JP3648844B2 - 容器成形用二軸延伸ポリエステルフイルム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は容器成形用二軸延伸ポリエステルフイルムに関するものである。更に詳しくは成形性、耐衝撃性、味特性に優れ、成形加工によって製造される容器、特に金属缶に好適な容器成形用二軸延伸ポリエステルフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、金属缶の缶内面及び外面は腐食防止を目的として、エポキシ系、フェノ−ル系等の各種熱硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しかしながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機溶剤による環境汚染など好ましくない問題がある。
【0003】
これらの問題を解決する方法として、金属缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板にめっき等各種の表面処理を施した金属板にフイルムをラミネ−トする方法がある。そして、フイルムのラミネ−ト金属板を絞り成形やしごき成形加工して金属缶を製造する場合、フイルムには次のような特性が要求される。
【0004】
(1)金属板との密着性に優れていること。
【0005】
(2)成形性に優れ、成形後にピンホールなどの欠陥を生じないこと。
【0006】
(3)金属缶に対する衝撃によって、ポリエステルフイルムが剥離したり、クラック、ピンホールが発生したりしないこと。
【0007】
(4)缶の内容物の香り成分がフイルムに吸着したり、フイルムからの溶出物によって内容物の風味がそこなわれないこと(以下味特性と記載する)。
【0008】
これらの要求を解決するために多くの提案がなされており、例えば特開昭64−22530号公報には特定の密度、面配向係数を有するポリエステルフイルム、特開平2−57339号公報には特定の結晶性を有する共重合ポリエステルフイルム等が開示されている。しかしながら、これらの提案は上述のような多岐にわたる要求特性を総合的に満足できるものではなく、特に高度な成形性、レトルト処理後の優れた味特性の両者が要求される用途では十分に満足できるレベルにあるとは言えなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は上記した従来技術の問題点を解消することにあり、成形性、耐熱性、味特性に優れ、特に成形加工によって製造される味特性に優れた金属缶に好適な容器成形用二軸延伸ポリエステルフイルムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記した本発明の目的は、融点246〜300℃、カルボキシル末端基が10〜50当量/トン、酸成分としてイソフタル酸成分を含有せず、厚さ方向屈折率が1.50以上であることを特徴とする容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルムによって達成することができる。
【0011】
本発明は、鋭意検討の結果、イソフタル酸成分を実質的に含有せずにフィルム構造を高度に制御することにより、ラミネート性、成形性に優れるだけでなく、特にレトルト後でも味特性良好なフィルムが得られることを見出したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のポリエステルは、DSCにおける融点(融解ピーク温度)が240〜300℃であることが、ラミネート性、レトルト時の味特性を良好とする点で必要であるが、好ましくは、融点が245〜300℃、特に好ましくは融点が246〜300℃であることが望ましい。
【0013】
さらに、本発明では、金属との密着性、レトルト後の味特性を良好とする点でポリエステルのカルボキシル末端基量が10〜50当量/トンであることが必要である。さらに、ポリエステルのカルボキシル末端基量が15〜48当量/トン、特に好ましくは15〜45当量/トンであると飲料缶としての長期保存性に優れるので好ましい。
【0014】
本発明におけるポリエステルは、酸成分として実質的にイソフタル酸成分を含有しないことが必要であるが、レトルト後の味特性を良好とする点、製缶工程での摩耗粉の発生を抑制する点で、エチレンテレフタレートおよび/またはエチレンナフタレートを主たる構成成分とすることが好ましい。
【0015】
エチレンテレフタレートおよび/またはエチレンナフタレートを主たる構成成分とするポリエステルとは、ポリエステルの95重量%以上がエチレンテレフタレートおよび/またはエチレンナフタレートを構成成分とするポリエステルである。さらに好ましくは97重量%以上であると金属缶に飲料を長期充填しても味特性が良好であるので望ましい。一方、味特性を損ねない範囲で他のジカルボン酸成分、グリコ−ル成分を共重合してもよく、ジカルボン酸成分としては、例えば、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマ−酸、マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキシンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オキシ安息香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることができる。一方、グリコ−ル成分としては例えばプロパンジオ−ル、ブタンジオ−ル、ペンタンジオ−ル、ヘキサンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−ル等の脂肪族グリコ−ル、シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環族グリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙げられる。なお、これらのジカルボン酸成分、グリコ−ル成分は2種以上を併用してもよい。
【0016】
また、本発明の効果を阻害しない限りにおいて、ポリエステルにトリメリット酸、トリメシン酸、トリメチロ−ルプロパン等の多官能化合物を共重合してもよい。
【0017】
本発明で、ポリエステルに少量含有される成分としては、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、セバシン酸、ダイマー酸などがあるが、味特性が厳しい用途ではジエチレングリコール、ポリエチレングリコールなどがあげられる。
【0018】
本発明においては、耐熱性、味特性の点で、ポリエステルを二軸延伸化することが必要である。二軸延伸の方法としては、同時二軸延伸、逐次二軸延伸のいずれであってもよいが、延伸条件、熱処理条件を特定化し、フィルムの厚さ方向の屈折率が1.50以上であることが、ラミネート性、絞り成形性を良好とする点で好ましい。さらに、厚さ方向屈折率が1.51以上、特に1.52以上であると、ラミネート時に多少の温度のばらつきがあっても成形性、耐衝撃性を両立させる上で面配向係数を特定の範囲に制御することが可能となるので好ましい。
【0019】
また、本発明における二軸延伸ポリエステルフィルムは、製缶工程で絞り成形後に200〜230℃程度の熱履歴を受けた後にネック部を加工する際の加工性向上の点で固体高分解能NMRによる構造解析におけるカルボニル部の緩和時間が270msec以上であることが好ましい。さらに好ましくは、280msec以上、特に好ましくは300msec以上である。
【0020】
さらに、本発明では、ネック部を加工する際の加工性向上の点でポリエステルの熱結晶化パラメータΔTcg(昇温熱結晶化温度−ガラス転移温度)が60℃以上150℃以下が好ましく、特に好ましくは70℃以上150℃以下である。このような熱結晶性を付与する方法としては、触媒、分子量、ジエチレングリコールの含有量をコントロールすることにより達成しうる。
【0021】
本発明では、成形性、耐衝撃性、味特性の点でポリエステルの固有粘度が0.5〜1.5が好ましく、さらに好ましくは、0.6〜1.3、特に好ましくは0.7〜1.2である。
【0022】
本発明のポリエステルを製造する際には、従来公知の反応触媒、着色防止剤を使用することができ、反応触媒としては例えばアルカリ金属化合物、アルカリ土類金属化合物、亜鉛化合物、鉛化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、アンチモン化合物、チタン化合物等、着色防止剤としては例えばリン化合物等挙げることができる。好ましくは、通常ポリエステルの製造が完結する以前の任意の段階において、重合触媒としてアンチモン化合物またはゲルマニウム化合物、チタン化合物を添加することが好ましい。このような方法としては例えば、ゲルマニウム化合物を例にすると、ゲルマニウム化合物粉体をそのまま添加する方法や、あるいは特公昭54−22234号公報に記載されているように、ポリエステルの出発原料であるグリコ−ル成分中にゲルマニウム化合物を溶解させて添加する方法等を挙げることができる。ゲルマニウム化合物としては、例えば二酸化ゲルマニウム、結晶水含有水酸化ゲルマニウム、あるいはゲルマニウムテトラメトキシド、ゲルマニウムテトラエトキシド、ゲルマニウムテトラブトキシド、ゲルマニウムエチレングリコキシド等のゲルマニウムアルコキシド化合物、ゲルマニウムフェノレ−ト、ゲルマニウムβ−ナフトレ−ト等のゲルマニウムフェノキシド化合物、リン酸ゲルマニウム、亜リン酸ゲルマニウム等のリン含有ゲルマニウム化合物、酢酸ゲルマニウム等を挙げることができる。中でも二酸化ゲルマニウムが好ましい。アンチモン化合物としては、特に限定されないが例えば、三酸化アンチモンなどのアンチモン酸化物、酢酸アンチモンなどが挙げられる。チタン化合物としては、特に限定されないがテトラエチルチタネート、テトラブチルチタネートなどのアルキルチタネート化合物などが好ましく使用される。
【0023】
例えばポリエチレンテレフタレ−トを製造する際に、ゲルマニウム化合物として二酸化ゲルマニウムを添加する場合で説明する。テレフタル酸成分とエチレングリコ−ルをエステル交換またはエステル化反応せしめ、次いで二酸化ゲルマニウム、リン化合物を添加し、引き続き高温、減圧下で一定のジエチレングリコール含有量になるまで重縮合反応せしめ、ゲルマニウム元素含有重合体を得る。さらに、好ましくは得られた重合体をその融点以下の温度において減圧下または不活性ガス雰囲気下で固相重合反応せしめ、アセトアデルヒドの含有量を減少させ、所定の固有粘度、カルボキシル末端基を得る方法等を挙げることができる。
【0024】
本発明におけるポリエステルは、好ましくはジエチレングリコール成分量が0.01〜5重量%、さらに好ましくは0.01〜3重量%、特に好ましくは0.01〜2重量%であることが製缶工程での熱処理、製缶後のレトルト処理などの多くの熱履歴を受けても良好な耐衝撃性を維持する上で望ましい。このことは、200℃以上での耐酸化分解性が向上するものと考えられ、さらに公知の酸化防止剤を0.0001〜1重量%添加してもよい。また、特性を損ねない範囲でジエチレングリコールをポリマ製造時に添加しても良い。
【0025】
また、味特性を良好にする上で、フィルム中のアセトアルデヒドの含有量を好ましくは27ppm以下、さらに好ましくは23ppm以下、特に好ましくは18ppm以下が望ましい。フィルム中のアセトアルデヒドの含有量を低下させる方法は特に限定されるものではないが、例えばポリエステルを重縮反応等で製造する際の熱分解によって生じるアセトアルデヒドを除去するため、ポリエステルを減圧下あるいは不活性ガス雰囲気下において、ポリエステルの融点以下の温度で熱処理する方法、好ましくはポリエステルを減圧下あるいは不活性ガス雰囲気下において150℃以上、融点以下の温度で固相重合する方法、ベント式押出機を使用して溶融押出する方法、ポリマを溶融押出する際に押出温度を高融点ポリマ側の融点+30℃以内、好ましくは融点+25℃以内で、短時間、好ましくは平均滞留時間1時間以内で押出す方法等を挙げることができる。
【0026】
本発明の二軸延伸フィルムは単層、積層いずれも使用できる。本発明の二軸延伸フイルムの厚さは、金属にラミネートした後の成形性、金属に対する被覆性、耐衝撃性、味特性の点で、3〜50μmであることが好ましく、さらに好ましくは8〜30μmである。積層にて使用される場合、熱可塑性ポリマ、熱硬化性ポリマなどのポリマを積層してもよく、ポリエステル、例えば高分子量ポリエチレンテレフタレート、イソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレート、ブタンジオール、イソフタル酸残基骨格を有する共重合ポリエチレンテレフタレート、さらにジエチレングリコールを添加、共重合したポリエステルなどを積層してもよいが、味特性の点では、熱硬化性ポリマ、ジエチレングリコールを添加、共重合したポリエチレンテレフタレートおよび/またはポリエチレンナフタレートが挙げられる。
【0027】
本発明における二軸延伸フィルムの製造方法としては、特に限定されないが例えばポリエステルを必要に応じて乾燥した後、公知の溶融押出機に供給し、スリット状のダイからシート状に押出し、静電印加などの方式によりキャスティングドラムに密着させ冷却固化し未延伸シートを得る。該未延伸シートをフイルムの長手方向及び幅方向に延伸、熱処理し、目的とする厚さ方向屈折率を有するフィルムを得る。好ましくはフィルムの品質の点でテンター方式によるものが好ましく、長手方向に延伸した後、幅方向に延伸する逐次二軸延伸方式、長手方向、幅方向をほぼ同時に延伸していく同時二軸延伸方式が望ましい。延伸倍率としてはそれぞれの方向に1.5〜4.0倍、好ましくは1.8〜3.5倍である。長手方向、幅方向の延伸倍率はどちらを大きくしてもよく、同一としてもよい。また、延伸速度は1000%/分〜200000%/分であることが望ましく、延伸温度はポリエステルのガラス転移温度以上ガラス転移温度+80℃以下であれば任意の温度とすることができるが、ガラス転移温度+20℃〜60℃が好ましい。更に二軸延伸の後にフイルムの熱処理を行うが、この熱処理はオ−ブン中、加熱されたロ−ル上等、従来公知の任意の方法で行なうことができる。熱処理温度は120℃以上250℃以下の任意の温度とすることができるが、好ましくは150〜240℃である。また熱処理時間は任意とすることができるが、0.1〜60秒間が好ましく、さらに好ましくは1〜20秒間である。熱処理はフイルムをその長手方向および/または幅方向に弛緩させつつおこなってもよい。さらに、再延伸を各方向に対して1回以上行ってもよく、その後熱処理を行っても良い。
【0028】
また、本発明のフイルムの取扱い性、加工性を向上させるために、平均粒子径0.01〜5μmの公知の内部粒子、無機粒子および/または有機粒子などの外部粒子の中から任意に選定される粒子が0.01〜10重量%含有されていることが好ましい。特に平均粒子径0.1〜5μmの内部粒子、無機粒子および/または有機粒子が0.01〜3重量%含有されていることが缶内面に使用されるフィルムとして好ましい。内部粒子の析出方法としては公知の技術を採用できるが、例えば特開昭48−61556号公報、特開昭51−12860号公報、特開昭53−41355号公報、特開昭54−90397号公報などに記載の技術が挙げられる。さらに特開昭55−20496号公報、特開昭59−204617号公報などの他の粒子との併用も行うことができる。5μmを越える平均粒子径を有する粒子を使用するとフィルムの欠陥が生じ易くなるので好ましくない。無機粒子および/または有機粒子としては、例えば湿式および乾式シリカ、コロイダルシリカ、珪酸アルミ、酸化チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、マイカ、カオリン、クレ−等の無機粒子およびスチレン、シリコ−ン、アクリル酸類等を構成成分とする有機粒子等を挙げることができる。なかでも湿式および乾式シリカ、コロイド状シリカ、珪酸アルミ等の無機粒子およびスチレン、シリコーン、アクリル酸、メタクリル酸、ポリエステル、ジビニルベンゼン等を構成成分とする有機粒子等を挙げることができる。これらの内部粒子、無機粒子および/または有機粒子は二種以上を併用してもよい。
【0029】
さらに、缶内面に使用される場合、中心線平均粗さRaは好ましくは0.003〜0.05μm、さらに好ましくは0.005〜0.03μmである。さらに、最大粗さRtとの比Rt/Raが4〜50、好ましくは6〜40であると高速製缶性が向上する。
【0030】
また、フィルムにコロナ放電処理などの表面処理を施すことにより接着性を向上させることはさらに特性を向上させる上で好ましい。その際、E値としては5〜60、好ましくは10〜50である。
【0031】
本発明の金属板とは特に限定されないが、成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材とする金属板が好ましい。さらに、鉄を素材とする金属板の場合、その表面に接着性や耐腐食性を改良する無機酸化物被膜層、例えばクロム酸処理、リン酸処理、クロム酸/リン酸処理、電解クロム酸処理、クロメート処理、クロムクロメート処理などで代表される化成処理被覆層を設けてもよい。特に金属クロム換算値でクロムとして6.5〜150mg/m2 のクロム水和酸化物が好ましく、さらに、展延性金属メッキ層、例えばニッケル、スズ、亜鉛、アルミニウム、砲金、真ちゅうなどを設けてもよい。スズメッキの場合0.5〜15mg/m2 、ニッケルまたはアルミニウムの場合1.8〜20g/m2 のメッキ量を有するものが好ましい。
【0032】
本発明の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルムは、絞り成形やしごき成形によって製造されるツーピース金属缶の内面被覆用に好適に使用することができる。また、缶の蓋部分の被覆用としても良好な金属接着性、成形性を有するため好ましく使用することができる。
【0033】
【実施例】
以下実施例によって本発明を詳細に説明する。なお特性は以下の方法により測定、評価した。
【0034】
(1)ポリエステル中のジエチレングリコ−ル成分の含有量
NMR(13C −NMRスペクトル)によって測定した。
【0035】
(2)ポリエステルの固有粘度
ポリエステルをオルソクロロフェノ−ルに溶解し、25℃において測定した。
【0036】
(3)ポリエステルのカルボキシル末端基量
ポリエステルをo−クレゾール/クロロホルム(重量比7/3)に90〜100℃20分の条件で溶解し、アルカリで電位差滴定を行ない求めた。
【0037】
(4)フィルムの厚さ方向屈折率
ナトリウムD線(波長589nm)を光源として、アッベ屈折計を用いて測定した。
【0038】
(5)ポリエステルの融点、熱結晶化パラメータ
ポリエステルを乾燥、溶融後急冷し、示差走査熱量計(パ−キン・エルマ−社製DSC−2型)により、16℃/minの昇温速度で測定した。
【0039】
(6)フイルム中のアセトアルデヒド含有量
フイルムの微粉末を2g採取しイオン交換水と共に耐圧容器に仕込み、120℃で60分間水抽出後、高感度ガスクロで定量した。
【0040】
(7)粒子の平均粒径
フィルムから樹脂をプラズマ低温灰化処理法で除去し粒子を露出させる。処理条件は樹脂は灰化するが粒子はダメージを受けない条件を選択する。これを走査型電子顕微鏡で粒子数5000〜10000個を観察し、粒子画像を画像処理装置により円相当径から求めた。
【0041】
粒子が内部粒子の場合、ポリマ断面を切断し厚さ0.1〜1μm程度の超薄切片を作成し、透過型電子顕微鏡を用いて倍率5000〜20000程度で写真を(10枚:25cm×25cm)撮影し、内部粒子の平均分散径を円相当径より計算した。
【0042】
(8)フィルムの表面粗さ(中心線平均粗さRa、最大粗さRt)
小坂研究所製の高精度薄膜段差測定器ET−10を用いて測定した。条件は次の通りであり、20回の測定の平均値をもって値とした。
【0043】
・触針先端半径:0.5μm
・触針荷重 :5mg
・測定長 :1mm
・カットオフ値:0.08mm
なお、Ra、Rtの定義は、例えば、奈良次郎著「表面粗さの測定・評価法」(総合技術センター、1983)に示されているものである。
【0044】
(9)固体高分解能NMRによる緩和時間T1ρ
固体NMRの測定装置は、日本電子製スペクトロメータJNM−GX270、日本電子製固体アンプ、MASコントローラNM−GSH27MU、日本電子製プローブNM−GSH27T VT.W)を用いた。測定は13C核のT1ρ(回転座標における縦緩和)測定を実施した。
【0045】
測定は、温度24.5℃、湿度50RH%、静磁場強度6.34T(テスラ)下で、1 H、13Cの共鳴周波数はそれぞれ270.2MHz、67.94MHzである。ケミカルシフトの異方性の影響を消すためにMAS(マジック角度回転)法を採用した。回転数は3.5〜3.7kHzで行った。パルス系列の条件は、1 Hに対して90°、パルス幅4μsec、ロッキング磁場強度62.5kHzとした。1 Hの分極を13Cに移すCP(クロスポーラリゼーション)の接触時間は1.5msecである。また保持時間τとしては、0.001 ,0.5 ,0.7 ,1 ,3 ,7 ,10,20,30,40,50msecをもちいた。保持時間τ後の13Cの磁化ベクトルの自由誘導減衰(FID)を測定した(FID測定中1 Hによる双極子相互作用の影響を除去するために高出力デカップリングを行った。なお、S/N比を向上させるため、512回の積算を行った)。また、パルス繰り返し時間としては、5sec〜15secの間で行った。なお、測定データの中でカルボニル炭素(164ppm、内部標準シリコーンゴム1.56ppm)について下記解析を行った。
【0046】
T1ρ値は、通常
I(t) =Σ(Ai)exp(−t /T1ρi )
(Ai:T1ρi に対する成分の割合)
で記述することができ、各保持時間に対して観測されたピーク強度を片対数プロットすることにより、その傾きから求めることができる。ここでは2成分系(T1ρ1 :非晶成分、T1ρ2 :結晶成分)で解析し、下記の式を用い最小2乗法フィッティングによりその値を求めた。
【0047】
I(t) =fa1 ・exp( −t /T1ρ1)+fa2 ・exp( −t /T1ρ2 )
fa1 :T1ρ1 に対する成分の割合
fa2 :T1ρ2 に対する成分の割合
fa1 +fa2 =1
【0048】
(10)成形性
a.熱処理前
60m/分で融点−20℃〜融点+50℃に加熱されたTFS鋼板(厚さ0.25mm)にフィルムをラミネート後、60℃の温水にて冷却した後、絞り成形機で2段成形(最終成形比(最大厚み/最小厚み)=2.0、80〜100℃において成形可能温度領域で成形)した缶を得た。得られた缶内に1%の食塩水を入れて、食塩水中の電極と金属缶に6vの電圧をかけて3秒後の電流値を読み取り、10缶測定後の平均値を求めた。
【0049】
A級:0.001mA未満
B級:0.001mA以上0.01mA未満
C級:0.01mA以上0.05mA未満
D級:0.05mA以上
【0050】
b.熱処理後
上記ラミネート後に、210℃、30秒熱処理後に、70℃、半径2cmの球体で非ラミネート面から鋼板を張りだし加工(張りだし部の高さ5mm)した後、レトルト処理(120℃、30分加圧水蒸気で処理)し、ラミネート鋼板の状態から下記のように判定した。
【0051】
A級:ほとんど変化がない。
B級:白化するが問題はない。
C級:小さく黒ずんだ部分が見られる。
D級:フィルムが破断してしまった。
【0052】
(11)耐衝撃性
実際に製缶した缶を200℃、30秒熱処理した後、水を350g充填し蓋をした。その後35℃、72時間放置し、缶を底面が落下した際にコンクリートの地面に対して45゜となるようにして30cmの高さから落下させて衝撃を与えた後、内容物を除き缶側内面をろうでマスキングしてカップ内に1%食塩水を入れて、1日放置後食塩水中の電極と金属缶に6Vの電圧をかけて3秒後の電流値を読み取り、10缶測定後の平均値を求めた。
【0053】
A級:0.3mA未満
B級:0.3mA以上0.5mA未満
C級:0.5mA以上1.0mA以下
D級:1.0mA以上
【0054】
(12)味特性
缶(直径6cm、高さ12cm)に水を充填し、120℃×30分の加圧蒸気処理を行い、40℃1ヶ月後に液の変化を目視で以下の基準で評価した。
【0055】
A級 液に全く変化が見られない。
B級 液にほとんど変化が見られない。
C級 液にやや変化が見られる。
D級 液に変化が見られる。
【0056】
実施例1
ポリエステルとして平均粒子径0.2μmの珪酸アルミ粒子を含有するエチレングリコールスラリーを、エステル化反応終了後に添加し、重縮合反応を行い該粒子を所定量含有するポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム系触媒、固有粘度0.75、ジエチレングリコール1.5重量%、融点250℃、カルボキシル基:25当量/トン、ΔTcg=79℃)のチップを製造した。ポリエステルを170℃4時間真空乾燥して単軸押出機に供給し、通常の口金から吐出後、静電印加しながら鏡面冷却ドラムにて冷却固化して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを温度110℃にて長手方向に2.8倍延伸、40℃に冷却後、温度115℃で幅方向に2.8倍延伸した後、180℃にてリラックス3%、5秒間熱処理した。得られたフィルム特性、缶特性は表1に示した通りであり、厚さ方向屈折率は1.518となり、優れた成形性、耐衝撃性、味特性を得ることができた。
【0057】
実施例2〜8、比較例1〜4
ポリエステルの製造、製膜方法、積層比、ポリエステルの種類などを変更し実施例1と同様にして製膜し、フィルムを得た。結果を表1〜4に示す。
【0058】
実施例2は、粒子を平均粒子径1.1μmの湿式シリカ粒子とし、該粒子を含有するエチレングリコールスラリーを、エステル化反応終了後に添加し、重縮合反応を行い粒子を2重量%含有するポリエチレンテレフタレート(アンチモン系触媒、固有粘度0.68、ジエチレングリコール0.7重量%、融点256℃、カルボキシル基:35当量/トン)のチップ(粒子マスター)を製造した。そして、粒子を添加していないポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム系触媒、固有粘度0.78、ジエチレングリコール1.5重量%、融点249℃、カルボキシル基:21当量/トン、ΔTcg=81℃)チップと粒子マスターチップを所定の粒子量となるように混合し、温度113℃にて長手方向に2.7倍延伸、40℃に冷却後、温度120℃で幅方向に2.7倍延伸した後、185℃にてリラックス2%、7秒間熱処理した。得られたフィルム特性、缶特性は表1に示した通りであり、優れた成形性、耐衝撃性、味特性を得ることができた。
【0059】
実施例3は、ポリエステルとして平均粒子径の異なるコロイダルシリカ粒子を含有するエチレングリコールスラリーを190℃で2時間熱処理した後、エステル交換反応終了後にスラリーを添加し、重縮合反応を行い該粒子を所定量含有するポリエチレンテレフタレート(アンチモン系触媒、固有粘度0.55)のチップを製造した。該ポリエステルを固相重合し、固有粘度0.79、カルボキシル末端基13当量/トン、ジエチレングリコール0.5重量%、融点251℃のポリマを得た。その後、真空乾燥し、真空ベント方式の二軸押出機に供給し、ギアポンプで計量して通常の口金から吐出後、静電印加で鏡面冷却ドラムにて冷却固化して未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを温度105℃にて長手方向に3.1倍延伸、35℃に冷却後、温度110℃で幅方向に3.0倍延伸した後、190℃にてリラックス3%、5秒間熱処理した。得られたフィルム特性、缶特性は表1に示した通りであり、良好な成形性、味特性を得ることができた。
【0060】
比較例4では、ジエチレングリコール6重量%共重合ポリエチレンテレフタレートを使用し、延伸倍率3.5倍、熱処理温度を230℃7秒としたところ、表2に示すように厚さ方向屈折率が高くなり特性が悪化した。
【0061】
実施例4では、粒子を含有するポリエチレンナフタレート(ゲルマニウム系触媒、固有粘度0.61、ジエチレングリコール0.9重量%、融点266℃、カルボキシル末端基:25当量/トン、ΔTcg=99℃)に実施例1のポリエチレンテレフタレートを積層し、延伸温度140℃で延伸した以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。得られたフィルム特性、PETと鋼板をラミネートして得られる缶特性は表2に示した通りであり、特に味特性が良好であった。
【0062】
実施例5では、実施例2においてカルボニル部の緩和時間を250msecとなるように製膜したところ、表2に示すように耐衝撃性、熱処理後の加工性が低下した。
【0063】
実施例6では、実施例4のポリエチレンナフタレートに実施例1のポリエチレンテレフタレートを混合して、延伸温度140℃で延伸した以外は実施例1と同様にしてフィルムを得た。得られたフィルム特性、PETと鋼板をラミネートして得られる缶特性は表3に示した通りであり、特に味特性が良好であった。
【0064】
実施例7では、実施例2においてカルボニル部の緩和時間を370msecとなるように製膜したところ、表3に示すように耐衝撃性、熱処理後の加工性が大幅に向上した。
【0065】
実施例8では、実施例1のポリエステルに日本チバガイギー(株)製酸化防止剤IRGANOX1010<ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]>を0.05重量%含有するジエチレングリコール共重合ポリエチレンテレフタレート(ゲルマニウム系触媒、固有粘度0.80、ジエチレングリコール3.0重量%、融点248℃、カルボキシル末端基:12当量/トン)を積層したフィルムを実施例7と同様にして製膜した。得られたフィルム特性、共重合PETと鋼板をラミネートして得られる缶特性は表3に示した通りであり、優れた成形性、耐衝撃性、味特性を得ることができた。
【0066】
比較例1では、ジエチレングリコール共重合PET(融点235℃)を使用し、延伸倍率を3.6倍、熱処理温度200℃としたところ、表4に示すように特性が悪化した。
【0067】
比較例2では、イソフタル酸5モル%共重合PET(融点242℃)を使用したところ、味特性が大きく悪化した。
【0068】
比較例3ではカルボキシル末端基52当量/トンのフィルムを使用したところ、耐衝撃性、味特性が低下した。
【0069】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
なお、表中の略号は以下の通りである。
【0070】
PET:ポリエチレンテレフタレート
PET/I:イソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレート(数字は 共重合モル%)
PET/DEG:ジエチレングリコール共重合ポリエチレンテレフタレート(数字は共重合モル%)
DEG:ジエチレングリコール
【0071】
【発明の効果】
本発明の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルムは缶などに成形する際の成形性に優れているだけでなく、味特性、特にレトルト後の味特性に優れた特性を有し、成形加工によって製造される金属缶に好適に使用することができる。
Claims (3)
- 融点246〜300℃、カルボキシル末端基が10〜50当量/トン、酸成分としてイソフタル酸成分を含有せず、厚さ方向屈折率が1.50以上であることを特徴とする容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。
- ポリエステルの構成単位の95重量%以上がエチレンテレフタレート単位および/またはエチレンナフタレート単位であることを特徴とする請求項1に記載の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。
- 金属板に熱ラミネート後に成形されることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の容器成形用二軸延伸ポリエステルフィルム。
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