JP3671883B2 - 画像記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、本体部に対して開閉自在に支持された画像表示部を有する画像記録再生装置において、本体部に設けられた各種操作スイッチに使用状況に合った最適な操作性を付与する為の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラ等の従来の画像記録再生装置においては、一般的に、液晶表示パネルを用いた画像表示部が設けられている。
【0003】
上記画像表示部は、ビデオカメラ本体部の筐体に一体化して設けられているもの(以下、「固定式」という。)と、筐体に対して開閉及び回転自在な状態で設けられているもの(以下、「可動式」という。)がある。
【0004】
固定式の画像表示部は、上記したように、本体部に一体化したものであり、画像表示部を開閉又は回転させる機構が不要なため、ビデオカメラ全体を小型化することが容易であるという利点を有するが、本体部に対する画像表示部の角度が常に一定であるため、例えば、ローアングル撮影時には画像表示部を見にくくなってしまうため撮影を行い難い等、撮影時の自由度が制限されてしまうという欠点を有する。
【0005】
また、可動式の画像表示部は、1軸又は2軸のヒンジによって本体部に対して開閉自在、又は、開閉及び回転自在に支持されるという構造であるため、画像表示部の角度を、様々な使用形態に合わせて都合の良い状態に調整することが可能である。
【0006】
特に、可動式の画像表示部を有するビデオカメラにおいては、可動式の画像表示部の利点によって使用形態が多様化する傾向にある。例えば、近年の各種装置の複合化傾向により、携帯電話と同様に、ビデオカメラをインターネット等のネットワークに直接接続できるようにし、メールの送受信機能やネットワークブラウジング機能を持たせることも可能である。
【0007】
しかしながら、ビデオカメラにおいては、各種操作を行う操作スイッチは、一般的に、撮影時に本体部を保持した状態で操作し易い配置及び形状を有するようにされている為、撮影時以外の使用形態、例えば、画像表示部を表示画面が表側を向いた状態で本体部に収納し、表示画面を見ながら各種操作を行う場合には、操作スイッチの操作をし難いという問題がある。
【0008】
従って、ビデオカメラをインターネット等のネットワークに直接接続できるようにした場合には、メールの送受信やネットワークブラウジング機能に伴う文字入力等を行うためには、操作し難い操作スイッチをそのまま使用するか、又は、専用の操作スイッチを新たに設けるしか方法がなかった。そして、上記専用の操作スイッチを設けると、コストアップは避けられない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、ビデオカメラ等の画像記録再生装置において、各種操作スイッチの操作性を、使用態様に適するように向上させることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、撮像レンズを備えた本体部に対して開閉及び回転可能に支持された画像表示部を有し、操作キーと該操作キーの端部及び中央部に対応して十字形の交点及び各端部に配設された複数の接点とを有すると共に、操作キーの端部と中央部のうちの任意の部分を押圧することによって該任意の部分に対応した接点が閉じるようにされたコントロールスイッチを備え、コントロールスイッチは操作キーの4つの端部が位置する方向に画像表示部の表示画面内における特定の方向が割り当てられた方向選択スイッチを有し、該方向選択スイッチは画像表示部の回動及び回転に伴う向きに合わせて、操作キーの4つの端部に割り当てられる画像表示部の表示画面内における方向が変更されるようにしたものである。
【0011】
従って、画像表示部の開閉及び回転に伴う画像記録再生装置の様々な使用態様において、画像表示部の表示画面内での方向と、コントロールスイッチの方向選択スイッチによって選択される方向とを一致させることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明画像記録再生装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に示す実施の形態は、本発明を小型ビデオカメラに適用したものである。
【0013】
ビデオカメラ1は、図1乃至図4に示すように、縦長長方形状の筐体を有する本体部2と、後述するヒンジ機構によって該本体部2の一方の側面に開閉及び回転可能に支持された画像表示部3を有する。
【0014】
本体部2には、上部に撮像レンズ4及び図示しないEVF(Electric View Finder/電子ファインダ)が配設され、画像表示部3が支持されている側とは反対側に図示しない着脱自在の記録媒体(磁気テープ、光ディスク、所謂メモリースティック等の外部装着型メモリー等)に対して情報の記録及び再生を行う記録再生機構等が配設されている。また、画像表示部3が支持された側には、上記画像表示部3を閉じた時に収納するための収納凹部2aが形成され、該収納凹部2aの上方には、画像表示部3を支持するためのヒンジ機構の支持部を収納配置するための、収納凸部2b、2bが設けられている。
【0015】
尚、以下の説明において前後上下左右の方向について記載する時には、図1に示すように、撮像レンズの光軸と平行な方向である水平方向(x−x′軸方向)を前後方向、このx−x′方向を含む垂直平面上でx−x′軸と直交する方向(y−y′軸方向)を上下方向とし、これらx−x′軸方向及びy−y′軸方向に対して共に直交する方向(z−z′軸方向)を左右方向とする(x方向が前方、x′方向が後方、y方向が上方、y′方向が下方、z方向が左方、z′方向が右方)。
【0016】
画像表示部3は、図3及び図4に示すように、中央部に縦長の長方形の開口5aを有する枠体5の内側に2.5インチ程度の画面サイズを有する液晶表示パネル(以下、「LCDパネル」と略記)6が取着固定され、更に、LCDパネル6が上記枠体5に取着されたカバー体7によって覆われて成る。従って、LCDパネル6は、枠体5とカバー体7とによって画成された空間内に配置され、枠体5の開口5aから画像表示面6aが露出するようになっている。
【0017】
上記構成を有する画像表示部3は、ヒンジ機構8によって、収納凹部2aに画像表示面6aが内側となるように収納された図1に示す状態(以下、「収納状態」)から、x−x′方向に延びる開閉軸8aを回動中心として約90°の角度で開いた図2に2点鎖線で示す状態(以下、「開状態」)までの間で、矢印αで示す方向に開閉自在とされ、該開状態から、z−z′方向に延びる回転軸8bを回転中心として、図4に示す画像表示面6aが前方を向いた状態(以下、「対面撮影状態」)までの間で、図2の矢印β方向に約270°の角度まで回転自在となるように支持されている。また、上記開状態から90°回転させて画像表示面が後方を向いた図2に示す状態が「通常撮影状態」であり、180°回転させて画像表示面6aを上方に向けた状態が「ローアングル撮影状態」であり、該ローアングル撮影状態のまま回転させずに閉じて、画像表示部3を収納凹部2aに画像表示面が表側を向いた状態で収納した図3に示す状態が「反転収納状態」である。
【0018】
ヒンジ機構8は、仮想的に示す開閉軸8a及び回転軸8bを有する2軸構造のものであり、上述のように、開閉軸8aは水平方向(図1のx−x′方向)に延び、回転軸8bは開閉軸に直交する方向(図2においてはz−z′方向)に延びている。尚、ヒンジ機構8は、上記開閉軸8a及び回転軸8bを有する2軸構造のものであれば、構造的に限定されるものではない。
【0019】
ところで、上記のように、画像表示部3はヒンジ機構8によって開閉及び回転自在に支持されることによって、収納状態、開状態、通常撮影状態、ローアングル撮影状態、反転収納状態及び対面撮影状態の各状態にすることが可能なものである。従って、画像表示部3がこれら各状態にあることを検知すると共に、その状態に合わせてバックライトのONを含むLCDパネル6への通電、表示画像の反転及び後述する画像表示部3の画像表示面6aの方向に合わせて操作スイッチの方向性を変更するために、ビデオカメラ1には、図1乃至図4に示すように、本体部2の収納凹部の下方で後方寄りの位置に1カ所、ヒンジ機構8の開閉軸8a及び回転軸8b周りにそれぞれ1カ所ずつの検知手段が設けられている。これら検知手段はそれぞれ、画像表示部3の開閉状態を検知する開閉検知手段11、画像表示部3が特定の角度まで開いたことを検知する開閉角度検知手段12及び画像表示部3が特定の角度まで回転したことを検知する回転検知手段13である。尚、開閉検知手段11、開閉角度検知手段12及び回転検知手段13は、例えば、既存の接点式スイッチを用いて、画像表示部3が後述する特定の条件になった時に適宜な押圧部によって押圧されて接点が閉じるように構成されたものである。
【0020】
開閉検知手段11は、図2及び図4に示すように、本体部2の収納凹部2aの部分の筐体内部に、例えば、図示しない基板上に固定された接点式のスイッチ本体を配設して成るものである。そして、上記スイッチ本体は、押圧されることによって接点を閉じる操作子を有し、該操作子の先端部11aが収納凹部2aに形成された孔2c内に位置するようにされている。
【0021】
また、画像表示部3を閉じて収納状態とした時には、上記操作子の先端部11aを押圧してスイッチ本体の接点を閉じるように、枠体5表面の該当位置に押圧突起5bが設けられている。
【0022】
従って、画像表示部3が収納状態とされた時には、上記押圧突起5bによって開閉検知手段11の操作子の先端部11aが押圧されてスイッチ本体の接点が閉じる。これに対し、画像表示部3を一旦開き、180°回転させた状態で収納凹部2aに収納する反転収納状態においては、収納凹部2aの表面と接する側であるカバー体7には開閉検知手段11の操作子の先端部11aを押圧することができるような凸部が設けられていないため、開閉検知手段11の接点が閉じ、開閉検知手段11がONとなることはない。
【0023】
開閉角度検知手段12は、ヒンジ機構8の開閉軸8aの周囲に配置され、画像表示部3が閉状態から開閉軸8aを回動中心として90°の角度まで開かれた時に、例えば、画像表示部3の開閉に伴って回動する図示しない押圧部の動作によってスイッチ本体内の接点が閉じ、ONとなるようにされたものである。そして、回転検知手段12は、画像表示部3が90°の角度で開いている時以外にはOFFとなるように構成されている。
【0024】
回転検知手段13は、ヒンジ機構8の回転軸8bの周囲に配置され、画像表示部3が開状態から回転軸8bを中心として回転され、特定の角度まで回転した時に、例えば、画像表示部3の回転に伴って回動する図示しない押圧部の動作によってスイッチ本体内の接点が閉じ、ONとなるようにされたものである。尚、回転検知手段13がONとなる角度は、ビデオカメラ1においては225°に設定されている。そして、回転検知手段11においては、画像表示部3の回転角度が225°から270°の範囲内にある時には、接点は閉じたままでON状態を維持し、画像表示部3の回転角度が上記範囲以外の場合にはOFFとなるように構成されている。
【0025】
また、本体部2は、例えば、後側面に図示しない電源スイッチやモード切替スイッチ等が配設されると共に、図1乃至図4に示すように、前側の収納凸部2bに後述する操作キーの表面が左方を向いた状態でコントロールスイッチ14が配設されている。該コントロールスイッチ14は、主として、EVF、又は、画像表示部3の画像表示面6aの画面表示を見ながら行う各種操作に使用するものである。また、ビデオカメラ1は、反転収納状態では、図3に示すように、主として、縦長長方形形状の本体部2を横倒しにした横長の状態で使用するようにされ、本体部2の保持は、主として右手で行う。上記コントロールスイッチ14は、このような反転収納状態における操作が、右手親指を用いて行うと都合が良い位置に配設されている。
【0026】
図6乃至図13は上記コントロールスイッチ14の構造を示すものであり、これら各図における方向は、コントロールスイッチ14が本体部2に固定された時の方向を使用するものであり、前述のように規定した上下前後左右の方向を各図中にUp、Down、Front、Rear、Left及びRightで示した。
【0027】
コントロールスイッチ14は、図6乃至図8に示すように、1つずつの接点を有する5つのスイッチを複合して一体化したものであり、後述するように、画像表示部3の画像表示面に表示された表示画面内でカーソル、ポインタ、又は、項目の反転表示状態を特定の方向に移動させて項目の選択を行うために用いられる方向選択スイッチA、B、C、Dと、これら方向選択スイッチA、B、C、Dの操作によって行われた項目の選択行為の決定を行う決定スイッチEとを、十字形の4つの端部と中央部にそれぞれ割り当てて成るものであり、操作キー15、弾性部材16、接点押圧部材17、蓋体18、ベース部材19、接点部材20によって構成される。
【0028】
操作キー15は、図6乃至図8に示すように、加工性及び強度と、印刷等の表面処理の容易性とを併せ持たせるためにアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(ABS)樹脂によって各部が一体に形成されたものである。即ち、操作キー15は、略円板状の基部15aと、該基部15aの左面の略十字形を為す領域が左方に突出して成るキートップ15bとを有し、上記基部15aの右側面(裏面)には、中央から右方に向かって円柱状の支持軸15cが突設されると共に、外縁部の周方向に90°ずつ離間した位置には係合孔を有する係合突片15d、15d、…が右方に向かって突出している。
【0029】
尚、操作キー15は、後述するように、上記方向選択スイッチA、B、C、D及び決定スイッチFにそれぞれ対応する略十字形のキートップ15bの上下前後の4つの端部と中央部とをそれぞれ個別に右方に押圧すると、それぞれに対応した接点部材20の後述する5つの異なる可動接点が撓んで接点がONとなるようにされたものであり、キートップ15bの表面は、上下及び前後方向で緩やかに湾曲した形状とされている。また、指先で触れた時に押圧部分の区別を分かりやすくするために、キートップ15bの上下前後の4つの端部には三角形の凹部15e、15e、…が形成されると共に、キートップ15bの中央部には円形の凹部15fが形成されている。前記方向選択スイッチA、B、C、D及び決定スイッチEは、操作キー15のキートップ15bに、図6に示すように、上端部がスイッチA、下端部がスイッチB、前端部がスイッチC、後端部がスイッチD、中央部がスイッチEとなるように配置されている。
【0030】
弾性部材16は、図7及び図9に示すように、弾性を有する材質であるシリコンゴム等によって扁平なリング状に形成されたものであり、上記操作キー15の支持軸15cの根本部分に外嵌される。また、弾性部材16は、コントロールスイッチ14の操作時(特に、中央の決定スイッチEの操作時)において、操作キー15への押圧力が解除された時に、操作キー15を元の状態に戻すように付勢すると共に、操作キー15の押圧時の感触を良くし、更に、操作キー15の動作時の音を吸収する働きを為す。
【0031】
接点押圧部材17は、所定の強度と適宜な弾性を持たせるためにポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)等によって各部が一体に形成されたものである。
【0032】
即ち、接点押圧部材17は、図7、図9及び図13に示すように、リング状に形成された外周部17aと中央で左方に向かって突出した円錐台形形状のボス部17bとを有し、これら外周部17aとボス部17bとは、ボス部17bの外縁部の周方向に90°ずつ離間した位置から放射状に延びるスポーク部17c、17c、…によって連結されている。また、外周部17aと各スポーク部17c、17c、…との連結部分には、左方に向かって突出した係合突起17d、17d、…が一体に形成されると共に、上記連結部分近傍の各スポーク部17c、17c、…には、略リング状の領域が右方に向かってに突出して成る押圧突起17e、17e、…が形成されている。そして、上記各係合突起17d、17d、…の左端部には、外方に向かって突出した係合爪17f、17f、…が一体に形成されている。更に、接点押圧部材17のボス部17bの中央には、上記操作キー15の支持軸15cを挿通するための挿通孔17gが貫設されている。
【0033】
蓋体18は、ブリキ鋼板(SPTE)によって各部を一体に形成されて成るものであり、図7、図9及び図12に示すように、外径が上記接点押圧部材17よりもやや大きく、ベース部材19の外径と略同じにされている。
【0034】
即ち、蓋体18は、略四角形を為す主部18aと、該主部18aの角部から放射方向に突出し、その先端部分がベース部材19と当接する略扇状をした当接部18b、18b、…とから成る。主部18aの中央には嵌合孔18cが貫設されると共に、該主部18の中央の円形の領域が中央に行くに従って左方に突出するテーパー状に加工されて、上記接点押圧部材18のボス部17bの外形に合わせた形状とされた係合部18dとされている。また、蓋体18の主部18aには、係合部18dを囲むように周方向に90°ずつ離間した位置に係合孔18e、18e、…が設けられると共に、上記当接部18b、18b、…のうちの2つ、即ち、前方斜め上方向及び後方斜め下方向に突出した当接部18b、18bの端部からは、図6、図8及び図12に示すように、それぞれ右方に向かって突出した位置決め片18f、18fが形成されている。尚、上記位置決め片18f、18fの先端部分は、詳しい図示は省略するが、略直角に折れ曲がって外方に突出している。
【0035】
ベース部材19は、図6乃至図13に示すように、振動の吸収と強度を確保するためにポリアミド(PA/ナイロン)樹脂、詳しくはナイロン6によって形成され、左方に向かって開口した略円形の容器状を為すものであり、略円板状をした底部19a及び該底部19aの外縁に沿って設けられた周壁19bと、底部19aの上記蓋体18の係合孔18e、18e、…に対応した位置から左方に突出形成された固定突起19c、19c、…を有する。尚、ベース部材19は、周壁19bの内径が接点押圧部材17の外径と略同じにされると共に、周壁19bの外周面の前方斜め上及び後方斜め下の位置にはそれぞれ、上記蓋体18の位置決め片18f、18fと係合する為の、左右方向に延びる係合溝19d、19dが形成されている。
【0036】
また、ベース部材19の底部19aの左側面には、銀メッキされた銅合金製の2種類の固定接点21a、21a…、21b、21b、…を有する配線21がインサート成形によって一体的に設けられている。尚、上記固定接点21a、21a…、21b、21b、…の配置パターンは、例えば、一方の固定接点21aが円形に形成され、その周りを取り囲むようにリング状に形成された他方の固定接点21bが配設されて成るパターンである。尚、上記ベース部材19の各固定突起19cが設けられている位置は、各固定接点21a、21bの位置よりも周方向に90°ずれた位置となっている。
【0037】
接点部材20は、図7及び図9に示すように、上記操作キー15の十字形のキートップ15bの上下前後の4つの端部と中央部に対応して配設された可動接点20a、20a、…を有する。接点部材20は、弾性を有する材質であるステンレス鋼(SUS)によって偏平なドーム状に形成された5つの可動接点20a、20a、…を、耐熱性を有するポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)製のフィルム20bに貼り付て成るものである。また、接点部材20には、上記ベース部材19の固定突起19c、19c、…を挿通するための孔20c、20c、…が形成されている。
【0038】
接点部材20のフィルム20bは、可動接点20a、20a、…が貼り付けられるとによって、可動接点20a、20a、…の位置決めを為して一体化すること、操作スイッチ14の他の構成部材との間の絶縁を為すこと、後述するように、可動接点20a、20a、…が操作キー15又は接点押圧部材17によって押圧されて撓む時及びこの撓みが戻る時の消音等の効果を奏する。従って、接点部材20は、全体的には、可動接点20a、20a、…が配設された5つの部分が左方に盛り上がり、ベース部材19の底部にぴったりと嵌り込むような円形のシート状の形状とされたものである。
【0039】
以上のような構成を有するコントロールスイッチ14は、各構成部材が以下のようにして組み立てられる。
【0040】
最初に、接点部材20の孔20c、20c、…にベース部材19の固定突起19c、19c、…を挿通しながら、ベース部材19の底面に接点部材20を載置する。これによって、接点部材20の可動接点20a、20a、…が各固定接点21a、21a、…及び21b、21b、…の左側に位置し、可動接点20a、21a、…の外周部分が固定接点21b、21b、…と接触した状態となる。
【0041】
そして、図13に示すように、ベース部材19の底面に載置された接点部材20の左側に接点押圧部材17を載置する。この時、接点押圧部材17のスポーク部17c、17c、…の間からベース部材19の固定突起19c、19c、…が突出した状態となる。
【0042】
次に、接点押圧部材17の上から蓋体18を被せる。即ち、図9及び図12に示すように、ベース部材19の係合溝19d、19dと蓋体18の位置決め片18f、18fとの位置を合わせ、接点押圧部材17のボス部17bに蓋体18の係合部18dが重なり合うようにすると共に、接点押圧部材17のスポーク部17c、17c、…の間から突出したベース部材19の固定突起19c、19c、…を蓋体18の係合孔18e、18e、…に挿通する。これによって、蓋体18は、係合孔18e、18e、…から固定突起19c、19c、…の先端が左方に僅かに突出し、蓋体18の隣り合った2つの当接部18b、18b、…の間から各係合突起17d、17d、…が左方に突出し、当接部18b、18b、…の先端部分がベース部材19の周壁19bの左端面に当接するようになると共に、ベース部材19の各係合溝19d、19dに位置決め片18f、18fが係合する。そして、蓋体18の各係合孔18e、18e、…から左方に突出したベース部材19の固定突起19cの先端をカシメて(溶着して)、蓋体18のベース部材19への固定を為す。
【0043】
そして、接点押圧部材17は、図7に示すように、上記したベース部材19への蓋体18の固定によって、各押圧突起17e、17e、…と接点部材20の各可動接点20a、20a、…との位置が合うようになる。従って、接点押圧部材17の各押圧突起17e、17e、…は、接点部材20のフィルム20b及び可動接点20a、20a、…を間に挟んで、ベース部材19の配線21の固定接点21a、21a、…及び21b、21b、…と対向した状態となる。
【0044】
最後に、ベース部材19に操作キー15を取り付ける。即ち、図7及び図9に示すように、操作キー15の支持軸15cを、ベース部材19内に配置された状態の接点押圧部材17の挿通孔17g内に挿入すると共に、蓋体18の当接部18b、18b、…の間から突出した接点押圧部材17の係合突起17d、17d、…の係合爪17f、17f、…と、操作キー15の係合突片15d、15d、…の係合孔の右側の開口縁に係合する。これによって、操作キー15とベース部材19とが一体化する。尚、操作キー15の支持軸15cは、接点押圧部材17の挿通孔17g内に挿入された状態においては、支持軸15cの先端が挿通孔17gから僅かに右方に突出して接点部材20の表面に当接しただけの状態となっており、また、操作キー15の支持軸15cの根本に外嵌されている弾性部材16は、図12に示すように、接点押圧部材17のボス部17bの左方に位置した状態となると共に、該ボス部17bに重なり合った状態となっている蓋体18の嵌合孔18c内に位置した状態となる。
【0045】
そして、コントロールスイッチ14は、図1乃至図4に示すビデオカメラ1の本体部2の筐体に組み込まれた状態においては、方向選択スイッチA、B、C、Dにそれぞれ対応する十字形のキートップ15bの4つの端部のうちの任意の部分、例えば、方向選択スイッチDを右方に押圧すると、図10に示すように、操作キー15及び接点押圧部材17は一体的に、操作キー15の支持軸15cの先端と接点部材20との当接部分を支点として僅かに後方側に傾く。尚、この時、操作キー15の支持軸15cの根本に外嵌されている弾性部材16は、操作キー15の傾きに伴って、支持軸15cに押圧されて蓋体18の嵌合孔18c内で部分的に撓まされた状態となる。そして、接点押圧部材17の押圧突起17eが接点部材20を右方向に押圧するようになるので、方向選択スイッチDの位置と対応した部分の可動接点20aが撓んで平板状に変形し、可動接点20aの中央部分が配線21の固定接点21aと接触して、固定接点21aと21bとの間が短絡し接点が閉じた状態になって、方向選択スイッチDがONとなる。
【0046】
そして、方向選択スイッチDに対応する十字形のキートップ15bの端部への押圧を解除すると、撓んでいた可動接点20aが元の状態に戻り、即ち、接点部材20の可動接点20aが配線固定接点21aから離間して、固定接点21aと21bとの間が再び開かれて、方向選択スイッチDがOFFとなる。この時、操作キー15は、可動接点20aの復元力に弾性部材16の復元力が加わることによって、傾きが元の状態に戻る。尚、上記説明は方向選択スイッチDを操作した時の様子を説明したものであるが、他のスイッチA、B、Cについても、操作キー15の傾き方向が異なることと、短絡される配線21の固定接点21aと21bの場所が異なるだけで、コントロールスイッチ14の各部の動作は、上記スイッチDの場合と同じである。
【0047】
また、決定スイッチEに対応したコントロールスイッチ14の中央部分を右方へ押圧すると、図11に示すように、接点押圧部材17の位置は変わらずに、ボス部17bの挿通孔17g内で操作キー15の支持軸15cが右方に摺動し、同時に、操作キー15の係合突片15d、15d、…の係合孔内で係合突起17d、17d、…の係合爪17f、17f、…が相対的に左方へ移動して、操作キー15が全体的に右方に移動する。尚、この時、操作キー15の支持軸15cの根本に嵌合されている弾性部材16は、操作キー15の右側面と接点押圧部材17のボス部17bとの間に挟み込まれた状態となっているので、これらの間が狭くなることによって全体的に圧縮変形される。そして、操作キー15の支持軸15cは、接点押圧部材17のボス部17bの挿通孔17gから右方への突出量が増す。これによって、支持軸17cの先端が接点部材20を右方向に押圧し、接点部材20の可動接点20a、20a、…のうちで中央に配設されたものが撓んで平板状に変形し、可動接点20aの中央部分が配線21の固定接点21aと接触して、固定接点21aと21bとの間が短絡し接点が閉じた状態になって、決定スイッチEがONとなる。
【0048】
決定スイッチEに対応するスイッチ14のキートップ15bの中央部への押圧を解除すると、撓んでいた可動接点20aが元の状態に戻り、即ち、接点部材20の可動接点20aが配線固定接点21aから離間して、固定接点21aと21bとの間が再び開かれて、決定スイッチEがOFFとなる。この時、操作キー15は、可動接点20aの復元力に弾性部材16の復元力が加わることによって、接点押圧部材17の挿通孔17g内で操作キー15の支持軸15cが左方に摺動し、同時に、操作キー15の係合突片15d、15d、…の係合孔内で係合突起17d、17dの係合爪17f、17f、…が相対的に右方に摺動して、全体的に左方に移動して元の状態に戻る。
【0049】
前述のように、弾性部材16は、操作キー15の支持軸15cの根本部分に外嵌され、コントロールスイッチ14を組み立てた際には、弾性部材16は、接点押圧部材17のボス部17bの左方に位置した状態となると共に、該ボス部17bに重なり合った状態となっている。従って、方向選択スイッチA、B、C、D又は決定スイッチEをONにするためにキートップ15bの各部を右方に押圧すると、操作キー15と接点押圧部材17のボス部17bとの間の弾性部材16が変形して撓み、また、操作キー15の押圧を解除すると、撓んでいた可動接点20aの復元力に弾性部材16の撓みが元に戻る復元力が加わって、操作キー15が速やかに元の状態に戻る。
【0050】
次に、コントロールスイッチ14を使用して行う各種操作について具体的に説明する。
【0051】
尚、ビデオカメラ1においては、図示しないモード切替スイッチによって、例えば、撮影した画像を記録媒体に記録するカメラモード、インターネットに接続してメールの送受信やホームページの閲覧等のネットワーク機能を使用するネットワークモード、記録媒体に記録された画像の再生又は編集を行うビデオモードの3つのモードを切り替えて使用できるようになっている。そして、ネットワークモード及びビデオモードにおいては、主に、反転収納状態でコントロールスイッチ14を用いた各種操作が行われる。
【0052】
コントロールスイッチ14の基本的操作は、方向選択スイッチA、B、C、Dの操作ボタンに相当する操作キー15の十字形をしたキートップ15bの4つの端部のうちの任意の箇所を適宜、指等で押圧することにより当該スイッチをONにし、図示しないEVF、又は、画像表示部3の画像表示面6aに表示されるカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を特定の項目まで移動させ、キートップ15aの中央部を押圧することにより決定スイッチEをONにして、その選択行為の決定を行う。
【0053】
例えば、コントロールスイッチ14を用いてLCDパネル6の明るさを調節する時には、以下のように操作する。
【0054】
即ち、図14に示すように、EVF内及び画像表示部3の画像表示面6aに常に表示されている機能ボタン22に、方向選択スイッチA、B、C、Dを用いて画像表示面6aに表示されているカーソル、ポインタ、又は、項目の反転表示状態を、画像表示面6a内の上下左右方向に移動させ、決定スイッチEを押圧すると、上記機能ボタン22が選択決定されたことになって、図15に示す状態に画像表示面6aの画面表示が切り変わる。
【0055】
次に、画像表示面6aには、パネル明るさの調節する項目23を含む多数の項目24、24、…が表示されるので、方向選択スイッチA、B、C、Dを用いてカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を項目23に合わせ、決定スイッチEを押圧すると、図16に示す状態に画像表示面6aの画面表示が再度切り変わる。
【0056】
そして、図16に示す画面上で上記と同様に方向選択スイッチA、B、C、Dを用いて、画像表示部3のLCDパネル6の明るさの調整に係わる詳細な操作を画像表示面6aの画面表示に従って行って適宜に調整し、方向選択スイッチA、B、C、Dを用いてカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を決定ボタン25に合わせて決定スイッチEを押圧すると、パネル明るさが調整した値で確定する。
【0057】
尚、ビデオカメラ1においてEVF内及び画像表示部3の画像表示面6aに表示され、コントローススイッチ14を用いて操作することが可能な項目は、例えば、カメラモードでは、「メニュー」、「フェーダー」、「セルフタイマー」、「メモリーミックス」、「カメラ明るさ」、「フォーカス」、「パネル明るさ」、「音量」、「エンドサーチ」、「タイトル」、「デジタルエフェクト」、「カウンターリセット」、「日付設定」等であり、ビデオモードでは、「メニュー」、「音量」、「タイトル」、「マルチ画面サーチ」、「再生」、「巻き戻し」、「再生/一時停止」、「早送り」、「パネル明るさ」、「デジタルエフェクト」、「エンドサーチ」、「データコード」、「カウンターリセット」、「録画操作」等である。
【0058】
ところで、ビデオカメラ1は、前述のように、画像表示部3が、ヒンジ機構8によって開閉及び回転が可能な状態に支持され、開閉軸8aを中心として90°の範囲で開閉すると共に、90°開いた位置から回転軸8bを中心として270°の範囲で回転し、収納状態、開状態、通常撮影状態、ローアングル撮影状態、反転収納状態、対面撮影状態となるようにされたものである。
【0059】
そして、通常撮影状態及びローアングル撮影状態では、図2及び図4に示すように、縦長長方形状の筐体を有する本体部2を縦長の状態のまま右手で保持して使用し、EVFの画面表示、又は、画像表示部3の画像表示面6aの画面表示を見ながらコントロールスイッチ14の操作を行う。この場合、コントロールスイッチ14の操作は、例えば、左手の指等を用いて行われる。尚、通常撮影状態及びローアングル撮影状態において、本体部2を縦長の状態のまま右手で保持して使用している場合には、コントロールスイッチ14の操作は、EVFの画面表示、又は、画像表示部3の画像表示面6aの画面表示を見ながら、右手の指等を用いて行われる。
【0060】
また、対面撮影状態では、本体部2を縦長の状態のまま左手で保持して使用し、コントロールスイッチ14の操作は、画像表示部3の画像表示面6aの画面表示を見ながら、例えば、右手の指等を用いおこなわれる。尚、この対面撮影状態においても、本体部2を縦長の状態のまま右手で保持して使用している場合には、コントロールスイッチ14の操作は、画像表示部3の画像表示面6aの画面表示を見ながら、左手の指等を用いて行われる。
【0061】
しかし、ビデオカメラ1は、反転収納状態では、図3に示すように、主として、縦長長方形形状の本体部2を横倒しにした横長の状態で使用するようにされる。この場合、右手で本体部2の保持を行うことになるが、コントロールスイッチ14は、図3に示すように、本体部2の右前方寄りの位置となるので、操作を右手親指で行うと都合が良い。
【0062】
尚、本体部2を横倒しにして横長の状態で使用する時に、本体部2を右手で保持する部分は、本体部2の撮像レンズ4が収納されている部分である。従って、図5に示すように、ビデオカメラ1を、本体部2の上部を撮像レンズ4のレンズ鏡筒の形状に合わせて円筒形に形成するようにすると、この円筒形の部分によって、図3に示す場合よりも更に、右手での保持が容易となり、ビデオカメラ1のホールド性が良くなると共に、その状態のまま単に右手親指を伸ばすだけで、操作スイッチ14を操作することも容易になる。
【0063】
上記したようにビデオカメラ1は、反転収納状態で本体部2を横倒しにして横長の状態で使用できるものである。この場合、ビデオカメラ1は、本体部2を画像表示部3が配設された左側面を上にして、縦長の状態から90°時計回り方向に回転させた状態となる。
【0064】
従って、本体部2を回転させるため、縦長の状態で使用する場合の画像表示面6aの表示画像内での上下方向に対応したままのコントロールスイッチ14の方向選択スイッチA、B、C、Dでは、図3に示す反転収納状態での使用時には、画像表示面6a上でカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を上下方向に移動させようとすれば、画像表示面6aに向かって右及び左に位置したスイッチA及びBを用いて行わなければならず、また、画像表示面6a上でカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を左右方向に移動させようとすれば、画像表示面6aに向かって上及び下に位置したスイッチC及びDを用いて行わなければならない。
【0065】
これは、使用者に甚だしい違和感をもたらすことになる。即ち、反転収納状態において、画像表示部3の画像表示面6aの表示画像内での上下左右の方向と、画像表示部3の画像表示面6aに表示されたカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態の移動操作を行うコントロールスイッチ14の方向選択スイッチA、B、C、Dがそれぞれ対応する上下左右の方向とが感覚的に一致していないからである。
【0066】
そこで、上記ビデオカメラ1においては、反転収納状態において、コントロールスイッチ14の方向選択スイッチA、B、C、Dが対応する方向を変更するようにした。具体的には、、コントロールスイッチ14の方向選択スイッチA、B、C、Dが対応する方向を左回り(反時計回り方向)に90°回転させる(以下、「方向性の移動」という。)ようにしたものである。尚、コントローススイッチ14の方向選択スイッチA、B、C、Dがそれぞれ対応する画像表示面6aに表示された表示画像内での方向は、上記方向性の移動が行われていない状態においては、前述のように、スイッチAが上、スイッチBが下、スイッチCが左、スイッチDが右である(初期状態)。
【0067】
ビデオカメラ1においては、収納状態、開状態、通常撮影状態、ローアングル撮影状態、反転収納状態及び対面撮影状態における、前記3つの検知手段11、12、13それぞれのON/OFFの状態を図示しないシステムコントローラに入力し、これら3つの検知手段11、12、13それぞれの状態の組み合わせによって、画像表示部3がどの状態にあるのかを判断する(少なくとも、反転収納状態を他の状態と区別する)ようにして、画像信号の供給を含むLCDパネル6への通電のON/OFFとLCDパネル6の表示画面の反転のON/OFF及びコントロールスイッチ14の方向性の移動のON/OFFの状態を最適となるように対応させたものである。
【0068】
表1に画像表示部3の開閉動作と回転動作との組み合わせによる各状態と、その状態における開閉検知手段11、開閉角度検知手段12、回転検知手段13のON/OFFの状態、LCDパネル6への通電のON/OFFの状態、コントロールスイッチ14の方向性の移動のON/OFF及び表示画面の反転のON/OFFの状態の関係を示す。
【0069】
【表1】
【0070】
ここで、ビデオカメラ1の実際の使用状況に則して画像表示部3の各状態を鑑みると、LCDパネル6への通電は、収納状態以外の状態で必要であり、コントロールスイッチ14の方向性の移動は、反転収納状態でのみ必要であり、表示画面の反転は、対面撮影状態でのみ必要である。また、反転収納状態においては、LCDパネル6への通電、コントロールスイッチの方向性の移動が必要で、表示画面の反転は不要である。
【0071】
ところで、開閉検知手段11は収納状態でのみONとなるように構成されているので、開閉検知手段11の状態とLCDパネル6への通電は単純に1対1で対応させれば良いことになり、LCDパネル6への通電は開閉検知手段11がONになるとOFFとなるように設定すれば良い。同様に、回転検知手段13は、対面撮影状態となる画像表示部3の回転角度が225°から270°の範囲内でONの状態を維持するように構成されているので、回転検知手段13の状態と表示画面の反転も、単純に1:1で対応させて、回転検知手段13がONになった時に表示画面の反転をONにするように設定すれば良いことになる。
【0072】
しかし、開閉角度検知手段12は、画像表示部3が開いて90°の角度となった時にONとなるように構成されているので、通常の収納状態と反転収納状態で共にOFFとなってしまう。開閉角度検知手段12の状態によっては、画像表示部3が開状態、通常撮影状態、ローアングル撮影状態及び対面撮影状態である時と、通常の収納状態及び反転収納状態であるときとの区別だけは検知できるだけなので、開閉角度検知手段12のON/OFFの状態とコントロールスイッチ14の方向性の移動のON/OFFの状態とを単純に対応させるわけにはいかない。
【0073】
例えば、開閉角度検知手段12のON/OFFの状態とコントロールスイッチ14の方向性の移動のON/OFFの状態とを単純に対応させると、画像表示部3が90°の角度で開いた状態から少しでも閉じれば、開閉角度検知スイッチがOFFとなって、コントロールスイッチの方向性の移動がONとなってしまい、通常の収納状態でもコントロールスイッチの方向性の移動がONとなってしまう。しかし、通常の収納状態では、LCDパネルへの通電もOFFとされていると共に画像表示面6aも表側を向いていないため画像表示部3を使用することはないが、EVFを用いて撮影等を行うこともあり、この時にコントロールスイッチの方向性の移動がONであると、コントロールスイッチ14の操作時に、EVFの画面表示に基づく上下左右の方向と、画像表示部3の画像表示面6aに表示されたカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態の移動等の操作を行う方向選択スイッチA、B、C、Dが対応する上下左右の方向とが感覚的に一致しないことになってしまう。
【0074】
反転収納状態は、表1に示すように、ローアングル撮影状態から画像表示面6aを表側にして画像表示部3を閉じただけの状態である。従って、開閉角度検知手段12のみがONとなっていたローアングル撮影状態から画像表示部3を閉じると、開閉角度検知手段12もOFFとなって、3つの検知手段が全てOFFとなる。
【0075】
このように、回転角度検知手段12のON/OFFだけでは収納状態と反転収納状態を区別することができないので、ビデオカメラ1においては、コントロールスイッチ14の方向性の移動は、開閉検知手段11、開閉角検知手段12及び回転角検知手段13が全てOFFとなったときのみ行われ、開閉検知手段11、開閉角検知手段12及び回転角検知手段13が、全てOFFでない時には、コントロールスイッチ14の方向性の移動は行われないようにした。そして、画像表示部3が、コントロールスイッチ14の方向性の移動が行われていた反転収納状態から、他の状態になった時(開閉角検知スイッチ12がONになる)には、速やかにコントロールスイッチ14の方向性を前記初期状態に戻すようにされている。
【0076】
コントロールスイッチ14の方向性の移動がONとなる反転収納状態においては、画像表示部3の画像表示面6aの画面表示の上下左右の方向と一致するように、コントロールスイッチ14の方向選択スイッチA、B、C、Dに対応する方向が、前記初期状態から反時計回り方向に90°回転するようにされている。
【0077】
即ち、画像表示部3の画像表示面6a上でカーソル、ポインタ又は項目の反転表示状態を特定の方向に移動させる時には、図3及び図5に示すように、画像表示部3の画像表示面6aを見ながら感覚的に、画像表示部3の画像表示面6aの上下左右方向と同じ方向に位置する、スイッチA、B、C、Dのうちの任意の1つを操作(押圧)することによって行うことができるようになる。尚、この時の方向選択スイッチA、B、C、Dに対応する方向は、画像表示部3の画像表示面6aの上方向に対応するのが方向選択スイッチC、画像表示部3の画像表示面6aの下方向に対応するのが方向選択スイッチD、画像表示部3の画像表示面6aの左方向に対応するのが方向選択スイッチB、画像表示部3の画像表示面6aの右方向に対応するのが方向選択スイッチAとなる。従って、上記ビデオカメラ1にあっては、反転収納状態で行うビデオモードでの記録媒体に記録された画像の再生又は編集、ネットワークモードでのネットワーク機能の使用時等における操作性を大幅に向上させることが可能になる。
【0078】
このように、ビデオカメラ1は、本体部2を横倒しにして横長の状態で使用する反転収納状態においてコントロールスイッチ14が本体部2を保持した右手の親指によって操作し易い位置に配置されていると共に、コントロールスイッチ14の方向性を、反転収納状態での画像表示部3の画像表示面6aの画面表示の上下左右方向に対応させて、本体部2を縦長の状態で使用する時の状態から90°反時計回り方向に自動的に移動(回転)するようにされたものである。従って、本体部2を縦長で使用する時と横長で使用する時それぞれにおいて、画像表示部3の画像表示面6aの上下左右方向に対応して最適な状態で使用することが可能である。しかも、縦長長方形形状をしたビデオカメラ1を縦長で使用する時と横長で使用する時それぞれに専用で使用するスイッチを別々に設けなくても良いので、コスト的にも有利である。
【0079】
また、ビデオカメラ1は、本体部2は通常の使用状態において縦長長方形状を為す筐体を有し、画像表示部3は撮像レンズの光軸と平行な水平方向に延びる開閉軸8aを回動中心として開閉すると共に本体部側面に沿って縦長長方形状で収納されるようにしたので、画像表示部3の視認性を犠牲にすることなく、装置全体を小型化することができ、また、本体部2の大きさが同じであれば、水平方向に開く構造を有するものよりも画像表示装置3が大きな画像表示面6aを持つようにすることができる。
【0080】
尚、ビデオカメラ1に用いるコントロールスイッチは、上記コントロールスイッチ14の構成に限定されるものではなく、コントロールスイッチ14に変えて、例えば、小さな円形の操作キーを有する4つのスイッチを十字形の端部に配置すると共に、これら4つのスイッチの中央に、上記スイッチと同様のスイッチを1つ別に配置し、これら5つのスイッチに、方向選択スイッチA、B、C、D及び決定スイッチEを割り当てるようにすることも可能である。
【0081】
また、上記実施の形態は、本発明画像記録再生装置を、本体部に対して撮像レンズの光軸と平行で水平方向に配置された開閉軸を中心として開閉するようにされた画像表示部を有するビデオカメラ1に適用したものであるが、本発明は、より一般的な、本体部に対して撮像レンズの光軸と直交する垂直方向に配置された開閉軸を中心として開閉するようにされた画像表示部を有する画像記録再生装置に適用することも可能である。
【0082】
前記実施の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0083】
【発明の効果】
以上に説明したところから明らかなように、本発明画像記録再生装置は、撮像レンズを備えた本体部に対して開閉及び回転可能に支持された画像表示部を有し、操作キーと該操作キーの端部及び中央部に対応して十字形の交点及び各端部に配設された複数の接点とを有すると共に、操作キーの端部と中央部のうちの任意の部分を押圧することによって該任意の部分に対応した接点が閉じるようにされたコントロールスイッチを備え、コントロールスイッチは操作キーの4つの端部が位置する方向に画像表示部の表示画面内における特定の方向が割り当てられた方向選択スイッチを有し、該方向選択スイッチは画像表示部の回動及び回転に伴う向きに合わせて、操作キーの4つの端部に割り当てられる画像表示部の表示画面内における方向が変更されるようにしたことを特徴とする。
【0084】
従って、請求項1に記載した発明にあっては、画像記録再生装置を用いた様々な使用形態において、画像表示部の向きに合った違和感のない状態でコントロールスイッチを使用することができるようになる。
【0085】
請求項2に記載した発明にあっては、本体部は通常の使用状態において縦長長方形状を為す筐体を有し、画像表示部は撮像レンズの光軸と平行な水平方向に延びる開閉軸を回動中心として開閉すると共に本体部側面に沿って縦長長方形状で収納するようにされたので、画像表示部の視認性を犠牲にすることなしに、装置全体を小型化することができ、また、本体部の大きさが同じであれば、画像表示装置が水平方向に開く構造を有するものよりも大きな画像表示面を持つようにすることができる。
【0086】
請求項3に記載した発明にあっては、コントロールスイッチが、画像表示部の画像表示面が表側を向くようにして収納された状態で本体部を横長の姿勢に保持して使用する時に、本体部を保持した手で操作しやすい位置に配置されているので、記録媒体に記録された画像の再生又は編集等を行う時の操作性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図13と共に本発明画像記録再生装置の実施の形態を示すものであり、本図は、画像表示パネルが収納状態にある時の画像記録再生装置を示す斜視図である。
【図2】画像表示部が通常撮影状態にあるときの画像記録再生装置を示す斜視図である。
【図3】画像表示部が反転収納状態にあるときの画像記録再生装置を示す斜視図である。
【図4】画像表示部が対面撮影状態にあるときの画像記録再生装置を示す斜視図である。
【図5】本体部の形状を一部変更した変形例における反転収納状態での使用状態を示す図である。
【図6】コントロールスイッチの正面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う縦断面図である。
【図8】コントロールスイッチを下方から見た状態で、方向選択スイッチが押圧された時の様子を示す平面図である。
【図9】コントロールスイッチの一部を拡大して示す断面図である。
【図10】方向選択スイッチが押圧された時の様子を示す断面図である。
【図11】決定スイッチが押圧された時の様子を示す断面図である。
【図12】操作キーを外した状態のコントロールスイッチを示す左側面図である。
【図13】操作キー、弾性部材及び蓋体を外した状態のコントロールスイッチを示す側面図である。
【図14】図15及び図16と共に、コントロールスイッチを用いて操作する時の画面表示を概略的に示すものであり、本図は操作を行う直前の画面表示の状態を示す図である。
【図15】図14において、機能ボタンを選択した後の画面表示の状態を示す図である。
【図16】図14において、機能ボタンを選択した後の画面表示の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…画像記録再生装置、2…本体部、3…画像表示部、4…撮像レンズ、8a…開閉軸、14…コントロールスイッチ、15…操作キー
Claims (3)
- 撮像レンズを備えた本体部に対して開閉及び回転可能に支持された画像表示部を有する画像記録再生装置において、
操作キーと、該操作キーの端部及び中央部に対応して十字形の交点及び各端部に配設された複数の接点とを有すると共に、上記操作キーの端部と中央部のうちの任意の部分を押圧することによって該任意の部分に対応した接点が閉じるようにされたコントロールスイッチを備え、
上記コントロールスイッチは、上記操作キーの4つの端部が位置する方向に画像表示部の表示画面内における特定の方向が割り当てられた方向選択スイッチを有し、
上記方向選択スイッチは、画像表示部の回動及び回転に伴う向きに合わせて、操作キーの4つの端部に割り当てられる画像表示部の表示画面内における方向が変更されるようにした
ことを特徴とする画像記録再生装置。 - 本体部は、通常の使用状態において縦長長方形状を為す筐体を有し、
画像表示部は、撮像レンズの光軸と平行な水平方向に延びる開閉軸を回動中心として開閉すると共に、本体部側面に沿って縦長長方形状で収納されるようにされた
ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録再生装置 - コントロールスイッチは、画像表示部の画像表示面が表側を向くようにして収納された状態で本体部を横長の姿勢に保持して使用する時に、本体部を保持した手で操作しやすい位置に配置された
ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録再生装置。
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