JP3659149B2 - 演奏情報変換方法、演奏情報変換装置、記録媒体および音源装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子楽器、パーソナルコンピュータ、アミューズメント機器等、楽音を発生する装置に用いられる音源装置、演奏情報変換方法、演奏情報変換装置および記録媒体に関し、特に携帯情報端末の着信メロディ音等の模擬に用いて好適な音源装置、演奏情報変換方法、演奏情報変換装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話器やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末においては、呼出音やアラーム音として楽曲(着信メロディ)を再生できるものが多い。着信メロディはパーソナルコンピュータ上のシーケンサソフトウエアで作成される場合が多く、そのフォーマットとしては一般的にSMF(スタンダードMIDIファイル)が用いられている。そして、着信メロディの演奏情報が完成すると、SMFファイルの演奏情報が携帯電話器等に応じた楽曲フォーマットに変換された後に目的とする携帯電話器等に転送される。
また、着信メロディの配信サービスが行われており、携帯電話器のユーザは、着信メロディの配信サーバへとアクセスし、所望の着信メロディを選択した後、ダウンロードして着信音等として利用している。一般的に、着信メロディを配信サーバからダウンロードする際には課金がなされるので、課金がなされる前に選択した着信メロディを試聴し、試聴の結果、気に入った着信メロディのみをダウンロードすることが提案されており、この着信メロディの試聴をパーソナルコンピュータを用いて行うことも提案されている。具体的には、パーソナルコンピュータにて再生することのできる曲データ(例えばSMF)を配信サーバに用意しておき、ダウンロードしたい着信メロディに対応する曲データ(SMF)をパーソナルコンピュータにダウンロードして再生(試聴)し、気に入った場合に、携帯電話器にて着信メロディを配信サーバからダウンロードする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一般的にパーソナルコンピュータにおいてSMFファイルを再生すると、その再生音は携帯電話器と比較して音質が良すぎるため、パーソナルコンピュータ単体で着信メロディの評価を行うことは困難であった。さらに、各携帯電話器に搭載されている音源チップには様々な種類が存在し、音源チップ毎に発音可能な音色の種類や同時発音数も異なるため、曲データを共通化することも困難であった。
このため、携帯電話器の着信メロディを作成するためには、ある程度作成する毎に対象となる携帯電話器に転送して試聴をしなければならず、しかもかかる作業を携帯電話器の各機種毎に行わなければならないため、着信メロディの演奏情報を作成する作業はきわめて煩雑であった。
また、着信メロディの配信サービスにおいては、パーソナルコンピュータにて曲データの試聴をして気に入り、携帯電話器にてダウンロードしたとしても、再生した着信メロディが、パーソナルコンピュータにて聞いた音とあまりにも印象が違いすぎ、この着信メロディを着信音等として使用する気が失せてしまう可能性がある。この結果、無駄に課金されてしまうことになる。
【0004】
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、実際に携帯電話器にて再生される着信メロディの音に類似した音の曲データをパーソナルコンピュータ等にて再生できる音源装置、及び該音源装置を用いて再生すべき曲データを容易に作成することができる演奏情報変換方法、演奏情報変換装置および記録媒体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の構成にあっては、少なくとも基本音色(プログラムチェンジ)を指定する音色情報を含む演奏情報を記憶した手段と、模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報を受信する手段と、前記識別情報に基づいて、前記楽音発生手段を模倣する音色に係るバンク情報(バンクセレクト)を特定する手段と、前記記憶手段から前記演奏情報を読み出し、該演奏情報中に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色(プログラムチェンジ)と前記特定されたバンク情報(バンクセレクト)との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する変更手段と、前記変更演奏情報を送信する手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2記載の構成にあっては、サーバ装置と、クライアント装置とを有し、前記サーバ装置は、少なくとも基本音色(プログラムチェンジ)を指定する音色情報を含む演奏情報を記憶した手段と、通信ネットワークを介して、模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報をクライアント装置から受信する手段と、前記識別情報に基づいて、前記楽音発生手段を模倣する音色に係るバンク情報(バンクセレクト)を特定する手段と、前記記憶手段から前記演奏情報を読み出し、該演奏情報中に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色(プログラムチェンジ)と前記特定されたバンク情報(バンクセレクト)との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する変更手段と、前記通信ネットワークを介して、前記変更演奏情報を前記クライアント装置に送信する手段とを有するものであり、前記クライアント装置は、複数種類の楽音発生手段を各々模倣するために用いられる複数種類のパラメータを、前記バンク情報(バンクセレクト)に対応付けて記憶する手段と、前記通信ネットワークを介して、前記識別情報を前記サーバ装置に送信する手段と、前記通信ネットワークを介して、前記サーバ装置から前記変更演奏情報を受信する手段と、前記記憶された複数種類のパラメータのうち、前記変更演奏情報に含まれるバンク情報(バンクセレクト)に対応するパラメータを用いて楽音信号を形成する手段とを有するものであることを特徴とする。
また、請求項3記載の構成にあっては、複数種類の楽音発生手段を各々模倣するために用いられる複数種類のパラメータを、バンク情報(バンクセレクト)に対応付けて記憶するパラメータ記憶手段と、前記複数種類の楽音発生手段のうち模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報を受信する手段と、前記識別情報に基づいて、前記模倣すべき楽音発生手段を模倣するパラメータに係るバンク情報(バンクセレクト)を特定する手段と、通信ネットワークを介して演奏情報配信サーバに対して、少なくとも基本音色(プログラムチェンジ)を指定する音色情報を含む演奏情報の配信を要求する手段と、前記通信ネットワークを介して前記演奏情報配信サーバから、前記演奏情報を受信する手段と、前記受信した演奏情報に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色(プログラムチェンジ)と前記特定されたバンク情報(バンクセレクト)との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する変更手段と、前記記憶された複数種類のパラメータのうち、前記変更演奏情報に含まれるバンク情報(バンクセレクト)に対応するパラメータを用いて楽音信号を形成する手段とを具備することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3記載の楽音信号発生装置において、前記パラメータ記憶手段は、少なくとも一部のバンク情報(バンクセレクト)に対応して前記パラメータを書き込むことが可能なユーザ定義領域を有し、外部から前記パラメータを入力する手段と、前記入力したパラメータを前記ユーザ定義領域に書き込む手段とを具備することを特徴とする。
さらに、請求項5記載の構成にあっては、請求項3記載の楽音信号発生装置において、前記複数種類のパラメータは、複数種類の携帯情報端末において発音される複数種類の音色を各々模倣するためのパラメータを前記バンク情報(バンクセレクト)に対応付けたも のであることを特徴とする。
さらに、請求項6記載の構成にあっては、請求項3記載の楽音信号発生装置において、前記複数種類のパラメータは、携帯情報端末に搭載されうる複数種類の音源チップにおいて発音される複数種類の音色を各々模倣するためのパラメータを前記バンク情報(バンクセレクト)に対応付けたものであることを特徴とする。
また、請求項7記載の構成にあっては、模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報を受信する過程と、この識別情報に基づいて前記楽音発生手段を模倣する音色に係るバンク情報を特定する過程と、前記受信した演奏情報に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色(プログラムチェンジ)と前記特定されたバンク情報(バンクセレクト)との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する過程とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態
1.1.実施形態の構成
1.1.1.全体構成
次に、本発明の第1実施形態による演奏情報配信システムのハードウエア構成を図1を参照し説明する。図において100はクライアントコンピュータ、300はサーバコンピュータであり、両者は汎用のパーソナルコンピュータおよびサーバコンピュータによって構成され、インターネット等のネットワーク200を介して接続されている。クライアントコンピュータ100の内部において2はハードディスク等の外部記憶装置であり、オペレーティングシステム、楽音合成システムのアプリケーションプログラム、および波形データその他各種のデータを格納する。
【0007】
4はシリアルインタフェースであり、携帯電話器等と接続され、該携帯電話器に対して各種情報の入出力を行う。6は表示器であり、ユーザに対して各種情報を表示する。8は入力装置であり、キーボード、マウス、鍵盤等から構成され、ユーザによって各種の情報が入力される。10は音源であり、供給された演奏情報に基づいて楽音信号を生成する。生成された楽音信号は、サウンドシステム12を介して発音される。
【0008】
16はMIDIインタフェースであり、外部のMIDI機器との間でMIDI信号をやりとりする。18はタイマであり、所定時間毎に割込み要求を発生させる。20はCPUであり、後述する制御プログラムに基づいて、バス14を介して楽音合成システム内の各部を制御する。22はROMであり、イニシャルプログラムローダ等が格納されている。24はRAMであり、CPU20のワークメモリとして使用される。26はネットワークインタフェースであり、ネットワーク200を介して、サーバコンピュータ300との間でデータをやりとりする。なお、サーバコンピュータ300もクライアントコンピュータ100と同様に構成されており、クライアントコンピュータ100の構成要素2〜26に対応する構成要素302〜326が設けられている。なお、サーバコンピュータ300においては、構成要素304,306,308,310,312,316は必須ではないため省略してもよい。
【0009】
1.1.2.音色マッピング
次に、音源10,310における音色のマッピング例を図4を参照し説明する。まず、これら音源10,310においては、XG規格(商標)に基づいて音色のマッピングを行なわれている。XG規格においては、ボイス選択は、各々1バイトの長さを有するプログラムチェンジ、バンクセレクトMSBおよびバンクセレクトLSBの3個のデータによって定義される。ここで、プログラムチェンジは、例えば「1」が「アコースティック・グランド・ピアノ」、「7」が「ハープシコード」のように、基本的な音色を表すものである。
【0010】
また、バンクセレクトMSBは、音色の大きな区分けを表すものであり、0x00(「0x」は16進数を表す)がメロディ音色、0x01〜0x3Fおよび0x41〜0x7Dが未定義(モデル固有領域)、0x40がSFX音色、0x7EがSFXキット、0x7Fがドラムボイスを示す。また、バンクセレクトLSBは、0x00(「0x」は16進数を表す)が基本音色、0x01以降がバリエーション音色を表す。なお、本実施形態においては、未定義(モデル固有領域)のバンクセレクトMSBのうちの1ないし複数を、携帯電話器の合成音を模擬するバンクに割当てるものとする。すなわち、本実施形態の音源は、携帯電話器の合成音を模したバンクと、それ以外の通常音色のバンクとからなる。
【0011】
図3(a)はメーカー各社あるいは1メーカーの複数機種に採用されている携帯電話器の合成音を模擬する音色セット(音源に与えるパラメータのセット)を、メーカー毎あるいは機種毎に、「0〜127」番のバンクセレクトLSBに割り当てた例を示す。プログラムチェンジは、各携帯電話器固有の音色番号に一致するように設定されており、MIDI規格の標準の音色とは必ずしも一致しない。このため、プログラムチェンジの番号が同一であったとしても、メーカーや機種に応じて音色が全く異なる場合もあり得る。
なお、上記のようにメーカー毎に1機種又は1音源チップに限らず、1メーカーにつき複数機種又は複数音源チップに対応したバンクセレクトLSBを有してもよい。
【0012】
また、同図(b)は、バンクセレクトLSBの「0」番に基本音色を割り当て、各携帯電話器の合成音を模擬した音色セットを、メーカーや機種毎に、「1〜127」番のバンクセレクトLSBに割り当てた例を示す。この例においては、各携帯電話器の音色セットには、基本音色に近い音色になるようにプログラムチェンジが割り当てられている。基本音色に対応する音色が音色セット中に存在しない場合には、当該音色は未定義になる。図3において、未定義の音色に対応する欄には斜線を付している。
【0013】
次に、同図(c)は、バンクセレクトLSBの「0」番に基本音色を割り当て、携帯電話器用の音源チップの合成音を模擬した音色を、「1〜127」番のバンクセレクトLSBに割り当てた例を示す。上述した同図(b)の例と同様に、各音源チップに対応するプログラムチェンジは、基本音色に近い音色になるように割り当てられている。そして、基本音色に対応する音色が存在しない場合には、当該プログラムチェンジは未定義になる。
【0014】
次に、同図(d)は、同図(c)の例において、一部のバンクセレクトLSB(図示の例では「127」)をユーザ定義領域に設定した例を示す。これは、音色バンクのマッピングが設定された後に、新たな音源チップが出現した場合等を考慮したものである。すなわち、ユーザ定義領域はフラッシュメモリ等の書換え可能なメモリによって構成されており、新たな音源チップが出現した場合は、この新たな音源チップ用の音色セットをサーバコンピュータ300からダウンロードし、あるいは記録媒体経由で取得してこのユーザ定義領域に転送するとよい。
【0015】
1.2.実施形態の概略機能ブロック図
次に、本実施形態の概略機能ブロック図を図6を用いて説明する。サーバコンピュータ300内のハードディスク等の外部記憶装置302には、ダウンロード可能な楽曲(基本SMF)のデータベース330と各楽曲に対応した携帯情報端末用楽曲のデータベース340が構築され、更にバンクセレクト変換部350が用意されている。サーバコンピュータ300は、ネットワーク200を介してWebページを公開しており、クライアントコンピュータ100のユーザは、このWebページに随時アクセスすることが可能になっている。そして、Webページにおいては、前記楽曲データベース内の各楽曲と、バンクセレクト変換部において対応するバンクセレクトLSBに変換可能な各携帯情報端末の機種名とがリストアップされており、ユーザは所望の楽曲と、機種名とを選択可能になっている。
【0016】
クライアントコンピュータ100には、プレイヤー部30、音源部10、曲選択部32、機種指定部34が設けられている。曲選択部32では、Webページにおいてリストアップされている楽曲リストの中から所望の楽曲を選択し、曲選択コマンドをサーバコンピュータ300へと送信する。機種指定部34では、Webページにおいてリストアップされている各携帯情報端末の機種名の中から、試聴したい音色の(すなわちユーザが所有している)携帯情報端末400の機種を指定し、機種指定コマンドをサーバコンピュータ300へと送信する。
【0017】
サーバコンピュータ300の基本SMFデータベース330において、受信した曲選択コマンドに基づいて対応する楽曲(基本SMF)を読み出すと共に、バンクセレクト変換部350において、機種指定コマンドに基づいて該機種に対応したバンクセレクトLSBを含むプログラムチェンジをSMF内に書き込んで、指定された機種用のSMFに変換する。バンクセレクト変換後のSMFはクライアントコンピュータ100のプレイヤー部30にてダウンロードされ、ダウンロードされたSMFが再生されて、音源部10へとMIDIデータが供給される。音源部10では、プレイヤー部30から供給されたMIDIデータに基づいて楽音が発音される。ここで、供給されるMIDIデータ中には、携帯情報端末400に対応するバンクセレクトLSBを有したプログラムチェンジが含まれているため、音源部10にて携帯情報端末400の合成音を模したバンクが選択されて、携帯情報端末400を模した音色での楽曲の試聴が可能となる。
【0018】
楽曲を試聴した結果、その楽曲が気に入れば、携帯情報端末400においてサーバコンピュータ300にアクセスし、該楽曲に対応する携帯情報端末用の楽曲を選択するコマンドを送信し、その楽曲をダウンロードする。ダウンロードされた楽曲は、通話やメールの着信時の報知音(着信メロディ)や、アラームの報知音、通話中のBGM、メールに添付して他の携帯情報端末に送信する、等の用途に利用可能である。
【0019】
次に、サーバコンピュータ300内の外部記憶装置302に記録されているプログラムに基づくバンクセレクト変換部の処理を説明する。この処理プログラムはユーザから楽曲名と携帯情報端末の機種名を示すコマンドを受信すると起動され、図2のフローチャートに示す順序で実行される。
【0020】
図において処理がステップSP2に進むと、該Webページから機種名と楽曲名(基本SMFファイル名)とが読み込まれる。なお、この基本SMFファイルにおいては、元々バンクセレクトLSBは「0」(図3(a)の例においてはN社携帯の音色、図3(b)〜(d)の例においては基本音色)に設定されている。次に、処理がステップSP4に進むと、該基本SMFファイルが外部記憶装置302からRAM324に読み込まれた後、ユーザによって指定された携帯電話器の機種名に応じて、当該基本SMFファイルが変換され、機種名に応じたSMFファイルが生成される。
【0021】
すなわち、図3(a)に示すマッピングが採用されている場合には、SMFファイル内のボイス選択中のバンクセレクトLSBおよびプログラムチェンジが、当該機種名に応じた番号に変更される。その例を図5(b)に示す。基本の機種A(図3(a)においてはN社携帯)用の楽曲データが用意されており、その中でバンクセレクトMSBとして01(モデル固有領域の1つ)が、バンクセレクトLSBとして00(N社携帯用)が、プログラムチェンジナンバとして02(Organ)が設定されているとする。これを、選択された機種B(例えばH社携帯:図3(a)においては図示せず)用の楽曲データへと変換する場合は、バンクセレクトMSBは01のまま、バンクセレクトLSBが03(H社携帯)、プログラムチェンジナンバが12(Organ:図3(a)においては図示せず)に変更され、機種B用の楽曲データが得られる。この場合、各機種毎のプログラムチェンジナンバの対応関係(類似の音色の対応関係)を別途記憶しておく必要がある。また、図3(b)に示すマッピングが採用されている場合には、SMFファイル内のボイス選択中のバンクセレクトLSBが、当該選択された機種名に応じた番号に変更される。また、図3(c)または(d)に示すマッピングが採用されている場合においても、携帯電話器の機種名が特定されると、採用されている音源チップが直ちに特定されるから、SMFファイル内のボイス選択中のバンクセレクトLSBが、当該音源チップに応じた番号に変更される。図3(b)〜(d)の例を図5(c)に示しておく。
【0022】
汎用の楽曲データが用意されており、その中でバンクセレクトMSBとして01(モデル固有領域の1つ)が、バンクセレクトLSBとして00(基本音色)が、プログラムチェンジナンバとして02(Organ)が設定されているとする。これを、選択された機種B(例えばN社携帯:図3(b)においてはLSBが01、図3(c)と(d)においてはY社音源チップ:LSBが01とする)用の楽曲データへと変換する場合は、バンクセレクトMSBは01のまま、バンクセレクトLSBはいずれの場合においても01(図3(b)の場合はN社携帯、図3(c)と(d)の場合はY社音源チップ)、プログラムチェンジナンバは02(Organ)のままに変換され、機種B用の楽曲データが得られる。このように音色並びが各社携帯機種、或いは各社音源チップ間で共通とされている場合は、バンクセレクトのLSBのみが変更される。
【0023】
次に、処理がステップSP6に進むと、バンクセレクト変換後の楽曲データ(SMF)が、クライアントコンピュータ100のプレイヤー部30へと出力(配信)される。以上により、本ルーチンの処理は終了する。このようにしてユーザは、Webページを介してこの楽曲データファイルをダウンロードし、クライアントコンピュータ上で、ユーザが所有している携帯情報端末の音色に似た音色での楽曲データの試聴が可能となる。そして、その楽曲が気に入った場合にのみ、携帯情報端末にて着信メロディをダウンロードすることができる。
【0024】
このSMFファイルを再生すると、対象とする携帯情報端末において未定義のプログラムナンバ(図3(b)、(c)、(d)の斜線部参照)が指定される場合も考えられる。この場合、音源部10においては、基本音色セット(バンクセレクトLSB=0)の音色に基づいて、当該楽音信号が合成される(すなわち代替発音される)。
【0025】
2.第2実施形態
次に、第2の実施形態について説明する。上述の実施形態においては、サーバコンピュータ300側にバンクセレクト変換部350を設け、クライアントコンピュータ100からの機種指定コマンドに応じてバンクセレクト変換を施した楽曲を、クライアントコンピュータ側でダウンロードするようにしたが、第2の実施形態では、図7に示すように、サーバコンピュータ300の機能を単に基本SMFファイルを提供するのみにとどめ、クライアントコンピュータ100側に設けたバンクセレクト変換部50にて機種ごとのバンクセレクト変換を施すようにした。この場合、ダウンロードした基本SMFファイルをそのままクライアントコンピュータ内に保存しておき、演奏情報を音源部10へと送る際に、模擬する携帯情報端末に応じてバンクセレクトLSBやプログラムチェンジの内容を変更するようにしてもよい。このようにすると、クライアントコンピュータ100側で、複数の携帯情報端末機種の音色による試聴が可能となり、複数の携帯情報端末を所有するユーザが各携帯情報端末ごとに別々にSMFをダウンロードする必要がなくなったり、新たな携帯情報端末を購入予定のユーザが、購入予定の機種の音色を事前に確認することができるという効果もある。
【0026】
3.第3実施形態
次に第3の実施形態について説明する。第3の実施形態においては、クライアントコンピュータ100にて新規に楽曲(SMF)を作成及び試聴し、それを携帯情報端末用フォーマットに変換するようにしたものである。基本SMF作成部36は通常のMIDIシーケンサ等からなり、基本SMFファイルを作成する。バンクセレクト変換部50は、上記と同様に、機種指定部34にて指定された機種に応じて、機種ごとのバンクセレクト変換を施す。バンクセレクト変換されたSMFファイルは、プレイヤー部30にて再生され、音源部10にて携帯情報端末の音色を模した音で発音される。試聴の結果、満足のいくものであれば、基本SMFファイルを携帯情報端末用フォーマット変換部38にて携帯情報端末用のデータに変換した後、シリアルインターフェースを介して携帯情報端末400に転送する。
【0027】
なお、必要に応じて、作成した基本SMFをサーバコンピュータ300内の基本SMFデータベース330にアップロードしたり、フォーマット変換後の携帯情報端末用楽曲データを携帯情報端末用楽曲データベース340へとアップロードしてもよい。このようにすると、他のクライアントコンピュータユーザがSMFの試聴をしたり、携帯情報端末用楽曲データのダウンロードが可能となる。
【0028】
4.実施形態の効果
上記各実施形態によれば、以下のような効果がある
(1)上記実施形態によれば、音源10の音色バンクに携帯電話器を模した音色を用意し、携帯電話器に近似した音色で楽曲を再生することができる。これにより、携帯電話器に楽曲データを転送することなくパーソナルコンピュータ上で着信メロディ等の試聴を行うことができ、着信メロディ等の試聴を容易に行うことができる。また、楽曲データの作成時においては、様々な携帯電話器の着信音等をパーソナルコンピュータ上で試聴できるため、楽曲データを作成する作業を効率化することができる。
【0029】
(2)また、上記実施形態においては、携帯電話器用の音色バンクを各機種毎または音源チップ毎に設けたため、図3(b)〜(d)に示すようにプログラムチェンジに対する並びを共通化すれば、バンクを切り換える(バンクセレクトLSBを書換える)のみで適用機種を切り換えることができる。さらに、特定の機種に基づかない基本音色(バンク0)を設けたため、機種毎のバンクにデータが存在しない場合においても、基本音色を用いて発音を行うことが可能である。
【0030】
(3)また、上記実施形態においては、サーバコンピュータ300側では汎用のSMFファイルを準備しておき、ユーザから指定された機種名または音源チップに基づいて当該SMFファイルを変更し、さらに各機種に応じた楽曲データファイルに変換するから、コンテンツデータであるSMFファイルを各機種間で共通化することができ、その管理を容易にするとともに、サーバコンピュータ300内での所要記憶容量を抑制することができる。
【0031】
5.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態は、本発明の一例として、携帯電話器の着信メロディを模擬した楽曲データを配信する演奏情報配信システムを示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な携帯情報端末、その他音源が搭載される装置の模擬に適用することが可能である。
【0032】
(2)上記実施形態においては、音色をマッピングし、各携帯電話器に対応してバンクセレクトLSB等を変更したが、音色と同様にエフェクトのパラメータもマッピングし、バンクの切替によって機種に応じたエフェクトを指定できるようにしてもよい。
【0033】
(3)上記実施形態はパーソナルコンピュータ上で動作するソフトウエアによって演奏情報配信システムを実現したが、同様の機能を各種の電子楽器、シーケンサ等に組み込んでもよい。また、上記実施形態に用いられるソフトウエアをCD−ROM、フロッピーディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
【0034】
(4)上記実施形態において音源10,310としてハードウエア音源を用いたが、CPU20,320において楽音信号を合成させるソフトウエア音源を用いても良い。また、音源10,310の発音方式としては、例えば物理モデル音源、波形メモリ音源、FM音源等、任意の方式を採用することができる。また、複数の発音形式を備え、選択されたバンクに応じて使い分けてもよい。さらに、対象となる携帯電話器とは異なる発音方式を採用してもよい。例えば、FM音源を採用する携帯電話器から出力される楽音信号をサンプリングし、波形メモリ音源による模擬に用いてもよい。
【0035】
(5)上記実施形態においては、サーバコンピュータ300からネットワーク200を介して楽曲データを配信したが、楽曲データはCD−ROM等の媒体によって配信してもよい。
【0036】
(6)上記実施形態においてはユーザ定義領域をフラッシュメモリ等によって構成したが、ユーザ定義領域はそれ以外の方法で実現することもできる。例えば、当該ユーザ定義領域を、音源10に対して着脱可能なメモリチップによって構成し、このメモリチップを交換することによって新たな機種(または音源チップ)に対応させるようにしてもよい。これにより、新たな機種(または音源チップ)に対して、より容易に対応することが可能になる。
【0037】
(7)また、対象となる携帯電話器からシリアルインタフェース4経由で音色データを抽出し、抽出したデータをユーザ定義領域に転送するようにしてもよい。これにより、特に外部にサーバコンピュータを設けることなく、新たな機種(または音源チップ)に対応することが可能になる。
【0038】
(8)また、上記実施形態においては、音源10,310は、指定されたプログラムチェンジに対応する音色が存在しない場合は、基本音色の音色セット内の音色に基づいて楽音信号を合成した。しかし、かかる場合は基本音色の音色セットに基づく発音を行わないようにしてもよい。これは、特定の携帯電話器等の動作を正確に模擬しようとする場合、当該携帯電話器等によって発音不可能な音は発音させない方が好適な場合もあるからである。
【0039】
(9)上記実施形態において携帯端末との接続にはシリアルインタフェース4を用いたが、携帯端末と接続可能なインタフェースであればどのようなものを採用してもよい。例えば、USBを採用してもよく、BlueTooth等によるワイヤレス接続を採用してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、識別情報に基づいて、楽音発生手段に適合するように演奏情報中の音色情報を変更して変更演奏情報を出力するから、簡易な作業で必要な演奏情報を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1〜第3実施形態の演奏情報配信システムのブロック図である。
【図2】 サーバコンピュータ300において実行される処理のフローチャートである。
【図3】 音源10,310における音色バンクの構成例を示す図である。
【図4】 MIDIにおける音色選択方法を示す図である。
【図5】 ステップSP4における音色変換動作の説明図である。
【図6】 第1実施形態の概略機能ブロック図である。
【図7】 第2実施形態の概略機能ブロック図である。
【図8】 第3実施形態の概略機能ブロック図である。
【符号の説明】
2,302…外部記憶装置、4,304…シリアルインタフェース、6,306…表示器、8,308…入力装置、10,310…音源部、14,314…バス、16,316…MIDIインタフェース、18,318…タイマ、20,320…CPU、22,322…ROM、24,324…RAM、26,326…ネットワークインタフェース、30…プレイヤー部、32…曲選択部、34…機種指定部、50,350…バンクセレクト変換部、100…クライアントコンピュータ、200…ネットワーク、300…サーバコンピュータ、330,340…データベース。
Claims (7)
- 少なくとも基本音色を指定する音色情報を含む演奏情報を記憶した手段と、
模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報を受信する手段と、
前記識別情報に基づいて、前記楽音発生手段を模倣する音色に係るバンク情報を特定する手段と、
前記記憶手段から前記演奏情報を読み出し、該演奏情報中に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色と前記特定されたバンク情報との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する変更手段と、
前記変更演奏情報を送信する手段と
を具備することを特徴とする演奏情報配信装置。 - サーバ装置と、クライアント装置とを有し、
前記サーバ装置は、
少なくとも基本音色を指定する音色情報を含む演奏情報を記憶した手段と、
通信ネットワークを介して、模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報をクライアント装置から受信する手段と、
前記識別情報に基づいて、前記楽音発生手段を模倣する音色に係るバンク情報を特定する手段と、
前記記憶手段から前記演奏情報を読み出し、該演奏情報中に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色と前記特定されたバンク情報との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する変更手段と、
前記通信ネットワークを介して、前記変更演奏情報を前記クライアント装置に送信する手段と
を有するものであり、
前記クライアント装置は、
複数種類の楽音発生手段を各々模倣するために用いられる複数種類のパラメータを、前記バンク情報に対応付けて記憶する手段と、
前記通信ネットワークを介して、前記識別情報を前記サーバ装置に送信する手段と、
前記通信ネットワークを介して、前記サーバ装置から前記変更演奏情報を受信する手段と、
前記記憶された複数種類のパラメータのうち、前記変更演奏情報に含まれるバンク情報に対応するパラメータを用いて楽音信号を形成する手段と
を有するものであることを特徴とする演奏情報配信システム。 - 複数種類の楽音発生手段を各々模倣するために用いられる複数種類のパラメータを、バンク情報に対応付けて記憶するパラメータ記憶手段と、
前記複数種類の楽音発生手段のうち模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報を受信する手段と、
前記識別情報に基づいて、前記模倣すべき楽音発生手段を模倣するパラメータに係るバンク情報を特定する手段と、
通信ネットワークを介して演奏情報配信サーバに対して、少なくとも基本音色を指定する音色情報を含む演奏情報の配信を要求する手段と、
前記通信ネットワークを介して前記演奏情報配信サーバから、前記演奏情報を受信する手段と、
前記受信した演奏情報に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色と前記特定されたバンク情報との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する変更手段と、
前記記憶された複数種類のパラメータのうち、前記変更演奏情報に含まれるバンク情報に対応するパラメータを用いて楽音信号を形成する手段と
を具備することを特徴とする楽音信号発生装置。 - 前記パラメータ記憶手段は、少なくとも一部のバンク情報に対応して前 記パラメータを書き込むことが可能なユーザ定義領域を有し、
外部から前記パラメータを入力する手段と、
前記入力したパラメータを前記ユーザ定義領域に書き込む手段と
を具備することを特徴とする請求項3記載の楽音信号発生装置。 - 前記複数種類のパラメータは、複数種類の携帯情報端末において発音される複数種類の音色を各々模倣するためのパラメータを前記バンク情報に対応付けたものであることを特徴とする請求項3記載の楽音信号発生装置。
- 前記複数種類のパラメータは、携帯情報端末に搭載されうる複数種類の音源チップにおいて発音される複数種類の音色を各々模倣するためのパラメータを前記バンク情報に対応付けたものであることを特徴とする請求項3記載の楽音信号発生装置。
- 模倣すべき楽音発生手段を識別する識別情報を受信する過程と、
この識別情報に基づいて前記楽音発生手段を模倣する音色に係るバンク情報を特定する過程と、
前記受信した演奏情報に含まれる音色情報を、該音色情報において元々指定されていた基本音色と前記特定されたバンク情報との組み合わせから成る音色情報に変更し、この変更結果を変更演奏情報として出力する過程と
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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