JP3584071B2 - 緑化システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
開示技術は、ゴルフ場やサッカー場、さらには、野外に於けるイベント場や通常のガーデン等に敷設される天然芝や花等の地被植物(設計によっては苔,しだ類も含まれる)を敷き積めた植生マットのシステムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、我が国は世界有数の長寿国家となり、したがって、国民の健康意識はこれまになく大きくなっており、したがって、常日頃の健康指向ブームは単に青少年におけるサッカーや野球ばかりでなく、中高年層におけるゴルフ等が盛んになり、これらのサッカー場や野球場,ゴルフ場の敷地や勾配屋根を含んだ人工地盤の確保や保全には相当のエネルギーと費用がかかるものではある。
【0003】
特に、サッカー場やゴルフ場、さらには屋外のイベント場の陸屋根等の人工地盤においては天然芝や自然花等の自然地被が単に外見上から好ましいばかりでなく、競技や行事散策そのものにとっても極めて重要であり、その限り、人工芝等では代替できないものであり、常に自然地被状態を保持することが見た目にも自然感があって必要である。
【0004】
しかしながら、該種サッカー場やゴルフ場や陸屋根の地被層にあっては、クラブやスパイク等で常時不規則に痛みつけられ、損傷を受けている。そのような損傷部分は、従来、代替的に養生された地被を可及的早急に当てがうような手法で対処されてきた。ところが、全体的な景観や地被の平均的な状態がマッチングせず、競技や行事に影響を及ぼしかねないという不都合さがあった。
【0005】
そこで、出願人の先願発明考案に見られるような天然芝等をベースパレットにセットしたマット状のユニットを敷き積めて臨機応変に所定面積の敷地に配設にする技術が開発されてきた。
【0006】
しかしながら、該種天然芝等の天然地被を植生したユニットマットにあってはベースパレットに排水機能をもたせたり、該ベースパレット上に地被層を敷設する砂礫層等を設け、さらにユニットマット相互の隣接部位に於ける取り合いの調整を行わねばならず、該ユニットマット自体の製造コストと敷設する施工手間を低減できず、コスト高になるデメリットがあった。
【0007】
そして、ベースパレットと地被層の間に空気層を介装させる必要から該地被層をベースパレットに対し一種のスペーサ的なグリッドを介装せねばならず、構造が複雑となる難点があり、毛細管現象による排水機能をもたせる構造とすることができ難い難点があり、施工性を阻害するという欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく上述天然芝や花等の天然地被をマット状に有するユニットのメリットをそのまま有効に利用し、ベースパレット、或いは、地盤に対し直接地被層を極めて簡単なものにし新規な構造にするに際し、取り扱いがし易く、また、コスト性も安価にできるようにして緑化産業における地被植生技術利用分野に益する優れた緑化システムを提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的は、下記(1)〜(3)に記載の本発明によって達成される。
【0010】
(1) 植物が植生されたユニットタイプの緑化システムにおいて、
側方から見て上向きに突き出た突状部を有するように褶曲状に形成されているとともに、上方から見て略方形状に形成されており、細砂礫が敷設され、保水性を有する防水シートから成るベースと、
灌水によって前記ベース上に貯留するようになっている余剰水と、
前記余剰水の上に設けられるようになっている空気層と、
前記余剰水および前記空気層を介して前記ベースの上方に設置され、下向きに突き出た第1の鍾乳石状部および第2の鍾乳石状部が形成されており、植物が植生された地被層と、
前記第1の鍾乳石状部および前記第2の鍾乳石状部のそれぞれの内側に形成され、前記余剰水と連通するようになっており、毛細管現象によって揚水又は排水を行うことが可能な通水路と、
前記ベースに形成された、過剰な余剰水を排出するためのドレン孔と、を有しており、
下向きに突き出た前記第1の鍾乳石状部の先端は、前記ベースの突状部以外の部分に当接するようになっており、その結果、当該第1の鍾乳石状部が支持体として機能し、
下向きに突き出た前記第2の鍾乳石状部の先端は、前記第1の鍾乳石状部と比較して短く形成され、前記ベースの突状部に当接するようになっており、その結果、当該第2の鍾乳石状部が支持体として機能し、
当該緑化システムが下向きの衝撃を受けた際には、前記ベースに当接する前記第1および第2の鍾乳石状部のそれぞれが、クッション体として機能するようになっていることを特徴とする緑化システム。
【0011】
(2) 前記地被層は、前記緑化システムを傾斜地に敷設した際において当該地被層が滑り落ちることを防止するための滑り止めパネルを挟んで構成されていることを特徴とする上記(1)記載の緑化システム。
【0012】
(3) 前記滑り止めパネルがラック状に形成されていることを特徴とする上記(2)記載の緑化システム。
【0013】
すなわち、上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述課題を解決するために、緑化システムを作製するにあたっては、例えば、所定サイズの方形の合成樹脂製等のベースパレット(設置する場合は)に対し、例えば、合成樹脂製、或いは、素焼製の鍾乳石状の部分を所定数高低差を有して形成し地被層体とし、該地被層体には鍾乳石状部分の先端部を当接して垂直荷重を担持させ、さらには通水孔を穿設し、内部におが屑やパーライトや細砂礫等の細礫を毛細管等の小さな間隙を有するようにして充填し、互いに鍾乳石状部の先端部はベースパレットに当接して灌水等を吸水する時の余剰水をベースパレットに貯溜し、且つ、毛細管現象により地被層に揚水して吸水するようにし、その際、屋根,ベランダやポーチ等の傾斜部分に設置するに際しては地被層部分に滑り止めパネルを設けたり、土止め体を設けたりして滑り落ち防止を図り、さらには地被層をポーラスな多孔体で一体化を成し表面には地被,苔類を植生させ、地被層に植生した天然芝や花等の自然成育状態を確実に保証し、構造が簡単で取り扱いが容易であり、また、鍾乳石状部をニューセラミックス等でポーラスに素焼等で作製して弾力性に加え、吸水性,排水性を良好にし、よりさらに取り扱い性を簡易にすることができるようにし、さらにはベースマットを省略して直接防水シートや保水力のある地盤上にセットすることができるようにした技術的手段を講じたものである。
【0014】
【実施例】
次に、この出願の発明の実施例を図面に基づいて説明すれば以下の通りである。
【0015】
[第1実施例]
まず最初に、図1及び図2に基いて、本発明の第1実施例について説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す横断面図である。
図2は、図1に示す第1実施例の平面図である。なお、図1は、図2のI−I線に沿った断面を示している。
【0016】
図1及び図2に示す第1実施例において、符号1は、この出願の発明の要旨を成す緑化システムのガーデンユニットを示している。なお、図2の設置位置断面図と図1の関係は図示の都合上、図上では対応してはいないものである。
【0017】
符号3は、合成樹脂製のベースパレットを示している。このベースパレット3は、平面視で所定サイズの方形状に形成され(図2参照)、その端部には接合用のフランジ(図示せず)が立設されている。また、当該ベースパレット3は、図1に示すように、褶曲状の上向きの突条部2を、所定間隔で有している。
【0018】
ベースパレット3の上部には、合成樹脂製(或いは、ニューセラミックス製)の地被層4が嵌着セットされている。この地被層4には、下向き突き出た鍾乳石状部5(長い部分),5´(短い部分)が形成されている。長い方の鍾乳石状部5(第1の鍾乳石状部)は、ベースパレット3の底部に当接するように形成されている。また、短い方の鍾乳石状部 5´(第2の鍾乳石状部)は、ベースパレット3の突条部2に当接するように形成されている。このように形成することにより、鍾乳石状部5,5´によって、地被層4の垂直荷重が弾力的に担持されるようになっている。
【0019】
地被層4に形成した鍾乳石状部5,5´の先端部には、図1及び図2に示すように、通水孔(通水路)7,8が形成されている。当該通水孔7,8は、灌水の余剰水16と連通し、該地被層4内に充填されているおが屑やパーライトや細礫10が微小間隙を介して毛細管現象により揚水(矢印15参照)や排水がなされるようにされている。当該パーライトや細礫10の上部には、細砂11、シルト層12等が敷設されている。これにより、天然芝13の根14による灌水や施肥時の吸収が、確実になされるようになっている。
【0020】
なお、地被層4の所定部位には、細い通水孔9,9が添設されており(図2参照)、毛細管現象による通水を可能にしている。
【0021】
また、ベースパレット3の適宜位置にはドレン孔が設けられている。
【0022】
ベースパレット3と鍾乳石状部5´との間には、灌水の余剰水16上において、空気層19が介設されて、根14の根腐れを防止するようにされている。
【0023】
なお、鍾乳石状部5,5´の内部にはパーライトや細礫10が充填されているが、ベースパレット3においても細礫10´を適当に敷設することも設計上は可能である。
【0024】
上述した緑化システムのガーデンユニット1は極めて構造がシンプルである。しかも、取り付け,敷設作業もほとんどワンタッチで行うことができるので、作業性・コスト性に極めて優れている。
【0025】
上述構成において、サッカー場やイベント会場に、天然芝の緑化システムのユニットガーデン1を敷設するに際しては、まず、適宜の養生畑等においてベースパレット3に対し地被層4を載置する。次いで、地被層4に、パーライトや細礫10を直接的に充填する。次いで、地被層4に天然芝13を直接的に植生する。そして、施肥、或いは、灌水を施しておいたものを、フォークリフト等を介して、順次転出搬入して相隣って敷設する。
【0026】
ガーデンユニットの使用時においては、地被層4の鍾乳石状部5,5´が、図1に示すように重力荷重を支持するとともに、衝撃的荷重に対するクッション体として機能する。そして、所定タイミングで灌水を行うと、水分が各通水孔7,8を通って、余剰水16としてベースパレット3に貯溜される。空気層19は、通水路9,9…を介し地被層4内の土壌11,12に通気されて根腐れ等を防止するようになっている。
【0027】
衝撃により天然芝13に欠損部が生じた場合には、当該損傷が僅少であれば、在来態様同様に適宜の応急手当をする。一方、損傷部が広い場合には、フォークリフト等を介し緑化システムのガーデンユニット1をユニットごと取り替え、養生畑にて養生し、植生を再生するようにする。
【0028】
ベースパレット3には、余剰水16が貯溜されるようになっている。そして、この余剰水16が、通水孔7,8を介しての毛細管現象による吸水作用を通じて、適宜に吸水されるようになっている。したがって、灌水はそれほど頻繁でなくてもよい。
【0029】
勿論、過剰な余剰水については、ベースパレット3に形成したドレン孔から排出される。
【0030】
上述したように、緑化システムのガーデンユニット1にあっては、その構造が極めて簡単であり、取り扱い作業性が良く、コスト的には充分に見合うものである。
【0031】
[第2実施例]
次に、図3及び図4に示す第2実施例について説明する。
図3は、本発明の第2実施例を示す横断面図である。
図4は、図3に示す第2実施例の平面図である。なお、図3は、図4の III − III 線に沿った断面を示している。
【0032】
上述した第1実施例は、表面が略フラットなサッカー場やゴルフ場に敷設される態様に係るものであった。これに対し、第2実施例は、ベランダやポーチや緩傾斜の屋根等の陸上に設けられる緑化システムのガーデンユニット1´の態様に関する。
【0033】
すなわち、上記第1実施例と第2実施例との基本的な差異は、主として下記(a)〜(c)に挙げる点にある。
(a) ラック状の滑り止めパネル17が、地被層4の上部に介装されている。これにより、土壌や地被層4が、傾斜勾配により滑り落ちないようになっている。
(b) 通水路8が、滑り止めパネル17から短い鍾乳石状部5´へかけて設けてある。
(c) 必要に応じて、その端部等に土止め体18を設けるようにしてニューセラミックスや窯業製品の素焼き部品のポーラス性を用いて一体的に形成し、排水性や毛細管現象を平均して灌水の余剰水16に対する機能を果すようにしてある。
【0034】
したがって、当該実施例においては、素焼製の通水機能を有する排水機能と、毛細管現象機能の揚水機能とが、共に兼備えられている態様である。それゆえ、ゴルフ場やイベント場の緩傾斜が広い部分会場での天然芝や花13の敷設には、極めて都合の良い態様と言える。
【0035】
[第3〜第6実施例]
次に、図5〜図8に基いて、本発明の第3〜第6実施例について説明する。
図5は、本発明の第3実施例を示す横断面図である。
図6は、本発明の第4実施例を示す横断面図である。
図7は、本発明の第5実施例を示す横断面図である。
図8は、本発明の第6実施例を示す横断面図である。
【0036】
上述した第1及び第2の実施例は、ベースパレット3上に地被層4を敷設してユニット化した態様であったが、本発明の構成はこれらの実施例に限定されるものではなく、たとえば、図5の第3実施例に示すように、下部スラブ上に塩化ビニール製等の防水マット20を設け、当該防水マット20上に、地被層4をそのまま直接敷設してもよい。
【0037】
また、図6に示すように、砂地等の充分な保水力を有するベース20´上に、地被層4を直接敷設してもよい。或いは、図7に示すように、下地にRCスラブ等の無い粘土層20´´上に、地被層4を直接敷設してもよい。
【0038】
図8に示す第6実施例においては、地被層4´は焼物(窯業製品)であって、上部には粗いポーラス状部が形成されており、下部には細いポーラス状部が形成されている。このように形成することにより、通水性,排水性,及び排気性が保証されるようになっている。
【0039】
地被層4´の表面には、図8に示すように、細かい凹部と、大きな凹部が形成されてい る。細かい凹部には、苔,地被類13´が植生させてある。また、大きな凹部には、草花13´´が植生させてある。このような特徴によれば、土の流出が防がれるので、勾配屋根式丘陵地帯の公園や広場には最適な形態である。
【0040】
なお、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るものでないことは勿論であり、例えば、各鍾乳石状部には不織布等の毛細管通路を介装して、より積極的に揚水機能を付与する等種々の態様が採用可能である。
【0041】
また、各ベースパレットの端部フランジにはストッパ付のフックを設ける等することは設計的に可能な問題である。
【0042】
そして、適用対象はゴルフ場やサッカー場やイベント場ばかりでなく、個人住宅の庭園やテラス,ポーチ,ベランダ等に天然芝や花,苔,しだ類等の植生を設けるような場合にも適用可能であることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】
以上、この出願の発明によれば、サッカー場やゴルフ場、さらにはイベント場やガーデンにおいて、天然芝や花等の植生を有する地被層を緑化システムのガーデンユニットの相隣る敷設によって構成するに際しては、ベースパレットにポーラスな地被層を鍾乳石状部を介して載置するだけで足りる。
【0044】
しかも、製造は勿論、組付,交換,整備等がし易いという施工上のメリットがあり、結果的にそれだけコストダウンが図れるという優れた効果が奏される。
【0045】
また、地被層にあっては、鍾乳石状部が適所に形成されて、その長い部分がベースパレットに当接するようになっている。そのため、灌水等を介しての余剰水がベースパレットに貯溜されている際に、毛細管現象を介して揚水ができるので、植生の生長に何ら阻害を与えないという効果が達成される。
【0046】
さらに、鍾乳石状部がベースパレットに当接していることにより、下向き荷重の支持体となり急激な衝撃を付与された時にはクッション体としても機能でき、この点から緑化システムの損傷をきたさないという優れた効果が奏される。
【0047】
そして、鍾乳石状部を滑り止めパネル等にはパーライトや細礫等を充填してそれらの微細間隙を介して排水機能や毛細管現象機能を具備させることができるために地被層における植生の生長を充分に保証できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す横断面図である。
【図2】図1に示す第1実施例の平面図である(図1は図2のI−I線に沿った断面図である。)
【図3】本発明の第2実施例を示す横断面図である。
【図4】図3に示す第2実施例の平面図である(図3は図4のIII−III線に沿った断面図である。)
【図5】本発明の第3実施例を示す横断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す横断面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す横断面図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 緑化システムのガーデンユニット
1´ 緑化システムのガーデンユニット
2 突状部
3 ベースパレット
3´ ベースパレット
4 地被層
5 鍾乳石状部(第1の鍾乳石状部)
5´ 鍾乳石状部(第2の鍾乳石状部)
5´´ 鍾乳石状部
7 通水孔(通水路)
8 通水孔(通水路)
11 細礫
13 天然芝
13´ 植物
13´´ 植物
14 根
15 揚水
16 灌水の余剰水
17 滑り止めパネル
18 土止め体
19 空気層
20 ベース
20´ ベース
20´´ ベース
Claims (3)
- 植物が植生されたユニットタイプの緑化システムにおいて、
側方から見て上向きに突き出た突状部を有するように褶曲状に形成されているとともに、上方から見て略方形状に形成されており、細砂礫が敷設され、保水性を有する防水シートから成るベースと、
灌水によって前記ベース上に貯留するようになっている余剰水と、
前記余剰水の上に設けられるようになっている空気層と、
前記余剰水および前記空気層を介して前記ベースの上方に設置され、下向きに突き出た第1の鍾乳石状部および第2の鍾乳石状部が形成されており、植物が植生された地被層と、
前記第1の鍾乳石状部および前記第2の鍾乳石状部のそれぞれの内側に形成され、前記余剰水と連通するようになっており、毛細管現象によって揚水又は排水を行うことが可能な通水路と、
前記ベースに形成された、過剰な余剰水を排出するためのドレン孔と、を有しており、
下向きに突き出た前記第1の鍾乳石状部の先端は、前記ベースの突状部以外の部分に当接するようになっており、その結果、当該第1の鍾乳石状部が支持体として機能し、
下向きに突き出た前記第2の鍾乳石状部の先端は、前記第1の鍾乳石状部と比較して短く形成され、前記ベースの突状部に当接するようになっており、その結果、当該第2の鍾乳石状部が支持体として機能し、
当該緑化システムが下向きの衝撃を受けた際には、前記ベースに当接する前記第1および第2の鍾乳石状部のそれぞれが、クッション体として機能するようになっていることを特徴とする緑化システム。 - 前記地被層は、前記緑化システムを傾斜地に敷設した際において当該地被層が滑り落ちることを防止するための滑り止めパネルを挟んで構成されていることを特徴とする請求項1記載の緑化システム。
- 前記滑り止めパネルがラック状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の緑化システム。
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