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JP3560776B2 - 色種判別装置 - Google Patents

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JP3560776B2
JP3560776B2 JP17730297A JP17730297A JP3560776B2 JP 3560776 B2 JP3560776 B2 JP 3560776B2 JP 17730297 A JP17730297 A JP 17730297A JP 17730297 A JP17730297 A JP 17730297A JP 3560776 B2 JP3560776 B2 JP 3560776B2
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  • Image Analysis (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルカラー複写機や多色入力および多色印刷が可能な印刷機器等に用いられる原稿の色種判別装置に関し、特に、原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみからなるモノクロ原稿であるかを判定するための色種判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ディジタルカラー複写機がカラー画像の複写を行う場合、先ず原稿がスキャンされてイエロー、マゼンタ、およびシアンの3色に対応する画像信号が得られる。そして、上記画像信号に基づき、上記3色のトナーによって複写画像が形成される。そして、このような3色のトナーを用いるディジタルカラー複写機では、黒色の画素に対しても上記3色のトナーが用いられる。
【0003】
しかしながら、上述のように、黒色の画素を3色のトナーで再現する場合、黒色のトナーを用いる場合に比べてトナーの消費量が増大したり、微妙な色ずれによって画像の輪郭がぼける等の問題がある。これらの問題は、上記ディジタルカラー複写機を用いて、例えば文字原稿のようなモノクロ原稿を複写する場合に、特に顕著になる。
【0004】
そこで、現在市販されているディジタルカラー複写機の中には、原稿をプリスキャンすることによりその画像データを読み取り、読み取った画像データから大局的に原稿が有彩色情報を含むカラー画像であるか、または無彩色情報のみからなるモノクロ原稿であるかを自動的に判別する機能を有する色種判別装置を備えたものが存在する。
【0005】
かかる色種判別装置では、一般的には、読み取った画像データが一旦画像メモリに記憶され、記憶されたデータは各画素ごとにイエロー(以下、単に“Y”と示す)、マゼンタ(以下、単に“M”と示す)およびシアン(以下、単に“C”と示す)に分解され、その成分比が調整され、その結果に基づいて、原稿がカラー原稿であるかモノクロ原稿であるかが判別される。一般的には、画像データ中に含まれるカラー画素の数(面積比)によって、カラー画素数が画像データ中に所定数以上存在するときに当該原稿をカラー原稿であると判定している。
【0006】
そして、原稿が無彩色情報のみからなるモノクロ原稿であると判定されると、ブラック(以下、単に“K”と示す)トナーだけでコピーがおこなわれ、原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であると判別されると、Y、MおよびCの3色のトナー、もしくはY、M、CおよびKの4色のトナーによってカラーコピーがおこなわれる仕組になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の構成では、原稿のカラー/モノクロを判定するために、読み取られた画像データを一旦画像メモリに記憶させる必要があり、高価かつ大容量の画像メモリが必要となる。そのため、複写機の製造コストが増加するといった問題が生じる。更に、読み取られた画像データを画像メモリに一旦記憶させてから原稿の色種を判別するために、読み取られた画像データにもとづいてリアルタイムに原稿のカラー/モノクロを自動判定することができず、高速な処理が行えないという問題が生じる。
【0008】
これに関して、特開平4−282968号公報には、1ライン中のカラーブロックの出力数によって原稿のカラー/モノクロ判定をする方法が開示されている。これは画素ごとにカラー/モノクロの判定をおこない、1ライン中のカラー画素数よりラインのカラー/モノクロ判定をおこない、さらに原稿全体でのカラーライン数より原稿のカラー/モノクロの判定をおこなうものである。
【0009】
しかるに上記公報の開示技術では、画素ごとでのカラー画素であるか、モノクロ画素であるかの判定によっておこなわれているために、画素間のつながりやエッジ部等の大局的な特徴が反映され難いという問題が生じる。
【0010】
すなわち、特開平4−282968号公報に開示されている判別方法では、1ライン中に所定数以上の連続するカラー画素を判別した場合に、この連続領域をカラーブロックとし、1ライン中に含まれるカラーブロックの個数によって当ラインがカラーラインであるか否かの判別を行っている。
【0011】
ところが、この判別方法では、所定数の連続カラー画素が基本単位となっているため、画像中に一定の領域を有するカラー領域が存在することが判別の条件となっている。よって、比較的小領域のカラー領域が存在するような画像、例えば網点等で構成されるカラー画像等においては判別対象外となる。
【0012】
このような比較的小領域のカラー領域が存在するような画像を判別するためには、カラーブロックと判別する基準となる連続カラー画素数を小さくすればいいわけであるが、その場合には、カラーノイズなどもカラーブロックとして拾ってしまう可能性が生じ、判別精度が低下する。尚、上記カラーノイズとは、CCDの読み取り精度や機器の振動やずれにより、主にモノクロのエッジ部分に発生するノイズのことである。
【0013】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、原稿がカラー原稿であるかモノクロ原稿であるかの判別を、読み取った画像データをもとにリアルタイムで判別できると共に、比較的小領域のカラー領域が存在するような画像についてもカラー原稿の判別が行えるような、大局的な判別が可能となる色種判別装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の色種判別装置は、原稿を読み取って複数の色成分からなる読取データとして算出する読取手段より上記読取データを受け取り、該読取データに基づいて原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみからなる白黒原稿であるかを判別するものであり、上記の課題を解決するために、上記読取データより、各画素毎のカラー濃度を数値化して検出するカラー濃度検出手段と、上記カラー濃度検出手段により求められるカラー濃度より1ライン毎のカラー濃度分布を求め、該カラー濃度分布より当該ラインが有彩色情報を含むカラーラインであるか否かを判別する濃度分布判別手段と、上記濃度分布判別手段により、カラーラインであると判断されるラインの総数をカウントするカラーラインカウント手段と、カラーラインカウント手段によりカウントされるカラーラインの総数が、予め設定された所定のしきい値を超えた場合に、当該原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であると判定する原稿色種判定手段とを備えていることを特徴としている。
【0015】
上記の構成によれば、上記カラー濃度検出手段により各画素のカラー濃度が数値化して検出され、濃度分布判別手段により1ライン毎のカラー濃度分布が求められる。上記濃度分布判別手段は、該カラー濃度分布より当該ラインが有彩色情報を含むカラーラインであるか否かを判別する。上記濃度分布判別手段により、カラーラインであると判別されたラインの総数はカラーラインカウント手段によりカウントされ、該ライン総数に基づいて原稿色種判定手段が当該原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であるか否かを判定する。尚、上記カラー濃度検出手段により検出されるカラー濃度は、例えば、読取手段より入力される読取データの各色成分が比較的近い値を示すモノクロ画素において小さな値を示し、上記各色成分のうちの少なくとも2つが掛け離れた値を示すカラー画素において大きな値を示すものである。
【0016】
これにより、上記色種判別装置は、各ラインの濃度分布に基づいて当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行うため、大局的な特徴をとらえた判別が可能となり、原稿の色種判別精度を向上させることができると共に、用途やニーズに応じた柔軟な判定を可能とすることができる。
【0017】
また、原稿の色種判別を行うに当たって、ライン毎にカラーラインであるか否かの判別をし、このライン情報によって原稿全体の色種判別を行うため、この処理にともなうメモリとしては1ライン分だけでよく、大規模な画像メモリを必要としない。さらに、ライン処理の流れはスキャンの走査方向に準じているため、高速な処理が可能となる。
【0018】
請求項2の色種判別装置は、請求項1の構成に加えて、前記カラー濃度検出手段は、複数の入力色成分の各色データ相互間のデータ量の差分値を求め、算出された差分値のうち、絶対値が最大となる差分値を上記カラー濃度として上記濃度分布判別手段へ出力することを特徴としている。
【0019】
上記の構成によれば、前記カラー濃度検出手段により検出されるカラー濃度は、複数の入力色成分の各色データ相互間のデータ量の差分値のうち、絶対値が最大となる差分値である。したがって、上記カラー濃度を1つのパラメータで表すことができ、簡易な回路構成と高速な処理が可能となる。
【0020】
請求項3の色種判別装置は、請求項1および2の構成に加えて、前記濃度分布判別手段は、前記カラー濃度検出手段から出力される各画素のカラー濃度より、あるラインに含まれる全ての画素をカラー画素からなる有彩色領域、モノクロ画素からなる無彩色領域、上記有彩色領域および無彩色領域のいずれにも属さない画素からなる未確定領域に分類して、それぞれの領域ごとに含まれる画素の個数をカウントし、有彩色領域および無彩色領域に含まれる画素の個数より当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行い、さらに、色種判別装置は、上記濃度分布判別手段によってカラーラインであるか否かの判別が行えなかった場合に、未確定領域の個数により前記濃度判別手段の結果を補正して、上記補正結果に基づいて当該ラインがカラーラインであるか否かの再判別を行う濃度分布補正手段を有することを特徴としている。
【0021】
上記の構成によれば、前記濃度分布判別手段は、あるラインに含まれる全ての画素を有彩色領域、無彩色領域、および未確定領域に3つに分類して、有彩色領域および無彩色領域に含まれる画素の個数より当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行う。しかしながら、上記未確定領域には、従来ではカラーかモノクロか判定しきれない、例えばパステルカラーのような中間色の画素が含まれており、未確定領域に含まれる画素の個数が多いラインについては、前記濃度分布判別手段による判別が行えない場合がある。このような場合には、濃度分布補正手段によって、未確定領域の個数により前記濃度判別手段の結果が補正され、上記補正結果に基づいて当該ラインがカラーラインであるか否かの再判別が行われる。
【0022】
これにより、上述のような中間色の画素に関しても、これを考慮した判別が可能となり、カラーライン判別の判別精度を向上させることができると共に、用途やニーズに応じた柔軟な判定をすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。ただし、本実施の形態では、読取色成分として、0〜255の濃度値を取り得るイエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の3色成分を対象として説明している。
【0024】
本実施の形態にかかる色種判別装置1は、図1に示すように、カラー濃度検出手段としての差分検出部4、濃度分布判別手段としての濃度分布判別部5、濃度分布補正手段としての濃度分布補正部6、カラーラインカウント手段としてのカラーラインカウンタ7、および原稿色種判定手段としてのカラー/モノクロ判定部8を備えており、読取手段としてのスキャナ部2より入力される読取データから、原稿がカラー原稿であるか、あるいはモノクロ原稿であるかを判別する。上記色種判別装置1による判別結果に基づいて、プリンタ部3でのプリントモードが設定される。すなわち、上記プリンタ部3は、原稿がカラー原稿であると判別された場合には、3色または4色のトナーを用いて複写を行うカラーモードに設定され、原稿がモノクロ原稿であると判別された場合には、黒色トナーのみを用いて複写を行うモノクロモードに設定される。
【0025】
なお、上記スキャナ部2で読み取られる原稿から得られる画像データは、図2に示されるように、縦m画素、横n画素で構成される画像データであるとする。mおよびnは任意の整数である。そして、以下の説明で用いられる1ラインとは、画像を副走査方向に1回読み取った領域の画素であり、n個の画素によって構成されている。これを主走査方向にm回繰り返すことにより、上記画像データが得られる。
【0026】
続いて、上記構成の色種判別装置1における処理動作の概要を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0027】
上記差分検出部4には、スキャナ部2より読取データが画素単位で与えられ、該差分検出部4は、与えられた読取データより各色成分の相互間差分の絶対値(以下、差分値と称する)を算出し(S1)、このうちで最大のものを濃度分布判別部5へ出力する(S2)。この動作は、1ライン分の画素データを読み取るまで(S3でYES)繰り返し行われる。
【0028】
上記濃度分布判別部5は、上記差分検出部4から入力された差分値を、その値に基づいてその発生頻度をカウントし、ライン毎のカラー濃度分布を得る(S4)。そして、上記カラー濃度分布よりそのラインがカラーラインであるか、あるいはモノクロラインであるかを判別する(S5)。ただし、カラー濃度分布データによっては上記ラインの種類を判別できない場合がある(S5で判別不可)。そのような場合は、濃度分布補正部6によってデータの補正をおこなったうえで(S6)、再び、当該ラインがカラーラインであるか、あるいはモノクロラインであるかを判別する(S7)。
【0029】
上記濃度分布判別部5または濃度分布補正部6によって、当該ラインがカラーラインであると判定される(S5またはS7でカラー)と、カラーラインカウンタ7が1カウントアップされる(S8)。こうして、全ラインついてラインの種類の判別が終了すると(S9でYES)、上記カラーラインカウンタ7でカウントされたカラーラインの数より原稿の種類が判別される。すなわち、上記カラーラインカウンタ7のカウント値がある所定数を越えると(S10でYES)、カラー/モノクロ判定部8へ信号が送られ当該原稿がカラー原稿であると判定される(S11)。所定数を越えなかった場合には(S10でNO)、モノクロ原稿であると判定される(S12)。
【0030】
続いて、各部における処理動作をさらに詳細に説明する。
【0031】
先ず、差分検出部4による差分検出動作を図4のフローチャートと図5のグラフとを用いて説明する。
【0032】
差分検出部4では、各画素データそのものの濃度分布ではなく、画素データを構成するY信号、M信号、およびC信号の各色成分相互間の差分の絶対値、すなわち差分値|Y−M|、|M−C|、および|C−Y|が算出される(S21ないしS23)。そして、算出された上記3つの差分値の中から最大の濃度値を有する差分値(以下、最大差分値と称する)が選択され(S24)、選択された最大差分値がカラー濃度として濃度分布判別部5へ出力される(S25)。
【0033】
例えば、ある画素における読取データとして、図5に示すようなY、M、Cのデータが得られたとする。ここで、それぞれの色成分相互間の差分値|Y−M|、|M−C|、および|C−Y|が算出され、このうち|C−Y|の値が最大であるので、|C−Y|が最大差分値、すなわちカラー濃度として濃度分布判別部5への入力値となる。これが1ライン分の画素データに対して行われ、上記濃度分布判別部5において当該ラインにおけるカラー濃度分布が求められる。
【0034】
続いて、濃度分布判別部5におけるラインの種類を判別する判別方法について図6のグラフを用いて説明する。
【0035】
例えば、上記差分検出部4により、ある1ラインにおいて図6(a)に示すようなカラー濃度分布が得られたとする。また、他の1ラインにおいて図6(b)に示すようなカラー濃度分布が得られたとする。これらのカラー濃度分布のグラフに関しては、横軸は各画素の最大差分値であり、0〜255の範囲の値をとる。そして、縦軸は、1ラインを通じてのその差分値が発生した回数をプロットしている。
【0036】
図6(a)では、最大差分値の発生頻度が低濃度域に集中しており、高濃度域での発生頻度が少なくなっている。このようなカラー濃度分布では、最大差分値が小さい領域に画素データが集中していることになる。ここで、図5から明らかなように、上記最大差分値は最も離れた濃度値を持つ色の組み合わせによる差分値であり、該最大差分値が小さいということは、C、M、Yの各色における濃度値が比較的近いことを示している。したがって、最大差分値が小さい画素は、モノクロ画素であると見なすことができる。つまり、このようなカラー濃度分布をもつラインについては、有彩色情報を含まないライン、つまりモノクロラインであると判別できる。
【0037】
また図6(b)では、最大差分値の発生頻度は広範囲に渡ってまばらに広がっている。このようなカラー濃度分布では、最大差分値が大きい画素、すなわちC、M、Yの各色のうち少なくとも2色の濃度値が掛け離れているカラー画素が多く含まれており、このようなカラー濃度分布をもつラインは、有彩色情報を含むライン、つまりカラーラインであると判別できる。
【0038】
こうして、当該ラインがカラーラインであると判断されれば、上述したように、カラーラインカウンタ7が1カウントアップされる。また、上述のような判別は、確立密度関数等を用いれば計算的に算出が可能である。
【0039】
次に、より具体的に、上記最大差分値を、その値の大きさに応じて、有彩色領域、無彩色領域、さらにそのどちらともいえない未確定領域の3つに分けてカラー濃度分布判別をおこなう方法を図7のフローチャートと、図8のグラフとを用いて説明する。
【0040】
尚、上記未確定領域に分類される画素は、単にカラー濃度値の大小からでは、カラー画素であるか、モノクロ画素であるか判定しきれない画素であり、例えば、画像の下地部分や、パステルカラーと呼ばれる中間色部分等がこれに相当する。下地部分に関しては、下地除去の問題とも相まって単純にカラー濃度値だけからカラーであるか否かの判定は困難である。また、パステルカラーに関しては、数値的にはモノクロな特徴をもつが、視覚的にはカラーに見える部分であるため、これも単純にカラー濃度値だけからカラーであるか否かの判定は困難である。従来、このような部分における対応は不定であり、これらの中間色部分等は、原稿の色種判別の上で無視されていたか、有彩色か無彩色のどちらかに無理矢理分類されていた。
【0041】
図7に示すように、先ず、1ライン分の最大差分値が入力され(S31)、図6のグラフと同じ要領でプロットされて、あるラインのカラー濃度分布が得られる。得られたカラー濃度分布より、図8に示すように、最大差分値がある値以下となる領域が無彩色領域、また差分値が上記とは異なるある値以上となる領域が有彩色領域、さらに、上述のように規定された有彩色領域と無彩色領域に挟まれた、そのどちらでもない領域が未確定領域と決定される(S32)。そして、ラインごとに上記差分検出部4によって、上記の有彩色領域、無彩色領域、未確定領域のそれぞれにおける発生数A、B、Cがカウントされる(S33)。
【0042】
濃度分布判別部5では、上記発生数A、B、Cよりラインの種類が判別される。すなわち、先ず、有彩色領域での発生数Aが所定のしきい値αと比較され、A>αであれば(S34でYES)、当該ラインは有彩色情報を含むカラーラインであると自動的に判定される(S35)。
【0043】
一方、A≦αであれば(S34でNO)、無彩色領域での発生数Bが所定のしきい値βと比較され、B>βであれば(S36でYES)、当該ラインは無彩色情報のみのモノクロラインであると自動的に判定される(S37)。
【0044】
S34およびS36のステップにおける条件のどちらも満たさないラインに関しては、未確定領域での発生数Cに応じて、濃度分布補正部6によってカラー濃度分布が補正され、当該ラインがカラーラインであるか、モノクロラインであるかの再判定が行われる。すなわち、このような場合には、濃度分布補正部6にて、上記有彩色領域での発生数Aに、未確定領域での発生数Cの半分の値C’(ただし、C’は小数点以下を切り捨てとする)を加えた値が求められる(S38)。そして、求められた値A+C’が所定のしきい値αと比較され、A+C’>αであれば(S39でYES)、当該ラインは有彩色情報を含むカラーラインであると判定される(S40)。A+C’≦αであれば(S39でNO)、当該ラインは無彩色情報のみのモノクロラインであると判定される(S41)。
【0045】
上述の判定例を図9のグラフを用いて具体的に説明する。上述したように、αは有彩色判別のための所定しきい値、βは無彩色判別のための所定しきい値である。図9(a)は、有彩色領域での発生数Aはαよりも下回っており、無彩色領域での発生数Bはβを上回っているため、自動的に当該ラインはモノクロラインであると判定され、次のラインの判定に移る。また、図9(b)では、有彩色領域での発生数Aがαを上回っているため、自動的に当該ラインがカラーラインであると判定される。
【0046】
図9(c)では、有彩色領域Aでの発生数がαを下回っており、かつ無彩色領域での発生数Bがβを下回っているため、当情報だけでは判定できない。このため、未確定領域での発生数Cにより判定結果が補正される。すなわち、未確定領域での1/2発生数C’と有彩色領域での発生数Aとの合計値がαを上回っているため、最終的に当該ラインがカラーラインであると判定される。
【0047】
尚、上記図9(c)の場合では、未確定領域での1/2発生数C’と有彩色領域での発生数Aとの合計値がαを上回っている場合であるが、もし上記合計値がαを下回った場合は、最終的に当該ラインがモノクロラインであると判定される。この判定結果が上記濃度分布判別部5または濃度分布補正部6におけるラインの種類の最終判定結果となる。
【0048】
このように、本実施の形態に係る色種判別装置1では、有彩色領域と無彩色領域との境界にあたる中間色部分等を、どちらの領域とも判断できない未確定領域として別にしておき、先ず、有彩色領域および無彩色領域における画素の発生数より当ラインがカラーラインであるか否かの判別を行う。この判別が可能であれば、そのまま、その結果を最終的な判別結果とする。
【0049】
ただし、上記判別が可能でない場合には、未確定領域における画素の発生数を考慮して、カラー濃度分布を補正し、当ラインがカラーラインであるか否かの再判別を行うことによって、下地部分やパステルカラー等の部分に対しても考慮した判別が可能となる。
【0050】
続いて、カラー/モノクロ判定部8における原稿の種類の判別動作について図10のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
既に説明したように、上記濃度分布判別部5または濃度分布補正部6においてあるラインがカラーラインであると判定された場合には、カラーラインカウンタ7が1カウントアップされる。したがって、原稿の全てのラインについての判別が終了した時点では、上記カラーラインカウンタ7には上記原稿におけるカラーラインの総数Dがカウントされている。
【0052】
カラー/モノクロ判定部8は、カラーラインカウンタ7によりカウントされたカラーラインの総数Dを入力値として(S51)、該カラーラインの総数Dを予め設定された所定のしきい値γと比較する(S52)。そして、D>γであれば(S52でYES)、当該原稿はカラー原稿であると判定される(S53)。一方、D≦γであれば(S52でNO)、当該原稿はモノクロ原稿であると判定される(S54)。
【0053】
上記判定結果に基づいて、プリンタ部3におけるプリントモードが所望のモードに設定され、原稿が複写される。すなわち、上記原稿がモノクロ原稿の場合には、Kのトナー単色でコピーが行われ、カラー原稿の場合には、Y、MおよびCの3色トナーもしくはY、M、CおよびKの4色トナーでコピーが行われる。
【0054】
これにより、無彩色領域のみからなるモノクロ原稿が3色もしくは4色のトナーでコピーされることがなくなり、無駄なトナーの消費が無くなる。また、モノクロ原稿がカラートナーの合成によってコピーされることがなくなるので、微妙な色ずれにともなう画像の輪郭のぼやけがなくなるとともに、文字データや細線部等が鮮明に複写できる。
【0055】
以上のように、本実施の形態に係る色種判別装置1は、濃度分布判別部5において、ライン毎のカラー濃度分布を求め、該カラー濃度分布より有彩色領域、無彩色領域、および未確定領域での発生数を求め、有彩色領域および無彩色領域の発生数をそれぞれ所定のしきい値と比較することによって当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行っている。
【0056】
これにより、上記色種判別装置1は、ライン全体でのトータルな特徴をとらえて、微小なカラー領域を含む画像から、広範囲なカラー領域を含む画像まで大局的に原稿の色種判別を行うことができる。すなわち、従来の色種判別装置1では、カラーラインの判別に当たって、所定数の連続カラー画素が基本単位となっており、比較的小領域のカラー領域によって構成されるような画像、例えば、網点などで構成されるカラー画像の判別が行えないという問題があったが、本実施の形態に係る色種判別装置1では、上記問題は生じない。
【0057】
また、上記濃度分布判別部5において、各画素が有彩色領域、無彩色領域および未確定領域のいずれに含まれるかの判断基準となるしきい値については、これらのしきい値は具体的な定数ではなく状況や環境に応じて種々変更できるものである。したがって、これらのしきい値を変更することによって、どのような原稿をカラー原稿であると判定し、どのような原稿をモノクロ原稿と判定するかについての境界線を自由に設定することができる。
【0058】
これにより、用途に応じて意図的に判定基準を制御したいような状況、たとえば、モノクロ原稿の一部に有彩色データが含まれているような原稿について、その境界線を自由に設定することができ、用途に応じた原稿のカラー/モノクロ判定ひいては用途に応じた原稿の印刷が可能となる。具体的には、モノクロ原稿に赤印鑑が1つないしは複数押されているような原稿、モノクロ原稿に朱書がなされているような原稿を、カラー原稿と判定するかモノクロ原稿と判定するか自由に設定することができる。
【0059】
また、本実施の形態に係る色種判別装置1は、スキャナ部2より与えられた画像データを一旦画像メモリに記憶する必要がなく、与えられる画像データを直接処理することで、リアルタイムにカラー原稿かモノクロ原稿かの判定をおこなうことができる。つまり、大規模な画像メモリを用いない簡易な回路構成で高速に原稿の色種判別を行うことができる。
【0060】
さらに、本実施の形態に係る色種判別装置1は、濃度分布判別部5において、有彩色領域および無彩色領域の画素の個数より、カラーラインの判別が行えなかった場合には、濃度分布補正部6において、未確定領域の画素の個数を考慮したカラー濃度分布の補正を行い、この補正結果に基づいてラインの再判別を行っている。これにより、従来では原稿の色種判別の上で無視されていた下地部分やパステルカラー等の中間色部分に対しても考慮された判別が可能となる。
【0061】
尚、本実施の形態においては、カラー原稿であるか、モノクロ原稿であるかの判別が行われるに当たって、Y、MおよびCの各色成分における濃度値が用いられているが、通常、スキャナ部2よりの入力色成分となるR(赤)、G(緑)、およびB(青)のいわゆる3原色の濃度値データに基づいてカラー原稿か否かの判定を行い、しかる後にR、GおよびBのデータを、Y、MおよびCのデータに変換して、原稿の色種判別結果に基づく印刷を行うことも可能である。
【0062】
【発明の効果】
請求項1の発明の色種判別装置は、以上のように、上記読取データより、各画素毎のカラー濃度を数値化して検出するカラー濃度検出手段と、上記カラー濃度検出手段により求められるカラー濃度より1ライン毎のカラー濃度分布を求め、該カラー濃度分布より当該ラインが有彩色情報を含むカラーラインであるか否かを判別する濃度分布判別手段と、上記濃度分布判別手段により、カラーラインであると判断されるラインの総数をカウントするカラーラインカウント手段と、カラーラインカウント手段によりカウントされるカラーラインの総数が、予め設定された所定のしきい値を超えた場合に、当該原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であると判定する原稿色種判定手段とを備えている構成である。
【0063】
それゆえ、上記色種判別装置は、各ラインの濃度分布に基づいて当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行うため、大局的な特徴をとらえた判別が可能となり、原稿の色種判別精度を向上させることができると共に、用途やニーズに応じた柔軟な判定を可能とすることができるという効果を奏する。
【0064】
また、原稿の色種判別を行うに当たって、ライン毎にカラーラインであるか否かの判別をし、このライン情報によって原稿全体の色種判別を行うため、この処理にともなうメモリとしては1ライン分だけでよく、大規模な画像メモリを必要とせず、さらに、ライン処理の流れはスキャンの走査方向に準じているため、高速な処理が行えるという効果を併せて奏する。
【0065】
請求項2の発明の色種判別装置は、以上のように、請求項1の構成に加えて、前記カラー濃度検出手段は、複数の入力色成分の各色データ相互間のデータ量の差分値を求め、算出された差分値のうち、絶対値が最大となる差分値を上記カラー濃度として上記濃度分布判別手段へ出力する構成である。
【0066】
それゆえ、請求項1の構成による効果に加えて、前記カラー濃度検出手段により検出されるカラー濃度は、複数の入力色成分の各色データ相互間のデータ量の差分値のうち、絶対値が最大となる差分値によって与えられるので、上記カラー濃度を1つのパラメータで表すことができ、簡易な回路構成と高速な処理が可能となるという効果を奏する。
【0067】
請求項3の発明の色種判別装置は、以上のように、請求項1および2の構成に加えて、前記濃度分布判別手段は、前記カラー濃度検出手段から出力される各画素のカラー濃度より、あるラインに含まれる全ての画素をカラー画素からなる有彩色領域、モノクロ画素からなる無彩色領域、上記有彩色領域および無彩色領域のいずれにも属さない画素からなる未確定領域に分類して、それぞれの領域ごとに含まれる画素の個数をカウントし、有彩色領域および無彩色領域に含まれる画素の個数より当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行い、さらに、色種判別装置は、上記濃度分布判別手段によってカラーラインであるか否かの判別が行えなかった場合に、未確定領域の個数により前記濃度判別手段の結果を補正して、上記補正結果に基づいて当該ラインがカラーラインであるか否かの再判別を行う濃度分布補正手段を有する構成である。
【0068】
それゆえ、請求項1および2の構成による効果に加えて、従来ではカラーかモノクロか判定しきれないパステルカラーのような中間色の画素、すなわち未確定領域に含まれる画素の個数が多いラインについても、上述のような中間色の画素を考慮したカラーラインの判別が可能となり、カラーライン判別の判別精度を向上させることができると共に、用途やニーズに応じた柔軟な判定をすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、色種判別装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す色種判別装置によって判別される原稿の画像データを示す説明図である。
【図3】図1に示す色種判別装置の動作の概要を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す色種判別装置の差分検出部におけるカラー濃度検出動作を示すフローチャートである。
【図5】上記差分検出部によって検出されるカラー濃度を示す説明図である。
【図6】図1に示す色種判別装置の濃度分布判別部によって求められるカラー濃度分布の例を示すグラフである。
【図7】上記濃度分布判別部におけるカラーラインの判別動作を示すフローチャートである。
【図8】上記濃度分布判別部によって求められるカラー濃度分布を、有彩色領域、無彩色領域および未確定領域に分割した例を示すグラフである。
【図9】上記濃度分布判別部によって求められるカラー濃度分布より、有彩色領域、無彩色領域および未確定領域の発生頻度を求めた例を示すグラフである。
【図10】図1に示す色種判別装置のカラー/モノクロ判定部における原稿の色種判定動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 色種判別装置
2 スキャナ部(読取手段)
4 差分検出部(カラー濃度検出手段)
5 濃度分布判別部(濃度分布判別手段)
6 濃度分布補正部(濃度分布補正手段)
7 カラーラインカウンタ(カラーラインカウント手段)
8 カラー/モノクロ判定部(原稿色種判定手段)

Claims (2)

  1. 原稿を読み取って複数の色成分からなる読取データとして算出する読取手段より上記読取データを受け取り、該読取データに基づいて原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみからなる白黒原稿であるかを判別する色種判別装置において、
    上記読取データより、各画素毎のカラー濃度を数値化して検出するカラー濃度検出手段と、
    上記カラー濃度検出手段により求められるカラー濃度より1ライン毎のカラー濃度分布を求め、あるラインに含まれる全ての画素をカラー画素からなる有彩色領域、モノクロ画素からなる無彩色領域、上記有彩色領域および無彩色領域のいずれにも属さない画素からなる未確定領域に分類して、それぞれの領域ごとに含まれる画素の個数をカウントし、有彩色領域および無彩色領域に含まれる画素の個数より当該ラインがカラーラインであるか否かの判別を行う濃度分布判別手段と、
    上記濃度分布判別手段によってカラーラインであるか否かの判別が行えなかった場合に、未確定領域の個数により前記濃度判別手段の結果を補正して、上記補正結果に基づいて当該ラインがカラーラインであるか否かの再判別を行う濃度分布補正手段と、
    上記濃度分布判別手段あるいは濃度分布補正手段により、カラーラインであると判断されるラインの総数をカウントするカラーラインカウント手段と、
    カラーラインカウント手段によりカウントされるカラーラインの総数が、予め設定された所定のしきい値を超えた場合に、当該原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であると判定する原稿色種判定手段とを備えていることを特徴とする色種判別装置。
  2. 前記カラー濃度検出手段は、複数の入力色成分の各色データ相互間のデータ量の差分値を求め、算出された差分値のうち、絶対値が最大となる差分値を上記カラー濃度として上記濃度分布判別手段へ出力することを特徴とする請求項1記載の色種判別装置。
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