JP3616053B2 - ハイブリッド車両用動力伝達装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンとモータの2種類の駆動力源を備えたハイブリッド車両用動力伝達装置に関し、特にモータ単独走行モードからエンジンの駆動を伴う走行モードに移行する場合にエンジンを始動するエンジン始動手段を有するハイブリッド車両用動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンとモータの2種類の駆動力源を備えたハイブリッド車両の中には、エンジンとモータとを選択的に駆動車輪側に接続してそれぞれの駆動出力を選択的に駆動車輪に伝達して走行するものがある。
【0003】
例えば、特開昭60−55803号公報、特開2000−224714号公報には、モータ単独走行モード(EV走行モード)中に走行モータまたは車軸の回転力を用いてエンジンを始動する技術が提案されている。これらのハイブリッド車両では、モータと車軸間のクラッチを接続させるとともに、モータ単独走行モードで走行中にモータとエンジン間のクラッチを接続させることによりエンジンを始動することができる。
【0004】
図4は従来におけるハイブリッド車両用動力伝達装置の概略構成図である。前記ハイブリッド車両用動力伝達装置20は、エンジン1とモータ2を備え、モータ単独走行モードを含む複数の走行モードでエンジン1およびモータ2の少なくとも一方から車両駆動用出力を出力可能とされている。前記エンジン1のクランクシャフト5の端部には、ダンパ付きフライホイール6を介してメインシャフト7が連結されている。前記メインシャフト7には、その同軸にモータ(ジェネレータ)2、駆動モード切り換え部14,ドライブプーリ(DRプーリ)9が配置され、メインシャフト7と並行に、ドリブンプーリ(DNプーリ)12およびトルク伝達容量が可変の発進クラッチ4が配置されている。前記ハイブリッド車両用動力伝達装置20において、モータ単独走行モードではクラッチ3とクラッチ4を連結し、モータの動力を駆動輪に伝達し走行し、モータ単独走行モードからエンジン駆動を伴う走行モードに移行する場合には、エンジン1とモータ2間に配置されたクラッチ8を連結して、モータ2の駆動力をエンジン1に伝達することでエンジン1を始動するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来においては、エンジン1のクランクシャフト5の端部に、ダンパ付きのフライホイール6、メインシャフト7、駆動モード切り換え部14を介してモータ2に連結する構造であるため、エンジン始動時にはエンジン1のフリクションに加え、フライホイール6の慣性質量などの影響を受けてしまう。このため、運転者に違和感を与えることなく瞬時にエンジン1を始動するには、上述した影響により必要なトルクが増大するため、その分モータ2の出力を高める必要がある。
しかし、モータ2の出力を高めるとその分モータ2が大型化するため、重量も増大して搭載性が悪化するという問題がある。またモータ2が大型化すると、供給するバッテリの電圧上昇を引き起こし、コストアップにつながるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、モータを大型化することなくモータ単独走行モードからエンジン駆動を伴う走行モードに移行することができる車両用動力伝達装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載した発明は、エンジン(例えば、実施の形態におけるエンジン31)とモータ(例えば、実施の形態におけるモータ32)を備え少なくともモータのみの駆動力で走行するモータ単独走行モードで走行可能なハイブリッド車両に適用され、エンジンとモータとの間に介装されてエンジンとモータとを連結または分離するクラッチ(例えば、実施の形態におけるクラッチ33)を備え、前記モータ単独走行モードにおいて前記クラッチによりエンジンとモータとを連結することで、前記モータの駆動力によりエンジンを始動可能なハイブリッド車両用動力伝達装置(例えば、実施の形態におけるハイブリッド車両用動力伝達装置30)であって、前記モータのロータ(例えば、実施の形態におけるロータ34)とともに回転可能なダンパ付きフライホイール(例えば、実施の形態におけるダンパ付きフライホイール35)を前記クラッチと前記モータとの間に設け、前記ダンパ付きフライホイールのダンパは、前記モータのロータと前記フライホイールとの間に設けられていることを特徴とするハイブリッド車両用動力伝達装置である。
【0008】
上記のように構成すると、モータ単独走行モードにおいて前記フライホイールは前記モータのロータと一体的に回転する。このため、前記クラッチを接続してモータ単独走行モードからエンジンの駆動を伴う走行モードに移行する場合に必要とされるトルクから、フライホイールのイナーシャ(慣性)によるトルクを低減することができる。加えて、前記フライホイールにダンパが設けられているため、上述した走行モード移行の際にエンジンのフリクションを吸収することができ、前記必要とされるトルクからフリクションによるトルクを低減することができる。よって、モータに必要なトルクを大幅に低減することができるため、モータを小型化でき、搭載性を高めるとともにコストの低減を図ることができる。また、上述したように、走行モード移行時に衝撃を低減できるため運転者に違和感を与えることがなく、快適性を高めることができる。
【0009】
また、請求項2に記載した発明は、前記ダンパ付きフライホイールは、エンジン側フライホイール(例えば、実施の形態におけるエンジン側フライホイール36)とモータ側フライホイール(例えば、実施の形態におけるモータ側フライホイール37)とを備え、これらの間に介装された圧縮バネ(例えば、実施の形態における圧縮バネ38)と減衰機構(例えば、実施の形態における減衰機構39)により両者が一体的に連結されていることを特徴とするハイブリッド車両用動力伝達装置である。
【0010】
上記のように構成すると、前記ダンパ付きフライホイールの共振周波数を低く設定することができる。この共振周波数の値をエンジンの実用使用領域以下の周波数になるように調整することで、トルク変動に対する衝撃吸収性能を大幅に高めることができる。この調整は、前記圧縮バネのバネ定数(k)や減衰機構の減衰定数(c)、エンジン側およびモータ側フライホイールの慣性モーメント(J1,J2)の値を選択することにより行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態におけるハイブリッド車両用動力伝達装置30(以下単に、動力伝達装置30という)を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態における動力伝達装置30を示す図である。前記動力伝達装置30は、駆動力源としてのエンジン31とモータ(ジェネレータ)32を備えている。
【0012】
前記エンジン31とモータ32の間には、両者を連結または分離するためのエンジン分離クラッチ33が介装されている。前記クラッチ33はエンジン31のクランクシャフト40に接続され、伝達容量可変型のものである。前記クラッチ33を接続または分離することにより、前記エンジン31とモータ32の間で駆動力が伝達または遮断される。
そして、前記クラッチ33とモータ32との間には、ダンパ付きフライホイール35が設けられている。前記フライホイール35は、詳細を後述するトランスミッション41のメインシャフト42に連結され、前記モータ32のロータ34とともに回転可能とされている。
【0013】
図2は図1のフライホイール35のスケルトンを示す概略断面図である。同図に示したように、前記フライホイール35は、エンジン側フライホイール36とモータ側フライホイール37とを備え、これらの間に介装された圧縮バネ38と減衰機構39により両者が一体的に連結されているものである。このようにしたため、前記ダンパ付きフライホイール35の共振周波数を低く設定することができる。この共振周波数の値をエンジン31の実用使用領域以下の周波数になるように調整することで、トルク変動に対する衝撃吸収性能を大幅に高めることができる。この調整は、前記圧縮バネ38のバネ定数(k)や減衰機構39の減衰定数(c)、エンジン側およびモータ側フライホイール36,37の慣性モーメント(J1,J2)の値を選択することにより行うことができる。
【0014】
本実施の形態においては、トランスミッション41は無段変速機(CVT)41とされ、このメインシャフト42の同軸にドライブプーリ(DRプーリ)43が接続され、このドライブプーリ43はベルト44を介してドリブンプーリ(DNプーリ)45に接続されている。前記ドリブンプーリ45の軸心にはドリブンシャフト46が接続されている。
【0015】
前記ドライブプーリ43と前記モータ32との間には、前後進切り換え機構55が介装されている。この前後進切り換え機構55は、遊星歯車機構と、前進クラッチ54と、後退ブレーキ56とを備えている。遊星歯車機構は、メインシャフト42に設けられたサンギア58と、キャリア57に回転自在に支持されサンギア58と噛み合うプラネタリギア59と、このプラネタリギア59の外側に配置され、該プラネタリギア59と噛み合うリングギア60とを備えている。サンギア58はメインシャフト42に、キャリア57はドライブプーリ43に直結され、前記リングギア60は後退ブレーキ56により固定部となるケーシング(図示せず)と断続動作可能とされている。前進クラッチ54はサンギア58とキャリア57とを直結するように構成されている。前進クラッチ54は、メインシャフト42とキャリア57の間に介装されて両者を断続するもので、後退ブレーキ56は固定部となるケーシング(図示せず)と断続するもので、前進クラッチ54または後退ブレーキ56を接続または遮断することで、エンジン31またはモータ32の回転力を同方向または逆方向にしてドライブプーリ43に伝達する。
【0016】
前記ドリブンシャフト46には出力ギア47が設けられるとともに、両者の間に発進クラッチ50が介装され、該発進クラッチ50を接続または遮断することで、前記ドリブンシャフト46に伝達された駆動力を出力ギア47に伝達または遮断するのである。また、セカンダリシャフト48が前記ドリブンシャフト46と並設され、このセカンダリシャフト51に設けられたギア48が前記出力ギア47と噛み合うようにされている。また、セカンダリシャフト51にはギア49が設けられるとともに、車輪53に接続されたデファレンシャルギア52が接続されている。これにより前記出力ギア47に伝達された駆動力が、ギア49、デファレンシャルギア52を介して車輪53に伝達される。
【0017】
前記動力伝達装置30が適用される車両は、複数の走行モードを備えている。これらの走行モードには、「EV発進モード」、「EVクルーズモード」、「MOTアシストモード」、「ENG走行モード」、「ENGリバースモード」、「EVリバースモード」、「停車時発電モード」がある。
【0018】
「EV発進モード」はエンジン31の燃焼効率の悪い比較的低加速度域での発進時に選択され、エンジン31が駆動せずモータ32の駆動力のみで車両を走行駆動する走行モードである。「EVクルーズモード」はエンジン31の燃焼効率の悪い比較的低車速域でのクルーズ時に選択され、エンジン31が駆動せず車両がモータ32の駆動力で走行する走行モードである。「MOTアシストモード」は前記低車速域からエンジン31の燃焼効率の良い高車速域への加速時に選択され、エンジン31の駆動力をモータ32の駆動力により補助する走行モードである。「ENG走行モード」は上述した高車速域での走行時に選択され、モータ32が駆動せずエンジン31の駆動力のみで車両を走行駆動する走行モードである。「ENGリバースモード」は上述した高車速域での走行時に選択され、エンジン31の駆動力で車両を後退させる走行モードである。「EVリバースモード」は上述した低加速度域での走行時に選択され、モータ32の駆動力で車両を後退させる走行モードである。「停車時発電モード」は停車時に選択され、エンジン31の駆動力でモータ32をジェネレータとして駆動して発電させる走行モードである。
各走行モードへの移行は、以下に示すように結合要素(エンジン分離クラッチ)の切り換えを行うことにより行われる。なお、これらの結合要素の切り換えは、図示しない制御装置(ECU)により行われる。
【0019】
図3は図1のハイブリッド車両の走行モードと結合要素との関係を示す状態説明図である。同図において、「○」は結合(連結)状態、「×」は非結合(分離)状態を示す。「EV発進モード」においては、エンジン分離クラッチ33及び後退ブレーキ56を分離させ、発進クラッチ50及び前進クラッチ54を連結する。これにより、モータ32の駆動力のみが車輪53に伝達される。「EVクルーズモード」においても同様である。このように、エンジン31の燃焼効率の悪い低車速域ではエンジン31を駆動しないため、燃費を向上することができる。
【0020】
「MOTアシストモード」においては、後退ブレーキ56のみを分離して、エンジン分離クラッチ33、発進クラッチ50、前進クラッチ54を連結する。「ENG走行モード」においても、「MOTアシストモード」と同様である。
前記「EV発進モード」や「EVクルーズモード」から「MOTアシスト」や「ENG走行モード」に移行する場合には、前記エンジン分離クラッチ33の伝達容量を図示しない油圧制御部により制御してエンジン分離クラッチ33を結合しエンジン31の始動を行う。
【0021】
このとき、運転者に違和感を与えないため、エンジン31を素早く始動させるとともに車体にかかる衝撃をできるだけ抑えることが望まれる。そのため、モータ32にはモータ単独走行に必要なエネルギーに加え、エンジン31始動用のエネルギーが必要になる。エンジン31の始動トルクにはエンジン31のフリクションおよび慣性質量が関係しているが、上述したように、モータ単独走行モードにおいて前記フライホイール35は前記モータ32のロータ34と一体的に回転している。このため、モータ単独走行モードからエンジンの駆動を伴う走行モードに移行する場合に必要とされるトルクから、前記フライホイール35のイナーシャによるトルクを低減することができる。
【0022】
加えて、前記フライホイール35は、前記圧縮バネ38と減衰機構39によりダンパ機能を備えているため、走行モード移行の際にエンジン31のフリクションを吸収することができ、前記必要とされるトルクからフリクションによるトルクを低減することができる。よって、モータ32に必要なトルクを大幅に低減することができるため、モータ32を小型化でき、搭載性を高めるとともにコストの低減を図ることができる。また、走行モード移行時に衝撃を低減できるため運転者に違和感を与えることがなく、快適性を高めることができる。
【0023】
「ENGリバースモード」においては、前進クラッチ54のみを分離して、エンジン分離クラッチ33、発進クラッチ50、後退ブレーキ56を連結する。これにより、エンジン31の駆動力を逆転させて車輪53に伝達することで、車両が後退する。このときモータ32は停止またはジェネレータ32として機能させる。
「EVリバースモード」においては、「ENGリバースモード」からさらにエンジン分離クラッチ33を分離させて、エンジン31の駆動力が車輪53に伝わらないようにしている。
「停車時発電モード」においては、エンジン分離クラッチ31のみを連結して、発進クラッチ50、後退ブレーキ56、前進クラッチ54を分離する。これにより車輪53には駆動力が伝達されないため停車し、エンジン31の駆動力でモータ32をジェネレータ32として発電させるのである。したがって、停車時にモータ32を駆動するのに十分な電力を蓄えることができるため、上述した低車速域での「EV発進モード」や「EVクルーズモード」にスムーズに移行することができる。
【0024】
以上説明したように、本実施の形態における車両用動力伝達装置20は、モータ32を大型化することなくモータ単独走行モードからエンジン駆動を伴う走行モードに移行することができる。
以上の実施の形態においては、変速機として無段変速機(CVT)を用いた場合について説明したが、これに限らず、有段変速機を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載した発明によれば、モータ単独走行モードからエンジンの駆動を伴う走行モードに移行する場合に必要とされるトルクから、フライホイールのイナーシャ(慣性)によるトルクおよびフリクションによるトルクを低減することができる。よって、モータに必要なトルクを大幅に低減することができるため、モータを小型化でき、搭載性を高めるとともにコストの低減を図ることができる。また、走行モード移行時の衝撃を低減できるため運転者に違和感を与えることがなく、快適性を高めることができる。
【0026】
また、請求項2に記載した発明によれば、前記ダンパ付きフライホイールの共振周波数を低く設定することができるため、この共振周波数の値をエンジンの実用使用領域以下の周波数になるように調整することで、トルク変動に対する衝撃吸収性能を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッド車両用動力伝達装置を示す概略構成図である。
【図2】図1のフライホイールを示す概略断面図である。
【図3】図1のハイブリッド車両の走行モードと結合要素との関係を示す状態説明図である。
【図4】従来におけるハイブリッド車両用動力伝達装置の概略説明図である。
【符号の説明】
30 ハイブリッド車両用動力伝達装置
31 エンジン
32 モータ
33 クラッチ
34 ロータ
35 ダンパ付きフライホイール
36 エンジン側フライホイール
37 モータ側フライホイール
38 圧縮バネ
39 減衰機構
Claims (2)
- エンジンとモータを備え少なくともモータのみの駆動力で走行するモータ単独走行モードで走行可能なハイブリッド車両に適用され、エンジンとモータとの間に介装されてエンジンとモータとを連結または分離するクラッチを備え、前記モータ単独走行モードにおいて前記クラッチによりエンジンとモータとを連結することで、前記モータの駆動力によりエンジンを始動可能なハイブリッド車両用動力伝達装置であって、
前記モータのロータとともに回転可能なダンパ付きフライホイールを前記クラッチと前記モータとの間に設け、前記ダンパ付きフライホイールのダンパは、前記モータのロータと前記フライホイールとの間に設けられていることを特徴とするハイブリッド車両用動力伝達装置。 - 前記ダンパ付きフライホイールは、エンジン側フライホイールとモータ側フライホイールとを備え、これらの間に介装された圧縮バネと減衰機構により両者が一体的に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両用動力伝達装置。
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