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JP3495534B2 - 超音波撮像装置 - Google Patents

超音波撮像装置

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JP3495534B2
JP3495534B2 JP32279896A JP32279896A JP3495534B2 JP 3495534 B2 JP3495534 B2 JP 3495534B2 JP 32279896 A JP32279896 A JP 32279896A JP 32279896 A JP32279896 A JP 32279896A JP 3495534 B2 JP3495534 B2 JP 3495534B2
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ultrasonic
echo
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harmonic
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康人 竹内
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ジーイー横河メディカルシステム株式会社
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波撮像方法お
よび装置に関し、特に、第2高調波エコー(echo)に基づ
いて撮像を行う超音波撮像方法および装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超音波撮像は、被検体内に超音波を送波
してそのエコーを受波し、エコー受波信号に基づいて画
像を生成するようになっている。通常、超音波の送波は
ビーム(beam)の形で行われ、エコーの受波もそのビーム
に沿って行われる。ビームの方向は順次変更され、被検
体内の所定の領域が走査される。
【0003】送波のビームは、被検体内の所定の深さに
おいて最も細くなるように集束される。これによって、
送波ビームが所定の深さにフォーカス(focus) され、そ
の部分における撮像の方位分解能が高められている。
【0004】ある種の造影剤を用いて被検体内を造影撮
影する場合に、第2高調波エコーに基づく超音波撮像
(第2高調波イメージング(imaging) )が行われる。第
2高調波イメージングには、例えばマイクロバルーン(m
icro balloon) 造影剤等が用いられる。
【0005】マイクロバルーン造影剤は、直径が数μm
程度の中空球(マイクロバルーン)を液体に所定の濃度
で混入したものである。マイクロバルーンはその直径に
対応した超音波周波数に共振し、その第2高調波成分を
含むエコーを生じる。したがって、エコーの第2高調波
成分に基づいて画像を生成することにより、被検体内で
の造影剤の分布像を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】マイクロバルーンは、
印加される超音波の瞬時音圧が高いと、破壊して消滅す
る。消滅した後は造影撮像ができなくなるので、超音波
の送波は、マイクロバルーンに加わる瞬時音圧が常に破
壊限度を越えないようにして行わなければならない。こ
の破壊限度は50KPa(キロパスカル)とも100K
Paとも言われている。このような値は、超音波撮像に
おける被検体内での常識的な瞬時音圧の10分の1以下
である。
【0007】瞬時音圧が高いと、被検体内での超音波の
伝搬歪により第2高調波が発生し、マイクロバルーンか
らの第2高調波エコーと紛らわしくなるので、この点か
らも瞬時音圧を低下させることが必要になる。
【0008】送波超音波ビームの中心軸上の瞬時音圧
は、フォーカス点においてピークを示し、その前後では
フォーカス点からの距離に応じて急激に低下する。した
がって、フォーカス点における瞬時音圧を上記の限度を
越えない値に設定した場合、フォーカス点の手前の領域
および奥の領域では瞬時音圧が極めて低くなる。
【0009】第2高調波エコーはマイクロバルーンの2
次歪に由来するものなので、印加される超音波の瞬時音
圧の低下につれて、第2高調波エコーの発生効率は加速
的に低下する。このためフォーカス点を外れたところか
らの第2高調波エコーは極めて微弱なものになり、その
部分を画像化することが困難になる。
【0010】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、第2高調波イメージングを
効果的に行う超音波撮像方法および装置を実現すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、長距離集束
ビームを利用する。長距離集束ビームの典型例はベッセ
ルビーム(Bessel beam) である。そこで、先ず、予備的
にベッセルビームについて説明する。
【0012】ベッセルビームについては、例えば文献
山田,多勢,中村 「コニカル形の放射面を用いたベッ
セルビームトランスジューサ」 日本音響学会誌 48
巻12号 pp.871−875 1992 に記載さ
れている。
【0013】それによれば、回折の全く生じない波動ビ
ームが理論的に存在し、この波動ビームは、0次の第1
種ベッセル関数J0(J0関数)で与えられる断面内分
布を持ち、中心軸上のどの位置においても同じ分布を保
ったまま伝搬する。このような無回折ビームは、本来開
口が無限の場合にのみ存在するものであるが、有限の開
口面から放射された場合でも、ある程度長い距離範囲に
わたり広がらずに伝搬する。
【0014】ベッセル形の超音波ビームを放射するトラ
ンスデューサ(transducer)としては、圧電セラミック(c
eramic) 振動子をJ0関数の形に対応させて分極した
後、これを一様な電圧で駆動するようにしたものや、一
様に分極された振動子に設けた電極を同心リング状に分
割し、各電極への印加電圧をJ0関数の形に応じて変え
るようにしたものがある。
【0015】ベッセル形の超音波ビームは、中心軸上あ
る程度長い距離範囲にわたってビームが集束したものす
なわち長距離集束ビームとなり、かつその範囲において
瞬時音圧の変化が小さくなる。
【0016】次に、課題を解決するための手段を説明す
る。 〔1〕上記の課題を解決する請求項1の発明は、被検音
場に超音波ビームを送波し第2高調波エコーに基づいて
画像を生成する超音波撮像方法であって、前記超音波ビ
ームを長距離集束ビームとしたことを特徴とする。
【0017】請求項1の発明では、長距離集束ビームに
より、被検音場では、ビームの中心軸上長い距離範囲に
わたってほぼ同じ瞬時音圧が印加される。このため、こ
の範囲のエコー源への超音波印加条件が概ね一様にな
り、第2高調波イメージングを効果的に行う超音波撮像
方法を実現することができる。
【0018】請求項1の発明において、前記長距離集束
ビームはベッセル形の超音波ビームであることがエコー
源への超音波印加条件の一様性を良くする点で好まし
い。 〔2〕上記の課題を解決する請求項2の発明は、被検音
場に超音波ビームを送波し第2高調波エコーに基づいて
画像を生成する超音波撮像装置であって、前記超音波ビ
ームを長距離集束ビームとして送波する送波手段を具備
することを特徴とする。
【0019】請求項2の発明では、送波手段が被検音場
に長距離集束ビームを送波することにより、ビームの中
心軸上長い距離範囲にわたってほぼ同じ瞬時音圧が印加
される。このため、この範囲のエコー源への超音波印加
条件が概ね一様になり、第2高調波イメージングを効果
的に行う超音波撮像装置を実現することができる。
【0020】請求項2の発明において、前記長距離集束
ビームはベッセル形の超音波ビームであることがエコー
源への超音波印加条件の一様性を良くする点で好まし
い。 〔3〕上記の課題を解決する請求項3の発明は、請求項
2の発明において、前記送波手段は超音波トランスデュ
ーサの2次元アレイを有することを特徴とする。
【0021】請求項3の発明では、2次元アレイを成す
個々の超音波トランスデューサを0次の第1種ベッセル
関数J0に則って駆動することにより、ベッセル形の超
音波ビームを効果的に送波することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0023】図1に超音波撮像装置のブロック(block)
図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。
なお、本装置の構成によって本発明の装置に関する実施
の形態の一例が示される。また、本装置の動作によって
本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0024】先ず、本装置の構成を説明する。図1に示
すように、本装置は送受波部XCVを有する。送受波部
XCVは、例えば図2に示すように、複数の超音波トラ
ンスデューサULTの2次元アレイによって構成され
る。超音波トランスデューサULTの2次元アレイは、
本発明における超音波トランスデューサの2次元アレイ
の実施の形態の一例である。超音波トランスデューサU
LTは、超音波と電気信号の間で双方向の変換を行うも
のであり、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)セ
ラミックス等の圧電材料によって構成される。
【0025】送受波部XCVは、切換部SWWを通じて
駆動部DRVと受信部RCVに接続されている。駆動部
DRVは送受波部XCVを駆動することにより、被検音
場FLDに超音波パルスを送波させるようになってい
る。被検音場FLDには予めマイクロバルーン造影剤M
DAが注入されている。
【0026】駆動部DRVによる送受波部XCVの駆動
は、ベッセル形の超音波ビーム(超音波ベッセルビー
ム)を形成するように行われる。具体的には、例えば図
3に示すように、送受波部XCVの開口における相対的
な振動速度分布が0次の第1種ベッセル関数J0(J0
関数)の形になるように、個々の超音波トランスデュー
サULTを駆動することによって行われれる。なお、図
3のグラフの横軸は、開口半径によって正規化された距
離を表す。
【0027】超音波ベッセルビームは、本発明における
長距離集束ビームの実施の形態の一例である。送受波部
XCVおよび駆動部DRVは、本発明における送波手段
の実施の形態の一例である。
【0028】これによって、図4に示すように、ビーム
の中心軸に垂直な断面内の瞬時音圧分布がJ0関数で与
えられる超音波ビーム、すなわち超音波ベッセルビーム
が得られる。このビームは、同図に示すように、半値幅
が開口の10分の1程度の集束ビームとなる。なお、図
4の音圧と距離はいずれも正規化された値である。
【0029】このような瞬時音圧分布が、ビームの中心
軸上ある程度長い距離範囲にわたって保たれる。すなわ
ち、ビームの集束状態が長い距離範囲にわたって維持さ
れ、長距離集束ビームが形成される。また、このとき、
ビームの中心軸上の瞬時音圧は、図5に示すように、長
い距離範囲にわたって変化量の少ないものとなる。な
お、図5における音圧と距離はいずれも正規化値によっ
て表す。
【0030】ビームの中心軸上の瞬時音圧は、マイクロ
バルーンの破壊限界に近いがそれを越えない値、すなわ
ち、第2高調波エコーの発生効率の良い値になるように
設定されている。このため、第2高調波エコーの発生効
率の良い瞬時音圧が被検音場の長い距離範囲にわたって
印加されるので、その範囲にあるマイクロバルーンはい
ずれも効率よく第2高調波エコーを発生するようにな
る。また、このときの瞬時音圧は数10KPa程度の値
なので、伝搬歪による第2高調波は発生しない。あるい
は、発生したとしても無視できる程度である。
【0031】送受波部XCVは被検音場から帰投したエ
コーを受波する。個々の超音波トランスデューサULT
の受波信号は、切換部SWWを通じて受信部RCVに入
力される。受信部RCVは、個々の入力信号を各々遅延
時間を調整して加算する整相加算により、送波ビームに
沿った音線上のエコー受信信号を形成する。すなわち、
フェーズドアレイ(phased arrey)の手法により、受波の
ビームフォーミング(beam forming)を行う。
【0032】受信部RCVは、また、エコー受信信号か
ら第2高調波成分を抽出する。第2高調波成分の抽出
は、例えば第2高調波に同調したバンドパスフィルタ(b
andpass filter) 等によって行われる。これによって、
第2高調波エコーの時系列信号が得られる。これは、第
2高調波エコーについての1音線分のAスコープ(scop
e) 信号となる。
【0033】送受波部XCVは、アクチュエータACT
に連結されている。アクチュエータACTは、送受波部
XCVを機械的に動かすことにより、被検音場FLDを
超音波ビーム(音線)で走査(スキャン(scan))するよ
うになっている。
【0034】スキャンは、例えば、音線を平行移動させ
るリニアスキャン(linear scan) または扇状に音線を振
るセクタスキャン(sector scan) とされる。スキャンは
1音線分の超音波送受毎に1ステップ(step)ずつ進めら
れ、被検音場の所定の領域がスキャンされる。
【0035】受信部RCVは画像生成部IMGに接続さ
れている。画像生成部IMGには、受信部RCVから各
音線のAスコープ信号が入力される。画像生成部IMG
は、それらAスコープ信号に基づいてBモード(mode)画
像を生成するようになっている。
【0036】画像生成部IMGには表示部DISが接続
されている。画像生成部IMGが生成した画像が表示部
DISに入力され、可視像として表示されるようになっ
ている。
【0037】以上の駆動部DRV、切換部SWW、受信
部RCV、アクチュエータACT、画像生成部IMGお
よび表示部DISは、制御部CNTに接続されている。
制御部CNTは、それらに制御信号を与えて動作を制御
するようになっている。
【0038】制御部CNTには操作部OPCが接続され
ている。操作部OPCは操作者によって操作され、操作
者が所望する各種の指令や情報が制御部CNTに与えら
れる。ベッセルビームを適切に形成するためのパラメー
タ(parameter) 等もここから入力される。
【0039】次に、本装置の動作を説明する。動作は制
御部CNTによる制御の下で行われる。送受波部XCV
は駆動部DRVから切換部SWWを通じて与えられる駆
動信号によって駆動され、ベッセルビームを形成する超
音波パルスを被検音場FLDに送波する。超音波パルス
の送波は所定のタイミング(timing)で繰返され、それに
歩調を合わせて、アクチュエータACTにより順次音線
が変更される。
【0040】毎回の送波に引き続いてエコーの受信処理
が行われる。すなわち、被検音場FLDから帰投するエ
コーが送受波部XCVで受波され、受波信号が切換部S
WWを通じて受信部RCVに入力され、受信部RCVに
よって第2高調波エコーのAスコープ信号が形成され、
このAスコープ信号が画像生成部IMGに入力される。
【0041】アクチュエータACTによる被検音場のス
キャンが画像の1フレーム(frame)分行われたとき、1
画面分のAスコープ信号が揃う。画像生成部IMGは、
これらAスコープ信号に基づいてBモード画像を生成
し、表示部DISで表示する。これによって、マイクロ
バルーン造影剤MDAの像が表示部DISに表示され
る。
【0042】超音波の送波が、ベッセルビームすなわち
長距離集束ビームによって行われることにより、被検音
場の深さ方向の広い範囲で瞬時音圧がほぼ同じになり、
この範囲のマイクロバルーンは、いずれも第2高調波エ
コーの発生効率がほぼ同じになる。また、瞬時音圧の値
は第2高調波エコーの発生効率の良い値に設定されてい
るので、この深さ範囲のマイクロバルーンはいずれも効
率良く第2高調波エコーを発生する。したがって、マイ
クロバルーンを効率良く画像化することができ、第2高
調波エコーによる造影撮像が効果的に行える。
【0043】本装置において、被検音場のスキャンは、
アクチュエータACTによるメカニカルスキャン(mecha
nical scan) に代えて、フェーズドアレイの手法等によ
る電子スキャンを利用するようにしても良い。これは機
械的な可動部を無くする点で好ましい。これに対して、
メカニカルスキャンは、電子スキャンに比べてビームフ
ォーミング手段が簡素化される点で好ましい。
【0044】また、長距離集束ビームの送波部として
は、上記のような2次元アレイが、超音波トランスデュ
ーサの駆動条件を個々に調節することにより精度の良い
ベッセルビームを得る点で好ましいが、それ以外の送波
手段を利用するようにしても良い。
【0045】図6に、長距離集束ビームの送波部の他の
形態例を示す。図6の(a)は、リング(ring)状の超音
波トランスデューサRNGを用いた例である。同図で
は、超音波トランスデューサRNGを断面図によって示
す。これを駆動したとき、超音波トランスデューサRN
Gから、同図に同心円ないし円弧で示すように、ドーナ
ッツ状の波面を成す超音波が送波され、それら波面の合
成により、中心軸AXに沿って、瞬時音圧の変化が少な
い集束ビームすなわち長距離集束ビームが形成される。
【0046】図6の(b)は、回転双曲線型の放射面を
有する超音波トランスデューサHPBを用いたものであ
る。超音波トランスデューサHPBは断面図で示す。こ
れを駆動したとき、放射面の各部からそれぞれ法線方向
に放射される超音波の波面合成によって、瞬時音圧の変
化が少ない集束ビームが中心軸AXに沿って形成され
る。
【0047】図6の(c)は、上記の構成を簡略化した
ものであり、コーン(corn)状凹面を有する超音波トラン
スデューサCRNを用いている。超音波トランスデュー
サCRNは断面図によって示す。この場合も、(b)に
示したものと同様に長距離集束ビームが送波される。た
だし、超音波送波面の形状を簡略化した分だけビームの
性状は劣るが、用途によってはこれで十分である。
【0048】なお、長距離集束ビームは、第2高調波イ
メージングばかりでなく、通常の超音波撮像を行うのに
も利用するようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、長距離集束ビームにより、被検音場で
は、ビームの中心軸上長い距離範囲にわたってほぼ同じ
瞬時音圧が印加されるので、この範囲のエコー源への超
音波印加条件が概ね一様になり、第2高調波イメージン
グを効果的に行う超音波撮像方法を実現することができ
る。
【0050】また、請求項2の発明によれば、送波手段
が被検音場に長距離集束ビームを送波することにより、
ビームの中心軸上長い距離範囲にわたってほぼ同じ瞬時
音圧が印加されるので、この範囲のエコー源への超音波
印加条件が概ね一様になり、第2高調波イメージングを
効果的に行う超音波撮像装置を実現することができる。
【0051】また、請求項3の発明によれば、2次元ア
レイを成す個々の超音波トランスデューサを0次の第1
種ベッセル関数J0に則って駆動することにより、ベッ
セル形の超音波ビームを効果的に送波することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置における送受
波部の模式図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置における送受
波部の駆動の態様を示すグラフである。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置が送波する超
音波ビームの特性を示すグラフである。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置が送波する超
音波ビームの特性を示すグラフである。
【図6】送波部の他の形態例を示す模式図である。
【符号の説明】
FLD 被検音場 XCV 送受波部 DRV 駆動部 RCV 受信部 ACT アクチュエータ IMG 画像生成部 DIS 表示部 CNT 制御部 OPC 操作部 ULT 超音波トランスデューサ RNG 超音波トランスデューサ HPB 超音波トランスデューサ CRN 超音波トランスデューサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検音場に超音波ビームを送波し第2高
    調波エコーに基づいて画像を生成する超音波撮像装置で
    あって、 前記超音波ビームを長距離集束ビームとして送波する送
    波手段を具備することを特徴とする超音波撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記送波手段は超音波トランスデューサ
    の2次元アレイを有することを特徴とする請求項1に記
    載の超音波撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記長距離集束ビームはベッセルビーム
    であることを特徴とする請求項1に記載の超音波撮像装
    置。
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