JP3606191B2 - 導電性ボールの整列装置および搭載装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、導電性ボールを整列状態で供給する導電性ボールの整列装置および配列された導電性ボールをワークに搭載する導電性ボールの搭載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
基板や電子部品の電極に金属バンプを形成する方法として、半田ボールなどの導電性ボール(以下、単に「ボール」と略記)を電極上に搭載して半田接合する方法が知られている。ボールの搭載には、搭載ヘッドによりボールを真空吸着する方法が広く用いられている。この方法は、搭載ヘッドの吸着ツールの下面に設けられた多数の吸着孔にボールを吸着させてこの吸着ツールをワーク上に移動させ、真空吸着を解除することによりボールをワークに搭載するものである。
【0003】
吸着ツールの下面にボールを吸着させる方法として、従来より用いられていたボール槽に対して搭載ヘッドを直接下降させて吸着ツールの下面にボールを吸着させる方法に替えて、整列治具を用いる方法が採用されるようになっている。この方法は、吸着ツールの吸着孔の配列に応じてボールを収容する凹部が形成された整列部に予めボールを整列させておき、この整列状態のボールを吸着するものである。この方法によれば、吸着ツールによるボール吸着動作を速やかに行えるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の導電性ボールの整列装置には、ボールを収容して整列させる凹部の形状に起因して、以下に図示するような問題点があった。図8は従来の導電性ボールの整列装置の整列部の部分断面図である。図8(a)において、整列部に設けられた凹部Aには導電性ボールBが収容され、搭載ヘッドに対して供給される。上記導電性ボールBの供給においては、導電性ボールBを凹部A内に速やかに収容できるよう、凹部Aの径は導電性ボールBの径よりも大きめに設定される。
【0005】
このため、導電性ボールBを整列部の上面で移動させるボール整列動作において、凹部A内に既に収容された導電性ボールB’の凹部A内での位置が偏ると、図8(b)に示すように凹部Aのエッジと導電性ボールB’との窪み部に、他の導電性ボールBの下部がはまりこむ現象が生じる。そしてこの導電性ボールBがそのままの状態で残留すると、整列部の上面に所定の配列位置以外に導電性ボールが残留する整列不良となる。このように、従来のボール収容用の凹部が設けられた整列部を用いる導電性ボールの整列装置には、整列部材上に余分なボールが残留する整列不良を生じるという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、ボール供給部における導電性ボールの整列不良を防止することができる導電性ボールの整列装置および搭載装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の導電性ボールの整列装置は、導電性ボールを整列状態で供給する導電性ボールの整列装置であって、上面に1個の導電性ボールを収容可能な凹部を所定の配列で複数備えた整列部と、この整列部を水平面に対して所定の傾斜角度で傾斜させる傾斜機構と、導電性ボールを移動させることにより傾斜状態の前記整列部に導電性ボールを供給するボール供給手段とを備え、前記凹部の底面に中心部に向かって円錐状に傾斜した傾斜面を有するテーパ部が形成されている。
【0008】
請求項2記載の導電性ボールの整列装置は、請求項1記載の導電性ボールの整列装置であって、前記テーパ部の傾斜面が整列部の上面となすテーパ角度は、前記傾斜角度よりも大きくなるように設定される。
【0009】
請求項3記載の導電性ボールの整列装置は、請求項1記載の導電性ボールの整列装置であって、前記テーパ部の中心位置に、テーパ部に収容された導電性ボールが前記傾斜面と接触する接触円の直径よりも小さい孔径の貫通孔が形成されている。
【0010】
請求項4記載の導電性ボールの搭載装置は、下面に複数の吸着孔が形成された吸着ヘッドによってボール供給部の導電性ボールを真空吸着して保持しワークに搭載する導電性ボールの搭載装置であって、前記ボール供給部は、上面に1個の導電性ボールを収容可能な凹部を所定の配列で複数備えた整列部と、この整列部を水平面に対して所定の傾斜角度で傾斜させる傾斜機構と、導電性ボールを移動させることにより傾斜状態の前記整列部に導電性ボールを供給するボール供給手段とを備え、前記凹部の底面に中心部に向かって円錐状に傾斜した傾斜面を有するテーパ部が形成されている。
【0011】
請求項5記載の導電性ボールの搭載装置は、請求項4記載の導電性ボールの搭載装置であって、前記テーパ部の傾斜面が整列部の上面となす角度は、前記傾斜角度よりも大きくなるように設定される。
【0012】
請求項6記載の導電性ボールの搭載装置は、請求項4記載の導電性ボールの搭載装置であって、前記テーパ部の中心位置に、テーパ部に収容された導電性ボールが前記傾斜面と接触する接触円の直径よりも小さい孔径の貫通孔が形成されている。
【0013】
上記構成の本発明によれば、導電性ボールを配列する整列部に設けられた凹部の底面に中心部に向かって円錐状に傾斜した傾斜面を有するテーパ部を形成することにより、凹部に収容された導電性ボールを中心位置に安定させることができ、他の導電性ボールがこの凹部上に残留することによる整列不良を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の斜視図、図2は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置のボール整列装置の斜視図、図3は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の整列治具の構造図、図4は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の整列治具の部分断面図、図5は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の制御系の構成を示すブロック図、図6は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置のボール整列動作の工程説明図、図7は本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の余分ボール検査の説明図である。
【0015】
まず図1を参照して導電性ボールの搭載装置の構造を説明する。図1において基台1上には位置決め部2が配設されており、位置決め部2上にはワークである基板3が載置されている。位置決め部2の側方には、導電性ボール(以下、「ボール」と略記)を整列状態で供給するボール整列装置4が配設されている。ボール整列装置4は、傾斜機構9によって水平面に対して傾斜可能に支持されたベース部6上に、支持台7を介して整列治具5を配置して構成されている。ベース部6上には、後述するボール移動規制部材の移動機構8が配設されている。
【0016】
位置決め部2およびボール整列装置4の上方には、ボール搭載部10が配設されている。ボール搭載部10は移動テーブル11と移動機構12を組み合せ、移動機構12に搭載ヘッド13を装着して構成されている。移動テーブル11は移動機構12をX方向へ移動させ、移動機構12は搭載ヘッド13をYZθの3方向に移動させる。これにより搭載ヘッド13はXYZθの4方向へ移動するようになっている。搭載ヘッド13は下面に吸着ツールが装着されており、吸着ツールに多数設けられた吸着孔(図示せず)によってボール整列装置4の整列治具5に整列されたボールを吸着保持し、位置決め部2上の基板3に搭載する。
【0017】
次に図2、図3、図4を参照してボール整列装置4について説明する。図2において、ベース部6は傾斜機構9によって回転軸9a廻りに所定角度の回動を行うようになっており、これによりベース部6は水平面に対して両方向に傾斜する。ベース部6の上面には支持台7が固設されており、支持台7には整列治具5が装着されている。支持台7の内部には図示しない振動器が設置されており、この振動器を駆動することにより、整列治具5には振動が付与される。
【0018】
ベース部6の上面の両端部には、X方向にガイドレール16が平行に配設されており、ガイドレール16には、2本のポスト17が図示しないスライダによってスライド自在に立設されている。ポスト17は連結部材18によって上部を連結されており、連結部材18にはボール移動規制部材19が装着されている。ボール移動規制部材19は、移動機構8を駆動することによって整列治具5の上面に沿って連結部材18と一体的にX方向に往復移動する。移動機構8は、一方のポスト17に固着されたナット20a、ナット20aに螺合した送りねじ20、送りねじ20を回転駆動するモーター21より構成される。
【0019】
左右のポスト17には、ボール検出センサ22を構成する投光部22a、受光部22bがそれぞれ取り付けられており、投光部22aから照射された光を受光部22bで受光することにより、照射光の光軸上におけるボールの存否を検出することができる。投光部22a、受光部22bのポスト17への取り付け高さ位置は微調整可能となっており、検出対象に応じて適切な高さ位置が設定される。
【0020】
次に図3を参照して整列治具5の構造について説明する。図3(a)は整列治具5の平面を示しており、図3(b)、(c)はそれぞれ断面BB、断面CCを示している。図3の各図に示すように整列治具5は4周にコーミング部5aが設けられた略平板状の部材であり、中央部には上面にボール14を1個だけ収容可能な凹部15aが、所定の格子状配列で多数設けられた整列部15が形成されている。これらの凹部15aの配列は、搭載ヘッド13の下面に形成された吸着孔の配列と一致したものとなっている。
【0021】
図4(a)に示すように、凹部15aの底面には中心部に向かって円錐状にテーパ角度θ1で傾斜した傾斜面15dを有するテーパ部15eが形成されている。テーパ部15eの中心位置には貫通孔15bが設けられており、図3(b)に示すように整列治具5の下面に設けられた吸引空間5f内を真空吸引することにより、吸引空間5fと連通した貫通孔15bから真空吸引する。これにより凹部15a内のボール14は真空吸引力によって保持される。吸引空間5fはバルブ23を介して吸引源24と接続されており、バルブ23を操作することにより吸着および吸着解除の制御が行えるようになっている。
【0022】
ここで、図4(c)に示すように、貫通孔15bの孔径dは、凹部15aに収容されたボール14がテーパ部15eの傾斜面15dと接触する接触円の直径Dよりも小さくなるよう、テーパ部15eや貫通孔15bの形状・寸法が設定されている。これにより、ボール14が貫通孔15bによって真空吸着された状態において、ボール14は常にテーパ部15eの傾斜面15dに接触し、テーパ部15eに開口した貫通孔15bのエッジがボール14の表面に接触することがない。したがって、ボール14が真空吸着される際にエッジに押し付けられることによるボール14の表面の接触傷が発生しない。
【0023】
また図4(b)に示すように、テーパ部15eの傾斜面15dが整列部15の上面となすテーパ角度θ1は、ベース部6が傾斜機構9によって水平面に対して傾斜する傾斜角度θ2よりも大きくなるように設定される。これにより、整列部15がこの傾斜角度θ2で傾斜した状態にあっても、テーパ部15eの傾斜面15dは水平面に対して中央側の方が周囲よりも低い位置にあり、凹部15a内のボール14を常に中央位置に保持するようになっている。
【0024】
図3(b)、(c)に示すように、整列部15は上面が周囲から高さhだけ高くなるように形状が設定されており、X方向(整列冶具5の傾斜方向)は底面と整列部15上面を斜面で連結する斜面部5cによって、またX方向と直交するY方向は整列部15の上面から下方に直角に屈折して設けられた段差部15cによって、整列治具5の底面から区分された形態となっている。斜面部5cとコーミング部5aとの間は、ボール14を貯溜する貯溜部5bとなっており、また段差部15cとコーミング部5aとの間は、ボール14のX方向の移動を許容する溝部5dとなっている。整列治具5の内側の4隅には、ガイド部材5eが設けられており、整列治具5内でのボール14の循環をより良好に行えるようになっている。
【0025】
次に図5を参照して制御系の構成について説明する。図5においてボール検出センサ22は判定部25と接続されており、判定部25はボール検出センサ22からの検出信号に基づき、後述するように整列部15上に余分に存在するボール14の有無を判定する。判定結果は、制御部27に送られる。
【0026】
また制御部27は、ボール移動規制部材19を移動させるモーター21、整列治具5を傾斜させる傾斜機構9、整列治具5に振動を付与する振動器26、搭載ヘッド13を移動させる搭載ヘッド移動機構29の駆動を制御する。さらに制御部27はボール整列治具吸引バルブ23や、搭載ヘッド13による吸引を行う搭載ヘッド吸引バルブ28の動作制御を行う。
【0027】
次に図6を参照して、ボール整列装置4によるボール整列動作について説明する。まず図6(a)はボール整列開始前の状態であり、整列治具5の一方側の貯溜部5bにはボール14が所定量だけ供給されている。この状態ではボール移動規制部材19は、整列部15上の所定待機位置にある。この状態からボール整列動作が開始され、図6(b)に示すように整列治具5をボール移動方向、すなわちボール14を貯溜した状態にある貯溜部5bと反対側の方向へ向けて傾斜させるとともに、吸引空間5f内の真空吸引を開始する。これにより貫通孔15bを介して凹部15aから真空吸引され、凹部15a内に移動したボール14を吸着して保持することが可能な状態となる。
【0028】
次にモーター21を駆動して、ボール移動規制部材19を傾斜した状態の整列部15の上面に沿って所定速度で移動させボール14を整列部15に供給する。これにより貯溜部5b内のボール14は、図6(c)に示すようにボール移動規制部材19にせき止められながら整列部15上を傾斜方向へ徐々に移動する(ボール移動工程)。したがってボール移動規制部材19は、ボール14を傾斜状態の整列部15上で移動させて整列部15に供給するボール供給手段となっている。なおボール供給手段としては、上記以外の構成、例えば下面に開孔部を有するボール貯溜容器を整列部5の上面に沿って移動させる構成などを用いてもよい。
【0029】
この移動の過程において、ボール14は凹部15a内にそれぞれ1個づつ保持される(ボール整列工程)。このとき、振動器26が駆動され、整列治具5に振動が付与される。これにより、凹部15a内へのボール14の移動が促進される。また、ボール移動規制部材19により傾斜した整列部15上に沿って流動するボール14をせき止めることにより、ボール14が凹部15aに保持される確率を高めるので、整列冶具5を1回傾斜させるだけで全ての凹部15aにボール14が保持される。このボール移動工程において、整列部15からあふれ出したボール14は、整列部15の傾斜方向に平行な両端部に設けられた段差部15cから溝部5dに落下して、反対側の貯溜部5bへ移動する。
【0030】
この後ボール移動規制部材19は整列部15の他端部まで移動し、斜面部5c上に到達することにより、図6(d)に示すようにせき止められていたボール14は斜面部5cに沿って下方に流動し、反対側の貯溜部5bに収容される。これによりボール移動規制部材19の1行程が完了し、整列部15の各凹部15a内にはボール14が整列状態で収容される。このボール整列工程において、ボール14は凹部15a内で常にテーパ部15eの傾斜面15dにならっての凹部15aの中心に位置し、他のボール14が凹部15aの周縁部と既に凹部15a内に収容されたボール14の頂部との間の窪みにはまり込む形で残留するのを防止できる。
【0031】
この後、図6(e)に示すように整列治具5を水平姿勢に復帰させるとともに、ボール移動規制部材19を整列部15上で矢印a方向へ移動させることにより、整列部15上に存在する余分なボール14が除去される(ボール除去工程)。ボール移動規制部材19の下端は、凹部15a内に保持されたボール14には接触しないが、整列部15上に存在するボール14に当接する高さで整列部15上を移動する。従って凹部15aに収容されずに整列部15上に残存するボール14は、ボール移動規制部材19によって整列部15上から除去される。
【0032】
なお本実施の形態において、ボール移動規制部材19を用いて整列部15上の余分なボールを除去するようにしたが、整列冶具5の傾斜を利用して余分なボールを貯溜部5bへ落下させる方法でも良い。この場合、ボール整列工程とボール除去工程が同時に行われることになる。
【0033】
これにより整列部15に整列状態で収容されたボール14は、搭載ヘッド13によって吸着可能な状態となるが、搭載ヘッド13によるボール吸着動作に先立って、整列部15上に余分なボールが存在するか否かが検査される。以下図7を参照して余分ボール検査について説明する。図7(a)に示すように、投光部22aから照射された光は、受光部22bによって受光されるが、このとき図7(b)に示すように整列部15上に、凹部15a以外の部位にボール14aが存在している場合には、受光部22bの受光量は照射光がボール14aによって遮光される分だけ少なくなる。したがって受光部22bの受光量を検出することにより、整列部15上での余分ボールの有無を検査することができる。そして、移動機構8によってポスト17を移動させ、投光部22a、受光部22bの光軸をスキャンさせることにより、整列部15上の全範囲の余分ボール検査が行われる。
【0034】
このような余分ボールは、凹部15aに1つのボール14が既に収容されている状態で更に他のボール14が真空吸引力によって捕捉される場合や、整列部15上面に付着したフラックスなどの粘着物の粘着力によってボール14が付着する場合など、種々の要因によって生じる。この余分ボール検査は、図6(e)に示すボール移動規制部材19の矢印b方向への移動時に行われる。そして余分ボールが存在しないことを確認した後に、搭載ヘッド13によるボール吸着動作が行われる。また余分ボールの存在が検出されたならば、ボール移動規制部材19を移動させてボール除去を再度行う。
【0035】
この後ボール14を吸着保持した搭載ヘッド13は位置決め部2上に移動し、保持したボール14を基板3上に搭載する。このとき、凹部15aが前述のようにテーパ部15eが設けられた形状となっていることにより、また前述の余分ボール検査によって、整列部15上における余分ボールが確実に排除される。したがって、搭載ヘッド13には常にボール14が正常な状態で保持され、不具合を生じることなくボール搭載を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、導電性ボールを配列する整列部に設けられた凹部の底面に中心部に向かって円錐状に傾斜した傾斜面を有するテーパ部を形成したので、凹部に収容された導電性ボールを中心位置に安定させることができ、他の導電性ボールがこの凹部上に残留することによる整列不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置のボール整列装置の斜視図
【図3】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の整列治具の構造図
【図4】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の整列治具の部分断面図
【図5】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の制御系の構成を示すブロック図
【図6】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置のボール整列動作の工程説明図
【図7】本発明の一実施の形態の導電性ボールの搭載装置の余分ボール検査の説明図
【図8】従来の導電性ボールの整列装置の整列部の部分断面図
【符号の説明】
3 基板
4 ボール整列装置
5 整列治具
8 移動機構
9 傾斜機構
13 搭載ヘッド
14 ボール
15 整列部
15a 凹部
15b 貫通孔
15e テーパ部
19 ボール移動規制部材
Claims (6)
- 導電性ボールを整列状態で供給する導電性ボールの整列装置であって、上面に1個の導電性ボールを収容可能な凹部を所定の配列で複数備えた整列部と、この整列部を水平面に対して所定の傾斜角度で傾斜させる傾斜機構と、導電性ボールを移動させることにより傾斜状態の前記整列部に導電性ボールを供給するボール供給手段とを備え、前記凹部の底面に中心部に向かって円錐状に傾斜した傾斜面を有するテーパ部が形成されていることを特徴とする導電性ボールの整列装置。
- 前記テーパ部の傾斜面が整列部の上面となすテーパ角度は、前記傾斜角度よりも大きくなるように設定されることを特徴とする請求項1記載の導電性ボールの整列装置。
- 前記テーパ部の中心位置に、テーパ部に収容された導電性ボールが前記傾斜面と接触する接触円の直径よりも小さい孔径の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の導電性ボールの整列装置。
- ボール整列装置に整列された導電性ボールを下面に複数の吸着孔が形成された搭載ヘッドによって真空吸着して保持しワークに搭載する導電性ボールの搭載装置であって、前記ボール整列装置は、上面に1個の導電性ボールを収容可能な凹部を所定の配列で複数備えた整列部と、この整列部を水平面に対して所定の傾斜角度で傾斜させる傾斜機構と、導電性ボールを移動させることにより傾斜状態の前記整列部に導電性ボールを供給するボール供給手段とを備え、前記凹部の底面に中心部に向かって円錐状に傾斜した傾斜面を有するテーパ部が形成されていることを特徴とする導電性ボールの搭載装置。
- 前記テーパ部の傾斜面が整列部の上面となす角度は、前記傾斜角度よりも大きくなるように設定されることを特徴とする請求項4記載の導電性ボールの搭載装置。
- 前記テーパ部の中心位置に、テーパ部に収容された導電性ボールが前記傾斜面と接触する接触円の直径よりも小さい孔径の貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項4記載の導電性ボールの搭載装置。
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