[go: up one dir, main page]

JP2574367Y2 - リニアアクチュエータ - Google Patents

リニアアクチュエータ

Info

Publication number
JP2574367Y2
JP2574367Y2 JP1992010350U JP1035092U JP2574367Y2 JP 2574367 Y2 JP2574367 Y2 JP 2574367Y2 JP 1992010350 U JP1992010350 U JP 1992010350U JP 1035092 U JP1035092 U JP 1035092U JP 2574367 Y2 JP2574367 Y2 JP 2574367Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
center
output shaft
mover
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992010350U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0571559U (ja
Inventor
勉 水野
篤藏 関山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Nisso Electric Corp
Original Assignee
Amada Co Ltd
Nisso Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Nisso Electric Corp filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP1992010350U priority Critical patent/JP2574367Y2/ja
Publication of JPH0571559U publication Critical patent/JPH0571559U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574367Y2 publication Critical patent/JP2574367Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、油圧または空気圧
直動バルブ(油空圧直動バルブ)等に使用され、高速
で、高応答で、高性能で前記油空圧直動バルブ等を制御
し得るリニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リニアアクチュエータは、油空圧
直動バルブ用アクチュエータとして使用され、ヨーク内
に対向してセンタヨークを設け、このセンタヨークにそ
れぞれコイルを巻回し、前記センタヨークと直交し前記
ヨーク内に対向して中央磁極を設け、この中央磁極の間
に介在し、かつ前記センタヨークとの間を変位自在な可
動子を設けるものである。
【0003】この可動子の前記センタヨークに対向する
両側面にそれぞれ永久磁石を装着し、一端が前記センタ
ヨークを貫通して油空圧直動バルブ等に連結される出力
軸を前記可動子に設け、前記コイルに流れる電流を制御
することにより、前記油空圧直動バルブ等への推力を制
御するものである。
【0004】このようなリニアアクチュエータの可動部
は、従来永久磁石も含めて断面形状が円形であるのに対
して、前記センタヨークの断面形状は正方形であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、可動子の形
状とセンタヨークの形状とが異なるために、その推力特
性は、励磁電流が零アンペアの時の推力(ディテント力
という)の変位に対する傾きが大きく、不安定な系であ
った。
【0006】このために、リニアアクチュエータによっ
て位置決め制御する場合に、発振および位置決め精度が
低下するから、使用上の困難な問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述のごとき、従来の問
題点を解決するために、本考案においては、ヨーク内に
対向して設けられた一対のセンタヨークと、各センタヨ
ークにそれぞれ巻回されたコイルと、上記ヨーク内に対
向して設けられかつ上記センタヨークに対して直交した
一対の中央磁極と、一対の中央磁極の間に設けられかつ
一対のセンタヨークの間を変位自在な可動子と、この可
動子における上記センタヨークに対向する両側面にそれ
ぞれ設けられた永久磁石と、上記可動子に連結されかつ
一対のセンタヨーク内を移動自在に貫通する出力軸と、
前記ヨークの外側に設けられかつ出力軸の変位を検出す
る差動トランスとを備え、この差動トランスによって検
出された出力軸の変位に基づいて前記コイルに流れる電
流をフィードバック制御するように構成し、かつ前記セ
ンタヨークの断面形状と前記可動子の断面形状を同一形
状に構成してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】前記の構成により、コイルに電流を流すことに
よって、永久磁石と一対のセンタヨークとの間に発生す
る吸引力および反発力である推力によって出力軸は変位
する。この際、差動トランスによって出力軸の変位が検
出され、出力軸の変位に基づいてコイルに流れる電流を
フィードバック制御する。
【0009】又、センタヨークの断面形状と可動子の断
面形状を同一形状に構成したことにより、ディテント力
が低減される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
【0011】図3は本考案が実施されたリニアアクチュ
エータの概略構成図、図4は図3のB部拡大図を示す。
図3および図4において、リニアアクチュエータ1は、
主としてヨーク3および可動子5から構成されている。
【0012】ヨーク3は、多数のコアーを積層してな
り、ヨーク3内に対向して設けられたセンタヨーク7
A,7Bと、センタヨーク7A,7Bに直交し互いに対
向して設けられた中央電極8A,8Bと、センタヨーク
7A,7Bにそれぞれ巻回されたコイル9A,9Bとか
らなる。
【0013】また、可動子5は、中央電極8A,8Bの
間に介在し、センタヨーク7A,7Bとの間を変位自在
に設けられ、この可動子5の両側面に前記センタヨーク
7A,7Bに対向してそれぞれ固着された永久磁石11
A,11Bと、この可動子5に直結されたセンタヨーク
7A,7B内を移動自在に貫通する出力軸13とからな
る。この出力軸13の一端が図示されない油空圧バルブ
のスプールに連結され、他端がヨーク3の外側に設けら
れた差動トランス15内にあるものとする。
【0014】このように構成されたことにより、リニア
アクチュエータ1は、コイル9A,9Bへの電流を制御
することによって、推力発生面である永久磁石11A,
11Bとセンタヨーク7A,7Bとの間に発生する吸引
力および反発力である推力Fとしての変位xを制御する
ことができる。
【0015】この際、差動トランス15によって、出力
軸13の変位xが検出され、前記油空圧バルブの制御装
置(図示省略)へフィードバックされるものとする。な
お、出力軸用リニアベアリング17がヨーク3内に設け
られ、出力軸13の変位を円滑にする。
【0016】次に、図1は本考案の一実施例である図4
のA−A断面図を示す。図においてセンタヨーク7A,
7Bは可動子5と断面を同一形状とする円形に形成され
ている。このように、センタヨーク7A,7Bが形成さ
れたことにより、図2に示すように励磁電流零アンペア
における推力(ディテント力)の変位に対する傾きが従
来技術による推力特性線bに比較して、本考案技術によ
る推力特性線aでは小さくなることを示すものである。
【0017】従って、このような本考案のリニアアクチ
ュエータ1を前記油空圧バルブ適用した場合には、発
振、位置決め精度のよい安定した系が形成され、高速、
高応答、高性能なバルブ制御が可能である。
【0018】なお、本考案は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても使用が可能であって、例えば可動子5
および永久磁石11A,11Bの形状をセンタヨーク7
A,7Bと同一形状の正方形としても、同一の効果を奏
することができる。
【0019】本実施例の考案の構成をまとめると以下の
ようになる。
【0020】即ち、ヨーク3内に対向して設けられた一
対のセンタヨーク7A,7Bと各センタヨーク7A,7
Bにそれぞれ掛回されたコイル9A,9Bと、上記ヨー
ク3内に対向して設けられかつセンタヨーク7A,7B
に対して直交した一対の中央電極8A,8Bと、一対の
中央電極8A,8Bの間に設けられかつ一対のセンタヨ
ーク7A,7Bの間を変位自在な可動子5と、この可動
子5における上記センタヨーク7A,7Bに対向する両
側面にそれぞれ設けられた永久磁石11A,11Bと、
上記可動子5に直結されかつ一対のセンタヨーク7A,
7B内を移動自在に貫通する出力軸13と、前記ヨーク
3の外側に設けられかつ出力軸13の変位に基づいてコ
イル9A,9Bに流れる電流をフィードバック制御する
ように構成し、かつセンタヨーク7A,7Bの断面形状
と可動子5の断面形状を同一形状に構成してなることを
特徴とする。
【0021】本実施例の作用についてまとめると以下の
ようになる。
【0022】即ち、コイル9A,9Bに電流を流すこと
によって、永久磁石11A,11Bとセンタヨーク7
A,7Bとの間に発生する吸引力および反発力である推
力Fによって、出力軸13を変位させる。この際、差動
トランス15によって出力軸13の変位xが検出され、
出力軸の変位に基づいてコイル9A,9Bに流れる電流
をフィードバック制御する。
【0023】又、センタヨーク7A,7Bの断面形状と
可動子5の断面形状を同一形状に構成したため、ディテ
ント力が低減される。
【0024】以上のごとき、本実施例の考案によれば、
出力軸13の変位を検出する差動トランス15を備えか
つ差動トランス15によって検出された出力軸13の変
位に基づいてコイル9A,9Bに流れる電流をフィード
バック制御しているため、出力軸13の位置決め精度が
向上する。
【0025】又、センタヨーク7A,7Bの断面形状と
可動子5の断面形状を同一形状に構成して、ディテント
力を低減したことにより、出力軸13の位置決め精度が
より向上すると共に、出力軸13の位置決めが高速,高
応答になる。
【0026】
【考案の効果】以上のごとき、請求項1に記載の考案に
よれば、出力軸の変位を検出する差動トランスを備え、
この差動トランスによって検出された出力軸の変位に基
づいてコイルに流れる電流をフィードバック制御するよ
うに構成したため、出力軸の位置決め精度が向上する。
【0027】又、センタヨークの断面形状と可動子の断
面形状を同一形状に構成して、ディテント力が低減した
ため、出力軸の位置決め精度をより向上させると共に、
出力軸の位置決めが高速,高応答になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である図3のA−A断面図で
ある。
【図2】リニアアクチュエータの推力特性線図である。
【図3】本考案が実施されたリニアアクチュエータの概
略構成図である。l
【図4】図3のB部拡大図である。
【符号の説明】
1 リニアアクチュエータ 3 ヨーク 5 可動子 7A,7B センタヨーク 9A,9B コイル 11A,11B 永久磁石 13 出力軸 15 差動トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−68922(JP,A) 特開 昭49−4154(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/06 H02K 7/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨーク内に対向して設けられた一対のセ
    ンタヨークと、各センタヨークにそれぞれ巻回されたコ
    イルと、上記ヨーク内に対向して設けられかつ上記セン
    タヨークに対して直交した一対の中央磁極と、一対の中
    央磁極の間に設けられかつ一対のセンタヨークの間を変
    位自在な可動子と、この可動子における上記センタヨー
    クに対向する両側面にそれぞれ設けられた永久磁石と、
    上記可動子に連結されかつ一対のセンタヨーク内を移動
    自在に貫通する出力軸と、前記ヨークの外側に設けられ
    かつ出力軸の変位を検出する差動トランスとを備え、こ
    の差動トランスによって検出された出力軸の変位に基づ
    いて前記コイルに流れる電流をフィードバック制御する
    ように構成し、かつ前記センタヨークの断面形状と前記
    可動子の断面形状を同一形状に構成してなることを特徴
    とするリニアアクチュエータ。
JP1992010350U 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ Expired - Lifetime JP2574367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992010350U JP2574367Y2 (ja) 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992010350U JP2574367Y2 (ja) 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0571559U JPH0571559U (ja) 1993-09-28
JP2574367Y2 true JP2574367Y2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=11747746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992010350U Expired - Lifetime JP2574367Y2 (ja) 1992-03-03 1992-03-03 リニアアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574367Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494154A (ja) * 1972-05-04 1974-01-14
JPS4968922A (ja) * 1972-11-07 1974-07-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0571559U (ja) 1993-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000253640A (ja) リニア振動モータ
US4794290A (en) Structure of active type magnetic bearing
JPS61106058A (ja) 微少変位リニア電磁アクチユエ−タ
JP2574367Y2 (ja) リニアアクチュエータ
US4908592A (en) Electromagnetic actuating device
JPH02246762A (ja) リニアモータ
JP2576443B2 (ja) 電磁石装置
JP3473639B2 (ja) ボイスコイル形リニアモータ
JP2002112519A (ja) 電磁往復駆動装置
JPH1169754A (ja) 永久磁石可動形リニア直流モータ
JPH10285898A (ja) リニアアクチュエータ
JP3731011B2 (ja) 単極形リニア直流モータ
JP3750127B2 (ja) ボイスコイル形リニアモータ
JP3705396B2 (ja) 永久磁石可動形リニア直流モータ
JPS5847826Y2 (ja) リニアモ−タ
KR100434068B1 (ko) 영구자석형 리니어모터
JPH0956135A (ja) リニア直流モータ
JP3687867B2 (ja) 単極形リニア直流モータ
JP2000316271A (ja) リニアモータ
JPH10112967A (ja) 単極形リニア直流モータ
JP2554573Y2 (ja) リニアモータ
JPH11262235A (ja) 永久磁石可動形リニア直流モータ
JPH05248407A (ja) リニアアクチュエータの制御方法および装置
JPS62118749A (ja) リニアモ−タ
JPS62114463A (ja) リニアモ−タ