板25の端縁面にスリット状の切込部25aが形成されており、プリント基板25が複数の突起部12a,12bにて挟持され固定されたとき、プリント基板25の湾曲等の外部応力の影響が及ぶ部分を切込部25aの切込寸法以内、即ち、図6に斜線にて示す実装禁止領域P2 内に収めることができる。つまり、プリント基板25の実装禁止領域P2 は、上述の実施例における図4に示すプリント基板15(15′)面上の実装禁止領域P1 より幅狭く設定することができる。したがって、プリント基板25ではプリント基板15(15′)より広い電子部品16b等の実装面積を得ることが可能となる。
【0030】
このように、本変形例の電子制御機器としてのECU10のプリント基板25は、隣接する突起部12a,12bの中間位置となる端縁面にスリット状の切込部25aを形成するものである。つまり、プリント基板25に形成されたスリット状の切込部25aによって、プリント基板25の突起部12a,12bによる固定に伴う変形領域を少なくすることができるのである。このため、プリント基板25をケース11内の所定位置に確実に固定することができ、振動や衝撃に対して信頼性の高いECU10を構築することができる。また、ECU10の複数の仕様に対してケース11の共通化が達成できるためコスト削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかかる電子制御機器の全体構成を示す断面図である。
【図2】 図2は図1の電子制御機器のケースにおけるプリント基板の固定状態を示す部分断面斜視図である。
【図3】 図3は図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかかる電子制御機器のプリント基板における実装禁止領域を示す部分断面斜視図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態の一実施例にかかる電子制御機器で用いられているプリント基板の変形例を示す部分断面図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかかる電子制御機器のプリント基板の変形例における実装禁止領域を示す部分断面図である。
【図7】 図7は従来の電子制御機器におけるプリント基板とケースの突起部との固定状態を示す部分断面斜視図である。
【図8】 図8は従来の電子制御機器におけるプリント基板とケースの突起部との固定状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 ECU(電子制御機器)
11 ケース
11b (内壁面の)底部
12a,12b 突起部
15,25 プリント基板
25a 切込部
Claims (5)
- 複数の電子部品を実装するプリント基板と、
前記プリント基板がその基板平面に沿った方向に挿入されるよう前記プリント基板を収容する袋構造からなるケースと、
前記ケースの内壁面の底部で前記プリント基板を挟持するよう前記プリント基板の表裏面に対して所定の寸法間隔にて交互に形成する複数の突起部とを具備し、
前記突起部は、前記所定の寸法間隔より前記プリント基板の板厚が厚いときには、前記プリント基板を湾曲させることによって挟持し、また、前記プリント基板は、隣接する前記突起部の間となる端縁面にスリット状の切込部を形成することを特徴とする電子制御機器。 - 複数の電子部品を実装するプリント基板と、
前記プリント基板がその基板平面に沿った方向に挿入されるよう前記プリント基板を収容する袋構造からなるケースと、
前記ケースの内壁面の底部で前記プリント基板を挟持するよう前記プリント基板の表裏面に対して所定の寸法間隔にて交互に形成する複数の突起部とを具備し、
前記突起部は、前記プリント基板よりも強固な材料からなり、前記所定の寸法間隔より前記プリント基板の板厚が厚いときには、前記プリント基板側が湾曲することによって挟持することを特徴とする電子制御機器。 - 前記所定の寸法間隔は、前記プリント基板の最小の板厚寸法に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子制御機器。
- 前記プリント基板は、隣接する前記突起部の中間位置となる端縁面にスリット状の切込部を形成することを特徴とする請求項2に記載の電子制御機器。
- 前記プリント基板は、隣接する前記突起部に挟持される側で、それらの中間位置となる端縁面に、外部応力の影響が及ぶことで湾曲する部分を、その切込寸法以内に収める切込部を形成することを特徴とする請求項2に記載の電子制御機器。
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