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JP3666618B2 - アクチュエータ - Google Patents

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JP3666618B2
JP3666618B2 JP14066596A JP14066596A JP3666618B2 JP 3666618 B2 JP3666618 B2 JP 3666618B2 JP 14066596 A JP14066596 A JP 14066596A JP 14066596 A JP14066596 A JP 14066596A JP 3666618 B2 JP3666618 B2 JP 3666618B2
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JP
Japan
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air gap
magnetic
actuator
rotor
main air
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JP14066596A
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JPH09308211A (ja
Inventor
哲朗 連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスプリングなしでコイル電流に応じて位置を制御できるスロットル用のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットル・アクチュエータは電流の大きさに応じた駆動力(起磁力源)に従って移動体(例えば回転子)を移動させる必要がある。一般に、この種の技術では回転子位置に比例した反力を発生するスプリングを用いて回転子を停止させるものであるが、出願人はスプリングを要しないアクチュエータとして、例えば特願平7−56686号(先行技術と称す)を既に提案している。
【0003】
図4(a)について先行技術の概要を説明する。図4においてアクチュエータ本体は、対称構造のヨーク部材からなり、2つの磁極片2,3と連結部材4a,4bを有している。磁極片2,3の間には主エアーギャップ5があり、これら主エアーギャップの両側には副エアーギャップ6−1,6−2が設けられる。
【0004】
主エアーギャップ5内には永久磁石よりなる回転子7が配設され、シャフト8を介して回転する構成を有している。9は電磁コイル(起磁力源)である。従って電磁コイル9に通電しないときは、回転子のN極から出た磁束は夫々両側にある磁極片2,3の一部をを経由してS極に戻って図示位置に停止し、安定な状態を保っている。
【0005】
ここで、電磁コイル9に通電すると、ここで発生する起磁力は磁路内にある磁気抵抗である主エアーギャップ5及び副エアーギャップ6−1,6−2及び磁気抵抗ギャップ10内に蓄えられ、これらのエネルギーを最小とする位置に回転子7が停止する。そして、ここに蓄えられたエネルギーが反力の源となってスプリングと同様に機能する。これらについては先行技術にて充分説明している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記装置の場合、図4(b)の側面図にも示されるようにヨーク部材は積層状であり、しかも図4(a)からもわかるように、連結部に設けた電磁コイル9は角形にならざるを得ない。
【0007】
電磁コイルが角形であれば、同じ起磁力を得るために使用する線材が円筒状のコイルの場合よりも多く必要とし、このため重量が大きくなるばかりか発熱量も大きくなる。又、2つのヨーク部材により磁極片2,3と回転子7の同軸やエアーギャップ10を調整する工数も問題になる。
【0008】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本体の軽量化,発熱量の低減及び製作工数の低減をはかったスロットル用のアクチュエータを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るアクチュエータは、対向する2つの磁極片と磁気飽和を生ずる少なくとも1つの高磁気抵抗部とを連結して、これらで囲まれた空間によって主エアーギャップを形成し、前記主エアーギャップ内には駆動軸と一体に回転する永久磁石からなる回転子を配設して前記主エアーギャップ内を回転する構成とすると共に、前記磁極片端部にあるヨーク部材同士を磁気的に連結してこれらを連結磁路として一体構成し、当該連結磁路には電磁コイルを巻回した起磁力源を設けて前記回転子に駆動力を付与するアクチュエータにおいて、前記連結磁路位置のコア形状は円筒状として別体構造にすると共に、その別体構造された間隙にはエアーギャップを設けて磁気エネルギーを蓄積可能とした。
【0010】
本発明の請求項2に係るアクチュエータは、請求項1において、前記高磁気抵抗部の一方をエアーギャップとした。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係るアクチュエータの実施の形態を示す構成図である。図1において、図4と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。先ず、本体は副エアーギャップ11−1,11−2を狭い断面積として磁極片2,3と機械的に一体とした。
【0013】
これはアクチュエータが作動時に磁気飽和が発生するようにしたためである。又、コア12の形状を円筒状として別体12a,12bとし、その間にエアーギャップ13を設けた。
【0014】
従って動作としては副エアーギャップ11−1,11−2が一体となって磁気飽和を起こして磁気抵抗としての機能を有すること、及びエアーギャップ13に磁気エネルギーが蓄えられてスプリング機能を有すること等であり、アクチュエータそのものの作用は従来例で示した通りである。
【0015】
本実施の形態によれば、コアを円筒状の別体としたため、電磁コイルの線材が少なくてすむばかりか、そのために発熱量が少なくなり、更に本体が一体となっているため、製作工数及び調整が簡単となる。
【0016】
図2は本発明に係るアクチュエータの他の実施の形態を示す構成図である。図2において、図1と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
図2の構成上の特徴部分は、連結する磁路(コア)14を一体とした円筒状とし、この円筒状の磁路(コア)の一側面と、磁極片に連結する磁路側面との間にエアーギャップ13−1を設けるようにしたものである。本実施の形態の作用は図1と実質的に同じであり、その結果同一効果を奏する。
【0018】
図3は本発明に係るアクチュエータの更に他の実施の形態を示す構成図である。図3において、図1と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0019】
本実施の形態の構成上の特徴点は、2つの磁気抵抗部の一方をエアーギャップ14としたものであり、その他は図1と同様である。本実施の形態によれば、図1と同様の効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば2つの高磁気抵抗部を介して磁極(ヨーク)を一体に形成し、ヨーク部材の接続位置に円筒状のコアを挿入すると共に、この位置にコイルからなる起磁力源を設ける構成としたので、本体が軽量化されると同時に発熱量が低減し、かつ製作工数及び調整に手間がかからなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアクチュエータの第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】 本発明に係るアクチュエータの第2の実施の形態を示す構成図。
【図3】 本発明に係るアクチュエータの第3の実施の形態を示す構成図。
【図4】 従来装置を示す図。
【符号の説明】
本体
2,3 磁極片
4a,4b 連結部材
5 主エアーギャップ
6−1,6−2 副エアーギャップ
7 回転子
8 シャフト
9 電磁コイル
10,13,14 エアーギャップ
11−1,11−2 高磁気抵抗部
12 コア

Claims (2)

  1. 対向する2つの磁極片と磁気飽和を生ずる少なくとも1つの高磁気抵抗部とを連結して、これらで囲まれた空間によって主エアーギャップを形成し、前記主エアーギャップ内には駆動軸と一体に回転する永久磁石からなる回転子を配設して前記主エアーギャップ内を回転する構成とすると共に、前記磁極片端部にあるヨーク部材同士を磁気的に連結してこれらを連結磁路として一体構成し、当該連結磁路には電磁コイルを巻回した起磁力源を設けて前記回転子に駆動力を付与するアクチュエータにおいて、前記連結磁路位置のコア形状は円筒状として別体構造にすると共に、その別体構造された間隙にはエアーギャップを設けて磁気エネルギーを蓄積可能としたことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項1記載のアクチュエータにおいて、前記高磁気抵抗部の一方をエアーギャップとしたことを特徴とするアクチュエータ。
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