JP3491841B2 - メタロセン類の製造方法 - Google Patents
メタロセン類の製造方法Info
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- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F17/00—Metallocenes
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- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
として有効なメタロセン誘導体の製造に関するものであ
り、より詳細には、未置換のシクロペンタジエニル不純
物が実質的に含まれていないビス(単置換シクロペンタ
ジエニル)遷移金属メタロセン類を製造する改良方法に
関する。 【0002】式(RCp)2MX2[式中、Rは、1から
20個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはシラ
ヒドロカルビル(silahydrocarbyl)であり、Cpはシ
クロペンタジエニル(C5H4−)であり、Mはチタンま
たはジルコニウムであり、そしてXはハロゲンである]
で表されるメタロセン誘導体がオレフィン重合に有効な
触媒であることは知られている。これらは、脱プロトン
化されたRCp化合物とMX4とを反応させることによ
って製造され得る。しかしながら、文献に示されている
ように、ハロゲン化アルキルを用いたシクロペンタジエ
ンのアルキル化でRCpを生じさせるのは、複雑な生成
物混合物が生じることから困難である(Inorg. Chem. 1
991、 30、 856-858)。この文献は、液体アンモニア(低
温)反応媒体を用いるか或は高い反応性を示すアルキル
化剤、例えばトリフルオロメタンスルホン酸エチルを用
いることを提案している。更に、アルキルハライド類を
用いると、常に、反応平衡のためシクロペンタジエンと
シクロペンタジエン二量体を含んでいる生成物が生じ
る。次のメタロセン製造において、該二量体は不活性で
あるが、該シクロペンタジエンは除去される必要があ
る。さもなければ、これは(Cp)2MX2不純物を生
じ、これは、該(RCp)2MX2メタロセン生成物を触
媒として用いてオレフィン重合を行う時生じるポリマー
類の分子量分布に悪い変化を与える。今までのところ、
該シクロペンタジエン二量体の分解が生じるため追加的
にシクロペンタジエンが生じることから、シクロペンタ
ジエンの完全な除去は達成されていなかった。我々は、
Cp不純物が入っていない上記遷移金属メタロセン類を
製造するに適した経済的なワンポット(one-pot)方法
をここに見い出した。更に、この方法は、周囲温度で行
うことが可能であり、これによって、冷蔵冷却システム
の費用が回避される。 【0003】本発明に従い、 (a)Na(C5H5)とRX[ここで、RおよびXは、
以下に定義するのと同じである]とを、有機溶媒中で反
応させることにより、RC5H4とC5H5を含んでいる反
応生成物混合物を生じさせ; (b)上記生成物混合物を周囲温度で減圧脱溶媒するこ
とにより、上記生成物混合物から上記C5H5の実質的全
てを除去し; (c)上記RC5H4の脱プロトン化を行い;そして (d)上記生成物混合物にMX4[ここで、MおよびX
は、以下に定義するのと同じである]を添加することに
より、上記脱プロトン化したRC5H4と上記MX4とを
反応させて、C5H5含有不純物を実質的に含んでいない
遷移金属化合物を生じさせる; 段階を含む、式(RC5H4)2MX2[式中、Rは、1か
ら20個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはシ
ラヒドロカルビルであり、Mはチタンまたはジルコニウ
ムであり、そしてXはハロゲンである]を有する遷移金
属化合物の製造方法を提供する。 【0004】このアルキル化方法に従い、NaCpとハ
ロゲン化アルキルとを溶媒中で反応させる。このNaC
pは商業的に入手可能であり、そして本分野で知られて
いるように、シクロペンタジエン二量体を分解させた後
このシクロペンタジエンとナトリウム金属とを反応させ
ることによって製造され得る。好適なハロゲン化アルキ
ルは、式RX[式中、Rは、C1からC20(より好適に
はC4からC10)のヒドロカルビルもしくはシラヒドロ
カルビル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、t−ブチル、イソブチル、ペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、またはトリメチルシリルで
あり、そしてXはハロゲンである]で表される。臭素が
好適なハロゲンである。塩素も使用できるが、その反応
速度はゆっくりであり、そしてヨウ素はより高価であ
る。該NaCpとRX反応体は、ジアルキル置換もしく
は未置換のCpおよびCp2(シクロペンタジエン二量
体)副生成物の量を最小限にする目的で、好適には約
1:1のNaCp:RXモル比で用いられるが、1:
0.8から1:1.2の比率も用いられ得る。この反応
に好適な溶媒はエーテル類(例えばTHFまたはジエチ
ルエーテル)であるが、炭化水素溶媒、例えばベンゼン
またはトルエンなども用いられ得る。好適には、この溶
媒中で用いられる反応体の濃度は一緒にして5から20
重量%である。この反応は周囲温度で行われ得るが、こ
の反応は発熱反応である。一般に、この反応温度は20
から50℃の範囲である。このアルキル化反応の副生成
物には、典型的には、NaCl以外に、少量のR2Cp
およびCp/(Cp2)が含まれる。驚くべきことに、
我々は、真空(2−15mmHg)下、0から25℃の
温度で該反応混合物の体積を小さくすることにより、該
Cpの実質的に完全な除去(約1重量%未満)を行うこ
とが可能であることを見い出した。該シクロペンタジエ
ン二量体は残存しているが、次の反応および生成物処理
操作で分解が生じて追加的シクロペンタジエンが生じる
高温を避ける限り、これは不活性である。二置換シクロ
ペンタジエン(R2Cp)がいくらか存在していること
で生じるメタロセン副生成物は、溶媒を分離すること
で、その最終メタロセン生成物から容易に分離され得
る。この真空処理ではまた、如何なる未反応のハロゲン
化アルキルも除去され、これはその後再利用され得る。
このシクロペンタジエンの実質的全てを除去するには
(GCでは全くCpが検出されず、その結果、このCp
含有量は約0.1%未満であった)、この反応混合物の
体積を約25%まで減少させることで充分である。 【0005】その後、インサイチューで、例えばNa粉
末、BuLi、NaH、LiHまたはグリニヤール試薬
(RMgX)を用い、上記生成物RCpの脱プロトン化
を行ってもよい。脱プロトン化に先立って、この反応混
合物に溶媒を戻してもよい。好適には、用いられるRC
p対脱プロトン化剤のモル比は約1:1である。必要と
されるか或は望ましい脱プロトン化剤の過剰量は10%
以下である、と言うのは、我々は、該ジアルキル(R2
Cp)不純物よりも該モノ−アルキル生成物との塩生成
の方が優先することを見い出したからである。この脱プ
ロトン化は周囲温度で実施することが可能であり、冷却
は不必要であるが、−30℃から60℃の高温もしくは
低温も用いられ得る。この脱プロトン化剤としてナトリ
ウムを用いる場合、該ハロゲン化遷移金属との更に一層
の反応を行って生成物であるビス(モノ−アルキルシク
ロペンタジエニル)遷移金属メタロセンを生じさせるに
先立って、過剰のナトリウム金属をその反応混合物から
濾過する必要がある。 【0006】チタンまたはジルコニウムのハロゲン化遷
移金属、例えばTiCl4またはZrCl4を該脱プロト
ン化したモノアルキル置換シクロ−ペンタジエン配位子
に、好適には化学量論的比率に近い配位子対ハロゲン化
遷移金属(配位子対ハロゲン化遷移金属のモル比は1:
0.4から0.5、より好適には1.0:0.5)の比
率で加えることで、RCpMX3不純物の生成を最小限
にすると共に未反応のハロゲン化遷移金属(これをこの
生成物から除去するのは困難であり得る)の量を最小限
にすることにより、該(RCp)2MX2メタロセン誘導
体を製造する。この工程は周囲温度で実施され得る。一
般に、この反応温度は20から40℃の範囲である。 【0007】該脱プロトン化剤としてナトリウムを用い
る場合、エーテル溶媒、例えばグライム、ジエチルエー
テルまたはテトラヒドロフラン(THF)など中の溶媒
溶液として該ハロゲン化遷移金属を加えるのが好適であ
る。生じてくるハロゲン化ナトリウムは沈澱を生じ、こ
れをその生成物溶液から濾過することができる。該脱プ
ロトン化剤としてBuLiを用いる場合、LiClはテ
トラヒドロフランに可溶であるがジエチルエーテルには
不溶であることから、好適な反応溶媒はジエチルエーテ
ルである。代替法としてBuLiを用いる場合、該アル
キルシクロペンタジエン反応体をジエチルエーテルに溶
解させ、そしてBuLiをヘキサンに溶解させることに
より、LiRCpのスラリーを生じさせることも可能で
ある。その後、ZrCl4粉末またはTiCl4の如きハ
ロゲン化遷移金属を添加してもよい。LiClが沈澱を
生じ、これを濾過で除去することができる。このエーテ
ルを除去すると、このヘキサンから、生成物である(モ
ノアルキルCp)2ZrCl2生成物が結晶化してくる。
本発明の方法の利点は、如何なる中間体も除去する必要
がなく、ワンポット方法として実施可能な点である。生
成物を温ヘキサン(50℃)に溶解させた後、このヘキ
サン溶液を冷却して精製生成物を沈澱させることによ
り、この生成物の再結晶を行うことができる。 【0008】以下の実施例を用いて本方法の更に一層の
説明を行うが、限定することを意図したものではない。 【0009】 【実施例】実施例1 乾燥ボックス中、50mLのr.b.フラスコにBuB
r(12ミリモル、1.644g)とTHF(6.0
g、6.8mL)を仕込んだ。上記BuBr/THF溶
液に、NaCp(10ミリモル、0.88g)とTHF
(14mL)の混合物を、22から40℃で15分間か
けてゆっくりと加える。この反応混合物を22℃で3時
間撹拌することにより、BuCp(58モル%)、Bu
2Cp(21モル%)、Cp/(Cp)2(21モル%)
[仕込んだNaCpを基準]および痕跡量のBuBrを
含んでいる混合物を生じさせた。上記混合物の体積を真
空(0から22℃/2mmHg)下で小さくすることに
より、元の体積の25%にした。GCにより、該シクロ
ペンタジエンとBuBrの全てが除去され、そしてこの
生成物混合物の中には仕込みNaCpを基準にして40
モル%のBuCpが存在していることが示された。次
に、約20mLのTHFを加えた。10%過剰量のNa
粉末を用いて脱プロトン化を行った。このNaを上記溶
液に、22℃で1/2時間かけてゆっくりと加えた。水
素の発生が観察された。その後、この混合物を更に2時
間22℃で撹拌した。この生成物の1HNMRは、Na
BuCpの収率は>95%であることを示していた。該
NaとNaBrを濾過で除去した後、該NaBuCpを
更にZrCl4(0.46g、2ミリモル、4gのグラ
イムに溶解)(該NaBuCpのTHF溶液に5分間か
けてゆっくりと添加)と22℃で反応させることによ
り、>90%の収率(1HNMRによる)で(BuC
p)2ZrCl2が得られ、これはシクロペンタジエニル
ジルコノセン類を全く含んでいなかった。該グライムと
THFを除去した後、等量のEt2Oを加えることで、
LiClを沈澱させ、これを濾過で除去した。ヘキサン
(15mL)を加えた後、該Et2Oを40から45℃
でゆっくりと脱溶媒除去した。このヘキサン溶液を22
℃に冷却すると、(BuCp)2ZrCl2の結晶が生じ
た。この生成物を濾別し、乾燥した後、重量測定を行っ
た。この収率は、用いたBuCpを基準にして56%で
あった。1HNMRは、この生成物は(Bu2Cp)2Z
rCl2を6%含んでいるがシクロペンタジエニルジル
コノセン類は全く含んでいないことを示していた。融点
89−92℃(文献93℃)。更に一層の再結晶を行う
ことで純粋な生成物を得ることができる。 【0010】実施例2(比較) 乾燥ボックス中、500mLのフラスコに、BuCp
(94%純度、6.5g、0.05モル)[これは実施
例1の方法で製造したものではなく、蒸留で精製したも
のであり、シクロペンタジエンをまだ6%含んでいた]
と200mLのEt2Oを仕込んだ。上記溶液(22か
ら33℃の温度)に、ヘキサン20mL中のBuLi
(0.05モル、3.2g)を30分かけてゆっくりと
撹拌しながら加えることにより、非常に濃密なLiBu
Cp/Et2Oスラリーが得られた。この反応混合物を
更に22℃で30分間撹拌した。1HNMRは、95%
の変換率を示していた。上記スラリーにZrCl4粉末
(0.025モル)を撹拌しながら(20℃から33℃
の温度)30分間かけてゆっくりと直接加える。この反
応混合物を22℃で更に30分間撹拌した。1HNMR
は、(BuCp)2ZrCl2の生成は95%であること
を示していた。このEt2O/ヘキサン溶媒の反応媒体
中で、該LiClが100%沈澱した。このLiClを
濾過で除去し、この反応混合物に40mLのヘキサンを
加えた後、該Et2Oを40−45℃で脱溶媒除去し
た。このヘキサン溶液を22℃に冷却すると、(BuC
p)2ZrCl2の結晶が生じた。この生成物(BuC
p)2ZrCl2を濾別し、乾燥した後、重量測定を行っ
た。この収率は74%であった。この母液から(BuC
p)2ZrCl2が更に9%回収された。この生成物はま
たシクロペンタジエニルジルコノセン類を5%含んでい
た。この実施例は、出発BuCp中に存在しているCp
不純物が最後まで持続して生成物であるメタロセンを生
じることを説明している。この実施例はまた、本発明の
方法で用いられ得る脱プロトン化および生成物生成の代
替法を説明するものである。 【0011】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。 【0012】1. (a)Na(C5H5)とRX[ここ
で、RおよびXは、以下に定義するのと同じである]と
を、有機溶媒中で反応させることにより、RC5H4とC
5H5を含んでいる反応生成物混合物を生じさせ; (b)上記生成物混合物を周囲温度で減圧脱溶媒するこ
とにより、上記生成物混合物から上記C5H5の実質的全
てを除去し; (c)上記RC5H4の脱プロトン化を行い;そして (d)上記生成物混合物にMX4[ここで、MおよびX
は、以下に定義するのと同じである]を添加することに
より、上記脱プロトン化したRC5H4と上記MX4とを
反応させて、C5H5含有不純物を実質的に含んでいない
遷移金属化合物を生じさせる; 段階を含む、式(RC5H4)2MX2[式中、Rは、1か
ら20個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはシ
ラヒドロカルビルであり、Mはチタンまたはジルコニウ
ムであり、そしてXはハロゲンである]を有する遷移金
属化合物の製造方法。 【0013】2. 該反応混合物から上記RC5H4を回
収することなく上記RC5H4の脱プロトン化を行う第1
項の方法。 【0014】3. RがC4からC10のヒドロカルビル
でありそしてXが塩素である第1項の方法。 【0015】4. 該化合物が二塩化ビス(n−ブチル
シクロペンタジエニル)ジルコニウムである第1項の方
法。 【0016】5. Na(C5H5)対RXのモル比が
1:0.8から1:1.2でありそして脱プロトン化R
C5H4対MX4のモル比が1:0.4から1:06であ
る第1項の方法。 【0017】6. 上記生成物混合物を2−15mmH
gの圧力および0から25℃の温度で真空脱溶媒する第
5項の方法。 【0018】7. 上記有機溶媒がエーテル類、炭化水
素およびそれらのいずれかの組み合わせから成る群から
選択される第6項の方法。 【0019】8. 上記溶媒がテトラヒドロフランであ
り、RXがn−ブチルブロマイドであり、MX4がZr
Cl4であり、該遷移金属化合物が二塩化ビス(n−ブ
チルシクロペンタジエニル)ジルコニウムであり、そし
て上記RC5H4を、Na、NaH、LiH、BuLiお
よびグリニヤール試薬から成る群から選択される脱プロ
トン化剤で脱プロトン化する第7項の方法。 【0020】9. 上記脱プロトン化剤がNaでありそ
して上記ZrCl4をエーテル溶媒中の溶液として加え
る第8項の方法。 【0021】10. 上記脱プロトン化剤がヘキサン中
のBuLiであり、上記有機溶媒がジエチルエーテルで
あり、その結果として、上記BuLiと上記R(C
5H4)がLiBuC5H4含有スラリーを生じ、そして上
記スラリーに上記ZrCl4を固体粉末として添加する
ことにより、上記塩化ビス(n−ブチルシクロペンタジ
エニル)ジルコニウムとLiClを生じさせ、そしてこ
のLiClを沈澱させて該生成物溶液から除去する第8
項の方法。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】(a)Na(C5H5)とRX[ここで、R
およびXは、以下に定義するのと同じである]とを、有
機溶媒中で反応させることにより、RC5H4とC5H5を
含んでいる反応生成物混合物を生じさせ; (b)上記生成物混合物を周囲温度で減圧脱溶媒するこ
とにより、上記生成物混合物から上記C5H5の実質的全
てを除去し; (c)上記RC5H4の脱プロトン化を行い;そして (d)上記生成物混合物にMX4[ここで、MおよびX
は、以下に定義するのと同じである]を添加することに
より、上記脱プロトン化したRC5H4と上記MX4とを
反応させて、C5H5含有不純物を実質的に含んでいない
遷移金属化合物を生じさせる; 段階を含む、式(RC5H4)2MX2[式中、Rは、1か
ら20個の炭素原子を有するヒドロカルビルもしくはシ
ラヒドロカルビルであり、Mはチタンまたはジルコニウ
ムであり、そしてXはハロゲンである]を有する遷移金
属化合物の製造方法。
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