JP3428199B2 - 連続再生用ディスクドライブ装置 - Google Patents
連続再生用ディスクドライブ装置Info
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 30
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生部を複数のディス
ク搬送部間で移動させることによって複数のディスクに
対して所望の順序に従って連続的に再生することができ
る新規な連続再生用ディスクドライブ装置を提供しよう
とするものである。
ク搬送部間で移動させることによって複数のディスクに
対して所望の順序に従って連続的に再生することができ
る新規な連続再生用ディスクドライブ装置を提供しよう
とするものである。
【0002】
【従来の技術】近年、記録媒体ディスクを用いたドライ
ブ装置においては、長時間に亘る連続再生又は記録が可
能な装置が求められている。これは、例えば、長時間の
映像ソースの連続演奏等の再生や記録を行いたいという
ニーズに答えるものである。
ブ装置においては、長時間に亘る連続再生又は記録が可
能な装置が求められている。これは、例えば、長時間の
映像ソースの連続演奏等の再生や記録を行いたいという
ニーズに答えるものである。
【0003】このような長時間化の要請に対しては、デ
ィスクの記録密度の高密度化を図ることによって1枚当
たりの記録容量を増やすことはもとより、多数のディス
クを連続的に記録し又は再生することができるようにし
た各種の装置が検討されている。
ィスクの記録密度の高密度化を図ることによって1枚当
たりの記録容量を増やすことはもとより、多数のディス
クを連続的に記録し又は再生することができるようにし
た各種の装置が検討されている。
【0004】例えば、図10に示すようなディスクドラ
イブ装置aにおいては、多数のディスクb、b、・・・
が鉛直方向に配列されて収納されたエレベータユニット
cを上下に移動する構成になっており、図示しない選択
機構によって、ディスクb、b、・・・のうちから一の
ディスクを取り出して所定位置まで搬送し、当該ディス
クに対して記録/再生ユニットdによる再生又は記録を
行うことができるように構成されている。尚、記録/再
生ユニットdにはスピンドルモータeや光学ピックアッ
プf等の、ディスクの回転や情報の記録再生に係るデバ
イスが設けられている。
イブ装置aにおいては、多数のディスクb、b、・・・
が鉛直方向に配列されて収納されたエレベータユニット
cを上下に移動する構成になっており、図示しない選択
機構によって、ディスクb、b、・・・のうちから一の
ディスクを取り出して所定位置まで搬送し、当該ディス
クに対して記録/再生ユニットdによる再生又は記録を
行うことができるように構成されている。尚、記録/再
生ユニットdにはスピンドルモータeや光学ピックアッ
プf等の、ディスクの回転や情報の記録再生に係るデバ
イスが設けられている。
【0005】図11は別のディスクドライブ装置gを示
すものであり、ターンテーブルh上には複数のディスク
b、b、・・・をターンテーブルhの中心に関して略等
しい角度間隔をもって配置することができるように複数
のディスク載置部i、i、・・・が形成されており、図
示しない回転機構によってターンテーブルhを回転させ
ることによって所望のディスクを選択し、当該ディスク
に対して記録/再生ユニットdによる再生又は記録を行
うことができるように構成されている。
すものであり、ターンテーブルh上には複数のディスク
b、b、・・・をターンテーブルhの中心に関して略等
しい角度間隔をもって配置することができるように複数
のディスク載置部i、i、・・・が形成されており、図
示しない回転機構によってターンテーブルhを回転させ
ることによって所望のディスクを選択し、当該ディスク
に対して記録/再生ユニットdによる再生又は記録を行
うことができるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した装
置a、gにあっては、いずれも、記録/再生ユニットd
を装置内に固定しておき、ディスクを搬送したり、回転
させることによって所望のディスクを選択しているた
め、多数のディスクを収納したり載置するための部材及
びその移動や回転のための機構が大掛かりなものとなっ
てしまうという問題がある。
置a、gにあっては、いずれも、記録/再生ユニットd
を装置内に固定しておき、ディスクを搬送したり、回転
させることによって所望のディスクを選択しているた
め、多数のディスクを収納したり載置するための部材及
びその移動や回転のための機構が大掛かりなものとなっ
てしまうという問題がある。
【0007】よって、ディスク選択の機構が複雑になる
分、制御や動作上の信頼性が低く、また、コストが嵩む
等の不都合が生じることになる。
分、制御や動作上の信頼性が低く、また、コストが嵩む
等の不都合が生じることになる。
【0008】また、あるディスクの記録又は再生中にお
いて別のディスクのローディングやイジェクトを行うこ
とが困難である。
いて別のディスクのローディングやイジェクトを行うこ
とが困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明連続再生
用ディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するた
めに、複数のディスクを所望の順序で再生する連続再生
用ディスクドライブ装置において、各ディスクを該装置
内に引込み又は装置外に排出する複数のディスク搬送部
と、ディスクの再生を行う再生部と、該再生部を複数の
ディスク搬送部と干渉しない位置に退避させて複数のデ
ィスク搬送部にそれぞれ対応する所定位置に移動させる
移動手段と、複数のディスク搬送部にそれぞれ対応し、
再生部の姿勢を変化させる複数の押上部材とを備えたも
のである。
用ディスクドライブ装置は、上記した課題を解決するた
めに、複数のディスクを所望の順序で再生する連続再生
用ディスクドライブ装置において、各ディスクを該装置
内に引込み又は装置外に排出する複数のディスク搬送部
と、ディスクの再生を行う再生部と、該再生部を複数の
ディスク搬送部と干渉しない位置に退避させて複数のデ
ィスク搬送部にそれぞれ対応する所定位置に移動させる
移動手段と、複数のディスク搬送部にそれぞれ対応し、
再生部の姿勢を変化させる複数の押上部材とを備えたも
のである。
【0010】
【作用】本発明によれば、装置内に位置された複数のデ
ィスク搬送部の間で再生部を移動手段により移動させる
ことによって、複雑なディスクの選択機構を不要とし、
各ディスク搬送部の装置内への引込み又は排出動作を独
立して行うことで、あるディスク搬送部上のディスクの
再生中に別のディスク搬送部においてディスクの交換を
行うことができる。そして、再生部の移動時に再生部を
ディスク搬送部と干渉しない位置へと退避させることに
よって、ディスク搬送部と再生部との干渉を防止するこ
とができる。そして、さらに、退避手段が、複数の押上
部材によって再生部の姿勢を変化させるものであること
から、再生部を必要最小限の移動量でディスク搬送部と
干渉しない位置へと退避させることができる。
ィスク搬送部の間で再生部を移動手段により移動させる
ことによって、複雑なディスクの選択機構を不要とし、
各ディスク搬送部の装置内への引込み又は排出動作を独
立して行うことで、あるディスク搬送部上のディスクの
再生中に別のディスク搬送部においてディスクの交換を
行うことができる。そして、再生部の移動時に再生部を
ディスク搬送部と干渉しない位置へと退避させることに
よって、ディスク搬送部と再生部との干渉を防止するこ
とができる。そして、さらに、退避手段が、複数の押上
部材によって再生部の姿勢を変化させるものであること
から、再生部を必要最小限の移動量でディスク搬送部と
干渉しない位置へと退避させることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明連続再生用ディスクドライブ
装置の詳細を図示した実施例に従って説明する。尚、図
示した実施例は、本発明を光ディスクドライブ装置に適
用した例を示すものである。
装置の詳細を図示した実施例に従って説明する。尚、図
示した実施例は、本発明を光ディスクドライブ装置に適
用した例を示すものである。
【0012】1はディスクドライブ装置であり、その外
筐1a内には、複数のディスクテーブル2_i(i=
1、2、3、・・・)と、これらディスクテーブルの移
動方向に対して直交する方向に移動される記録/再生ユ
ニット3とが配置されている。尚、本実施例では、説明
の簡単化のために、ディスクドライブ装置1が2つのデ
ィスクテーブル2_1、2_2を有するものとして説明
する。
筐1a内には、複数のディスクテーブル2_i(i=
1、2、3、・・・)と、これらディスクテーブルの移
動方向に対して直交する方向に移動される記録/再生ユ
ニット3とが配置されている。尚、本実施例では、説明
の簡単化のために、ディスクドライブ装置1が2つのデ
ィスクテーブル2_1、2_2を有するものとして説明
する。
【0013】ディスクテーブル2_1、2_2は、前後
方向(ディスクテーブルの移動方向を前後方向とし、デ
ィスクテーブルを装置外に排出する向きを前方とす
る。)に長い長方形の板状をしており、ディスク4、
4、・・・が載置される載置用凹部2_1a、2_2a
がそれぞれ形成されている。そして、載置用凹部2_1
a、2_2aの中央部からディスクテーブル2_1、2
_2の後端部にかけてそれぞれ形成された切欠2_1
b、2_2bは後述する光学ピックアップを位置させる
ためのものである。尚、ディスクテーブル2_1、2_
2は、図示しない既知の機構によって前後方向に移動制
御される。
方向(ディスクテーブルの移動方向を前後方向とし、デ
ィスクテーブルを装置外に排出する向きを前方とす
る。)に長い長方形の板状をしており、ディスク4、
4、・・・が載置される載置用凹部2_1a、2_2a
がそれぞれ形成されている。そして、載置用凹部2_1
a、2_2aの中央部からディスクテーブル2_1、2
_2の後端部にかけてそれぞれ形成された切欠2_1
b、2_2bは後述する光学ピックアップを位置させる
ためのものである。尚、ディスクテーブル2_1、2_
2は、図示しない既知の機構によって前後方向に移動制
御される。
【0014】5は記録/再生ユニット3のメカデッキベ
ースであり、平面で見て前後方向に長い長方形状を為
し、その前端部には前方に突出された突部5aが形成さ
れている。尚、メカデッキベース5には、後述する光学
ピックアップを配置するための切欠5bが形成されてい
る。
ースであり、平面で見て前後方向に長い長方形状を為
し、その前端部には前方に突出された突部5aが形成さ
れている。尚、メカデッキベース5には、後述する光学
ピックアップを配置するための切欠5bが形成されてい
る。
【0015】メカデッキベース5上にはディスク4を回
転させるスピンドルモータ6や、ディスクに対する情報
記録又は再生のための光学ピックアップ7が配置されて
いる。尚、スピンドルモータ6はメカデッキベース5の
前端寄りの部分に固定され、また、光学ピックアップ7
は、メカデッキベース5の切欠5b内において移動機構
8によって前後方向に移動されるようになっている。移
動機構8としては、例えば、図示するように、前後方向
に沿って所定の間隔をもって互い平行に配置されたボー
ルネジ9とガイド軸10とに跨がるように光学ピックア
ップ7を配置し、モータ11から伝達機構12を介した
駆動力により回転されるボールネジ9が光学ピックアッ
プ7に設けられた図示しないナット部と螺合することに
よって光学ピックアップ7がガイド軸10に沿って移動
されるようにした構成を挙げることができる。
転させるスピンドルモータ6や、ディスクに対する情報
記録又は再生のための光学ピックアップ7が配置されて
いる。尚、スピンドルモータ6はメカデッキベース5の
前端寄りの部分に固定され、また、光学ピックアップ7
は、メカデッキベース5の切欠5b内において移動機構
8によって前後方向に移動されるようになっている。移
動機構8としては、例えば、図示するように、前後方向
に沿って所定の間隔をもって互い平行に配置されたボー
ルネジ9とガイド軸10とに跨がるように光学ピックア
ップ7を配置し、モータ11から伝達機構12を介した
駆動力により回転されるボールネジ9が光学ピックアッ
プ7に設けられた図示しないナット部と螺合することに
よって光学ピックアップ7がガイド軸10に沿って移動
されるようにした構成を挙げることができる。
【0016】13はディスクテーブル2_1と2_2と
に亘ってメカデッキベース5を水平方向に移動させるた
めの水平移動機構であり、メカデッキベース5に設けら
れたナット部14(図1に破線で示す。)とボールネジ
15を用いた構成となっている。即ち、ボールネジ15
は、左右方向に延びており、その右端部及び左端部寄り
の部分が軸受部16、16によって回転自在に支持され
ている。そして、ボールネジ15の左端部近くに設けら
れたモータ17は、その駆動軸がボールネジ15の中心
軸に対して平行な状態で配置されており、モータ17の
回動力が伝達ギア等による伝達機構18を介してボール
ネジ15に伝達される。メカデッキベース5は、その後
端寄りの部分に設けられたナット部14とボールネジ1
5との螺合により、ボールネジ15の回転に伴って水平
方向に移動される。
に亘ってメカデッキベース5を水平方向に移動させるた
めの水平移動機構であり、メカデッキベース5に設けら
れたナット部14(図1に破線で示す。)とボールネジ
15を用いた構成となっている。即ち、ボールネジ15
は、左右方向に延びており、その右端部及び左端部寄り
の部分が軸受部16、16によって回転自在に支持され
ている。そして、ボールネジ15の左端部近くに設けら
れたモータ17は、その駆動軸がボールネジ15の中心
軸に対して平行な状態で配置されており、モータ17の
回動力が伝達ギア等による伝達機構18を介してボール
ネジ15に伝達される。メカデッキベース5は、その後
端寄りの部分に設けられたナット部14とボールネジ1
5との螺合により、ボールネジ15の回転に伴って水平
方向に移動される。
【0017】19はメカデッキベース5の傾動機構であ
り、ボールネジ15を回動支軸としてメカデッキベース
5の前端寄りの部分を上下させることによってメカデッ
キベース5を傾動させるものである。上記のようにメカ
デッキベース5は水平移動機構13によって左右方向に
移動されるが、メカデッキベース5が水平状態のままで
これを移動させると、移動の途中でメカデッキベース5
上のスピンドルモータ6や光学ピックアップ7がディス
クテーブル2_1、2_2に衝突してしまうことになる
ため、このような不都合が生じないように、メカデッキ
ベース5をその移動中に前下がりの状態とするために傾
動機構19が設けられている。
り、ボールネジ15を回動支軸としてメカデッキベース
5の前端寄りの部分を上下させることによってメカデッ
キベース5を傾動させるものである。上記のようにメカ
デッキベース5は水平移動機構13によって左右方向に
移動されるが、メカデッキベース5が水平状態のままで
これを移動させると、移動の途中でメカデッキベース5
上のスピンドルモータ6や光学ピックアップ7がディス
クテーブル2_1、2_2に衝突してしまうことになる
ため、このような不都合が生じないように、メカデッキ
ベース5をその移動中に前下がりの状態とするために傾
動機構19が設けられている。
【0018】傾動機構19は、左右方向に延びる回動軸
20の端部寄りの位置にそれぞれ固定された押上部材2
1_1、21_2を、モータ22及び伝達機構23、カ
ムドラム24を用いた機構によって回動させることによ
って、押上部材21_1、21_2の回動端部をメカデ
ッキベース5の突部5aに下方から当接させてこれを上
方に持ち上げたり、逆にメカデッキベース5の自重を利
用してその前端部を下げるように構成されている。
20の端部寄りの位置にそれぞれ固定された押上部材2
1_1、21_2を、モータ22及び伝達機構23、カ
ムドラム24を用いた機構によって回動させることによ
って、押上部材21_1、21_2の回動端部をメカデ
ッキベース5の突部5aに下方から当接させてこれを上
方に持ち上げたり、逆にメカデッキベース5の自重を利
用してその前端部を下げるように構成されている。
【0019】即ち、回動軸20は、その両端部が軸受部
25、25によって回動自在に支持されており、端寄り
の位置に押上部材21_1、21_2が取り付けられて
いる。そして、回動軸20の中程の位置には従動部26
が固定されており、従動部26の摺動ピン26aがカム
ドラム24のカム周面に形成された図示しないカム溝に
摺動自在に係合されている。よって、モータ22から伝
達機構23を介してカムドラム24が回転されると、こ
れにつれて摺動ピン26aが係合しているカム溝の高さ
が変化するため、従動部26が回動され、これに伴って
回動軸20に取り付けられた押上部材21_1、21_
2が回動されることになる。
25、25によって回動自在に支持されており、端寄り
の位置に押上部材21_1、21_2が取り付けられて
いる。そして、回動軸20の中程の位置には従動部26
が固定されており、従動部26の摺動ピン26aがカム
ドラム24のカム周面に形成された図示しないカム溝に
摺動自在に係合されている。よって、モータ22から伝
達機構23を介してカムドラム24が回転されると、こ
れにつれて摺動ピン26aが係合しているカム溝の高さ
が変化するため、従動部26が回動され、これに伴って
回動軸20に取り付けられた押上部材21_1、21_
2が回動されることになる。
【0020】27はメカデッキベース5の前端部が最も
下がった状態となる下死点での高さを規定するためのガ
イド部材であり、上記回動軸20の稍後方にあって左右
方向に延びている。ガイド部材27は、メカデッキベー
ス5が自重により前下がりに傾動したときにメカデッキ
ベース5の下面に当接することによって、メカデッキベ
ース5がこれ以上下方へ回動しないように設けられてい
る(図2参照。)。尚、水平移動機構13によるメカデ
ッキベース5の移動に支障を来さないように、メカデッ
キベース5の下面とガイド部材27との間の摩擦抵抗は
小さくされている。
下がった状態となる下死点での高さを規定するためのガ
イド部材であり、上記回動軸20の稍後方にあって左右
方向に延びている。ガイド部材27は、メカデッキベー
ス5が自重により前下がりに傾動したときにメカデッキ
ベース5の下面に当接することによって、メカデッキベ
ース5がこれ以上下方へ回動しないように設けられてい
る(図2参照。)。尚、水平移動機構13によるメカデ
ッキベース5の移動に支障を来さないように、メカデッ
キベース5の下面とガイド部材27との間の摩擦抵抗は
小さくされている。
【0021】図3乃至図8は、ディスクドライブ装置1
の記録再生動作について説明するためのものである。
の記録再生動作について説明するためのものである。
【0022】先ず、ディスク4、4をディスクテーブル
2_1、2_2の載置用凹部2_1a、2_2aにそれ
ぞれセットして、ディスクテーブル毎に設けられる図示
しない移動機構によって各ディスクテーブルを装置内の
ローディング位置へと移動させる。この時、記録/再生
ユニット3のメカデッキベース5は、ディスクテーブル
2_1、2_2との干渉を避けるために、その前端部が
傾動機構19によって下死点まで下がった状態となって
いる(図3参照。)。
2_1、2_2の載置用凹部2_1a、2_2aにそれ
ぞれセットして、ディスクテーブル毎に設けられる図示
しない移動機構によって各ディスクテーブルを装置内の
ローディング位置へと移動させる。この時、記録/再生
ユニット3のメカデッキベース5は、ディスクテーブル
2_1、2_2との干渉を避けるために、その前端部が
傾動機構19によって下死点まで下がった状態となって
いる(図3参照。)。
【0023】そして、ユーザーによる連続記録又は連続
再生の指令を装置が受けると、当該指令の順序に従って
ディスクに対する記録又は再生を行うことになる。例え
ば、ディスクテーブル2_1上のディスクを再生した後
ディスクテーブル2_2上のディスクを再生する場合に
は、水平移動機構13によって記録/再生ユニット3を
優先すべきディスクの下方に移動させる。即ち、モータ
17の制御によりボールネジ15を回転させ、図5に矢
印Aで示す方向にメカデッキベース5を移動させ、これ
がディスクテーブル2_1の真下に来るように位置決め
する(図6参照。)。
再生の指令を装置が受けると、当該指令の順序に従って
ディスクに対する記録又は再生を行うことになる。例え
ば、ディスクテーブル2_1上のディスクを再生した後
ディスクテーブル2_2上のディスクを再生する場合に
は、水平移動機構13によって記録/再生ユニット3を
優先すべきディスクの下方に移動させる。即ち、モータ
17の制御によりボールネジ15を回転させ、図5に矢
印Aで示す方向にメカデッキベース5を移動させ、これ
がディスクテーブル2_1の真下に来るように位置決め
する(図6参照。)。
【0024】次に、図4に示すように、傾動機構19に
よってメカデッキベース5が略水平状態になるまでこれ
を回動させる。即ち、モータ22の制御によりカムドラ
ム24を回転させて、そのカム溝により従動部26及び
回動軸20を回動させることによって、押上部材21_
1の後端部とメカデッキベース5の突部5aとが当接し
てメカデッキベース5の前端部が上方に押し上げられ
る。これによって、ディスクテーブル2_1上のディス
クがクランプ可能な状態となり、ディスクテーブル2_
1が少し下降して図示しないクランパーによってディス
クのクランプが完了すると、スピンドルモータ6による
ディスクの回転制御が可能となる。そして、ディスクテ
ールブ2_1の切欠2_1b内で移動される光学ピック
アップ7によりディスクの再生が開始される。
よってメカデッキベース5が略水平状態になるまでこれ
を回動させる。即ち、モータ22の制御によりカムドラ
ム24を回転させて、そのカム溝により従動部26及び
回動軸20を回動させることによって、押上部材21_
1の後端部とメカデッキベース5の突部5aとが当接し
てメカデッキベース5の前端部が上方に押し上げられ
る。これによって、ディスクテーブル2_1上のディス
クがクランプ可能な状態となり、ディスクテーブル2_
1が少し下降して図示しないクランパーによってディス
クのクランプが完了すると、スピンドルモータ6による
ディスクの回転制御が可能となる。そして、ディスクテ
ールブ2_1の切欠2_1b内で移動される光学ピック
アップ7によりディスクの再生が開始される。
【0025】尚、この時、他方のディスクテーブル2_
2に関するローディング動作やイジェクト動作は、ディ
スクテーブル2_1に関するそれらの動作と無関係であ
るため、ディスクテーブル2_1上のディスクの記録又
は再生中にディスクテーブル2_2上のディスクを交換
することができる。
2に関するローディング動作やイジェクト動作は、ディ
スクテーブル2_1に関するそれらの動作と無関係であ
るため、ディスクテーブル2_1上のディスクの記録又
は再生中にディスクテーブル2_2上のディスクを交換
することができる。
【0026】1枚目のディスクの再生が終了すると、次
のディスクの再生に移るために、図3に示すように、傾
動機構19によりメカデッキベース5の前端部を下死点
まで下げてから、図7に矢印Bで示すように、水平移動
機構13によってメカデッキベース5を移動させる。そ
して、図8に示すように、メカデッキベース5をディス
クテーブル2_2の真下に位置決めした後、図4に示す
ように、傾動機構19によってメカデッキベース5の前
端部を上方に押し上げてメカデッキベース5を水平状態
にする。そして、ディスクテーブル2_2上のディスク
がクランプ可能な状態となり、ディスクテーブル2_2
が少し下降してディスクのクランプが完了すると、ディ
スクテーブル2_2の切欠2_2b内で移動される光学
ピックアップ7によりディスクの再生が開始される。
のディスクの再生に移るために、図3に示すように、傾
動機構19によりメカデッキベース5の前端部を下死点
まで下げてから、図7に矢印Bで示すように、水平移動
機構13によってメカデッキベース5を移動させる。そ
して、図8に示すように、メカデッキベース5をディス
クテーブル2_2の真下に位置決めした後、図4に示す
ように、傾動機構19によってメカデッキベース5の前
端部を上方に押し上げてメカデッキベース5を水平状態
にする。そして、ディスクテーブル2_2上のディスク
がクランプ可能な状態となり、ディスクテーブル2_2
が少し下降してディスクのクランプが完了すると、ディ
スクテーブル2_2の切欠2_2b内で移動される光学
ピックアップ7によりディスクの再生が開始される。
【0027】以上のように、複数のディスクテーブル2
_1、2_2の間でメカデッキベース5を移動させるこ
とによって、ディスクの選択機構の簡素化や部品点数の
削減を図ることができる。また、各ディスクテーブルの
ローディング動作やイジェクト動作を独立に行うことが
できるので、あるディスクの記録又は再生中に他のディ
スクについてこれを自由に交換することができる。尚、
ディスクテーブルの移動範囲はディスクテーブルの数に
無関係に一定であるため、装置の前後方向における奥行
きがディスクテーブル数の増加により大きくなることは
ない。
_1、2_2の間でメカデッキベース5を移動させるこ
とによって、ディスクの選択機構の簡素化や部品点数の
削減を図ることができる。また、各ディスクテーブルの
ローディング動作やイジェクト動作を独立に行うことが
できるので、あるディスクの記録又は再生中に他のディ
スクについてこれを自由に交換することができる。尚、
ディスクテーブルの移動範囲はディスクテーブルの数に
無関係に一定であるため、装置の前後方向における奥行
きがディスクテーブル数の増加により大きくなることは
ない。
【0028】上記実施例では、ディスクテーブル2_
1、2_2が横並びの配置となっているため、メカデッ
キベース5の移動方向が水平方向とされているが、これ
に限らずメカデッキベース5の移動方向を鉛直方向等に
選んでも構わない。また、本実施例ではメカデッキベー
ス5とディスクテーブル2_1、2_2との干渉を避け
るために傾動機構19によりメカデッキベース5の姿勢
を変化させるようにしたが(記録/再生ユニット3をデ
ィスクテーブルと干渉しない位置に移動させるのに必要
最小限の移動量をもって行うことができる。)、要はメ
カデッキベース5を上下に摺動させる等により、これが
ディスクテーブルに干渉しない状態にすれば良い。
1、2_2が横並びの配置となっているため、メカデッ
キベース5の移動方向が水平方向とされているが、これ
に限らずメカデッキベース5の移動方向を鉛直方向等に
選んでも構わない。また、本実施例ではメカデッキベー
ス5とディスクテーブル2_1、2_2との干渉を避け
るために傾動機構19によりメカデッキベース5の姿勢
を変化させるようにしたが(記録/再生ユニット3をデ
ィスクテーブルと干渉しない位置に移動させるのに必要
最小限の移動量をもって行うことができる。)、要はメ
カデッキベース5を上下に摺動させる等により、これが
ディスクテーブルに干渉しない状態にすれば良い。
【0029】そして、本実施例では、カートリッジに収
納されていない裸のディスクを対象とするディスクドラ
イブ装置に本発明を適用した例を示したが、カートリッ
ジ内にディスクが収納された所謂ディスクカートリッジ
のディスクドライブ装置に本発明を適用したり、あるい
は、図9のディスクドライブ装置1Aに示すように、裸
のディスク4とディスクカートリッジ4Aとの両者を使
用することができるように、ディスクカートリッジ4A
の装着部を有するディスクテーブル2_1Aとその搬送
機構を有するディスクドライブ装置に適用しても良い。
納されていない裸のディスクを対象とするディスクドラ
イブ装置に本発明を適用した例を示したが、カートリッ
ジ内にディスクが収納された所謂ディスクカートリッジ
のディスクドライブ装置に本発明を適用したり、あるい
は、図9のディスクドライブ装置1Aに示すように、裸
のディスク4とディスクカートリッジ4Aとの両者を使
用することができるように、ディスクカートリッジ4A
の装着部を有するディスクテーブル2_1Aとその搬送
機構を有するディスクドライブ装置に適用しても良い。
【0030】また、本発明においては、複数のディスク
テーブルに亘って一の記録/再生ユニットを移動させる
ものであれば良く、記録/再生ユニットの絶対数が一に
限定される訳ではない。例えば、20個のディスクテー
ブルを10個ずつ2組に分けて各組に対して記録/再生
ユニットをそれぞれ割り当てる等、各種の実施の態様が
可能である。
テーブルに亘って一の記録/再生ユニットを移動させる
ものであれば良く、記録/再生ユニットの絶対数が一に
限定される訳ではない。例えば、20個のディスクテー
ブルを10個ずつ2組に分けて各組に対して記録/再生
ユニットをそれぞれ割り当てる等、各種の実施の態様が
可能である。
【0031】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、装置内に位置された複数のディス
ク搬送部の間で再生部を移動手段により移動させること
によって、複雑なディスクの選択機構を不要にし、構成
の簡単化を図ることができ、装置の小型軽量化を図るこ
とができる。また、あるディスク搬送部上のディスクの
再生中に別のディスク搬送部においてディスクの交換を
行うことができる。そして、再生部の移動時に再生部を
ディスク搬送部と干渉しない位置へと退避させることに
よって、ディスク搬送部と再生部との干渉を防止するこ
とができる。そして、さらに、退避手段が、複数の押上
部材によって再生部の姿勢を変化させるものであること
から、再生部を必要最小限の移動量でディスク搬送部と
干渉しない位置へと退避させることができる。
に、本発明によれば、装置内に位置された複数のディス
ク搬送部の間で再生部を移動手段により移動させること
によって、複雑なディスクの選択機構を不要にし、構成
の簡単化を図ることができ、装置の小型軽量化を図るこ
とができる。また、あるディスク搬送部上のディスクの
再生中に別のディスク搬送部においてディスクの交換を
行うことができる。そして、再生部の移動時に再生部を
ディスク搬送部と干渉しない位置へと退避させることに
よって、ディスク搬送部と再生部との干渉を防止するこ
とができる。そして、さらに、退避手段が、複数の押上
部材によって再生部の姿勢を変化させるものであること
から、再生部を必要最小限の移動量でディスク搬送部と
干渉しない位置へと退避させることができる。
【0032】
【0033】
【図1】本発明に係るディスクドライブ装置の構成を概
略的に示す平面図である。
略的に示す平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う概略断面図である。
【図3】図4乃至図8とともにディスクドライブ装置の
記録再生動作を説明するための図であり、本図は記録/
再生ユニットが前下がりに傾動した状態を示す断面図で
ある。
記録再生動作を説明するための図であり、本図は記録/
再生ユニットが前下がりに傾動した状態を示す断面図で
ある。
【図4】記録/再生ユニットが上方に傾動して水平にな
った状態を示す断面図である。
った状態を示す断面図である。
【図5】記録/再生ユニットが右方に移動している状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図6】記録/再生ユニットが右側のディスクテーブル
の下に位置している状態を示す平面図である。
の下に位置している状態を示す平面図である。
【図7】記録/再生ユニットが左方に移動している状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図8】記録/再生ユニットが左側のディスクテーブル
の下に位置している状態を示す平面図である。
の下に位置している状態を示す平面図である。
【図9】本発明に係る別の適用例の構成を概略的に示す
平面図である。
平面図である。
【図10】従来のディスクドライブ装置の構成例を示す
概略図である。
概略図である。
【図11】図10とは別の従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 連続再生用ディスクドライブ装置
2_1、2_2 ディスクテーブル(ディスク搬送部)
3 記録/再生ユニット(再生部)
4 ディスク
13 水平移動機構(移動手段)
19 傾動機構(退避手段)21_1、21_2 押上部材
1A 連続再生用ディスクドライブ装置
2_1A ディスクテーブル(ディスク搬送部)
4A ディスクカートリッジ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−232567(JP,A)
特開 平4−87062(JP,A)
特開 昭61−80655(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G11B 17/08 - 17/30
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のディスクを所望の順序で再生する
連続再生用ディスクドライブ装置において、各ディスク
を該装置内に引込み又は装置外に排出する複数のディス
ク搬送部と、ディスクの再生を行う再生部と、該再生部
を上記複数のディスク搬送部と干渉しない位置に退避さ
せて上記複数のディスク搬送部にそれぞれ対応する所定
位置に移動させる移動手段と、上記複数のディスク搬送
部にそれぞれ対応し、上記再生部の姿勢を変化させる複
数の押上部材とを備えたことを特徴とする連続再生用デ
ィスクドライブ装置。 - 【請求項2】 上記複数の押上部材のうち、少なくとも
二つ以上の押上部材を駆動させる傾動手段をさらに備え
たことを特徴とする請求項1に記載の連続再生用ディス
クドライブ装置。 - 【請求項3】 上記移動手段は、上記再生部の一端部を
把持して傾置させ上記ディスク搬送部と干渉しない位置
に退避させるとともに、上記一端部を上記各所定位置に
導引して上記再生部を移動させることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の連続再生用ディスクドライブ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33381794A JP3428199B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 連続再生用ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33381794A JP3428199B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 連続再生用ディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08171770A JPH08171770A (ja) | 1996-07-02 |
JP3428199B2 true JP3428199B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=18270283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33381794A Expired - Fee Related JP3428199B2 (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 連続再生用ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3428199B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP33381794A patent/JP3428199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08171770A (ja) | 1996-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |