JP3598504B2 - シャッター - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主としてサッシ枠の上部に取付け、雨戸等として使用するシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシャッターとしては、シャッターケースと、このシャッターケース内に取付けた巻取部と、この巻取部に巻き掛けたシャッターカーテンなどを備えたものが知られている。
前記シャッターは、例えば、そのシャッターケースをサッシ枠の上部に取付けたり、建物外壁におけるサッシ枠取付用開口部の上部に取付け、シャッターカーテンを巻取部で巻取り、繰り出しすることで、サッシ枠に取付けた左右のガイドレールに沿ってシャッターカーテンを昇降して雨戸などとして使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、シャッターとサッシ枠とを工場等で別々に製造し、それぞれ別体として施工現場に運搬し、施工現場においてサッシ枠の上部にシャッターのシャッターケースを取付けてシャッター付きサッシ枠とすることが行われている。
このために、施工現場への運搬に際し、工場等でシャッターとサッシ枠をそれぞれ別途に梱包しなければならず、さらに、施工現場において梱包を解く手間があった。
しかも、施工現場においてサッシ枠の上部にシャッターケースを取付けることになるから、その作業が面倒であった。
【0004】
前述のこと解消するには、工場等でサッシ枠の上部にシャッターケースを取付け、それらを一体として工場等から施工現場まで運搬することが考えられる。
しかしながら、サッシ枠を建物躯体の壁の厚み内に収まるようにした場合、例えばツーバイフオー工法の場合には、サッシ枠の見込み幅(室内外方向の幅)は建物躯体の壁の厚みの制約を受け、そのサッシ枠の見込み幅がシャッターケース内の巻取部の巻き径よりも小さく、前述のようにサッシ枠の上部にシャッターケースを取付けると巻取部に巻き掛けたシャッターカーテンがサッシ枠から出張ってしまうことがある。
【0005】
前述のように、巻取部に巻掛けたシャッターカーテンがサッシ枠から出張ると梱包がやりずらいし、トラックの荷台等に積載して運搬する際にサッシ枠から出張った部分によって積載できるサッシ枠の数が少なくなり、運搬作業効率が低下する。
【0006】
また、図6に示すように、巻取部1の中心1aのサッシ枠2の見込み幅方向の位置(以下単に中心位置という)と、ガイドレール3のサッシ枠2の見込み幅方向の位置(以下単に位置という)との間隔でシャッターカーテン4の入り角度θが決定する。
例えば、図6(a)に示すように巻取部1の中心位置とガイドレール3の位置とが遠く離れて間隔が広いと、シャッターカーテン4の入り角度θが小さい。
図6(b)に示すように巻取部1の中心位置とガイドレール3の位置とが接近して間隔が狭いと、シャッターカーテン4の入り角度θが大きい。
【0007】
前述のシャッターカーテン4の入り角度θは、巻取部1のシャッターカーテン巻取力(つまり、開閉力)に影響を及ぼし、適切な角度とすることが好ましい。
しかしながら、サッシ枠の建物躯体への取付け(納まり)の仕方の違い(例えば半外付け、外付け、プレハブ納まり等)及びサッシ窓種の違い(シングルサッシ、ダブルサッシ等)によって、前述の巻取部1の中心位置とガイドレール3の位置との間隔が異なり前述のシャッターカーテン4の入り角度θが異なってしまう。
【0008】
前述の工場等から施工現場までの運搬時の問題を解消できるようにしたシャッター付きのサッシ枠が、特許第2759914号公報に開示されている。
このシャッター付きのサッシ枠は、サッシ枠の縦枠に対して巻取り用のドラムを備えたシャッターケースを、サッシ枠見込み幅方向に移動するものである。
しかしながら、前述したシャッター付きのサッシ枠は、上下揺動するシャッター受台と、案内レールと、固定金具を備え、移動するための部品点数が多く複雑な形状で、かつコスト高であると共に、シャッター受台の上下揺動操作、案内レールと固定金具の移動操作が必要で、シャッターケースを移動するのが大変面倒である。
【0009】
また、サッシ枠の縦枠に対してシャッターケースとともに巻取部を移動するものであるから、シャッターケースをサッシ枠よりも上方の建物躯体に取付けるもの、つまり単独のシャッターには適用できない。
したがって、前述のサッシ枠の納まりの仕方の違い、サッシ窓種の違いによるシャッターカーテンの入り角度が異なる問題を解消できないことがある。
【0010】
本発明は前述の課題を解決するためになされたもので、シャッターケースに対して巻取部を移動できると共に、巻取部を移動する操作が簡単で、しかも移動するための部品点数が少なく単純形状でコスト安であるシャッターを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、シャッターケースと、このシャッターケース内に取付ける巻取部と、この巻取部に巻き掛けるシャッターカーテンと、前記シャッターケースの側部に取付けられ、前記巻取部の軸を固定する軸支持部材とを備え、
前記軸支持部材は、シャッターケースの側部に取付けられる支承部材と、この支承部材に取付けられる固定部材を有し、
前記支承部材は、前記軸をケース見込み幅方向に離隔した第1位置と第2位置とに亘って移動可能に支承し、
前記固定部材は、前記軸を第1位置で固定する第1の状態と第2位置で固定する第2の状態とに取り付け換えできることを特徴とするシャッターである。
【0012】
第2の発明は、第1の発明において支承部材は、軸をケース見込み幅方向に移動自在に支承する第1支承部と、軸をケース見込み幅方向の前部方に移動しないように支承する第2支承部と、軸をケース見込み幅方向の後部方に移動しないように支承する第3支承部で略上向きコ字形状の支承部を有する形状で、
固定部材は、第3支承部と軸との間及び第2支承部と軸との間に押し込んで取り付け換えできる形状であるシャッターである。
【0013】
第3の発明は、第2の発明において支承部材の第2支承部と第3支承部に亘って挿通して螺合した軸固定ビスを設け、この軸固定ビスを軸に挿通して軸の回転止め部材としたシャッターである。
【0014】
【作 用】
第1の発明によれば、固定部材を第1の状態に取付けることで軸が第1位置に固定され、その固定部材を第2の状態に取付けることで軸が第2位置に固定される。
よって、固定部材を第1の状態と第2の状態とに取り付け換えすることで、巻取部をケース見込み幅方向に移動して固定できる。
したがって、巻取部を移動する操作が簡単であると共に、その移動するための部品点数が少なく、単純形状でコスト安とすることが可能となる。
【0015】
また、シャッターケースに対して巻取部が移動する形状であるから、シャッター単独であっても巻取部を移動することができる。
したがって、サッシ枠の納まりの仕方の違い、サッシ窓種の違いに対応して巻取部を移動することで、シャッターカーテンの入り角度を適切な角度とすることが可能である。
【0016】
第2の発明によれば、固定部材を第3支承部と軸との間、第2支承部と軸との間に押し込むことで取付けできる。
したがって、固定部材の取付け、取り外し操作が容易で、固定部材の取り付け換えを容易に実施できる。
【0017】
第3の発明によれば、シャッターカーテンの巻き取り、繰り出し時に軸が回転することがない。
軸固定ビスを螺合することで、第2又は第3支承部と固定部材で軸を強固に締付けるから、軸を強固に固定できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1はシャッター付きサッシ枠の概略外観図で、この図1は本発明の理解を容易とするために概略的に図示してあり、形状・寸法等が後述する具体形状と異なる部分がある。
サッシ枠10は、左右の縦枠11と、その左右の縦枠11の上端部間に連結した天枠12と、左右の縦枠11の上部寄り間に連結した上枠13と、左右の縦枠11の下端部間に連結した下枠14を備えている。
前記左右の縦枠11の下部寄りと上枠13と下枠14で障子装着用枠部15を形成し、前記左右の縦枠11の上部寄りと上枠13と天枠12でシャッター取付用枠部16を形成している。
【0019】
前記サッシ枠10の上部、例えばシャッター取付用枠部16に取付けたシャッターケース20と、このシャッターケース20内に取付けた巻取部21と、この巻取部21に巻き掛けたシャッターカーテン22でシャッターを形成し、シャッター付きサッシ枠としてある。
前記シャッターカーテン22は、左右の縦枠11に取付けた左右のガイドレール23に沿って昇降することで、障子装着用枠部15におけるサッシ枠見込み幅方向室外面(つまり、前面)を開閉する。
【0020】
前記シャッターケース20は下面板20aと後面板20bと上面板20cと左右の側面板20d,20dで、前面(つまり、ケース見込み幅方向の室外面)が開口した左右方向に長尺な略箱形状である。
前記シャッターケース20の左右の側部、例えば左右の側面板20d,20dの内面(シャッターケース20の左右側面)に、軸支持部材24がそれぞれ取付けてある。
【0021】
前記巻取部21は軸25と、この軸25に回転自在に支承され、かつ図示しないスプリング等で巻き取り方向に回転付勢された巻取りドラム26を備えている。
前記軸25の軸方向両端部が前記各軸支持部材24に回転しないように支持されている。
【0022】
前記シャッターカーテン22は、例えば、押出形材又は曲げ加工したシャッタースラットを複数連結したもので、その最上部のシャッタースラットが前記巻取りドラム26に固着される。
最下部のシャッタースラットに取付けた把手27を持って引き下げることで巻取りドラム26が繰り出し方向に回転してシャッターカーテン22が繰り出しされる。
把手27を持って最下部のシャッタースラットを軽い力で持ち上げることで、巻取りドラム26がスプリングで巻取り方向に回転し、シャッターカーテン22を巻取る。
この実施の形態では巻取部21を手動で巻取り、繰り出し操作するようにしたが、後述するように電動モータで巻取り、繰り出し操作するようにしても良い。
【0023】
次にシャッターケース部分の具体形状を説明する。
図2は図1のA−A拡大詳細断面図で、この図2ではシャッターカーテン22を最大限に巻き取った状態としてあり、把手27がガイドレール23の最上部に位置している。
前記シャッターケース20の下部(下面板20a)が上枠13に上枠連結材30を用いて固着される。
前記天枠12の見込み幅はサッシ枠10(縦枠11)の見込み幅よりも小さく、縦枠11の見込み幅方向室外面(以下前面という)寄りに連結される。
この天枠12の見込み幅方向室内面にL型のブラケット31が固着してある。このブラケット31にシャッターケース20の上部(上面板20c)がボルトナット32で固着される。
【0024】
前記縦枠11の前面(つまり、サッシ枠10の前面)と前記側面板20dの前面(つまり、シャッターケース20の前面)は略面一である。
前記シャッター付きサッシ枠は図2に仮想線で示すように、建物外壁33の開口部34に取付けられる。
この建物外壁33の前面(室外面)33aと前記サッシ枠10の前面、シャッターケース20の前面が略面一となる。
図2において、天枠12の前面にカバー体35が開閉自在、例えば上下揺動自在に取付けてある。このカバー体35はシャッターケース20の前面開口部と対向し、巻取部21、巻き取ったシャッターカーテン22などが見えないようにする。
なお、図1においてはカバー体35が図示されていない。
【0025】
図3は図1のB−B拡大詳細断面図で、前記軸支持部材24は、シャッターケース20の側面に取付けられた支承部材40と、この支承部材40に取り付け換えできるように取付けられた固定部材50を有する。
前記支承部材40は、前記軸25をケース見込み幅方向に移動可能に支承する第1支承部40a及び前記軸25がケース見込み幅方向の室外方(以下前部方という)に移動しないように支承する第2支承部40b並びに前記軸25がケース見込み幅方向の室内方(以下後部方という)に移動しないように支承する第3支承部40cで略上向きコ字形状の支承部を有する。
前記第2支承部40bと第3支承部40cとの間隔は軸25の径よりも大きい。
よって、前記支承部材40は軸25をケース見込み幅方向に離隔した前部寄りの第1位置と後部寄りの第2位置とに亘って移動可能に支承する。
【0026】
前記支承部材40は、例えば、図3、図4に示すように横向片41と第1縦向片42と第2縦向片43を有する上向きコ字状部44及び、その横向片41、第1・第2縦向片42,43に一体的に設けた取付片45を備えた板金加工品で、その横向片41が前記第1支承部40a、第1縦向片42が前記第2支承部40b、第2縦向片43が前記第3支承部40cにそれぞれ相当する。
前記各取付片45が側面板20dにビス46でそれぞれ固着される。
【0027】
この実施の形態では軸25が円形であり、巻取りドラム26が回転する時に軸25が回転する恐れがあるので、支承部材40に軸の回転止め部材47が設けてある。
例えば、第1縦向片42の孔42aと第2縦向片43の孔43aとに亘って軸固定ビス48を挿通し、第2縦向片43に固着したナット49に螺合してある。
軸25に径方向に貫通した孔25aを形成し、この孔25aに軸固定ビス48を挿通することで、軸25が回転しないようにしてある。
前記軸固定ビス48の頭部48aはシャッターケース20の前面に向い、シャッターケース20の前面側から容易に締付け、弛めできる。
【0028】
前記軸25の端部を矩形状としたり、軸25の端部に矩形状の補助軸を固着することで、軸25が回転しないようにしても良い。
この場合には、前述の軸の回転止め部材47を設けなくとも良いが、前述した軸固定ビス48は後述する軸25の締付け固定機能を有するので、その軸固定ビス48を設けても良い。
【0029】
前記固定部材50は、軸25を支承部材40の第1位置、第2位置でケース見込み幅方向に移動しないように固定する第1の状態と第2の状態に取り付け換えできる。
前記固定部材50は例えば、図3、図4に示すように基片51と両側片52で平面コ字形状の本体53と、その本体53の基片51上部に一体に設けたつまみ片54を有する形状で、その基片51には前記軸固定ビス48が嵌まり合う長穴55が下端面に開口して形成してある。
前記本体53(固定部材50)の見込み幅H1は、前記支承部材40の第1縦向片42と第2縦向片43との間隔H2から軸25の径Dを差し引いた値と略等しい。
【0030】
図3に示すように、固定部材50を第2縦向片43と軸25との間に押し込んで取付けることで、軸25は第1縦向片42と固定部材50で挟持されて第1位置に固定される。この状態が前述の第1の状態である。
この状態で軸固定ビス48を締付けることで第1縦向片42と第2縦向片43が引き寄せられて軸25と固定部材50を強固に締付け固定することができる。
【0031】
前述の状態から、軸固定ビス48を弛めて固定部材50を引き抜いて取り外す。
軸25を横向片41に沿って移動して第2縦向片43に接し、その軸25と第1縦向片42との間に固定部材50を押し込んで取付けることで、図5に示すように軸25は第2縦向片43と固定部材50で挟持されて前述の第2位置に固定される。この状態が前述の第2の状態である。
この状態で軸固定ビス48を締付けて軸25と固定部材50を強固に締付け固定する。
なお、前述の軸25の移動操作はシャッターカーテン22を最大限繰り出した状態(つまり、前述の障子装着用枠部15を全閉した状態)で行なう。
【0032】
図3に示すように、軸25を第1位置に固定することで、巻取りドラム26はシャッターケース20の後面板20b(後面)とカバー体35との間の略中央部に位置し、シャッターケース20内を有効利用してシャッターカーテン22の最大巻き径を大きくできる。
また、軸25の中心25bの見込み幅方向の位置(巻取部21の中心位置)がガイドレール23に接近する。
【0033】
図5に示すように、軸25を第2位置に固定することで、巻取りドラム26はシャッターケース20の前面より引き込んだ状態となり、シャッターカーテン22を最大限に繰り出すことで、シャッターカーテン22はシャッターケース20の前面と略面一、又はシャッターケース20内となり、そのシャッターカーテン22はシャッターケース20の前面から突出しない。
よって、シャッター付きサッシ枠を容易に梱包できるし、運搬する際にトラックの荷台等に数多く積載でき、効率良く運搬できる。
【0034】
また、軸25の中心25bの見込み幅方向の位置(巻取部21の中心位置)がガイドレール23と離れる。
よって、サッシ枠の納まり、サッシ窓種の違いに対応して軸25を前述のように移動して固定することで、シャッターカーテン22の入り角度θを適切な角度にできる。
なお、見込み幅H1が異なる数種類の固定部材50を準備し、前述のサッシ枠の納まり、サッシ窓種の違いに対応して見込み幅H1の異なる2つの固定部材50を前記第1縦向片42と軸25との間及び第2縦向片43と軸25との間にそれぞれ押し込んで取り付けることで、軸25をケース見込み幅方向の任意の位置に移動して固定し、シャッターカーテン22の入り角θを適切な角度とするようにしても良い。
【0035】
前記軸支持部材24(支承部材40)はシャッターケース20の下面板20a、後面板20b、上面板20cに取付けても良いし、側面板20dの外面に取付けても良い。この場合には側面板20dにケース見込み幅方向の長穴を形成し、その長穴を通して軸25の端部を支承部材40で支承する。つまり、軸支持部材24(支承部材40)はシャッターケース20の側部に取付ければ良い。
【0036】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、固定部材を第1の状態に取付けることで軸が第1位置に固定され、その固定部材を第2の状態に取付けることで軸が第2位置に固定される。
よって、固定部材を第1の状態と第2の状態とに取り付け換えすることで、巻取部をケース見込み幅方向に移動して固定できる。
したがって、巻取部を移動する操作が簡単であると共に、その移動するための部品点数が少なく、単純形状でコスト安とすることが可能となる。
【0037】
また、シャッターケースに対して巻取部が移動する形状であるから、シャッター単独であっても巻取部を移動することができる。
したがって、サッシ枠の納まりの仕方の違い、サッシ窓種の違いに対応して巻取部を移動することで、シャッターカーテンの入り角度を適切な角度とすることが可能である。
【0038】
請求項2に係る発明によれば、固定部材を第3支承部と軸との間、第2支承部と軸との間に押し込むことで取付けできる。
したがって、固定部材の取付け、取り外し操作が容易で、固定部材の取り付け換えを容易に実施できる。
【0039】
請求項3に係る発明によれば、シャッターカーテンの巻き取り、繰り出し時に軸が回転することがない。
軸固定ビスを螺合することで、第2又は第3支承部と固定部材で軸を強固に締付けるから、軸を強固に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す概略外観図である。
【図2】図1のA−A拡大詳細断面図である。
【図3】図1のB−B拡大詳細断面図である。
【図4】軸支持部材の斜視図である。
【図5】軸を移動した状態の断面図である。
【図6】従来の不具合説明図である。
【符号の説明】
1…巻取部
2…サッシ枠
3…ガイドレール
4…シャッターカーテン
10…サッシ枠
20…シャッターケース
21…巻取部
22…シャッターカーテン
23…ガイドレール
24…軸支持部材
25…軸
26…巻取りドラム
40…支承部材
40a…第1支承部
40b…第2支承部
40c…第3支承部
47…軸の回転止め部材
48…軸固定ビス
49…ナット
50…固定部材
60…巻取部取付用部材
61…連結部
61−1…第1連結部
61−2…第2連結部
62…第1受部
63…第2受部
69…ビス(固定具)。
Claims (3)
- シャッターケースと、このシャッターケース内に取付ける巻取部と、この巻取部に巻き掛けるシャッターカーテンと、前記シャッターケースの側部に取付けられ、前記巻取部の軸を固定する軸支持部材とを備え、
前記軸支持部材は、シャッターケースの側部に取付けられる支承部材と、この支承部材に取付けられる固定部材を有し、
前記支承部材は、前記軸をケース見込み幅方向に離隔した第1位置と第2位置とに亘って移動可能に支承し、
前記固定部材は、前記軸を第1位置で固定する第1の状態と第2位置で固定する第2の状態とに取り付け換えできることを特徴とするシャッター。 - 支承部材は、軸をケース見込み幅方向に移動自在に支承する第1支承部と、軸をケース見込み幅方向の前部方に移動しないように支承する第2支承部と、軸をケース見込み幅方向の後部方に移動しないように支承する第3支承部で略上向きコ字形状の支承部を有する形状で、
固定部材は、第3支承部と軸との間及び第2支承部と軸との間に押し込んで取り付け換えできる形状である請求項1記載のシャッター。 - 支承部材の第2支承部と第3支承部に亘って挿通して螺合した軸固定ビスを設け、この軸固定ビスを軸に挿通して軸の回転止め部材とした請求項2記載のシャッター。
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