JP3575328B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池等からの直流電力をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽光発電装置は、特開平8−223816号に記載されているように、太陽電池の電圧を次段のDC−DCコンバータにより昇圧、安定化を行い、さらに次段のDC−ACインバータにて正弦波交流電流に変換して出力する。このDC−DCコンバータには特開平10−23686号に記載されている昇圧チョッパ方式が回路構成の簡単なことから一般的に用いられている。
【0003】
図7にその回路構成を示す。太陽電池PV1の両端に入力コンデンサC1が接続され、その両端に昇圧リアクトルL1とスイッチ素子Q1の直列回路が接続されている。そして、スイッチ素子Q1の昇圧リアクトルL1が接続される一端にダイオードD1のアノードが接続され、スイッチ素子Q1の他端とダイオードD1のカソード間に出力コンデンサC2が接続される。ここで、昇圧リアクトルL1、スイッチ素子Q1、ダイオードD1、入力コンデンサC1、出力コンデンサC2より昇圧チョッパ回路10が構成される。
【0004】
この昇圧チョッパ回路10では、スイッチ素子Q1を周期的にオン、オフし、スイッチ素子Q1のオン時に昇圧リアクトルL1に蓄えた電気エネルギーをスイッチ素子Q1のオフ時に太陽電池PV1に加えて出力コンデンサC2へ供給する。このとき、スイッチ素子Q1のオン、オフ時間比を変化させることで、昇圧チョッパ回路10の出力電圧を調整する。
【0005】
また、上記したDC−ACインバータは、特開平10−207559号に記載されているようなスイッチ素子を4個組み合わせたブリッジ構成をなし、その主回路を図8に示す。図7に示した出力コンデンサC2の両端にスイッチ素子Q2,Q4の直列回路とスイッチ素子Q3,Q5の直列回路が並列に接続される。そして、スイッチ素子Q2,Q4の接続点とスイッチ素子Q3,Q5の接続点間にフィルタ用リアクトルL2、出力フィルタ用コンデンサC3、フィルタ用リアクトルL3の直列回路が接続され、出力フィルタ用コンデンサC3の両端に系統U1が接続されている。このとき、スイッチ素子Q2〜Q5によりスイッチング回路11が構成され、フィルタ用リアクトルL2,L3と出力フィルタ用コンデンサC3により出力フィルタ12が構成される。
【0006】
ここで、上記したスイッチ素子Q2〜Q5のうち、対角のスイッチ素子Q2,Q5とスイッチ素子Q3,Q4がそれぞれ同時にオン、オフ動作を行い、直列に接続されたスイッチ素子Q2,Q4は互いに反転動作を行い、スイッチ素子Q3、Q5も互いに反転動作を行う。
【0007】
ここで、スイッチ素子Q2〜Q5のオンオフ時間比が1:1の時は出力電流が零となり、このオンオフ時間比を変化させることで、出力電流の電流値と電流方向を変化させることができる。このとき、オンオフ時間比を正弦波状の割合に変化させると、フィルタ用リアクトルL2,L3の平滑効果により正弦波状の出力電流が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した昇圧チョッパ回路10、スイッチング回路11、出力フィルタ12を備え、太陽電池PV1等の直流電源からの直流電圧を入力し、交流電力を系統に出力する一般的な太陽光発電装置では、装置の動作中に主たる損失を発生する部分は、スイッチ素子Q1〜Q5と昇圧リアクトルL1とフィルタ用リアクトルL2,L3である。
【0009】
このうち、スイッチ素子Q1〜Q5は、その損失による温度上昇を低減させるための付属させる放熱板の形状やサイズを太陽光発電装置の機器形状に合わせてある程度選択できる自由度をもっている。一方、昇圧リアクトルL1、フィルタ用リアクトルL2,L3は、出力電力、スイッチング周波数、温度上昇によりほぼ一義的に形状が決まってしまうため、機器形状に合わせて特に薄型化するなどの自由度に欠け、機器内における昇圧リアクトルL1とフィルタ用リアクトルL2,L3の配置が制約を受け、機器の上下方向に2階建て構造に設置されることが多い。
【0010】
このように構成された太陽光発電装置の機器を壁面に取り付けると、昇圧リアクトルL1とフィルタ用リアクトルL2,L3は両者とも損失に基づく発熱を起こし、空気の対流作用により上部のリアクトルが下部のリアクトルによってさらに加熱される。このため、上部のリアクトルの線種の耐熱ランクやコア材のキュリー点を上げたり、リアクトルの形状を大きくしたりして自己発熱分を抑える必要があるが、リアクトル自体のコストアップや形状の肥大化という問題が生じてしまう。
【0011】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は使用されるリアクトルのコストアップと形状の肥大化を抑えた太陽光発電装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、太陽電池等の直流電源からの直流電圧を昇圧する昇圧部と、前記昇圧部により昇圧された直流電圧による直流電力を交流電力に変換する変換部とを備え、太陽光をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置において、前記昇圧部に用いる昇圧用リアクトルの配置位置を前記変換部に用いるフィルタ用リアクトルの配置位置に対して、周辺の空気の流れの風下側とするとともに、少なくとも前記昇圧用リアクトルの前記フィルタ用リアクトルに対向する側の形状を略円形状又は流線形としたことを特徴とする。よって、他方のリアクトルの発熱により加熱されるのは発熱の小さい方の昇圧用リアクトルとなり、その線種の耐熱ランクやコア材のキュリー点を上げたり、リアクトルの形状を大きくしたりして自己発熱分を抑える必要もなく、コストアップや形状の肥大化を防止できる。そのうえ、フィルタ用リアクトルにより熱せられた空気が各リアクトルの隙間に停滞することなく円滑に流れ、風下側の昇圧用リアクトルへの加熱効果を低減できる。
【0014】
また、請求項2の発明では、太陽電池等の直流電源からの直流電圧を昇圧する昇圧部と、前記昇圧部により昇圧された直流電圧による直流電力を交流電力に変換する変換部とを備え、太陽光をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置において、前記昇圧部に用いる昇圧用リアクトルの配置位置を前記変換部に用いるフィルタ用リアクトルの配置位置に対して、周辺の空気の流れの風下側とするとともに、少なくとも前記昇圧用リアクトルが周辺の空気の流れ方向に対して斜めとなるように配置されることを特徴とする。よって、他方のリアクトルの発熱により加熱されるのは発熱の小さい方の昇圧用リアクトルとなり、その線種の耐熱ランクやコア材のキュリー点を上げたり、リアクトルの形状を大きくしたりして自己発熱分を抑える必要もなく、コストアップや形状の肥大化を防止できる。さらに、フィルタ用リアクトルにより熱せられた空気が各リアクトルの隙間に停滞することなく円滑に流れ、風下側の昇圧用リアクトルへの加熱効果を低減できる。
【0015】
また、請求項3の発明では、請求項1、2に記載の発明において、前記昇圧用リアクトルの温度を検出するセンサを設け、前記フィルタ用リアクトルの温度上昇を推定可能としたことを特徴とする。よって、フィルタ用リアクトルの温度を検出するセンサを設けることなくその温度上昇を推定でき、コストを抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を説明する。図3は本発明の太陽光発電装置の回路構成を示しており、その主な部品を搭載した状態を図1、図2に示している。図1は太陽光発電装置を壁面に設置したものを正面からみた正面図であり、図2は太陽光発電装置の分解組立図である。尚、図3において従来例を示す図7、図8と同じものには同じ符号を付している。
【0017】
図3において、太陽光発電装置20は直流電源である太陽電池PV1から入力される直流電圧をうけて系統U1へ交流電力を供給するものであり、次に示すように構成される。太陽電池PV1にノイズフィルタ22を介して入力コンデンサC1が接続され、この入力コンデンサC1の両端には電圧センサSV1が接続されている。また、入力コンデンサC1の両端には電流センサSI1、温度センサTH1が熱結合された昇圧用リアクトルL1、スイッチ素子Q1の直列回路が接続され、昇圧用リアクトルL1とスイッチ素子Q1の接続点にはダイオードD1のアノードが接続される。
【0018】
そして、スイッチ素子Q1の昇圧用リアクトルL1と接続されない側とダイオードD1のカソードの間に出力コンデンサC2が接続される。ここで、従来と同様、入力コンデンサC1、昇圧用リアクトルL1、スイッチ素子Q1、ダイオードD1、出力コンデンサC2により昇圧部である昇圧チョッパ回路10が構成される。この昇圧チョッパ回路10は従来例で説明したのと同様に太陽電池PV1からの直流電圧を昇圧する。
【0019】
また、出力コンデンサC2の両端には電圧センサSV2が接続されるとともに、スイッチ素子Q2,Q4の直列回路とスイッチ素子Q3,Q5の直列回路が並列に接続される。そして、スイッチ素子Q2,Q4の接続点とスイッチ素子Q3,Q5の接続点間にフィルタ用リアクトルL2、電流センサSI2、出力フィルタ用コンデンサC3、フィルタ用リアクトルL3の直列回路が接続されている。また、出力フィルタ用コンデンサC3の両端に、ノイズフィルタ22、解列器23を介して系統U1が接続されている。このとき、スイッチ素子Q2〜Q5によりスイッチング回路11が構成され、フィルタ用リアクトルL2,L3と出力フィルタ用コンデンサC3により出力フィルタ12が構成される。また、スイッチング回路11と出力フィルタ12により変換部が構成される。
【0020】
そしてまた、電圧センサSV1、電流センサSI1、温度センサTH1、電流センサSI2から信号が入力されるとともに、スイッチング回路11へ制御信号を出力する制御回路FB2と、電圧センサSV2からの入力信号をもとにスイッチ素子Q1を制御する制御回路FB1とに入力コンデンサC1に接続された電源回路部21より電力が供給される。
【0021】
次に、図3に示された太陽光発電装置20の動作を説明する。直流電源である太陽電池PV1からの直流電圧が昇圧チョッパ回路10にて昇圧され、昇圧された直流電圧がスイッチング回路11によるスイッチング制御および、フィルタ用リアクトルL2,L3の平滑効果により正弦波状の交流出力に変換され、ノイズフィルタ22、解列器23を介して交流電力を系統U1に逆潮流する。
【0022】
また、制御回路FB1は、上記した電圧センサSV2で検出された昇圧チョッパ回路10からの出力電圧が所定値になるようスイッチ素子Q1に与えるパルス制御信号のオン幅を調整する。そしてまた、制御回路FB2は、電圧センサSV1と電流センサSI1の検出値よりその互いの積が最大になるように、スイッチング回路11を介して出力される出力交流電流の振幅を設定し、設定した振幅の正弦波出力となるように電流センサSI2の検出値をもとに電流フィードバックを行い、計算されたオン幅をもつパルス制御信号を各スイッチ素子Q2〜Q5に与える。
【0023】
次に、図1、図2を用いて太陽光発電装置の基本的な構造を説明する。図1、図2において太陽光発電装置は、壁面に取り付けたときに上部と下部となる面にスリット1aが設けられたケース1の内部にスイッチ素子3と、太陽電池PV1、系統U1等の外部との入出力端子4を設置した放熱板2が配置され、その放熱板2の側方(図1中左側)には、本装置を壁面に取り付けたときの上部(図1中上側)に昇圧用リアクトル6が、下部(図1中下側)にフィルタ用リアクトル7が配置される。
【0024】
このとき、スイッチ素子3は図3におけるスイッチ素子Q1〜Q5に対応し、昇圧用リアクトル6、フィルタ用リアクトル7は、図3における昇圧用リアクトルL1、フィルタ用リアクトルL2,L3に対応している。
【0025】
そして、放熱板2の前部(図1中紙面上方)には、図3の昇圧回路用の入力コンデンサC1、出力コンデンサC2、電源回路部21、ノイズフィルタ22、出力フィルタ用コンデンサC3、系統U1との接続、遮断を行う解列器23が搭載された回路基板5が設置され、スイッチ素子3や入出力端子4と結線される。また、回路基板5には制御用マイコン等を搭載した制御基板9が接続され、その信号の一部はゲート駆動回路部8を介してスイッチ素子3に接続される。このとき、図3で示した制御回路FB1、FB2は回路基板5、ゲート駆動回路部8、制御基板9に搭載される。
【0026】
ここで、図1の昇圧用リアクトル6、フィルタ用リアクトル7の周辺の空気は、各リアクトルの発熱により暖められて上昇気流となり、図1に矢印で示したように、下部にスリット1aより流入し、上部のスリット1aより流出していく。
【0027】
ところで、昇圧用リアクトル6に流れる電流波形は図4(b)に示す直流波形であり、フィルタ用リアクトル7に流れる電流波形は図4(a)に示す交流波形であり、それぞれに流れる電流が実効値レベルで同等(I1)であっても、図4(a)に示すように実効値より大きな電流部分が周期的に存在する結果として、図4(b)に示す電流を流したものより発熱が大きくなる。これは、リアクトルに流す電流と温度上昇の関係は、図4(c)に示す通りであり、銅損、鉄損を兼ね合わせると、リアクトルに流す電流Iに対してその温度Tが指数関数的に上昇するからである。
【0028】
よって、昇圧用リアクトル6よりもフィルタ用リアクトル7の方が発熱が大きくなるため、昇圧用リアクトル6をフィルタ用リアクトル7よりも上方、すなわち周辺の空気の流れの風下側に設置している。これにより、発熱の小さい方の昇圧用リアクトル6が上記した上昇気流により加熱されるようになり、昇圧用リアクトル6、フィルタ用リアクトル7の両リアクトルの温度上昇の均質化が図れる。すなわち、上記した上昇気流により加熱されるのは発熱の小さい方の昇圧用リアクトル6であるため、その線種の耐熱ランクやコア材のキュリー点を上げたり、リアクトルの形状を大きくしたりして自己発熱分を抑える必要もなく、コストアップや形状の肥大化を防止できる。
【0029】
尚、ここでは自然対流について述べたが、空冷用ファンにより強制空冷する場合は、昇圧用リアクトル6を空冷用ファンより流れる空気の風下側に設置するようにすれば、上記と同様の効果が得られる。
【0030】
ここで、上記した昇圧用リアクトル6、フィルタ用リアクトル7の一形態を図5に示す。図5(a)は昇圧用リアクトル6A、フィルタ用リアクトル7Aを図1に示すようにケース1に配置したときの正面からみたところを示し、図5(b)は昇圧用リアクトル6Aの側面からみたところを示している。図5(a)において、上側に昇圧用リアクトル6Aが下側にフィルタ用リアクトル7Aが配置される構成であり、矢印で示すように下から上へ上昇気流が流れる。
【0031】
この昇圧リアクトル6Aは、正面からみた形状が空気の流れるXY方向の両方の端部6a,6bのそれぞれが略円形状である略楕円形状となっており、そのコア6cは2つのコア部位6d,6eを備えそれぞれの周囲にコイル16d,16eが巻回されるよう構成されている。
【0032】
また、フィルタ用リアクトル7Aも、正面からみた形状が空気の流れるXY方向の両方の端部7a,7bのそれぞれが略円形状である略楕円形状となっており、そのコア7cはコア6cと同様に2つのコア部位を備えそれぞれの周囲にコイル17d,17eが巻回されるよう構成されている。
【0033】
昇圧用リアクトル6A、フィルタ用リアクトル7Aが上記形状のため、空気の流れがその略円形状の各端部6a,6b,7a,7bに沿って円滑に流れて各リアクトルの温度上昇を抑えることができる。また、昇圧用リアクトル6Aの両方の端部6a,6bを略円形状にし、フィルタ用リアクトル7Aの両方の端部7a,7bを略円形状にして、各リアクトルを同一形状としているので、代用が可能となりその製造も容易になる。
【0034】
また、特に上側、すなわち風下側に設けられた昇圧用リアクトル6Aのフィルタ用リアクトル7Aに対向する側の端部6bが空気の向かう上方向に向かって広がるように略円形状になっているため、下側にあるフィルタ用リアクトル7Aにより熱せられた空気が各リアクトルの隙間に停滞することなく円滑に流れ、風下側の昇圧用リアクトル6Aへの加熱効果を低減できる。
【0035】
尚、図5(a)では、各リアクトルの端部6a,6b,7a,7bを略円形状としたが、空気の流れを円滑にする流線形であっても同様の効果が得られる。
【0036】
次に、上記した昇圧用リアクトル6、フィルタ用リアクトル7の他の形態を図6に示す。図6(a)は昇圧用リアクトル6B、フィルタ用リアクトル7Bを図1と同様にケース1に配置し壁面等に取り付けたときの正面からみたところを示し、図6(b)はその昇圧用リアクトル6Bの側面からみたところを示している。図6(a)において、上側に昇圧用リアクトル6Bが下側にフィルタ用リアクトル7Bが配置される構成であり、矢印で示すように下から上へ上昇気流が流れる。
【0037】
この昇圧用リアクトル6Bは、正面からみた形状が略長方形状となっており、そのコア6hは2つのコア部位6i,6jを備えそれぞれの周囲にコイル16i,16jが巻回されるよう構成されている。そして、略長方形状の昇圧用リアクトル6Bは空気の流れるXY方向に対して斜めとなるように配置されている。
【0038】
また、フィルタ用リアクトル7Bも、正面からみた形状が略長方形状となっており、そのコア7hはコア6hと同様に、2つのコア部位を備えそれぞれの周囲にコイル17i,17jが巻回されるよう構成されている。そして、略長方形状のフィルタ用リアクトル7Bは空気の流れるXY方向に対して斜めとなるように配置されている。
【0039】
図6に示すようにこのように昇圧用リアクトル6B、フィルタ用リアクトル7Bが空気の流れるXY方向に対して斜めとなるように配置されているため、空気の流れが下部から上部に向かって広がり、空気の流れが円滑になり、各リアクトルの温度上昇を抑えることができる。特に、少なくとも昇圧用リアクトル6Bが空気の流れるXY方向に対して斜めであると、下側にあるフィルタ用リアクトル7Bにより熱せられた空気が各リアクトルの隙間に停滞することなく円滑に流れ、上側すなわち風下側の昇圧用リアクトル6Bへの加熱効果を低減できる。
【0040】
ここで、図3で説明した昇圧用リアクトルL1に熱結合した温度センサTH1の出力値に応じた動作を説明する。温度センサTH1の出力値が、あらかじめ設定された規定値をこえたとき、昇圧リアクトルL1またはフィルタ用リアクトルL2,L3の異常過熱であるとして、制御回路FB2はスイッチング回路11の動作をオフし、太陽光発電装置20の出力電力を停止させ、各リアクトルの過昇温保護を行う。上記したように昇圧用リアクトルL1はフィルタ用リアクトルL2、L3の風下側に配置されているので、昇圧用リアクトルL1の温度上昇には、フィルタ用リアクトルL2、L3のもらい熱による温度上昇が含まれるため、温度センサTH1の出力値よりフィルタ用リアクトルL2,L3の温度上昇が推定できる。
【0041】
このとき、電流センサSI1により検出される昇圧用リアクトルL1の電流値があらかじめ規定された規定範囲内であれば、フィルタ用リアクトルL2、L3の異常過熱とし、規定範囲外であれば昇圧用リアクトルL1の異常過熱として判断する。よって、昇圧用リアクトルL1の温度を検出し、昇圧用リアクトルL1の電流などを同時に監視することで、フィルタ用リアクトルL2,L3の温度上昇が推定でき、フィルタ用リアクトルL2,L3の温度を検出するセンサを設ける必要がなくなる。尚、上記した規定値、規定範囲は所定の条件毎に複数設定されている。
【0042】
【発明の効果】
上記したように、請求項1の発明は、太陽電池等の直流電源からの直流電圧を昇圧する昇圧部と、前記昇圧部により昇圧された直流電圧による直流電力を交流電力に変換する変換部とを備え、太陽光をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置において、前記昇圧部に用いる昇圧用リアクトルの配置位置を前記変換部に用いるフィルタ用リアクトルの配置位置に対して、周辺の空気の流れの風下側とするとともに、少なくとも前記昇圧用リアクトルの前記フィルタ用リアクトルに対向する側の形状を略円形状又は流線形としたため、他方のリアクトルの発熱により加熱されるのは発熱の小さい方の昇圧用リアクトルとなり、その線種の耐熱ランクやコア材のキュリー点を上げたり、リアクトルの形状を大きくしたりして自己発熱分を抑える必要もなく、コストアップや形状の肥大化を防止できる。そのうえ、フィルタ用リアクトルにより熱せられた空気が各リアクトルの隙間に停滞することなく円滑に流れ、風下側の昇圧用リアクトルへの加熱効果を低減できる。
【0044】
また、請求項2の発明では、太陽電池等の直流電源からの直流電圧を昇圧する昇圧部と、前記昇圧部により昇圧された直流電圧による直流電力を交流電力に変換する変換部とを備え、太陽光をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置において、前記昇圧部に用いる昇圧用リアクトルの配置位置を前記変換部に用いるフィルタ用リアクトルの配置位置に対して、周辺の空気の流れの風下側とするとともに、少なくとも前記昇圧用リアクトルが周辺の空気の流れ方向に対して斜めとなるように配置されるため、他方のリアクトルの発熱により加熱されるのは発熱の小さい方の昇圧用リアクトルとなり、その線種の耐熱ランクやコア材のキュリー点を上げたり、リアクトルの形状を大きくしたりして自己発熱分を抑える必要もなく、コストアップや形状の肥大化を防止できる。さらに、フィルタ用リアクトルにより熱せられた空気が各リアクトルの隙間に停滞することなく円滑に流れ、風下側の昇圧用リアクトルへの加熱効果を低減できる。
【0045】
また、請求項3の発明では、請求項1、2に記載の発明において、前記昇圧用リアクトルの温度を検出するセンサを設け、前記フィルタ用リアクトルの温度上昇を推定可能としたため、フィルタ用リアクトルの温度を検出するセンサを設けることなくその温度上昇を推定でき、コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽光発電装置の基本構造を示す正面図である。
【図2】本発明の太陽光発電装置の基本構造を示す分解組立図である。
【図3】本発明の太陽光発電装置の構成を示す回路図である。
【図4】(a)(b)は本発明の太陽光発電装置に用いる各リアクトルの電流波形を示す波形図であり、(c)はリアクトルに流れる電流値とその温度の関係を示す関係図である。
【図5】本発明の太陽光発電装置に用いる各リアクトルの構造を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】本発明の太陽光発電装置に用いる各リアクトルの他の構造を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図7】従来の太陽光発電装置に用いる昇圧チョッパ回路の構成を示す回路図である。
【図8】従来の太陽光発電装置に用いるインバータ回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ケース
1a スリット
2 放熱板
3 スイッチ素子
4 入出力端子
5 回路基板
6 昇圧用リアクトル
7 フィルタ用リアクトル
8 ゲート駆動回路部
9 制御基板
21 電源回路部
22 ノイズフィルタ
C1 入力コンデンサ
C2 出力コンデンサ
C3 出力フィルタ用コンデンサ
Claims (3)
- 太陽電池等の直流電源からの直流電圧を昇圧する昇圧部と、前記昇圧部により昇圧された直流電圧による直流電力を交流電力に変換する変換部とを備え、太陽光をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置において、前記昇圧部に用いる昇圧用リアクトルの配置位置を前記変換部に用いるフィルタ用リアクトルの配置位置に対して、周辺の空気の流れの風下側とするとともに、少なくとも前記昇圧用リアクトルの前記フィルタ用リアクトルに対向する側の形状を略円形状又は流線形としたことを特徴とする太陽光発電装置。
- 太陽電池等の直流電源からの直流電圧を昇圧する昇圧部と、前記昇圧部により昇圧された直流電圧による直流電力を交流電力に変換する変換部とを備え、太陽光をもとに交流電力を発生する太陽光発電装置において、前記昇圧部に用いる昇圧用リアクトルの配置位置を前記変換部に用いるフィルタ用リアクトルの配置位置に対して、周辺の空気の流れの風下側とするとともに、少なくとも前記昇圧用リアクトルが周辺の空気の流れ方向に対して斜めとなるように配置したことを特徴とする太陽光発電装置。
- 前記昇圧用リアクトルの温度を検出するセンサを設け、前記フィルタ用リアクトルの温度上昇を推定可能としたことを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載の太陽光発電装置。
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