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JP3523890B2 - クロマ信号復調回路 - Google Patents

クロマ信号復調回路

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JP3523890B2
JP3523890B2 JP16343293A JP16343293A JP3523890B2 JP 3523890 B2 JP3523890 B2 JP 3523890B2 JP 16343293 A JP16343293 A JP 16343293A JP 16343293 A JP16343293 A JP 16343293A JP 3523890 B2 JP3523890 B2 JP 3523890B2
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Japan
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慎一郎 宮崎
和夫 渡辺
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Sony Corp
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Priority to US08/267,677 priority patent/US5532757A/en
Priority to EP94304784A priority patent/EP0632664B1/en
Priority to TW083105981A priority patent/TW241435B/zh
Priority to DE69413608T priority patent/DE69413608T2/de
Priority to MYPI94001710A priority patent/MY122555A/en
Priority to CN94109537A priority patent/CN1075325C/zh
Priority to KR1019940015748A priority patent/KR100320881B1/ko
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/44Colour synchronisation
    • H04N9/455Generation of colour burst signals; Insertion of colour burst signals in colour picture signals or separation of colour burst signals from colour picture signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/68Circuits for processing colour signals for controlling the amplitude of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、副搬送波が色信号で
調されたクロマ信号を復調するクロマ信号復調回路に関
する。
【0002】クロマ信号復調回路を含むビデオ信号再生
回路の概略ブロック図が図6に示されている。図6にお
いて、コンポジットビデオ信号がY/C分離回路20に
供給され、Y/C分離回路20にてコンポジットビデオ
信号が輝度信号とクロマ信号に分けられる。輝度信号は
映像処理回路21にて所定の処理が施されて下記するマ
トリックス回路22に供給され、又、クロマ信号はクロ
マ信号復調回路Aの搬送色信号増幅回路23に供給され
る。
【0003】搬送色信号増幅回路(ACC)23は入力
レベルの大小にかかわらず一定レベルのクロマ信号を出
力するよう制御し、この出力クロマ信号を色同期回路
(APC)24と色復調回路25にそれぞれ出力する。
【0004】色同期回路24はクロマ信号のバースト信
号に同期した基準副搬送波クロックfsc(ディジタルの
場合には4fsc)を作成し、このクロックfscを色復調
回路25に出力する。色復調回路25は基準副搬送波ク
ロックに基づきクロマ信号を色差信号R−Y,G−Y,
B−Yに変換し、この色差信号R−Y,G−Y,B−Y
をマトリックス回路22に出力する。マトリックス回路
22は輝度信号Yと色差信号R−Y,G−Y,B−Yと
から色信号R,G,Bを復調する。
【0005】図7にはディジタル処理を行う場合の上記
色同期回路24の従来例が示されている。図7におい
て、位相比較器26とラグリードフィルタ27とD/A
変換器28と電圧制御発振器(VCO)29と分周器3
0とでループを構成し、位相比較器26にはディジタル
クロマ信号とパーストゲートパルスとが導かれている。
位相比較器26は、クロマ信号をバーストゲートパルス
で打ち抜いて得たバースト信号と分周器30の出力との
位相比較を行い、電圧制御発振器29からはバースト信
号に同期した副搬送波の4倍の周波数(4fsc)の基準
クロックを出力するようフィードバック制御される。基
準クロックを4fscとした場合、バーストロックした時
のサンプリング位置が図8に示す如くになり、R−Yと
B−Yの位相にサンプリング位置がくるため、復調も同
時に行われる利点があるためである。
【0006】図9にはディジタル処理を行う場合の上記
搬送色信号増幅回路23の従来例が示されている。図9
において、掛算器31とバーストピーク検波器32と比
較器33と積分器34とでループを構成する。バースト
ピーク検波器32はバースト信号の最大レベル値を検出
し、比較器33はこの最大レベル値と基準レベルとを比
較する。この比較器33の差分データが積分器34で積
分され、時定数をもった差分データに基づく係数で掛算
器31が入力クロマ信号に掛算処理を行い、一定レベル
のバースト信号を出力するようフィードバック制御され
る。クロマ信号のレベルはバースト信号のレベルに比例
するからクロマ信号のレベルが常に一定に保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ィジタル式の色同期回路24は、位相比較器26、ラグ
リードフィルタ27がディジタルの専用回路で構成され
るため、回路規模も膨大なものとなると共に他のクロマ
信号処理との共有化も不可能であるという欠点があっ
た。
【0008】また、上記ディジタル式の搬送色信号増幅
回路23も、掛算器31、バーストピーク検波器32、
比較器33、積分器34がディジタルの専用回路で構成
されるため、上記と同様の欠点があった。
【0009】そこで、本発明は回路規模を小さく、且
つ、他のクロマ信号処理も併用可能なクロマ信号復調
路を提供することを課題とする。
【0010】上記課題を達成するための請求項1に係る
クロマ信号復調回路は、クロマ信号に含まれるバースト
信号の位相に同期してバースト信号の4倍の周波数で発
振するようにAPCループで制御される可変周波数発振
器からの信号に基づいてクロマ信号を復調するクロマ信
号復調回路において、バーストゲートパルスの開始のタ
イミングを前記可変周波数発振器から得られた基準副搬
送波クロックのタイミングに一致させるバーストゲート
パルスタイミング制御手段と、前記バーストゲートパル
スタイミング制御手段からのバーストゲートパルスタイ
ミングの開始のタイミングでリセットされ、その後に前
記可変周波数発振器からのバースト信号の4倍の周波数
の信号によりカウントアップを行うアドレスカウンタ
と、前記アドレスカウンタからの書き込みアドレスに基
づき連続するアドレスにバースト信号の瞬時値が順次書
き込まれるメモリと、前記メモリの連続するアドレスに
順次書き込まれたバースト信号の瞬時値のデータを、
n(nは自然数)番目と(4n+2)番目のアドレスを
対にして順次読み出す制御部と、前記メモリに対してバ
スを介して接続されており、前記メモリから4n番目と
(4n+2)番目のアドレスを対にして順次読み出され
た二つのバースト信号の瞬時値の差を順次求めてその差
を累計し、位相の進み度合いデータとして出力する演算
部と、前記演算部の出力に基づき前記可変周波数発振器
を制御するD/A変換器とを備えているものである。
【0011】請求項2に係るクロマ信号復調回路は、ク
ロマ信号に含まれるバースト信号の位相に同期してバー
スト信号の4倍の周波数で発振するようにAPCループ
で制御される可変周波数発振器からの信号に基づいてク
ロマ信号を復調するクロマ信号復調回路において、バー
ストゲートパルスの開始のタイミングを前記可変周波数
発振器から得られた基準副搬送波クロックのタイミング
に一致させるバーストゲートパルスタイミング制御手段
と、前記バーストゲートパルスタイミング制御手段から
のバーストゲートパルスタイミングの開始のタイミング
でリセットされ、その後に前記可変周波数発振器からの
バースト信号の4倍の周波数の信号によりカウントアッ
プを行うアドレスカウンタと、前記アドレスカウンタか
らの書き込みアドレスに基づき連続するアドレスにバー
スト信号の瞬時値が順次書き込まれるメモリと、前記メ
モリの連続するアドレスに順次書き込まれたバースト信
号の瞬時値のデータを、4n(nは自然数)番目と(4
n+2)番目のアドレスを対にして順次読み出すと共
に、2n番目と(2n+1)番目のアドレスを対にして
順次読み出す制御部と、前記メモリに対してバスを介し
て接続されており、1水平区間毎に前記メモリから4n
番目と(4n+2)番目のアドレスを対にして順次読み
出された二つのバースト信号の瞬時値の差を順次求めて
その差を累計し、位相の進み度合いデータとして出力す
ると共に、前記メモリの2n番目と(2n+1)番目の
アドレスを対にして順次読み出された二つのバースト信
号の瞬時値の絶対値の和を順次求め、各和の中の最大値
を求め、この最大値とリファレンス値との差を求め、こ
の差を積分し、この積分した値をACC用の差分データ
として出力する演算部と、前記演算部からの位相の進み
度合いデータに基づき前記可変周波数発振器を制御する
D/A変換器と、前記演算部からのACC用の差分デー
タに基づきクロマ信号のレベルを制御する回路とを備え
ているものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、メモリの特定アドレ
スには特定の位相データが常に書き込まれるようにフィ
ードバック制御され、マイクロプログラミングにより位
相の進み度合いを検出して基準クロック等を得るため色
同期回路そのものの回路規模を小さくできると共にメモ
リに書き込まれたバーストデータの位相が特定可能とな
ったためこの情報を用いて他のクロマ信号処理も可能で
ある。
【0013】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
説明にあるようにメモリの特定アドレスには特定の位相
データが常に書き込まれるようにフィードバック制御さ
れ、基準クロック等を得るAPCループを構成すると共
にメモリの特定アドレスには特定の位相データが書き込
まれていることからマイクロプログラミングにより差分
データを算出でき、この差分データに基づく係数で掛算
器が掛算処理を行い、出力バースト信号を一定レベルと
するようにフィードバック制御される。そして、マイク
ロプログラミングにより差分データも算出するため搬送
色信号増幅回路そのものの回路規模を小さくできると共
に色同期回路等と兼用できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1から図5は本発明の一実施例を示す。図1には
クロマ信号復調回路の一部回路ブロック図が示されてい
る。図1において、コンポジットビデオ信号をY/C分
離処理して得たディジタルクロマ信号が掛算器1に導か
れ、掛算器1はこの入力クロマ信号にROM15の係数
データで掛算処理を行う。ディジタルクロマ信号はゼロ
クロス点をゼロとする2の補数表現でディジタル化され
ている。この掛算器1の出力クロマ信号はマイクロプロ
セッサBに導かれており、マイクロプロセッサBに入力
されたクロマ信号は切替スイッチSWを介してメモリ2
に供給されている。
【0015】一方、フリップフロップ回路3にはバース
トゲートパルス(BGP)と基準副搬送波クロックfsc
とが導かれている。バーストゲートパルス(図2の
(a)参照)はビデオ信号のバースト区間に同期したパ
ルスであり、この実施例のバーストゲートパルスの幅は
バースト信号(8サイクル)の前後に3サイクルのマー
ジンを見込んだ14サイクルの長さに設定されている。
基準副搬送波クロックfsc(図2の(b)参照)は下記
に説明するようにバースト信号に同期した同一周波数の
クロックであり、フリップフロップ回路3からはバース
トゲートパルスを基準副搬送波クロックfscでサンプリ
ングし直して得られる、ラッチされたバーストゲートパ
ルス(図2の(c)参照)が出力される。このラッチさ
れたバーストゲートパルスはリセット回路4、切替スイ
ッチSW及びメモリ2にそれぞれ導かれている。
【0016】リセット回路4は、ラッチされたバースト
ゲートパルスの立上りを検出してカウンタリセットパル
ス(図2の(d)参照)をアドレスカウンタ5に出力す
る。アドレスカウンタ5はこのカウンタリセットパルス
の立下りでカウントをスタートし、基準クロック4fsc
に基づきカウントアップする書き込みアドレスをメモリ
2に出力する。
【0017】切替スイッチSWは、掛算器1側の固定端
子aと内部バス側の固定端子bとを選択的に切替えるも
ので、ラッチされたバーストゲートパルス区間は掛算器
1側の固定端子aに、それ以外の区間は内部バス側の固
定端子bにそれぞれ接続される。従って、メモリ2には
ラッチされたバーストゲートパルス区間だけクロマ信
号、即ち、バースト信号が入力され、バースト信号が基
準クロック4fscのタイミングで書き込まれる。
【0018】マイクロプロセッサBは前記メモリ2の他
に演算部6、制御部7等を有し、制御部7はメモリ2の
書き込み・読み出し、演算部6の演算処理等を制御す
る。具体的には図4に示すAPC(色同期処理)のフロ
ーチャートを実行することによって位相の進み度合いデ
ータを算出すると共に図5に示すACC(搬送波増幅処
理)のフローチャートを実行することによって差分デー
タを算出するもので、詳しい説明は作用の箇所で行う。
【0019】位相の進み度合いデータはアキュムレータ
8よりバス9を介してAPCレジスタ10に格納され、
APCレジスタ10に格納された位相の進み度合いデー
タはD/A変換器12を介して電圧制御発振器(VC
O)13に出力される。電圧制御発振器13は位相の進
み度合いデータがゼロとなるよう発振が制御される
め、電圧制御発振器13からはバースト信号にロックし
た4fscの基準クロックが出力される。1/4分周器1
4はこの4fscの基準クロックを分周して基準副搬送波
クロックfscを出力する。即ち、アドレスカウンタ5と
メモリ2と演算部6と電圧制御発振器13等でAPCル
ープが構成されている。
【0020】差分データはアキュムレータ8よりバス9
を介してACCレジスタ11に格納され、ACCレジス
タ11に格納された差分データはROM15に出力され
る。ROM15には差分データと係数データとの対照デ
ータテーブルが格納され、ROM15は差分データに対
応する係数データを出力し、ROM15は差分データが
ゼロとなるよう係数データを制御する。即ち、掛算器1
とメモリ2と演算部6とROM15等でACCループが
構成されている。
【0021】以下、上記構成の作用を説明する。掛算器
1より出力されるディジタルクロマ信号の内、バースト
ゲートパルス区間の信号(バースト信号)のみがメモリ
2に供給され、アドレスカウンタ5の書込みアドレスに
よってバースト信号がメモリ2に書き込まれる。書込み
アドレスはバーストゲートパルスを基準副搬送波クロッ
クfsc(バースト信号にロック)でサンプリングし直し
たバーストゲートパルスによりスタートするため、バー
スト信号に対して一定の位相でバーストデータがメモリ
2に書き込まれる。
【0022】そして、制御部7はメモリ2に書き込まれ
たバーストデータに対して図4のフローチャートで示す
処理を実行する。即ち、アドレス(4n)のデータより
アドレス(4n+2)のデータを引算し、これの1/2
値を求め(ステップS1)、このデータをバス9を介し
て一旦メモリ2に記憶する。全ての値を算出するとメモ
リ2にストアした全データの加算平均を取る(ステップ
2)。このデータにラグリードフィルタ処理(ステッ
プS3)を施したものを位相の進み度合いデータとして
APCレジスタ10に記憶し(ステップS4)、このデ
ータによって電圧制御発振器13をコントロールする。
【0023】ここで、APCループがロックすると、図
2の(e),(f)に示すように、基準クロック4fsc
がバースト信号に同期した4倍のクロック周波数である
ため、アドレス(4n)にはバースト信号のゼロクロス
(−(R−Y)位相)のデータが、又、アドレス(4
n+2)には逆方向のゼロクロス点((R−Y)位相)
のデータが書き込まれ、位相の進み度合いデータはゼロ
となる。
【0024】図3(A)に示す如くAPCループのロッ
クが外れると(黒丸がサンプリング位置、白丸がロック
時のサンプリング位置)、アドレス(4n)又は(4n
+2)にはゼロクロス点よりシフトしたデータが書き込
まれるため、位相の進み度合いデータがプラス側にずれ
る。すると、電圧制御発振器13のクロック周波数が上
がりアドレス(4n)と(4n+2)に書き込まれるデ
ータのサンプリング位置をゼロクロス点に近づけるよう
制御される。即ち、メモリ2の特定アドレスには常に特
定の位相データが書き込まれるようフィードバックがか
かる。
【0025】また、図3(B)に示す如くAPCループ
のロックが外れると(黒丸がサンプリング位置、白丸が
ロック時のサンプリング位置)、上記と反対に位相の進
み度合いデータがマイナス側にずれる。すると、電圧制
御発振器13のクロック周波数が下がり、アドレス(4
n)と(4n+2)に書き込まれるデータのサンプリン
グ位置をゼロクロス点に近づけるよう制御される。以上
よりAPCループはフィードバック制御によりアドレス
(4n)のデータは常にR−Y位相となり、バーストゲ
ートパルスをサンプリングしている基準副搬送波クロッ
クfscもバースト信号のR−Y位相となる。
【0026】一方、制御部7は1水平ライン区間毎に図
5のフローチャートで示す処理も実行する。即ち、アド
レス(2n)とその隣りのアドレス(2n+1)との各
データの絶対値を加算し(ステップS5)、この各加算
値を一旦メモリ2に書き込む。そして、この各加算値を
比較演算してその内の最大値MMAXを求める(ステップ
6)。次に、この最大値MMAXとリファレンス値Aとの
差分を求め(ステップS7)、この差分データXと前の
データYn-1との積分を行う(ステップS8)。そして、
積分演算後の差分データYnをACCレジスタ11に記
憶し(ステップS9)、この差分データYnに対応する係
数をROM15が出力して差分データYnがゼロとなる
よう制御される。即ち、バースト信号のレベルが一定値
となるようフィードバックがかかる。
【0027】ここで、メモリ2に記憶されるデータの絶
対値の最大値はアドレス(2n±1)のデータとなるた
め、単にアドレス(2n±1)の各データの最大値を求
めれば良い。しかし、この実施例の如くアドレス(2
n)と(2n+1)の各データの加算値を求めれば、弱
電界でランダムノイズが乗った場合に差分データYn
値が大きくなるため、その結果色がしぼられるという利
点がある。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、バースト信号に同期した基準クロックに基づきバー
ストデータをメモリに書き込み、メモリの特定アドレス
には特定の位相データが常に書き込まれるように位相の
進み度合いデータを検出して基準クロックの電圧制御発
振器にフィードバックをかけ、位相の進み度合いデータ
をマイクロプログラミング処理により算出するよう構成
したので、色同期回路そのものの回路規模を小さくでき
ると共にメモリに書き込まれたバーストデータの位相が
特定可能となったためこれを利用して他のクロマ信号処
理も可能になるという効果を奏する。
【0029】請求項2の発明によれば、請求項1の構成
に加えて差分データを検出して掛算器にフィードバック
をかけ、差分データをマイクロプログラミング処理によ
り算出するよう構成したので、搬送色信号増幅回路その
ものの回路規模を小さくできると共に色同期回路等とも
兼用できるという効果を奏する。
【0030】また、本発明においては、連続するアドレ
スにバースト信号の瞬時値が順次書き込まれるメモリを
設け、メモリの連続するアドレスにバースト信号の瞬時
値が順次書き込んでいるので、バスを介してバースト信
号の所望の位置の瞬時値を容易に得ることができ、この
データに基づく演算により、APC及びACCに必要な
信号を容易に得ることができる。また、バーストゲート
パルスの開始のタイミングを可変周波数発振器から得ら
れた基準副搬送波クロックのタイミングに一致させるバ
ーストゲートパルスタイミング制御手段と、バーストゲ
ートパルスタイミング制御手段からのバーストゲートパ
ルスタイミングの開始のタイミングでリセットされ、そ
の後に可変周波数発振器からのバースト信号の4倍の周
波数の信号によりカウントアップを行うアドレスカウン
タとを設けているので、APCループのロック状態で
は、メモリに書き込まれた特定アドレスのバーストデー
タは、特定の位相データになる。これにより、メモリか
ら連続して読み出された二つのバースト信号の瞬時値の
差を順次求めてその差を累計するという簡単な処理によ
りAPC用の位相の進み度合いデータを得ることが可能
となる。また、メモリの連続するアドレスから連続して
読み出された二つのバースト信号の瞬時値の絶対値の和
を順次求めてその最大値を求め、この最大値リファレン
ス値との差をとるという簡単な処理によりACC用の差
分データを得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロマ信号再生回路の回路ブロック図(実施
例)。
【図2】各部のタイムチャート(実施例)。
【図3】(A),(B)はそれぞれAPCループのロッ
クが外れた場合のサンプリング位置のずれを示す図(実
施例)。
【図4】APCのフローチャート(実施例)。
【図5】ACCのフローチャート(実施例)。
【図6】ビデオ信号再生回路の概略ブロック図(従来
例)。
【図7】色同期回路の回路ブロック図(従来例)。
【図8】4fscの場合のサンプリング位置を示す図(従
来例)。
【図9】搬送色信号増幅回路の回路ブロック図(従来
例)。
【符号の説明】
1,31…掛算器 2…メモリ 5…アドレスカウンタ 6…演算部 13,29…電圧制御発振器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−268288(JP,A) 特開 平4−185009(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロマ信号に含まれるバースト信号の位
    相に同期してバースト信号の4倍の周波数で発振するよ
    うにAPCループで制御される可変周波数発振器からの
    信号に基づいてクロマ信号を復調するクロマ信号復調回
    路において、 バーストゲートパルスの開始のタイミングを前記可変周
    波数発振器から得られた基準副搬送波クロックのタイミ
    ングに一致させるバーストゲートパルスタイミング制御
    手段と、 前記バーストゲートパルスタイミング制御手段からのバ
    ーストゲートパルスタイミングの開始のタイミングでリ
    セットされ、その後に前記可変周波数発振器からのバー
    スト信号の4倍の周波数の信号によりカウントアップを
    行うアドレスカウンタと、 前記アドレスカウンタからの書き込みアドレスに基づき
    連続するアドレスにバースト信号の瞬時値が順次書き込
    まれるメモリと、 前記メモリの連続するアドレスに順次書き込まれたバー
    スト信号の瞬時値のデータを、4n(nは自然数)番目
    と(4n+2)番目のアドレスを対にして順次読み出す
    制御部と、 前記メモリに対してバスを介して接続されており、前記
    メモリから4n番目と(4n+2)番目のアドレスを対
    にして順次読み出された二つのバースト信号の瞬時値の
    差を順次求めてその差を累計し、位相の進み度合いデー
    タとして出力する演算部と、 前記演算部の出力に基づき前記可変周波数発振器を制御
    するD/A変換器とを備えているクロマ信号復調回路。
  2. 【請求項2】 クロマ信号に含まれるバースト信号の位
    相に同期してバースト信号の4倍の周波数で発振するよ
    うにAPCルーフで制御される可変周波数発振器からの
    信号に基づいてクロマ信号を復調するクロマ信号復調回
    路において、 バーストゲートパルスの開始のタイミングを前記可変周
    波数発振器から得られた基準副搬送波クロックのタイミ
    ングに一致させるバーストゲートパルスタイミング制御
    手段と、 前記バーストゲートパルスタイミング制御手段からのバ
    ーストゲートパルスタイミングの開始のタイミングでリ
    セットされ、その後に前記可変周波数発振器からのバー
    スト信号の4倍の周波数の信号によりカウントアップを
    行うアドレスカウンタと、 前記アドレスカウンタからの書き込みアドレスに基づき
    連続するアドレスにバースト信号の瞬時値が順次書き込
    まれるメモリと、 前記メモリの連続するアドレスに順次書き込まれたバー
    スト信号の瞬時値のデータを、4n(nは自然数)番目
    と(4n+2)番目のアドレスを対にして順次読み出す
    と共に、2n番目と(2n+1)番目のアドレスを対に
    して順次読み出す制御部と、 前記メモリに対してバスを介して接続されており、1水
    平ライン区間毎に前記メモリから4n番目と(4n+
    2)番目のアドレスを対にして順次読み出された二つの
    バースト信号の瞬時値の差を順次求めてその差を累計
    し、位相の進み度合いデータとして出力すると共に、
    記メモリの2n番目と(2n+1)番目のアドレスを対
    にして順次読み出された二つのバースト信号の瞬時値の
    絶対値の和を順次求め、各和の中の最大値を求め、この
    最大値とリファレンス値との差を求め、この差を積分
    し、この積分した値をACC用の差分データとして出力
    する演算部と、 前記演算部からの位相の進み度合いデータに基づき前記
    可変周波数発振器を制御するD/A変換器と、 前記演算部からのACC用の差分データに基づきクロマ
    信号のレベルを制御する回路とを備えているクロマ信号
    復調回路。
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