JPH09115824A - 全配線パタ−ンの形成方法 - Google Patents
全配線パタ−ンの形成方法Info
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- JPH09115824A JPH09115824A JP7295966A JP29596695A JPH09115824A JP H09115824 A JPH09115824 A JP H09115824A JP 7295966 A JP7295966 A JP 7295966A JP 29596695 A JP29596695 A JP 29596695A JP H09115824 A JPH09115824 A JP H09115824A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】先に出願した、特願平6−170435号によ
る(これをTECSと呼ぶ)配線パタ−ン形成を、全配
線パタ−ン形成に適用させるための、方法を提供するた
めに成されたものである。 【構成】アルミニュム等で形成される全配線パタ−ン
を、第I象限部−第III象限部、第II象限部−第IV象限
部、特定の角度を有するパタ−ン部等に分割して、露光
形成する±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、(但し、配線パタ−ンを形成する隣接した光線透過
部の中心間隔をPとする)分割されて形成した隣接する
配線パターンの各端部(A)、(B)を接続領域パタ−
ン(13a)によって、連結して配線パタ−ンを形成す
る第1工程と、少なくとも、前記接続領域パタ−ン(1
3a)部に、接続パタ−ン(15)を形成する第2工程
とを含む、全配線パタ−ンの形成方法。
る(これをTECSと呼ぶ)配線パタ−ン形成を、全配
線パタ−ン形成に適用させるための、方法を提供するた
めに成されたものである。 【構成】アルミニュム等で形成される全配線パタ−ン
を、第I象限部−第III象限部、第II象限部−第IV象限
部、特定の角度を有するパタ−ン部等に分割して、露光
形成する±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、(但し、配線パタ−ンを形成する隣接した光線透過
部の中心間隔をPとする)分割されて形成した隣接する
配線パターンの各端部(A)、(B)を接続領域パタ−
ン(13a)によって、連結して配線パタ−ンを形成す
る第1工程と、少なくとも、前記接続領域パタ−ン(1
3a)部に、接続パタ−ン(15)を形成する第2工程
とを含む、全配線パタ−ンの形成方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】公知の露光装置(例えば、光源に弗化クリ
プトンKrFエキシマレ−ザを、レチクルの最小線巾
1.25ミクロン、1/5縮小投影レンズ、ウエハ−上
での最小線巾0.25ミクロン)においても、先に出願
した特願平6−170435号による=TECSと呼ぶ
(Three Exposure Control S
ystem)を用いて、配線パタ−ンの形成を行うと、
ウエハ−(11)上においては、ラインアンドスペ−ス
(L/S)の等しい連続した16ギガ用の最小線巾0.
084ミクロンの配線パタ−ンが得られる。しかし、全
配線パタ−ンを同時に形成することは不可能である。即
ち、シフト露光法においては、レチクルのシフト方向と
シフト量とが配線パタ−ンの性質によって異なるためで
ある。従って、全配線パタ−ンを幾つかの領域に分けて
形成しなければならず、この結果これらの配線パタ−ン
を接続することが不可避である。本発明は、この為の確
実なシ−ムレスの全配線パタ−ンの形成方法を提供する
ために成されたものである。
プトンKrFエキシマレ−ザを、レチクルの最小線巾
1.25ミクロン、1/5縮小投影レンズ、ウエハ−上
での最小線巾0.25ミクロン)においても、先に出願
した特願平6−170435号による=TECSと呼ぶ
(Three Exposure Control S
ystem)を用いて、配線パタ−ンの形成を行うと、
ウエハ−(11)上においては、ラインアンドスペ−ス
(L/S)の等しい連続した16ギガ用の最小線巾0.
084ミクロンの配線パタ−ンが得られる。しかし、全
配線パタ−ンを同時に形成することは不可能である。即
ち、シフト露光法においては、レチクルのシフト方向と
シフト量とが配線パタ−ンの性質によって異なるためで
ある。従って、全配線パタ−ンを幾つかの領域に分けて
形成しなければならず、この結果これらの配線パタ−ン
を接続することが不可避である。本発明は、この為の確
実なシ−ムレスの全配線パタ−ンの形成方法を提供する
ために成されたものである。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、特願平6−
170435号による方法を、全配線パタ−ンに適用し
た場合に、必然的に生ずる各象限の配線パタ−ンの接続
を、より効率的に確実(シ−ムレス)に行い、前記方法
を半導体集積回路製造に全面的に、実用上使用可能とす
る全配線パタ−ン形成方法を提供することである。
170435号による方法を、全配線パタ−ンに適用し
た場合に、必然的に生ずる各象限の配線パタ−ンの接続
を、より効率的に確実(シ−ムレス)に行い、前記方法
を半導体集積回路製造に全面的に、実用上使用可能とす
る全配線パタ−ン形成方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】アルミニュム等で形成さ
れる全配線パタ−ンを、第I象限部−第III象限部、第I
I象限部−第IV象限部、特定の角度を有するパタ−ン部
等に分割して、露光形成する±1/3Pのシフトによる
3回露光法において、(但し、配線パタ−ンを形成する
隣接した光線透過部の中心間隔をPとする)分割されて
形成した隣接する配線パターンの各端部(A)、(B)
を接続領域パタ−ン(13a)によって、連結して配線
パタ−ンを形成する第1工程と、少なくとも、前記接続
領域パタ−ン(13a)部に、接続パタ−ン(15)を
形成する第2工程とを含む、全配線パタ−ンの形成方
法。
れる全配線パタ−ンを、第I象限部−第III象限部、第I
I象限部−第IV象限部、特定の角度を有するパタ−ン部
等に分割して、露光形成する±1/3Pのシフトによる
3回露光法において、(但し、配線パタ−ンを形成する
隣接した光線透過部の中心間隔をPとする)分割されて
形成した隣接する配線パターンの各端部(A)、(B)
を接続領域パタ−ン(13a)によって、連結して配線
パタ−ンを形成する第1工程と、少なくとも、前記接続
領域パタ−ン(13a)部に、接続パタ−ン(15)を
形成する第2工程とを含む、全配線パタ−ンの形成方
法。
【0005】(二光子吸収型のネガレジストを第1工
程、第2工程にて使用する場合)即ち、光線透過部と光
線遮断部とを交互に連続形成し、その隣接した光線透過
部の中心間隔をPとして、配線パタ−ンと成したレチク
ル(7)を、±1/3Pのシフトによる3回露光法にお
いて、該レチクル(7)を露光光路内に位置せしめると
共に、照明光路内に互いに隣接する各象限の端部(A)
(B)が間隔(T)を形成する照明領域限定マスク
(2)の1つを挿入し、前記マスクの1つによって照明
された領域に、図示なきシャッタ−の開閉動作に連動し
た±1/3Pのシフトによる3回露光を行い、引き続
き、他の象限マスクと適宜交換して順次露光した後、該
レチクル(7)を露光光路外へ退出すると共に、その端
部(C)を前記レチクル(7)の象限端部(A)より
も、より外側に位置せしめた接続領域限定マスク(8)
を、露光光路内に挿入し、照明領域限定マスク(2)を
照明光路外へ退出すると共に、区画マスク(3)を照明
光路内に挿入して、適正露光を行い露光終了後に、現像
工程、エッチング工程、レジスト除去工程等を経て、配
線パタ−ン端部(A)(B)を接続領域パタ−ン(13
a)によって、連結してパタ−ンを形成する第1工程
と、接続領域限定マスク(8)を露光光路外へ退出する
と共に、その端部(D)を前記接続領域限定マスク
(8)の端部(C)よりも、より外側に位置せしめた配
線パタ−ン保護マスク(9)を、露光光路内に挿入し、
前記第1工程を終了したウエハ−(11)の全面に二光
子吸収型のネガレジストを全面塗布したウエハ−(1
1)に適正露光を行い、引き続き、配線パタ−ン保護マ
スク(9)を露光光路外へ退出すると共に、前記レチク
ル(7)を露光光路内に挿入して、±1/3Pのシフト
による3回露光を行い露光終了後に、現像工程、エッチ
ング工程、レジスト除去工程等を経て、接続パタ−ン
(15)を形成する第2工程とを少なくとも含む全配線
パタ−ンの形成方法。
程、第2工程にて使用する場合)即ち、光線透過部と光
線遮断部とを交互に連続形成し、その隣接した光線透過
部の中心間隔をPとして、配線パタ−ンと成したレチク
ル(7)を、±1/3Pのシフトによる3回露光法にお
いて、該レチクル(7)を露光光路内に位置せしめると
共に、照明光路内に互いに隣接する各象限の端部(A)
(B)が間隔(T)を形成する照明領域限定マスク
(2)の1つを挿入し、前記マスクの1つによって照明
された領域に、図示なきシャッタ−の開閉動作に連動し
た±1/3Pのシフトによる3回露光を行い、引き続
き、他の象限マスクと適宜交換して順次露光した後、該
レチクル(7)を露光光路外へ退出すると共に、その端
部(C)を前記レチクル(7)の象限端部(A)より
も、より外側に位置せしめた接続領域限定マスク(8)
を、露光光路内に挿入し、照明領域限定マスク(2)を
照明光路外へ退出すると共に、区画マスク(3)を照明
光路内に挿入して、適正露光を行い露光終了後に、現像
工程、エッチング工程、レジスト除去工程等を経て、配
線パタ−ン端部(A)(B)を接続領域パタ−ン(13
a)によって、連結してパタ−ンを形成する第1工程
と、接続領域限定マスク(8)を露光光路外へ退出する
と共に、その端部(D)を前記接続領域限定マスク
(8)の端部(C)よりも、より外側に位置せしめた配
線パタ−ン保護マスク(9)を、露光光路内に挿入し、
前記第1工程を終了したウエハ−(11)の全面に二光
子吸収型のネガレジストを全面塗布したウエハ−(1
1)に適正露光を行い、引き続き、配線パタ−ン保護マ
スク(9)を露光光路外へ退出すると共に、前記レチク
ル(7)を露光光路内に挿入して、±1/3Pのシフト
による3回露光を行い露光終了後に、現像工程、エッチ
ング工程、レジスト除去工程等を経て、接続パタ−ン
(15)を形成する第2工程とを少なくとも含む全配線
パタ−ンの形成方法。
【0006】(二光子吸収型のポジレジストを第1工
程、第2工程にて使用する場合)光線透過部と光線遮断
部とを交互に連続形成し、その隣接した光線透過部の中
心間隔をPとして、配線パタ−ンと成したレチクル
(7)を、±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、該レチクル(7)を露光光路内に位置せしめると共
に、照明光路内に互いに隣接する各象限の端部(A)
(B)が間隔(T)を形成する照明領域限定マスク
(2)の1つを挿入し、前記マスクの1つによって照明
された領域に、図示なきシャッタ−の開閉動作に連動し
た±1/3Pのシフトによる3回露光を行い、引き続
き、他の象限マスクと適宜交換して順次露光し、露光終
了後のウエハ−(11)を、現像工程、エッチング工
程、レジスト除去工程等を経て、配線パタ−ン端部
(A)(B)を接続領域パタ−ン(13a)によって、
連結してパタ−ンを形成する第1工程と、照明領域限定
マスク(2)を照明光路外へ退出すると共に、その端部
(C)を前記間隔(T)よりも、より外側に形成した接
続領域限定マスク(8)を照明光路内に挿入し、前記第
1工程を終了したウエハ−(11)の全面に二光子吸収
型のポジレジストを全面塗布したウエハ−(11)に、
レチクル(7)で±1/3Pのシフトによる3回露光を
行い露光終了後に、現像工程、エッチング工程、レジス
ト除去工程等を経て、接続パタ−ン(15)を形成する
第2工程とを少なくとも含む全配線パタ−ンの形成方
法。
程、第2工程にて使用する場合)光線透過部と光線遮断
部とを交互に連続形成し、その隣接した光線透過部の中
心間隔をPとして、配線パタ−ンと成したレチクル
(7)を、±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、該レチクル(7)を露光光路内に位置せしめると共
に、照明光路内に互いに隣接する各象限の端部(A)
(B)が間隔(T)を形成する照明領域限定マスク
(2)の1つを挿入し、前記マスクの1つによって照明
された領域に、図示なきシャッタ−の開閉動作に連動し
た±1/3Pのシフトによる3回露光を行い、引き続
き、他の象限マスクと適宜交換して順次露光し、露光終
了後のウエハ−(11)を、現像工程、エッチング工
程、レジスト除去工程等を経て、配線パタ−ン端部
(A)(B)を接続領域パタ−ン(13a)によって、
連結してパタ−ンを形成する第1工程と、照明領域限定
マスク(2)を照明光路外へ退出すると共に、その端部
(C)を前記間隔(T)よりも、より外側に形成した接
続領域限定マスク(8)を照明光路内に挿入し、前記第
1工程を終了したウエハ−(11)の全面に二光子吸収
型のポジレジストを全面塗布したウエハ−(11)に、
レチクル(7)で±1/3Pのシフトによる3回露光を
行い露光終了後に、現像工程、エッチング工程、レジス
ト除去工程等を経て、接続パタ−ン(15)を形成する
第2工程とを少なくとも含む全配線パタ−ンの形成方
法。
【0007】
【実施例の説明】以下図1から図6をもって本方法を詳
述する。図1において、(1)はKrFエキシマレ−ザ
光源、(2)は照明領域限定マスクで、図示のもので
は、第I象限部(2a)−第III象限部(2b)のみの
開口が形成されている。図示されていないがその他に、
第II象限部(2c)−第IV象限部(2d)のみの開口が
形成されているもの、又は特定の角度(60°等)を有
するパタ−ン(S)等がそれぞれ別のマスクとして用意
されている。又、図2に示すように、隣接する照明領域
限定マスク間(T)はその端部(A)、(B)によって
製造誤差等を加味して、適宜設定する。そして、これら
のマスクは必要に応じて交換可能に図示なきマスクステ
−ジ上に設けられている。(3)はチップ領域を特定す
るための区画マスクで、前記マスクと同様にマスクステ
−ジ上に設けられている。(4)は第一コンデンサ−レ
ンズ、(5)は光路を転向する全反射鏡、(6)は第二
コンデンサ−レンズで、これら(1)から(6)で公知
の所謂ケ−ラ照明系が構成されている。
述する。図1において、(1)はKrFエキシマレ−ザ
光源、(2)は照明領域限定マスクで、図示のもので
は、第I象限部(2a)−第III象限部(2b)のみの
開口が形成されている。図示されていないがその他に、
第II象限部(2c)−第IV象限部(2d)のみの開口が
形成されているもの、又は特定の角度(60°等)を有
するパタ−ン(S)等がそれぞれ別のマスクとして用意
されている。又、図2に示すように、隣接する照明領域
限定マスク間(T)はその端部(A)、(B)によって
製造誤差等を加味して、適宜設定する。そして、これら
のマスクは必要に応じて交換可能に図示なきマスクステ
−ジ上に設けられている。(3)はチップ領域を特定す
るための区画マスクで、前記マスクと同様にマスクステ
−ジ上に設けられている。(4)は第一コンデンサ−レ
ンズ、(5)は光路を転向する全反射鏡、(6)は第二
コンデンサ−レンズで、これら(1)から(6)で公知
の所謂ケ−ラ照明系が構成されている。
【0008】(7)は、全配線パタ−ン(最小線巾1.
25ミクロン)を、形成したレチクルで、図示なきX−
Y方向へ移動可能なレチクルステ−ジ上に載置されてい
る。(8)は接続領域部に対応して、複数の開口部(8
a)を形成した接続領域限定マスク、(9)は接続領域
部に対応した複数の光線遮断部(9a)を形成した配線
パタ−ン保護マスクで、光線遮断部(9a)で覆われた
部分以外を露光することによって、その部分のレジスト
層を残留させ下層の各象限の配線パタ−ンを保護するも
のである。そして、これら2つのマスクは、前述のレチ
クル(7)と同様にレチクルステ−ジに載置されてお
り、必要に応じて択一的に露光光路内に挿入可能に構成
されている。(10)は投影倍率が1/5の縮小投影レ
ンズで、前記レチクルの配線パタ−ンを、二光子吸収型
のネガレジストが塗布されたウエハ−(11)上に周知
の如く最小線巾0.25ミクロンで結像する。(11)
はシリコン基板上にアルミニュ−ム層を形成し、更にそ
の上に二光子吸収型のネガレジストを塗布したウエハ−
である。(12)はウエハ−(11)を載置するX−Y
方向に移動可能な公知のウエハ−ステ−ジである。
25ミクロン)を、形成したレチクルで、図示なきX−
Y方向へ移動可能なレチクルステ−ジ上に載置されてい
る。(8)は接続領域部に対応して、複数の開口部(8
a)を形成した接続領域限定マスク、(9)は接続領域
部に対応した複数の光線遮断部(9a)を形成した配線
パタ−ン保護マスクで、光線遮断部(9a)で覆われた
部分以外を露光することによって、その部分のレジスト
層を残留させ下層の各象限の配線パタ−ンを保護するも
のである。そして、これら2つのマスクは、前述のレチ
クル(7)と同様にレチクルステ−ジに載置されてお
り、必要に応じて択一的に露光光路内に挿入可能に構成
されている。(10)は投影倍率が1/5の縮小投影レ
ンズで、前記レチクルの配線パタ−ンを、二光子吸収型
のネガレジストが塗布されたウエハ−(11)上に周知
の如く最小線巾0.25ミクロンで結像する。(11)
はシリコン基板上にアルミニュ−ム層を形成し、更にそ
の上に二光子吸収型のネガレジストを塗布したウエハ−
である。(12)はウエハ−(11)を載置するX−Y
方向に移動可能な公知のウエハ−ステ−ジである。
【0009】かくの如き構成であるから、レチクル
(7)の全配線パタ−ンの中から、第I象限パタ−ン
(I)と第III象限パタ−ン(III)とをTECSを用い
て、±1/3Pのシフトによる3回露光をし、更に接続
パタ−ンを形成する方法について詳述する。
(7)の全配線パタ−ンの中から、第I象限パタ−ン
(I)と第III象限パタ−ン(III)とをTECSを用い
て、±1/3Pのシフトによる3回露光をし、更に接続
パタ−ンを形成する方法について詳述する。
【0010】図1に示すように(2a)、(2b)の開
口を有する照明領域限定マスク(2)を照明光路内に位
置させる。そして、図示なき公知のシャッタ−の開放に
より、レチクル(7)上の(I)(III)部のみを照明
する。ウエハ−(11)上では図2に拡大して示したよ
うに(2a)の領域において、線巾を決定するレチクル
(7)上の配線パタ−ンの開口部(イ)(光線透過部)
によって、図示なきシャッタ−の3回の開閉動作に連動
したX−Y方向同時同量(±1/3P)のシフトによる
3回露光によって、2回の重畳露光を受けた部分(ロ)
のみのレジストが残留し、この部分が最小線巾を有する
配線パタ−ンとなる。説明の都合上第II象限について
も、併記してある。
口を有する照明領域限定マスク(2)を照明光路内に位
置させる。そして、図示なき公知のシャッタ−の開放に
より、レチクル(7)上の(I)(III)部のみを照明
する。ウエハ−(11)上では図2に拡大して示したよ
うに(2a)の領域において、線巾を決定するレチクル
(7)上の配線パタ−ンの開口部(イ)(光線透過部)
によって、図示なきシャッタ−の3回の開閉動作に連動
したX−Y方向同時同量(±1/3P)のシフトによる
3回露光によって、2回の重畳露光を受けた部分(ロ)
のみのレジストが残留し、この部分が最小線巾を有する
配線パタ−ンとなる。説明の都合上第II象限について
も、併記してある。
【0011】以下同様に、照明領域限定マスク(2)を
順次交換して、±1/3Pのシフトによる3回露光を行
う。尚特定角度を有するパタ−ン(S)において、同一
の線巾を得るためには、X−Y方向のシフト量が異なる
ことは言うに及ばない。
順次交換して、±1/3Pのシフトによる3回露光を行
う。尚特定角度を有するパタ−ン(S)において、同一
の線巾を得るためには、X−Y方向のシフト量が異なる
ことは言うに及ばない。
【0012】次に、レチクル(7)と接続領域限定マス
ク(8)とを交換し、更に照明領域限定マスク(2)と
区画マスク(3)とを交換して、図示なきシャッタ−を
開放し1回の適正露光を行う。ウエハ−(11)上で見
ると、図3に拡大して示したように第I象限部(2a)
−第II象限部(2c)のそれぞれの隣接端(A)(B)
によって形成された照明領域限定マスク間(T)の巾よ
りも、製造誤差等を加味して、接続領域限定マスク
(8)の開口部(8a)の端部(C)は、より外側に位
置するような大きさに、予め形成されているので、露光
終了後の現像工程、エッチング工程、レジスト除去工程
等を経ると、図4に示した隣接したアルミ配線パタ−ン
(13)が接続領域パタ−ン(13a)によって、連結
されてできる。尚(T)の大きさは、製造誤差等を考慮
して適宜決定されている。ここまでを第1工程と呼ぶ。
ク(8)とを交換し、更に照明領域限定マスク(2)と
区画マスク(3)とを交換して、図示なきシャッタ−を
開放し1回の適正露光を行う。ウエハ−(11)上で見
ると、図3に拡大して示したように第I象限部(2a)
−第II象限部(2c)のそれぞれの隣接端(A)(B)
によって形成された照明領域限定マスク間(T)の巾よ
りも、製造誤差等を加味して、接続領域限定マスク
(8)の開口部(8a)の端部(C)は、より外側に位
置するような大きさに、予め形成されているので、露光
終了後の現像工程、エッチング工程、レジスト除去工程
等を経ると、図4に示した隣接したアルミ配線パタ−ン
(13)が接続領域パタ−ン(13a)によって、連結
されてできる。尚(T)の大きさは、製造誤差等を考慮
して適宜決定されている。ここまでを第1工程と呼ぶ。
【0013】引き続いて、二光子吸収型ネガレジストを
第1工程でできたアルミ配線パタ−ン(13)の上に且
つ、ウエハ−(11)の全面に塗布したウエハ−(1
1)をウエハ−ステ−ジ(12)に載置して、接続領域
限定マスク(8)と配線パタ−ン保護マスク(9)とを
交換し、図示なきシャッタ−を開放して、1回の適正露
光を行う。ウエハ−上で見ると、図4に拡大して示した
ように、接続領域限定マスク(8)の開口部(8a)の
端部(C)よりも、光線遮断部(9a)の端部(D)
は、製造誤差等を加味して、更に外側に位置するような
大きさに予め形成されている。
第1工程でできたアルミ配線パタ−ン(13)の上に且
つ、ウエハ−(11)の全面に塗布したウエハ−(1
1)をウエハ−ステ−ジ(12)に載置して、接続領域
限定マスク(8)と配線パタ−ン保護マスク(9)とを
交換し、図示なきシャッタ−を開放して、1回の適正露
光を行う。ウエハ−上で見ると、図4に拡大して示した
ように、接続領域限定マスク(8)の開口部(8a)の
端部(C)よりも、光線遮断部(9a)の端部(D)
は、製造誤差等を加味して、更に外側に位置するような
大きさに予め形成されている。
【0014】従って、この領域のレジストのみは、未露
光のままである。次に、配線パタ−ン保護マスク(9)
とレチクル(7)とを交換して、図示なきシャッタ−の
3回の開閉動作に連動したX−Y方向同時同量(±1/
3P)のシフトによる3回露光を行う。露光終了後この
ウエハ−(11)を現像すると、レジストの感光特性に
よって、図5に拡大して示したように、1回露光部=適
正露光の1/2(14)のレジストのみが溶解する。こ
の結果、接続領域部(13a)のアルミニュ−ム層の一
部(13b)のみが露出する。その余のレジストは、溶
解することなく第1工程で既に形成されている各象限の
アルミ配線パタ−ン上に残留し、これをエッチングから
保護する働きをしている。このウエハ−(11)を次の
エッチング工程を経て、レジストの除去を行うと、図6
に拡大して示したように、全接続領域において全く継ぎ
目なく隣接する各象限領域の配線パタ−ンを接続した接
続パタ−ン(15)が形成できる。ここまでを第2工程
と呼ぶ。
光のままである。次に、配線パタ−ン保護マスク(9)
とレチクル(7)とを交換して、図示なきシャッタ−の
3回の開閉動作に連動したX−Y方向同時同量(±1/
3P)のシフトによる3回露光を行う。露光終了後この
ウエハ−(11)を現像すると、レジストの感光特性に
よって、図5に拡大して示したように、1回露光部=適
正露光の1/2(14)のレジストのみが溶解する。こ
の結果、接続領域部(13a)のアルミニュ−ム層の一
部(13b)のみが露出する。その余のレジストは、溶
解することなく第1工程で既に形成されている各象限の
アルミ配線パタ−ン上に残留し、これをエッチングから
保護する働きをしている。このウエハ−(11)を次の
エッチング工程を経て、レジストの除去を行うと、図6
に拡大して示したように、全接続領域において全く継ぎ
目なく隣接する各象限領域の配線パタ−ンを接続した接
続パタ−ン(15)が形成できる。ここまでを第2工程
と呼ぶ。
【0015】尚、区画マスク(3)によって区画された
ウエハ−(11)に対して、照明領域限定マスク(2)
の1つについて、従来と同様にウエハ−ステ−ジ(1
2)を、ステップ移動して全区画について行うようにす
れば、マスク交換が最小となり、生産能率のうえから好
ましい。
ウエハ−(11)に対して、照明領域限定マスク(2)
の1つについて、従来と同様にウエハ−ステ−ジ(1
2)を、ステップ移動して全区画について行うようにす
れば、マスク交換が最小となり、生産能率のうえから好
ましい。
【0016】次に、逆な感光特性を示すポジレジストを
使用した場合について、詳述する。図1において、区画
マスク(3)を廃止してこの位置に、接続領域限定マス
ク(8)を設置する。又、配線パタ−ン保護マスク
(9)も廃止する。従って、図示なきレチクルステ−ジ
上には、レチクル(7)のみがシフト露光のために載置
される。尚、このレチクル(7)に描く配線パタ−ンに
ついては、ネガレジストを使用する場合とは逆に、その
開口部(イ)(光線透過部)と光線遮断部とを逆にする
ことが好ましい。
使用した場合について、詳述する。図1において、区画
マスク(3)を廃止してこの位置に、接続領域限定マス
ク(8)を設置する。又、配線パタ−ン保護マスク
(9)も廃止する。従って、図示なきレチクルステ−ジ
上には、レチクル(7)のみがシフト露光のために載置
される。尚、このレチクル(7)に描く配線パタ−ンに
ついては、ネガレジストを使用する場合とは逆に、その
開口部(イ)(光線透過部)と光線遮断部とを逆にする
ことが好ましい。
【0017】かくの如き構成であるから、第I象限部
(2a)−第III象限部(2b)を形成した照明領域限
定マスク(2)を図示の如く照明光路内に設置し、図示
なきレチクルステ−ジを±1/3Pのシフトによる3回
露光をすると、ウエハ−(11)上にはこの象限部のみ
の配線パタ−ン像(ロ)が、シフト露光によって形成さ
れる。即ち、前述のネガレジストの場合には、2回の重
畳露光によって適正露光となるように定められていたの
で、重畳露光部分のネガレジストが(ロ)として残留
し、ウエハ−(11)上での最小線巾を決定していた。
本実施例の場合では、1回露光部分=適正露光量の1/
2に相当し、現像してもレジストが溶解せず、この部分
は残留し、ウエハ−(11)上で最小線巾を同様に決定
する。そして、隣接する各象限の端部(A)(B)によ
って形成される照明領域限定マスク間(T)が、前述の
接続領域限定マスク(8)と同様の機能を有することと
なる。従って、照明領域限定マスク(2)を第II象限部
(2c)−第IV象限部(2d)、特定角度を有するパタ
−ン(S)等に順次交換して、同様のシフト露光を行
い、このウエハ−(11)を現像、エッチング、レジス
ト除去をすると、図4に示すような配線パタ−ンが得ら
れる。ここまでを第1工程と呼ぶ。
(2a)−第III象限部(2b)を形成した照明領域限
定マスク(2)を図示の如く照明光路内に設置し、図示
なきレチクルステ−ジを±1/3Pのシフトによる3回
露光をすると、ウエハ−(11)上にはこの象限部のみ
の配線パタ−ン像(ロ)が、シフト露光によって形成さ
れる。即ち、前述のネガレジストの場合には、2回の重
畳露光によって適正露光となるように定められていたの
で、重畳露光部分のネガレジストが(ロ)として残留
し、ウエハ−(11)上での最小線巾を決定していた。
本実施例の場合では、1回露光部分=適正露光量の1/
2に相当し、現像してもレジストが溶解せず、この部分
は残留し、ウエハ−(11)上で最小線巾を同様に決定
する。そして、隣接する各象限の端部(A)(B)によ
って形成される照明領域限定マスク間(T)が、前述の
接続領域限定マスク(8)と同様の機能を有することと
なる。従って、照明領域限定マスク(2)を第II象限部
(2c)−第IV象限部(2d)、特定角度を有するパタ
−ン(S)等に順次交換して、同様のシフト露光を行
い、このウエハ−(11)を現像、エッチング、レジス
ト除去をすると、図4に示すような配線パタ−ンが得ら
れる。ここまでを第1工程と呼ぶ。
【0018】引き続いて、二光子吸収型ポジレジストを
アルミ配線パタ−ン(13)の上に且つ、ウエハ−(1
1)の全面に塗布したウエハ−(11)を、ウエハ−ス
テ−ジ(12)に載置して、照明領域限定マスク(2)
と接続領域限定マスク(8)とを交換し、レチクル
(7)を図示なきレチクルステ−ジによって、X−Y方
向同時同量±1/3Pのシフトによる3回露光を行う。
このウエハ−(11)を現像すると、図5に示すものと
同様のものとなり、これをエッチングし、レジスト除去
等を行えば、図6に示す全接続領域において、全く継ぎ
目なく隣接する各象限領域の配線パタ−ンを接続した接
続パタ−ン(15)が形成できる。ここまでを第2工程
と呼ぶ。
アルミ配線パタ−ン(13)の上に且つ、ウエハ−(1
1)の全面に塗布したウエハ−(11)を、ウエハ−ス
テ−ジ(12)に載置して、照明領域限定マスク(2)
と接続領域限定マスク(8)とを交換し、レチクル
(7)を図示なきレチクルステ−ジによって、X−Y方
向同時同量±1/3Pのシフトによる3回露光を行う。
このウエハ−(11)を現像すると、図5に示すものと
同様のものとなり、これをエッチングし、レジスト除去
等を行えば、図6に示す全接続領域において、全く継ぎ
目なく隣接する各象限領域の配線パタ−ンを接続した接
続パタ−ン(15)が形成できる。ここまでを第2工程
と呼ぶ。
【0019】図7では、4ギガ用のセル枠の製造法につ
いて、蛇足ながら述べる。(16)は、開口部(光線透
過部)の大きさが、ウエハ−(11)上で、縦横0.4
×0.4ミクロン、従って、セル面積が0.16平方ミ
クロンとなる如く、図示の太線のように、規則的に複数
個所に形成された第1露光マスクである。そして、隣接
したマスクの開口部の中心間隔は、最終的に形成された
セルの互いの間隔が、0.18ミクロンとなる如く定め
られている。ここで重要なのは、マスクの角(ハ)と
(ニ)との成す間隔である。即ち、この間隔は、KrF
エキシマレ−ザを使用したステッパ−が、形成可能な最
小線巾として、0.25ミクロン以上に成るように定め
ることである。(17)は、前記第1露光マスク(1
6)を、隣接したセル間隔が互いに0.18ミクロンに
なる位置へシフトした第1露光マスクを示し、この位置
での露光を第2露光と呼ぶ。(18)は、光線遮断部の
大きさが、ウエハ−(11)上で縦横0.25×0.2
5ミクロンに形成さけた第2露光マスクである。このマ
スクの大きさもKrFエキシマレ−ザを使用したステッ
パ−が形成可能な最小線巾として、0.25ミクロン以
上となるように定めている。
いて、蛇足ながら述べる。(16)は、開口部(光線透
過部)の大きさが、ウエハ−(11)上で、縦横0.4
×0.4ミクロン、従って、セル面積が0.16平方ミ
クロンとなる如く、図示の太線のように、規則的に複数
個所に形成された第1露光マスクである。そして、隣接
したマスクの開口部の中心間隔は、最終的に形成された
セルの互いの間隔が、0.18ミクロンとなる如く定め
られている。ここで重要なのは、マスクの角(ハ)と
(ニ)との成す間隔である。即ち、この間隔は、KrF
エキシマレ−ザを使用したステッパ−が、形成可能な最
小線巾として、0.25ミクロン以上に成るように定め
ることである。(17)は、前記第1露光マスク(1
6)を、隣接したセル間隔が互いに0.18ミクロンに
なる位置へシフトした第1露光マスクを示し、この位置
での露光を第2露光と呼ぶ。(18)は、光線遮断部の
大きさが、ウエハ−(11)上で縦横0.25×0.2
5ミクロンに形成さけた第2露光マスクである。このマ
スクの大きさもKrFエキシマレ−ザを使用したステッ
パ−が形成可能な最小線巾として、0.25ミクロン以
上となるように定めている。
【0020】かくの如き構成であるから、二光子吸収型
非線形光学ネガレジストを全面に塗布したウエハ−(1
1)をウエハ−ステ−ジ(12)に載置して、照明光路
に区画マスク(3)を挿入し、レチクルステ−ジ上に載
置した第1露光マスク(16)を露光光路内に挿入し
て、図示なきシャッタ−を開放して、適正露光量の1/
2の第1露光を行う。引き続き、第1露光マスク(1
6)をこの実施例の場合には、ウエハ−(11)上で
0.58ミクロンX方向へシフトして、第2露光(適正
露光量の1/2)を行う。次に、前記第1露光マスク
(16)を露光光路から退出して、第2露光マスク(1
8)を露光光路内に挿入し、図示なきシャッタ−を開放
して、適正露光量の1/2の第3露光を行う。このウエ
ハ−(11)を現像すると、2回露光(適正露光量)を
受けた部分のみのネガレジストが、残留し、格子状の複
数のセルを形成する。そして、セルの面積0.16平方
ミクロン、その最小線巾は、0.075ミクロン、セル
相互の間隔0.18ミクロンとなり、これをエッチング
工程、レジスト除去工程等を経れば、4ギガ用の例えば
二酸化珪素(SiO2 )のセル枠が形成される。尚、1
ギガ用のセル枠を製造するのであれば、第1露光マスク
(16)をシフトさせることなく、同時に(17)位置
に一体形成したマスクとすればよく、この場合、セルの
ウエハ−上での大きさとして、セル面積0.3平方ミク
ロン、縦横0.6×0.5ミクロン、セルの最小線巾
0.12ミクロン、セル相互の間隔0.25ミクロンを
選定する。
非線形光学ネガレジストを全面に塗布したウエハ−(1
1)をウエハ−ステ−ジ(12)に載置して、照明光路
に区画マスク(3)を挿入し、レチクルステ−ジ上に載
置した第1露光マスク(16)を露光光路内に挿入し
て、図示なきシャッタ−を開放して、適正露光量の1/
2の第1露光を行う。引き続き、第1露光マスク(1
6)をこの実施例の場合には、ウエハ−(11)上で
0.58ミクロンX方向へシフトして、第2露光(適正
露光量の1/2)を行う。次に、前記第1露光マスク
(16)を露光光路から退出して、第2露光マスク(1
8)を露光光路内に挿入し、図示なきシャッタ−を開放
して、適正露光量の1/2の第3露光を行う。このウエ
ハ−(11)を現像すると、2回露光(適正露光量)を
受けた部分のみのネガレジストが、残留し、格子状の複
数のセルを形成する。そして、セルの面積0.16平方
ミクロン、その最小線巾は、0.075ミクロン、セル
相互の間隔0.18ミクロンとなり、これをエッチング
工程、レジスト除去工程等を経れば、4ギガ用の例えば
二酸化珪素(SiO2 )のセル枠が形成される。尚、1
ギガ用のセル枠を製造するのであれば、第1露光マスク
(16)をシフトさせることなく、同時に(17)位置
に一体形成したマスクとすればよく、この場合、セルの
ウエハ−上での大きさとして、セル面積0.3平方ミク
ロン、縦横0.6×0.5ミクロン、セルの最小線巾
0.12ミクロン、セル相互の間隔0.25ミクロンを
選定する。
【0021】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、各象
限の配線パタ−ンは、シ−ムレス(接続個所の見当たら
ない)接続となる全配線パタ−ンが得られる。
限の配線パタ−ンは、シ−ムレス(接続個所の見当たら
ない)接続となる全配線パタ−ンが得られる。
【図1】本発明を用いたステッパ−の概略構成図。
【図2】第1工程における特願平6−170435号の
TECSによる配線パタ−ン形成と、照明領域限定マス
クとの関係を示すウエハ−上での部分拡大図。
TECSによる配線パタ−ン形成と、照明領域限定マス
クとの関係を示すウエハ−上での部分拡大図。
【図3】第1工程における特願平6−170435号の
TECSによる配線パタ−ン形成と、接続領域限定マス
クとの関係を示すウエハ−上での部分拡大図。
TECSによる配線パタ−ン形成と、接続領域限定マス
クとの関係を示すウエハ−上での部分拡大図。
【図4】第2工程における接続領域パタ−ン(13a)
と配線パタ−ン保護マスク(9)との関係を示すウエハ
−上での部分拡大図。
と配線パタ−ン保護マスク(9)との関係を示すウエハ
−上での部分拡大図。
【図5】第2工程におけるレジスト現像後の接続領域パ
タ−ン(13a)と残留レジストとの関係を示すウエハ
−上での部分拡大図。
タ−ン(13a)と残留レジストとの関係を示すウエハ
−上での部分拡大図。
【図6】本発明により、ウエハ−(11)上に完成した
接続パタ−ン(15)を示す部分拡大図。
接続パタ−ン(15)を示す部分拡大図。
【図7】セルの製造方法を示す説明図。
2:照明領域限定マスク、3:区画マスク、7:光線透
過部と光線遮断部とを交互に配して、配線パタ−ンを描
いたレチクル、8:接続領域限定マスク、9:配線パタ
−ン保護マスク、イ:レチクル(7)上に描かれた配線
パタ−ンの開口部(光線透過部)、ロ:±1/3Pのシ
フトによる3回露光により、ネガレジストの場合には、
2回の重畳露光を受けた部分(適正露光量)で、ポジレ
ジストの場合は、1回の露光を受けた部分(適正露光量
の1/2)で、配線パタ−ンの最小線巾を決定する部
分。J:接続パタ−ン(15)を形成する時に使用され
るレチクル(7)の部分。
過部と光線遮断部とを交互に配して、配線パタ−ンを描
いたレチクル、8:接続領域限定マスク、9:配線パタ
−ン保護マスク、イ:レチクル(7)上に描かれた配線
パタ−ンの開口部(光線透過部)、ロ:±1/3Pのシ
フトによる3回露光により、ネガレジストの場合には、
2回の重畳露光を受けた部分(適正露光量)で、ポジレ
ジストの場合は、1回の露光を受けた部分(適正露光量
の1/2)で、配線パタ−ンの最小線巾を決定する部
分。J:接続パタ−ン(15)を形成する時に使用され
るレチクル(7)の部分。
Claims (1)
- 【請求項1】アルミニュム等で形成される全配線パタ−
ンを、第I象限部−第III象限部、第II象限部−第IV象
限部、特定の角度を有するパタ−ン部等に分割して、露
光形成する±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、(但し、配線パタ−ンを形成する隣接した光線透過
部の中心間隔をPとする)分割されて形成した隣接する
配線パターンの各端部(A)、(B)を接続領域パタ−
ン(13a)によって、連結して配線パタ−ンを形成す
る第1工程と、少なくとも、前記接続領域パタ−ン(1
3a)部に、接続パタ−ン(15)を形成する第2工程
とを含む、全配線パタ−ンの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7295966A JPH09115824A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 全配線パタ−ンの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7295966A JPH09115824A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 全配線パタ−ンの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09115824A true JPH09115824A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17827399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7295966A Pending JPH09115824A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 全配線パタ−ンの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09115824A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7055123B1 (en) | 2001-12-31 | 2006-05-30 | Richard S. Norman | High-performance interconnect arrangement for an array of discrete functional modules |
CN116334573A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-06-27 | 北京航空航天大学 | 一种薄膜材料样品的高通量制备装置 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7295966A patent/JPH09115824A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7055123B1 (en) | 2001-12-31 | 2006-05-30 | Richard S. Norman | High-performance interconnect arrangement for an array of discrete functional modules |
CN116334573A (zh) * | 2023-03-31 | 2023-06-27 | 北京航空航天大学 | 一种薄膜材料样品的高通量制备装置 |
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