JP3586276B2 - 封筒 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシン目に沿って開封する開封容易な情報伝達媒体に関し、ダイレクトメールや封筒などに好適な情報伝達媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の封筒が各種用途に使用されており、物や手紙を郵送する際に使用されるものや、一時的に物を入れて保管する際に使用されるもの等がある。この従来における各種封筒において、ミシン目の開封部分が封筒の表面または上面に露出、表出した構成をとることで、人の手により容易に開封することが可能となる封書がある(特許文献1参照)。
【0003】
例えば封筒単体に施すミシン目としては、図29、図30に示すような構成が挙げられる。
【0004】
図29(a)に示す封筒は、のりしろを避けるように封筒の一端部にミシン目が施された状態で構成されており、図29(b)に示す封筒は、封緘用のフラップ片に対してミシン目がジッパー状に施された状態で構成されている。また、図30(c)に示す封筒は、開封用のミシン目がジッパー状に施された状態で構成されており、図30(d)に示す封筒は、開封用のミシン目が正面略三角形状に施され、フラップ片を具備した状態で構成されている。
【0005】
また、従来において中身が一体となった封筒としては、図31に示すような構成が挙げられる。
【0006】
図31(e)に示す封筒は、3方向にミシン目が施された状態で構成されている。また、図31(f)に示す封筒は、3方向に細かいミシン目(マイクロミシン)が施された状態で構成されている。
【0007】
また、本発明より先に出願された技術文献として、封緘部、開封部を有する封筒において、封緘した際に、開封する際の離反線となるカット目が、封緘部、開封部の端部から隠れたように包隠されて封筒の外面から見えないような位置に設けられた封筒がある(特許文献2参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−349003号公報
【特許文献2】
特開2002―193270号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載されるような開封用のミシン目が施された封筒は、三辺のミシン目を切らないと開封できないため、手間がかかることとなる。また、ミシン目が露出されているため、封筒のデザインが制約されることとなり、封筒本体の美的外観も劣ることとなる。また、郵送中にミシン目が破損される虞がある。
【0010】
また、本発明と類似する特許文献2に記載されるような封筒は、封筒の外面から見えないような位置に開封用のカット目が施されているが、封筒を開封する際にカット目の両端が開封方向に力が加わるため、封筒を開封する際に余計な力を加えることとなる。また、フラップ片となる部分に対して開封用のカット目が具備された構成となることだけが記載されており、フラップ片の形状については何ら言及されていない。また、フラップ片を封緘部、開封部として利用されることだけが記載されており、フラップ片が有効に利用されていない。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、受取人が容易に開封することが可能で、なおかつ美的外観に優れた封筒を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明は以下のような特徴を有する。
本発明にかかる封筒は、外側部分となる紙片が、内側部分となる紙片を被覆するように綴合してなる封筒であって、封筒の内側部分となる紙片には、封筒の開封部分となるミシン目が施されており、ミシン目が施された紙片を、該ミシン目に沿って剥離するようにミシン目の外縁部分が、封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片に接着され、ミシン目の内縁部分が、封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片に接着されており、ミシン目に沿って剥離した際に、封筒の内側部分となる紙片の一端が、封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片とミシン目に沿って接着され袋形状部が形成されてなることを特徴とするものである。また、本発明にかかる封筒は、外側部分となる紙片が、内側部分となる紙片を被覆するように綴合してなる封筒であって、封筒の内側部分となる紙片には、封筒の開封部分となるミシン目が施されており、ミシン目が施された紙片を、該ミシン目に沿って剥離するようにミシン目の外縁部分が、封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片に接着され、ミシン目の内縁部分が、封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片に接着されており、ミシン目に沿って剥離した際に、封筒の内側部分となる紙片の一端が、封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片とミシン目に沿って接着され袋形状部が形成されてなり、封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片には、封筒の内部を視認するための窓部が施されてなることを特徴とするものである。
【0013】
また、本発明にかかる封筒において、ミシン目は、封筒の内側部分となる紙片の四辺のうちの一辺方向に開放するように施されてなることを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明にかかる封筒は、封筒の内側部分となる紙片と、封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片と、が接着され3辺綴じの封筒が形成されてなることを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明にかかる封筒は、封筒の内側部分となる紙片と、封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片と、の間に内容物が封入されてなることを特徴とするものである。
【0016】
また、本発明にかかる封筒において、封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片には、3辺綴じの封筒を綴じるための封緘片を具備することを特徴とするものである。
【0017】
また、本発明にかかる封筒は、封筒の内側部分となる紙片の一辺とその対辺に封筒の外側部分となる2つの紙片がそれぞれ連接した少なくともZ折り形状からなることを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明にかかる封筒は、封筒の外側部分となる2つの紙片は連接され、該連接された2つの紙片が、封筒の内側部分となる紙片と連接した少なくとも巻き三つ折り形状からなることを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明にかかる封筒は、封筒に形成される袋形状部のフラップ片を形成する切取予定線を封筒の外側部分となる紙片に具備してなることを特徴とするものである。
【0020】
また、本発明にかかる封筒は、封筒の開封部分となるミシン目に、開封起点となる切り込みが施されてなることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
(本発明の特徴)
まず、図4、図5を参照しながら本発明にかかる情報伝達媒体の特徴について説明する。
【0022】
本発明にかかる情報伝達媒体は、図4、図5に示すように、中紙片6と上紙片7と下紙片8とが連接する少なくとも3枚の紙片から構成された情報伝達媒体であり、中紙片6には、媒体本体の背表紙となる辺以外の3つの辺に沿って開封用ミシン目2が施されており、図5に示す中紙片6のミシン目2の外縁部分10を上紙片7の接着部分10に、また、図4に示す中紙片6のミシン目2の内縁部分3を下紙片8の接着部分3に、順次ミシン目2に沿って接着してなる情報伝達媒体である。
【0023】
この情報伝達媒体は、開封用ミシン目2を覆うように下紙片8と上紙片7とが囲繞された情報伝達媒体を形成することが可能となるため、ミシン目2が露出しなくなる。従って、デザインの幅が広がり、郵送中に開封用ミシン目2が破損することがなくなる。
【0024】
また、中紙片6に開封用ミシン目2が一連に施されており、該ミシン目2の両縁部分が媒体本体となる上紙片7と下紙片8とにより接着されるため、媒体の開封が容易となる。また、中紙片6のミシン目2の内縁部分に沿って具備する接着部分3が下紙片8の具備する接着部分3と接着されて袋部が形成される。これによりその形成された袋部を返信用封筒や保管用ポケットとして利用することが可能となる。
【0025】
以下、添付図面を参照しながら本発明にかかる情報伝達媒体の実施の形態について詳細に説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
まず、図1〜図5を参照しながら第1の実施の形態における情報伝達媒体について詳細に説明する。第1の実施の形態における情報伝達媒体は、図1〜図3に示す構成であって、図4、図5に示す情報伝達媒体の展開図から作製されるものである。
【0027】
まず、図1、図2を参照しながら情報伝達媒体の形状について説明する。
情報伝達媒体の平面形状は図1(a)に示すような形状を構成し、矢印部分1から開封することで図1(b)、図2に示す状態を形成することとなる。この情報伝達媒体を開封した媒体の内側部分となる中紙片6には、図1(b)、図2に示すように、折目4側以外の3つの辺に沿って開封用ミシン目2が施されている。また、開封用ミシン目2の内縁部分に沿って具備する接着部分3が媒体本体の裏紙側を構成する下紙片8と接着され、返信用封筒が形成される。なお、返信用封筒が形成される折目4側の部分は接着されず開封された状態を形成する。また、返信用封筒の綴じ部(フラップ片)を形成するために、媒体本体の表紙側を構成する上紙片7に切取予定線5が印刷されている。
【0028】
次に、図3を参照しながら情報伝達媒体の断面形状について説明する。
なお、図3の(イ)は、図1(a)のイ方向からの媒体断面図を示し、図3の(ロ)は、図1(a)のロ方向からの媒体断面図を示す。
【0029】
情報伝達媒体の断面形状は、図3の(イ)、(ロ)に示すように、情報伝達媒体の内側部分となる中紙片6と、情報伝達媒体の本体を形成する上紙片7と、が開封用ミシン目2の外縁部分で接着されている。また、中紙片6と、情報伝達媒体の本体を形成する下紙片8と、が開封用ミシン目2の内縁部分で接着されている。これにより、返信用封筒が形成されることとなる。また、図3の(イ)、(ロ)に示す情報伝達媒体を開封用ミシン目2に沿って開封することで、図3の(ハ)に示すように返信用封筒部9を具備した状態で開封されることとなる。
【0030】
なお、上記構成からなる情報伝達媒体を展開した表側と裏側との形状は、図4、図5に示す構成をとる。なお、図4は、情報伝達媒体の表側の展開図を示し、図5は、情報伝達媒体の裏側の展開図を示す。
【0031】
第1の実施の形態における情報伝達媒体は、図4、図5に示すように媒体本体の内側部分に具備する中紙片6と、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と、が同一の大きさの紙片であり折目を介して連接された構成をとる。
【0032】
まず、媒体本体の内側部分となる中紙片6の構成について説明する。
中紙片6は、図5に示すように、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と接着する面側に、返信用封筒となる表面情報が印刷されている。また、媒体本体を開封するためのミシン目2が略コの字状に施されている。該ミシン目2は、媒体本体の表面部分から包覆されて施されることとなり、媒体の外面からミシン目2を見ることができなくなる。また、ミシン目2を介して外縁となる部分には、上紙片7と接着する略コの字状の接着部分10が具備されている。
【0033】
また、図4に示すように、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と接着する面側には、ミシン目2の内縁部分に沿って下紙片8と接着する略コの字状の接着部分3が具備されている。
【0034】
次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7の構成について説明する。
上紙片7は、図5に示すように、媒体内側部分となる面側に、中紙片6に具備する接着部分10と折目を介して接着する略逆コの字状の接着部分10を具備する。また、返信用封書の綴じ部(フラップ片)を形成する切取予定線5が印刷されている。なお、切取予定線5は、印刷のかわりにミシン目を施すことも可能である。
【0035】
次に、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8の構成について説明する。
下紙片8は、図5に示すように、媒体内側部分となる面側に、略コの字状の接着部分3が設けられている。なお、この接着部分3は、図4に示す中紙片6に施されたミシン目2の内縁部分に具備する接着部分3と接着されることとなる。これにより、中紙片6と下紙片8とが接着し、袋状の返信用封筒を形成することが可能となる。
【0036】
次に、図4、図5に示す、上記構成からなる情報伝達媒体の展開図から媒体本体を形成する処理工程を説明する。但し、この処理工程は一例でありこの処理工程に限定されるものではない。
【0037】
まず、図5に示す情報伝達媒体の内側部分を形成する中紙片6を、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7の方向に折り畳む。これにより、中紙片6に具備する接着部分10と上紙片7に具備する接着部分10とが折目を介して接着されることとなる。次に、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8を、該接着させた中紙片6の方向に折り畳む。これにより、図4に示す中紙片6の具備する接着部分3と、図5に示す下紙片8の具備する接着部分3とが接着されることとなる。従って、4つの全ての縁辺が囲繞された情報伝達媒体を形成することが可能となる。
【0038】
このように、開封用ミシン目2が施された中紙片6を、媒体本体の外側部分を形成する上紙片7と下紙片8とで包み隠すように接着することで、中紙片6に施された開封用ミシン目2が被覆されることとなり、媒体本体の表面にミシン目2が露出せず、媒体本体の意匠性を向上させることが可能となる。
また、媒体本体の表面に対してミシン目2を気にせず絵柄を施すことが可能となるため、デザインの幅が広がり、更に郵送中に破損することがない。
また、媒体本体の外側部分を形成する上紙片7と、下紙片8と、が囲繞する接着部分3、10が開封用ミシン目2を介して両方に具備することで、ミシン目2の両縁部分における紙片の強度が貼り合わせた2枚の紙片により向上し、情報伝達媒体を容易に開封することが可能となる。すなわち、開封用ミシン目2の外縁部分が上紙片7と接着され、開封用ミシン目2の内縁部分が下紙片8と接着されているため、媒体本体を開封する際に、上紙片7と中紙片6との接着された外縁部分10が抑え部となり開封が容易となる。
【0039】
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における情報伝達媒体は、第1の実施の形態における情報伝達媒体の内側部分に具備する中紙片6を小さくし、ポケットを具備することを特徴とする。これにより、ポケット内部に様々な物品を挿入した情報伝達媒体を形成することが可能となる。また、情報伝達媒体の開封が容易となるように開封起点となる切り込み部を施したことを特徴とする。
【0040】
以下、図6〜図9を参照しながら第2の実施の形態にかかる情報伝達媒体について説明する。第2の実施の形態における情報伝達媒体の構成は、図6、図7に示す構成であって、図8、図9に示す情報伝達媒体の展開図から作製されるものである。
【0041】
まず、図6、図7を参照しながら第2の実施の形態にかかる情報伝達媒体の形状について説明する。
【0042】
情報伝達媒体の形状は、図6(a)に示すような形状を構成し、矢印部分11から開封することで図6(b)、図7に示す状態を形成することとなる。情報伝達媒体を開封した媒体内部には、図6(b)、図7に示すように、中紙片6には開封用ミシン目12が施されている。なお、この開封用ミシン目12は、開封を容易にさせるために開封する方向に沿って媒体の縁部分から切り込みが施されている。また、開封用ミシン目12に沿って具備する接着部分13が媒体本体の外側部分となる上紙片7と接着され、ポケット部が形成される。
【0043】
なお、上記構成からなる情報伝達媒体を展開した表側と裏側との形状は、図8、図9に示す構成をとる。なお、図8は、情報伝達媒体の表側の展開図を示し、図9は、情報伝達媒体の裏側の展開図を示す。第2の実施の形態における情報伝達媒体は、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と、媒体本体の内側部分となる中紙片6と、が折目を介して連接された構成をとる。
【0044】
まず、媒体本体の内側部分に具備する中紙片6の構成について説明する。
中紙片6は、図9に示すように、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と接着する面側に、媒体本体を開封するためのミシン目12が施されている。なお、このミシン目12は、媒体本体を容易に開封することが可能となるように、開封開始部分に切り込みが施されている。また、ミシン目12を介して外縁となる部分には、下紙片8と接着する接着部分14が開封部分を回避して具備されている。また、図8に示すように、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と接着する面側には、ミシン目12の内縁部分に沿って接着部分13が具備されている。
【0045】
次に、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8の構成について説明する。
下紙片8は、図9に示すように、媒体内側部分となる面側には、中紙片6の具備する接着部分14と折目を介して接着する接着部分14が具備されている。
【0046】
次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7の構成について説明する。
上紙片7は、図9に示すように、媒体内側部分となる面側には、図8に示す中紙片6に施されたミシン目12の内縁部分に具備する接着部分13と接着する接着部分13が具備されている。
【0047】
次に、図8、図9に示す、上記構成からなる情報伝達媒体の展開図から媒体本体を形成する処理工程を説明する。但し、この処理工程は一例であり、この処理工程に限定されるものではない。
【0048】
まず、図9に示す情報伝達媒体の内側部分を形成する中紙片6を、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8の方向に折り畳む。これにより、中紙片6に具備する接着部分14と、下紙片8に具備する接着部分14と、が折目を介して接着されることとなる。次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7を、該接着させた中紙片6の方向に折り畳む。これにより、図8に示す中紙片6の具備する接着部分13と、図9に示す上紙片7の具備する接着部分13と、が接着されることとなる。また、図9に示す上紙片7と下紙片8との具備する接着部分15には、剥離可能な接着剤が塗布される。従って、4つの全ての縁辺が囲繞された情報伝達媒体を形成することが可能となる。
【0049】
このように、開封用ミシン目12が施された中紙片6を、媒体本体の外側部分を形成する上紙片7と下紙片8とで包み隠すように接着することで、媒体本体の内側部分の開封用ミシン目12が被覆されることとなり、媒体本体の表面にミシン目12が露出せず、媒体本体の美的外観を保護することが可能となる。
【0050】
また、媒体内部となる中紙片6の形状を変化させることにより様々な形状のポケットを形成することが可能となる。なお、中紙片6の形状により、ミシン目12の形状も対応して変化させることも可能である。また、ミシン目12の変化に応じて接着部分13、14の形状も変化させることも可能である。なお、接着部分13、14は、ミシン目12を介して両縁端に具備するように形成することが好ましい。これは、ミシン目12を介して両縁端に接着部分13、14を具備することで、媒体本体を開封する際に一方の接着部分が抑え部分となり、媒体本体の開封が容易となるためである。
【0051】
また、媒体本体の開封部分に、切り込み部分を開封用ミシン目12に連なって施すことで、媒体本体を開封する際に、その切り込み部分から開封用ミシン目12に沿って中紙片6が切断されるため、媒体本体の開封が容易となる。
【0052】
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態における情報伝達媒体は、媒体本体の表紙側を形成する上紙片と、媒体本体の内側部分となる中紙片と、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片と、に具備する接着部分を、折目部分を介して接着することで、3辺綴じのZ折り情報伝達媒体が形成され、残り1辺の開口部分から内容物を挿入した後に、上紙片と連接された封緘片を用いて、その残り1辺の開口部分を綴じることで、4辺が囲繞された情報伝達媒体が形成される情報伝達媒体である。これにより、3辺綴じの情報伝達媒体を形成した後に、内容物を媒体内部に挿入することが可能となり、汎用性のある情報伝達媒体となる。
【0053】
以下、図10〜図13を参照しながら第3の実施の形態における情報伝達媒体について詳細に説明する。なお、第3の実施の形態における情報伝達媒体の構成は、図10、図11に示す構成であって、図12、図13に示す情報伝達媒体の展開図から作製されるものである。
【0054】
まず、図10、図11を参照しながら情報伝達媒体の形状について説明する。情報伝達媒体の外側形状は、図10(a)、図11(c)に示すような形状にて構成され、図11(c)に示す矢印部分から開封することで、媒体本体の外側部分には露出せず、媒体内部に施されているミシン目21、22に沿って開封されることとなり、図10(b)に示す状態を形成することとなる。この情報伝達媒体を開封した媒体の内側部分となる中紙片6には、図10(b)に示すように、折目24側以外の3つの辺に沿って開封用ミシン目22が施されている。また、開封用ミシン目22の内側部分に沿って具備する接着部分23が媒体本体の裏紙側を構成する下紙片8と接着され、袋状の返信用封筒が形成される。なお、返信用封筒が形成される折目24側部分には、上記の開封用ミシン目22と接続した直線状のミシン目21が施されており、その直線状のミシン目21と折目24との間に、接着部分25が設けられており、この接着部分25により中紙片6と下紙片8とが接着され、返信用封筒を開封する際のジッパー部分を構成する。また、返信用封筒の綴じ部(フラップ片)を形成するために、媒体本体の表紙側を構成する上紙片7に切取予定線26が印刷されている。なお、この切取予定線26は、ミシン目が施されていると、返信用封筒の綴じ部を形成する際に、切取予定線26に沿って容易に切り取ることが可能となる。
【0055】
なお、上記構成からなる情報伝達媒体を展開した表側と裏側との形状は、図12、図13に示す構成をとる。なお、図12は、情報伝達媒体の表側の展開図を示し、図13は、情報伝達媒体の裏側の展開図を示す。
【0056】
第3の実施の形態における情報伝達媒体は、図12、図13に示すように、媒体本体の縁辺を最終的に囲繞させる封緘片20と、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と、媒体本体の内側部分となる中紙片6と、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と、が折目部分を介して連接された構成をとる。
【0057】
まず、媒体本体の内側部分となる中紙片6の構成について説明する。
中紙片6は、図12に示すように、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と接着する面側に、媒体本体を開封するためのミシン目22が略逆コの字状に施されている。また、略逆コの字状のミシン目22が施されていない残りの1辺に対しては、その略逆コの字状のミシン目22と接続するように直線状のミシン目21が施されている。また、略逆コの字状のミシン目22を介して内側となる部分には、下紙片8と接着する接着部分23が略逆コの字状のミシン目22に沿って設けられている。また、直線状のミシン目21と、折目部分24と、の間に帯状の接着部分25が設けられている。
【0058】
また、図13に示すように、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と接着する面側には、上紙片7と接着する帯状の接着部分27が、ミシン目22の外縁部分に沿って中紙片6の上下に設けられている。
【0059】
次に、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8の構成について説明する。
下紙片8は、図12に示すように、媒体本体の内側部分となる中紙片6と接着する面側に、中紙片6に設けられた接着部分23、25と同様の構成の接着部分23、25が、折目部分24を介して線対称に設けられている。この接着部分23、25が中紙片6に設けられた接着部分23、25と折目部分24を介して接着することで、袋状の返信用封筒が形成されることとなる。なお、帯状の接着部分25は、返信用封筒を開封するためのジッパー部を形成することとなり、このジッパー部を直線状のミシン目21に沿って切り取ることで、返信用封筒を開封し、この返信用封筒に内容物を挿入することが可能となる。
【0060】
なお、上記のジッパー部は、接着部分25を設けて折目部分24を介して接着することで形成したが、この接着部分25を設けなくともジッパー部を形成することが可能である。しかし、接着部分25を設けたほうが、ミシン目21に沿って切取り易くなる。
【0061】
次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7の構成について説明する。
上紙片7は、図13に示すように、媒体本体の内側部分となる中紙片6と接着する面側に、中紙片6に設けられた接着部分27と同様の構成の接着部分27が、折目部分28を介して線対称に設けられている。この接着部分27が中紙片6に設けられた接着部分27と折目部分28を介して接着することで、3辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる。そして、この3辺綴じの媒体内部に内容物を挿入し、上紙片7と連接されてなる封緘片20にて媒体の封を綴じることで、内容物が挿入された4辺綴じの媒体が形成されることとなる。また、返信用封筒の綴じ部(フラップ片)を形成するために、切取予定線26が印刷されている。なお、この切取予定線26は、ミシン目が施されていると、返信用封筒の綴じ部を形成する際に、切取予定線26に沿って容易に切り取ることが可能となる。
【0062】
次に、図12、図13に示す、上記構成からなる情報伝達媒体の展開図から媒体本体を形成する処理工程を説明する。但し、この処理工程は一例であり、この処理工程に限定されるものではない。
【0063】
まず、図12に示す情報伝達媒体の裏紙側を形成する下紙片8に対して、媒体本体の中側部分を形成する中紙片6を折り畳む。これにより、下紙片8に具備する接着部分23、25と、中紙片6の具備する接着部分23、25と、が折目部分24を介して接着され、袋状の返信用封筒が形成されることとなる。
【0064】
次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7を、その接着された中紙片6の方向に折り畳む。これにより、図13に示す下紙片7の具備する接着部分27と、中紙片6の具備する接着部分27と、折目部分28を介して接着されることとなり、3辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる。
【0065】
そして、残りの1辺となる封緘片20が上紙片7と連接される方向から内容物を挿入した後に、その封緘片20にて3辺綴じの情報伝達媒体に対して折目部分29を介して封をして、4辺が囲繞された情報伝達媒体が形成されることとなる。
【0066】
なお、封緘片20にて3辺綴じの情報伝達媒体に対して封をする際には、水糊にて綴じたり、直に糊を付けて綴じたりすることも可能であり、予め、封緘片20に粘着テープを具備させて、綴じることも可能であり、特に限定しない。好ましくは、機械的に3辺綴じの情報伝達媒体に対して内容物を挿入することを考慮して、水糊等にて綴じることが好ましい。以下に、図14を参照しながら、機械的に内容物を挿入する際の処理動作について説明する。なお、この処理動作は、一例であり、3辺綴じの情報伝達媒体が適用可能な挿入処理動作であれば特に限定しない。
【0067】
まず、3辺綴じの情報伝達媒体に対して内容物を挿入するために、折目部分を介して封緘片を開かせる(ステップS1)。そして、その封緘片を開いた開口部から連続的に重ね合わせた印刷物を挿入し(ステップS2)、水糊が印刷された封緘片に対して粘着性を保持させ(ステップS3)、封緘片にて3辺綴じの情報伝達媒体に封をして、4辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる(ステップS4)。
【0068】
このように、第3の実施の形態における情報伝達媒体は、開封用ミシン目が施された中紙片を、媒体本体の外側部分を形成する上紙片と下紙片とで包み隠すように接着することで、中紙片に施された開封用ミシン目が被覆されることとなり、媒体本体の表面にミシン目が露出せず、媒体本体の意匠性を向上させることが可能となる。
【0069】
また、中紙片と、上紙片と、の具備する接着部分が折目部分を介して接着されることで、3辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなり、この3辺綴じの媒体内部に内容物を挿入した後に封緘片にて封を綴じることとなり、汎用性のある情報伝達媒体を提供することが可能となる。
【0070】
また、中紙片に施された略逆コの字状のミシン目を介して内側となる部分には、下紙片と接着する接着部分が略逆コの字状のミシン目に沿って設けられており、この接着部分が下紙片と接着することで、袋状の返信用封筒を形成することとなる。
【0071】
なお、第3の実施の形態における情報伝達媒体において、図13に示す接着部分27を図15に示すようにミシン目22の外側に沿って設けることで、ミシン目22に沿って外側と、内側と、に接着部分が設けられることとなるため、情報伝達媒体を開封する際に、一方の接着部分が抑え部分となり、媒体本体の開封が容易となる。
【0072】
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態における情報伝達媒体は、媒体本体の表紙側を形成する上紙片と、媒体本体の内側部分となる中紙片と、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片と、に具備する接着部分を、折目部分を介して接着することで、3辺綴じの情報伝達媒体が形成され、残り1辺の開口部分から内容物を挿入した後に、上紙片と連接された封緘片を用いて、その残り1辺の開口部分を綴じることで、4辺綴じの情報伝達媒体を形成することとなる。これにより、3辺綴じの情報伝達媒体を形成した後に、内容物を挿入することが可能となり、汎用性のある情報伝達媒体を提供することが可能となる。
【0073】
まず、図16〜図19を参照しながら第4の実施の形態における情報伝達媒体について詳細に説明する。なお、第4の実施の形態における情報伝達媒体の構成は、図16、図17に示す構成であって、図18、図19に示す情報伝達媒体の展開図から作製されるものである。
【0074】
まず、図16、図17を参照しながら情報伝達媒体の形状について説明する。情報伝達媒体の外側形状は、図16(a)、図17(c)に示すような形状にて構成され、図17(c)に示す矢印部分から開封することで、媒体の外側部分には露出せず、媒体内部に施されているミシン目32、35に沿って開封されることとなり、図16(b)に示す状態を形成することとなる。この情報伝達媒体を開封した媒体の内側部分となる中紙片6には、図16(b)に示すように、折目34側以外の3つの辺に沿って開封用ミシン目32が施されている。また、開封用ミシン目32の内側部分の2辺に沿って具備する接着部分33が媒体本体の裏紙側を構成する下紙片8と接着され、縦長の返信用封筒が形成される。また、返信用封筒の綴じ部(フラップ片)を形成するために、媒体本体の裏紙側を構成する下紙片8にミシン目35が施されており、このミシン目35に沿って外側に接着部分36が設けられ、中紙片6と接着することで、媒体本体を開封した際に、返信用封筒の綴じ部(フラップ片)が形成されることとなる。そして、この綴じ部(フラップ片)を下紙片8に印刷された折目部分37を介して綴じることとなる。
【0075】
なお、上記構成からなる情報伝達媒体を展開した表側と裏側との形状は、図18、図19に示す構成をとる。なお、図18は、情報伝達媒体の表側の展開図を示し、図19は、情報伝達媒体の裏側の展開図を示す。
【0076】
第4の実施の形態における情報伝達媒体は、図18、図19に示すように、媒体本体の縁を綴じるための封緘片30と、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と、媒体本体の内側部分となる中紙片6と、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と、が折目部分を介して連接された構成をとる。
【0077】
まず、媒体本体の内側部分となる中紙片6の構成について説明する。
中紙片6は、図18に示すように、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8と接着する面側に、媒体本体を開封するためのミシン目32が略逆コの字状に施されている。そして、その略逆コの字状のミシン目32部分と接続するように折目部分34に沿ってミシン目31が上下に施されている。また、略逆コの字状のミシン目32を介して内側となる部分には、下紙片8と接着する接着部分33がL字状に設けられている。また、中紙片6の上方には、下紙片8と接着するための帯状の接着部分36が設けられている。
【0078】
また、図19に示すように、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7と接着する面側には、上紙片7と接着する帯状の接着部分38がミシン目32の外縁部分に沿って、中紙片6の上下に設けられている。
【0079】
次に、媒体本体の裏紙側を形成する下紙片8の構成について説明する。
下紙片8は、図18に示すように、媒体本体の内側部分となる中紙片6と接着する面側に、中紙片に設けられた接着部分と同様の構成の接着部分33、36が折目部分34を介して線対称に設けられている。この接着部分33が中紙片6に設けられた接着部分33と折目部分34を介して接着することで、袋状の縦長返信用封筒が形成されることとなる。また、接着部分36が中紙片6に設けられた接着部分36と折目部分34を介して接着することで、媒体本体の1辺を綴じることとなり、また、下紙片8に施されたミシン目35に沿って媒体本体を開封した際に、返信用封筒の綴じ部(フラップ片)が形成されることとなる。そして、下紙片8に印刷されている折目部分37を介して返信用封筒を綴じることとなる。
【0080】
次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7の構成について説明する。
上紙片7は、図19に示すように、媒体本体の内側部分となる中紙片6と接着する面側に、中紙片6に設けられた接着部分38と同様の構成の接着部分38が、折目部分39を介して線対称に設けられている。この接着部分38が中紙片6に設けられた接着部分38と折目部分39を介して接着することで、3辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる。そして、この3辺綴じの媒体に内容物を挿入し、上紙片7と連接されてなる封緘片30にて封を綴じることで、内容物が挿入された4辺綴じの媒体が形成されることとなる。
【0081】
次に、図18、図19に示す、上記構成からなる情報伝達媒体の展開図から媒体本体を形成する処理工程を説明する。但し、この処理工程は一例であり、この処理工程に限定されるものではない。
【0082】
まず、図18に示す情報伝達媒体の裏紙側を形成する下紙片8に対して、媒体本体の中側部分を形成する中紙片6を折り畳む。これにより、下紙片7の具備する接着部分33と、中紙片6の具備する接着部分33と、が折目部分34を介して接着され、袋状の縦長返信用封筒が形成されることとなる。また、下紙片7の具備する接着部分36と、中紙片6の具備する接着部分36と、が折目部分34を介して接着され、媒体本体の1辺を綴じることとなる。
【0083】
次に、媒体本体の表紙側を形成する上紙片7を、その接着された中紙片6の方向に折り畳む。これにより、図19に示す下紙片7の具備する接着部分38と、中紙片6の具備する接着部分38と、が折目部分39を介して接着されることとなり、3辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる。そして、封緘片30が上紙片7と連接される側から内容物を挿入した後に、その封緘片30にて3辺綴じの情報伝達媒体に対して封を綴じ、4辺が綴じられた情報伝達媒体が形成されることとなる。
【0084】
このように、開封用ミシン目が施された中紙片を、媒体本体の外側部分を形成する上紙片と下紙片とで包み隠すように接着することで、中紙片に施された開封用ミシン目が被覆されることとなり、媒体本体の表面にミシン目が露出せず、媒体本体の意匠性を向上させることが可能となる。
【0085】
また、中紙片と、上紙片と、の具備する接着部分が折目部分を介して接着されることで、3辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなり、この3辺綴じの媒体内部に内容物を挿入した後に封緘片にて封を綴じることが可能となり、汎用性の高い情報伝達媒体となる。
【0086】
また、中紙片に施された略逆コの字状のミシン目を介して内側となる部分に下紙片と接着する接着部分がL字状に設けられており、このL字状の接着部分が下紙片と接着されることで、袋状の縦長返信用封筒が形成されることとなる。
【0087】
なお、第4の実施の形態における情報伝達媒体において、図19に示す接着部分38を図20に示すようにミシン目32の外側に沿って設けることで、ミシン目32に沿って外側と、内側と、に接着部分38が設けられることとなるため、情報伝達媒体を開封する際に、一方の接着部分が抑え部分となり、媒体本体の開封が容易となる。
【0088】
(情報伝達媒体の製造方法)
次に、上記第1から第4の実施の形態における情報伝達媒体の製造方法について説明する。
【0089】
まず、図21を参照しながら、第1または第2の実施の形態における情報伝達媒体を、連続用紙により製造する際の製造方法について説明する。
【0090】
まず、本発明にかかる情報伝達媒体を構成するための印刷を連続印刷にて行う(ステップS10)。次に、印刷した情報伝達媒体に対して特殊ミシン加工を施す(ステップS11)。そして、ミシン加工を施した情報伝達媒体に対して感圧糊加工を施し(ステップS12)、情報伝達媒体に対してシートカットを施し、1枚ずつの情報伝達媒体に切り離す(ステップS13)。そして、その情報伝達媒体に対して折り加工処理を行い(ステップS14)、情報伝達媒体に対してプレス処理を行う(ステップS15)。これにより、図1(a)に示す第1の実施の形態における情報伝達媒体、または、図6(a)に示す第2の実施の形態における情報伝達媒体、が形成されることとなる。
【0091】
なお、上記、図21の製造方法において、宛名印字処理を施す場合は、ステップS10の連続印刷時、または、ステップS12の感圧糊加工処理後、または、ステップS15のプレス処理後、に行うこととする。また、必要に応じて、情報伝達媒体内部に具備する収納物を外部から視認するための窓部を形成することも可能であり、情報伝達媒体に対して窓部を設ける場合は、図21のステップS14の工程までに窓抜き加工を施し、その窓抜き加工を施した部分に対して、窓貼り加工を施すこととなる。
【0092】
次に、図22を参照しながら、第1または第2の実施の形態における情報伝達媒体を、枚葉シートにより製造する際の製造方法について説明する。
【0093】
まず、本発明にかかる情報伝達媒体を構成するための印刷処理を枚葉印刷にて行う(ステップS20)。次に、印刷した情報伝達媒体に対して特殊ミシン加工を施す(ステップS21)。そして、ミシン加工を施した情報伝達媒体に対して糊加工を施す(ステップS22)。そして、その情報伝達媒体に対して折り加工処理を行い(ステップS23)、情報伝達媒体に対してプレス処理を行う(ステップS24)。これにより、図1(a)に示す第1の実施の形態における情報伝達媒体、または、図6(a)に示す第2の実施の形態における情報伝達媒体、が形成されることとなる。
【0094】
なお、上記、図22の製造方法において、宛名印字処理を施す場合は、ステップS20の枚葉印刷時、または、ステップS22の糊加工処理後、または、ステップS24のプレス処理後、に行うこととする。また、必要に応じて、情報伝達媒体内部に具備する収納物を外部から視認するための窓部を形成することも可能であり、情報伝達媒体に対して窓部を設ける場合は、図22のステップS23の工程までに窓抜き加工を施し、その窓抜き加工を施した部分に対して、窓貼り加工を施すこととなる。
【0095】
次に、図23を参照しながら、第3または第4の実施の形態における情報伝達媒体を、連続用紙により製造する際の製造方法について説明する。
【0096】
まず、本発明にかかる情報伝達媒体を構成するための印刷処理を連続印刷にて行い(ステップS30)、その印刷した情報伝達媒体に対して特殊ミシン加工を施す(ステップS31)。そして、ミシン加工を施した情報伝達媒体に対して感圧糊加工を施し、また、情報伝達媒体の封緘片部分に対して水糊印刷を施す(ステップS32)。次に、情報伝達媒体に対してシートカットを施し、1枚ずつの情報伝達媒体に切り離す(ステップS33)。そして、その情報伝達媒体に対して折り加工処理を行い(ステップS34)、情報伝達媒体に対してプレス処理を行う(ステップS35)。これにより、3辺綴じの情報伝達媒体が形成される。そして、3辺綴じの情報伝達媒体に対して、図14に示すように封入封緘処理を行い(ステップS36)、4辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる。これにより、図10(a)に示す第3の実施の形態における情報伝達媒体、または、図16(a)に示す第4の実施の形態における情報伝達媒体、が形成されることとなる。
【0097】
なお、上記、図23の製造方法において、宛名印字処理を施す場合は、ステップS30の連続印刷時、または、ステップS32の感圧糊加工処理後、または、ステップS35のプレス処理後、または、ステップS36の封入封緘処理後、に行うこととする。また、必要に応じて、情報伝達媒体内部に具備する収納物を外部から視認するための窓部を形成することも可能であり、情報伝達媒体に対して窓部を設ける場合は、ステップS31において、ミシン加工を施した際に、窓抜き加工を施し、その窓抜き加工を施した部分に対して、窓貼り加工を施すこととなる。
【0098】
次に、図24を参照しながら、第3または第4の実施の形態における情報伝達媒体を、枚葉シートにより製造する際の製造方法について説明する。
【0099】
まず、本発明にかかる情報伝達媒体を構成するための印刷処理を枚葉印刷にて行う(ステップS40)。次に、印刷した情報伝達媒体に対して特殊ミシン加工を施す、また、情報伝達媒体の封緘片部分に対して水糊印刷を施す(ステップS41)。そして、ミシン加工と、水糊印刷と、を施した情報伝達媒体に対して糊加工を施す(ステップS42)。そして、その情報伝達媒体に対して折り加工処理を行い(ステップS43)、情報伝達媒体に対してプレス処理を行う(ステップS44)。これにより、3辺綴じの情報伝達媒体が形成される。そして、3辺綴じの情報伝達媒体に対して、図14に示すように封入封緘処理を行い(ステップS45)、4辺綴じの情報伝達媒体が形成されることとなる。これにより、図10(a)に示す第3の実施の形態における情報伝達媒体、または、図16(a)に示す第4の実施の形態における情報伝達媒体、が形成されることとなる。
【0100】
なお、上記、図24の製造方法において、宛名印字処理を施す場合は、ステップS40の枚葉印刷時、または、ステップS42の糊加工処理を施した後、または、ステップS44のプレス処理後、または、ステップS45の封入封緘処理後、に行うこととする。また、必要に応じて、情報伝達媒体内部に具備する収納物を外部から視認するための窓部を形成することも可能であり、情報伝達媒体に対して窓部を設ける場合は、ステップS41において、ミシン加工を施した際に、窓抜き加工を施し、その窓抜き加工を施した部分に対して、窓貼り加工を施すこととなる。
【0101】
なお、上記第1から第4の実施の形態における情報伝達媒体において、媒体本体を開封するミシン目の形状は、開封が容易となるように施してあれば特に限定はしない。ミシン目を施す形状の一例を図25に示す。図25(a)に示すミシン目は、ミシン目と開封方向の角度の差から生じる切断方向のずれを補正するように施されている。また、図25(b)に示すミシン目は、図25(a)の構成に加え、さらに開封時の起点となる位置に切り込み部が施され、開封が容易となるように構成されている。
また、ミシン目の形状としては、開封が容易となるようにマイクロミシンを施すことも可能である。
【0102】
また、上記第1から第4の実施の形態における情報伝達媒体において、媒体本体に具備する接着部分に施す接着剤や粘着剤は特に限定されるものではなく、あらゆる接着剤や粘着剤を使用することが可能となる。また、塗布する形状も特に限定されるものではなく、あらゆる形状に塗布することが可能である。塗布する形状としては、線状や帯状等が挙げられる。なお、接着部分には、感圧接着剤を塗布しておくことにより、連続した情報伝達媒体の製造工程において、紙片同士を折り畳んだ際に、加圧するだけで三つ折り形状の情報伝達媒体を形成することが可能となる。
【0103】
また、上記第1または第2の実施の形態における情報伝達媒体は、媒体本体を開封するミシン目を施す構成を、3辺を囲繞するように形成したが、図26に示すように、ミシン目を2辺、あるいは1辺で構成することも可能である。このように、ミシン目を施す構成を変形することで、媒体内部にあらゆる形状を構成する中紙片6を具備することが可能となる。
【0104】
なお、上記第1から第4の実施の形態における情報伝達媒体は、少なくとも3つの紙片が折目を介して連接した紙片を用いたが、少なくとも2つの分離独立した紙片から形成することも可能である。
【0105】
なお、図27に、上記第1または第2の実施の形態と同様な構成を形成する情報伝達媒体の断面構成図を示す。図27(イ)は、3つの分離独立した紙片から形成される情報伝達媒体の構成例を示す図であり、上紙片と下紙片とが接着剤等で綴合し、中紙片と上紙片とが接着剤等で接着した構成をとる。図27(ロ)は、1枚の紙片と2つ折りした紙片とから形成される情報伝達媒体の構成例を示す図であり、上紙片と中紙片とが同一の紙片により形成され、上紙片と下紙片とが接着剤等で綴合した構成をとる。図27(ハ)は、1枚の紙片と2つ折りした紙片とから形成される情報伝達媒体の構成例を示す図であり、上紙片と下紙片とが同一の紙片により形成され、上紙片と中紙片とが接着剤等で接着した構成をとる。図27(ニ)は、1枚の紙片から形成された構成をとる。なお、上紙片と下紙片とは逆の構成にすることも可能である。このように、情報伝達媒体を構成する紙片を3枚重ねる方法は、別々の紙片を3枚重ねても、1枚の紙片と2つ折りした紙片を1枚重ねても、巻き三つ折りにしても可能である。また、中紙片を媒体本体の一部分的に具備するように構成することも可能である。
【0106】
なお、上記第1から第4の実施の形態における情報伝達媒体の形状は、特に限定されるものではなく、長方形状や正方形状などの任意の形状に形成することが可能となる。また、媒体内部に形成される形状を本実施の形態では、袋状の形態を例として記載したがこれに限定されるものではなく、あらゆるものを媒体内部に形成することが可能となる。
【0107】
また、媒体内部に封入される内容物としては、冊子等が挙げられる。なお、上記第1または第2の実施の形態における媒体内部に封入される内容物40の形状としては、図28に示すような形状を構成することが可能となる。図28の(イ)は、媒体本体を形成する一方の紙片に内容物40が具備するように封入された形状を構成する。また、図28の(ロ)は、媒体本体を形成する中紙片6を覆うように内容物40がコの字状に封入された形状を構成する。また、媒体本体を開封した際に、立体形状となるように媒体内部を構成することも可能である。これにより、訴求効果のある情報伝達媒体を形成することが可能となる。
【0108】
また、上記第1から第4の実施の形態における情報伝達媒体は、情報伝達媒体の外面または媒体内部に収納される収納物にバーコードなどの識別情報や、個人情報を表示することも可能である。また、情報伝達媒体に宛名を施す場合は、印字処理や、シール貼布処理により、行うことも可能である。
【0109】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように本発明は以下のような効果を奏する。
第1の効果として、封筒の開封部分となるミシン目が施された紙片を、封筒の外側部分となる2つの紙片が、ミシン目を覆うように囲繞されてなる状態を形成するため、開封用ミシン目が表面から隠されることとなるので美的外観の優れた封筒を形成することが可能となる。また、ミシン目が表面から隠されているので郵送途中で切断しにくくなる。
【0110】
第2の効果として、開封用ミシン目に沿って封筒を開封することで3枚の紙片が1枚片と、2枚片とに分離し、該2枚片が袋状に形成されることとなるので返信用封筒として利用したり、保管用ポケットとして利用することが可能となる。
【0111】
第3の効果として、開封用ミシン目の両端部分が異なる紙片に接着することで、封筒を開封する際に、一端が開封方向に反する力が作用するため、開封が容易となる。
【0112】
第4の効果として、封筒の内側部分となる紙片と、封筒の外側部分の紙片と、が接着され3辺綴じの袋形状部を形成することで、3片綴じの封筒内部に内容物を挿入した後に封綴片にて封を綴じることが可能となり、汎用性の高い封筒となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における情報伝達媒体の平面形状を示す構成図であり、(a)は、媒体本体の表面形状を示す構成図であり、(b)は、媒体本体を開封用ミシン目に沿って開封した際の形状を示す構成図である。
【図2】第1の実施の形態における情報伝達媒体を開封用ミシン目に沿って開封した際の形状を示す構成図である。
【図3】情報伝達媒体の断面形状を示す構成図であり、(イ)は、図1に示す媒体本体をイ方向から見た断面形状を示す図であり、(ロ)は、図1に示す媒体本体をロ方向から見た断面形状を示す図であり、(ハ)は、媒体本体を開封した際の断面形状を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における情報伝達媒体の表面側を形成する展開図を示す図である。
【図5】第1の実施の形態における情報伝達媒体の裏面側を形成する展開図を示す図である。
【図6】第2の実施の形態における情報伝達媒体の平面形状を示す構成図であり、(a)は、媒体本体の表面形状を示す構成図であり、(b)は、媒体本体を開封用ミシン目に沿って開封した際の形状を示す構成図である。
【図7】第2の実施の形態における情報伝達媒体を開封用ミシン目に沿って開封した際の形状を示す構成図である。
【図8】第2の実施の形態における情報伝達媒体の表面側を形成する展開図を示す図である。
【図9】第2の実施の形態における情報伝達媒体の裏面側を形成する展開図を示す図である。
【図10】第3の実施の形態における情報伝達媒体の平面形状を示す構成図であり、(a)は、媒体本体の表面形状を示す構成図であり、(b)は、媒体本体を開封用ミシン目に沿って開封した際の形状を示す構成図である。
【図11】第3の実施の形態における情報伝達媒体の裏面形状を示す構成図である。
【図12】第3の実施の形態における情報伝達媒体の表面側を形成する展開図を示す図である。
【図13】第3の実施の形態における情報伝達媒体の裏面側を形成する展開図を示す第1の図である。
【図14】3辺綴じの情報伝達媒体に対して機械的に内容物を挿入する封入封緘処理を示す図である。
【図15】第3の実施の形態における情報伝達媒体の裏面側を形成する展開図を示す第2の図である。
【図16】第4の実施の形態における情報伝達媒体の平面形状を示す構成図であり、(a)は、媒体本体の表面形状を示す構成図であり、(b)は、媒体本体を開封用ミシン目に沿って開封した際の形状を示す構成図である。
【図17】第4の実施の形態における情報伝達媒体の裏面形状を示す構成図である。
【図18】第4の実施の形態における情報伝達媒体の表面側を形成する展開図を示す図である。
【図19】第4の実施の形態における情報伝達媒体の裏面側を形成する展開図を示す第1の図である。
【図20】第4の実施の形態における情報伝達媒体の裏面側を形成する展開図を示す第2の図である。
【図21】本発明にかかる第1または第2の実施の形態における情報伝達媒体を、連続用紙にて製造する際の処理動作を示すフローチャートである。
【図22】本発明にかかる第1または第2の実施の形態における情報伝達媒体を、枚葉シートにて製造する際の処理動作を示すフローチャートである。
【図23】本発明にかかる第3または第4の実施の形態における情報伝達媒体を、連続用紙にて製造する際の処理動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明にかかる第3または第4の実施の形態における情報伝達媒体を、枚葉シートして製造する際の処理動作を示すフローチャートである。
【図25】本発明にかかる情報伝達媒体に形成する好適なミシン目の形状の一例を示す図である。
【図26】本発明にかかる情報伝達媒体に形成するミシン目の構成例を示す図であり、(a)は、媒体本体を開封するミシン目を2辺に施した図であり、(b)は、媒体本体を開封するミシン目を1辺に施した図である。
【図27】本発明にかかる情報伝達媒体を形成するために好適な紙片の構成例を示す図である。
【図28】本発明にかかる情報伝達媒体の内部に内容物が封入された状態を示す図である。
【図29】従来における封筒単体に形成されるミシン目の構成を示す第1の図である。
【図30】従来における封筒単体に形成されるミシン目の構成を示す第2の図である。
【図31】従来における中身が一体となった封筒に形成されるミシン目の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、11 矢印部分
2、12、21、22、32、35 開封用ミシン目
3、10、13、14、15、23、25、27、33、36、38 接着部分
4、24、28、29、34、37、39 折目
5 切取予定線
6 中紙片
7 上紙片
8 下紙片
9 返信用封筒部
20、30 封緘片
40 内容物
Claims (10)
- 外側部分となる紙片が、内側部分となる紙片を被覆するように綴合してなる封筒であって、
前記封筒の内側部分となる紙片には、前記封筒の開封部分となるミシン目が施されており、前記ミシン目が施された紙片を、該ミシン目に沿って剥離するように前記ミシン目の外縁部分が、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片に接着され、前記ミシン目の内縁部分が、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片に接着されており、前記ミシン目に沿って剥離した際に、前記封筒の内側部分となる紙片の一端が、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片とミシン目に沿って接着され袋形状部が形成されてなることを特徴とする封筒。 - 外側部分となる紙片が、内側部分となる紙片を被覆するように綴合してなる封筒であって、
前記封筒の内側部分となる紙片には、前記封筒の開封部分となるミシン目が施されており、前記ミシン目が施された紙片を、該ミシン目に沿って剥離するように前記ミシン目の外縁部分が、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片に接着され、前記ミシン目の内縁部分が、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片に接着されており、前記ミシン目に沿って剥離した際に、前記封筒の内側部分となる紙片の一端が、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の他方の紙片とミシン目に沿って接着され袋形状部が形成されてなり、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片には、前記封筒の内部を視認するための窓部が施されてなることを特徴とする封筒。 - 前記ミシン目は、前記封筒の内側部分となる紙片の四辺のうちの一辺方向に開放するように施されてなることを特徴とする請求項1または2記載の封筒。
- 前記封筒の内側部分となる紙片と、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片と、が接着され3辺綴じの封筒が形成されてなることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の封筒。
- 前記封筒の内側部分となる紙片と、前記封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片と、の間に内容物が封入されてなることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の封筒。
- 前記封筒の外側部分となる2つの紙片の一方の紙片には、前記3辺綴じの封筒を綴じるための封緘片を具備することを特徴とする請求項4記載の封筒。
- 前記封筒の内側部分となる紙片の一辺とその対辺に前記封筒の外側部分となる2つの紙片がそれぞれ連接した少なくともZ折り形状からなることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の封筒。
- 前記封筒の外側部分となる2つの紙片は連接され、該連接された2つの紙片が、前記封筒の内側部分となる紙片と連接した少なくとも巻き三つ折り形状からなることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の封筒。
- 前記封筒に形成される袋形状部のフラップ片を形成する切取予定線を前記封筒の外側部分となる紙片に具備してなることを特徴とする請求項1または2記載の封筒。
- 前記封筒の開封部分となるミシン目に、開封起点となる切り込みが施されてなることを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の封筒。
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