JP3609508B2 - Mpeg2データ転送装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスポート・パケット方式によるMPEG2データをATM(asynchronous transfer mode) 回線に転送するMPEG2データ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回線交換とパケット交換の両者の長所を兼ね備えたアーキテクチャーを持ち、短いパケット長(固定セル53バイト)のデータ単位でメガビットからギガビットまでの伝送速度に柔軟に対応でき、しかも交換処理の大部分をハードウェアによって行うマルチメディア通信のための低遅延・高速ネットワークであるATMネットワークが注目を集めている。
このATMネットワークのパケット長は、実データ48バイトであり、これにヘッダを付けてATMセル固定長(53バイト)が構成される。
そこで、MPEG2データの転送では188〜376バイト固定長の比較的短いパケット長のトランスポート・パケットによる多重分離方式を採用することにより、上記ATMネットワークとの整合性を図っている。
【0003】
これにより、MPEG2データのトランスポート・パケットを複数のATMセル固定長(53バイト)に乗せて伝送できるようにしている。
このような状況下において、データ量が莫大な動画像を高い圧縮率で圧縮するMPEG2データをATM回線まで高速に転送する技術が要請されている。
上記ATM回線にMPEG2データを転送する場合、従来はパソコン等のCPUのソフト処理によっていた。例えば、レーザディスク上に格納されているMPEG2データを転送する場合、まず、CPUの制御の下にMPEG2データをSCSIを介してメインメモリに転送する。そしてCPUのソフト処理によってデータ処理を行った後、メインメモリから読み出しATM回線に転送するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成では、MPEG2データをATM回線に転送する時間が大幅にかかるため、高速転送の要請に応えることができないという欠点があった。
本発明の目的は、トランスポート・パケット方式によるMPEG2データのATM回線への転送処理時間を大幅に短縮するとともに時間に対し正確に再生を行うためのストリーム処理を行うMPEG2データ転送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明によるMPEG2データ転送装置は、MPEG2データのトランスポート・パケットを格納媒体から読み出し、PCIバスを介してATMボードに転送するMPEG2データ転送装置であって、
前記MPEG2データ転送装置は、PCIバスと内部バスを接続するPCIインタフェース回路と、
MPEG2データ転送のための環境条件を保持するコンフィグ・レジスタ部と、
上位命令部からの転送命令,転送全データ数や制御データを保持するソフトインタフェース部と、
MPEG2データを所定量格納するMPEG2データ一時格納部と、
MPEG2データのトランスポート・パケットより同期用標準時刻を抜き取る抜き取り部と、
前記抜き取り部で抜き取った同期用標準時刻を格納するPCR格納部と、
前記MPEG2データ一時格納部のアドレスおよび書込制御ならびにPCR格納部への書込み制御を行うアドレス書込制御手段と、
上位命令部より前記PCIバスを介して送られてきた環境条件およびMPEG2データ転送を含む命令がコンフィグ・レジスタ部およびソフトインタフェース部にそれぞれ設定されて前記格納媒体からATMボードへMPEG2データを転送する指示がなされたとき、前記ソフトインタフェース部の制御データにしたがって前記MPEG2データ一時格納部にMPEG2データを格納させるとともに前記抜き取り部で抜き取った同期用標準時刻および前記同期用標準時刻を格納した前記一時格納部のアドレスを前記PCR格納部に格納させ、前記MPEG2データ一時格納部が所定データ量に達したとき、前記PCR格納部より前記同期用標準時刻および前記アドレスを読み出して同期用標準時刻間のMPEG2データの転送時間間隔を算出し、前記算出した時間間隔でMPEG2データを前記MPEG2データ一時格納部より読み出し、前記ATMボードに転送するように制御する制御手段とから構成してある。
【0006】
また、上記構成における前記MPEG2データ一時格納部は、複数のページ単位で格納できる容量を有し、
前記制御手段は、ページ単位でMPEG2データを転送するように構成してある。
さらに上記構成において、前記格納媒体よりMPEG2データを読み出し、当該MPEG2データ転送装置に転送する場合、当該MPEG2データ転送装置はスレーブとして動作するように構成してある。
さらには上記構成において前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出しATMボードに転送する場合、当該MPEG2データ転送装置は、マスタとして前記ATMボードのバッファに直接データを転送するように構成してある。
また、上記構成において、前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出しATMボードに転送する場合、前記ATMボードのDMA機能にマスタとして設定,起動をかけ、その後スレーブとして前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出し転送するように構成してある。
【0007】
上記構成によれば、従来に比較し、MPEG2の転送データをストリーム処理しつつ転送処理時間を大幅に短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステム構成の実施例を示すブロック図である。
本図は、本発明に直接関連する部分のみを示したものである。
プログラムに基づきシステム全体を制御するCPU(上位命令部)1は、システムバス2に接続されている。高速バスであるPCIバス3はブリッジ回路5を介してシステムバス2に接続されている。
【0009】
ブリッジ回路5は、システムバス2とPCIバス3の相互のデータ形式を変換するためのものである。
PCIバス3にはPCR(program clock reference,同期用標準時刻)リーダボード4,ATMボード11が接続されている。
PCRは、ビデオやオーディオの復号器を含むMPEGシステム復号器において、時刻基準となるSTC(基準となる同期情報)の値を符号器側で意図した値にセット・構成するための標準時刻情報であると定義される。
さらにブリッジ回路6を介してEISA(extended industry standard architecture)バス7が接続されている。ブリッジ回路6は、PCIバス3とEISA7の相互のデータ形式を変換するためのものである。
【0010】
EISA7にはSCSIインタフェース回路8を介して接続ケーブル12によってレーザディスク装置9,ハードディスク装置10がディジーチェン接続されている。
この例は、レーザディスク装置9に装填されるレーザディスク9aにMPEG2データが格納されており、このMPEG2データのトランスポート・パケットをPCRリーダボード4を介してATMボード11に転送するものである。
【0011】
図2は、本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステムの転送手順を説明するための図である。
CPU1は、データ転送指示▲1▼をSCSIインタフェース回路8に対し送出する。また、PCRリーダボード4のソフトインタフェース部に対してもデータ転送実行要求▲2▼がなされる。
PCRリーダボード4は、転送に必要な環境設定等が行われ、MPEG2データの書込の準備が完了すると、CPU1に対しページ転送要求▲3▼を送出する。CPU1はページデータ転送をSCSIインタフェース回路8に指示し、その指示▲4▼に基づきレーザディスク9aよりMPEG2データが読み出され、256バイトのページ単位でPCRリーダボード4に転送される(▲5▼)。
【0012】
PCRリーダボード4ではMPEG2データが格納されるとともにMPEG2データからPCRデータが抜き取られ、このPCRデータおよびアドレスによりPCR間の時間間隔が算出される。MPEG2データの一時格納部が一杯になると、算出された時間に基づきページ単位で読み出しが行われ、PCIバス3を介してATMボード11に転送される。
ATMボード11への転送は、PCRリーダボード4がマスタとしてATMボード11のバッファに直接データを書き込むことにより行われる。
ページ単位でATMボード11に転送され、この動作を繰り返すことにより、予定したMPEG2データすべてがATMボード11に転送され、終了報告▲6▼がPCRリーダボード4よりCPU1に送出される。
CPU1はその後、PCRリーダボード4から送出されるステータス情報を読み込み、PCRリーダボード4の状態を知ることができる。
ATMボード11は、バッファに蓄積されたMPEG2データを53バイトの固定長セルに加工することによりATM情報に変換しATM回線に送出する。
【0013】
図3は、本発明によるMPEG2データ転送装置の実施例を示す回路ブロック図である。
図3において、PCIインタフェース回路15を介してPCIバス3と内部バス20とが接続されている。
マスタ制御部16は、MPEG2データ一時格納部22に格納したMPEG2データをATM回線に転送する場合に、当該転送装置がマスタとして制御するための回路である。
コンフィグ・レジスタ17は、例えば、PCIの動作に関するデバイスのステータスが設定されるレジスタ,デバイスの種類を示すIDレジスタ等よりなるレジスタであり、MPEG2データを転送するときに所定値がセットされる。
ソフトインタフェース部18は、CPU1からの命令を保持する外部レジスタおよびI/O・MPU26が制御するために用いる内部レジスタより構成されており、CPU1からのMPEG2データを一時格納部22に転送する命令およびそのデータをATMボード11に転送する命令が書き込まれる。また、転送すべき全データ数が書き込まれる。
【0014】
本MPEG2データ転送装置は、4チャネルに対応することができ、チャネル毎に1ページ256Kバイトで4ページ分のメモリ(1Mバイト)を割り当てることができる。18MbpsのMPEG2データでは、全メモリ量4Mバイトを2チャネルに割り当てる場合があり、このときは8ページ分が1チャネル使用量となる。
本実施例では、MPEG2データ一時格納部22は、4Mバイトの容量を有し、チャネル毎に4ページが割り当てられている。
アドレス制御回路21は、MPEG2データを格納するとき、アドレスをインクリメントしてMPEG2データ一時格納部22に供給する。さらにPCRを格納した一時格納部22のアドレスを出力する。
抜き取り部23はパケット部の構成が図4に示すような条件になったときを検出してPCRデータを抜き取る回路である。
【0015】
図4は、MPEG2データのトランスポート・パケットの一構成例を示す図で、PCR抜き出し方法を説明するための図である。
トランスポート・パケットのSYNCバイト33aに「47」の固定値,バイト33b,33cにPID(PACKET IDENTIFICATION ( ストリーム識別コード) Pで示したビット部分)が示され, アダプテーションフィールド33dの3つ目のビットに“1”の固定値が立ち、バイト33fの1ビット目にストリームの連続性を示すビットが(discontinuty indicator)、4ビット目にPCRを存在することを示す“1”の固定値がそれぞれ挿入されているパケットが送られてくると、抜き取り部23は次以降のバイト33g,33h,33i,33j,33l(B,Eで示したビット部分)にPCRが挿入されていることを検出し、これらPCR値を抜き取る。この抜き取られたPCR値は、PCR書き込み制御回路24の書き込み制御の下にアドレス制御回路21が出力したアドレスとともにPCR格納部25に書き込まれる。
なお、バイト33kのXで示す6ビット分はPCR値とは関係ないビットである。
【0016】
図3において、I/O・MPU26は、PCIバス3に対するMPEG2データのやり取りの制御ならびにPCR格納部25からPCRデータおよびそのアドレスを読み出し、PCRデータおよびそのアドレスに基づきPCR間のデータの読み出し時間間隔を算出し、その時間に基づきマスタ制御部16を用いてMPEG2データをATMボード11のバッファに直接書き込む制御を行う。
MPUROM28は、MPU26が上記制御をするための必要なプログラムが格納されているメモリ部である。
MPURAM29は、MPU26が上記制御を行う上で必要なデータを格納し、そのデータを用いるためのメモリ部である。
【0017】
図5は、本発明によるMPEG2データ転送装置の動作を説明するためのフローチャートである。
CPU1からMPEG2データを一時格納部22に転送する命令と、そのデータをATMボード11に転送する命令が送られてくると、それら命令はソフトインタフェース部18に保持される。また、同時に送られてくる転送全データ数も保持される(ステップ(以下「S」という)501)。
なお、環境条件はこれに先立ちコンフィグ・レジスタ17に保持されている。
つぎに上記命令に基づき一時格納部22にMPEG2データがページ単位で転送される(S503)。そしてPCR抜き取り部23によって一時格納部22に格納されるMPEG2データよりPCRが抜き取られ、PCRとそのPCRを格納する一時格納部22のアドレスがPCR格納部25に格納される(S504)。
【0018】
つぎに一時格納部22が一杯になったか否かを判断する(S505)。一杯になっていない場合にはS502に戻りページ単位での転送を続行する(S503,S504)。一杯になった場合にはS506に移行する。
I/O・MPU26は、ソフトインタフェース部18に保持された命令を受けて一時格納部22にMPEG2データが一杯になるまで待つこととなる。
S506では、I/O・MPU26はPCR格納部25よりPCRとアドレスを読み出し、PCR間の時間間隔を算出する。そして一時格納部22に格納されているPCR間のデータを算出した時間間隔に従いATMボード11に転送する。転送はマスタ制御部16によって直接ATMボード11のバッファに書き込むことにより行う(S507)。
【0019】
つぎに一時格納部22の1ページ分の転送を終了したか否かの判断を行う(S508)。1ページ分の転送が終了していない場合にはS507に戻り引き続き転送を続行する。1ページ分の転送が終了した場合には、さらに全データ数をATMボード11に転送したか否かを判断する(S509)。
全データ数の転送が終了していない場合にはS502に戻り、さらに全データ数が一時格納部22に転送されたか否かを判断する。全データ数が一時格納部22に転送済である場合にはS507に移行し、ATMボード11への転送を続行する。全データ数が一時格納部22に転送されていない場合にはさらに一時格納部22への転送を行った後、ATMボード11への転送を続行する(S503〜S508)。
一方、S509において全データ数のATMボード11への転送が終了していると判断した場合には、終了報告をCPU1に送出する。
【0020】
以上の実施例では、PCRリーダボード4からATMボード11に転送する場合、PCRリーダボード4をマスタとしてATMボード11のバッファに直接書き込む例を説明したが、PCRリーダボード4は、ATMボード11のDMA機能にマスタとして設定,起動をかけ、その後スレーブとして一時格納部のデータを読み出すように動作させることも可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、PCIバスを介して格納媒体に格納されているMPEG2データのトランスポート・パケットをATMボードに転送する装置であり、PCIインタフェース回路,コンフィグ・レジスタ部,ソフトインタフェース部,MPEG2データ一時格納部,同期用標準時刻を抜き取る抜き取り部,PCR格納部,アドレス書込制御手段および制御手段を備え、上位命令部より格納媒体からATMボードへのMPEG2データの転送指示がなされたとき、MPEG2データ一時格納部にMPEG2データを格納するとともに抜き取り部によりMPEG2データのパケットより同期用標準時刻を抜き取り、この同期標準時刻等を用いてPCR間のデータの読み出し時間間隔を算出し、この時間間隔で一時格納部のMPEG2データをATMボードに転送するように構成している。したがって、従来のCPUのソフトによる転送に比較し、ATM回線へのMPEG2データの転送時間を大幅に短縮することができ、高速なATM回線に適したMPEG2データ転送装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステム構成の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステムの転送手順を説明するための図である。
【図3】本発明によるMPEG2データ転送装置の実施例を示す回路ブロック図である。
【図4】MPEG2データのトランスポート・パケットの一構成例を示す図で、PCR抜き出し方法を説明するための図である。
【図5】本発明によるMPEG2データ転送装置を構成する回路の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU(上位命令部)
2…システムバス
3…PCIバス
4…PCRリーダボード
5,6…ブリッジ回路
7…EISAバス
8…SCSIインタフェース回路
9…レーザディスク装置
10…ハードディスク装置
11…ATMボード
12…ディジーチェン接続ケーブル
15…PCIインタフェース回路
16…マスタ制御部
17…コンフィグ・レジスタ
18…ソフトインタフェース部
20…内部バス
21…アドレス制御回路
22…MPEG2データ一時格納部
23…抜き取り部
24…PCR書き込み制御回路
25…PCR格納部
26…I/O・MPU
27…分離部
28…MPUROM
29…MPURAM
30…バス
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスポート・パケット方式によるMPEG2データをATM(asynchronous transfer mode) 回線に転送するMPEG2データ転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
回線交換とパケット交換の両者の長所を兼ね備えたアーキテクチャーを持ち、短いパケット長(固定セル53バイト)のデータ単位でメガビットからギガビットまでの伝送速度に柔軟に対応でき、しかも交換処理の大部分をハードウェアによって行うマルチメディア通信のための低遅延・高速ネットワークであるATMネットワークが注目を集めている。
このATMネットワークのパケット長は、実データ48バイトであり、これにヘッダを付けてATMセル固定長(53バイト)が構成される。
そこで、MPEG2データの転送では188〜376バイト固定長の比較的短いパケット長のトランスポート・パケットによる多重分離方式を採用することにより、上記ATMネットワークとの整合性を図っている。
【0003】
これにより、MPEG2データのトランスポート・パケットを複数のATMセル固定長(53バイト)に乗せて伝送できるようにしている。
このような状況下において、データ量が莫大な動画像を高い圧縮率で圧縮するMPEG2データをATM回線まで高速に転送する技術が要請されている。
上記ATM回線にMPEG2データを転送する場合、従来はパソコン等のCPUのソフト処理によっていた。例えば、レーザディスク上に格納されているMPEG2データを転送する場合、まず、CPUの制御の下にMPEG2データをSCSIを介してメインメモリに転送する。そしてCPUのソフト処理によってデータ処理を行った後、メインメモリから読み出しATM回線に転送するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成では、MPEG2データをATM回線に転送する時間が大幅にかかるため、高速転送の要請に応えることができないという欠点があった。
本発明の目的は、トランスポート・パケット方式によるMPEG2データのATM回線への転送処理時間を大幅に短縮するとともに時間に対し正確に再生を行うためのストリーム処理を行うMPEG2データ転送装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明によるMPEG2データ転送装置は、MPEG2データのトランスポート・パケットを格納媒体から読み出し、PCIバスを介してATMボードに転送するMPEG2データ転送装置であって、
前記MPEG2データ転送装置は、PCIバスと内部バスを接続するPCIインタフェース回路と、
MPEG2データ転送のための環境条件を保持するコンフィグ・レジスタ部と、
上位命令部からの転送命令,転送全データ数や制御データを保持するソフトインタフェース部と、
MPEG2データを所定量格納するMPEG2データ一時格納部と、
MPEG2データのトランスポート・パケットより同期用標準時刻を抜き取る抜き取り部と、
前記抜き取り部で抜き取った同期用標準時刻を格納するPCR格納部と、
前記MPEG2データ一時格納部のアドレスおよび書込制御ならびにPCR格納部への書込み制御を行うアドレス書込制御手段と、
上位命令部より前記PCIバスを介して送られてきた環境条件およびMPEG2データ転送を含む命令がコンフィグ・レジスタ部およびソフトインタフェース部にそれぞれ設定されて前記格納媒体からATMボードへMPEG2データを転送する指示がなされたとき、前記ソフトインタフェース部の制御データにしたがって前記MPEG2データ一時格納部にMPEG2データを格納させるとともに前記抜き取り部で抜き取った同期用標準時刻および前記同期用標準時刻を格納した前記一時格納部のアドレスを前記PCR格納部に格納させ、前記MPEG2データ一時格納部が所定データ量に達したとき、前記PCR格納部より前記同期用標準時刻および前記アドレスを読み出して同期用標準時刻間のMPEG2データの転送時間間隔を算出し、前記算出した時間間隔でMPEG2データを前記MPEG2データ一時格納部より読み出し、前記ATMボードに転送するように制御する制御手段とから構成してある。
【0006】
また、上記構成における前記MPEG2データ一時格納部は、複数のページ単位で格納できる容量を有し、
前記制御手段は、ページ単位でMPEG2データを転送するように構成してある。
さらに上記構成において、前記格納媒体よりMPEG2データを読み出し、当該MPEG2データ転送装置に転送する場合、当該MPEG2データ転送装置はスレーブとして動作するように構成してある。
さらには上記構成において前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出しATMボードに転送する場合、当該MPEG2データ転送装置は、マスタとして前記ATMボードのバッファに直接データを転送するように構成してある。
また、上記構成において、前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出しATMボードに転送する場合、前記ATMボードのDMA機能にマスタとして設定,起動をかけ、その後スレーブとして前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出し転送するように構成してある。
【0007】
上記構成によれば、従来に比較し、MPEG2の転送データをストリーム処理しつつ転送処理時間を大幅に短縮することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステム構成の実施例を示すブロック図である。
本図は、本発明に直接関連する部分のみを示したものである。
プログラムに基づきシステム全体を制御するCPU(上位命令部)1は、システムバス2に接続されている。高速バスであるPCIバス3はブリッジ回路5を介してシステムバス2に接続されている。
【0009】
ブリッジ回路5は、システムバス2とPCIバス3の相互のデータ形式を変換するためのものである。
PCIバス3にはPCR(program clock reference,同期用標準時刻)リーダボード4,ATMボード11が接続されている。
PCRは、ビデオやオーディオの復号器を含むMPEGシステム復号器において、時刻基準となるSTC(基準となる同期情報)の値を符号器側で意図した値にセット・構成するための標準時刻情報であると定義される。
さらにブリッジ回路6を介してEISA(extended industry standard architecture)バス7が接続されている。ブリッジ回路6は、PCIバス3とEISA7の相互のデータ形式を変換するためのものである。
【0010】
EISA7にはSCSIインタフェース回路8を介して接続ケーブル12によってレーザディスク装置9,ハードディスク装置10がディジーチェン接続されている。
この例は、レーザディスク装置9に装填されるレーザディスク9aにMPEG2データが格納されており、このMPEG2データのトランスポート・パケットをPCRリーダボード4を介してATMボード11に転送するものである。
【0011】
図2は、本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステムの転送手順を説明するための図である。
CPU1は、データ転送指示▲1▼をSCSIインタフェース回路8に対し送出する。また、PCRリーダボード4のソフトインタフェース部に対してもデータ転送実行要求▲2▼がなされる。
PCRリーダボード4は、転送に必要な環境設定等が行われ、MPEG2データの書込の準備が完了すると、CPU1に対しページ転送要求▲3▼を送出する。CPU1はページデータ転送をSCSIインタフェース回路8に指示し、その指示▲4▼に基づきレーザディスク9aよりMPEG2データが読み出され、256バイトのページ単位でPCRリーダボード4に転送される(▲5▼)。
【0012】
PCRリーダボード4ではMPEG2データが格納されるとともにMPEG2データからPCRデータが抜き取られ、このPCRデータおよびアドレスによりPCR間の時間間隔が算出される。MPEG2データの一時格納部が一杯になると、算出された時間に基づきページ単位で読み出しが行われ、PCIバス3を介してATMボード11に転送される。
ATMボード11への転送は、PCRリーダボード4がマスタとしてATMボード11のバッファに直接データを書き込むことにより行われる。
ページ単位でATMボード11に転送され、この動作を繰り返すことにより、予定したMPEG2データすべてがATMボード11に転送され、終了報告▲6▼がPCRリーダボード4よりCPU1に送出される。
CPU1はその後、PCRリーダボード4から送出されるステータス情報を読み込み、PCRリーダボード4の状態を知ることができる。
ATMボード11は、バッファに蓄積されたMPEG2データを53バイトの固定長セルに加工することによりATM情報に変換しATM回線に送出する。
【0013】
図3は、本発明によるMPEG2データ転送装置の実施例を示す回路ブロック図である。
図3において、PCIインタフェース回路15を介してPCIバス3と内部バス20とが接続されている。
マスタ制御部16は、MPEG2データ一時格納部22に格納したMPEG2データをATM回線に転送する場合に、当該転送装置がマスタとして制御するための回路である。
コンフィグ・レジスタ17は、例えば、PCIの動作に関するデバイスのステータスが設定されるレジスタ,デバイスの種類を示すIDレジスタ等よりなるレジスタであり、MPEG2データを転送するときに所定値がセットされる。
ソフトインタフェース部18は、CPU1からの命令を保持する外部レジスタおよびI/O・MPU26が制御するために用いる内部レジスタより構成されており、CPU1からのMPEG2データを一時格納部22に転送する命令およびそのデータをATMボード11に転送する命令が書き込まれる。また、転送すべき全データ数が書き込まれる。
【0014】
本MPEG2データ転送装置は、4チャネルに対応することができ、チャネル毎に1ページ256Kバイトで4ページ分のメモリ(1Mバイト)を割り当てることができる。18MbpsのMPEG2データでは、全メモリ量4Mバイトを2チャネルに割り当てる場合があり、このときは8ページ分が1チャネル使用量となる。
本実施例では、MPEG2データ一時格納部22は、4Mバイトの容量を有し、チャネル毎に4ページが割り当てられている。
アドレス制御回路21は、MPEG2データを格納するとき、アドレスをインクリメントしてMPEG2データ一時格納部22に供給する。さらにPCRを格納した一時格納部22のアドレスを出力する。
抜き取り部23はパケット部の構成が図4に示すような条件になったときを検出してPCRデータを抜き取る回路である。
【0015】
図4は、MPEG2データのトランスポート・パケットの一構成例を示す図で、PCR抜き出し方法を説明するための図である。
トランスポート・パケットのSYNCバイト33aに「47」の固定値,バイト33b,33cにPID(PACKET IDENTIFICATION ( ストリーム識別コード) Pで示したビット部分)が示され, アダプテーションフィールド33dの3つ目のビットに“1”の固定値が立ち、バイト33fの1ビット目にストリームの連続性を示すビットが(discontinuty indicator)、4ビット目にPCRを存在することを示す“1”の固定値がそれぞれ挿入されているパケットが送られてくると、抜き取り部23は次以降のバイト33g,33h,33i,33j,33l(B,Eで示したビット部分)にPCRが挿入されていることを検出し、これらPCR値を抜き取る。この抜き取られたPCR値は、PCR書き込み制御回路24の書き込み制御の下にアドレス制御回路21が出力したアドレスとともにPCR格納部25に書き込まれる。
なお、バイト33kのXで示す6ビット分はPCR値とは関係ないビットである。
【0016】
図3において、I/O・MPU26は、PCIバス3に対するMPEG2データのやり取りの制御ならびにPCR格納部25からPCRデータおよびそのアドレスを読み出し、PCRデータおよびそのアドレスに基づきPCR間のデータの読み出し時間間隔を算出し、その時間に基づきマスタ制御部16を用いてMPEG2データをATMボード11のバッファに直接書き込む制御を行う。
MPUROM28は、MPU26が上記制御をするための必要なプログラムが格納されているメモリ部である。
MPURAM29は、MPU26が上記制御を行う上で必要なデータを格納し、そのデータを用いるためのメモリ部である。
【0017】
図5は、本発明によるMPEG2データ転送装置の動作を説明するためのフローチャートである。
CPU1からMPEG2データを一時格納部22に転送する命令と、そのデータをATMボード11に転送する命令が送られてくると、それら命令はソフトインタフェース部18に保持される。また、同時に送られてくる転送全データ数も保持される(ステップ(以下「S」という)501)。
なお、環境条件はこれに先立ちコンフィグ・レジスタ17に保持されている。
つぎに上記命令に基づき一時格納部22にMPEG2データがページ単位で転送される(S503)。そしてPCR抜き取り部23によって一時格納部22に格納されるMPEG2データよりPCRが抜き取られ、PCRとそのPCRを格納する一時格納部22のアドレスがPCR格納部25に格納される(S504)。
【0018】
つぎに一時格納部22が一杯になったか否かを判断する(S505)。一杯になっていない場合にはS502に戻りページ単位での転送を続行する(S503,S504)。一杯になった場合にはS506に移行する。
I/O・MPU26は、ソフトインタフェース部18に保持された命令を受けて一時格納部22にMPEG2データが一杯になるまで待つこととなる。
S506では、I/O・MPU26はPCR格納部25よりPCRとアドレスを読み出し、PCR間の時間間隔を算出する。そして一時格納部22に格納されているPCR間のデータを算出した時間間隔に従いATMボード11に転送する。転送はマスタ制御部16によって直接ATMボード11のバッファに書き込むことにより行う(S507)。
【0019】
つぎに一時格納部22の1ページ分の転送を終了したか否かの判断を行う(S508)。1ページ分の転送が終了していない場合にはS507に戻り引き続き転送を続行する。1ページ分の転送が終了した場合には、さらに全データ数をATMボード11に転送したか否かを判断する(S509)。
全データ数の転送が終了していない場合にはS502に戻り、さらに全データ数が一時格納部22に転送されたか否かを判断する。全データ数が一時格納部22に転送済である場合にはS507に移行し、ATMボード11への転送を続行する。全データ数が一時格納部22に転送されていない場合にはさらに一時格納部22への転送を行った後、ATMボード11への転送を続行する(S503〜S508)。
一方、S509において全データ数のATMボード11への転送が終了していると判断した場合には、終了報告をCPU1に送出する。
【0020】
以上の実施例では、PCRリーダボード4からATMボード11に転送する場合、PCRリーダボード4をマスタとしてATMボード11のバッファに直接書き込む例を説明したが、PCRリーダボード4は、ATMボード11のDMA機能にマスタとして設定,起動をかけ、その後スレーブとして一時格納部のデータを読み出すように動作させることも可能である。
【0021】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、PCIバスを介して格納媒体に格納されているMPEG2データのトランスポート・パケットをATMボードに転送する装置であり、PCIインタフェース回路,コンフィグ・レジスタ部,ソフトインタフェース部,MPEG2データ一時格納部,同期用標準時刻を抜き取る抜き取り部,PCR格納部,アドレス書込制御手段および制御手段を備え、上位命令部より格納媒体からATMボードへのMPEG2データの転送指示がなされたとき、MPEG2データ一時格納部にMPEG2データを格納するとともに抜き取り部によりMPEG2データのパケットより同期用標準時刻を抜き取り、この同期標準時刻等を用いてPCR間のデータの読み出し時間間隔を算出し、この時間間隔で一時格納部のMPEG2データをATMボードに転送するように構成している。したがって、従来のCPUのソフトによる転送に比較し、ATM回線へのMPEG2データの転送時間を大幅に短縮することができ、高速なATM回線に適したMPEG2データ転送装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステム構成の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるMPEG2データ転送装置を用いたシステムの転送手順を説明するための図である。
【図3】本発明によるMPEG2データ転送装置の実施例を示す回路ブロック図である。
【図4】MPEG2データのトランスポート・パケットの一構成例を示す図で、PCR抜き出し方法を説明するための図である。
【図5】本発明によるMPEG2データ転送装置を構成する回路の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU(上位命令部)
2…システムバス
3…PCIバス
4…PCRリーダボード
5,6…ブリッジ回路
7…EISAバス
8…SCSIインタフェース回路
9…レーザディスク装置
10…ハードディスク装置
11…ATMボード
12…ディジーチェン接続ケーブル
15…PCIインタフェース回路
16…マスタ制御部
17…コンフィグ・レジスタ
18…ソフトインタフェース部
20…内部バス
21…アドレス制御回路
22…MPEG2データ一時格納部
23…抜き取り部
24…PCR書き込み制御回路
25…PCR格納部
26…I/O・MPU
27…分離部
28…MPUROM
29…MPURAM
30…バス
Claims (5)
- MPEG2データのトランスポート・パケットを格納媒体から読み出し、PCIバスを介してATMボードに転送するMPEG2データ転送装置であって、
前記MPEG2データ転送装置は、PCIバスと内部バスを接続するPCIインタフェース回路と、
MPEG2データ転送のための環境条件を保持するコンフィグ・レジスタ部と、
上位命令部からの転送命令,転送全データ数や制御データを保持するソフトインタフェース部と、
MPEG2データを所定量格納するMPEG2データ一時格納部と、
MPEG2データのトランスポート・パケットより同期用標準時刻を抜き取る抜き取り部と、
前記抜き取り部で抜き取った同期用標準時刻を格納するPCR格納部と、
前記MPEG2データ一時格納部のアドレスおよび書込制御ならびにPCR格納部への書込み制御を行うアドレス書込制御手段と、
上位命令部より前記PCIバスを介して送られてきた環境条件およびMPEG2データ転送を含む命令がコンフィグ・レジスタ部およびソフトインタフェース部にそれぞれ設定されて前記格納媒体からATMボードへMPEG2データを転送する指示がなされたとき、前記ソフトインタフェース部の制御データにしたがって前記MPEG2データ一時格納部にMPEG2データを格納させるとともに前記抜き取り部で抜き取った同期用標準時刻および前記同期用標準時刻を格納した前記一時格納部のアドレスを前記PCR格納部に格納させ、前記MPEG2データ一時格納部が所定データ量に達したとき、前記PCR格納部より前記同期用標準時刻および前記アドレスを読み出して同期用標準時刻間のMPEG2データの転送時間間隔を算出し、前記算出した時間間隔でMPEG2データを前記MPEG2データ一時格納部より読み出し、前記ATMボードに転送するように制御する制御手段と、
から構成したことを特徴とするMPEG2データ転送装置。 - 前記MPEG2データ一時格納部は、複数のページ単位で格納できる容量を有し、
前記制御手段は、ページ単位でMPEG2データを転送することを特徴とする請求項1記載のMPEG2データ転送装置。 - 前記格納媒体よりMPEG2データを読み出し、当該MPEG2データ転送装置に転送する場合、当該MPEG2データ転送装置はスレーブとして動作することを特徴とする請求項1または2記載のMPEG2データ転送装置。
- 前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出しATMボードに転送する場合、当該MPEG2データ転送装置は、マスタとして前記ATMボードのバッファに直接データを転送することを特徴とする請求項1または2記載のMPEG2データ転送装置。
- 前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出しATMボードに転送する場合、前記ATMボードのDMA機能にマスタとして設定,起動をかけ、その後スレーブとして前記MPEG2データ一時格納部よりMPEG2データを読み出し転送することを特徴とする請求項1または2記載のMPEG2データ転送装置。
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