JP3604405B2 - 二色コンテナの一体成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
本発明は、二色コンテナの一体成形方法に関し、さらに詳しくは左右に色分けされたコンテナを成形する際に二色合流部を歪みや乱れのない鮮明な直線状で形成することができるような二色コンテナの一体成形方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】
近年、食品などをはじめとする商品の運搬用コンテナとして、プラスチック製コンテナが広く利用されている。
【0003】
特にこのようなプラスチック製コンテナにおいて、運搬時には容易に積み上げ(スタッキング)られるとともに、収容時には嵩張らないように重ね合わせ(ネスティング)られるスタッキング・ネスティング型コンテナが開発され、利用されている。
【0004】
ところでこのようなスタッキング・ネスティング型コンテナなどのコンテナを、運搬・収容などの作業時に容器の方向を識別するには、一般的に、
(1) コンテナの一方向に窓部等を設け、光電管を利用して識別する方法、
(2) コンテナの一部に反射シールを貼り、それを読み取る方法、
(3) コンテナにスタンプで印をつけるかまたはラベル、インサートピースなどを付着して識別する、
(4) 左右二色に色分けされた二色コンテナの色の違いを読み取る方法
などの方法が利用される。
【0005】
これらのうち、二色コンテナは、容器方向を目視で識別できるとともに、構造を簡素化できるため洗浄が容易であるなどの多くの利点を有しており、他の方法に比べて特に作業効率に優れている。このような二色コンテナは、たとえば特開昭60−19515号公報に開示されている。
【0006】
このスタッキング・ネスティング型コンテナをはじめとする二色コンテナは、通常、それぞれ所望の色に着色されたポリプロピレンなどの熱可塑性ポリマー組成物を、それぞれ別々の方向から金型内のキャビティに射出成形し、該キャビティのほぼ中央部で二色に着色された樹脂同士を合流させることにより一体成形されている。そしてこのような二色コンテナの側壁には、コンテナに通気性を与えるなどのために複数個の開口部が形成されていることがある。
【0007】
ところで従来の一体成形法によって得られる側壁に開口部を有する二色コンテナでは、色と色との境目(合流線)が歪んだり乱れたりして、鮮明な直線で得られないことがあった。
【0008】
このような合流線が直線状とならない二色コンテナは、外観上見劣りがし、場合によってはこれらは不良品となってしまうことがあり、二色コンテナの成形時の歩留りを低下させている。
【0009】
このため色と色との境目すなわち合流線が歪んだり乱れたりすることなく、直線状となるような二色コンテナの一体成形方法の出現が望まれている。
本発明者は、このような従来技術に鑑みて研究した結果、金型内のキャビティにそれぞれ別々の方向から射出された異なる二色に着色された樹脂同士の合流を、前記側壁の開口部が設けられた部分で行ない、かつ合流線上の開口部と左右方向に隣接する開口部との間の壁距離を12mm以上とすると、合流線が鮮明な直線で形成されるということを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
【発明の目的】
本発明は、左右方向に色分けされた二色コンテナの二色合流線を鮮明な直線状に形成できるような二色コンテナの一体成形方法を提供することを目的としている。
【0011】
【発明の概要】
本発明に係る二色コンテナの一体成形方法は、
正方形または長方形の底板部と、前記底板部の周縁部に立設された一対の側壁と一対の端部壁とから構成され、
前記一対の側壁には、複数の開口部が形成され、
前記底板部と一対の側壁が、前記一対の端部壁から略中央部分に位置するように形成された合流線で、側壁側から見て左右方向に色分けされ、
前記側壁において、前記合流線が、前記側壁の前記一対の端部壁から略中央部分に位置する開口部の上下に位置する側壁部分に位置するとともに、
前記側壁において、前記合流線上に位置する開口部と、この開口部の側壁側から見て左右方向に隣接する開口部との間の壁距離が12mm以上であり、
前記一対の端部壁が、前記側壁の色分けに合わせて色分けされた、二色コンテナを一体成形する方法であって、
前記コンテナの側壁に相当する金型キャビティの前記左右方向の略中央部に、前記コンテナの一対の端部壁から略中央部分に位置する開口部の上下に位置する側壁部分に相当する金型キャビティ部分が形成されるとともに、
前記コンテナの側壁において、前記合流線上に位置する開口部と、この開口部の側壁側から見て左右方向に隣接する開口部との間の壁距離が12mm以上となるように金型キャビティ部分が形成された金型を用いて、
互いに異なる色に着色された熱可塑性樹脂を、前記コンテナの側壁側から見て左右方向に色分けされた底板部に相当する金型のそれぞれ別々のゲートから、金型キャビティに射出するとともに、
前記射出された二色の樹脂を、- 前記コンテナの一対の端部壁から略中央部分に位置する開口部の上下に位置する側壁部分に相当する金型キャビティ部分で合流させることを特徴としている。
【0012】
【発明の具体的説明】
以下、本発明に係る二色コンテナの成形方法を図面を参照しながら説明する。
まず本発明で成形される二色コンテナの形状について説明する。
【0013】
図1は、スタッキング・ネスティング型二色コンテナ1の模式的な斜視図である。
図において、二色コンテナ1は、底板部3とこの底板部3の周縁部に立設された一対の側壁2a、2bと一対の端部壁2c、2dとからなる。この側壁2a、2bには、複数個の開口部4が設けられている。このような開口部4を有するコンテナは通気性が良好となる。またこの二色コンテナ1は、側壁2a、2bがほぼ中央で左右に色分けされている。
【0014】
底板部3は、その下部に格子状リブ(図示せず)を有していてもよい。
本発明では、上記のような二色コンテナ1を、このようなコンテナ形状に対応するキャビティを有する射出成形金型を用いて、二色の熱可塑性樹脂を射出して一体成形する。
【0015】
図2に、射出成形金型の縦断面図を示す。
金型内には、可動金型(雄型)8と、固定金型(雌型)9とにより、上記のようなコンテナ1に対応する形状のキャビティ10が形成されている。固定金型9の一側にはランナブロック11が固着されており、このランナブロック11の中央部分には、その端部(スプル)が射出装置15a,15bのノズル13a,13bに結合される2本の通路12a,12bが穿設されている。またランナブロック内には、これら通路12a,12bにそれぞれ連通する2本のランナ11a,11bが上記キャビティ10とほぼ平行になるように互いに反対方向に延設されている。さらにランナ11a,11bは、それぞれ2か所で分岐して設けられたゲート(通路)16a,16a、16b,16bによって、キャビティ10と連通している。
【0016】
別々に溶融された互いに異なる色に着色された樹脂は、射出装置15a,15b内のスクリュ(図示せず)をそれぞれ前進させることにより加熱シリンダ14a,14bのそれぞれのノズル13a,13bから金型内通路12a,12bに射出される。金型内に射出された樹脂は、通路12a,12bからランナ11a,11bに流れ込み、ゲート16a,16a、16b,16bからキャビティ10内に圧入される。
【0017】
本発明では、二色コンテナ1を一体成形するに際して、図2に示す射出成形金型を用いる例について説明したが、本発明で用いられる射出成形金型はこの例に限定されるものではない。たとえばキャビティに連通するゲート数は、それぞれの射出装置に少なくとも1本ずつのゲートが連通していればよく、ゲートが複数ずつ設けられる場合にも、その数は限定されない。またこのようなゲートの位置は、得られるコンテナの形状によって適宜設定されるが、たとえば左右ほぼ対称のコンテナを得ようとする場合には、それぞれの色の樹脂のゲートが2色の合流線に対して左右ほぼ線対称に設けられることが好ましい。また射出装置は、スクリュ式であってもプランジャ式であってもよく、その作動機構方式は限定されない。
【0018】
本発明では、上記のような射出成形金型内に互いに異なる色で着色された溶融状態の熱可塑性樹脂を同時に射出して、キャビティ10内のほぼ左右方向の中央で樹脂同士を合流させて合流線Cを形成し、この合流線Cを境に互いに異なる色で左右に色分けされたコンテナ1を一体成形する。
【0019】
合流線Cは、コンテナ1を側壁面側からみるとき、コンテナ1の略中央部分の左寄りまたは右寄りに形成されてもよい。互いに異なる色に着色された熱可塑性樹脂は、通常熱可塑性樹脂と顔料(染料)とからなる。
【0020】
熱可塑性樹脂は、一般的にプラスチックを射出成形する際に広く用いられている樹脂が特に限定されることなく用いられる。たとえば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ABS樹脂、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ポリ酢酸ビニル(EVA樹脂)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)などが挙げられる。
【0021】
射出装置15a,15bに装入される熱可塑性樹脂は、色が異なるすなわち顔料(染料)が異なるだけであって、同一の樹脂が用いられることが好ましい。
また該樹脂に配合される顔料は、一般的にプラスチックを着色する際に用いられる顔料または染料が特に限定されることなく用いられる。
【0022】
さらに該熱可塑性樹脂には、得られるコンテナーの目的用途に応じて、耐熱安定剤、耐候安定剤などの添加剤、ガラス繊維、フィラーなどの充填剤などが適宜配合される。
【0023】
このような熱可塑性樹脂の射出成形は、一般的にプラスチックを射出成形する際の溶融温度、圧力などの条件下で行なわれるが、本発明では、それぞれ別々の方向から射出された溶融樹脂が、所望の位置、通常キャビティのほぼ中央で合流するように射出圧力等を調整しながら実施される。
【0024】
本発明では、このような射出一体成形に際して、図2に示したように、コンテナ1の側壁2a,2b側から見て左右方向に色分けされた底板部に相当する金型のそれぞれ別々のゲート16a、16bから、金型キャビティ10に射出する。そして、上記のようにそれぞれ別々の方向から流れてきた異なる色の樹脂をコンテナのほぼ中央部で合流させる。
すなわち、本発明では、図 1 および図3に示すように、複数個の開口部4を有する側壁2a,2bにおいては、互いに対向して流れてくる異なる色の樹脂同士を前記側壁の開口部4が設けられた部分で合流させる。
この際、図3に示したように、金型キャビティ10内で、金型の底板部に相当する部分から側壁2a,2bに流れてきた溶融樹脂は、中央部の開口部4a、4dの左右に位置する壁部分に相当する金型キャビティの部分(図3において、それぞれP1、P2で示した箇所)において、図3の矢印で示したようにそれぞれ、図3の上方向に流れることになる。そして、上下方向に隣接する開口部4a、4dの間の側壁に相当する金型キャビティの部分に左右方向から流れ込み、この開口部4a、4dの間の側壁に相当する金型キャビティの略中央部分で合流することになる。
この場合、合流線C上の開口部4aと、この開口部4aとそれぞれ左右方向に隣接する開口部4b,4cとの間の壁距離P1 およびP2 を、12mm以上、好ましくは15mm以上としている。なお、この距離P1 とP2 とは等しいことが好ましい。
【0025】
図3は、側壁の合流部近辺における樹脂の流れを模式的に示す図である。
なお図3において、互いに異なる色はドット模様と斜線模様で示した。
このように本発明では、側壁2a,2bでの樹脂の合流を、側壁2aおよび2bに開口部4が設けられた部分で行ない、かつ合流線C上の開口部4aとこの開口部4aとそれぞれ左右方向に隣接する開口部4bまたは4cとの間の壁距離P1 またはP2 を、12mm以上としているため、互いに対向して流れてくる異なる色の樹脂同士が合流点において安定し、このため合流線Cにおいて樹脂の流れに乱れや歪みがなく、合流線Cは直線状で形成される。
【0026】
これに対して、対向して流れてくる異なる色の樹脂同士を、開口部が設けられた地点で行なう場合に、この開口部4aとそれぞれ左右方向に隣接する開口部4bまたは4cとの間の壁距離(P1 またはP2 )が、12mm未満であると、合流線近傍において樹脂の進行方向に乱れが生じ、合流線を直線状に形成することができなくなってしまう。
【0027】
また本発明では、合流線上の開口部4aの左右方向の長さP3 は、特に限定されないが、合流線上の開口部4aと上下方向に隣接する開口部4dとの間の距離P4 が6mm以下である場合には、P3は20mm以上であることが好ましい。
【0028】
このようにすると、合流線をより直線状とすることができる。
上記のような本発明により得られる二色コンテナは、特にスタッキング・ネスティング型コンテナなどして好ましく用いられるが、必ずしもスタッキング・ネスティング型コンテナとして用いなくともよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明に係る二色コンテナの一体成形方法によれば、互いに異なる左右二色の合流線が歪みや乱れのない直線で得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で得られるスタッキング・ネスティング型二色コンテナの斜視図を示す。
【図2】本発明で用いられる射出成形金型の図1の二色コンテナの側壁側から見た水平断面図である。
【図3】本発明において樹脂合流線近傍の樹脂の流れを示す模式図である。
Claims (1)
- 正方形または長方形の底板部と、前記底板部の周縁部に立設された一対の側壁と一対の端部壁とから構成され、
前記一対の側壁には、複数の開口部が形成され、
前記底板部と一対の側壁が、前記一対の端部壁から略中央部分に位置するように形成された合流線で、側壁側から見て左右方向に色分けされ、
前記側壁において、前記合流線が、前記側壁の前記一対の端部壁から略中央部分に位置する開口部の上下に位置する側壁部分に位置するとともに、
前記側壁において、前記合流線上に位置する開口部と、この開口部の側壁側から見て左右方向に隣接する開口部との間の壁距離が12mm以上であり、
前記一対の端部壁が、前記側壁の色分けに合わせて色分けされた、二色コンテナを一体成形する方法であって、
前記コンテナの側壁に相当する金型キャビティの前記左右方向の略中央部に、前記コンテナの一対の端部壁から略中央部分に位置する開口部の上下に位置する側壁部分に相当する金型キャビティ部分が形成されるとともに、
前記コンテナの側壁において、前記合流線上に位置する開口部と、この開口部の側壁側から見て左右方向に隣接する開口部との間の壁距離が12mm以上となるように金型キャビティ部分が形成された金型を用いて、
互いに異なる色に着色された熱可塑性樹脂を、前記コンテナの側壁側から見て左右方向に色分けされた底板部に相当する金型のそれぞれ別々のゲートから、金型キャビティに射出するとともに、
前記射出された二色の樹脂を、-前記コンテナの一対の端部壁から略中央部分に位置する開口部の上下に位置する側壁部分に相当する金型キャビティ部分で合流させることを特徴とする二色コンテナの一体成形方法。
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