JP3534924B2 - 両性整髪用樹脂組成物 - Google Patents
両性整髪用樹脂組成物Info
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Description
成物に関する。さらに詳しくは、整髪剤として好適に使
用しうる両性整髪用樹脂組成物に関する。
いられたエアゾールタイプの整髪剤から噴射剤を必要と
しない水系整髪剤に製品開発が変遷してきている。
樹脂としては、水溶性にすぐれているという点から、N
−ビニルピロリドンを主成分とした、ノニオン系整髪用
樹脂およびカチオン系整髪用樹脂が提案されている(特
開昭59−75911号公報、特公昭56−45338
号公報)。
およびカチオン系整髪用樹脂は、いずれも水溶性にすぐ
れたものであるが、耐湿性およびセット保持力におとる
という欠点がある。
術に鑑みてなされたものであり、耐湿性およびセット保
持力にすぐれ、さらに毛髪にしなやかさ、柔軟性および
光沢を与え、洗髪による除去が容易な両性整髪用樹脂組
成物を提供することを目的とする。
(I):
99重量%および一般式(II):
R2はエチレン基、n−プロピレン基またはi−プロピ
レン基、R3はメチル基またはエチル基、Xは酸素原子
または−NH−基を示す)で表わされるアミノ基含有モ
ノマー1〜35重量%からなる共重合成分Aを共重合さ
せてなるアミノ基含有重合体と、(B)一般式(II
I):
示す)で表わされる(メタ)アクリル酸を70重量%以
上含有し、架橋成分を含まない重合成分Bを重合させて
なる重合体のカルボキシル基の0〜70モル%を塩基性
物質で中和してなる(メタ)アクリル系重合体とからな
る両性整髪用樹脂組成物に関する。
は、前記したように、(A)式(I):
99重量%および一般式(II):
R2はエチレン基、n−プロピレン基またはi−プロピ
レン基、R3はメチル基またはエチル基、Xは酸素原子
または−NH−基を示す)で表わされるアミノ基含有モ
ノマー1〜35重量%からなる共重合成分Aを共重合さ
せてなるアミノ基含有重合体と、(B)一般式(II
I):
示す)で表わされる(メタ)アクリル酸を70重量%以
上含有し、架橋成分を含まない重合成分Bを重合させて
なる重合体のカルボキシル基の0〜70モル%を塩基性
物質で中和してなる(メタ)アクリル系重合体とからな
るものである。
は、前記したように、式(I)で表わされるN−ビニル
ピロリドンおよび一般式(II)で表わされるアミノ基
含有モノマーからなる共重合成分Aを共重合させること
によってえられる。
性整髪用樹脂組成物に光沢や水溶性を与えるだけでな
く、後述するアミノ基含有重合体と(メタ)アクリル系
重合体との中和(以下、高分子中和という)によるイオ
ン架橋の際に、架橋密度が高くなりすぎてポリマーが凝
集し、えられる樹脂組成物の溶液中からポリマーが析出
するのを抑制するという性質を有する。
分子中和によるイオン架橋が多くなりすぎてえられる樹
脂組成物がゲル化するのを抑制するために、共重合成分
A中に65重量%以上、好ましくは70重量%、さらに
好ましくは75重量%以上含有されるように調整され、
またえられる樹脂組成物に充分なセット力を付与するた
めに、共重合成分A中に99重量%以下、好ましくは9
7重量%以下、さらに好ましくは95重量%以下含有さ
れるように調整される。
含有モノマーは、後述するアミノ基含有重合体と(メ
タ)アクリル系重合体との高分子中和によるイオン架橋
の際に、カチオン部分に変化して毛髪のケラチン蛋白質
に吸着し、その結果、頭髪への密着性を向上させるとい
う性質を有する。
は、たとえばN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)
アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル
(メタ)アクリルアミドなどがあげられる。これらは、
単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
リ」とは、「アクリおよび/またはメタクリ」を意味す
る。
分子中和によるイオン架橋を充分に向上させるために、
共重合成分A中に1重量%以上、好ましくは3重量%以
上、さらに好ましくは5重量%以上含有されるように調
整され、また高分子中和によるイオン架橋が多くなりす
ぎてえられる樹脂組成物がゲル化するのを抑制するため
に、共重合成分A中に35重量%以下、好ましくは30
重量%以下、さらに好ましくは25重量%以下含有され
るように調整される。
脂組成物から形成されたフィルムに柔軟性および適度な
硬度を付与し、触感を変化させるために、前記共重合成
分Aの一部をその他の共重合可能なエチレン性不飽和モ
ノマー(以下、単にエチレン性不飽和モノマーという)
に置換してもよい。
しては、たとえば酢酸ビニル、アルキル基の炭素数が1
〜18のアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アク
リルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートや
N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミ
ドの四級化物、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリプ
ロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、3−ジメ
チル(メタクリロイルオキシエチル)アンモニウムプロ
パンスルホネート、3−ジメチル(メタクリロイルアミ
ドプロピル)アンモニウムプロパンスルホネートなどが
あげられる。これらは、単独でまたは2種以上を混合し
て用いることができる。
は、前記エチレン性不飽和モノマーを用いたことによる
効果を充分に発現させるために、前記N−ビニルピロリ
ドンとアミノ基含有モノマーとの合計量に対して1重量
%以上、好ましくは3重量%以上、さらに好ましくは5
重量%以上であることが望ましく、また本発明の目的と
する諸物性が損われないようにするために、前記N−ビ
ニルピロリドンとアミノ基含有モノマーとの合計量に対
して15重量%以下、好ましく13重量%以下、さらに
好ましくは12重量%以下であることが望ましい。
含有モノマーを含有し、必要により、前記エチレン性不
飽和モノマーを配合した共重合成分Aを共重合させるこ
とにより、アミノ基含有重合体がえられる。
ては、とくに限定がなく、たとえば塊状重合法、析出重
合法、懸濁重合法、乳化重合法、溶液重合法などがあげ
られる。これらの重合法のなかでは、化粧品を調製する
際に、水または親水性溶媒を用いることを考慮すると、
溶媒として水および/または親水性溶媒を用いた溶液重
合法が好ましい。
10g/水100g(25℃)以上である有機溶媒をい
う。
ば炭素数が1〜4の脂肪族1〜4価アルコール、エチル
セロソルブ、ブチルセロソルブ、ジオキサン、酢酸メチ
ル、ジメチルホルムアミドなどがあげられる。これらの
親水性溶媒のなかでは、1〜2価アルコールが化粧品原
料として扱ううえでとくに好ましい。
とえばメタノール、エタノール、イソプロパノールなど
があげられる。また、前記2価アルコールの具体例とし
ては、たとえばプロピレングリコールなどがあげられ
る。これらのなかでは、本発明の樹脂組成物は、人体の
皮膚に付着することがあるため、その安全性を考慮すれ
ば、エタノールおよびイソプロパノールがとくに好まし
い。
重合させるばあいには、前記したように、溶媒として水
および/または親水性溶媒を用い、該溶媒に共重合成分
Aを溶解させ、重合開始剤を添加し、たとえばチッ素ガ
スなどの不活性ガス中で加熱しながら攪拌することによ
り、重合反応させればよい。
法に用いられているものであれば、とくに限定がない。
前記重合開始剤の具体例としては、たとえば過酸化ベン
ゾイル、過酸化ラウロイルなどの過酸化物、アゾビスイ
ソブチロニトリルなどのアゾ系化合物などがあげられ
る。これらの重合開始剤のなかでは、アゾ系開始剤は、
爆発などの危険性が低いので、とくに好適に使用しうる
ものである。
び/または親水性溶媒の使用量は、共重合成分Aの濃度
が10〜60重量%程度となるように調整することが好
ましい。ただし、共重合成分Aの濃度が50重量%をこ
えるばあいには、共重合成分Aを分割して徐々に添加し
て重合を行なうことが、急激な重合反応熱の発生を避
け、安全に重合を行なううえで好ましい。
によって異なるので一概には決定することができない
が、通常、重合開始剤の10時間半減期温度とすること
が好ましい。とくに親水性溶媒を用いたときには、重合
開始剤の10時間半減期温度と溶媒の還流温度とがほぼ
等しいばあいには、還流温度で重合させることが、より
再現性の高い重合を行なうことができるので、好まし
い。
異なるが、重合を完全に行ない、未反応モノマーが残存
しないようにするためには、8時間以上、好ましくは1
2〜36時間とすることが望ましい。なお、未反応モノ
マーが残存しているか否かは、一般的な手法、たとえば
PSDB法などにより、二重結合が存在しているか否か
を確認することによって確かめることができる。
合体は、前記したように、一般式(III)で表わされ
る(メタ)アクリル酸を70重量%以上含有し、架橋成
分を含まない重合成分Bを重合させてえられた重合体の
カルボキシル基の0〜70モル%を塩基性物質で中和す
ることによってえられる。
の樹脂組成物の耐湿性をいちじるしく向上させるという
性質を有するものである。
および/またはメタクリル酸のことであり、これらアク
リル酸およびメタクリル酸は、それぞれ単独でまたは混
合して用いることができる。
の含有量は、前記アミノ基含有重合体と効率よく中和
し、イオン架橋を生じるようにするために、70重量%
以上、なかんづく80重量%以上であることが好まし
い。したがって、重合成分Bの全量が(メタ)アクリル
酸であってもよい。
から形成されたフィルムに柔軟性および適度な硬度を付
与し、触感を変化させるために、前記共重合成分Aに用
いることができる前記エチレン性不飽和モノマーを含有
させてもよい。このばあい、前記エチレン性不飽和モノ
マーの最大使用量は、重合成分B中における(メタ)ア
クリル酸の含有量が前記下限値を満足するように設定さ
れ、また前記エチレン性不飽和モノマーの最小使用量
は、前記エチレン性不飽和モノマーを用いたことによる
効果を充分に発現せしめるために、重合成分B中に1重
量%以上、好ましくは5重量%以上、さらに好ましくは
10重量%以上含有されるように調整することが望まし
い。
前記エチレン性不飽和モノマーを含有した重合成分Bを
重合させることにより、重合体がえられる。
は、とくに限定がなく、前記共重合成分Aの重合法と同
様であればよい。また、前記重合成分Bを重合させる際
の重合条件なども、前記共重合成分Aを共重合させる際
の重合条件などと同様であればよい。
キシル基の0〜70モル%を塩基性物質で中和するか、
または重合前にあらかじめ前記重合成分B中のカルボキ
シル基の0〜70モル%を中和することにより、(メ
タ)アクリル系重合体がえられる。したがって、前記
(メタ)アクリル系重合体は、中和されていなくてもよ
く、またカルボキシル基の70モル%以下が中和されて
いてもよい。
和によるイオン架橋が少なくなりすぎてえられる樹脂組
成物のセット力が損なわれないようにするために、70
モル%以下、好ましくは60モル%以下、さらに好まし
くは50モル%以下となるように調整される。
に用いられる塩基性物質の具体例としては、たとえばア
ンモニア水、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノール
アミン、モルホリン、アミノメチルプロパノール、アミ
ノメチルプロパンジオール、アミノエチルプロパンジオ
ール、ジメチルアミノエタノール、ジエチルアミノエタ
ノールなどがあげられる。これらの塩基性物質は、通
常、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
アクリル系重合体との割合は、アミノ基含有重合体/
(メタ)アクリル系重合体(重量比)が、高分子中和に
よるイオン架橋の効果を充分に発現させるために、99
/1以下、好ましくは98/2以下、さらに好ましくは
97/3以下であることが望ましく、また高分子中和に
よるイオン架橋が多くなりすぎてゲル化するのを避ける
ために、75/25以上、好ましくは80/20以上、
さらに好ましくは85/15以上であることが望まし
い。ただし、本発明の樹脂組成物をゲル化の発生を問題
としない整髪剤処方に用いるばあいには、前記重量比は
75/25未満であってもよい。
(メタ)アクリル系重合体とを混合することにより、本
発明の両性整髪用樹脂組成物がえられる。両者を混合す
る際には、あらかじめアミノ基含有重合体および(メ
タ)アクリル系重合体をそれぞれ水または親水性溶媒に
希釈しておくことが、両者を混合する際に粘度が上昇す
るが、混合を容易にする点から好ましい。
系重合体とを混合したとき、アミノ基含有重合体のアミ
ノ基がカチオンとなり、また(メタ)アクリル系重合体
のカルボキシル基がアニオンとなり、前記カチオンとア
ニオンとが中和することによってイオン架橋する。
タ)アクリル系重合体とはイオン架橋するので、えられ
る樹脂組成物は、セット保持力にすぐれたものとなる。
たは別の溶媒と置換したのち、整髪剤に用いることがで
きる。
ー、ミストタイプのエアゾール製品に用いるばあいに
は、前記樹脂組成物を水または親水性溶媒に溶解させた
ものを、天然ガス、液化石油ガス、ジメチルエーテルな
どの噴射剤、pH調整剤、各種添加剤などとともにエア
ゾール容器内に加圧充填し、密封すればよい。なお、こ
のばあい、エアゾール容器内に充填される各種成分の配
合割合は、通常、それぞれの目的、用途などに応じて適
宜調整すればよい。
施例にもとづいてさらに詳細に説明するが、本発明はか
かる実施例のみに限定されるものではない。
造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、N−ビニルピロ
リドン75重量部およびイオン交換水400重量部を入
れ、これにα,α′−アゾビスイソブチロニトリル(以
下、AIBNという)0.1重量部を加えてチッ素気流
下で加温し、70℃になったところで、N,N−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート25重量部を1時間かけ
て滴下したのち、70℃のままで11時間攪拌し、重合
反応を行ない、20%のアミノ基含有重合体(A)水溶
液をえた。
造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、N−ビニルピロ
リドン95重量部およびイオン交換水400重量部を入
れ、これにAIBN0.1重量部を加えてチッ素気流下
で加温し、70℃になったところで、N,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレート5重量部を1時間かけて滴
下したのち、70℃のままで11時間攪拌し、重合反応
を行ない、20%のアミノ基含有重合体(B)水溶液を
えた。
造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、N−ビニルピロ
リドン75重量部およびイオン交換水380重量部を入
れ、これにAIBN0.2重量部を加えてチッ素気流下
で加温し、70℃になったところで、N,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレート10重量部、N,N−ジメ
チルアミノプロピルメタクリルアミド10重量部、ダイ
アセトンアクリルアミド5重量部およびイオン交換水2
0重量部の混合液を1時間かけて滴下したのち、70℃
のままで11時間攪拌し、重合反応を行ない、20%の
アミノ基含有重合体(C)水溶液をえた。
造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、N−ビニルピロ
リドン75重量部および無水エタノール65重量部を入
れ、これにAIBN0.1重量部を加えてチッ素気流下
で加温し、70℃になったところで、N,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレート15重量部、エチルメタク
リレート7.5重量部、ステアリルアクリレート2.5
重量部および無水エタノール2重量部の混合液を1時間
かけて滴下したのち、AIBN0.05重量部を追添
し、70℃のままで11時間攪拌し、重合反応を行なっ
たのち、無水エタノールにて30%濃度になるまで希釈
し、30%のアミノ基含有重合体(D)エタノール溶液
をえた。
造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、N−ビニルピロ
リドン75重量部および無水エタノール65重量部を入
れ、これにAIBN0.1重量部を加えてチッ素気流下
で加温し、70℃になったところで、N,N−ジメチル
アミノエチルアクリレート5重量部、N,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレート20重量部および無水エタ
ノール2重量部の混合液を1時間かけて滴下したのち、
AIBN0.05重量部を追添し、70℃のままで11
時間攪拌し、重合反応を行なったのち、無水エタノール
にて30%濃度になるまで希釈し、30%のアミノ基含
有重合体(E)エタノール溶液をえた。
造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、N−ビニルピロ
リドン75重量部および無水エタノール65重量部を入
れ、これにAIBN0.1重量部を加えてチッ素気流下
で加温し、70℃になったところで、N,N−ジメチル
アミノエチルアクリレート8重量部、N,N−ジメチル
アミノプロピルメタクリルアミド8重量部、t−ブチル
アクリレート6重量部、N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリレートのジエチル硫酸塩3重量部および無水エ
タノール2重量部の混合液を1時間かけて滴下したの
ち、AIBN0.05重量部を追添し、70℃のままで
11時間攪拌し、重合反応を行なったのち、無水エタノ
ールにて30%濃度になるまで希釈し、30%のアミノ
基含有重合体(F)エタノール溶液をえた。
(A)の製造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、メタクリル酸
(50モル%をN,N−ジメチルアミノエタノールにて
中和)100重量部およびイオン交換水567重量部を
入れ、これにAIBN0.5重量部を加えてチッ素気流
下で加温し、90℃に維持し、11時間攪拌しながら重
合反応を行ない、15%の(メタ)アクリル系重合体
(A)水溶液をえた。
(B)の製造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、メタクリル酸8
2重量部、ポリエチレングリコールモノメタクリレート
(n=9)18重量部および無水エタノール233重量
部を入れ、これにAIBN0.5重量部を加えてチッ素
気流下で加温し、80℃で還流加熱し、11時間攪拌し
ながら重合反応を行ない、30%の(メタ)アクリル系
重合体(B)エタノール溶液をえた。
(C)の製造) 還流冷却器、温度計、チッ素導入管、仕込み管および攪
拌装置を取り付けた5つ口フラスコに、アクリル酸(2
0モル%を2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール
にて中和)87.6重量部、ヒドロキシプロピルアクリ
レート12.4重量部、無水エタノール200重量部お
よびイオン交換水200重量部を入れ、これにAIBN
0.3重量部を加えてチッ素気流下で80℃で還流加熱
し、11時間攪拌しながら重合反応を行ない、20%の
(メタ)アクリル系重合体(C)エタノール溶液をえ
た。
合体(A)〜(F)および(メタ)アクリル系重合体
(A)〜(C)を用いて、本発明の両性整髪用樹脂組成
物を調製するが、かかる樹脂組成物の調製に先だって、
前記アミノ基含有重合体(A)〜(F)および前記(メ
タ)アクリル系重合体(A)〜(C)にエタノールと水
の混合溶媒(エタノール:水(容量比)=4:6)を添
加し、いずれもそれぞれ4%ポリマー溶液とした。
量部をビーカー内で攪拌しながら、これに(メタ)アク
リル系重合体(A)(4%ポリマー溶液)17重量部を
ゆっくりと混合し、10分間程度かきまぜて充分に混合
し、樹脂組成物溶液(以下、液状整髪剤という)をえ
た。
部および(メタ)アクリル系重合体(A)17重量部の
かわりに、表1に示すアミノ基含有重合体および(メ
タ)アクリル系重合体を用いたほかは、実施例1と同様
にして液状整髪剤をえた。
分子量65000、N−ビニルピロリドン含量60重量
%)をエタノールと水の混合溶媒(エタノール:水(容
量比)=4:6)に溶解させて4%ポリマー溶液(液状
整髪剤)を調製した。
メタクリル酸ジエチル硫酸塩共重合体(粘度平均分子量
230000、N−ビニルピロリドン含量77重量%)
をエタノールと水の混合溶媒(エタノール:水(容量
比)=4:6)に溶解させて4%ポリマー溶液(液状整
髪剤)を調製した。
2でえられた液状整髪剤を用い、以下の方法にしたがっ
てセット保持力、しなやかさ、洗髪性、柔軟性および光
沢性を調べた。その結果を表1に示す。
に液状整髪剤4gを手で均一に塗りつけ、余分なものを
指でしごき落したのち、この毛髪を外径1.2cmのカ
ーラーに巻き、40℃の温風で3時間かけて乾燥したの
ち、カーラーから毛髪をはずし、温度30℃、相対湿度
90℃の雰囲気中に垂直に吊した直後の長さ(L1)と
2時間放置後の長さ(L2)を測定し、カールリテンシ
ョンを次式から算出する。
ものを合格(表中、「○」印)とし、また70%未満の
ものを不合格(表中、「×」印)とした。
液状整髪剤4gを手で均一に塗りつけ、余分なものを指
でしごき落したのち、乾燥前に市販のくしで毛並を揃
え、この毛髪を40℃の温風で3時間かけて乾燥したの
ち、以下に示す評価基準にしたがって評価した。
整髪剤4gを手で均一に塗りつけ、余分なものを指でし
ごき落したのち、乾燥前に市販のくしで毛並を揃え、こ
の毛髪を40℃の温風で3時間かけて乾燥したのち、水
に静置浸漬し、以下に示す評価基準にしたがって評価し
た。
整髪剤4gを手で均一に塗りつけ、余分なものを指でし
ごき落したのち、乾燥前に市販のくしで毛並を揃え、こ
の毛髪を40℃の温風で3時間かけて乾燥したのち、毛
髪の中心から約1cm間隔のところを指ではさみ上下に
曲げる。その操作を10回くりかえし、コーティング被
膜の変化を目視で観察し、以下の評価基準にしたがって
評価した。
整髪剤4gを手で均一に塗りつけ、余分なものを指でし
ごき落したのち、乾燥前に市販のくしで毛並を揃え、こ
の毛髪を40℃の温風で3時間かけて乾燥したのち、目
視により光沢性を観察し、以下の評価基準にしたがって
評価した。
〜18でえられた両性整髪用樹脂組成物は、いずれも整
髪剤として必要な特性を備え、しかも従来のN−ビニル
ピロリドンを使用した整髪用樹脂にはないすぐれたセッ
ト保持力を有していることがわかる。
よび親水性溶媒との相溶性に本質的にすぐれ、水性のヘ
アーミストに使用するばあい、霧吹き容器やエアゾール
容器内および噴射ノズル内に樹脂が析出凝固するような
ことがなく、最後まで安定して使用することができる。
髪剤やヘアーセットローションとして、好的に使用しう
るものであり、従来のN−ビニルピロリドンを多用して
いる高水溶性整髪剤と同様に洗髪除去が容易でありなが
ら、耐湿性(セット保持力)がはるかにすぐれており、
さらにすぐれた光沢性、しなやかさなどの整髪剤として
必要な特性を充分に併有しているものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)式(I): 【化1】 で表わされるN−ビニルピロリドン65〜99重量%お
よび一般式(II): 【化2】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2はエチレン
基、n−プロピレン基またはi−プロピレン基、R3は
メチル基またはエチル基、Xは酸素原子または−NH−
基を示す)で表わされるアミノ基含有モノマー1〜35
重量%からなる共重合成分Aを共重合させてなるアミノ
基含有重合体と、 (B)一般式(III): 【化3】 (式中、R4は水素原子またはメチル基を示す)で表わ
される(メタ)アクリル酸を70重量%以上含有し、架
橋成分を含まない重合成分Bを重合させてなる重合体の
カルボキシル基の0〜70モル%を塩基性物質で中和し
てなる(メタ)アクリル系重合体とからなる両性整髪用
樹脂組成物。 - 【請求項2】 共重合成分Aが架橋成分を含まないその
他の共重合可能なエチレン性不飽和モノマーを配合した
ものである請求項1記載の両性整髪用樹脂組成物。 - 【請求項3】 重合成分Bが架橋成分を含まないその他
の共重合可能なエチレン性不飽和モノマーを配合したも
のである請求項1または2記載の両性整髪用樹脂組成
物。 - 【請求項4】 個々の成分が架橋されていない(A)成
分と(B)成分とがイオン架橋することによりセット保
持力にすぐれたものとなる請求項1、2または3記載の
両性整髪用樹脂組成物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP31441895A JP3534924B2 (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 両性整髪用樹脂組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09157475A JPH09157475A (ja) | 1997-06-17 |
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-
1995
- 1995-12-01 JP JP31441895A patent/JP3534924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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