JP3633401B2 - 内燃機関の排気昇温装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の排気昇温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼル機関は、機関の低速低負荷運転時、特には機関の暖機運転時に燃焼室の温度が低くなるため多量の未燃HCを発生する。
【0003】
そこで、機関排気通路に排気制御弁を配置して当該排気制御弁を閉弁すると共に燃料噴射量の増量により燃焼室温度を高めることで、未燃HCの発生を抑制する技術が知られている(例えば特開昭49−80414号公報参照)。
【0004】
前記のように燃料噴射量を増量し燃焼室温度を高めた状態で排気制御弁をほぼ全閉すると、排気通路の圧力である背圧がかなり高まる。背圧が高いと排気ガス温は低下しにくくなるので、排気通路内の排気は高温状態を維持する。また、背圧が高いと排気の流速は遅くなるため、排気通路における排気制御弁上流では高温の排気が滞留する。滞留している間、排気は高温状態におかれる。その結果、排気成分中の未燃HCは酸化され、大気に排出される排気ガスに含まれる未燃HCの量を低減できる。
【0005】
また、未燃HCを低減する他の技術として機関排気通路内に排気浄化用触媒を配置することが挙げられる。しかし、触媒は活性しなければ十分な排気浄化、すなわち未燃HCの低減ができない。
【0006】
そこで、機関出力を発生させる燃料噴射である主噴射を行うのに加え、主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射を膨張行程で行う技術が周知である(例えば特開平8−303290号公報や特開平10−212995号公報参照)。
【0007】
主噴射に加えて副燃焼を行うと、燃焼室では主噴射による燃焼(以下「主燃焼」という。)時に発生した未燃HCが副噴射による燃焼(以下「副燃焼」という。)で燃焼されるので、発生する未燃HC自体が大幅に低減する。また、この場合、主燃焼時に発生した未燃HCが副燃料とともに燃焼されるので、燃焼量が増大する。その結果、排気温度が高まり触媒昇温を達成できるので、未燃HCは低減する。
【0008】
このようにこれまでも未燃HCを低減するためのいくつかの技術が提案されている。しかし、現在でもさらに未燃HCを低減することが大きな課題として取り上げられている。
【0009】
そこで、本発明者は実験および研究を重ねた結果、主噴射を空気過剰状態で行うのに加え、主噴射後に副噴射を行って燃焼量を増大し、併せて排気通路に排気制御弁を設けてこれをほぼ全閉することを考えた。
【0010】
このようにすると副噴射による燃焼と排気絞りとの相乗効果によって、燃焼室での未燃HCの酸化が促進されかつ排気通路内が高温になるため、未燃HCの発生量が大幅に低減し、斯くして大気中に排出される排気ガス成分としての未燃HCの割合が大幅に低減することを期待できる。
【0011】
そして、このような効果が実験および研究によって確認されたことを踏まえて、本願出願人により、主噴射を空気過剰状態で行うのに加え、主噴射後に副噴射を行って燃焼量を増大し、併せて排気通路に排気制御弁を設けてこれをほぼ全閉することで未燃HCを低減するという技術について既に出願済みである(特願平11−127550号公報参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、未燃HCが正常に低減しているかどうかは、例えば排気温度センサ,背圧センサ等の各種センサの検出値に基づいて判断する。しかし、例えばこれらのセンサが故障すると、排気温度に影響が及ぶことが考えられる。
【0013】
センサが故障すると、排気温度が監視されないので、排気温度制御ができなくなる。その結果、排気温度が目標レベルの温度領域(以下「目標排気温度」という。)に収まらないため、未燃HCの発生を抑制できないという不具合を生ずる虞がある。
【0014】
目標排気温度とは、排気温度がその温度になれば、未燃HCの酸化、すなわち、いわゆる後燃えを促進するに十分な温度であるとともに、排気通路に触媒がある場合には、排気温度が高過ぎることもなくよって触媒が熱劣化することもない温度をいう。
【0015】
また、例えば燃料噴射弁あるいはその制御装置の不具合により、燃料が十分に噴射されず、よって、前記排気温度が目標排気温度に至らなかったり、反対に噴射された燃料が多過ぎて排気温度が目標排気温度よりも高くなり過ぎたりすることもあり得る。
【0016】
また、例えば目標排気温度よりも実際の排気温度は高いのにも拘わらず、排気温度が目標排気温度に至っていないという誤った判断をセンサ等の故障に起因して行ってしまった場合、エンジン制御装置(以下「ECU」という。)は、排気温度を目標排気温度に達成すべく燃料をさらに燃焼する必要があるという判断をしてしまうことが考えられる。したがって、その場合、過加熱による触媒の劣化や必要以上にHCの増大を招来する虞がある。
【0017】
本発明は、上記実状に鑑みて発明されたものであって、その解決しようとする課題は、センサや燃料噴射弁等の異常を早期に検出し、その結果、排気中の未燃HCの増大を防止したり、排気通路に触媒がある場合には触媒の熱劣化を防止したりできる内燃機関の排気昇温装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の内燃機関の排気昇温装置は次の手段を採用した。
【0019】
(1)すなわち、本発明の内燃機関の排気昇温装置は、内燃機関の排気通路に設けられこの排気通路を流れる排気の量を弁の絞り量で調整する排気絞り弁と、機関出力発生用の燃料噴射である主噴射および主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射を気筒内に直接行う燃料噴射弁と、排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時に、前記排気絞り弁による排気絞りの実行制御および前記燃料噴射弁が空気過剰状態で行う前記主噴射による燃焼に加え前記副噴射による燃焼により排気昇温の実行制御を行う排気昇温手段と、この排気昇温手段の実行により昇温される排気の昇温状態を監視するセンサと、このセンサの異常の有無を判定するセンサ異常判定手段と、このセンサ異常判定手段が前記センサに異常ありの判定をした場合に前記排気昇温手段の作動を停止する排気昇温停止手段とを有するようにした。
【0020】
ここで、「排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時」とは、例えば、機関の低速低負荷運転時、特には機関の暖機運転時を挙げられる。
【0021】
排気昇温手段に係る「排気絞り弁による排気絞りの実行」とは、未燃燃料成分である例えば未燃HCの低減を主噴射および副噴射による燃焼の実行と相俟って有効に行える程度にまで排気絞り弁を閉じることであり、例えば排気絞り弁を全閉またはそれに近い状態に閉じることである。
【0022】
「排気昇温手段」は、排気絞り弁と、燃料噴射弁と、これらの作動を制御するECUとを含むものいう。
【0023】
「センサ異常判定手段」,「排気昇温停止手段」は、ECUの適用が好適である。本発明では、排気昇温手段が作動すると、空気過剰状態での主噴射による燃焼に加え副噴射による燃焼により排気が昇温する。したがって、内燃機関の気筒から排出される排気が高温になる。また、排気絞りによって前記排気通路内での排気ガスの高温状態を維持する。よって、排気通路内で未燃HCの酸化が促進されるので未燃HCの低減を図れる。
【0024】
この効果に加え、本発明では、排気昇温手段による排気の昇温制御中、センサがその故障等に起因して当該手段の本来の機能を発揮できない状態(異常な状態)にあるという判定が、センサ異常判定手段によって行われると、排気昇温停止手段が前記排気昇温手段の作動を停止する。このため、排気昇温手段による昇温制御が停止される。
【0025】
したがって、前記故障等の異常な状態の発生に起因した不測の燃焼量の増加を防止できるので、未燃HCの予期せぬ増加や、排気通路に触媒を設置していた場合は、異常な排気昇温に起因する触媒の熱劣化の防止ができる。
【0026】
(2)また、本発明の内燃機関の排気昇温装置は、内燃機関の排気通路に設けられこの排気通路を流れる排気の量を弁の絞り量で調整する排気絞り弁と、機関出力発生用の燃料噴射である主噴射および主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射を気筒内に直接行う燃料噴射弁と、排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時に、前記排気絞り弁による排気絞りの実行制御および前記燃料噴射弁が空気過剰状態で行う主噴射による燃焼に加え前記副噴射による燃焼により排気昇温の実行制御を行う排気昇温手段と、この排気昇温手段の実行により昇温される排気の昇温状態を監視するセンサと、このセンサにより監視される排気の昇温状態の異常の有無を判定する排気昇温状態異常判定手段と、この排気昇温状態異常判定手段が前記排気の昇温状態に異常ありの判定をした場合は、前記排気昇温手段の作動を停止する排気昇温停止手段とを有する内燃機関の排気昇温装置にすることもできる。
【0027】
ここで、「排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時」,「排気昇温手段」,排気昇温手段に係る「排気絞り弁による排気絞りの実行」および「排気昇温停止手段」は、前記(1)項の場合と同様である。
【0028】
「排気昇温状態異常判定手段」にはECUの適用が好適である。
この場合も排気昇温手段の実行により排気が高温となるので未燃HCの低減を図ることができる。また、次の作用効果を奏する。
【0029】
排気昇温手段の不具合、具体的には排気昇温手段を構成する例えば燃料噴射弁の故障による不具合から、燃料が多く供給され過ぎて、気筒内での燃焼量が増大し排気温度が既述した目標排気温度よりも高くなり過ぎた場合、本発明では排気昇温状態異常判定手段が排気の昇温状態に異常ありの判定を行い、次いで排気昇温停止手段が排気昇温手段の作動を停止するので、その時点で気筒内での不本意な過剰燃焼が停止する。よって、不本意な過剰燃焼に起因したHCの増加や排気通路に触媒を設置してある場合は触媒の熱劣化を未然に防止できる。
【0030】
(3)前記排気昇温状態異常判定手段により排気昇温状態に異常ありの判定をした場合は、前記排気昇温手段に異常ありとして、前記排気昇温手段の作動を停止してもよい。
【0031】
(4)前記センサは前記排気通路における前記排気絞り弁の取付箇所よりも上流箇所に設けた排気温度センサであり、この排気温度センサによって検出された排気温度に基づいて排気の昇温状態を監視してもよい。
【0032】
(5)前記センサは前記排気通路における前記排気絞り弁の取付箇所よりも上流箇所に設けた背圧センサであり、この背圧センサによって検出された背圧に基づいて排気の昇温状態を監視してもよい。
【0033】
背圧センサを前記センサに含めたのは、背圧の高低は排気温度の高低に結びつくからである。
(6)前記センサは、前記排気通路における前記排気絞り弁よりも上流箇所に設けた、背圧センサおよび排気温度センサであり、前記排気昇温状態異常判定手段は、前記両センサによって検出された値がそれぞれの目標範囲にあるときは排気昇温状態に異常無しの判定を行うことが望ましい。
【0034】
背圧についての目標範囲とは、昇温制御実行中に排気温度が目標排気温度に到達しやすい範囲に含まれる背圧値を意味する。これは、背圧が排気温度に与える影響が大きく、そのため、背圧調整によって有る程度排気温度を確保できれば、既述した目標排気温度に排気温度を設定しやすくなるからである。
【0035】
(7)前記排気昇温停止手段による前記排気昇温手段の作動停止は、前記排気絞り弁を開くとともに前記副噴射の実行停止によって実行するとよい。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の内燃機関の排気昇温装置の実施の形態を添付した図面に基づいて説明する。
〈第1の実施の形態〉
図1および図2を用いて、本発明の第1の実施の形態を説明する。
【0037】
図1に本発明に係る内燃機関の排気昇温装置を採用した希薄燃焼式エンジンA(以下「エンジンA」という。)の概略図を示す。
エンジンAは、4気筒4ストロークエンジンであって、内部に4つの気筒1aを備えた気筒ブロック1を有する。各気筒1aは図示しない燃焼室を有し、そこに吸気通路2および排気通路3を連通してある。また、エンジンAは、エンジン制御装置であるECU4によってその作動が制御される。
【0038】
気筒ブロック1には、各気筒1aごとにそれぞれ燃料噴射装置としての点火プラグ5を取り付けてある。
各点火プラグ5は、図示しないディストリビュータによって分配された点火信号に基づいて点火する。
【0039】
ディストリビュータは、イグナイタから出力される高電圧をエンジンAのクランク角に同期して各点火プラグ5に分配する。なお、ディストリビュータおよびイグナイタは図示を省略してある。
【0040】
吸気通路2は、その上流側から気筒ブロック1に向けて、外気をろ過するエアクリーナ5,吸気通路2を流通する吸入空気の量を調節するスロットルバルブ7,吸入空気の脈動を平滑化するサージタンク8,吸気分配管としての吸気マニホールド10を順次配設してある。そして、これらの器具や装置を介して外気が前記各気筒1aに導入される。
【0041】
なお、各気筒1aには、機関出力発生用の燃料噴射である主噴射および主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射を各気筒1a内に直接行う燃料噴射弁としてのインジェクタ12を取り付けてある。
【0042】
そして、前記燃焼室では前記吸気通路から導入された吸入空気とインジェクタ12から噴射された燃料とからなる混合気が点火プラグ5の点火によって燃焼し、これによりエンジンAの駆動力が得られる。燃焼室で生成した燃焼ガスは、前記排気通路3を通じて大気中に排出される。
【0043】
排気通路3は、気筒ブロック1から下流に向けて順次、排気集合管である排気マニホールド13,排気浄化装置としての触媒コンバータ14および触媒コンバータ14よりも下流に位置し、排気通路3を流れる排気の量を弁の絞り量で調整することで排気通路の背圧調整を行う排気絞り弁15を取り付けてある。
【0044】
排気マニホールド13は、排気温度を検出する排気温度センサ16を有する。触媒コンバータ14は、その内部に図示しない排気浄化触媒を充填してあり、この触媒によって排気通路3を流れる排気を浄化してから大気中に排出する。
【0045】
排気絞り弁15は、排気絞りを実際に行う弁体15aとこれを開閉制御する弁体開閉機構15bとからなる。弁体開閉機構15bはECU4と電気的に接続され、ECU4から出る実行指令に基づいて、必要時に弁体15aを開閉する。
【0046】
排気マニホールド13と触媒コンバータ14との間には、すなわち排気絞り弁よりも上流には、背圧センサ17とこの背圧センサそれよりも下流に位置する空燃比センサ18を取り付けてある。
【0047】
ECU4はデジタルコンピュータであり、周知のごとく双方向性バスによって相互に接続された、中央処理制御装置CPU,読み出し専用メモリROM,ランダムアクセスメモリRAM,入力インタフェース回路、出力インタフェース回路等から構成されている(図示せず)。
【0048】
そして、前記入力インタフェース回路には前記した各種センサ16,17,18以外の図示しない各種センサが電気配線を介して接続され、前記出力インタフェース回路には、前記したエアクリーナ6,スロットルバルブ7,インジェクタ12および排気絞り弁15等、内燃機関の作動を司どる器具や装置が電気配線を介して接続されている。
【0049】
前記各種センサは、検出した検出値に相当する電気信号を出力してECU4に送る。
ECU4は、前記各種センサの出力信号値に基づいてエンジンAの運転状態を総合的に判定する。そして、必要に応じて、スロットルバルブ7,点火プラグ5,インジェクタ12,排気絞り弁15等を制御する。
【0050】
インジェクタ12は、ECU4の制御下で、かつ空気過剰状態で、気筒に燃料噴射することで機関出力を発生させる主噴射実行手段として、また、主噴射実行による燃料噴射に加えその後副次的に燃料噴射する副噴射実行手段として機能する。主噴射に加え副噴射を行うことで追加的に燃料を燃焼し、これにより機関排気を高温状態に昇温する。そして、高温状態を維持するために排気絞り弁15による排気絞りを行う。
【0051】
この昇温効果についての説明を、ECU4の制御下におけるインジェクタ12と排気絞り弁15の制御結果の説明として言い換えれば次のようになる。すなわち、ECU4は、エンジンAの作動中、空気過剰状態でのインジェクタ12による機関出力発生用の主噴射および主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射による燃焼の実行制御を行うことに加え、排気絞り弁15による排気絞りの実行制御によって排気温度を昇温する。したがって、ECU4およびこのECU4の制御下で作動するインジェクタ12および排気絞り弁15は、排気昇温手段といえる。
【0052】
そして、ECU4すなわち排気昇温手段の実行による排気の昇温状態を監視するのが、排気温度センサ16および背圧センサ17である。換言すれば、これらのセンサの示す排気温度や背圧に基づいて排気の昇温状態を監視する。よって、両者を排気昇温状態監視手段という。なお、背圧センサを排気昇温状態監視手段に含めたのは、背圧の高低は排気温度の高低に直結するからである。
【0053】
また、ECU4は、排気昇温状態監視手段である前記センサ16,17の異常の有無を判定する監視手段異常判定手段としても機能する。また、監視手段異常判定手段としてのECU4が、前記排気温度センサ16または背圧センサ17そのものに異常ありの判定をした場合は、ECU4は、ECU4に備えられている前記排気昇温手段としての機能を停止する。すなわち、排気昇温手段はその作動を停止する。その結果、昇温制御されなくなるため、ECU4は排気昇温停止手段としても機能する。そして、このような機能を備えたECU4の作動によって、本発明に係る内燃機関の排気昇温装置が実現する。
【0054】
上記排気昇温装置は、前記センサに故障等による異常が生じた時には、排気絞り弁15の閉弁実行の停止(すなわち排気絞り弁を開くこと)およびインジェクタ12による副噴射実行の停止を行う。
【0055】
また、センサに限らず、排気昇温装置の他の構成要素である例えばインジェクタ12や排気絞り弁15その他の機関排気の昇温に係わる器具や装置に故障等による異常が生じた時にも排気絞り弁15の閉弁実行の停止(すなわち排気絞り弁を開くこと)およびインジェクタ12による副噴射実行の停止を行うようにすることもできる。
【0056】
排気絞り弁15の閉弁実行およびインジェクタ12による副噴射実行は、既に述べたように、排気昇温を高める上で影響の大きいものであるから、排気絞り弁15および副噴射の作動停止は、排気昇温装置の作動停止を意味する。
【0057】
排気絞り弁15およびインジェクタ12による副噴射の作動を停止するプログラムは、ECU4のROMに記憶してあり、必要に応じてCPUに呼び出される。
【0058】
次に、図2のフローチャートを参照して、前記プログラムの説明を行う。なお、プログラムを構成する各ステップの処理を行うのは、すべてECU4のCPUである。
【0059】
まず、S101において、排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時、例えば暖機運転時等の低速低負荷運転時における昇温制御中かどうか、換言すれば空気過剰状態で行う主噴射による燃焼に加え、副噴射の実行と排気絞りにより排気昇温制御の実行状態にエンジンAが置かれているかどうかを判定する。
【0060】
S101で肯定判定すればS102に進み、否定判定すればS105に進む。
S102では、センサ16や17が故障していないかどうかを判定する。
具体的には、例えばECU4とこれらのセンサとの間で例えば断線があれば、その時点で各センサのECU4との電気的接続が絶たれるので、それをもってセンサが故障していると判定する。
【0061】
すなわち、S102はセンサの異常の有無を判定する監視手段異常判定手段として機能する。そしてこのS102の属性は、S102をプログラムの手順に含みかつこのプログラムをROMに記憶してあるECUにあるので、ECUがセンサ類異常判定手段ということができる。
【0062】
S102で肯定判定すればS103に進み、否定判定すればS105に進む。S103では昇温制御実行中に排気絞りの実行で閉じていた排気絞り弁15を開き、またインジェクタ12による副噴射を停止する。
【0063】
排気昇温状態監視手段である排気温度センサ16等が故障して正常に機能していないのにも拘わらず、昇温制御実行用の排気絞りを継続しかつ副噴射を実行すれば、燃焼量が勝手に増えてしまう虞があり、その場合、異常に排気が昇温して予期できぬHCの増加や触媒の熱劣化を招来してしまうからである。
【0064】
したがって、このように排気絞り弁15を開きかつインジェクタ12による副噴射を停止する処理を実行するS103は、S102でセンサに異常ありの判定がされた場合に前記排気昇温手段の作動を停止する排気昇温停止手段として機能する。S103の属性もS102と同様ECUにあるので、ECUを排気昇温停止手段という。
【0065】
S104では、車輌室内に設けた図示しない故障ランプや警告音によって、ドライバや同乗者にセンサが故障していることを知らせる。
S105では、以上の処理S101〜S104の処理を経てから昇温制御がなされる前に行われていた排気の温度制御(以下「通常制御」という。)に移行し、その後は、必要に応じてS101にリターンして本ルーチンを繰り返す。
〈第1の実施の形態の作用効果〉
第1の実施の形態に係るエンジンAでは、昇温制御中、排気昇温状態監視手段である排気温度センサ16等の異常によってその本来の機能を発揮できない状態にある、すなわちセンサに異常ありの判定を監視手段異常判定手段としてのECU4が行うと、ECU4の排気昇温停止手段としての機能がはたらき、昇温用にそれまで開いていた排気絞り弁15が閉じられ、かつインジェクタ12による副噴射の実行を停止する。
【0066】
このため、センサの故障等の異常状態の発生に起因した不測の燃焼量の増加を防止できるので、未燃HCの予期せぬ増加や、異常な排気昇温に起因する触媒の熱劣化の防止ができる。
〈第2の実施の形態〉
図3および図4を用いて、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0067】
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は次の通りである。
第1の実施の形態では、排気昇温状態監視手段であるセンサに異常があった場合に前記排気昇温手段の作動を停止していたのに対し、第2の実施の形態では、排気の昇温状態を示す排気昇温センサや背圧センサの示す値が所定の値と異なる場合には、どこに排気昇温装置のどこに異常があるかは別としてとにかく排気昇温装置に異常があるものとして排気昇温手段の作動を停止するというものである。
【0068】
このため、排気昇温停止手段の作動を停止するプログラムの内容およびそれに関連する部分について具体的に述べることとし、第1の実施の形態と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0069】
図3に前記プログラムに係るフローチャート(後述)を示す。
また、図4は、昇温制御を行っている所定の時間内に背圧または排気温度がそれぞれ所定の温度値である目標レベル(目標範囲)に達しない場合は、排気昇温装置のどこかに故障が生じているという判定を行うためのグラフ図である。
【0070】
なお、昇温制御を行っている前記所定の時間を故障判定をなすのに要する判定時間として適宜設定する。そして、図4は、この判定時間の経過直後にエンジンAが故障状態にあるかどうかを示す。
【0071】
図4の横軸は時間を示す。そして、縦軸は上から順に、エンジンAが昇温制御実行中にあるかどうか,背圧の値,排気温度の値および判定時間内の故障の有無を示す。
【0072】
昇温制御に係るグラフ(以下「昇温制御グラフ」という。)に記載のレベル1は、グラフ線がレベル1にあるときは、排気が昇温制御中であることを示す。また、レベル0は同様に排気が非昇温制御中であることを示す。
【0073】
そして、グラフにおける所定の時間帯を判定時間とし、この時間内での背圧または排気温度から故障の有無を判定する。
昇温制御グラフが示す判定時間にあってはグラフ線がレベル1にあるので、昇温制御されている状態にエンジンAがあることを示す。
【0074】
次に背圧に係るグラフ(以下「背圧グラフ」という。)について述べる。
背圧グラフに示されている目標レベル(目標範囲)は、背圧がこの目標レベルにあれば、昇温制御実行中の排気温度が目標排気温度に到達しやすくなることを示す。背圧は排気温度への影響が大きく、背圧調整によって有る程度排気温度を確保できれば、既述した目標排気温度に排気温度を設定しやすくなるからである。この目標レベルは、有る特定の値一つに限ることなく有る程度の幅をもたせて所定の範囲に属する背圧値を意味するようにしてもよい。
【0075】
この背圧グラフでは、判定時間内においては背圧が目標レベルの状態に達しているので、背圧については異常ないことを示す。
次に排気温度に係るグラフ(以下「排気温度グラフ」という。)について述べる。
【0076】
排気温度グラフには排気温度が目標排気温度を目指して正常に上昇している状態を示す細いグラフ線と、排気温度が正常でない状態を示す太いグラフ線とを示す。また、このグラフにはグラデーション領域Gを確保してある。この領域Gは、目標排気温度を示す領域であり、細いグラフ線が判定時間の一部とそれ以降の時間帯において目標排気温度にあることを示唆している。
【0077】
反対に太いグラフ線は判定時間は元よりそれ以降も排気温度が目標排気温度にないことを示唆している。排気温度が目標排気温度に無いということは、例えば排気絞り弁15や燃料噴射弁であるインジェクタ12、ECU4等が何らかの原因で異常状態にあることを示唆する。
【0078】
故障判定に係るグラフ(以下「故障判定グラフ」という。)は、既述のように判定時間の経過後に故障の有無を示唆する。これは判定を下すにはある程度の時間を要し即座に判定するには無理があるので、ある程度の時間差を置くことで故障判定の確実性を確保するためである。
【0079】
故障判定グラフ中、故障レベルと問題なし(正常)レベルとがある。故障レベルは排気温度が目標排気温度にないときに対応するレベルであり、問題なしレベルは反対に排気温度が目標排気温度にあるときに対応するレベルである。よって、故障レベルおよび問題なしレベルは、それぞれ排気温度に係る太いグラフ線および細いグラフ線に対応する。
【0080】
そして、この実施の形態では背圧が判定時間内では正常という前提であるので判定時間の終わりで排気温度グラフが目標排気温度にあれば排気絞り弁15や燃料噴射弁であるインジェクタ12、ECU4等に異常はなく、反対に判定時間の終わりで排気温度グラフが目標排気温度になければ排気絞り弁15や燃料噴射弁であるインジェクタ12、ECU4等に故障ありと判定される。
【0081】
図3のフローチャートを図4を参照しながら説明する。
S201において、排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時、例えば暖機運転時等の低速低負荷運転時における昇温制御中かどうか、換言すれば空気過剰状態で行う主噴射による燃焼に加え、副噴射の実行と排気絞りにより排気昇温制御の実行状態にエンジンAが置かれているかどうかを判定する。
【0082】
この判定は、所定の時間である判定時間内で行う(昇温制御グラフ参照)。
S201で肯定判定(昇温制御グラフのレベル1の状態にあるという判定)をすればS202に進み、否定判定(昇温制御グラフのレベル0の状態にあるという判定)をすればS204に進む。
【0083】
S202では、排気通路に設置した背圧センサ17の検出した検出値、すなわち背圧が所定の値である目標レベルにあるかどうかを判定する。
S202で肯定判定すれば目標レベルにあるとして、すなわち排気昇温状態に異常なしと判定してS203に進み、否定判定すれば背圧値は目標レベルにないとしてS204に進む。背圧は既述のように排気温度への影響が大きく、背圧の大きさ如何で排気温度も左右される。よって、背圧が目標レベルにあるかどうかを判定するS202は、排気の昇温状態の異常の有無を判定する排気昇温状態異常判定手段(ECU)という。
【0084】
S203では排気温度が目標レベルである前記目標排気温度にあるかどうかを判定する(排気温度グラフ参照)。S203で肯定判定(排気温度がグラデーション領域Gにある状態という判定)をすれば、すなわち排気昇温状態に異常なしと判定して必要に応じてこのルーチンを繰り返し、否定判定(排気温度がグラデーション領域Gにない部分にある状態という判定)をすればS204に進む。
【0085】
排気温度は目標排気温度にあることが望ましいので、排気温度が目標排気温度にあるかどうかを判定するS203は、排気の昇温状態の異常の有無を判定する排気昇温状態異常判定手段といえる。S203で肯定判定した場合、排気温度はグラデーション領域Gにあるので、この場合、故障なしの判定を行い(故障判定グラフの問題なしレベル参照)、排気温度がグラデーション領域Gになければ故障ありの判定を行う(故障判定グラフの故障レベル参照)。
【0086】
そして、S203とともにS202の属性は、S202およびS203をプログラムに含みかつこのプログラムをROMに記憶してあるECU4にあるので、ECUを排気昇温状態異常判定手段ということができる。
【0087】
S204では排気絞り弁15を開くとともに副噴射を停止する。
このようにS204はS202およびS203でそれぞれ背圧および排気温度が目標レベルにないとの判定がされた場合に前記排気昇温手段の作動を停止する排気昇温停止手段として機能する。このS204の属性もS202とS203の場合と同様にECU4にあるので、ECU4を排気昇温停止手段ということができる。
【0088】
S205では、車輌室内に設けた図示しない故障ランプや警告音によって、ドライバや同乗者に排気絞り弁15やインジェクタ12、ECU4等が故障していることを知らせる。
【0089】
S206では、昇温制御そのものを取り止め、昇温制御がなされる前の制御(以下「通常制御」という。)を行う。
その後は、必要に応じてS201にリターンし、本ルーチンを返す。
【0090】
図3および図4もECU4のROMに記憶してあり、必要に応じてCPUに呼び出される。
〈第2の実施の形態の作用効果〉
この第2の実施の形態の場合、昇温制御実行中の判定時間内における、排気温度センサ16による検出値や背圧センサ17による検出値が、目標レベルにないとき、すなわち排気昇温状態異常判定手段であるECU4が排気の昇温状態に異常ありの判定をした場合は、前記排気昇温手段に異常があるとして排気昇温停止手段であるECU4により排気昇温手段の作動を停止する。
【0091】
排気温度が目標レベルである目標排気温度よりも小さくなる原因としては、排気昇温手段の構成要素であるインジェクタ12の故障により燃料が供給されず、よって十分に燃焼されないこと,排気絞り弁15の誤動作等に起因した排気通路3における圧力不足,排気温度センサ16それ自体の異常によって正確な検出値を得られないこと等が考えられる。
【0092】
このような場合でも排気絞り弁15を閉じかつ空気過剰状態での主噴射に加え副噴射を実行して排気昇温装置を作動し続けることは、不本意な過剰燃焼の原因になり未燃HCの一層の増大や触媒温度の必要以上の増大を招来する。よって、排気昇温停止手段であるECU4により排気昇温手段の作動を停止することで、予期できないHCの増加や触媒が異常高温になることを事前に防止できる。
【0093】
【発明の効果】
本発明の内燃機関の排気昇温装置によれば、排気の昇温制御中、排気昇温状態監視手段がその故障等に起因して当該手段の本来の機能を発揮できない異常な状態にあるという判定が、監視手段異常判定手段によって行われると、排気昇温停止手段が前記昇温制御を停止する。このため、前記故障等の異常状態の発生に起因した不測の燃焼量の増加を防止できるので、未燃HCの予期せぬ増加の防止を図れることは勿論、排気通路に排気浄化用触媒を設置した場合は、異常な排気昇温に起因する触媒の熱劣化の防止ができる。
【0094】
また、本発明では排気昇温状態異常判定手段(ECU)が排気の昇温状態に異常ありの判定を行い、次いで排気昇温停止手段が排気昇温手段の作動を停止するので、その時点で気筒内での不本意な過剰燃焼が停止する。よって、前記と同様にHCの増大や触媒の熱劣化を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施の形態に係る内燃機関の排気昇温装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る昇温制御故障判断ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る昇温制御故障判断ルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図4】排気昇温装置に故障が生じているという判定を行うためのグラフ図である。
【符号の説明】
A…希薄燃焼式エンジン(内燃機関)
1…気筒ブロック
1a…気筒
2…吸気通路
3…排気通路
4…ECU(排気昇温手段の構成要素,監視手段異常判定手段,排気昇温停止手段,排気昇温状態異常判定手段)
5…エアクリーナ
7…スロットルバルブ
8…サージタンク
9…点火プラグ
10…吸気マニホールド
12…インジェクタ(燃料噴射弁,排気昇温手段の構成要素,)
13…排気マニホールド
14…触媒コンバータ
15…排気絞り弁(排気昇温手段の構成要素)
15a…弁体
15b…弁体開閉機構
16…排気温度センサ(排気昇温状態監視手段)
17…背圧センサ(排気昇温状態監視手段)
18…空燃比センサ
Claims (7)
- 内燃機関の排気通路に設けられこの排気通路を流れる排気の量を弁の絞り量で調整する排気絞り弁と、
機関出力発生用の燃料噴射である主噴射および主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射を気筒内に直接行う燃料噴射弁と、
排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時に、前記排気絞り弁による排気絞りの実行制御および前記燃料噴射弁が空気過剰状態で行う前記主噴射による燃焼に加え前記副噴射による燃焼により排気昇温の実行制御を行う排気昇温手段と、
この排気昇温手段の実行により昇温される排気の昇温状態を監視するセンサと、
このセンサの異常の有無を判定するセンサ異常判定手段と、
このセンサ異常判定手段が前記センサに異常ありの判定をした場合に前記排気昇温手段の作動を停止する排気昇温停止手段とを有する内燃機関の排気昇温装置。 - 内燃機関の排気通路に設けられこの排気通路を流れる排気の量を弁の絞り量で調整する排気絞り弁と、
機関出力発生用の燃料噴射である主噴射および主噴射実行後の副次的燃料噴射である副噴射を気筒内に直接行う燃料噴射弁と、
排気に含まれる未燃燃料成分を低減する必要性の高い機関作動時に、前記排気絞り弁による排気絞りの実行制御および前記燃料噴射弁が空気過剰状態で行う主噴射による燃焼に加え前記副噴射による燃焼により排気昇温の実行制御を行う排気昇温手段と、
この排気昇温手段の実行により昇温される排気の昇温状態を監視するセンサと、
このセンサにより監視される排気の昇温状態の異常の有無を判定する排気昇温状態異常判定手段と、
この排気昇温状態異常判定手段が前記排気の昇温状態に異常ありの判定をした場合は、前記排気昇温手段の作動を停止する排気昇温停止手段とを有する内燃機関の排気昇温装置。 - 前記排気昇温状態異常判定手段により排気昇温状態に異常ありの判定をした場合は、前記排気昇温手段に異常ありとして、前記排気昇温手段の作動を停止することを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排気昇温装置。
- 前記センサは前記排気通路における前記排気絞り弁の取付箇所よりも上流箇所に設けた排気温度センサであり、この排気温度センサによって検出された排気温度に基づいて排気の昇温状態を監視することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の排気昇温装置。
- 前記センサは前記排気通路における前記排気絞り弁の取付箇所よりも上流箇所に設けた背圧センサであり、この背圧センサによって検出された背圧に基づいて排気の昇温状態を監視することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の排気昇温装置。
- 前記センサは、前記排気通路における前記排気絞り弁よりも上流箇所に設けた、背圧センサおよび排気温度センサであり、
前記排気昇温状態異常判定手段は、前記両センサによって検出された値がそれぞれの目標範囲にあるときは排気昇温状態に異常無しの判定を行うことを特徴とする請求項2又は3記載の内燃機関の排気昇温装置。 - 前記排気昇温停止手段による前記排気昇温手段の作動停止は、前記排気絞り弁を開くとともに前記副噴射の実行停止によって実行することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の内燃機関の排気昇温装置。
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