JP3569645B2 - 車両用アシストグリップ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用アシストグリップに関し、特に、衝撃荷重が加わった際の破断防止対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用アシストグリップは、一般に合成樹脂材料により、横長棒状で両端部が斜め方向に屈曲ないし湾曲した形状に成形されている。そして、両端部が車体に取り付けるための取付部として構成されており、中間部がグリップ部として構成されている(例えば、実開平1−150139号公報及び実開平3−109944号公報参照)。
【0003】
取付部は、車体に取り付けるためのネジを通す締結孔が形成された取付座と、この取付座に立設されてグリップ部に連続する起立壁とを備えている。起立壁は、取付座の全周には形成されずに断面略コ字状とされて一部が開放され、この開放部分からネジの締め付け作業を行える構造になっている。なお、車体への取付後にこの開放部分を閉塞するため、通常は、蓋がフィルム状ヒンジを介して取付座と一体に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のアシストグリップでは、車体に取り付けた状態でグリップ部に衝撃荷重が加わると、その衝撃荷重は起立壁を倒す方向への力として作用する。一方、取付座はネジで車体に固定されている。このため、衝撃が大きいと取付座と起立壁の間の部分に亀裂が生じ、亀裂が進むと取付部が破断してしまう。
【0005】
これに対して、取付部の内部に、鉄板などを折り曲げて形成した補強金具を取付座から起立壁に跨って内蔵して破断を防止することも可能であるが、その場合は、アシストグリップの製造工程が複雑になるうえ、製品のリサイクルをしにくくなる欠点がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたものであり、その目的とするところは、車両用アシストグリップを合成樹脂材料のみで成形しながらも、衝撃荷重の作用時の破断を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、略コ字状の起立壁の配置を工夫して亀裂の進行をある位置で停止させることにより、補強金具を用いなくても取付部が破断しないようにしたものである。
【0008】
具体的に、本発明が講じた第1の解決手段は、グリップ部と、このグリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備え、グリップ部が、平面から見たときに、両取付座の締結孔を結ぶ中心線からオフセットした形状に形成された合成樹脂製の車両用アシストグリップを前提としている。そして、起立壁を、第1起立壁と、該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成するとともに、第1起立壁を、上記締結孔に対して、グリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置し、該第1起立壁の内面を、該衝撃荷重の作用に伴う該第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置した構成としている。
【0009】
また、本発明が講じた第2の解決手段は、グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備えた合成樹脂製の車両用アシストグリップを前提としている。そして、起立壁を、第1起立壁と、該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成するとともに、第1起立壁を、上記締結孔に対して、グリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置し、該第1起立壁の内面を、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置し、上記起立壁の内面に、取付座の下面から第1起立壁と第2起立壁の連接部に沿って上方へ延びる凹陥部を形成したものである。
【0010】
また、本発明が講じた第3の解決手段は、グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備えた合成樹脂製の車両用アシストグリップを前提としている。そして、起立壁を、第1起立壁と、該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成するとともに、第1起 立壁を、上記締結孔に対して、グリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置し、該第1起立壁の内面を、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置し、上記取付座の下面側に、第1起立壁の下方に位置する中空部を形成したものである。
【0011】
また、本発明が講じた第4の解決手段は、上記第2の解決手段において、各取付部における両第2起立壁間の開口部を閉塞する蓋を取付座にフィルム状ヒンジを介して一体に形成し、かつ、蓋に係合爪を形成すると共に、起立壁の凹陥部を該係合爪と係合する係合溝として構成したものである。
【0012】
−作用−
上記第1の解決手段では、車体に取り付けた車両用アシストグリップに対して衝撃荷重が作用すると、両取付部の起立壁が、グリップ部の形状や該起立壁の形状から定まる支点を中心として倒れようとする。一方、取付座は車体に固定されていて動かないため、衝撃荷重が大きくなると、第2起立壁と取付座との間に、該第2起立壁の末端側(反第1起立壁側)から亀裂が生じ、その亀裂が第1起立壁の方へ徐々に広がっていく。しかし、第1起立壁の内面が、該第1起立壁の倒れ方向と略直交するように形成されているため、亀裂が第1起立壁のところまで進むと、以後は第1起立壁が変形しやすくなり、亀裂の進行が停止する。
【0013】
また、上記第2の解決手段では、第1起立壁と第2起立壁の連接部分に、取付座の下面から上方へ延びる凹陥部を設けているので、第2起立壁の末端側から進んできた亀裂の進行は、凹陥部に達したところで一旦止まる。そして、以後は上述したように第1起立壁が変形しやすくなっているので、第1起立壁の内面と取付座との間に亀裂が入りにくくなる。
【0014】
また、亀裂が第1起立壁のところまで進んだ後は、第1起立壁が倒れるように変形することによって、取付座が第1起立壁の下方の部分において圧縮されることになるが、上記第3の解決手段では、この第1起立壁の下方の部分に中空部を設けているのでその圧縮変形が行われやすくなる。このように、取付座が変形するために、第1起立壁自体の変形量は少なくなる。
【0015】
また、上記第4の解決手段では、フィルム状ヒンジを介して取付座に一体に設けられた蓋は、各取付部における両第2起立壁間の開口部に対して、凹陥部を利用して閉じることができる。
【0016】
【発明の効果】
上記第1の解決手段によれば、取付座と起立壁との間の亀裂の進行を第1起立壁の内面のところで停止させることにより破断を防止することができるうえに、金属製の補強金具等を用いずに合成樹脂材料だけで成形できるから、製造工程が複雑になることもなく、リサイクルも容易である。
【0017】
また、上記第2の解決手段によれば、亀裂の進行を一旦停止させることで第1起立壁と取付座との間に亀裂が入りにくくなり、第3の解決手段によれば、第1起立壁の変形量を少なくすることで該第1起立壁と取付座との間に亀裂が入りにくくなるので、いずれの場合も、衝撃荷重の作用時の車両用アシストグリップの破断をより確実に防止できる。
【0018】
また、上記第4の解決手段によれば、起立壁の内面の凹陥部を利用して蓋を閉じられるようにしているので、蓋を閉じた状態に保持するための別の手段が不要となり、構造が複雑になるのを防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る車両用アシストグリップを、図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】
図1は、本実施形態の車両用アシストグリップ1の斜視図である。この車両用アシストグリップ1は、ポリプロピレン、サーモプラスチックオレフィン、またはポリエチレンなどのリサイクル可能なオレフィン系の合成樹脂材料により一体成形されたもので、全体として横長棒状で、両端部が斜め方向に屈曲ないし湾曲した形状に形成されている。
【0021】
アシストグリップ1は、中間部がグリップ部2として構成され、該グリップ部2は中空に形成されている。また、両端部は、車体に取り付けるための取付部3として構成されている。取付部3は、該取付部3の横断面図である図2及び縦断面図である図3に示すように、ネジ4により車体5に取り付けるための締結孔6が形成された取付座7と、該取付座7に立設されるとともにグリップ部2に連接した起立壁8とが一体的に形成された構成になっている。
【0022】
本実施形態では、グリップ部2は、平面から見たときに、図2に示すように両取付座7の締結孔6を結ぶ中心線L1からオフセットした形状に形成されている。この形状は、アシストグリップ1を車体5に取り付けた状態で握りやすい形状にすることや、デザイン面を考慮して定められたものである。
【0023】
起立壁8は、第1起立壁9と、第1起立壁9の両端に連接して形成された第2起立壁10,11とから、断面略コ字状に形成されている。起立壁8は、このように取付座7の周縁部全体には形成されずに一部が開放されていて、この開放部分からネジ4の締め付け作業を行えるようになっている。この第2起立壁10,11間の開口部分を閉塞するために、取付座7にはフィルム状ヒンジ12を介して蓋13が一体に成形されている。蓋13の内面には、該蓋13を閉じた状態を保つために、係合爪14が形成されている。
【0024】
第1起立壁9は、図2に示すように、取付座7の締結孔6に対して、グリップ部2への衝撃荷重の作用点側、つまりグリップ部2の中点O側に位置するように配置され、第1起立壁9の内面9aは、衝撃荷重の作用に伴う起立壁8の倒れ方向とほぼ直交するように構成されている。より具体的に説明すると、本実施形態では、グリップ部2の中点Oを中心とする円弧Cと、取付座7の外周との接点Pが、上記衝撃荷重が作用したときの支点となるように構成されており、第1起立壁9の内面9aは、この接点Pと締結孔6とを結ぶ線分L2にほぼ直交するように配置されている。
【0025】
ただし、第1起立壁9の内面9aは、衝撃荷重の作用に伴う起立壁8の倒れ方向に対して概ね直交するようになっていれば、この線分L2に対して必ずしも直交していなくてもよい。また、上述の例では、グリップ部2の中点Oを中心とする円弧Cと、取付座7の外周との接点Pが、上記衝撃荷重が作用したときの支点となる旨説明したが、支点の位置は、衝撃荷重の作用点の位置や、グリップ部2の形状や、取付座7の形状などが変われば変化するものであり、上記位置に限定されるものではない。
【0026】
一方、起立壁8の内面側には、第1起立壁9と第2起立壁10,11の連接部に沿って、凹陥部15,16が形成されている。この凹陥部15,16は、取付座7の下面から、第1起立壁9の上端よりも低い位置までの連続した溝として形成されている。凹陥部15,16は、それぞれ、蓋13に形成された係合爪14が上端部に係合するように長さが定められたものであって、該係合爪14との関係において、係合溝を構成している。
【0027】
また、取付座7の下面側には、第1起立壁9の下方に位置する中空部が形成されている。中空部は、複数の小さな縦穴17により構成され、各縦穴17は、図の例では3列に配列されると共に、締結孔6から遠い列ほど深さが深くなるように形成されている。
【0028】
本実施形態の車両用アシストグリップ1は、自動車の助手席側の天井内面コーナー部などに固定した状態で衝撃荷重が加えられると、両取付部3の起立壁8が、上記支点Pを中心として、上記線分L2に沿って作用点側に倒れようとする。アシストグリップ1は、グリップ部2がほぼ一定の断面形状であるのに対して、取付部3の断面形状の変化が大きいため、該取付部で応力集中が生じやすく、特に取付座7の上面から起立壁10が起ち上がった角部に応力集中が生じやすい。このため、荷重が大きくなると、この角部において、第2起立壁10,11の末端側(つまり反第1起立壁側)から亀裂が生じ、この亀裂は、徐々に第1起立壁9の方に広がっていく。
【0029】
一方、亀裂は、凹陥部15,16に達するところまで進行すると一旦停止する。これは、凹陥部15,16を設けたために亀裂が第2起立壁10,11から第1起立壁9に直接には進まず、しかも、第1起立壁9の内面9aが起立壁8の倒れ方向とほぼ直交するように配置されていて、該第1起立壁9が倒れやすくなっているためである。そのうえ、本実施形態では、取付座7が、縦穴17を設けた第1起立壁9の下方の部分において圧縮されて変形することになり、第1起立壁9の変形量が少なくなるため、取付座7と第1起立壁9との間に、さらに亀裂が生じにくくなる。第1起立壁9は、以上のようにして、亀裂が入らない状態で変形可能となる(図4参照)。
【0030】
−実施形態の効果−
このように、本実施形態によれば、金属製の補強金具等を用いずに、合成樹脂材料だけで成形したものでありながら、取付座7と起立壁8との間の亀裂の進行を第1起立壁9の両側の凹陥部15,16で停止させることが可能となり、破断を防止することができる。また、金属製の補強金具等を使用していないので、製造工程が複雑になることもなく、リサイクルも容易である。
【0031】
さらに、起立壁8の内面の凹陥部15,16を、蓋13を閉じる際に係合爪14が係合する係合溝として利用しているので、係合溝と凹陥部15,16を別構成にする場合よりも構造を簡素化できる。
【0032】
−実施形態の変形例−
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施することができる。例えば、上記実施形態では、車両用アシストグリップ1を上方から見て、両締結孔6を結ぶ線分L1に対してグリップ部2をオフセットした形状としているが、グリップ部2が両締結孔6を結ぶ線分L1に沿うように形成してもよい。その場合、第1起立壁9の内面9aが該線分L1とほぼ直交するように形成し、さらに凹陥部15,16や中空部(縦穴)17を形成すれば、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0033】
また、第1起立壁9の内面9aは、完全な平面でなくてもよく、例えば、ある程度は湾曲していてもよい。さらに、起立壁8は、断面略コ字状であると説明したが、この「コ字状」は一部が開放されている形状であることを意味するもので、具体的な形状をコの字形に限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用アシストグリップの斜視図である。
【図2】図1に示した車両用アシストグリップの取付部の横断面図である。
【図3】図1に示した車両用アシストグリップの取付部の縦断面図である。
【図4】図1の車両用アシストグリップにおいて衝撃荷重の作用時に取付部が変形した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車両用アシストグリップ
2 グリップ部
3 取付部
4 ネジ
5 車体
6 締結孔
7 取付座
8 起立壁
9 第1起立壁
10,11 第2起立壁
12 フィルム状ヒンジ
13 蓋
14 係合爪
15,16 凹陥部(係合溝)
17 縦穴(中空部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用アシストグリップに関し、特に、衝撃荷重が加わった際の破断防止対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両用アシストグリップは、一般に合成樹脂材料により、横長棒状で両端部が斜め方向に屈曲ないし湾曲した形状に成形されている。そして、両端部が車体に取り付けるための取付部として構成されており、中間部がグリップ部として構成されている(例えば、実開平1−150139号公報及び実開平3−109944号公報参照)。
【0003】
取付部は、車体に取り付けるためのネジを通す締結孔が形成された取付座と、この取付座に立設されてグリップ部に連続する起立壁とを備えている。起立壁は、取付座の全周には形成されずに断面略コ字状とされて一部が開放され、この開放部分からネジの締め付け作業を行える構造になっている。なお、車体への取付後にこの開放部分を閉塞するため、通常は、蓋がフィルム状ヒンジを介して取付座と一体に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のアシストグリップでは、車体に取り付けた状態でグリップ部に衝撃荷重が加わると、その衝撃荷重は起立壁を倒す方向への力として作用する。一方、取付座はネジで車体に固定されている。このため、衝撃が大きいと取付座と起立壁の間の部分に亀裂が生じ、亀裂が進むと取付部が破断してしまう。
【0005】
これに対して、取付部の内部に、鉄板などを折り曲げて形成した補強金具を取付座から起立壁に跨って内蔵して破断を防止することも可能であるが、その場合は、アシストグリップの製造工程が複雑になるうえ、製品のリサイクルをしにくくなる欠点がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたものであり、その目的とするところは、車両用アシストグリップを合成樹脂材料のみで成形しながらも、衝撃荷重の作用時の破断を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、略コ字状の起立壁の配置を工夫して亀裂の進行をある位置で停止させることにより、補強金具を用いなくても取付部が破断しないようにしたものである。
【0008】
具体的に、本発明が講じた第1の解決手段は、グリップ部と、このグリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備え、グリップ部が、平面から見たときに、両取付座の締結孔を結ぶ中心線からオフセットした形状に形成された合成樹脂製の車両用アシストグリップを前提としている。そして、起立壁を、第1起立壁と、該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成するとともに、第1起立壁を、上記締結孔に対して、グリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置し、該第1起立壁の内面を、該衝撃荷重の作用に伴う該第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置した構成としている。
【0009】
また、本発明が講じた第2の解決手段は、グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備えた合成樹脂製の車両用アシストグリップを前提としている。そして、起立壁を、第1起立壁と、該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成するとともに、第1起立壁を、上記締結孔に対して、グリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置し、該第1起立壁の内面を、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置し、上記起立壁の内面に、取付座の下面から第1起立壁と第2起立壁の連接部に沿って上方へ延びる凹陥部を形成したものである。
【0010】
また、本発明が講じた第3の解決手段は、グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備えた合成樹脂製の車両用アシストグリップを前提としている。そして、起立壁を、第1起立壁と、該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成するとともに、第1起 立壁を、上記締結孔に対して、グリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置し、該第1起立壁の内面を、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置し、上記取付座の下面側に、第1起立壁の下方に位置する中空部を形成したものである。
【0011】
また、本発明が講じた第4の解決手段は、上記第2の解決手段において、各取付部における両第2起立壁間の開口部を閉塞する蓋を取付座にフィルム状ヒンジを介して一体に形成し、かつ、蓋に係合爪を形成すると共に、起立壁の凹陥部を該係合爪と係合する係合溝として構成したものである。
【0012】
−作用−
上記第1の解決手段では、車体に取り付けた車両用アシストグリップに対して衝撃荷重が作用すると、両取付部の起立壁が、グリップ部の形状や該起立壁の形状から定まる支点を中心として倒れようとする。一方、取付座は車体に固定されていて動かないため、衝撃荷重が大きくなると、第2起立壁と取付座との間に、該第2起立壁の末端側(反第1起立壁側)から亀裂が生じ、その亀裂が第1起立壁の方へ徐々に広がっていく。しかし、第1起立壁の内面が、該第1起立壁の倒れ方向と略直交するように形成されているため、亀裂が第1起立壁のところまで進むと、以後は第1起立壁が変形しやすくなり、亀裂の進行が停止する。
【0013】
また、上記第2の解決手段では、第1起立壁と第2起立壁の連接部分に、取付座の下面から上方へ延びる凹陥部を設けているので、第2起立壁の末端側から進んできた亀裂の進行は、凹陥部に達したところで一旦止まる。そして、以後は上述したように第1起立壁が変形しやすくなっているので、第1起立壁の内面と取付座との間に亀裂が入りにくくなる。
【0014】
また、亀裂が第1起立壁のところまで進んだ後は、第1起立壁が倒れるように変形することによって、取付座が第1起立壁の下方の部分において圧縮されることになるが、上記第3の解決手段では、この第1起立壁の下方の部分に中空部を設けているのでその圧縮変形が行われやすくなる。このように、取付座が変形するために、第1起立壁自体の変形量は少なくなる。
【0015】
また、上記第4の解決手段では、フィルム状ヒンジを介して取付座に一体に設けられた蓋は、各取付部における両第2起立壁間の開口部に対して、凹陥部を利用して閉じることができる。
【0016】
【発明の効果】
上記第1の解決手段によれば、取付座と起立壁との間の亀裂の進行を第1起立壁の内面のところで停止させることにより破断を防止することができるうえに、金属製の補強金具等を用いずに合成樹脂材料だけで成形できるから、製造工程が複雑になることもなく、リサイクルも容易である。
【0017】
また、上記第2の解決手段によれば、亀裂の進行を一旦停止させることで第1起立壁と取付座との間に亀裂が入りにくくなり、第3の解決手段によれば、第1起立壁の変形量を少なくすることで該第1起立壁と取付座との間に亀裂が入りにくくなるので、いずれの場合も、衝撃荷重の作用時の車両用アシストグリップの破断をより確実に防止できる。
【0018】
また、上記第4の解決手段によれば、起立壁の内面の凹陥部を利用して蓋を閉じられるようにしているので、蓋を閉じた状態に保持するための別の手段が不要となり、構造が複雑になるのを防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る車両用アシストグリップを、図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】
図1は、本実施形態の車両用アシストグリップ1の斜視図である。この車両用アシストグリップ1は、ポリプロピレン、サーモプラスチックオレフィン、またはポリエチレンなどのリサイクル可能なオレフィン系の合成樹脂材料により一体成形されたもので、全体として横長棒状で、両端部が斜め方向に屈曲ないし湾曲した形状に形成されている。
【0021】
アシストグリップ1は、中間部がグリップ部2として構成され、該グリップ部2は中空に形成されている。また、両端部は、車体に取り付けるための取付部3として構成されている。取付部3は、該取付部3の横断面図である図2及び縦断面図である図3に示すように、ネジ4により車体5に取り付けるための締結孔6が形成された取付座7と、該取付座7に立設されるとともにグリップ部2に連接した起立壁8とが一体的に形成された構成になっている。
【0022】
本実施形態では、グリップ部2は、平面から見たときに、図2に示すように両取付座7の締結孔6を結ぶ中心線L1からオフセットした形状に形成されている。この形状は、アシストグリップ1を車体5に取り付けた状態で握りやすい形状にすることや、デザイン面を考慮して定められたものである。
【0023】
起立壁8は、第1起立壁9と、第1起立壁9の両端に連接して形成された第2起立壁10,11とから、断面略コ字状に形成されている。起立壁8は、このように取付座7の周縁部全体には形成されずに一部が開放されていて、この開放部分からネジ4の締め付け作業を行えるようになっている。この第2起立壁10,11間の開口部分を閉塞するために、取付座7にはフィルム状ヒンジ12を介して蓋13が一体に成形されている。蓋13の内面には、該蓋13を閉じた状態を保つために、係合爪14が形成されている。
【0024】
第1起立壁9は、図2に示すように、取付座7の締結孔6に対して、グリップ部2への衝撃荷重の作用点側、つまりグリップ部2の中点O側に位置するように配置され、第1起立壁9の内面9aは、衝撃荷重の作用に伴う起立壁8の倒れ方向とほぼ直交するように構成されている。より具体的に説明すると、本実施形態では、グリップ部2の中点Oを中心とする円弧Cと、取付座7の外周との接点Pが、上記衝撃荷重が作用したときの支点となるように構成されており、第1起立壁9の内面9aは、この接点Pと締結孔6とを結ぶ線分L2にほぼ直交するように配置されている。
【0025】
ただし、第1起立壁9の内面9aは、衝撃荷重の作用に伴う起立壁8の倒れ方向に対して概ね直交するようになっていれば、この線分L2に対して必ずしも直交していなくてもよい。また、上述の例では、グリップ部2の中点Oを中心とする円弧Cと、取付座7の外周との接点Pが、上記衝撃荷重が作用したときの支点となる旨説明したが、支点の位置は、衝撃荷重の作用点の位置や、グリップ部2の形状や、取付座7の形状などが変われば変化するものであり、上記位置に限定されるものではない。
【0026】
一方、起立壁8の内面側には、第1起立壁9と第2起立壁10,11の連接部に沿って、凹陥部15,16が形成されている。この凹陥部15,16は、取付座7の下面から、第1起立壁9の上端よりも低い位置までの連続した溝として形成されている。凹陥部15,16は、それぞれ、蓋13に形成された係合爪14が上端部に係合するように長さが定められたものであって、該係合爪14との関係において、係合溝を構成している。
【0027】
また、取付座7の下面側には、第1起立壁9の下方に位置する中空部が形成されている。中空部は、複数の小さな縦穴17により構成され、各縦穴17は、図の例では3列に配列されると共に、締結孔6から遠い列ほど深さが深くなるように形成されている。
【0028】
本実施形態の車両用アシストグリップ1は、自動車の助手席側の天井内面コーナー部などに固定した状態で衝撃荷重が加えられると、両取付部3の起立壁8が、上記支点Pを中心として、上記線分L2に沿って作用点側に倒れようとする。アシストグリップ1は、グリップ部2がほぼ一定の断面形状であるのに対して、取付部3の断面形状の変化が大きいため、該取付部で応力集中が生じやすく、特に取付座7の上面から起立壁10が起ち上がった角部に応力集中が生じやすい。このため、荷重が大きくなると、この角部において、第2起立壁10,11の末端側(つまり反第1起立壁側)から亀裂が生じ、この亀裂は、徐々に第1起立壁9の方に広がっていく。
【0029】
一方、亀裂は、凹陥部15,16に達するところまで進行すると一旦停止する。これは、凹陥部15,16を設けたために亀裂が第2起立壁10,11から第1起立壁9に直接には進まず、しかも、第1起立壁9の内面9aが起立壁8の倒れ方向とほぼ直交するように配置されていて、該第1起立壁9が倒れやすくなっているためである。そのうえ、本実施形態では、取付座7が、縦穴17を設けた第1起立壁9の下方の部分において圧縮されて変形することになり、第1起立壁9の変形量が少なくなるため、取付座7と第1起立壁9との間に、さらに亀裂が生じにくくなる。第1起立壁9は、以上のようにして、亀裂が入らない状態で変形可能となる(図4参照)。
【0030】
−実施形態の効果−
このように、本実施形態によれば、金属製の補強金具等を用いずに、合成樹脂材料だけで成形したものでありながら、取付座7と起立壁8との間の亀裂の進行を第1起立壁9の両側の凹陥部15,16で停止させることが可能となり、破断を防止することができる。また、金属製の補強金具等を使用していないので、製造工程が複雑になることもなく、リサイクルも容易である。
【0031】
さらに、起立壁8の内面の凹陥部15,16を、蓋13を閉じる際に係合爪14が係合する係合溝として利用しているので、係合溝と凹陥部15,16を別構成にする場合よりも構造を簡素化できる。
【0032】
−実施形態の変形例−
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施することができる。例えば、上記実施形態では、車両用アシストグリップ1を上方から見て、両締結孔6を結ぶ線分L1に対してグリップ部2をオフセットした形状としているが、グリップ部2が両締結孔6を結ぶ線分L1に沿うように形成してもよい。その場合、第1起立壁9の内面9aが該線分L1とほぼ直交するように形成し、さらに凹陥部15,16や中空部(縦穴)17を形成すれば、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0033】
また、第1起立壁9の内面9aは、完全な平面でなくてもよく、例えば、ある程度は湾曲していてもよい。さらに、起立壁8は、断面略コ字状であると説明したが、この「コ字状」は一部が開放されている形状であることを意味するもので、具体的な形状をコの字形に限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用アシストグリップの斜視図である。
【図2】図1に示した車両用アシストグリップの取付部の横断面図である。
【図3】図1に示した車両用アシストグリップの取付部の縦断面図である。
【図4】図1の車両用アシストグリップにおいて衝撃荷重の作用時に取付部が変形した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車両用アシストグリップ
2 グリップ部
3 取付部
4 ネジ
5 車体
6 締結孔
7 取付座
8 起立壁
9 第1起立壁
10,11 第2起立壁
12 フィルム状ヒンジ
13 蓋
14 係合爪
15,16 凹陥部(係合溝)
17 縦穴(中空部)
Claims (4)
- グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、該取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備え、グリップ部が、平面から見たときに、両取付座の締結孔を結ぶ中心線からオフセットした形状に形成された合成樹脂製の車両用アシストグリップであって、
起立壁は、第1起立壁と該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成され、
第1起立壁は、上記締結孔に対してグリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置され、該第1起立壁の内面は、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置されている車両用アシストグリップ。 - グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、該取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備えた合成樹脂製の車両用アシストグリップであって、
起立壁は、第1起立壁と該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成され、
第1起立壁は、上記締結孔に対してグリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置され、該第1起立壁の内面は、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置され、
上記起立壁の内面には、取付座の下面から第1起立壁と第2起立壁の連接部に沿って上方へ延びる凹陥部が形成されている車両用アシストグリップ。 - グリップ部と、該グリップ部の両側に設けられた取付部とを備え、該取付部が、車体に取り付けるための締結孔が形成された取付座と、該取付座に立設されるとともにグリップ部に連接した起立壁とを備えた合成樹脂製の車両用アシストグリップであって、
起立壁は、第1起立壁と該第1起立壁の両端に連接して形成された第2起立壁とから断面略コ字状に形成され、
第1起立壁は、上記締結孔に対してグリップ部への衝撃荷重の作用点側に配置され、該第1起立壁の内面は、該衝撃荷重の作用に伴う第1起立壁の倒れ方向と略直交するように配置され、
上記取付座の下面側には、第1起立壁の下方に位置する中空部が形成されている車両用アシストグリップ。 - 各取付部における両第2起立壁間の開口部を閉塞する蓋が取付座にフィルム状ヒンジを介して一体に形成され、
上記蓋に係合爪が形成されると共に、起立壁の凹陥部が該係合爪と係合する係合溝として構成されている請求項2記載の車両用アシストグリップ。
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