JP3631678B2 - 各々が一般に球状の形状を有する次々の要素で構成される装飾チェーン - Google Patents
各々が一般に球状の形状を有する次々の要素で構成される装飾チェーン Download PDFInfo
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Description
【0001】
本発明は、各々が例えば一般に球状である形状を有する次々の要素で構成された装飾チェーンに関する。
【0002】
各々が途中に首部を有する幅広い帯域を形成するように金属ワイヤの材料を一定間隔で打ち出し、各帯域をボールに形成された金属シートに取り囲み、次いでボールの内側で各幅広い帯域の首部のところでワイヤを破断することよりなる方法によってボールチェーンを製造することが知られている。
【0003】
この方法は装飾チェーンを製造するのに特に良く適しているわけではない。何故なら、特に、かくして製造されたボールは宝石を設定するのに容易に適合しないからである。
【0004】
各ビードが隣接ビードに接合されたリンク部材のヘッドを保持するようになっている縁部を持つ弾性変形可能な追加部片を有するビードネックレスがフランス特許第FR−1 237 084号から公知である。追加部片は長さ方向にスロット付きのスリーブの形態で設けられている。リンク部材のヘッドを適所に設置すると、スリーブは弾性変形することができる。このようなビードネックレスは全く満足するものではない。詳細には、追加部片は、リムが追加部片を弾性変形しないようにする傾向があるので、或る場合には製造困難であることがわかる。また、強い引張りがネックレスに不遇に及ぼされる場合にビードが外される恐れが或る。
【0005】
本発明の目的は上記次々の要素のうちの少なくとも1つが中空ボディを有しており、中空ボディの内側には、隣接要素に接合されたリンク部材を保持するようになっている挿入体が固定され、この挿入体が少なくとも1つのスリーブにより構成されている装飾チェーンを提供することである。
【0006】
特徴的には、スリーブはリンク部材のシャンクを通すことができるのに十分幅広いスロットを有している。
【0007】
本発明の結果、チェーンの各要素は上記のようにリンク部材と直接係合されない。
【0008】
リンク部材を保持するのに役立つのは中空ボディの内側に固定された挿入体である。
【0009】
これにより中空ボディを製造するのに使用することができる材料の選択を拡大している。
【0010】
また、本発明によれば、上記中空ボディの具体例の広い範囲が可能になる。
【0011】
中空ボディは特定の支持部片を受け入れるように設計することができるので、要素への宝石の設定が容易になる。
【0012】
特定の実施例では、中空ボディは球状であり、旋削により有利に製造され、それにより特に満足な表面外観を得ることができる。
【0013】
更に特定の実施例では、挿入体は中空ボディを通っている孔に固定される。
【0014】
挿入体は中空ボディの内側に圧力嵌めとして保持することができる。
【0015】
挿入体は外側付近で弾性が実質的に無くてよい。
【0016】
宝石を要素に取付けたい場合、中空ボディは好ましくは上記宝石用の支持部片を受け入れるために、軸線が挿入体の軸線と直角な盲孔を有している。
【0017】
本発明の他の目的はリンク部材をチェーンの要素の中空ボディに保持するのに役立つ挿入体の保持を向上させるのに上記支持部片を使用することである。
【0018】
特定の実施例では、支持部片は、挿入体を跨がって係合されるようになっており、外側部分の幅狭い部分を有利に呈するフォークを有している。かくして、支持部片は挿入体を要素の中空ボディに保持するのを助けることができる。
【0019】
特定の実施例では、挿入体およびリンク部材は、リンク部材が挿入体の軸線のまわりに回転可能に挿入体に保持されるように設計されている。挿入体およびリンク部材は好ましくは、リンク部材が挿入体の軸線に沿って変位可能に挿入体に保持されるように設計されている。リンク部材は有利には、挿入体に保持される拡大ヘッドをその端部に有しており、挿入体はその内側部分の幅狭い部分を有している。挿入体は好ましくは、各々がその内側部分の幅狭い部分を有する2つの長さ方向にスロット付きのスリーブにより構成されている。これらのスリーブは有利には、互いにに嵌合するように設計されている。リンク部材は例えば2mm〜20mmの範囲にある長さを有する2つのヘッドの付いたピンにより構成することができる。
【0020】
他の特定な実施例では、リンク部材は挿入体の軸線と直角な枢軸腺を中心に回動可能に挿入体に設けられている。リンク部材は有利には、長い辺が上記枢軸腺と直角のシャンクを有しており、上記シャンクには、その端部の各々に各ぺグが通る穴が設けられている。各ペグは好ましくはその端部を経て挿入体に形成された穴の係合され、上記挿入体はできるだけ単一のブロックである。
【0021】
挿入体は有利には、その軸方向端部の各々に、中空ボディの外面と連続して位置決めされる表面、例えば、球状表面を有しており、これは外観の点で有利である。
【0022】
本発明の他の特徴および輪転は本発明の非制限的実施例の下記の詳細な説明を読み、添付図面を吟味することで明らかになろう。
【0023】
2つの同じ次々の要素2を図1に示す装飾チェイン1を例えばブレスレットまたはネックレスの製造に使用することができる。
【0024】
各要素2は自動旋盤を作動することによって形成される球状外面を持つ中空の金属ボディ3を有している。
【0025】
中空ボディ3はその直径と一致する軸線X上で貫通した孔5を有しており、また中空ボディ3は軸線Xと直角な軸線Y上に孔5の直径より大きい直径であり、孔5に開口している盲孔6を有している。
【0026】
各要素2は図3および図4に分離状態で示されている雌スリーブ8と雄スリーブ9との組立体により構成される挿入体7を収容している。
【0027】
各スリーブ8、9は一方の軸方向端部にそれぞれ10、11で示す球状表面を有しており、これらの表面は、挿入体7が中空ボディ3に適所にあると、図1でわかるように、上記中空ボディの球状表面4と連続状態で位置決めされる。
【0028】
雌スリーブ8は軸線Xのまわりに円形対称である外面を有しており、また雌スリーブ8には、肩部12が設けられており、この肩部12は中空ボディ3の孔5の直径に実質的に一致する直径を有する円筒形表面13を端部10に隣接して構成しており、且つ表面13の直径より小さい直径を有する円筒形の表面を反対端部14に隣接して構成している。
【0029】
雄スリーブ9は肩部17、18を備えた円筒形外面を有しており、肩部17、18は雌スリーブ8の表面の直径と同じである直径を有する円筒形表面19を間に構成している。
【0030】
肩部18は雌スリーブ8の表面13の直径と同じ直径を有する円筒形表面20を端部11に隣接して構成している。
【0031】
肩部17は表面19の直径より小さい直径を有する円筒形表面21を反対端部16に隣接して構成している。
【0032】
雄スリーブ9の内側部分は、その長さの大部分にわたって延びていて、且つ端部11の近傍の26のところで幅狭くなっているおり領域25において一定の直径を有している。
【0033】
雌スリーブ8の内側部分は段になっており、端部10の近傍の22のところで幅狭くなっている。
【0034】
端部14のところの雌スリーブ8の開口部の内側部分は雄スリーブの表面21の部分に対応しており、従ってスリーブ8、9は互いに嵌合して挿入体7を構成しており、肩部14、17は互いに当接する。
【0035】
幅狭い部分22と開口部24との間の中間領域23における雌スリーブ8の内側部分の直径は端部16のところの雄スリーブ9の内側部分の直径に等しい。
【0036】
幅狭い部分22、26の直径は等しい。
【0037】
2つの次々の要素2は、上記実施例では、円筒形シャンク32と、その端部の各々におけるよりおおきいい直径のヘッド31とを有するピン30の形態で設けられるリンク要素によって互いに接合されている。
【0038】
ピン30は、例えば、各々が途中に首部を有する幅広い帯域を構成するように金属ワイヤの材料を一定の間隔で局部的に打ち出し、次いでワイヤを上記首部のところで区分することによって金属ワイヤで製造することができる。
【0039】
シャンク32の直径は幅狭い部分22、26の直径より僅かに小さく、領域23、25の直径はヘッド31の直径より僅かに大きい。
【0040】
上記例では、スリーブ8、9は、図5および図7に示すように、ピン30のヘッド31を挿入することができるようにそれらの全長に沿って軸方向にスロットが形成されている。
【0041】
雌スリーブ8の場合、ヘッド31を端部14を経て挿入し、かくしてシャンク32の軸線は軸線Xと実質的に直角であり、次いで、ヘッド31が幅狭い部分22に当接するまでピン30を上記軸線と平行に変位させる。
【0042】
次いで、ピン30を図5に鎖線で示す位置をとるように一回転の4分1だけ回動し、かくして、シャンク32は実質的に軸線X上になる。
【0043】
雌スリーブ8に作られたスロット33の開口部の幅はピン30のシャンク32の直径より僅かに大きい。
【0044】
また、シャンク32の軸線が軸線Xと実質的に直角になるようにヘッド31を端部16を経て挿入し、ヘッド31が幅狭い部分26に当接するまでピン30を上記軸線と平行に摺動させることによって、ピン30を雄スリーブ9内に適所に設置する。
【0045】
次いで、図7に鎖線で示すようにシャンク32がスリーブ2の軸線X上になるようにピン30を一回転の4分1だけ回動させる。
【0046】
ピン30のヘッド31がスリーブ8、9内の適所になると、図6に示すようにスリーブを夫々の端部14、16を経て孔5に挿入し、これらのスリーブは図10でわかるように互いに内側に相互に嵌合して挿入体7を構成する。
【0047】
スリーブ8、9は好ましくは摩擦により組付けられたままであるように圧力嵌めとして互いに嵌合する。スリーブ8、9は有意な弾性を有することができない。
【0048】
スリーブ8、9は雌スリーブ8の表面13と雄スリーブ9の表面20との間での圧力嵌めにより孔5内に保持される。
【0049】
当然、スリーブ8、9が組付けされ、次いではんだ付けにより、或いは任意の他の在来の手段により中空ボディ3内に固定されることは本発明の範囲を越えない。
【0050】
上記実施例では、図11に分離状態で示される支持部片40によって各要素2に宝石45が設定される。
【0051】
支持部片40は、底部分で切断されて挿入体7を跨がって係合されるように設計されたフォーク41を構成し、且つ頂部分でくり抜かれて円錐形ハウジング42を構成している円筒体の形態で設けられている。
【0052】
フォーク41の開口部の幅は表面13、20の直径に一致している。
【0053】
支持部片40の直径は、支持部片40が圧力嵌めとして盲孔6に保持されるように盲孔6の直径に一致している。
【0054】
ハウジング42の上には、設定操作中、宝石45に押し付けられるようになっている薄い壁部44が設けられている。
【0055】
ハウジング42の底部43は穴があけられていて、宝石45なしで支持部片4おを中空ボディ3に挿入すると、挿入体7にさら穴46を形成することができ、上記さら穴は宝石45の底端部を受け入れるようになっている。
【0056】
フォーク41は摩擦により挿入体7に係合され、それにより支持部片40および挿入体7を中空ボディ3内に保持するための追加の力と、組付けられたスリーブ8、9用の補強との両方をもたらす。
【0057】
図13は端要素2’にピン30を経て組付けられる上記のような要素2を示しており、端要素2’は、中空ボディ31’および支持部片40が僅かに太いこと、および孔5がすっかりは貫通していないが、盲であり、単一のブロック挿入体7’を受け入れることにより要素2とは異なっている。
【0058】
より詳細には、挿入体7’はここでは、内側部分が幅狭い部分を有するスリーブにより構成されており、この挿入体は孔5に圧力嵌めされており、挿入体7’には、上記スリーブ8、9のようにピン30のヘッド31を取付けるためのスロットが長さ方向に形成されている。
【0059】
図示のように、ピン30は好ましくは挿入体7、7’の内側に或る隙間量をもって保持され、かくして、チェーンの次々の要素は軸線Xを中心に互いに対して回転することができ、且つ上記軸線Xに沿って並進で変位することができる。
【0060】
かくして宝石の相対配向がが決して固定されないので、上記の運動性の結果、有利な美的効果を得ることができる。
【0061】
本発明の範囲を越えることなしに、要素2または2’の中空ボディに固定された挿入体は始めに示した在来の方法により得られるボールチェーンに他端部で接合されるリンク部材の一端を保持するのに役立つことができる。
【0062】
図14ないし図20における実施例では、チェーンの各要素2’’は図2に示す中空ボディと同じ中空ボディ3を有している。
【0063】
この中空ボディは図18に示す挿入体7’’と、図11を参照して以上で説明した支持部片と同じ支持部片40とを有している。
【0064】
要素2’’は挿入体7’’の軸線Xと直角な枢軸線Zを中心に回動可能にリンク部材50により互いに接合されている。
【0065】
より詳細には、各リンク部材50は長い辺が枢軸線Zと直角である矩形の横断面のシャンク51を有しており、このシャンク51には、ペグが係合される穴52がその2つの端部の各々に設けられており、上記ペグの端部は挿入体7’’の穴54に係合される。穴54の軸線は軸線Xと直角に交差している。
【0066】
挿入体7’’は、穴54を除いて、外見上、図10に示す挿入体7と同じ形状を呈している。挿入体7’’はこれにそって軸方向に通っているスロット58を有しており、このスロット58は、上記例では挿入体7’’の全長に沿って延びており、またその外側部分の幅狭い部分を有している。上記例では、スロット58は長い辺が穴54の軸線と直角である矩形の横断面を有している。スロット58の深さは挿入体7’’の最も大きい外径の4分3に実質的に一致する。
【0067】
リンク部材50が係合されるのに十分長い距離にわたってだけ、挿入体71’’の軸方向端部に長さ方向にスロットが設けられていることは本発明の範囲を越えない。
【0068】
変形実施例(図示せず)では、挿入体には、その全長に沿ってはスロットが長さ方向に設けられていないが、その軸方向端部にだけスロットが長さ方向に設けられている。
【0069】
この場合、挿入体はその軸方向端部の各々にスロットを有することができ、このスロットは垂直方向に通って挿入体の全高さにわたって延びている。
【0070】
かくして、挿入体が係合されるボールに固定し得る宝石の形状は、挿入体にその全長に沿っては長さ方向にスロットが設けられていないことを考慮してのものである。
【0071】
本説明で使用している語「スロット」に広い意味を与えることが必要であり、スロットは出来るだけ、2つの平行側部を必ずしも有するわけでなない横断面を有する。
【0072】
変形実施例(図示せず)では、リンク部材の端部を設けることができるスロットは挿入体の側面に開口していないが、挿入体の端面にだけ開口しており、上記端面は中空ボディの外面に連続するように設計されている。
【0073】
要素2’’を組付けるには、まず、2つのリンク部材50の端部を、例えば、穴52、54を一致させるように挿入体7’’の軸線Xに沿って挿入することによって挿入体のスロット58に挿入し、次いで、ペグ53を上記穴に挿入する。リンク部材50のうちの一方が既に要素2’’に組付けされ、他方のリンク部材が自由である仮定する。
【0074】
次いで、挿入体7’’をボディ3の孔5に挿入し、次いで支持部片40を適所に設置すると、フォーク41は上記幅狭い部分59に係合される。
【0075】
図14ないし図20における実施例によれば、宝石を挿入体の軸線Xのまわりに所定の配向で保持することができる。
【0076】
当然、チェーンを構成する次々の要素の性質および形状が変更されることは本発明の範囲を越えず、上記要素は宝石を受けなくてもよく、要素の中空ボディは例えばビードで構成されもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの次々の要素を示す本発明の装飾チェーンの断面図である。
【図2】図1の要素のうちの一方の中空ボディを分離状態で示している。
【図3】図1の要素の中空ボディに固定された挿入体を構成する2つのスリーブを分離状態で示す断面図である。
【図4】図1の要素の中空ボディに固定された挿入体を構成する2つのスリーブを分離状態で示す断面図である。
【図5】スリーブのうちの一方における適所に設置された第1リンク部材を示している。
【図6】スリーブのうちの一方における適所に設置された第1リンク部材を示している。
【図7】他方のスリーブにおける適所に設置された第2リンク部材を示している。
【図8】他方のスリーブにおける適所に設置された第2リンク部材を示している。
【図9】要素の中空ボディの内側に組付けられた2つのスリーブを示している。
【図10】要素の中空ボディの内側に組付けられた2つのスリーブを示している。
【図11】宝石用の支持部片を分離状態で示している。
【図12】中空ボディ内の適所にある支持部片を示している。
【図13】チェーンの残部に組付けられた端要素を示している。
【図14】本発明の第3実施例による要素の概略平面図である。
【図15】図14の鎖線XV−XV上の概略断面図である。
【図16】図14の矢印XVI上の正面図である。
【図17】図16の矢印XVII上の側面図である。
【図18】図14ないし図17に示す要素の挿入体を分離状態で斜視図で示している。
【図19】2つの互いに組付けられた要素を示す概略斜視図である。
【図20】挿入体およびリンク部材を示すために要素の中空ボディを取り外した図19と同様な図である。
本発明は、各々が例えば一般に球状である形状を有する次々の要素で構成された装飾チェーンに関する。
【0002】
各々が途中に首部を有する幅広い帯域を形成するように金属ワイヤの材料を一定間隔で打ち出し、各帯域をボールに形成された金属シートに取り囲み、次いでボールの内側で各幅広い帯域の首部のところでワイヤを破断することよりなる方法によってボールチェーンを製造することが知られている。
【0003】
この方法は装飾チェーンを製造するのに特に良く適しているわけではない。何故なら、特に、かくして製造されたボールは宝石を設定するのに容易に適合しないからである。
【0004】
各ビードが隣接ビードに接合されたリンク部材のヘッドを保持するようになっている縁部を持つ弾性変形可能な追加部片を有するビードネックレスがフランス特許第FR−1 237 084号から公知である。追加部片は長さ方向にスロット付きのスリーブの形態で設けられている。リンク部材のヘッドを適所に設置すると、スリーブは弾性変形することができる。このようなビードネックレスは全く満足するものではない。詳細には、追加部片は、リムが追加部片を弾性変形しないようにする傾向があるので、或る場合には製造困難であることがわかる。また、強い引張りがネックレスに不遇に及ぼされる場合にビードが外される恐れが或る。
【0005】
本発明の目的は上記次々の要素のうちの少なくとも1つが中空ボディを有しており、中空ボディの内側には、隣接要素に接合されたリンク部材を保持するようになっている挿入体が固定され、この挿入体が少なくとも1つのスリーブにより構成されている装飾チェーンを提供することである。
【0006】
特徴的には、スリーブはリンク部材のシャンクを通すことができるのに十分幅広いスロットを有している。
【0007】
本発明の結果、チェーンの各要素は上記のようにリンク部材と直接係合されない。
【0008】
リンク部材を保持するのに役立つのは中空ボディの内側に固定された挿入体である。
【0009】
これにより中空ボディを製造するのに使用することができる材料の選択を拡大している。
【0010】
また、本発明によれば、上記中空ボディの具体例の広い範囲が可能になる。
【0011】
中空ボディは特定の支持部片を受け入れるように設計することができるので、要素への宝石の設定が容易になる。
【0012】
特定の実施例では、中空ボディは球状であり、旋削により有利に製造され、それにより特に満足な表面外観を得ることができる。
【0013】
更に特定の実施例では、挿入体は中空ボディを通っている孔に固定される。
【0014】
挿入体は中空ボディの内側に圧力嵌めとして保持することができる。
【0015】
挿入体は外側付近で弾性が実質的に無くてよい。
【0016】
宝石を要素に取付けたい場合、中空ボディは好ましくは上記宝石用の支持部片を受け入れるために、軸線が挿入体の軸線と直角な盲孔を有している。
【0017】
本発明の他の目的はリンク部材をチェーンの要素の中空ボディに保持するのに役立つ挿入体の保持を向上させるのに上記支持部片を使用することである。
【0018】
特定の実施例では、支持部片は、挿入体を跨がって係合されるようになっており、外側部分の幅狭い部分を有利に呈するフォークを有している。かくして、支持部片は挿入体を要素の中空ボディに保持するのを助けることができる。
【0019】
特定の実施例では、挿入体およびリンク部材は、リンク部材が挿入体の軸線のまわりに回転可能に挿入体に保持されるように設計されている。挿入体およびリンク部材は好ましくは、リンク部材が挿入体の軸線に沿って変位可能に挿入体に保持されるように設計されている。リンク部材は有利には、挿入体に保持される拡大ヘッドをその端部に有しており、挿入体はその内側部分の幅狭い部分を有している。挿入体は好ましくは、各々がその内側部分の幅狭い部分を有する2つの長さ方向にスロット付きのスリーブにより構成されている。これらのスリーブは有利には、互いにに嵌合するように設計されている。リンク部材は例えば2mm〜20mmの範囲にある長さを有する2つのヘッドの付いたピンにより構成することができる。
【0020】
他の特定な実施例では、リンク部材は挿入体の軸線と直角な枢軸腺を中心に回動可能に挿入体に設けられている。リンク部材は有利には、長い辺が上記枢軸腺と直角のシャンクを有しており、上記シャンクには、その端部の各々に各ぺグが通る穴が設けられている。各ペグは好ましくはその端部を経て挿入体に形成された穴の係合され、上記挿入体はできるだけ単一のブロックである。
【0021】
挿入体は有利には、その軸方向端部の各々に、中空ボディの外面と連続して位置決めされる表面、例えば、球状表面を有しており、これは外観の点で有利である。
【0022】
本発明の他の特徴および輪転は本発明の非制限的実施例の下記の詳細な説明を読み、添付図面を吟味することで明らかになろう。
【0023】
2つの同じ次々の要素2を図1に示す装飾チェイン1を例えばブレスレットまたはネックレスの製造に使用することができる。
【0024】
各要素2は自動旋盤を作動することによって形成される球状外面を持つ中空の金属ボディ3を有している。
【0025】
中空ボディ3はその直径と一致する軸線X上で貫通した孔5を有しており、また中空ボディ3は軸線Xと直角な軸線Y上に孔5の直径より大きい直径であり、孔5に開口している盲孔6を有している。
【0026】
各要素2は図3および図4に分離状態で示されている雌スリーブ8と雄スリーブ9との組立体により構成される挿入体7を収容している。
【0027】
各スリーブ8、9は一方の軸方向端部にそれぞれ10、11で示す球状表面を有しており、これらの表面は、挿入体7が中空ボディ3に適所にあると、図1でわかるように、上記中空ボディの球状表面4と連続状態で位置決めされる。
【0028】
雌スリーブ8は軸線Xのまわりに円形対称である外面を有しており、また雌スリーブ8には、肩部12が設けられており、この肩部12は中空ボディ3の孔5の直径に実質的に一致する直径を有する円筒形表面13を端部10に隣接して構成しており、且つ表面13の直径より小さい直径を有する円筒形の表面を反対端部14に隣接して構成している。
【0029】
雄スリーブ9は肩部17、18を備えた円筒形外面を有しており、肩部17、18は雌スリーブ8の表面の直径と同じである直径を有する円筒形表面19を間に構成している。
【0030】
肩部18は雌スリーブ8の表面13の直径と同じ直径を有する円筒形表面20を端部11に隣接して構成している。
【0031】
肩部17は表面19の直径より小さい直径を有する円筒形表面21を反対端部16に隣接して構成している。
【0032】
雄スリーブ9の内側部分は、その長さの大部分にわたって延びていて、且つ端部11の近傍の26のところで幅狭くなっているおり領域25において一定の直径を有している。
【0033】
雌スリーブ8の内側部分は段になっており、端部10の近傍の22のところで幅狭くなっている。
【0034】
端部14のところの雌スリーブ8の開口部の内側部分は雄スリーブの表面21の部分に対応しており、従ってスリーブ8、9は互いに嵌合して挿入体7を構成しており、肩部14、17は互いに当接する。
【0035】
幅狭い部分22と開口部24との間の中間領域23における雌スリーブ8の内側部分の直径は端部16のところの雄スリーブ9の内側部分の直径に等しい。
【0036】
幅狭い部分22、26の直径は等しい。
【0037】
2つの次々の要素2は、上記実施例では、円筒形シャンク32と、その端部の各々におけるよりおおきいい直径のヘッド31とを有するピン30の形態で設けられるリンク要素によって互いに接合されている。
【0038】
ピン30は、例えば、各々が途中に首部を有する幅広い帯域を構成するように金属ワイヤの材料を一定の間隔で局部的に打ち出し、次いでワイヤを上記首部のところで区分することによって金属ワイヤで製造することができる。
【0039】
シャンク32の直径は幅狭い部分22、26の直径より僅かに小さく、領域23、25の直径はヘッド31の直径より僅かに大きい。
【0040】
上記例では、スリーブ8、9は、図5および図7に示すように、ピン30のヘッド31を挿入することができるようにそれらの全長に沿って軸方向にスロットが形成されている。
【0041】
雌スリーブ8の場合、ヘッド31を端部14を経て挿入し、かくしてシャンク32の軸線は軸線Xと実質的に直角であり、次いで、ヘッド31が幅狭い部分22に当接するまでピン30を上記軸線と平行に変位させる。
【0042】
次いで、ピン30を図5に鎖線で示す位置をとるように一回転の4分1だけ回動し、かくして、シャンク32は実質的に軸線X上になる。
【0043】
雌スリーブ8に作られたスロット33の開口部の幅はピン30のシャンク32の直径より僅かに大きい。
【0044】
また、シャンク32の軸線が軸線Xと実質的に直角になるようにヘッド31を端部16を経て挿入し、ヘッド31が幅狭い部分26に当接するまでピン30を上記軸線と平行に摺動させることによって、ピン30を雄スリーブ9内に適所に設置する。
【0045】
次いで、図7に鎖線で示すようにシャンク32がスリーブ2の軸線X上になるようにピン30を一回転の4分1だけ回動させる。
【0046】
ピン30のヘッド31がスリーブ8、9内の適所になると、図6に示すようにスリーブを夫々の端部14、16を経て孔5に挿入し、これらのスリーブは図10でわかるように互いに内側に相互に嵌合して挿入体7を構成する。
【0047】
スリーブ8、9は好ましくは摩擦により組付けられたままであるように圧力嵌めとして互いに嵌合する。スリーブ8、9は有意な弾性を有することができない。
【0048】
スリーブ8、9は雌スリーブ8の表面13と雄スリーブ9の表面20との間での圧力嵌めにより孔5内に保持される。
【0049】
当然、スリーブ8、9が組付けされ、次いではんだ付けにより、或いは任意の他の在来の手段により中空ボディ3内に固定されることは本発明の範囲を越えない。
【0050】
上記実施例では、図11に分離状態で示される支持部片40によって各要素2に宝石45が設定される。
【0051】
支持部片40は、底部分で切断されて挿入体7を跨がって係合されるように設計されたフォーク41を構成し、且つ頂部分でくり抜かれて円錐形ハウジング42を構成している円筒体の形態で設けられている。
【0052】
フォーク41の開口部の幅は表面13、20の直径に一致している。
【0053】
支持部片40の直径は、支持部片40が圧力嵌めとして盲孔6に保持されるように盲孔6の直径に一致している。
【0054】
ハウジング42の上には、設定操作中、宝石45に押し付けられるようになっている薄い壁部44が設けられている。
【0055】
ハウジング42の底部43は穴があけられていて、宝石45なしで支持部片4おを中空ボディ3に挿入すると、挿入体7にさら穴46を形成することができ、上記さら穴は宝石45の底端部を受け入れるようになっている。
【0056】
フォーク41は摩擦により挿入体7に係合され、それにより支持部片40および挿入体7を中空ボディ3内に保持するための追加の力と、組付けられたスリーブ8、9用の補強との両方をもたらす。
【0057】
図13は端要素2’にピン30を経て組付けられる上記のような要素2を示しており、端要素2’は、中空ボディ31’および支持部片40が僅かに太いこと、および孔5がすっかりは貫通していないが、盲であり、単一のブロック挿入体7’を受け入れることにより要素2とは異なっている。
【0058】
より詳細には、挿入体7’はここでは、内側部分が幅狭い部分を有するスリーブにより構成されており、この挿入体は孔5に圧力嵌めされており、挿入体7’には、上記スリーブ8、9のようにピン30のヘッド31を取付けるためのスロットが長さ方向に形成されている。
【0059】
図示のように、ピン30は好ましくは挿入体7、7’の内側に或る隙間量をもって保持され、かくして、チェーンの次々の要素は軸線Xを中心に互いに対して回転することができ、且つ上記軸線Xに沿って並進で変位することができる。
【0060】
かくして宝石の相対配向がが決して固定されないので、上記の運動性の結果、有利な美的効果を得ることができる。
【0061】
本発明の範囲を越えることなしに、要素2または2’の中空ボディに固定された挿入体は始めに示した在来の方法により得られるボールチェーンに他端部で接合されるリンク部材の一端を保持するのに役立つことができる。
【0062】
図14ないし図20における実施例では、チェーンの各要素2’’は図2に示す中空ボディと同じ中空ボディ3を有している。
【0063】
この中空ボディは図18に示す挿入体7’’と、図11を参照して以上で説明した支持部片と同じ支持部片40とを有している。
【0064】
要素2’’は挿入体7’’の軸線Xと直角な枢軸線Zを中心に回動可能にリンク部材50により互いに接合されている。
【0065】
より詳細には、各リンク部材50は長い辺が枢軸線Zと直角である矩形の横断面のシャンク51を有しており、このシャンク51には、ペグが係合される穴52がその2つの端部の各々に設けられており、上記ペグの端部は挿入体7’’の穴54に係合される。穴54の軸線は軸線Xと直角に交差している。
【0066】
挿入体7’’は、穴54を除いて、外見上、図10に示す挿入体7と同じ形状を呈している。挿入体7’’はこれにそって軸方向に通っているスロット58を有しており、このスロット58は、上記例では挿入体7’’の全長に沿って延びており、またその外側部分の幅狭い部分を有している。上記例では、スロット58は長い辺が穴54の軸線と直角である矩形の横断面を有している。スロット58の深さは挿入体7’’の最も大きい外径の4分3に実質的に一致する。
【0067】
リンク部材50が係合されるのに十分長い距離にわたってだけ、挿入体71’’の軸方向端部に長さ方向にスロットが設けられていることは本発明の範囲を越えない。
【0068】
変形実施例(図示せず)では、挿入体には、その全長に沿ってはスロットが長さ方向に設けられていないが、その軸方向端部にだけスロットが長さ方向に設けられている。
【0069】
この場合、挿入体はその軸方向端部の各々にスロットを有することができ、このスロットは垂直方向に通って挿入体の全高さにわたって延びている。
【0070】
かくして、挿入体が係合されるボールに固定し得る宝石の形状は、挿入体にその全長に沿っては長さ方向にスロットが設けられていないことを考慮してのものである。
【0071】
本説明で使用している語「スロット」に広い意味を与えることが必要であり、スロットは出来るだけ、2つの平行側部を必ずしも有するわけでなない横断面を有する。
【0072】
変形実施例(図示せず)では、リンク部材の端部を設けることができるスロットは挿入体の側面に開口していないが、挿入体の端面にだけ開口しており、上記端面は中空ボディの外面に連続するように設計されている。
【0073】
要素2’’を組付けるには、まず、2つのリンク部材50の端部を、例えば、穴52、54を一致させるように挿入体7’’の軸線Xに沿って挿入することによって挿入体のスロット58に挿入し、次いで、ペグ53を上記穴に挿入する。リンク部材50のうちの一方が既に要素2’’に組付けされ、他方のリンク部材が自由である仮定する。
【0074】
次いで、挿入体7’’をボディ3の孔5に挿入し、次いで支持部片40を適所に設置すると、フォーク41は上記幅狭い部分59に係合される。
【0075】
図14ないし図20における実施例によれば、宝石を挿入体の軸線Xのまわりに所定の配向で保持することができる。
【0076】
当然、チェーンを構成する次々の要素の性質および形状が変更されることは本発明の範囲を越えず、上記要素は宝石を受けなくてもよく、要素の中空ボディは例えばビードで構成されもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの次々の要素を示す本発明の装飾チェーンの断面図である。
【図2】図1の要素のうちの一方の中空ボディを分離状態で示している。
【図3】図1の要素の中空ボディに固定された挿入体を構成する2つのスリーブを分離状態で示す断面図である。
【図4】図1の要素の中空ボディに固定された挿入体を構成する2つのスリーブを分離状態で示す断面図である。
【図5】スリーブのうちの一方における適所に設置された第1リンク部材を示している。
【図6】スリーブのうちの一方における適所に設置された第1リンク部材を示している。
【図7】他方のスリーブにおける適所に設置された第2リンク部材を示している。
【図8】他方のスリーブにおける適所に設置された第2リンク部材を示している。
【図9】要素の中空ボディの内側に組付けられた2つのスリーブを示している。
【図10】要素の中空ボディの内側に組付けられた2つのスリーブを示している。
【図11】宝石用の支持部片を分離状態で示している。
【図12】中空ボディ内の適所にある支持部片を示している。
【図13】チェーンの残部に組付けられた端要素を示している。
【図14】本発明の第3実施例による要素の概略平面図である。
【図15】図14の鎖線XV−XV上の概略断面図である。
【図16】図14の矢印XVI上の正面図である。
【図17】図16の矢印XVII上の側面図である。
【図18】図14ないし図17に示す要素の挿入体を分離状態で斜視図で示している。
【図19】2つの互いに組付けられた要素を示す概略斜視図である。
【図20】挿入体およびリンク部材を示すために要素の中空ボディを取り外した図19と同様な図である。
Claims (19)
- 次々の要素で構成された装飾チェーンであって、上記要素(2;2’;2’’)のうちの少なくとも1つは中空ボディ(3;3’)を有しており、該中空ボディの内側には、上記装飾チェーンの隣接要素(2;2’;2’’)に接合されたリンク部材(30;50)を保持するようになっている挿入体(7;7’;7’’)が固定されており、上記挿入体(7;7’;7’’)が少なくとも1つのスリーブにより構成されている装飾チェーンにおいて、上記リンク部材(30;50)はシャンク(32;51)を有し、上記スリーブは上記リンク部材(30;50)のシャンク(32;51)を通すことができるのに十分に幅広いスロット(33、38;58)を有していることを特徴とする装飾チェーン。
- 上記中空ボディ(3;3’)は球状であることを特徴とする請求項1に記載の装飾チェーン。
- 上記中空ボディ(3;3’)は旋削により形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装飾チェーン。
- 上記挿入体(7;7’’)は中空ボディ(3)を通っている孔(5)に固定されていることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- 上記中空ボディ(3;3’)は宝石(45)用の支持部片(40;40’)を受入れるために挿入体(7;7’;7’’)の軸線(X)と直角な軸線(Y)の盲孔(6)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- 上記支持部片(40;40’)は挿入体(7;7’;7’’)を跨がって係合されるようになっているフォーク(41)を有していることを特徴とする請求項5に記載の装飾チェーン。
- 挿入体(7;7’;7’’)は上記中空ボディ(3;3’)の内側に圧力嵌めとして保持されていることを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- リンク部材(30)は挿入体(7;7’)に保持される拡大ヘッド(31)をその端部に有していることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- 挿入体(7;7’)は、各々がその内側部分の幅狭い部分(22、26)を有する2つの長さ方向にスロット付きのスリーブ(8;9)により構成されていることを特徴とする請求項1ないし8のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- 上記スリーブ(8;9)は互いに嵌合するようになっていることを特徴とする請求項9に記載の装飾チェーン。
- 挿入体(7;7’)およびリンク部材(30)は、上記リンク部材が挿入体(7;7’)の軸線(X)のまわりを回転可能に挿入体(7;7’)に保持されるように設計されていることを特徴とする請求項1ないし10のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- 挿入体およびリンク部材は、上記リンク部材が挿入体の軸線(X)に沿って変位可能に挿入体に保持されるように設計されていることを特徴とする請求項1ないし11のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- リンク部材は2つのヘッド(31)を有するピン(30)により構成されていることを特徴とする請求項1ないし12のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- ピン(30)の長さは2mm〜20mmの範囲にあることを特徴とする請求項1ないし13のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- リンク部材は挿入体(7’’)の軸線(X)と直角な枢軸線(Z)のまわりに回動可能に挿入体に設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- リンク部材(50)は、長い辺が枢軸線(Z)と直角である矩形の横断面のシャンク(51)を有しており、上記シャンクは夫々のペグ(53)が通る2つの穴(52)を備えていることを特徴とする請求項15に記載の装飾チェーン。
- 各ペグ(53)は、挿入体(7’’)に作られた穴(54)に係合されていることを特徴とする請求項16に記載の装飾チェーン。
- 挿入体(7’’)は単一のブロックであることを特徴とする請求項15ないし17のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
- 挿入体はその軸方向端部の各々に、中空ボディの外面と連続状態で位置決めされるようになっている表面、例えば、球状表面を有していることを特徴とする請求項1ないし18のうちのいずれか1つに記載の装飾チェーン。
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