[go: up one dir, main page]

JP3535065B2 - ブレーキ機構付き手押し運搬車 - Google Patents

ブレーキ機構付き手押し運搬車

Info

Publication number
JP3535065B2
JP3535065B2 JP2000066857A JP2000066857A JP3535065B2 JP 3535065 B2 JP3535065 B2 JP 3535065B2 JP 2000066857 A JP2000066857 A JP 2000066857A JP 2000066857 A JP2000066857 A JP 2000066857A JP 3535065 B2 JP3535065 B2 JP 3535065B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
handle
lever
hand
brake lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000066857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001253328A (ja
Inventor
誠 佐々木
Original Assignee
株式会社カナツー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カナツー filed Critical 株式会社カナツー
Priority to JP2000066857A priority Critical patent/JP3535065B2/ja
Publication of JP2001253328A publication Critical patent/JP2001253328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3535065B2 publication Critical patent/JP3535065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物等を載置して
運搬するための手押し運搬車に関し、より詳細にはブレ
ーキ機構を備えた手押し運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より荷物の運搬等に手押し運搬車が
使用されている。この手押し運搬車は、荷物等が載置さ
れる矩形状の荷台の裏面にキャスタを取り付けて走行可
能と成すと共に、荷台表面側に例えば下向きコ字状を成
すハンドルが設けられ、このハンドルを把持して手押し
運搬車を押し、又は引くことにより荷台上に載置された
荷物を運搬するものである。
【0003】このような手押し運搬車にあって、例えば
坂道、スロープ等を走行するとき、手押し運搬車が急激
に加速して人手を放れ暴走する危険があること等から、
このような手押し運搬車においてブレーキ機構を備える
ものが存在する。
【0004】このようなブレーキ機構の一例として、常
時手押し運搬車の自由な走行を可能と成すと共に、必要
に応じて手押し運搬車を制動可能な構成としたもの(以
下、「常時走行型」という)として実開昭51−935
57号公報及び実開昭52−86161号公報に示す手
押し運搬車が(図13)、また、常時キャスタの回転が
規制され、走行時ブレーキを解除して走行可能と成すブ
レーキ機構を備えたもの(以下、「常時非走行型」とい
う)として実開平7−31560号公報に示す手押し運
搬車(図14)、及び特開平10−181610号に示
す手押し運搬車(図15)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の手押し運
搬車のうち、実開昭51−93557号公報及び実開昭
52−86161号公報に示す手押し運搬車は、図13
に示すようにハンドル6の把持部63と共にブレーキレ
バー7を把持することによりブレーキシュー92が車輪
の外周に圧接されて手押し運搬車1の制動が行われるよ
う構成された常時走行型の手押し運搬車1であり、実開
平7−31560号公報及び特開平10−181610
号に示す手押し運搬車1は、図14B及び図15Bに示
すリターンスプリング94の付勢力によりブレーキレバ
ー7を離した状態においてブレーキが作動するよう構成
され、手押し運搬車1を走行させる際にブレーキレバー
7をハンドルの把持部63と共に把持してブレーキの解
除を行う常時非走行型の手押し運搬車1となっている。
【0006】これら両型式の手押し運搬車1は、常時走
行型の手押し運搬車1にあっては、例えば急制動時には
ハンドル6と共にブレーキレバー7を強く把持すれば運
搬車1を停車させることができ、走行中の制動動作が行
い易い一方、例えば荷物の積み降ろし時にはブレーキが
作動していないので運搬車が動いて作業しにくい等の欠
点がある。
【0007】一方常時非走行型の手押し運搬車1にあっ
てはこれとは逆に荷物の積み降ろし時には運搬車1が停
止した状態を保ち作業が行い易いが、手押し運搬車1の
走行中に運搬車1を制動する場合、ハンドル6の把持部
63とブレーキレバー7とを共に把持した状態からその
うちのブレーキレバー7のみを離し、又はブレーキレバ
ーのみこれを握る力を弱める等、微妙な操作を行う必要
があり、手押し運搬車に徐々にブレーキをかける等の動
作は極めて困難である。このように、それぞれの型式の
手押し運搬車1には、一例として前述のような一長一短
がある。
【0008】このような手押し運搬車1の型式は、手押
し運搬車1が使用される作業環境、作業条件、使用する
者の好み等によりいずれの型式が好ましいかが決まる
が、前記従来の手押し運搬車1にあっては、その構造上
その型式がいずれか一方にのみ特定されてしまい、作業
環境、作業条件、使用する者の好みによりいずれかの型
式を選択することはできない。そのため、作業環境、使
用条件、使用する者の好みに応じてそれぞれの型式の手
押し運搬車1を用意する必要がある。
【0009】また、実開昭51−93557号公報、実
開昭52−86161号公報、及び実開平7−3156
0号公報に示す手押し運搬車にあっては、ブレーキレバ
ー7に連動してブレーキシュー92を動作させるための
連結手段8としてワイヤを使用するため(図13、図1
4B参照)、このワイヤに延びが生じればブレーキのき
き具合が変化して調整が必要となる。また、ワイヤは金
属棒等から成る連結手段に比較して切断等の破損が生じ
やすい。
【0010】一方、特開平10−181610号公報の
手押し運搬車1(図15A及び図15B参照)のように
金属棒等により連結手段8を形成した場合には、ハンド
ル6を折り畳むことができなくなる欠点があり、収納の
際に不便となる。
【0011】さらに、車輪42の外周に直接ブレーキシ
ュー92を押圧する形式のブレーキ(図13及び図14
B参照)にあっては、使用するに従って車輪42の外周
が摩耗して、良好な走行性能を得ることができないとい
う問題点をも有する。
【0012】さらに、ブレーキレバー7の取付位置につ
いても、前述の各手押し運搬車1はそれぞれ下記のよう
な問題点を有している。
【0013】実開昭51−93557号公報及び実開昭
52−86161号公報に示す手押し運搬車(図13参
照)にあっては、ハンドル6の把持部63下方にブレー
キレバー7が設けられているために、運搬車1を走行さ
せるためにハンドル6を押し又は引く力を加えると共に
ブレーキレバー7の引き上げ量を調整して手押し運搬車
1の制動を調整する作業が難しく、手押し運搬車1の取
り扱いを難しいものとしている。また、手首を無理に曲
げた姿勢で作業を行う必要があることから、この種の手
押し運搬車を使用する者に過度の疲労を与えることとな
る。
【0014】また、特開平10−181610号に示す
手押し運搬車1(図15A参照)にあっては、ハンドル
6の把持部63上に設けられたブレーキレバー7をハン
ドル6の把持部63と共に把持することによりブレーキ
が解除される構成となっているために、ブレーキレバー
を握る力を徐々に弱めてブレーキをかける等の微妙な操
作が行い難い。また、このような微妙な操作を行う場合
にはハンドル6を握る力も弱まるため、手押し運搬車1
の方向変換等の操作が困難となる。
【0015】さらに、実開平7−31560号公報に示
す手押し運搬車1(図14A参照)にあっては、ハンド
ル6に対峙して把持部63を把持した際、ブレーキレバ
ー7は把持部63の後方に位置するためにブレーキレバ
ー7の操作を親指一本で行う必要があり、その操作が難
しく手指に与える負担、疲労も大きなものとなる。ま
た、ハンドル6を折り畳んで収納した際に、ブレーキレ
バー7が荷台2上に突出した状態となるため、例えば複
数の手押し運搬車1を重ねて収納、搬送する場合には重
ねた運搬車の重みによりブレーキレバー7が動作されて
誤動作が生じやすい。
【0016】なお、このようなブレーキ機構を備えた手
押し運搬車1において、ブレーキ機構が取り付けられる
手押し運搬車の構成を、既存のブレーキ機構を備えない
手押し運搬車の構成と共通とし、その製造工程、部品等
を共用可能とすれば、製造コストの低減につながりブレ
ーキ機構付きの手押し運搬車を比較的容易にかつ安価で
提供することができ便利である。
【0017】そこで、本発明の手押し運搬車は、上記従
来技術における欠点を解消するためになされたものであ
り、使用環境、作業条件、使用する者の好み等に応じて
1台の手押し運搬車を常時走行又は常時非走行のいずれ
の型式にも適宜に変更することができるブレーキ機構付
き手押し運搬車を提供することを目的とする。
【0018】また、本発明の別の目的は、ハンドルが折
り畳み可能である一方、従来のワイヤ等の連結手段を使
用したブレーキ機構のように狂いが生じたり、破損が生
じたり等の問題が生じにくい連結手段を備えたブレーキ
機構付き手押し運搬車を提供することを目的とする。
【0019】さらに、本発明の別の目的は、ブレーキレ
バーの配置位置を工夫することにより、操作しやすく、
また、誤作動等の生じにくいブレーキ機構付き手押し運
搬車を提供することを目的とする。
【0020】加えて、ブレーキ機構を備えていない既存
の手押し運搬車に容易に取り付け可能なブレーキ機構と
することで、製造工程、部品等を共用することにより、
ブレーキ機構付き手押し運搬車を比較的容易かつ安価で
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブレーキ機構付き手押し運搬車1は、略平
面矩形状の荷台2の裏面に取り付けられたキャスタ3
a,3b;4a,4bと、前記荷台2の一端縁で荷台2
表面に立設されたハンドル6とを備えると共に、前記キ
ャスタ4a,4bに設けられた車輪42,42の回転を
規制するブレーキ9と、前記ハンドル6に取り付けられ
たブレーキレバー7と、前記ブレーキレバー7により前
記ブレーキ9を作動する連結手段8から成るブレーキ機
構を備え、前記ブレーキ9は、該ブレーキ9を作動する
カム96を備え、例えばこのカム96により前記車輪4
2に設けられたブレーキドラム91内に配置されたブレ
ーキシュー92,92をドラム91内壁に圧接し、前記
ドラム内壁91から前記ブレーキシュー92,92を離
間するよう構成されて成り、前記連結手段8及びこの連
結手段8に連動する作動レバー97を介して前記ブレー
キレバー7の擺動により前記カム96を回転可能と成す
と共に、前記ブレーキレバー7の操作が行われていない
位置、すなわちブレーキレバー7の原位置における前記
作動レバー97の初期位置を、前記カム96が前記車輪
42,42の回転を規制する位置、または、前記車輪4
2,42の回転を自在とする位置のいずれか任意に選択
された位置に調整自在に設けて、前記カム96の回転開
始位置すなわちカム96の初期位置を調整自在に設けた
ことを特徴とする。
【0022】前記ブレーキレバー7の基端部をハンドル
6の荷台2の外方(図1中右側)等、適宜位置に設けた
ブレーキレバーポスト72等を介して取り付けると共
に、前記ブレーキレバー7の操作のために手指を掛けや
すくPPなどの樹脂をコーティングした前記ブレーキレバ
ー7の操作部71を前記荷台2側(図1中把持部63の
左側)であって前記ハンドル6の把持部63と略同一高
さに配置したことを特徴とする。
【0023】さらに、前記ハンドル6の基端部を擺動可
能に軸支して荷台2の表面に向かって折り畳み可能と成
すと共に(図1中の二点鎖線参照)、少なくとも前記ハ
ンドル6の軸支位置に対応する位置の前記連結手段8を
チェーン83にて構成することもできる(図11参
照)。
【0024】また、前記ハンドル6は、前記荷台2に対
して略垂直方向に位置前記ハンドルの幅方向に相対峙
する2つの杆61,62を備え、前記2つの杆61,6
2は、前記荷台2に対して垂直方向を成す垂直部61
b,62bと、前記垂直部61b,62b上端を屈曲し
て荷台2の外方に向かって曲折された曲折部61a,6
2aを形成し、前記ブレーキレバー7の前記操作部71
を、前記垂直部61b,62bの延長上と、前記曲折部
61a,62aとにより画定される空間(図1中のθ)
内に位置することもできる。
【0025】さらに、前記ブレーキ9をキャスタ4a
(4b)内に該キャスタ4a(4b)と一体的に形成す
る構成とすれば、好適である。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら以下説明する。
【0027】〔手押し運搬車の全体構成〕図1中、1
は、本発明の手押し運搬車であり、この手押し運搬車1
は、荷物等が載置される略平面矩形状の荷台2と、この
荷台2の裏面4ヶ所に取り付けられたキャスタ(3a,
3b;4a,4b)、前記荷台2の表面側に立設された
ハンドル6、及びこの手押し運搬車1を制動するブレー
キ機構から成る。
【0028】前記キャスタ(3a,3b;4a,4b)
は、前記荷台2の裏面において荷台2の長さ方向の両端
寄りの略対称位置に設けられており、本実施形態にあっ
ては、一端側に取り付けられたキャスタ3a,3bを回
転自在のヨーク31を有する、適宜舵角を変更可能に構
成されたキャスタ3a,3bと成し、他端側に配置され
たキャスタ4a,4bを舵角の固定された固定キャスタ
としているが、前記キャスタは例えばいずれも固定キャ
スタを使用しても良く、その組合せは前述の例に限定さ
れない。
【0029】前記ハンドル6は、本実施形態に限定され
ず各種形状のものを使用することができるが、一例とし
て本実施形態にあっては図2に示すように前記荷台2の
表面に略垂直方向の2本の杆61,62と、前記杆6
1,62の上端間を連結する水平方向の杆から成る略下
向きコ字状に形成されており、この水平方向の杆が手押
し運搬車1を操作する際に把持される把持部63と成
る。そして、このハンドル6を把持して手押し運搬車1
を押し、又は引く等して走行し、及び適宜方向転換可能
に構成されている。
【0030】本実施形態において前記ハンドル6は、図
1に示すように前記固定キャスタ4a,4bの取り付け
位置よりも荷台2の端縁寄りに取り付けられ、荷台2上
に略垂直に立設された前記杆61,62は、その上端約
1/3を荷台2の外方(図1中右側)に向かって屈曲し
て、荷台2に対して垂直方向を成す垂直部61b,62
bと、前記屈曲されて成る曲折部61a,62aとが形
成されている。
【0031】このハンドル6は、その垂直部61b,6
2bの下端、すなわちハンドル6の基端部において固定
金具64に擺動自在に軸支され、図1中の二点鎖線で示
すようにこの軸支位置を中心に擺動されて荷台2の表面
方向に折り畳み可能に構成されている。
【0032】前記ハンドル6の二の垂直部61b,62
b下端を軸支する二つの固定金具64,64には、この
二つの固定具64,64に形成された細長形状の開孔6
5,65間を貫通して固定金具64,64間を架橋する
係止杆66が設けられており、前記開孔65,65の形
状に案内されて前記係止杆66が開孔65,65内を移
動可能に構成されている。そして、この係止杆66は、
例えばスプリング等の付勢手段により付勢されて前記開
孔65,65の上端方向に位置され、この位置にて前記
ハンドル6の垂直部61b,62bの下端を係止してハ
ンドル6が荷台2上に立設した状態を維持している。従
って、前記スプリングによる付勢力に抗して前記係止杆
66を押し下げて開孔65,65下方に位置させること
により、前記係止杆66によるハンドル垂直部61b,
62b下端の係止が解かれ、ハンドル6を荷台2の表面
方向に向かって擺動させて折り畳むことが可能となる。
【0033】〔ブレーキ機構〕固定キャスタ4a,4b
の車輪42,42の回転を規制するブレーキ機構は、前
記ハンドル6に設けられたブレーキレバー7、前記ブレ
ーキレバー7の操作により動作するブレーキ9及び前記
ブレーキレバー7の操作に連動して前記ブレーキ9を動
作する連結手段8から成る。
【0034】前記ブレーキ9は、本実施形態にあっては
固定キャスタ4a,4b内にこの固定キャスタ4a,4
bと一体に構成されているが、ブレーキ9は固定キャス
タ4a,4bと別個に構成しても良く、その構成は下記
の構成に限定されない。
【0035】また、本実施形態にあっては、ブレーキ9
をハンドル6側の固定キャスタ4a,4bに設ける例に
ついて説明するが、ブレーキ9は、他端側のキャスタ3
a,3bに設けても良く、また、全てのキャスタに設け
てもよく、さらにはキャスタ中のいずれかもしくは任意
の組合せにおいて設けてもよく、本実施形態に限定され
ない。
【0036】〔固定キャスタ〕前述のブレーキ9を備え
た固定キャスタ4a,4bの構成例を図4,図5及び図
6に示す。
【0037】なお、図4,図5及び図6に示す固定キャ
スタは、図2において右側に取り付けられる固定キャス
タ4bであり、図2において左側に取り付けられる固定
キャスタ4aは図4、図5及び図6に示す固定キャスタ
4bとは対称の形状を成す。
【0038】図4,図5及び図6において、固定キャス
タ4bは、固定キャスタ4bを荷台2の裏面に取り付け
る際の固定金具としても作用する断面逆L字状に形成さ
れたヨーク41の側壁に車輪42及びこの車輪42の回
転を規制する前述のブレーキ9を取り付けて一体的に形
成したものであり(図5参照)、荷台2の裏面に当接さ
れるこのヨーク41の上面41bには、固定キャスタ4
bを荷台2の裏面に固着するための例えばボルト孔43
が設けられている(図6参照)。好ましくはこのボルト
孔43の形成位置を、例えばブレーキ機構を備えていな
い既存の手押し運搬車に使用する固定キャスタのものと
同位置に形成することにより、既存の手押し運搬車に容
易にブレーキ機構を取付け可能とすることもできる。
【0039】そして、このヨーク41の側壁41aより
直交方向に突出したシャフト44が後述するブレーキ9
及び車輪42の中央を貫通して軸受45を介して車輪4
2を回転自在に軸支して固定キャスタ4bが形成されて
いる。
【0040】なお、図5中の46はカバーであり、車輪
42の軸受45内に砂、埃等のゴミ、水等が入ることを
防止している。
【0041】前述のブレーキ9の構成を、一例として図
7に示す。図7に示すブレーキ9は、内部拡張式のメカ
ニカルブレーキと呼ばれるもので、ブレーキドラム91
内に配置され、外周側の湾曲面にレーキライニング9
3の取り付けられた半月状を成す二のブレーキシュー9
2,92がヨーク41の側壁41aに取り付けられて対
向配置されており、このブレーキシュー92,92を相
互に近接する方向に付勢するリターンスプリング94,
94が設けられている。
【0042】また、前記二のブレーキシュー92,92
の一方の端部間は、アンカーピン95により位置決めさ
れ、このアンカーピン95を中心としてブレーキシュー
92,92を擺動可能と成すと共に、前記ブレーキシュ
ー92,92の他方の端部間には、カム96が設けら
れ、このカム96に作動レバー97が連結されている。
【0043】この作動レバー97は、カム96に連結さ
れ、カム96との連結位置を中心にこの作動レバー97
を擺動させることによりカム96を回動させるものであ
り、このカム96の回動によりブレーキシュー92,9
2の間隔が拡張してブレーキライニング93がドラム9
1の内壁に圧接されて、ドラム91に連結された車輪4
2の回転を規制する。
【0044】図7に示す状態では、前記ブレーキライニ
ング93,93は、ドラム91の内壁には接触しておら
ず、従ってブレーキの利いていない状態、すなわち手押
し運搬車1は走行可能な状態にある。
【0045】そして、この状態から作動レバー97を図
7中時計回り又は時計回りの方向に擺動すると、カム
96がこの作動レバー97に連動して回動してブレーキ
シュー92,92の一端間を拡張し、間隔の拡張された
ブレーキシュー92,92の外周側に設けられたブレー
キライニング93,93がドラム91の内壁に圧接され
る。従って、このドラム91に連結された車輪42の回
転が規制され、手押し運搬車1はブレーキのかかった状
態となる。
【0046】このようなブレーキ9の設けられた固定キ
ャスタ4bは、一例として図1に示すように前記作動レ
バー97が荷台2の裏面と略平行を成すと共に荷台2の
後方に向かって突出するよう取り付けられ、この作動レ
バー97を後述する連結手段8を介してブレーキレバー
7と連結することにより、このブレーキレバー7の操作
によりこの作動レバー97を擺動してブレーキ9を操作
可能としている。
【0047】なお、本実施形態においてブレーキ9を図
7に示す構成として説明したが、ブレーキ9の構成は前
述のものに限定されない。
【0048】〔ブレーキレバー〕 前述のブレーキ9を操作するブレーキレバー7は、本実
施形態にあっては図8に示すように下向きコ字状を成
し、このブレーキレバー7の基端部を図1に示すように
ハンドル6の荷台2の外方(図1中右側)に位置して
り付けたブレーキレバーポスト72に擺動自在に取り付
けている。
【0049】前述のように下向きコ字状に形成されたブ
レーキレバー7は、その水平部分を操作の際に手指をか
ける操作部71とし、この操作部71をハンドル6の把
持部63と共に把持し、又は離すことによりブレーキ9
の操作を行うもので、ハンドル6を把持しながら操作す
る際の取り扱い易さ、操作性を考慮して、本発明の手押
し運搬車1にあってはハンドル6に対峙した際、ハンド
ル6の把持部63前方となる位置にブレーキレバー7の
操作部71を配置している。
【0050】また、本発明の手押し運搬車1にあって
は、この操作部71を前述のハンドル6の垂直部61
b,62bの延長線と、前記曲折部61a,62aによ
り画成される空間(図1中のθ)内に位置されるよう構
成したことから、ハンドル6を荷台2の表面に向けて擺
動させて折り畳んだ際、ブレーキレバー7が荷台2表面
にぶつかる等してブレーキ9が動作されることがなく、
また、このようにハンドル6を折り畳んだ状態において
ブレーキレバー7がハンドル6の曲折部61a,62a
及び把持部63にガードされるよう構成し、例えばハン
ドル6を折り畳んだ状態にある手押し運搬車1上に例え
ば別の手押し運搬車等を積み重ねて収納等した場合であ
っても、重ねられた別の手押し運搬車等の重みによりブ
レーキレバー7が擺動することを防止している。
【0051】このブレーキレバー7は、図9に示すよう
に軸受孔73に挿入されたブレーキレバーポスト72の
支軸を中心として擺動する揺動部74が突出形成されて
おり、従ってブレーキレバー7を擺動すると、このブレ
ーキレバー7と同一の方向に前記揺動部74が擺動す
る。
【0052】図9中の矢視A方向には、図10に示すよ
うに連結孔75が形成され、この連結孔75内に後述の
連結手段8の一端を挿入して連結すると共に、この連結
手段8の他端を前述のブレーキ9の作動レバー97に形
成された連結孔98を介して作動レバー97に連結し、
前記ブレーキレバー7の擺動により前記作動レバー97
を擺動させてブレーキ9により固定キャスタ4a,4b
の車輪42の回転を規制し、または規制を解除し得るよ
う構成されている。
【0053】なお、本実施形態にあっては、ブレーキレ
バー7を前述のように略下向きコ字状のものとして説明
したが、このブレーキレバー7の構成は前述のものに限
定されるものではなく、各種構成のものを使用すること
ができる。
【0054】〔連結手段〕前記ブレーキレバー7に設け
られた揺動部74と、前記ブレーキ9に設けられた作動
レバー97間を連結する連結手段8の構成例を図11に
示す。
【0055】図11に示す連結手段8は、前記揺動部
に連結される例えば金属棒状の連結杆81と、前記作
動レバー97に連結される金属棒状の連結杆82を備
え、両連結杆81,82に例えば溶着等されたチェーン
83にて連結杆81,82を連結している。従って、こ
のチェーン83にて連結された部分において連結手段8
は折り曲げ可能となっている。
【0056】前記連結杆81,82には、その端部から
それぞれ所定長さその外周にネジが切られており、連結
手段8の一方の端部を成す連結杆81が前記揺動部74
に形成された連結孔75内に挿入されると共に、揺動部
74の連結孔75を貫通して突出した部分において連結
杆81の外周にナットを螺合して、連結孔75内に挿入
された連結杆81が連結孔75から抜け落ちることが防
止されている。
【0057】一方、連結手段8の他方の端部を成す連結
杆82は、荷台2に形成された貫通孔22を介して荷台
2の裏面側に突出され、この荷台2の裏面に突出された
連結杆82の先端が作動レバー97の連結孔98内に挿
入され、連結杆82に螺合されたナット86,86間で
前記作動レバー97が挟持されて、連結杆82の抜け落
ちと、作動レバー97の取付位置の調整が可能となるよ
う構成されている。
【0058】なお、本実施形態にあっては荷台2の裏面
より突出した連結杆82の外周はスプリング85により
包囲され、このスプリング85により作動レバー97が
下方に付勢されるよう構成されている(図1中の部分拡
大図を参照)。
【0059】また、この連結手段8は、前記揺動部74
と作動レバー97間を連結するに必要な長さよりも若干
長く形成されており、揺動部74の連結孔75又は作動
レバー97の連結孔98に挿入された連結杆81,82
が開孔を貫通して突出する長さに遊びを持たせると共
に、この遊びを前記ナットの締め付けにより調整して揺
動部74と作動レバー97間に設けられた連結部材8の
張設具合(遊びに対応する付勢力ないし剛性)を調整可
能としている。
【0060】また、ブレーキ9の作動レバー97と連結
された連結杆82にあっては、連結杆82のいずれの位
置においてスプリング85により下方に押し下げられた
作動レバー97を固定するかを、例えば連結杆82に取
り付けられたナット86,86の螺合位置により調節自
在に構成されており、この調整により手押し運搬車1が
常時走行型とするか、又は常時非走行型とするかを任意
に選択することができる。
【0061】なお、前記チェーン83及びこのチェーン
83にて連結された連結杆81,82は、例えばスパイ
ラル状に形成された樹脂材料を巻き付ける等、ゴム、プ
ラスチック、その他各種の可撓性材料により包囲して、
この部分の折り曲げ性を確保しつつその保護を図ること
もできる。
【0062】前述のように構成された連結手段8は、好
ましくは図1に示すように正面図においてハンドル6の
垂直部61b,62bの幅内に収まるよう配置すること
ができ、このように配置することにより荷台2上に載置
された荷物等がハンドル6の垂直部61b,62b及び
垂直部61b,62b間を架橋する背板等にガードされ
て連結手段8に接触しにくくなる。そのため、この荷物
等との接触によるブレーキ9の作動不良等が生じること
が防止されている。ハンドル6として中空の鉄パイプを
使用する場合には、この連結手段8をハンドル6内に配
置して荷台2上の荷物等との接触から完全に防護される
よう構成することもできる。
【0063】なお、連結手段8の構成、連結手段8によ
るブレーキレバー7とブレーキ9間の連動、その他の構
成は、前述の実施形態において説明した構成に限定され
ず、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。ハンドル6の材質、形状も上記携帯に限定され
ず、丸パイプ、角パイプなど任意である。
【0064】〔手押し運搬車の動作〕以上のように構成
された本発明のブレーキ機構付き手押し運搬車1の動作
について説明すると、連結杆82の外周に取り付けられ
たナット86,86の螺合位置を調整し、及び/又はス
プリング85の長さを変更する等して、ブレーキレバー
7の操作部71がハンドル6の把持部63より離間した
状態、すなわちブレーキレバー7の操作をおこなってい
ないブレーキレバー7の原位置における作動レバー97
の位置、すなわち作動レバーの初期位置を調整する。こ
のとき調節された作動レバー97の初期位置により、カ
ム96の回転開始位置、すなわちカム96の初期位置を
決定し、このカムの初期位置により、手押し運搬車1を
常時走行型となるか、常時非走行型となるかが選択され
る。
【0065】例えば、図7に示すブレーキ9を備える手
押し運搬車1においてカム96が図7に示す位置を初期
位置とする場合には、この手押し運搬車1はブレーキレ
バー7の原位置においてブレーキ9が作動していない走
行可能な状態(常時走行型)となり、逆にカム96がブ
レーキシュー92,92を離間する状態を初期位置とす
る場合(例えば図7中、時計回りの方向に回動して係
止された場合)には、この手押し運搬車1はブレーキレ
バー7を操作していないブレーキレバー7の原位置にお
いてブレーキ9が作動した走行不能な状態(常時非走行
型)となる。
【0066】従って、本発明の手押し運搬車1は、連結
杆82、この連結杆82に螺合されたナット86,86
等を調整手段とし、この調整手段により作動レバー97
の位置の調整、すなわちカム96の初期位置を所望の位
置に設定することにより、常時走行型、常時非走行型の
いずれの手押し運搬車1としても使用することができ
る。
【0067】以上のようにして常時走行型に調整された
手押し運搬車1にあっては、ハンドル7を把持して手押
し運搬車1を押し、又は引くことにより走行させ、停止
又は減速時にブレーキレバー7を把持してハンドル6の
把持部63方向に引き寄せると、この手押し運搬車1を
減速ないし停止することができる。
【0068】一方、常時非走行型である手押し運搬車1
にあっては、ブレーキレバー7を把持してハンドル6の
把持部63に近接する方向に移動させ、この状態で手押
し運搬車1を押し、又は引くことにより手押し運搬車1
を走行させると共に、停止時又は減速時にはこのブレー
キレバー7を離し、又は緩めることにより手押し運搬車
を停止し、又は減速させることができる。
【0069】なお、ブレーキレバー7の操作により作動
レバー97を比較的広角度で擺動させることができる場
合には、例えばブレーキレバー7の操作部71がハンド
ル6の把持部63より離間した位置においてブレーキ9
のかかった状態(図7においてカム96を時計回りの
方向に回動させた状態)に調整しておき、ブレーキレバ
ー7を把持してブレーキの解除された状態(カム96が
図7に示す位置にある状態)として手押し運搬車1を走
行可能と成すと共に、ブレーキレバー7をさらに強く握
ってハンドル6の把持部63方向に近づけて再度ブレー
キのかかった状態(図7においてカム96が時計回りの
方向に回動された状態)として手押し運搬車1の制動を
行うことができるよう調整することも可能である。
【0070】前述のように構成された本発明のブレーキ
機構付き手押し運搬車1にあっては、ブレーキレバー7
の操作部71は、ハンドル6に対峙した際、把持部63
の前方となる極めて操作し易い位置に配置されるため、
手押し運搬車1の走行と制動の同時操作を容易とし、ま
た、本発明の手押し運搬車1におけるブレーキレバー7
の取付位置により、ハンドルを倒して図1中二点鎖線で
示す状態にハンドル6を折り畳んだとしても、ブレーキ
レバー7が荷台2の表面にぶつかって動作することな
く、また、ハンドル6の曲折部61a,62a及び把持
部63に囲まれてガードされたブレーキレバー7は、こ
れに人や物等がぶつかって誤動作することも防止でき
る。
【0071】なお、前述の実施形態にあっては、本発明
の手押し運搬車1をハンドル6を折り畳み可能なものと
して説明したが、本発明の手押し運搬車1は図12に示
すようにハンドル6を折り畳むことのできない手押し運
搬車1に対しても適用可能である。
【0072】なお、図12に示すように手押し運搬車1
のハンドルを折り畳み不能に構成する場合には、前述の
連結手段8は、必ずしも折り曲げ可能な構成である必要
はなく、チェーン83を備える連結部材8の構成に代え
て、連結杆のみにより形成された連結部材により構成し
ても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明した本発明の構成により、常時
走行型又は常時非走行型のいずれの型式にも適宜に選択
することができるブレーキ機構を備えた手押し運搬車を
提供することができた。
【0074】また、チェーンを使用した連結手段を使用
することにより、本発明のブレーキ機構付き手押し運搬
車は、ハンドルを折り畳むことができると共に、従来の
ワイヤ等の連結機構を使用したブレーキ機構のように狂
いや破損が生じ難いものとなった。
【0075】さらに、本発明のブレーキ機構付きの手押
し運搬車は、ブレーキレバーの取付位置を工夫すること
により、操作しやすく、また、ハンドルの折り畳み時に
おいて誤作動等の生じにくいものとすることができた。
【0076】加えて、ブレーキをキャスタと一体に形成
することにより、キャスタの交換、ブレーキレバー及び
連結手段の取付、及び前記連結手段を挿通するための開
孔を荷台に設けることにより、既存の手押し運搬車と他
の部品を共通とすることができ、比較的製造が容易で、
かつ比較的安価なブレーキ機構付きの手押し運搬車を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態を示す手押し運搬車の正
面図。
【図2】 図1の右側面図。
【図3】 ハンドルの拡大図。
【図4】 固定キャスタの背面図。
【図5】 図4のV−V線断面図。
【図6】 図4の平面図。
【図7】 ブレーキの構成例を示す説明図。
【図8】 ブレーキレバーの正面図。
【図9】 図8の左側面図。
【図10】 図9のA矢視図。
【図11】 連結手段の構成例を示す正面図。
【図12】 本発明の別の手押し運搬車の正面図。
【図13】 従来の手押し運搬車の正面図。
【図14】 従来の手押し運搬車の説明図であり、
(A)は正面図、(B)はブレーキ部分の拡大図。
【図15】 従来の手押し運搬車の説明図であり、
(A)は斜視図、(B)はブレーキ部分の拡大図。
【符号の説明】
1 手押し運搬車 2 荷台 22 貫通孔 3a,3b キャスタ 31 ヨーク 4a,4b 固定キャスタ 41 ヨーク 41a ヨークの側壁 41b ヨークの上面 42 車輪 43 ボルト孔 44 シャフト 45 軸受 46 カバー 6 ハンドル 61,62 杆(ハンドルの垂直方向を成す) 61b,62b 垂直部 61a,62a 曲折部 63 把持部(ハンドルの) 64 固定金具 65 開孔 66 係止杆 7 ブレーキレバー 71 操作部 72 ブレーキレバーポスト 73 軸受孔 74 揺動部 75 連結孔 8 連結手段 81,82 連結杆 83 チェーン 85 スプリング 86 ナット 9 ブレーキ 91 ドラム 92 ブレーキシュー 93 ブレーキライニング 94 リターンスプリング 95 アンカーピン 96 カム 97 作動レバー 98 連結孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 7/08 B60T 11/08 B62B 5/04 B62B 5/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平面矩形状の荷台の裏面に取り付けら
    れたキャスタと、前記荷台の一端縁で前記荷台表面に立
    設されたハンドルとを備えると共に、前記キャスタに設
    けられた車輪の回転を規制するブレーキと、前記ハンド
    ルに取り付けられたブレーキレバーと、前記ブレーキレ
    バーにより前記ブレーキを作動する連結手段から成るブ
    レーキ機構を備えて成り、 前記ブレーキは、該ブレーキを作動するカムを備え、前
    記ブレーキレバーの擺動により前記連結手段及びこの連
    結手段に連動する作動レバーを介して前記カムを回転可
    能と成すと共に、前記ブレーキレバーの原位置における
    前記作動レバーの初期位置を、前記カムが前記車輪の回
    転を規制する位置、または、前記車輪の回転を自在とす
    る位置のいずれか任意に選択された位置に調整自在に設
    けたことを特徴とするブレーキ機構付き手押し運搬車。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキレバーの基端部をハンドル
    の荷台の外方に位置して取り付けると共に、前記ブレー
    キレバーの操作部を前記荷台側において前記ハンドルの
    把持部と略同一高さに配置したことを特徴とする請求項
    1記載のブレーキ機構付き手押し運搬車。
  3. 【請求項3】 前記ハンドルの基端部を擺動可能に軸支
    して荷台の表面方向に向かって折り畳み可能と成すと共
    に、少なくとも前記ハンドルの軸支位置に対応する位置
    の前記連結手段をチェーンにて構成して成ることを特徴
    とする請求項1又は2記載のブレーキ機構付き手押し運
    搬車。
  4. 【請求項4】 前記ハンドルは、前記荷台に対して略垂
    直方向に位置前記ハンドルの幅方向に相対峙する2つ
    の杆を備え、前記2つの杆は、前記荷台に対して垂直方
    向を成す垂直部と、前記垂直部上端を屈曲して荷台の外
    方に向かって曲折された曲折部を形成し、 前記ブレーキレバーの前記操作部を、前記垂直部の延長
    上と、前記曲折部とにより画定される空間内に位置した
    ことを特徴とする請求項3記載のブレーキ機構付き運搬
    車。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキが前記キャスタ内に該キャ
    スタと一体的に形成されていることを特徴とする請求項
    1〜4いずれか1項記載のブレーキ機構付き手押し運搬
    車。
JP2000066857A 2000-03-10 2000-03-10 ブレーキ機構付き手押し運搬車 Expired - Lifetime JP3535065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066857A JP3535065B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 ブレーキ機構付き手押し運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066857A JP3535065B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 ブレーキ機構付き手押し運搬車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001253328A JP2001253328A (ja) 2001-09-18
JP3535065B2 true JP3535065B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=18586148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066857A Expired - Lifetime JP3535065B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 ブレーキ機構付き手押し運搬車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3535065B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101849471B1 (ko) * 2016-11-18 2018-04-17 한국기술교육대학교 산학협력단 공항용 카트

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3937051B2 (ja) * 2001-10-22 2007-06-27 株式会社松永製作所 ブレーキ装置
CN102627181B (zh) * 2012-01-17 2015-04-29 刘萍 用于摆药机的取药装置
JP2016210256A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 株式会社カナツー 手押し運搬車用のブレーキ付きキャスタ装置
IT201600103654A1 (it) * 2016-10-14 2018-04-14 Logistica Paggiola S R L Sistema di frenatura migliorato

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101849471B1 (ko) * 2016-11-18 2018-04-17 한국기술교육대학교 산학협력단 공항용 카트

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001253328A (ja) 2001-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7448596B1 (en) Cable tightening device having anti-theft function
JPS6217346Y2 (ja)
US5713585A (en) Safety brake stroller
US5328000A (en) Foot actuated wheel brake
US6530584B1 (en) Hand truck with selectively moveable arms
JP3535065B2 (ja) ブレーキ機構付き手押し運搬車
US6102167A (en) Brake device for a stroller
US5799959A (en) Hand truck brake application system
JPH0867255A (ja) 手押し車のブレーキ装置
JP5002487B2 (ja) 手押し運搬車
JPH09277938A (ja) 手押し車の制動及び停止ロック機構
JP2010137595A (ja) 手押し運搬車における自在車輪の制動装置
JP5669366B2 (ja) 運搬台車
JP3844450B2 (ja) 運搬台車
JP4643869B2 (ja) 折畳み可能な車両
JP2003104208A (ja) ブレーキ付き手押運搬車
JP3472757B2 (ja) 搬送台車
JPS633875Y2 (ja)
US11377168B2 (en) Brake caliper
JP2023158845A (ja) キャスタ
JP4216535B2 (ja) 車椅子の後退防止装置
JP2000233755A (ja) 手押し車
JP5002469B2 (ja) ブレーキ装置付手押し運搬車のハンドル装置
JP3600514B2 (ja) 手押し台車
JPH0319505Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3535065

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term