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JPH09115824A - 全配線パタ−ンの形成方法 - Google Patents

全配線パタ−ンの形成方法

Info

Publication number
JPH09115824A
JPH09115824A JP7295966A JP29596695A JPH09115824A JP H09115824 A JPH09115824 A JP H09115824A JP 7295966 A JP7295966 A JP 7295966A JP 29596695 A JP29596695 A JP 29596695A JP H09115824 A JPH09115824 A JP H09115824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
mask
exposure
wiring pattern
reticle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7295966A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Murayama
克彦 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7295966A priority Critical patent/JPH09115824A/ja
Publication of JPH09115824A publication Critical patent/JPH09115824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】先に出願した、特願平6−170435号によ
る(これをTECSと呼ぶ)配線パタ−ン形成を、全配
線パタ−ン形成に適用させるための、方法を提供するた
めに成されたものである。 【構成】アルミニュム等で形成される全配線パタ−ン
を、第I象限部−第III象限部、第II象限部−第IV象限
部、特定の角度を有するパタ−ン部等に分割して、露光
形成する±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、(但し、配線パタ−ンを形成する隣接した光線透過
部の中心間隔をPとする)分割されて形成した隣接する
配線パターンの各端部(A)、(B)を接続領域パタ−
ン(13a)によって、連結して配線パタ−ンを形成す
る第1工程と、少なくとも、前記接続領域パタ−ン(1
3a)部に、接続パタ−ン(15)を形成する第2工程
とを含む、全配線パタ−ンの形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】公知の露光装置(例えば、光源に弗化クリ
プトンKrFエキシマレ−ザを、レチクルの最小線巾
1.25ミクロン、1/5縮小投影レンズ、ウエハ−上
での最小線巾0.25ミクロン)においても、先に出願
した特願平6−170435号による=TECSと呼ぶ
(Three Exposure Control S
ystem)を用いて、配線パタ−ンの形成を行うと、
ウエハ−(11)上においては、ラインアンドスペ−ス
(L/S)の等しい連続した16ギガ用の最小線巾0.
084ミクロンの配線パタ−ンが得られる。しかし、全
配線パタ−ンを同時に形成することは不可能である。即
ち、シフト露光法においては、レチクルのシフト方向と
シフト量とが配線パタ−ンの性質によって異なるためで
ある。従って、全配線パタ−ンを幾つかの領域に分けて
形成しなければならず、この結果これらの配線パタ−ン
を接続することが不可避である。本発明は、この為の確
実なシ−ムレスの全配線パタ−ンの形成方法を提供する
ために成されたものである。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、特願平6−
170435号による方法を、全配線パタ−ンに適用し
た場合に、必然的に生ずる各象限の配線パタ−ンの接続
を、より効率的に確実(シ−ムレス)に行い、前記方法
を半導体集積回路製造に全面的に、実用上使用可能とす
る全配線パタ−ン形成方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】アルミニュム等で形成さ
れる全配線パタ−ンを、第I象限部−第III象限部、第I
I象限部−第IV象限部、特定の角度を有するパタ−ン部
等に分割して、露光形成する±1/3Pのシフトによる
3回露光法において、(但し、配線パタ−ンを形成する
隣接した光線透過部の中心間隔をPとする)分割されて
形成した隣接する配線パターンの各端部(A)、(B)
を接続領域パタ−ン(13a)によって、連結して配線
パタ−ンを形成する第1工程と、少なくとも、前記接続
領域パタ−ン(13a)部に、接続パタ−ン(15)を
形成する第2工程とを含む、全配線パタ−ンの形成方
法。
【0005】(二光子吸収型のネガレジストを第1工
程、第2工程にて使用する場合)即ち、光線透過部と光
線遮断部とを交互に連続形成し、その隣接した光線透過
部の中心間隔をPとして、配線パタ−ンと成したレチク
ル(7)を、±1/3Pのシフトによる3回露光法にお
いて、該レチクル(7)を露光光路内に位置せしめると
共に、照明光路内に互いに隣接する各象限の端部(A)
(B)が間隔(T)を形成する照明領域限定マスク
(2)の1つを挿入し、前記マスクの1つによって照明
された領域に、図示なきシャッタ−の開閉動作に連動し
た±1/3Pのシフトによる3回露光を行い、引き続
き、他の象限マスクと適宜交換して順次露光した後、該
レチクル(7)を露光光路外へ退出すると共に、その端
部(C)を前記レチクル(7)の象限端部(A)より
も、より外側に位置せしめた接続領域限定マスク(8)
を、露光光路内に挿入し、照明領域限定マスク(2)を
照明光路外へ退出すると共に、区画マスク(3)を照明
光路内に挿入して、適正露光を行い露光終了後に、現像
工程、エッチング工程、レジスト除去工程等を経て、配
線パタ−ン端部(A)(B)を接続領域パタ−ン(13
a)によって、連結してパタ−ンを形成する第1工程
と、接続領域限定マスク(8)を露光光路外へ退出する
と共に、その端部(D)を前記接続領域限定マスク
(8)の端部(C)よりも、より外側に位置せしめた配
線パタ−ン保護マスク(9)を、露光光路内に挿入し、
前記第1工程を終了したウエハ−(11)の全面に二光
子吸収型のネガレジストを全面塗布したウエハ−(1
1)に適正露光を行い、引き続き、配線パタ−ン保護マ
スク(9)を露光光路外へ退出すると共に、前記レチク
ル(7)を露光光路内に挿入して、±1/3Pのシフト
による3回露光を行い露光終了後に、現像工程、エッチ
ング工程、レジスト除去工程等を経て、接続パタ−ン
(15)を形成する第2工程とを少なくとも含む全配線
パタ−ンの形成方法。
【0006】(二光子吸収型のポジレジストを第1工
程、第2工程にて使用する場合)光線透過部と光線遮断
部とを交互に連続形成し、その隣接した光線透過部の中
心間隔をPとして、配線パタ−ンと成したレチクル
(7)を、±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
て、該レチクル(7)を露光光路内に位置せしめると共
に、照明光路内に互いに隣接する各象限の端部(A)
(B)が間隔(T)を形成する照明領域限定マスク
(2)の1つを挿入し、前記マスクの1つによって照明
された領域に、図示なきシャッタ−の開閉動作に連動し
た±1/3Pのシフトによる3回露光を行い、引き続
き、他の象限マスクと適宜交換して順次露光し、露光終
了後のウエハ−(11)を、現像工程、エッチング工
程、レジスト除去工程等を経て、配線パタ−ン端部
(A)(B)を接続領域パタ−ン(13a)によって、
連結してパタ−ンを形成する第1工程と、照明領域限定
マスク(2)を照明光路外へ退出すると共に、その端部
(C)を前記間隔(T)よりも、より外側に形成した接
続領域限定マスク(8)を照明光路内に挿入し、前記第
1工程を終了したウエハ−(11)の全面に二光子吸収
型のポジレジストを全面塗布したウエハ−(11)に、
レチクル(7)で±1/3Pのシフトによる3回露光を
行い露光終了後に、現像工程、エッチング工程、レジス
ト除去工程等を経て、接続パタ−ン(15)を形成する
第2工程とを少なくとも含む全配線パタ−ンの形成方
法。
【0007】
【実施例の説明】以下図1から図6をもって本方法を詳
述する。図1において、(1)はKrFエキシマレ−ザ
光源、(2)は照明領域限定マスクで、図示のもので
は、第I象限部(2a)−第III象限部(2b)のみの
開口が形成されている。図示されていないがその他に、
第II象限部(2c)−第IV象限部(2d)のみの開口が
形成されているもの、又は特定の角度(60°等)を有
するパタ−ン(S)等がそれぞれ別のマスクとして用意
されている。又、図2に示すように、隣接する照明領域
限定マスク間(T)はその端部(A)、(B)によって
製造誤差等を加味して、適宜設定する。そして、これら
のマスクは必要に応じて交換可能に図示なきマスクステ
−ジ上に設けられている。(3)はチップ領域を特定す
るための区画マスクで、前記マスクと同様にマスクステ
−ジ上に設けられている。(4)は第一コンデンサ−レ
ンズ、(5)は光路を転向する全反射鏡、(6)は第二
コンデンサ−レンズで、これら(1)から(6)で公知
の所謂ケ−ラ照明系が構成されている。
【0008】(7)は、全配線パタ−ン(最小線巾1.
25ミクロン)を、形成したレチクルで、図示なきX−
Y方向へ移動可能なレチクルステ−ジ上に載置されてい
る。(8)は接続領域部に対応して、複数の開口部(8
a)を形成した接続領域限定マスク、(9)は接続領域
部に対応した複数の光線遮断部(9a)を形成した配線
パタ−ン保護マスクで、光線遮断部(9a)で覆われた
部分以外を露光することによって、その部分のレジスト
層を残留させ下層の各象限の配線パタ−ンを保護するも
のである。そして、これら2つのマスクは、前述のレチ
クル(7)と同様にレチクルステ−ジに載置されてお
り、必要に応じて択一的に露光光路内に挿入可能に構成
されている。(10)は投影倍率が1/5の縮小投影レ
ンズで、前記レチクルの配線パタ−ンを、二光子吸収型
のネガレジストが塗布されたウエハ−(11)上に周知
の如く最小線巾0.25ミクロンで結像する。(11)
はシリコン基板上にアルミニュ−ム層を形成し、更にそ
の上に二光子吸収型のネガレジストを塗布したウエハ−
である。(12)はウエハ−(11)を載置するX−Y
方向に移動可能な公知のウエハ−ステ−ジである。
【0009】かくの如き構成であるから、レチクル
(7)の全配線パタ−ンの中から、第I象限パタ−ン
(I)と第III象限パタ−ン(III)とをTECSを用い
て、±1/3Pのシフトによる3回露光をし、更に接続
パタ−ンを形成する方法について詳述する。
【0010】図1に示すように(2a)、(2b)の開
口を有する照明領域限定マスク(2)を照明光路内に位
置させる。そして、図示なき公知のシャッタ−の開放に
より、レチクル(7)上の(I)(III)部のみを照明
する。ウエハ−(11)上では図2に拡大して示したよ
うに(2a)の領域において、線巾を決定するレチクル
(7)上の配線パタ−ンの開口部(イ)(光線透過部)
によって、図示なきシャッタ−の3回の開閉動作に連動
したX−Y方向同時同量(±1/3P)のシフトによる
3回露光によって、2回の重畳露光を受けた部分(ロ)
のみのレジストが残留し、この部分が最小線巾を有する
配線パタ−ンとなる。説明の都合上第II象限について
も、併記してある。
【0011】以下同様に、照明領域限定マスク(2)を
順次交換して、±1/3Pのシフトによる3回露光を行
う。尚特定角度を有するパタ−ン(S)において、同一
の線巾を得るためには、X−Y方向のシフト量が異なる
ことは言うに及ばない。
【0012】次に、レチクル(7)と接続領域限定マス
ク(8)とを交換し、更に照明領域限定マスク(2)と
区画マスク(3)とを交換して、図示なきシャッタ−を
開放し1回の適正露光を行う。ウエハ−(11)上で見
ると、図3に拡大して示したように第I象限部(2a)
−第II象限部(2c)のそれぞれの隣接端(A)(B)
によって形成された照明領域限定マスク間(T)の巾よ
りも、製造誤差等を加味して、接続領域限定マスク
(8)の開口部(8a)の端部(C)は、より外側に位
置するような大きさに、予め形成されているので、露光
終了後の現像工程、エッチング工程、レジスト除去工程
等を経ると、図4に示した隣接したアルミ配線パタ−ン
(13)が接続領域パタ−ン(13a)によって、連結
されてできる。尚(T)の大きさは、製造誤差等を考慮
して適宜決定されている。ここまでを第1工程と呼ぶ。
【0013】引き続いて、二光子吸収型ネガレジストを
第1工程でできたアルミ配線パタ−ン(13)の上に且
つ、ウエハ−(11)の全面に塗布したウエハ−(1
1)をウエハ−ステ−ジ(12)に載置して、接続領域
限定マスク(8)と配線パタ−ン保護マスク(9)とを
交換し、図示なきシャッタ−を開放して、1回の適正露
光を行う。ウエハ−上で見ると、図4に拡大して示した
ように、接続領域限定マスク(8)の開口部(8a)の
端部(C)よりも、光線遮断部(9a)の端部(D)
は、製造誤差等を加味して、更に外側に位置するような
大きさに予め形成されている。
【0014】従って、この領域のレジストのみは、未露
光のままである。次に、配線パタ−ン保護マスク(9)
とレチクル(7)とを交換して、図示なきシャッタ−の
3回の開閉動作に連動したX−Y方向同時同量(±1/
3P)のシフトによる3回露光を行う。露光終了後この
ウエハ−(11)を現像すると、レジストの感光特性に
よって、図5に拡大して示したように、1回露光部=適
正露光の1/2(14)のレジストのみが溶解する。こ
の結果、接続領域部(13a)のアルミニュ−ム層の一
部(13b)のみが露出する。その余のレジストは、溶
解することなく第1工程で既に形成されている各象限の
アルミ配線パタ−ン上に残留し、これをエッチングから
保護する働きをしている。このウエハ−(11)を次の
エッチング工程を経て、レジストの除去を行うと、図6
に拡大して示したように、全接続領域において全く継ぎ
目なく隣接する各象限領域の配線パタ−ンを接続した接
続パタ−ン(15)が形成できる。ここまでを第2工程
と呼ぶ。
【0015】尚、区画マスク(3)によって区画された
ウエハ−(11)に対して、照明領域限定マスク(2)
の1つについて、従来と同様にウエハ−ステ−ジ(1
2)を、ステップ移動して全区画について行うようにす
れば、マスク交換が最小となり、生産能率のうえから好
ましい。
【0016】次に、逆な感光特性を示すポジレジストを
使用した場合について、詳述する。図1において、区画
マスク(3)を廃止してこの位置に、接続領域限定マス
ク(8)を設置する。又、配線パタ−ン保護マスク
(9)も廃止する。従って、図示なきレチクルステ−ジ
上には、レチクル(7)のみがシフト露光のために載置
される。尚、このレチクル(7)に描く配線パタ−ンに
ついては、ネガレジストを使用する場合とは逆に、その
開口部(イ)(光線透過部)と光線遮断部とを逆にする
ことが好ましい。
【0017】かくの如き構成であるから、第I象限部
(2a)−第III象限部(2b)を形成した照明領域限
定マスク(2)を図示の如く照明光路内に設置し、図示
なきレチクルステ−ジを±1/3Pのシフトによる3回
露光をすると、ウエハ−(11)上にはこの象限部のみ
の配線パタ−ン像(ロ)が、シフト露光によって形成さ
れる。即ち、前述のネガレジストの場合には、2回の重
畳露光によって適正露光となるように定められていたの
で、重畳露光部分のネガレジストが(ロ)として残留
し、ウエハ−(11)上での最小線巾を決定していた。
本実施例の場合では、1回露光部分=適正露光量の1/
2に相当し、現像してもレジストが溶解せず、この部分
は残留し、ウエハ−(11)上で最小線巾を同様に決定
する。そして、隣接する各象限の端部(A)(B)によ
って形成される照明領域限定マスク間(T)が、前述の
接続領域限定マスク(8)と同様の機能を有することと
なる。従って、照明領域限定マスク(2)を第II象限部
(2c)−第IV象限部(2d)、特定角度を有するパタ
−ン(S)等に順次交換して、同様のシフト露光を行
い、このウエハ−(11)を現像、エッチング、レジス
ト除去をすると、図4に示すような配線パタ−ンが得ら
れる。ここまでを第1工程と呼ぶ。
【0018】引き続いて、二光子吸収型ポジレジストを
アルミ配線パタ−ン(13)の上に且つ、ウエハ−(1
1)の全面に塗布したウエハ−(11)を、ウエハ−ス
テ−ジ(12)に載置して、照明領域限定マスク(2)
と接続領域限定マスク(8)とを交換し、レチクル
(7)を図示なきレチクルステ−ジによって、X−Y方
向同時同量±1/3Pのシフトによる3回露光を行う。
このウエハ−(11)を現像すると、図5に示すものと
同様のものとなり、これをエッチングし、レジスト除去
等を行えば、図6に示す全接続領域において、全く継ぎ
目なく隣接する各象限領域の配線パタ−ンを接続した接
続パタ−ン(15)が形成できる。ここまでを第2工程
と呼ぶ。
【0019】図7では、4ギガ用のセル枠の製造法につ
いて、蛇足ながら述べる。(16)は、開口部(光線透
過部)の大きさが、ウエハ−(11)上で、縦横0.4
×0.4ミクロン、従って、セル面積が0.16平方ミ
クロンとなる如く、図示の太線のように、規則的に複数
個所に形成された第1露光マスクである。そして、隣接
したマスクの開口部の中心間隔は、最終的に形成された
セルの互いの間隔が、0.18ミクロンとなる如く定め
られている。ここで重要なのは、マスクの角(ハ)と
(ニ)との成す間隔である。即ち、この間隔は、KrF
エキシマレ−ザを使用したステッパ−が、形成可能な最
小線巾として、0.25ミクロン以上に成るように定め
ることである。(17)は、前記第1露光マスク(1
6)を、隣接したセル間隔が互いに0.18ミクロンに
なる位置へシフトした第1露光マスクを示し、この位置
での露光を第2露光と呼ぶ。(18)は、光線遮断部の
大きさが、ウエハ−(11)上で縦横0.25×0.2
5ミクロンに形成さけた第2露光マスクである。このマ
スクの大きさもKrFエキシマレ−ザを使用したステッ
パ−が形成可能な最小線巾として、0.25ミクロン以
上となるように定めている。
【0020】かくの如き構成であるから、二光子吸収型
非線形光学ネガレジストを全面に塗布したウエハ−(1
1)をウエハ−ステ−ジ(12)に載置して、照明光路
に区画マスク(3)を挿入し、レチクルステ−ジ上に載
置した第1露光マスク(16)を露光光路内に挿入し
て、図示なきシャッタ−を開放して、適正露光量の1/
2の第1露光を行う。引き続き、第1露光マスク(1
6)をこの実施例の場合には、ウエハ−(11)上で
0.58ミクロンX方向へシフトして、第2露光(適正
露光量の1/2)を行う。次に、前記第1露光マスク
(16)を露光光路から退出して、第2露光マスク(1
8)を露光光路内に挿入し、図示なきシャッタ−を開放
して、適正露光量の1/2の第3露光を行う。このウエ
ハ−(11)を現像すると、2回露光(適正露光量)を
受けた部分のみのネガレジストが、残留し、格子状の複
数のセルを形成する。そして、セルの面積0.16平方
ミクロン、その最小線巾は、0.075ミクロン、セル
相互の間隔0.18ミクロンとなり、これをエッチング
工程、レジスト除去工程等を経れば、4ギガ用の例えば
二酸化珪素(SiO2 )のセル枠が形成される。尚、1
ギガ用のセル枠を製造するのであれば、第1露光マスク
(16)をシフトさせることなく、同時に(17)位置
に一体形成したマスクとすればよく、この場合、セルの
ウエハ−上での大きさとして、セル面積0.3平方ミク
ロン、縦横0.6×0.5ミクロン、セルの最小線巾
0.12ミクロン、セル相互の間隔0.25ミクロンを
選定する。
【0021】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、各象
限の配線パタ−ンは、シ−ムレス(接続個所の見当たら
ない)接続となる全配線パタ−ンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたステッパ−の概略構成図。
【図2】第1工程における特願平6−170435号の
TECSによる配線パタ−ン形成と、照明領域限定マス
クとの関係を示すウエハ−上での部分拡大図。
【図3】第1工程における特願平6−170435号の
TECSによる配線パタ−ン形成と、接続領域限定マス
クとの関係を示すウエハ−上での部分拡大図。
【図4】第2工程における接続領域パタ−ン(13a)
と配線パタ−ン保護マスク(9)との関係を示すウエハ
−上での部分拡大図。
【図5】第2工程におけるレジスト現像後の接続領域パ
タ−ン(13a)と残留レジストとの関係を示すウエハ
−上での部分拡大図。
【図6】本発明により、ウエハ−(11)上に完成した
接続パタ−ン(15)を示す部分拡大図。
【図7】セルの製造方法を示す説明図。
【符号の説明】
2:照明領域限定マスク、3:区画マスク、7:光線透
過部と光線遮断部とを交互に配して、配線パタ−ンを描
いたレチクル、8:接続領域限定マスク、9:配線パタ
−ン保護マスク、イ:レチクル(7)上に描かれた配線
パタ−ンの開口部(光線透過部)、ロ:±1/3Pのシ
フトによる3回露光により、ネガレジストの場合には、
2回の重畳露光を受けた部分(適正露光量)で、ポジレ
ジストの場合は、1回の露光を受けた部分(適正露光量
の1/2)で、配線パタ−ンの最小線巾を決定する部
分。J:接続パタ−ン(15)を形成する時に使用され
るレチクル(7)の部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニュム等で形成される全配線パタ−
    ンを、第I象限部−第III象限部、第II象限部−第IV象
    限部、特定の角度を有するパタ−ン部等に分割して、露
    光形成する±1/3Pのシフトによる3回露光法におい
    て、(但し、配線パタ−ンを形成する隣接した光線透過
    部の中心間隔をPとする)分割されて形成した隣接する
    配線パターンの各端部(A)、(B)を接続領域パタ−
    ン(13a)によって、連結して配線パタ−ンを形成す
    る第1工程と、少なくとも、前記接続領域パタ−ン(1
    3a)部に、接続パタ−ン(15)を形成する第2工程
    とを含む、全配線パタ−ンの形成方法。
JP7295966A 1995-10-20 1995-10-20 全配線パタ−ンの形成方法 Pending JPH09115824A (ja)

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JP7295966A JPH09115824A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 全配線パタ−ンの形成方法

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JP7295966A JPH09115824A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 全配線パタ−ンの形成方法

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JPH09115824A true JPH09115824A (ja) 1997-05-02

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ID=17827399

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JP7295966A Pending JPH09115824A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 全配線パタ−ンの形成方法

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Country Link
JP (1) JPH09115824A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7055123B1 (en) 2001-12-31 2006-05-30 Richard S. Norman High-performance interconnect arrangement for an array of discrete functional modules
CN116334573A (zh) * 2023-03-31 2023-06-27 北京航空航天大学 一种薄膜材料样品的高通量制备装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7055123B1 (en) 2001-12-31 2006-05-30 Richard S. Norman High-performance interconnect arrangement for an array of discrete functional modules
CN116334573A (zh) * 2023-03-31 2023-06-27 北京航空航天大学 一种薄膜材料样品的高通量制备装置

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