JP3566834B2 - コークス製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コークス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
製鉄原料として使用するコークスの製造方法では、従来は粘結性の高い粘結炭を約80wt%以上とし、残りの約20wt%以下を粘結性の低い非微粘結炭を配合した原料炭をコークス炉に装入して乾留し、高炉用コークスを製造している。非微粘結炭は粘結炭に比べて資源賦存量が多く安価であるため、前記原料炭中の非微粘結炭の配合割合を増加させることにより原料炭資源の有効利用が図れるとともに、原料炭の価格を低減することができる。そこで、従来より原料炭中の粘結炭配合割合を低減し、非微粘結炭の配合割合を増加させる方法の開発が実施されてきた。
【0003】
粘結剤としてタールを原料炭に添加して乾留することにより、コークスの強度を向上させることができることが知られている。しかし、単に原料炭にタールを添加して乾留するのみではコークス強度の向上は十分ではなく、原料炭への非微粘結炭の配合比率を飛躍的に増加させることは不可能であった。また、タールに含まれる沸点の低い軽質留分は粘結剤として作用することなく、コークス炉内で蒸発して潜熱を奪い、消費熱量が増加する原因となる。
【0004】
従来技術で、タールを全量石炭に添加した場合には石炭をコークス炉内で乾留する際にタール中の軽質留分はコークス炉内で一旦揮発し、上昇管で安水フラッシング時に冷却されて、再度、タール分として回収される。即ち、乾留時の熱効率を悪化させることになる。更に、タールを乾燥炭に添加する場合には、乾燥炭は乾燥工程で高温に熱せられているため、タール中の軽質留分は揮発し、臭気の原因になる。
【0005】
特開昭54−8601号公報ではコールタール、およびコールタールピッチ等を溶剤処理して得られる不溶物を原料炭中に添加することにより、粘結炭の配合割合を節減して良質の原料炭を調整する方法が提案されている。しかし、この方法では溶剤抽出処理が必要なため、ランニングコストが高いという問題点がある。
【0006】
そこで、高炉用コークスの製造コストを低減するために安価な方法で高強度のコークスを製造する方法の開発が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上の様に、原料炭への非微粘結炭の配合比率を高め、安価な方法で高強度のコークスを製造する方法の開発が望まれていた。また、従来技術では、タールを全量石炭に添加した場合には石炭をコークス炉内で乾留する際にタール中の軽質留分はコークス炉内で一旦揮発し、上昇管で安水フラッシング時に冷却されて、再度、タール分として回収される。即ち、乾留時の熱効率を悪化させることになる。更に、タールを乾燥炭に添加する場合には、乾燥炭は乾燥工程で高温に熱せられているため、タール中の軽質留分は揮発し、臭気の原因になる。
本発明は、かかる問題点を解決する高強度コークス製造法を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために、原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有する成分を80wt%以上含むタール重質留分を該原料炭に添加して乾留し、高強度のコークスを製造することを特徴とするコークス製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、その具体的内容について説明する。
図1は本発明に関わる石炭の改質方法および高強度コークスの製造方法を示す図である。
1はコークス炉、2は予熱機、3は減圧装置、4はタール分離改質設備、5は原料炭と粘結剤の混合装置を各々示す。コークス炉1で原料炭を乾留すると、コークスが約70〜80wt%、とタールが約3〜5wt%程度発生する。残りはガスと安水である。コークス炉1で発生するタールは予熱機2で加熱された後、タール分離改質設備4により軽質留分と重質留分に分離した後、重質留分を混合設備5に送液する。タール分離改質設備4内の圧力は、減圧装置3により調整する。
ここで、軽質留分とはBTX、フェノール類、ナフタリン類等であり、これらの成分は化学原料として付加価値の高いものである。これに対して重質留分とはクレオソート油、アントラセン油、中ピッチ等が主成分である。
原料炭は3mm以下の粒度が75〜80wt%程度以上となるように予め粒度調整しておく。原料炭の水分を低下させるとコークス炉に装入した際の嵩密度が増加し、コークス強度が向上するため、原料炭の水分は0〜6wt%、好ましくは3wt%以下に乾燥することが好ましい。
原料炭と前記タールをタール分離改質設備で分離し得られたタール重質留分を混合装置5で混合した後、コークス炉1に装入して乾留し、コークスを製造する。
【0010】
本発明者は図1に示すようなコークス製造プロセスをシミュレート可能な乾留試験装置により、表1に示す性状の石炭を用いてコークスを製造する方法について検討した。
本発明者が鋭意検討した結果、タールを蒸留してタール中の低沸点成分を除去し、原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有するタール重質留分を80wt%以上、さらに好ましくは90wt%以上含むタール重質留分を該原料炭に添加することにより、原料炭加熱時の膨張性、および流動性が著しく向上し、この結果、コークス強度が大幅に向上することが判明した。
【0011】
【表1】
【0012】
本発明者は、タール分離改質設備により分離した重質留分の沸点成分及び該成分の含有割合と、原料炭の膨張性、流動性改善効果及びコークス強度向上効果との関係について調査した。
【0013】
表2に原料炭に添加したタール留分の沸点と原料炭の膨張性の関係を調査した結果の例を示す。原料炭の軟化開始温度より150〜250℃低い沸点を有するタール留分を前記原料炭に3wt%添加した場合(ケースA)、および原料炭の軟化開始温度より150〜50℃低い沸点を有するタール留分を前記原料炭に3wt%添加した場合(ケースB)では、両者とも全膨張率の増加は認められない。これに対して、原料炭の軟化開始温度より50℃低い沸点以上を有するタール留分を前記原料炭に3wt%添加した場合(ケースC)は、全膨張率が28%から47%に大幅に増加した。
そこで、原料炭に添加するタール重質留分の沸点は該原料炭より50℃低い温度以上に規定する。
【0014】
【表2】
【0015】
さらに、表3および図2に例を示すように原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有するタール重質留分を80wt%以上含むタール重質留分を該原料炭に添加することにより該原料炭を加熱した場合の膨張性、および流動性の向上効果が著しく、かつ流動範囲が拡大する。特に原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有するタール重質留分を90wt%以上含むタール重質留分を添加することが好ましい。この結果、図3に例を示すようにコークス強度が大幅に向上することが判明した。
そこで、原料炭に添加するタール重質留分の性状は、原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有するタール重質留分の添加割合を80wt%以上、特に好ましくは90wt%以上と規定する。
【0016】
【表3】
【0017】
従来技術で、タールを全量石炭に添加した場合には原料炭をコークス炉内で乾留する際にタール中の軽質留分はコークス炉内で一旦揮発し、上昇管で安水フラッシング時に冷却されて、再度、タール分として回収される。即ち、乾留時の熱効率を悪化させることになるが、本発明ではタール中の軽質留分を除去してから原料炭に添加するために、乾留時の熱効率が向上する。
【0018】
石炭の軟化開始温度は、炭種によって異なるが、コークス炉用原料炭として使用される石炭では非微粘結炭を含めても約400℃程度が下限である。
この結果、本発明の方法によりタール分離改質設備より回収されるタール中の軽質留分は化学原料として有効に利用するとともに、タール重質留分は原料炭の粘結剤として使用することにより大きなメリットを創出することが可能となる。
【0019】
コークス炉で原料炭を乾留時に発生するタールからタール重質留分を安定的に分離回収する方法としては、減圧蒸留方法、および常圧蒸留方法、溶剤抽出方法等があるが、運転制御性が容易なことから常圧蒸留方法および減圧蒸留が好ましく、特に蒸留塔内のコーキングを防止する観点から減圧蒸留方法が好ましい。
その中でも、減圧蒸留方法により前述したようにタールから軽質留分を除去し、所定の沸点以上のタール重質留分を回収する方法が特に望ましい。
【0020】
タール重質留分の添加量は原料炭に対して重量比で1〜6wt%程度が適当であり、特に3〜5wt%が好ましい。添加量が1wt%未満では粘結剤添加によるコークス強度の向上効果が少ない。また、添加量が6wt%超では原料炭をコークス炉に装入した際の嵩密度が低下するために、コークス強度が低下する原因となる。
【0021】
そこで、具体的に本技術を適用する方法について検討した。図1に本発明に関するコークス製造設備のフローを示す。コークス炉1で発生したタールをタール分離改質設備4で蒸留してタール中の軽質留分を除去し、原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有する成分を80wt%以上含むタール重質留分を得る。通常、コークス炉からのタールの発生量は対装入炭あたり3〜4wt%程度である。
【0022】
本発明者が鋭意検討した結果、タール中の軽質留分を除去することにより60〜200℃に予熱した原料炭に添加しても軽質留分の揮発が防止されるため、混合設備における臭気等が低減され、環境対応力が向上する。
【0023】
【実施例】
〔実施例1〕
本発明の方法に従って、表1に性状を示す非微粘結炭を40wt%、粘結炭を60wt%含む原料炭(軟化開始温度410℃)を水分3%に乾燥した後にミキサーでタール重質留分を原料炭に対して3wt%添加した後、コークス炉に装入して炉温1150℃で18時間で乾留した。原料炭に添加したタール重質留分はタールを減圧蒸留設備で塔頂温度230℃、塔頂圧力300torrで蒸留した減圧蒸留塔塔底からの流出液で、沸点360℃(常圧)以上の成分の割合が82%のものである。この結果、石炭の流動性(Log〔MF/DDPM〕)は図2に示すように、タール重質留分を添加しない場合の2.01から2.51に、全膨張率は表3に示すように、28%から47%に大幅に向上した。コークス炉で乾留後、得られたコークスのDI150 15 は85.2%、CSRは61.7%と高く、高強度のコークスが製造できた。本実施例における乾留中の消費熱量は、軽質留分を除去しないタールを3wt%添加した場合と比較し、原料炭トン当たり5Mcalの減少となり、コークスを製造する所要熱量の約1%の削減が実現した。
【0024】
〔実施例2〕
本発明の方法に従って、表1に性状を示す非微粘結炭を40wt%、粘結炭を60wt%含む原料炭(軟化開始温度410℃)を水分3%に乾燥した後、ミキサーでタール重質留分を原料炭に対して3wt%添加した後、コークス炉に装入して炉温1150℃で18時間で乾留した。原料炭に添加したタール重質留分はタールを減圧蒸留設備で塔頂温度300℃、塔頂圧力280torrで蒸留した減圧蒸留塔塔底からの流出液で、沸点360℃(常圧)以上の成分の割合が91wt%のものである。この結果、原料炭の流動性(Log〔MF/DDPM〕)は図2に示すように、タール重質留分を添加しない場合の2.01から3.05に、全膨張率は表3に示すように28%から54%に大幅に向上した。コークス炉で乾留後、得られたコークスのDI150 15 は85.5%、CSRは64.3%と高く、高強度のコークスが製造できた。本実施例における乾留中の消費熱量は、軽質留分を除去しないタールを3wt%添加した場合と比較し、原料炭トン当たり8Mcalの減少となり、コークスを製造する所要熱量の約1.5%の削減が実現した。
【0025】
〔比較例1〕
表1に性状を示す非微粘結炭を40wt%、粘結炭を60wt%含む原料炭を水分5%に乾燥した後、コークス炉に装入して1150℃、18時間で乾留した。この結果、得られたコークスのDI150 15 は82.1%、CSRは51.1%と低く、高炉用コークスとしては強度不足であった。
【0026】
〔比較例2〕
表1に性状を示す非微粘結炭を40wt%、粘結炭を60wt%含む原料炭(軟化開始温度410℃)を水分5%に乾燥した後、沸点360℃以上のタール成分を70wt%含むタール重質留分を原料炭に対して2wt%添加した後、コークス炉に装入して1150℃、18時間で乾留した。この結果、原料炭の流動性(Log〔MF/DDPM〕)は図2に示すように、タール重質留分を添加しない場合の2.01から2.25に、全膨張率は表3に示すように28%から34%に大幅に向上した。しかし、得られたコークスのDI150 15 は82.5%、CSRは54.2%と低く、高炉用コークスとしては強度不足であった。
【0027】
本発明において、コークス強度のうち、ドラム強度(DI150 15 )はJIS
K 2151に規定されているドラム強度試験法により測定し、コークス試料を150回転後に15mm篩上に残存した重量比で表したものである。また、ガス反応後強度(CSR)とは、コークスノート(社団法人燃料協会コークス部会編、1988年版)p.218に示されているように、粒度20±1mmに調整したコークス試料を1100℃でCO2 と2時間反応させた後のコークスについてI型強度試験機で600回転させた後、10mmの篩にかけて、その篩上に留まった質量を百分率で表した値である。
また、非微粘結炭とは粘結力指数(CI)が80%未満の石炭を示す。粘結力指数(CI)とは石炭利用技術用語辞典(社団法人燃料協会編、昭和58年版)p.255に記載されているように0.25mm以下の石炭1gに0.25〜0.30mmの粉コークス9gを混ぜ、磁性るつぼで900℃、7分間加熱した後、0.42mmで篩い分けし、篩上に残存した重量比を百分率で表示する方法である。
さらに、石炭の膨張性とはJIS M 8801に記載されているディラトメーターにより測定した全膨張率の値である。
本発明において石炭の流動性とはJIS M 8801に記載されているギーセラープラストメーターにより測定した最高流動度をLog指数で表した値である。
また、本発明において石炭の軟化開始温度とはJIS M 8801に記載されているギーセラープラストメーターにより測定した軟化開始温度である。
【0028】
【発明の効果】
以上の様に、本発明により、石炭の軟化溶融性を大幅に改善することが可能となり、この結果、コークス強度を大幅に向上させることが可能となった。本発明ではタール中の軽質留分を除去してから原料炭に添加するために、乾留時の熱効率が向上する。タール中の軽質留分を除去することにより60〜200℃に予熱した原料炭に添加しても軽質留分の揮発が防止されるため、混合設備における臭気等が低減され、環境対応力が向上する。本発明の技術的、経済的な効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するコークス製造プロセスのフローを示す図。
【図2】本発明を適用した場合の石炭の改質効果を示す図。
【図3】本発明を実施例1および実施例2に適用した場合のコークス強度向上効果を示す図。
【符号の説明】
1:コークス炉
2:予熱機
3:減圧装置
4:タール分離改質設備
5:混合装置
Claims (1)
- 原料炭の軟化開始温度よりも50℃低い温度以上の沸点を有する成分を80wt%以上含むタール重質留分を該原料炭に添加して乾留し、高強度のコークスを製造することを特徴とするコークス製造方法。
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