JP3507996B2 - 一対のフォトマスクおよびそれを用いた透明基板の表裏面加工方法 - Google Patents
一対のフォトマスクおよびそれを用いた透明基板の表裏面加工方法Info
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Description
要のパターンを形成するフォトリソグラフィ処理に用い
るフォトマスクおよびこのフォトマスクを用いて透明基
板の表裏面を加工する方法に関する。
り、図9は、表側用フォトマスクの平面図、図10は、
裏側用フォトマスクの平面図、図11および図12は、
ピックアップ用ホログラムガラスの製造方法を示す工程
図、図13は、フォトマスクの位置決め手順を示す工程
図、図14は、フォトマスク位置決め時のアライメント
スコープの撮像図である。
ォトマスク、60は平面視ほぼ正方形の裏側用フォトマ
スクであり、これらのフォトマスク50,60は、図1
5に示すホログラムレーザ70に備えるホログラムガラ
ス71を製作するのに用いられる。このホログラムガラ
ス71は、サイコロ状に形成されたもので、その一面に
ホログラムパターン72が、それと対向する面にグレー
ティングパターン73がそれぞれ形成されている。
板の外形形状に対応する平面視円形の転写領域51が設
定されており、この転写領域51には、複数のホログラ
ムパターン52がドットマトリクス状に形成されてい
る。また、転写領域51の外周縁寄りで180度対向す
る離れた2カ所には、アライメントマーク53A,53
Bが1つずつ形成されている。
板の外形形状に対応する平面視円形の転写領域61が設
定されており、この転写領域61には、複数のグレーテ
ィングパターン62がドットマトリクス状に形成されて
いる。また、転写領域61において表側用フォトマスク
50の2つのアライメントマーク53A,53Bに対応
する位置には、表側用フォトマスク50の2つのアライ
メントマーク53A,53Bと同一形状でかつ細幅のア
ライメントマーク63A,63Bが形成されている。
クロムメッキなどの光遮蔽膜が印刷されており、ホログ
ラムパターン52,グレーティングパターン62は、こ
の光遮蔽膜の有無で形成されたものである。
ライメントマーク53A,53Bは、ほぼL字形とその
後ろ向きの形になったもので、図示するように縞模様に
形成されていて、光遮蔽膜からなる縞線の間の部分が凹
状に掘られている。そして、このアライメントマーク1
3A,13Bそれぞれの下部には縞模様の直線バー54
A,54Bが添えられている。
ントマーク63A,63Bは、ほぼL字形とその後ろ向
きの形になったもので、光遮蔽膜の線で光遮蔽をなさな
い程度の細幅(例えば10μm程度)に形成されてい
る。このアライメントマーク63A,63Bの周囲の平
面視正方形の領域には、光遮蔽膜が形成されておらず、
光透過窓64A,64Bとされている。
0は、2種類のアライメントマークの1種類ずつを振り
分けて形成している。
1の製造方法を説明する。
イムガラスまたは石英などからなる透明基板としての透
明ウエハ80の表面全面にフォトレジスト81を塗布す
る。
ウエハ80の表面側上方に表側用フォトマスク50を位
置決め配置して、露光する。なお、表側用フォトマスク
50の位置決めは、その転写領域51を透明ウエハ80
の外形に重ね合わせて行う。
により、図11(c)に示すように、フォトレジスト8
1において露光された部位(表側用フォトマスク50の
ホログラムパターン52およびアライメントマーク53
A,53Bの各模様無し部分)が選択的に除去される。
1をマスクとして透明ウエハ80をエッチング、アッシ
ング処理する。これにより、図11(d)に示すよう
に、透明ウエハ80の表面に表側用フォトマスク50の
ホログラムパターン52の模様無し部分に対応する凹部
82およびアライメントマーク53A,53Bの模様無
し部分に対応する凹部83A,83Bが形成されること
になる。なお、この凹部82群とその周囲の面とでホロ
グラムパターン52と同一のものを形成し、凹部83
A,83B群とその周囲の面とで表側用フォトマスク5
0のアライメントマーク53A,53Bと同一のものを
形成する。
ハ80の裏面を上側に向けて、この裏面全面にフォトレ
ジスト84を塗布する。
ハ80の裏面側上方に裏側用フォトマスク60を下記す
る手順にて位置決め配置し、露光する。
により、図12(c)に示すように、フォトレジスト8
4において露光された部位(裏側用フォトマスク60の
グレーティングパターン62の模様無し部分および光透
過窓64A,64Bの内部)が選択的に除去される。
4をマスクとして透明ウエハ80をエッチング、アッシ
ング処理する。これにより、図12(d)に示すよう
に、透明ウエハ80の裏面に裏側用フォトマスク60の
グレーティングパターン62の模様無し部分に対応する
凹部85および光透過窓64A,64Bの内部に対応す
る凹部86A,86Bが形成されることになる。なお、
この凹部85群とその周囲の面とでグレーティングパタ
ーン62と同一のものを形成する。
ップ単位に細かくダイシングなどにより切断することに
より、複数のピックアップ用ホログラムガラス71を得
る。
決め手順を説明する。
のアライメントスコープ90A,90Bを透明ウエハ8
0の裏面側上方に配置し、このアライメントスコープ9
0A,90Bを上下方向に昇降操作することにより、そ
れぞれ裏側用フォトマスク60の2つのアライメントマ
ーク63A,63Bに対してピントを合わせる。
を水平方向縦横に操作するとともに裏側用フォトマスク
60の保持機構(図示省略)を回転操作することによ
り、図14(a)に示すように、1つの表示画面に半分
ずつ表示されるアライメントスコープ90A,90Bの
スコープライン91A,91Bに裏側用フォトマスク6
0のアライメントマーク63A,63Bを沿わせるよう
に合わせる。
ントスコープ90A,90Bを上下方向のみに操作する
ことにより、それぞれ透明ウエハ80の表面に形成した
2つのアライメントマーク対応の凹部83A,83B群
に対してピントを合わせる。
を水平方向縦横に操作するとともに回転操作することに
より、図14(b)に示すように、アライメントスコー
プ90A,90Bのスコープライン91A,91Bに2
つのアライメントマーク対応の凹部83A,83B群を
沿わせるように合わせる。
理と裏側の処理とは、一般的に、別々の処理装置を用い
て行うようにしている。
透明ウエハ80の表裏面に所要のパターンを形成する場
合、表側用、裏側用の2つのフォトマスク50,60を
用いるが、これらのフォトマスク50,60の場合に
は、形成時の使用優先順が規定されている。これは、こ
れらのフォトマスク50,60に対して2種類で一対の
アライメントマークを1種類ずつ振り分けて形成してい
るからに他ならない。
って先に用いる表側処理装置が故障すると、この製造ラ
インの流れをすべて止めて、前記故障した表側処理装置
が修復されるのを待たなければならず、製造効率の低下
を余儀なくされる。
のどちらからでも先に処理できるようにするフォトマス
クおよび加工方法を提供することを課題としている。
裏面に所要のパターンを形成するフォトリソグラフィ処
理に用いるフォトマスクにおいて、次のように構成し
た。
き所要のパターンが形成される転写領域を備え、この転
写領域内の少なくとも2カ所に、透明基板へ形成しうる
寸法、形状の第1アライメントマークがそれぞれ形成さ
れ、この2つの第1アライメントマークの近傍に前記第
1アライメントマークと同一形状で、かつ、細幅の第2
アライメントマークがそれぞれ形成されており、他方の
フォトマスクは、転写すべき所要のパターンが形成され
る転写領域を備え、この転写領域内において前記一方の
フォトマスクの少なくとも2つの第1アライメントマー
クに対応する位置に、それぞれ前記一方のフォトマスク
の第2アライメントマークと同一の第3アライメントマ
ークがそれぞれ形成され、この2つの第3アライメント
マークの近傍で前記一方のフォトマスクの少なくとも2
つの第2アライメントマークに対応する位置に、前記一
方のフォトマスクの第1アライメントマークと同一の第
4アライメントマークが形成されている。
明基板の表面または裏面の一方面にフォトレジストを塗
布する工程と、この透明基板のフォトレジストが塗布さ
れた一方面側に請求項1のフォトマスクのいずれか一方
を配置し、当該フォトマスクを透明基板の所要位置に位
置決めする工程と、前記フォトマスクを通してフォトレ
ジストを露光し、当該フォトレジストを現像する工程
と、このフォトレジストをマスクとして透明基板をエッ
チングすることにより、透明基板にフォトマスクの所要
のパターンに対応する凹部および第1アライメントマー
クまたは第4アライメントマークに対応する凹部を得る
工程と、透明基板の表面または裏面の他方面にフォトレ
ジストを塗布する工程と、この透明基板のフォトレジス
トが塗布された他方面の上方に請求項1のフォトマスク
のいずれか他方を配置し、当該フォトマスクおよび透明
基板を相対的に動かすことにより、フォトマスクの第2
アライメントマークまたは第3アライメントマークと透
明基板に形成された第1アライメントマークまたは第4
アライメントマークに対応する凹部とを重ね合わせて位
置決めする工程と、前記フォトマスクを通してフォトレ
ジストを露光し、当該フォトレジストを現像する工程
と、このフォトレジストをマスクとして透明基板をエッ
チングすることにより、透明基板にフォトマスクの所要
のパターンに対応する凹部を得る工程とを備えている。
種類のアライメントマークを形成しているから、加工対
象となる透明基板の表裏面のフォトリソグラフィ処理に
際して、一対のフォトマスクを表側用、裏側用として使
用すれば、透明基板の表裏面のどちらの面を先に処理す
る場合でも、後に用いるフォトマスクを透明基板の前記
処理済み面に対して正確に位置決めできるようになる。
を用いる処理を別々の装置で行う場合において、一方の
処理装置が故障しているとき、他方の処理装置を用いた
処理を先に実行できるようになるから、製造ラインを従
来のように停止せずに済むようになる。
実施例に基づいて説明する。図1ないし図6は本発明の
一実施例であり、図1は、表側用フォトマスクの平面
図、図2は、裏側用フォトマスクの平面図、図3および
図4は、ピックアップ用ホログラムガラスの製造方法を
示す工程図、図5は、フォトマスクの位置決め手順を示
す工程図、図6は、フォトマスク位置決め時のアライメ
ントスコープの撮像図である。
ォトマスク、20は平面視ほぼ正方形の裏側用フォトマ
スクであり、これらのフォトマスク10,20は、図1
5に示すホログラムレーザ70に備えるホログラムガラ
ス71を製作するのに用いられる。このホログラムガラ
ス71は、サイコロ状に形成されたもので、その一面に
ホログラムパターン72が、それと対向する面にグレー
ティングパターン73がそれぞれ形成されている。
明ウエハ30の外形形状に対応する平面視円形の転写領
域11が設定されており、この転写領域11には、複数
のホログラムパターン12がドットマトリクス状に形成
されている。また、転写領域11の外周縁寄りで180
度対向する離れた2カ所には、加工対象となる透明基板
へ形成しうる寸法、形状の第1アライメントマーク13
A,13Bが形成されているとともに、それらの内側位
置には、第1アライメントマーク13A,13Bと同一
形状でかつ細幅の第2アライメントマーク14A,14
Bが形成されている。
明ウエハ30の外形形状に対応する平面視円形の転写領
域21が設定されており、この転写領域21には、複数
のグレーティングパターン22がドットマトリクス状に
形成されている。また、転写領域21の外周縁寄りで表
側用フォトマスク10の2つの第1アライメントマーク
13A,13Bに対応する位置には、表側用フォトマス
ク10の第2アライメントマーク14A,14Bと同一
の第3アライメントマーク23A,23Bが形成されて
いる。さらに、転写領域21において表側用フォトマス
ク10の2つの第2アライメントマーク14A,14B
に対応する位置には、表側用フォトマスク10の第1ア
ライメントマーク13A,13Bと同一の第4アライメ
ントマーク24A,24Bが形成されている。
クロムメッキなどの光遮蔽膜が印刷されており、ホログ
ラムパターン12,グレーティングパターン22は、こ
の光遮蔽膜の有無で形成されたものである。
A,13Bと第4アライメントマーク24A,24B
は、ほぼL字形とその後ろ向きの形になったもので、図
示するように縞模様に形成されていて、光遮蔽膜からな
る縞線の間の部分が凹状に掘られている。そして、この
第1アライメントマーク13A,13Bと第4アライメ
ントマーク24A,24Bそれぞれの下部には縞模様の
直線バー15A,15B、25A,25Bが添えられて
いる。
4Bと第3アライメントマーク24A,24Bは、ほぼ
L字形とその後ろ向きの形になったもので、光遮蔽膜の
線で光遮蔽をなさない程度の細幅(例えば10μm程
度)に形成されている。この第2アライメントマーク1
4A,14Bと第3アライメントマーク24A,24B
の周囲の平面視正方形の領域には、光遮蔽膜が形成され
ておらず、光透過窓16A,16B、26A,26Bと
されている。
20は、それぞれに2種類のアライメントマークを形成
することにより、加工対象となる透明基板の表裏面のフ
ォトリソグラフィ処理に際してどちらのフォトマスク1
0,20を用いてもよくなっており、フォトマスク1
0,20の使用順番が任意となっている。
1の製造方法を説明する。ここでは、先に透明基板の表
面側から裏面側へと処理を進める場合を例に挙げる。
ムガラスまたは石英などからなる透明基板としての透明
ウエハ30の表面全面にフォトレジスト31を塗布す
る。
エハ30の表面側上方に表側用フォトマスク10を位置
決め配置して、露光する。なお、表側用フォトマスク1
0の位置決めは、その転写領域11を透明ウエハ30の
外形に重ね合わせて行う。
により、図3(c)に示すように、フォトレジスト31
において露光された部位(表側用フォトマスク10のホ
ログラムパターン12、第1アライメントマーク13
A,13Bの各模様無し部分および光透過窓16A,1
6Bの内部に対応する部分)が選択的に除去される。
1をマスクとして透明ウエハ30をエッチング、アッシ
ング処理する。これにより、図3(d)に示すように、
透明ウエハ30の表面に表側用フォトマスク10のホロ
グラムパターン12の模様無し部分に対応する凹部3
2、第1アライメントマーク13A,13Bの模様無し
部分に対応する凹部33A,33Bおよび光透過窓16
A,16Bの内部に対応する凹部34A,34Bが形成
されることになる。なお、この凹部32群とその周囲の
面とでホログラムパターン12と同一のものを形成し、
凹部33A,33B群とその周囲の面とで表側用フォト
マスク10の第1アライメントマーク13A,13Bと
同一のものを形成する。
30の裏面を上側に向けて、この裏面全面にフォトレジ
スト35を塗布する。
30の裏面側上方に裏側用フォトマスク20を下記する
手順にて位置決め配置し、露光する。
により、図4(c)に示すように、フォトレジスト35
において露光された部位(裏側用フォトマスク20のグ
レーティングパターン22、第4アライメントマーク2
4A,24Bの各模様無し部分および光透過窓26A,
26Bの内部)が選択的に除去される。
5をマスクとして透明ウエハ30をエッチング、アッシ
ング処理する。これにより、図4(d)に示すように、
透明ウエハ30の裏面に裏側用フォトマスク20のグレ
ーティングパターン22の模様無し部分に対応する凹部
36、第4アライメントマーク24A,24Bの模様無
し部分に対応する凹部37A,37Bおよび光透過窓2
6A,26Bの内部に対応する凹部38A,38Bが形
成されることになる。なお、この凹部36群とその周囲
の面とでグレーティングパターン22と同一のものを形
成し、凹部37A,37B群とその周囲の面とで裏側用
フォトマスク20の第4アライメントマーク24A,2
4Bと同一のものを形成する。
ップ単位に細かくダイシングなどにより切断することに
より、複数のピックアップ用ホログラムガラス71を得
る。
決め手順を説明する。
アライメントスコープ40A,40Bを透明ウエハ30
の裏面側上方に配置し、このアライメントスコープ40
A,40Bを上下方向に昇降操作することにより、それ
ぞれ裏側用フォトマスク20の2つの第3アライメント
マーク23A,23Bに対してピントを合わせる。
を水平方向縦横に操作するとともに裏側用フォトマスク
20の保持機構(図示省略)を回転操作することによ
り、図6(a)に示すように、1つの表示画面に半分ず
つ表示されるアライメントスコープ40A,40Bのス
コープライン41A,41Bに裏側用フォトマスク20
の第3アライメントマーク23A,23Bを沿わせるよ
うに合わせる。
トスコープ40A,40Bを上下方向のみに操作するこ
とにより、それぞれ透明ウエハ30の表面に形成した2
つの第1アライメントマーク対応の凹部33A,33B
群に対してピントを合わせる。
を水平方向縦横に操作するとともに回転操作することに
より、図6(b)に示すように、アライメントスコープ
40A,40Bのスコープライン41A,41Bに透明
ウエハ30の第1アライメントマーク対応の凹部33
A,33B群を沿わせるように合わせる。
ウエハ30の裏面側から表面側へと処理を進める場合の
例を図7および図8を参照して説明する。
ムガラスまたは石英などからなる透明基板としての透明
ウエハ30の裏面全面にフォトレジスト31を塗布す
る。
エハ30の裏面側上方に裏側用フォトマスク20を位置
決め配置して、露光する。なお、裏側用フォトマスク2
0の位置決めは、その転写領域21を透明ウエハ30の
外形に重ねることで行う。
により、図7(c)に示すように、フォトレジスト31
において露光された位置(裏側用フォトマスク20のグ
レーティングパターン22の模様無し部分、第4アライ
メントマーク24A,24Bの模様無し部分および光透
過窓26A,26Bの内部に対応する部分)が選択的に
除去される。
1をマスクとして透明ウエハ30をエッチング、アッシ
ング処理する。これにより、図7(d)に示すように、
透明ウエハ30の裏面に裏側用フォトマスク20のグレ
ーティングパターン22の模様無し部分に対応する凹部
32、第4アライメントマーク24A,24Bの模様無
し部分に対応する凹部33A,33Bおよび光透過窓2
6A,26Bの内部に対応する凹部34A,34Bが形
成されることになる。なお、この凹部32群とその周囲
の面とでグレーティングパターン22と同一のものを形
成し、凹部33A,33B群とその周囲の面とで裏側用
フォトマスク20の第4アライメントマーク24A,2
4Bと同一のものを形成する。
30の表面を上側に向けて、この表面全面にフォトレジ
スト35を塗布する。
30の表面側上方に表側用フォトマスク10を下記する
手順にて位置決め配置し、露光する。
により、図8(c)に示すように、フォトレジスト35
において露光された部位(表側用フォトマスク10のホ
ログラムパターン12、第1アライメントマーク13
A,13Bの各模様無し部分および光透過窓16A,1
6Bの内部)が選択的に除去される。
5をマスクとして透明ウエハ30をエッチング、アッシ
ング処理する。これにより、図8(d)に示すように、
透明ウエハ30の表面に表側用フォトマスク10のホロ
グラムパターン12の模様無し部分に対応する凹部3
6、第1アライメントマーク13A,13Bの模様無し
部分に対応する凹部37A,37Bおよび光透過窓16
A,16Bの内部に対応する凹部38A,38Bが形成
されることになる。なお、この凹部36群とその周囲の
面とでホログラムパターン12と同一のものを形成し、
凹部37A,37B群とその周囲の面とで表側用フォト
マスク10の第1アライメントマーク13A,13Bと
同一のものを形成する。
ップ単位に細かくダイシングなどにより切断することに
より、複数のピックアップ用ホログラムガラス71を得
る。
決め手順は、前述した図5、図6とほぼ同様なので、こ
こでの説明を割愛する。
ない。つまり、転写すべき所要のパターンについては、
例えばビームスプリッタなど種々なものが考えられる。
また、第1〜第4アライメントマークについても、実施
例で説明した形状のものに限定されず、種々なものが考
えられる。
に2種類のアライメントマークを形成しているから、加
工対象となる透明基板の表裏面のフォトリソグラフィ処
理に際して、本発明の一対のフォトマスクを表側用、裏
側用として使用すれば、透明基板の表裏面のどちらの面
を先に処理する場合でも、後に用いるフォトマスクを透
明基板の前記処理済み面に対して正確に位置決めできる
ようになる。このように、本発明の一対のフォトマスク
を透明基板の表裏面のパターン形成方法において用いれ
ば、透明基板の表裏面の処理順番を任意とすることがで
きる。
いて、一対のフォトマスクを用いる処理を別々の装置で
行う場合に、一方の処理装置が故障しているとき、他方
の処理装置を用いた処理を実行できるようになるから、
製造ラインを従来のように停止せずに済み、製造効率を
向上できるようになる。
図。
図。
造方法を示す工程図。
造方法を示す工程図。
程図。
トスコープの撮像図。
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
を示す工程図。
造方法を示す工程図。
程図。
トスコープの撮像図。
の斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 透明基板の表裏面に所要のパターンを形
成するフォトリソグラフィ処理に用いる一対のフォトマ
スクであって、一方のフォトマスクは、 転写すべき所要のパターンが形
成される転写領域を備え、この転写領域内の少なくとも
2カ所に、透明基板へ形成しうる寸法、形状の第1アラ
イメントマークがそれぞれ形成され、この2つの第1ア
ライメントマークの近傍に前記第1アライメントマーク
と同一形状で、かつ、細幅の第2アライメントマークが
それぞれ形成されており、 他方のフォトマスクは、転写すべき所要のパターンが形
成される転写領域を備え、この転写領域内において前記
一方のフォトマスクの少なくとも2つの第1アライメン
トマークに対応する位置に、それぞれ前記一方のフォト
マスクの第2アライメントマークと同一の第3アライメ
ントマークがそれぞれ形成され、この2つの第3アライ
メントマークの近傍で前記一方のフォトマスクの少なく
とも2つの第2アライメントマークに対応する位置に、
前記一方のフォトマスクの第1アライメントマークと同
一の第4アライメントマークが形成されている、 ことを特徴とする一対のフォトマスク。 - 【請求項2】 透明基板の表裏面に所要のパターンを形
成する加工方法であって、 透明基板の表面または裏面の一方面にフォトレジストを
塗布する工程と、 この透明基板のフォトレジストが塗布された一方面側に
請求項1のフォトマスクのいずれか一方を配置し、当該
フォトマスクを透明基板の所要位置に位置決めする工程
と、 前記フォトマスクを通してフォトレジストを露光し、当
該フォトレジストを現像する工程と、 このフォトレジストをマスクとして透明基板をエッチン
グすることにより、透明基板にフォトマスクの所要のパ
ターンに対応する凹部および第1アライメントマークま
たは第4アライメントマークに対応する凹部を得る工程
と、 透明基板の表面または裏面の他方面にフォトレジストを
塗布する工程と、 この透明基板のフォトレジストが塗布された他方面の上
方に請求項1のフォトマスクのいずれか他方を配置し、
当該フォトマスクおよび透明基板を相対的に動かすこと
により、フォトマスクの第2アライメントマークまたは
第3アライメントマークと透明基板に形成された第1ア
ライメントマークまたは第4アライメントマークに対応
する凹部とを重ね合わせて位置決めする工程と、 前記フォトマスクを通してフォトレジストを露光し、当
該フォトレジストを現像する工程と、 このフォトレジストをマスクとして透明基板をエッチン
グすることにより、透明基板にフォトマスクの所要のパ
ターンに対応する凹部を得る工程と、 を備えていることを特徴とする透明基板の表裏面加工方
法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20661594A JP3507996B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 一対のフォトマスクおよびそれを用いた透明基板の表裏面加工方法 |
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JP20661594A JP3507996B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 一対のフォトマスクおよびそれを用いた透明基板の表裏面加工方法 |
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JPH0869102A JPH0869102A (ja) | 1996-03-12 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3507996B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20661594A patent/JP3507996B2/ja not_active Expired - Fee Related
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