JP3558433B2 - 液状化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水溶性高分子系増粘剤および無機粉体を含む液状化粧料において、前記増粘剤による無機粉体の凝集を抑制せしめる作用を有する特定分子量のポリアルキレングリコールを有効成分とする液状化粧料における無機微粉体の凝集抑制剤を含有する液状化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から乳液、クリーム、ローション等の化粧料は、肌へのなじみや感触等を良くするため、ある程度粘性をもたせる工夫が行われてきた。そして、その方法としては、典型的にはオイルを加える方法が採られていた。しかし、オイルを添加して粘性を高めようとすると、いわゆる石鹸乳化を行わなければならず、液がアルカリ性となって皮膚を刺激するため、肌にかえって好ましくない影響を与えるという問題点があった。
【0003】
一方、このようなオイルを用いた場合の欠点を克服するため、オイルを使用する代わりにカルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子を増粘剤として加える方法が採用されている。しかし、このような水溶性高分子を増粘剤として使用すると、酸化チタン、酸化亜鉛等の粉状の無機粉体が存在する場合に、増粘剤の作用によりかかる粉体が凝集を起こしやすい。酸化チタン、酸化亜鉛等の粉状の無機粉体は、白く見せることによりリッチ感を与える効果や、日焼け止め効果を表すSPF値を高める働きがあるため、無機顔料、美白剤、紫外線防御剤等として、乳液、日焼け止め化粧料等に頻繁に使用されるものであり、かかる無機粉体を含む系においてこのような凝集が生じることは、化粧料の分野においては重要な問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、水溶性高分子等の非オイル系増粘剤を使用する化粧料に酸化チタン等の無機粉体を配合する場合に、無機粉体の凝集を抑制する作用を有する凝集抑制剤を含有する液状化粧料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、特定範囲の分子量を有するポリアルキレングリコールを増粘剤及び無機粉体を含む化粧料に共存させることにより、無機粉体の凝集を防止することができることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち本発明は、平均分子量1000〜1000万のポリアルキレングリコールを有効成分とする液状化粧料中の無機粉体の凝集抑制剤に関するものであり、また、前記凝集抑制剤、水溶性高分子系増粘剤および無機粉体を含む液状化粧料に関するものである。水溶性高分子系増粘剤及び無機粉体を含む化粧料に、前記した特定範囲の平均分子量を有するポリアルキレングリコールを配合することにより、前記増粘剤による無機粉体の凝集が抑制される。
【0007】
特に、水溶性高分子系増粘剤として、アクリル酸またはメタクリル酸と炭素数10〜30の高級アルコールとのエステルをモノマーの一部に含むアルキル(メタ)アクリレートポリマーを使用した場合に、本発明の凝集抑制効果が顕著に発揮される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0009】
<1>凝集抑制剤
本発明の凝集抑制剤は、平均分子量1000〜1000万、好ましくは5000〜100万のポリアルキレングリコールを有効成分とする。この分子量の範囲内であれば、良好な凝集抑制効果を発揮する。ポリアルキレングリコールは従来から化粧料に使用されてきているが、後述する特定の増粘剤を用いる系に特定分子量のポリアルキレングリコールを共存させることによって無機粉体の凝集が抑制されることは、知られていなかったものである。
【0010】
また、ポリアルキレングリコールとしては、アルキレン基の炭素数が1〜4のものが好ましく、具体的にはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等が挙げられる。
【0011】
<2>液状化粧料
本発明の液状化粧料は、前記凝集抑制剤、水溶性高分子系増粘剤および無機粉体を含むものである。
【0012】
水溶性高分子系増粘剤としては、天然高分子化合物および合成高分子化合物のいずれでもよい。天然高分子化合物としては、ガム質、カゼイン、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロースやカルボキシメチルセルロース等のセルロース類等が挙げられる。また、合成高分子化合物としては、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、アルキル(メタ)アクリレートポリマー等が挙げられる。
【0013】
それらのうち、特にアクリル酸またはメタクリル酸と炭素数10〜30の高級アルコールとのエステルをモノマーの一部に含むアルキル(メタ)アクリレートポリマーを増粘剤として使用した系において、本発明の凝集抑制剤の作用が特に有効に発揮される。ここで、アルキル(メタ)アクリレートポリマーとしては、具体的にはC10−30アルキルアクリレートクロスポリマーまたはアクリル酸−長鎖アルキルメタクリレート共重合体が挙げられる。C10−30アルキルアクリレートクロスポリマーとしては、アクリル酸の高級(例えばC10−30)アルコールエステルを重合させて得られる架橋高分子重合体であり、このような化合物としては、ビー・エフ・グッドリッチ社から販売されている商品名ペムレンTR−1、ペムレンTR−2等が挙げられる。
【0014】
また、アクリル酸−長鎖アルキルメタクリレート共重合体は、アクリル酸とメタクリル酸の高級アルコールエステル(長鎖アルキルメタクリレート)とを共重合させることにより得られるものであり、原料モノマーである長鎖アルキルメタクリレートのアルキル部分の炭素数は、一般には10〜30程度である。このような化合物としては、ビー・エフ・グッドリッチ社から販売されている商品名カーボポール1382またはカーボポール1342(ともに、長鎖アルキルメタクリレートのアルキル部分の炭素数は10〜30、アクリル酸と長鎖アルキルメタクリレートのモノマー組成はモル比で99.9:0.1〜80:20)等が挙げられる。
【0015】
本発明の無機粉体としては、従来から無機顔料、美白剤、紫外線防御剤等として化粧料に配合されてきた酸化チタン、酸化鉄(ベンガラ等)、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、チタンマイカ等の微粉末が挙げられる。
【0016】
本発明の液状化粧料の組成比に関しては、通常、前記水溶性高分子系増粘剤は化粧料全体の0.05〜0.5重量%程度、無機粉体は化粧料全体の0.01〜5重量%程度配合される。このような組成において、本発明の凝集抑制剤は、化粧料全体の0.05〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%配合するのがよい。この範囲内であれば、凝集抑制効果が十分に発揮される。
【0017】
本発明の化粧料には、上記成分以外に化粧料に一般に用いられる各種成分、すなわちオイル、アルコール類、界面活性剤、水、香料、有機系および無機系の色素、防腐剤、抗酸化剤、他の増粘剤、紫外線吸収剤、pH調整剤、キレート剤、抗炎症剤、美白剤、および各種薬効成分などが適宜選択される。
【0018】
例えば、上記アルコール類としては、エタノール、プロパノール、ベンジルアルコール等の1価アルコール;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール;等が挙げられる。
【0019】
界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン(以下、「POE」と略す。)ソルビタン脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POEポリオキシプロピレンアルキルエーテル、POEポリオキシプロピレンコポリマー、POEアルキルフェニルエーテル、POE硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、デカグリセリン脂肪酸エステル、アルキルジエタノールアミド等の非イオン性界面活性剤;アルキル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸塩、POEアルキルエーテル酢酸塩、アルキルリン酸塩、POEアルキルエーテルリン酸塩、高級脂肪酸塩、高級脂肪酸加水分解コラーゲン塩、アミノ酸系陰イオン界面活性剤、スルホコハク酸系界面活性剤、オレフィンスルホン酸塩等の陰イオン性界面活性剤;レシチンや酢酸ベタイン系、イミダゾリニウムベタイン系等の両性界面活性剤;塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤等が挙げられる。
【0020】
また、紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン、ウロカニン酸、オキシベンゾン、パラアミノ安息香酸エステル等が、抗酸化剤としては、トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が、防腐剤としてはエタノール、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウムパラベン、フェノキシエタノール等が、殺菌剤としては、イソプロピルメチルフェノール、トリクロロカルバン等が、pH調整剤としてはクエン酸、クエン酸ナトリウム等が、抗炎症剤としては、植物抽出エキス、グリチルリチン酸ジカリウム等が、美白剤としては、イオウ、アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩等がそれぞれ挙げられる。
【0021】
また、本発明の化粧料には、前記水溶性高分子系増粘剤とは別にオイルが配合されていても差し支えなく、例えば、流動パラフィン、スクワラン、シリコーン等が挙げられる。
【0022】
本発明の液状化粧料は、顔、手、首、頭皮、その他全身の肌の賦活、整肌、保護等を目的に使用される液状化粧料全般を対象とし、増粘剤を含むものであれば、その粘性については特に制限されない。また、剤型としては特に制限はなく、例えば乳液、ジェル、エッセンス、洗顔料、パック、マッサージ料、日焼け止め化粧料、栄養クリーム、ハンドクリーム、リップクリーム、頭皮用クリーム、ファンデーション等の化粧料が挙げられる。
【0023】
【実施例】
以下に本発明の実施例を説明する。
【0024】
【実施例1】
表1に示した各成分を表1の組成となるように調製し、7種の化粧水1〜7を得た。尚、これら化粧水の製造方法は以下の通りである:
【0025】
A部:水、1,3−ブタンジオール、グリセリンおよびPEG6000
B部:1,3−ブタンジオールおよびPEG40000
C部:エタノールおよびメチルパラフィン
D部:ペムレンTR−2及び/又はカーボポール1382、および水
A、B、C、及びD部における各成分を各々撹拌溶解または加熱溶解した。この場合、凝集抑制剤としてPEG6000を用いる場合はA成分中に分散させた。一方、PEG400000のような高分子量のPEGを用いる場合は1,3−ブタンジオールに分散させた(B成分)。次いで、これらA部、B部、C部およびD部と、粉体、水酸化カリウム、および香料とを撹拌混合して均一に分散させ、化粧水1〜7を得た。
【0026】
得られた各化粧水を白黒タイル板上に延ばし、この状態で、目視と顕微鏡観察とによって分散性を評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
○:顕微鏡観察、目視ともに全く凝集が見られない。
△:顕微鏡観察ではやや二次凝集が見られるが、白黒板の目視では見分けられない。
×:顕微鏡、目視ともに凝集を確認できる。
【0027】
評価の結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【実施例2】
表2に示すA、C、D部の各成分を各々80℃に加熱溶解し、A部にB部を分散させた後、C部を加えた。次いで、これにD部を加えて乳化し、E部を加えた後、ホモジナイザーで均一に乳化し、撹拌冷却して乳液を得た。得られた乳液について、実施例1と同様にして分散性の評価を行った。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】
【実施例3】
無機粉体として酸化チタンの代わりに酸化鉄を使用し、他は実施例1の化粧水1と同様の組成の化粧料を調製して分散性を評価した。
【0032】
また、ポリエチレングリコールとしてPEG400000の代わりにPEG200(平均分子量194〜238、東邦化学(株)製)を使用し、顔料として酸化チタン及び酸化鉄を各々使用し、他は実施例1の化粧水1と同様の組成の化粧料を調製して分散性を評価した。分散性の評価は実施例1に準ずる。結果を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】
本発明の無機粉体の凝集抑制剤は、液状化粧料中の無機粉体(無機顔料等)が増粘剤によって凝集するのを抑制する作用において優れている。
Claims (3)
- (1)平均分子量1000〜1000万のポリアルキレングリコールと、
(2) アクリル酸又はメタクリル酸と炭素数10〜30の高級アルコールとのエステルをモノマーの一部に含むアルキル(メタ)アクリレートポリマーである水溶性高分子系増粘剤と、
(3) 無機粉体と、を含む液状化粧料。 - 前記ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールである、請求項1記載の液状化粧料。
- 前記無機粉体が、酸化チタン、酸化亜鉛、および酸化鉄からなる群から選ばれる少なくとも1種の無機顔料である、請求項1記載の液状化粧料。
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