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JP3563066B2 - 電源装置及びそれを備えた携帯機器 - Google Patents

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JP3563066B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフトスタート機能を有する直流−直流変換型の電源装置及びその電源装置を備える携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話、PDAやパソコンなどの携帯機器では、共通のバッテリを電源として、種々の構成部分、例えば表示部、通信部、制御部(CPU)等ごとに、それぞれ所定の電圧を発生する直流−直流変換型の電源回路部を備えており、これらの電源回路部は、個々に動作及び停止が制御されるように構成されている。そして、その時点で出力電圧が不要な電源回路部は停止させておき、出力電圧が必要となったときに動作させるように構成されることが多い。このように、出力電圧が必要な時にのみ、その電源回路部を動作させることにより、それら電源回路部の電源であるバッテリの長寿命化を計ることができる。
【0003】
電源回路部としては、シリーズパス型直流電源や、昇圧型スイッチング直流電源、降圧型スイッチング直流電源等があるが、いずれの形式の直流電源においても動作開始の起動時に大電流が消費されるから、電圧降下により電源電圧が低下し、不安定になる。この電源電圧の変動は、電源回路部が起動する都度生じることになるから、これらの電源回路部が組み込まれている半導体装置中の制御回路等の動作に、誤動作を惹起するなどの悪影響を与えることがある。電源用バッテリの容量に電流変化にも耐えられるように余裕を持たせられればそのような変動を避けることはできるが、例えば携帯機器用など小型化、軽量化が求められる半導体装置では、余裕を持たせることは困難である。
【0004】
このような影響を避けるために、電源回路部の起動時には、その出力電圧を徐々に大きくする、いわゆるソフトスタートを行うことになる。このソフトスタートの手段としては、一般的に、電源回路部への基準電圧を零から徐々に大きくすることにより行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
電源回路部がその半導体装置中に1つしかない場合には、基準電圧を徐々に大きくするソフトスタートで特に問題はない。しかし、複数の電源回路部を有し、それぞれが個別に動作・停止制御される電源装置の場合には、事情が異なる。即ち、その基準電圧を他の電源回路部でも利用している場合には、1つの電源回路部がオンするたびに、ソフトスタートさせるために基準電圧が変動することになるから、他の電源回路部でもその変動の影響を受けることになってしまう。
【0006】
このような意図しない変動を避けるためには、基準電圧源を複数使用して、動作開始する電源回路部への基準電圧のみを徐々に立ち上げるようにする方法がとられる。しかし、複数の基準電圧源を設けることは、そのための回路の専有面積が大きくなるし、その基準電圧源による消費電流も大きくなるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、基準電圧源の基準電圧を変更することなく一定値に維持しつつ、動作・停止制御される電源回路部のソフトスタートを行うことを可能にして、電源電圧の変動を抑制し、かつ基準電圧を変更する必要を無くした、直流−直流変換型の電源装置及びその電源装置を備える携帯機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の直流−直流変換型の電源装置は、直流電源の電源電圧を所定の出力電圧に変換して出力する直流−直流変換型の電源装置であって、基準電圧源と、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能な電圧設定器を有し、当該電源装置の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定することを特徴とする。
【0009】
この本発明の請求項1の直流−直流変換型の電源装置によれば、その起動時において、出力電圧がフィードバックされて入力される、誤差増幅器の第2入力端子が、一定時間だけ、この電源装置の出力電圧が出力されない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧に設定される。その後、帰還回路のコンデンサに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって変化していく。したがって、基準電圧を何ら変更することなく、単に、誤差増幅器の第2入力端子を特定電圧点に接続するだけでソフトスタートを実現することができる。
【0010】
また、ソフトスタートをさせるために基準電圧を連続的に変更するためのソフトスタート回路が不要となる。
【0011】
本発明の請求項2の直流−直流変換型の電源装置は、直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出力電圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、共通の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源装置であって、前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々は、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能であり、当該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定する電圧設定器を有する、ことを特徴とする。
【0012】
この本発明の請求項2の直流−直流変換型の電源装置によれば、共通の電源により駆動され、動作及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部に対して、電圧を変更する必要のない基準電圧源を共通に接続することができる。また、個々の電源回路部の動作開始時には、出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子が、一旦、この電源回路部の出力電圧が出力されない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧に設定され、その後、帰還回路のコンデンサに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって変化し、自動的にソフトスタートを実現することができる。したがって、バッテリー等の共通の電源にほとんど影響を与えることなく、当該電源回路部の動作を開始することができる。
【0013】
本発明の請求項3の携帯機器は、直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出力電圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、共通の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源装置を備える携帯機器であって、前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々は、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能であり、当該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定する電圧設定器を有する、ことを特徴とする。
【0014】
この本発明の請求項3の携帯機器によれば、請求項2に記載の直流−直流変換型電源装置を含んで構成されるから、特にバッテリーで駆動され、低消費電力化、小型化、軽量化が要請される携帯電話、PDAやパソコンなどの電源装置として、好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の直流−直流変換型電源装置の実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。なお、本明細書においては、各々の電圧は、グランドとの間の電圧を意味している。
【0016】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る、直流−直流変換型電源装置の全体回路構成を示す図である。図2は、第1の実施の形態で好適に用いられるプルアップ回路の構成を示す図であり、また、図3は第1の実施の形態における主要部のタイミングチャートである。
【0017】
図1の直流−直流変換型電源装置は、複数の直流−直流変換型電源回路部10、20、30と、これらの電源回路部10、20、30に共通に基準電圧Vrefを供給する基準電圧源40を備えている。なお、コンデンサCrは基準電圧をより安定化するために設けられている平滑用コンデンサである。
【0018】
この直流−直流変換型電源装置は、例えば、携帯電話、PDAやパソコンなどの携帯機器の電源装置として用いられる。各々の電源回路部10、20、30は、表示部、通信部、制御部(CPU)等種々の構成部分用に用意され、それぞれ所定の出力電圧V1、V2、V3を出力する。
【0019】
そして、各々の電源回路部10、20、30は、出力電圧が必要なときに動作させ、出力電圧が不要な期間は不動作とするように、動作信号ON、停止信号OFFにより個別に動作・停止が制御される。これら電源回路部は、3個として示しているが、この数は例示であり任意の個数とすることができ、場合によっては1個でもよい。
【0020】
各電源回路部10、20、30は、同様な回路構成とすることができるので、以下、電源回路部10について詳しく説明する。
【0021】
電源回路部10において、演算増幅器OP1の非反転入力端子+には基準電圧源40からの基準電圧Vrefが入力される。この基準電圧Vrefは、他の電源回路部20、30にも共通に入力されるので、常時一定の電圧値に維持される。
【0022】
演算増幅器OP1の反転入力端子−には入力抵抗Riを介して出力電圧V1に比例した電圧がフィードバックされて入力される。この例では、出力電圧V1を分圧抵抗R1と分圧抵抗R2で分圧した電圧を、バッファB1を介してフィードバックしている。
【0023】
また、演算増幅器OP1の反転入力端子−と出力端子との間に帰還コンデンサCfと帰還抵抗Rfが設けられている。これら演算増幅器OP1、入力抵抗Ri、帰還コンデンサCf、帰還抵抗Rfにより誤差増幅器が構成されている。
【0024】
プルアップ回路13は、演算増幅器OP1の反転入力端子−と電源電圧Vddとの間に設けられており、動作信号ON、停止信号OFFに応じて動作・停止が制御される。さらに、停止状態から動作状態に変わったときに、一定時間だけオンして演算増幅器OP1の反転入力端子−を基準電圧Vrefよりも高い電圧、即ち電源電圧Vddに向けてプルアップし、その後オフする。このとき、帰還コンデンサCfはプルアップ回路13のオンにより一旦電源電圧Vddに充電され、そのオフにより帰還抵抗Rfなどにより徐々に放電されるから、反転入力端子−の反転入力iも電源電圧Vddから基準電圧Vrefに向けて徐々に低下していく。
【0025】
比較器CP1は、演算増幅器OP1の出力iiiを反転入力に受け、発振回路11の三角波信号iiを非反転入力に受けてそれら両入力を比較して、パルス幅制御された比較器出力ivを発生し、ドライバ12に入力する。
【0026】
スイッチング用P型MOSトランジスタQ1とスイッチング用N型MOSトランジスタQ2が電源電圧Vddとグランド間に直列に接続され、これらMOSトランジスタQ1、Q2が比較器出力ivに応じたドライバ12からの駆動パルスにより交互にオン・オフ制御される。これらMOSトランジスタQ1、Q2の接続点電圧が、平滑コイルLoと平滑コンデンサCoとにより平滑されて、電源電圧Vddが降圧された出力電圧V1が出力される。
【0027】
図2は、定電流源を用いて構成したプルアップ回路13の構成例を示す図である。
【0028】
この図2において、定電流源13−1と定電流源13−2は、動作信号ON、停止信号OFFに応じて制御される。定電流源13−1はその定電流I1によりコンデンサC1を充電する。定電流源13−2の定電流I2は、ゲートにバイアス電圧Vbが印加されるP型MOSトランジスタQ7と、ゲートにコンデンサC1の充電電圧Vc1が印加されるP型MOSトランジスタQ8のいずれかに流れる。バイアス電圧Vb>充電電圧Vc1の間は、定電流I2はMOSトランジスタQ8を流れるが、バイアス電圧Vb<充電電圧Vc1となると、定電流I2はMOSトランジスタQ7を流れるようになる。
【0029】
MOSトランジスタQ8を流れる定電流I2は、N型MOSトランジスタQ6に流れ、このMOSトランジスタQ6とカレントミラー構成に接続されているN型MOSトランジスタQ5に定電流I2に比例した定電流が流れる。さらに、MOSトランジスタQ5を流れる定電流は、P型MOSトランジスタQ4に流れ、このMOSトランジスタQ4とカレントミラー構成に接続されているP型MOSトランジスタQ3に定電流I2に比例した定電流が流れるようになる。
【0030】
したがって、図2のプルアップ回路13では、動作信号ONが供給されると、充電電圧Vc1が零電圧から徐々に上昇する。充電電圧Vc1が、バイアス電圧Vbに達するまでは、MOSトランジスタQ3は定電流I2に比例した電流を流すように作用するから、演算増幅器OP1の反転入力端子−は、ほぼ電源電圧Vddにプルアップされる。このプルアップにより、演算増幅器OP1の出力iiiは低くなっているから、帰還コンデンサCfはやはりほぼ電源電圧Vddに充電される。
【0031】
一定時間が経過し、充電電圧Vc1がバイアス電圧Vbに達すると、結果としてMOSトランジスタQ3はオフするから、電源電圧Vddへのプルアップは終了する。ただ、演算増幅器OP1の反転入力端子−の電圧は、帰還コンデンサCfに充電された電荷が帰還抵抗Rf、入力抵抗Ri等を介して放電されるから、その放電時定数にしたがって、徐々に低下する。
【0032】
動作信号ONが供給されてからMOSトランジスタQ3がオフするまでのプルアップされている時間は、定電流I1による定電流充電によるから、正確に設定することができる。なお、停止信号OFFが供給されると、定電流源13−1と定電流源13−2がオフされるから、プルアップ回路13の消費電流は無くなる。
【0033】
さて、以上の図1、図2のように構成される第1の実施の形態に係る直流−直流電圧変換型電源装置の動作について、図3のタイミングチャートも参照して説明する。
【0034】
複数の電源回路部10、20、30は、それぞれ動作信号ON或いは停止信号OFFが供給されている。動作信号ONが供給されている電源回路部は、基準電圧源40から基準電圧Vrefを受けて、それぞれ所定の出力電圧を発生している。
【0035】
ここで、電源回路部10が動作状態にあるとすると、演算増幅器OP1等から構成されている誤差増幅器に、出力電圧V1を分圧してフィードバックされた電圧と基準電圧Vrefとが比較増幅される。なお、起動時から一定時間以上過ぎた定常状態では、プルアップ回路13はオフしている。
【0036】
その誤差増幅器の出力電圧iiiと発振回路11の三角波出力とが比較器CP1で比較され、誤差増幅器の出力電圧iiiに応じた幅で定周期のパルス出力ivがドライバ12に供給される。ドライバ12は、そのパルス出力ivの幅に応じてMOSトランジスタQ1、Q2をオン/オフスイッチング制御し、平滑コイルLoと平滑コンデンサCoで平滑して、所定の値の出力電圧V1を出力する。
【0037】
動作状態にある電源回路部10に停止信号OFFが供給されると、この停止信号OFFにより、電源回路部10の各構成要素、即ち、演算増幅器OP1、比較器CP1、バッファB1、発振回路11、ドライバ12、プルアップ回路13は全てオフされ、電流を消費しないようにされる。これにより、平滑コンデンサCoの電荷は分割抵抗R1、R2や図示しない負荷回路を介して放電され、出力電圧V1は低下していく。なお、ドライバ12は、MOSトランジスタQ1、Q2の両方がオフする状態の出力信号を発生することがよい。
【0038】
出力電圧V1が再び必要になると、電源回路部10に動作信号ONが供給される。この動作信号ONの供給により、その内部の各構成要素には電源電圧が供給され動作可能になる。
【0039】
この場合、急激な電流増加を避けるためにソフトスタートを行う。まず、プルアップ回路13に動作信号ONが供給されると、定電流源13−1と定電流源13−2が定電流を流し始める。コンデンサC1は定電流I1により充電が開始されるが、この時点t1ではその充電電圧Vc1はバイアス電圧Vbより当然低いからMOSトランジスタQ8はオンしており、MOSトランジスタQ3もオンしている。
【0040】
したがって、時点t1で、図3(a)のように、演算増幅器OP1の反転入力端子−はほぼ電源電圧Vddにプルアップされる。電源電圧Vddは基準電圧Vrefよりも十分に高いから演算増幅器OP1の出力電圧は低い値にある。この結果、帰還コンデンサCfはほぼ電源電圧まで充電されることになる。
【0041】
このプルアップされている状態は、コンデンサC1の充電電圧Vc1がバイアス電圧Vbに達して、MOSトランジスタQ7がオンに、MOSトランジスタQ8がオフに切り替わり、MOSトランジスタQ3がオフされる時点t2まで、継続される。
【0042】
この時点t1から時点t2までのプルアップ時間は、動作信号ONの供給を受けた各構成要素の動作準備が整うまでの時間に応じて決定される。この実施の形態では、プルアップ時間はコンデンサC1への定電流充電により決定されるから、その時間を正確に決定することができる。
【0043】
プルアップが終了した時点t2から、帰還コンデンサCfに充電されている電荷が徐々に放電されていく。この放電時定数は、帰還コンデンサCf及び帰還抵抗Rf、入力抵抗Ri等により決まる。演算増幅器OP1の反転入力端子−の電圧iは、電源電圧Vddから非反転入力端子+の基準電圧Vref(仮想接地の電圧)に向かって徐々に低下していく。
【0044】
演算増幅器OP1の出力、即ち比較器CP1の反転入力端子−への入力iiiは、図3(b)に示されるように、演算増幅器OP1の反転入力端子−の電圧iがその非反転入力端子+の基準電圧Vrefに近づいた時点t3から徐々に立ち上がって行く。この比較器CP1の反転入力端子−への入力iiiの立ち上がり時定数は、主に帰還抵抗Rfと帰還コンデンサCfとにより定まる。
【0045】
そして、比較器CP1の反転入力端子−への入力iiiが非反転入力端子+に供給されている三角波信号iiと交叉し始めた時点t4から、図3(c)に示されるように、比較器CP1の出力パルスivが発生される。そして、その出力パルスivのパルス幅が時間とともに広くなっていく。
【0046】
この出力パルスivのパルス幅に応じて、スイッチング用のMOSトランジスタQ1、Q2の駆動時間が制御される。そして、MOSトランジスタQ1、Q2からの電流は平滑コイルLoと平滑コンデンサCoの作用により平滑されて、平滑コンデンサCoに充電される。したがって、出力電圧V1は、図3(d)のように、零電圧から所定の電圧値に向かって滑らかに大きくなっていく。
【0047】
このように、第1の実施の形態の直流−直流変換型電源装置は、半導体装置に作り込まれ、共通の電源により駆動される複数の直流−直流変換型電源回路部10、20、30に対して、基準電圧Vrefを変更する必要のない基準電圧源40を共通に接続することができ、かつ複数の直流−直流変換型電源回路部は、動作及び停止が個々に制御されることができる。
【0048】
そして、個々の電源回路部(例えば、10)の動作開始時には、出力電圧V1がフィードバックされて入力される演算増幅器OP1の反転入力端子−が、一旦、この電源回路部の出力電圧が出力されない状態の電圧、例えば基準電圧Vrefよりも高い電源電圧Vddに設定され、その後、帰還回路の帰還コンデンサCfに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧refに向かって変化し、自動的にソフトスタートを実現することができる。
【0049】
これにより、バッテリー等の共通の電源にほとんど影響を与えることなく、任意の電源回路部の動作/停止を制御することができる。したがって、特にバッテリーで駆動され、低消費電力化、小型化、軽量化が要請される携帯電話、PDAやパソコンなど携帯機器の電源装置として好適である。
【0050】
また、プルアップ回路13により、動作信号ONに応じて、他の構成要素の動作準備期間に相当する時間だけ不動作状態に維持する。この時間はコンデンサC1を定電流I1により充電することにより得るから、正確に設定することができる。そして、その時間が経過した後に自動的にソフトスタートするから、電源回路部を確実かつ安定に起動することができる。
【0051】
図4は、プルアップ回路の他の構成例を示す図である。この図4のプルアップ回路13Aは、図2のプルアップ回路13が定電流源を用いた定電流動作であったのに対して、電圧動作させるようにしたものである。
【0052】
図4において、P型MOSトランジスタQ10と抵抗R3とコンデンサC2が電源電圧Vddとグランド間に直列に接続されている。MOSトランジスタQ10のゲートに動作信号ON、停止信号OFFが供給される。また、電源電圧Vddと演算増幅器OP1の反転入力端子−との間にP型MOSトランジスタQ9が接続され、そのゲートが抵抗R3とコンデンサC2との接続点に接続されている。このMOSトランジスタQ9が、図2のプルアップ回路のMOSトランジスタQ3に対応している。
【0053】
動作信号ONが供給されると、MOSトランジスタQ10がオンして抵抗R3、コンデンサC2の時定数に応じて、コンデンサC2の充電電圧Vc2が上昇する。この充電電圧Vc2が、MOSトランジスタQ9の閾値に達するまでは、MOSトランジスタQ9はオンして、演算増幅器OP1の反転入力端子−をほぼ電源電圧Vddにプルアップする。
【0054】
充電電圧Vc2が、MOSトランジスタQ9の閾値に達すると、MOSトランジスタQ9はオフし、プルアップは終了する。その他の動作は、図1〜図3で説明したことと同様である。
【0055】
この図4のプルアップ回路によれば、図2のプルアップ回路に比較して、時間精度は低下するが、簡易に構成することができる。
【0056】
なお、以上の実施の形態では、起動時に、演算増幅器OP1の入力端子の電圧を所定の電圧(電源電圧Vdd)にプルアップすることとしている。これは、スイッチング用のMOSトランジスタQ1、Q2を駆動するドライバ12の論理設定が、所定の電圧にプルアップした場合に電源装置の出力電圧が出力されない設定となっていることを前提としている。したがって、ドライバ12の論理設定が、所定の電圧にプルダウンした場合に電源装置の出力電圧が出力されない設定となっている場合には、所定の電圧(例えばグランド電圧)にプルダウンするプルダウン回路を用いることになる。プルダウン回路を構成することは、図2或いは図4の変形により容易にできる。
【0057】
いずれにしても、直流−直流変換型電源回路部の起動時において、出力値がフィードバックされて入力される、誤差増幅器の第2入力端子が、一定時間だけ、この電源装置の出力電圧が出力されない状態の電圧に設定されるように、プルアップもしくはプルダウンすればよい。
【0058】
また、以上の実施の形態では、直流−直流変換型電源回路部として、降圧型スイッチング直流電源を使用することとして説明したが、電源回路部としては、降圧型スイッチング直流電源に限ることなく、シリーズパス型直流電源や、昇圧型スイッチング直流電源等でも良く、帰還コンデンサを有している誤差増幅器を用いるものであれば同様に適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
請求項1記載の直流−直流変換型電源装置によれば、その起動時において、出力電圧がフィードバックされて入力される、誤差増幅器の第2入力端子が、一定時間だけ、この電源装置の出力電圧が出力されない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧に設定される。その後、帰還回路のコンデンサに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって変化していく。したがって、基準電圧を何ら変更することなく、単に、誤差増幅器の第2入力端子を特定電圧点に接続するだけでソフトスタートを実現することができる。
【0060】
また、ソフトスタートをさせるために基準電圧を連続的に変更するためのソフトスタート回路が不要となる。
【0061】
請求項2の直流−直流変換型電源装置によれば、共通の電源により駆動され、動作及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部に対して、電圧を変更する必要のない基準電圧源を共通に接続することができる。また、個々の電源回路部の動作開始時には、出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子が、一旦、この電源回路部の出力電圧が出力されない状態の電圧、例えば基準電圧よりも高い電圧に設定され、その後、帰還回路のコンデンサに充電された電荷の放電にしたがって徐々に基準電圧に向かって変化し、自動的にソフトスタートを実現することができる。したがって、バッテリー等の共通の電源にほとんど影響を与えることなく、当該電源回路部の動作を開始することができる。
【0062】
請求項3の携帯機器によれば、請求項2に記載の直流−直流変換型電源装置を含んで構成されるから、特にバッテリーで駆動され、低消費電力化、小型化、軽量化が要請される携帯電話、PDAやパソコンなどの電源装置として、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る、直流−直流変換型電源装置の全体回路構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態で好適に用いられるプルアップ回路の構成例を示す図。
【図3】第1の実施の形態における主要部のタイミングチャート。
【図4】プルアップ回路の他の構成例を示す図。
【符号の説明】
10、20、30 直流−直流変換型電源回路部
11 発振回路
12 ドライバ
13、13A プルアップ回路
13−1、13−2 定電流源
40 基準電圧源
OP1 演算増幅器
CP1 比較器
Ri 入力抵抗
Rf 帰還抵抗
Cf 帰還コンデンサ
B1 バッファ
Q1〜Q10 MOSトランジスタ
Lo 平滑コイル
Co、Cr 平滑コンデンサ
C1 コンデンサ
R1〜R3 抵抗
Vdd 電源電圧
Vref 基準電圧

Claims (3)

  1. 直流電源の電源電圧を所定の出力電圧に変換して出力する直流−直流変換型の電源装置であって、
    基準電圧源と、
    前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、
    前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能な電圧設定器を有し、
    当該電源装置の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定することを特徴とする、直流−直流変換型の電源装置。
  2. 直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出力電圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、共通の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源装置であって、
    前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々は、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能であり、当該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定する電圧設定器を有する、
    ことを特徴とする直流−直流変換型の電源装置。
  3. 直流電源の電源電圧をそれぞれ所定の出力電圧に変換して出力するとともに、動作及び停止が個々に制御される複数の直流−直流変換型電源回路部と、共通の基準電圧源と、を有する直流−直流変換型の電源装置を備える携帯機器であって、
    前記複数の直流−直流変換型電源回路部の各々は、前記基準電圧源からの基準電圧が入力される第1入力端子、前記出力電圧がフィードバックされて入力される第2入力端子と、出力端子、前記第2入力端子と前記出力端子との間に接続されたコンデンサを含む帰還回路を有し、前記第1入力端子と前記第2入力端子間の差電圧を増幅して前記出力端子に出力する誤差増幅器と、前記第2入力端子に接続され、この第2入力端子の電圧を、前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定可能であり、当該直流−直流変換型電源回路部の起動時に、前記電圧設定器を駆動し、予め定められた時間だけ、前記第2入力端子の電圧を強制的に前記出力電圧が出力されない状態の電圧に設定する電圧設定器を有する、
    ことを特徴とする、直流−直流変換型の電源装置を備える携帯機器。
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