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JP3406438B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

油中水型乳化化粧料

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JP3406438B2
JP3406438B2 JP27712395A JP27712395A JP3406438B2 JP 3406438 B2 JP3406438 B2 JP 3406438B2 JP 27712395 A JP27712395 A JP 27712395A JP 27712395 A JP27712395 A JP 27712395A JP 3406438 B2 JP3406438 B2 JP 3406438B2
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water
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忠司 中村
建三 伊藤
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油中水型乳化化粧料に関
し、さらに詳細には、外相の粘度を高めることなく、良
好な乳化状態を呈し、温度や経時による変化がなく、か
つ塗布時に肌上でのびがよく、みずみずしく良好な使用
感を有する油中水型乳化化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、油中水型乳化化粧料は、外相(油相)の粘度を高く
し、固形・半固形型油分を配合することで安定性の高い
ものを得ていたため、油っぽく・べたつく使用感とな
り、化粧料としての評価は低かった。しかしその後、比
較的多くの水相を含有し、かつ油相中の固形・半固形油
分を大幅に少なくすることの可能な乳化法として、特開
昭53−21393号「油中水型乳化剤組成物」、特開
昭61−129033号「油中水型乳化組成物」などが
開発された。しかしながら、これらの乳化組成物を含有
する乳化化粧料も同様に外相の粘度を高くして安定性の
高いものを得ていたため、肌への塗布時に伸びが悪く、
さっぱり感が足りないという欠点があった。このため、
外相の粘度を低くしても安定性が良好であり、伸びがよ
く、みずみずしい使用感の良好な油中水型乳化化粧料の
開発が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の技術
の課題に鑑みなされたものであり、本発明者らは鋭意研
究を重ねた結果、吸油性が高い粉体でありかつ粒径の異
なる粉体を特定の重量比で組み合わせた混合粉体と特定
の油分とを用い、さらに乳化助剤として金属石けんを用
いることで、伸びがよく、みずみずしい使用感で、かつ
安定性が良好な油中水型乳化化粧料が得られることを見
い出し、本発明を完成した。
【0004】すなわち本発明は、(A)平均粒径2.0
〜5.0μmで粒径分布1〜15μmのオルガノポリシ
ロキサンエラストマー球状粉体と(B)平均粒径0.2
μm以下の疎水化シリカ粉体とからなり、(A)対
(B)の割合が重量比で1:0.1〜1:5である混合
粉体と、(C)総油相成分の30重量%以上がシリコー
ン油である油相と、(D)HLBが7以下の乳化剤と、
(E)金属石けんと、(F)水とからなることを特徴と
する油中水型乳化化粧料である。
【0005】以下本発明の構成について詳述する。本発
明の(A)成分である平均粒径2.0〜5.0μmで粒
径分布1〜15μmのオルガノポリシロキサンエラスト
マー球状粉体の詳細は特公平4−66446号公報、特
開平2−243612号公報および特公平4−1716
2号公報に記載されており、市販品としては、例えば、
トレフィルE−505C、トレフィルE−506C(東
レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製商品名)が
挙げられる。
【0006】また、(B)成分である平均粒径0.2μ
m以下の疎水化シリカ粉体は、表面の親水性水酸基をト
リメチルシリル化あるいはジメチルシリル化されたもの
で、具体的には、トリメチルシリル化されたものでは、
AEROSIL R813(日本アエロジル株式会社製
商品名)、ジメチルシリル化されたものではAEROS
IL R972、R974(日本アエロジル株式会社製
商品名)などが挙げられる。
【0007】(A)成分および(B)成分は、混合して
用いられ、その範囲は、(A)対(B)の割合が重量比
で1:0.1〜1:5、更に好ましくは1:0.1〜
1:3である。(A)と(B)の混合比が(A)1に対
し(B)0.1未満であれば安定性的に悪い傾向とな
り、5以上であれば、使用感触的にべたつきを生じる。
【0008】本発明においては、(C)総油相成分の3
0重量%以上がシリコーン油である油相が用いられる
が、このシリコーン油は、使用感を向上させるために必
要な成分である。配合されるシリコーン油としては、メ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
メチルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルポリ
シロキサン、メチルポリシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキ
サン、高重合メチルポリシロキサンなどを挙げることが
できる。これらのシリコーン油は、総油分中に30重量
%以上配合される。30重量%未満の配合量では使用性
的にさっぱりとした使用感は得られない。
【0009】本発明に配合される(C)成分のうち、シ
リコーン油以外の油分としては、動植物油としてアボガ
ド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ
油、月見草油、ミンク油、ホホバ油、ナタネ油、ヒマシ
油、ヒマワリ油、カカオ油、ヤシ油、コメヌカ油、オリ
ーブ油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類、
流動パラフィン、スクワラン、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロ
ピル、2エチルヘキサン酸グリセロール、トリ2−エチ
ルヘキサン酸グリセリル、テトラ2−エチルへキサン酸
ペンタエリスリット等の脂肪酸エステル類、ジエチレン
グリコールモノプロピルエーテル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンペンタエリスリトールエーテル、
ポリオキシプロピレンブチルエーテル、リノール酸エチ
ル等の極性オイルなどを挙げることができる。
【0010】これらの油分は、上記混合粉末(A)+
(B)と(C)の割合が1:5〜1:30(重量比)、
さらに好ましくは1:6〜1:20(重量比)で配合す
ることが望ましい。(A)+(B)1に対し(C)5未
満の場合、および30を超えた場合はいずれも乳化安定
性が悪くなる傾向がある。本発明において、(A)+
(B)+(C)の配合量は、4.0〜90.0重量%が
望ましい。
【0011】本発明の油中水型乳化化粧料中に配合され
る(D)成分のHLBが7以下の乳化剤としては、ソル
ビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレート、ソル
ビタンモノイソステアレート、ソルビタントリステアレ
ートなどのソルビタン脂肪酸エステル類、グリセロール
モノステアレート、グリセロールモノオレート、グリセ
ロールイソステアレートなどのグリセロール脂肪酸エス
テル類、POE(5)、POE(7.5)、POE(1
0)硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリエーテル系のシリコーン活性剤などが挙げられ
る。(D)成分の配合量は、系全体の0.01〜5.0
重量%、さらに好ましくは、0.1〜3.0重量%であ
る。0.01重量%未満では本発明の油中水型乳化化粧
料を安定化させ難く、また5.0重量%を超えると、べ
たつきの強い使用感となってしまう。
【0012】本発明に配合される(E)金属石けんは、
乳化助剤として用いられ、飽和もしくは不飽和の脂肪酸
の金属塩であり、脂肪酸の炭素数10〜22、特に12
〜18のものが好ましい。また、それらの塩としては、
たとえばアルミニウム、カルシウム、マグネシウム、亜
鉛等が挙げられる。これらの中で、乳化助剤として特に
好ましいものとしてアルミニウムステアレート、アルミ
ニウムミリステート、アルミニウムジオレート、ジンク
ステアレート、ジンクミリステート、ジンクオレートな
どが挙げられる。これらの金属石けんは、全配合量に対
し、0.01〜5.0重量%、更に好ましくは、0.0
5〜5.0重量%配合することが望ましい。0.01重
量%未満では、本発明の油中水型乳化化粧料を安定化さ
せ難く、また5.0重量%を超えると使用時ののびが重
くなり、非常に高いべたつき感となってしまう。
【0013】本発明の油中水型乳化化粧料において、み
ずみずしい使用感触とするためには、乳化粒子の大きさ
を、平均粒径が1.0〜10.0μm、粒径分布が0.
1〜20.0μm、好ましくは、平均粒径が1.0〜
5.0μm、粒径分布が1.0〜15.0μmに調整す
ることが好ましい。乳化粒子の大きさが20μmを超え
ると、非常にみずみずしい使用感となるが、経日で安定
性が悪くなり易く、0.1μm未満であれば、使用感触
的にみずみずしさを感じ難い。
【0014】本発明の(F)成分である水は、系中に
9.0〜95.0重量%配合される。
【0015】本発明の油中水型乳化化粧料のミクロ構造
は、超微粒子の疎水化シリカ粉体と、オルガノポリシロ
キサンエラストマー球状粉体と、乳化助剤である金属石
けん粉体により、乳化粒子が安定化された構造となって
いる。そして、この乳化物は肌上で伸ばすと、乳化粒子
の周りのパウダーにより水分がはじき出され、かくして
肌上での伸びが非常に良好な使用感触を得ることができ
る。
【0016】本発明の油中水型乳化化粧料には、前記必
須成分の他に、パラアミノ安息香酸、ホモメチル−7N
−アセチルアラントイラニレート、ブチルメトキシベン
ゾイルメタン、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−
エチルヘキサン酸グリセリル、アミルサリシレート、オ
クチルシンナメート、2、4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン等の紫外線吸収剤、グリセリン、1,3−ブチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、
キシレトール、マルチトール等の保湿剤、メチルセルロ
ース、アラビアガム、ポリビニルアルコール、モンモリ
ロナイト、ラポナイト等の増粘剤、ブチルヒドロキシト
ルエン、トコフェロール、フィチン酸等の酸化防止剤、
安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香
酸アルキルエステル(エチルパラベン、ブチルパラベン
等)、ヘキサクロロフェン等の抗菌防腐剤、アシルサル
コシン酸例えばラウロイルコシンナトリウム)、グルタ
チオン、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等の有機
酸、ビタミンAおよびその誘導体、ビタミンB6塩酸
塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオク
タノエート、ビタミンB2およびその誘導体、ビタミン
12、ビタミンB15およびその誘導体等のビタミンB
類、アスコルビン酸、アスコルビン酸硫酸エステル
(塩)、アスコルビン酸リン酸エステル(塩)、アスコ
ルビン酸ジパルミテート等のビタミンC類、α−トコフ
ェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、
ビタミンE−アセテ−ト、ビタミンE−ニコチネート等
のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテ
ン酸、パントテチン等のビタミン類、ニコチン酸アミ
ド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラント
イン、グリチルリチン酸(塩)、グリチルレチン酸およ
びその誘導体、ヒノキチオール、ムシジン、ビサボロー
ル、ユーカリプトール、チモールイノシトール、パント
テルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、セフ
ァランジン、プラセンタエキス等の各種薬剤、ギシギ
シ、クララ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリ
草、ゼニアオイ、センキュウ、センブリ、タイム、トウ
キ、トウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキ
ノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロ
エ、クチナシ、サワラ等の、有機溶媒、アルコール、多
価アルコール、水、水性アルコール等で抽出した天然エ
キス、色素などを本発明の効果を損なわない範囲で配合
することができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例および比較例によりさ
らに詳細に説明する。なお、%とあるのは、全て重量%
を意味する。実施例に先立ち、本発明で用いた評価法を
説明する。
【0018】[評価法]女性専門パネル約10人により
以下の評価基準に基づいて使用性の評価を行った。 (1) 使用感 肌上でののび ◎:非常にのびがよい。 ○:のびがよい。 △:ややのびがよい。 ×:のびが悪い。 べたつき ◎:非常にべたつきが少ない。 ○:べたつきが少ない。 △:ややべたつく。 ×:べたつく。 みずみずしさ ◎:非常にみずみずしい。 ○:みずみずしい。 △:ややみずみずしい。 ×:みずみずしくない。
【0019】(2) 乳化安定性 クリームを、それぞれ50℃、37℃、室温および0℃
で1ケ月間放置し、その安定性を評価した。 ◎:外観異常なし。 ○:一部でわずかに油浮きしている。 △:油浮きしている。 ×:分離している。
【0020】実施例1〜6、比較例1,2 表1〜表2に記載した配合処方により乳液を調製し、使
用感および乳化安定性を評価すると共に、乳化粒子の平
均粒子径と粒径分布を測定した。その結果を表3に示
す。なお、オルガノポリシロキサンエストマー球状粉体
としては、トレフィルE−505Cを用いた。
【0021】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実 施 例 成分 (%) ────────────────── 1 2 3 4 5 6 ─────────────────────────────────── スクワラン 5.0 4.0 5.0 5.0 5.0 4.0 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 4.0 5.0 2.0 5.0 4.0 2−エチルヘキサン酸セチル 5.0 1.0 5.0 8.0 5.0 1.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 5.0 5.0 5.0 10.0 5.0 メチルフェニルポリシロキサン 5.0 10.0 10.0 10.0 5.0 10.0オルカ゛ノホ゜リシロキサンエラストマー 球状粉体 3.0 3.5 0.8 3.5 3.0 3.5 ジメチルシリル化シリカ粉体 1.0 0.5 0.8 0.5 1.0 0.5 グリセロールイソステアレート(HLB=4) 0.5 1.0 1.0 1.0 0.1 0.5 ステアリン酸亜鉛 3.0 2.0 5.0 0.01 3.0 10.0 L−グルタミン酸モノナトリウム 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 精製水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 ジプロピレングリコール 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 ───────────────────────────────────
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】 ─────────────────────────────────── (1)使用感 (2)乳化安定性 乳化粒子(μm) 評価 ────────── ────────── ───────── 肌上で べた みずみ 平均 粒径分布 ののび つき ずしさ 0℃ 室温 37℃ 50℃ 粒子径 ─────────────────────────────────── 実施例1 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 1 〜 5 0.1〜15 実施例2 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 1 〜 5 0.1〜20 実施例3 ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 1 〜 5 0.1〜20 実施例4 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 1 〜 5 0.1〜15 実施例5 ◎ ◎ ○ ○ ◎ ○ ○ 1 〜 2 0.1〜 5 実施例6 ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ 5 〜 20 1 〜50 ─────────────────────────────────── 比較例1 ◎ ○ △ ◎ ◎ ◎ ○ 1 〜 5 0.1〜15 比較例2 ◎ ○ △ ◎ ◎ ○ △ 5 〜20 1 〜50 ───────────────────────────────────
【0024】 実施例5 保湿クリーム (1) 精製水 残部 (2) ポリエチレングリコール400 1.0 重量% (3) 乳酸Na 1.0 (4) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (5) 流動パラフィン 5.0 (6) セチル−2−エチルヘキサノエート 5.0 (7) ペンタエリスリトール テトラ−2−エチルヘキサノエート 3.0 (8) メチルフェニルポリシロキサン 3.0 (9) デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 (10) トレフィルE−505C 2.5 (11) アエロジルR972 2.0 (12) シリコンSC9450N 1.0 (信越シリコーン社製,HLB=4.5) (13) ステアリン酸亜鉛 2.0 (14) ビタミンE−アセテート 3.0 (15) メチルパラベン 適量 (16) 香料 適量 (製法)(5),(6),(7),(8),(9),(12),(13),(14),(15),(1
6)を室温にて混合した油相に、(10),(11)の粉体を徐添
しながら均一に分散を行う。その後、(1)に(2),(3)を溶
解したものに、(4)に(15)を溶解したものを加えた水相
を前記油相に徐添し、ホモミキサーで均一分散後、乳化
粒子を整え、保湿クリームを得る。
【0025】 実施例6 乳液 (1) 精製水 残部 (2) 食塩 1.0 重量% (3) トリメチルグリシン 5.0 (4) プロピレングリコール 8.0 (5) スクワレン 5.0 (6) ペンタエリスリトール テトラ−2−エチルヘキサノエート 5.0 (7) メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (8) オクタメチルシクロテトラシロキサン 15.0 (9) トレフィルE−505C 2.0 (10) アエロジルR972 0.5 (11) シリコンSC9450N 3.0 (信越シリコーン社製,HLB=4.5) (12) ステアリン酸アルミニウム 0.5 (13) アスコルビン酸リン酸マグネシウム 4.0 (14) メチルパラベン 適量 (15) 香料 適量 (製法)(5),(6),(7),(8),(11),(12),(15)を室温にて混
合した油相に、(9),(10)の粉体を徐添しながら均一に分
散を行う。その後、(1)に(2),(3),(13)を溶解したもの
に、(4)に(14)を溶解したものを加えた水相を前記油相
に徐添しホモミキサーで均一分散後、乳化粒子を整え、
乳液を得る。
【0026】 実施例7 日焼け防止用乳液 (1) 精製水 残部 (2) グリシン 1.0 重量% (3) グルタミン酸Na 1.0 (4) プロピレングリコール 8.0 (5) ペンタエリスリトール テトラ−2−エチルヘキサノエート 1.0 (6) セチル−2−エチルヘキサノエート 1.0 (7) メチルフェニルポリシロキサン 5.0 (8) デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 (9) トレフィルE−506C 3.0 (10) アエロジルR972 0.5 (11) シリコンSC9450N 1.0 (信越シリコーン社製,HLB=4.5) (12) ジグリセロールモノイソステアレート 1.0 (HLB=5.5) (12) ステアリン酸マグネシウム 2.0 (14) オクチルメトキシシンナメート 10.0 (15) 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 3.0 (16) メチルパラベン 適量 (17) 香料 適量 (製法)(5),(6),(7),(8),(11),(12),(13),(14),(15),
(17)を室温にて混合した油相に、(9),(10)の粉体を徐添
しながら均一に分散を行う。その後、(1)に(2),(3)を溶
解したものに、(4)に(16)を溶解したものを加えた水相
を前記油相に徐添し、ホモミキサーで均一分散後、乳化
粒子を整え、日焼け防止用乳液を得る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
良好な乳化状態を呈し、温度や経時による変化がなく、
しかも塗布時に肌上でののびがよく、みずみずしくさっ
ぱりとした良好な使用感を有する油中水型乳化化粧料を
得ることができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−72942(JP,A) 特開 平7−61907(JP,A) 特開 平6−40847(JP,A) 特開 平5−317687(JP,A) 特開 昭58−3630(JP,A) 特開 昭53−34931(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)平均粒径2.0〜5.0μmで粒
    径分布1〜15μmのオルガノポリシロキサンエラスト
    マー球状粉体と(B)平均粒径0.2μm以下の疎水化
    シリカ粉体とからなり、(A)対(B)の割合が重量比
    で1:0.1〜1:5である混合粉体と、(C)総油相
    成分の30重量%以上がシリコーン油である油相と、
    (D)ソルビタン脂肪酸エステル類、グリセロール脂肪
    酸エステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリ
    エーテル系シリコーン活性剤から選ばれ、HLBが7以
    下の乳化剤と、(E)金属石けんと、(F)水とからな
    ることを特徴とする油中水型乳化化粧料。
  2. 【請求項2】 (A)+(B)からなる混合粉体対
    (C)油相の割合が重量比で1:5〜1:30である請
    求項1記載の油中水型乳化化粧料。
  3. 【請求項3】 (A)+(B)+(C)の配合量が4.
    0〜90.0重量%、(D)HLBが7以下の乳化剤の
    配合量が0.01〜5.0重量%、(E)金属石けんの
    配合量が0.01〜5.0重量%、(F)水の配合量が
    9.0〜95.0重量%である請求項2記載の油中水型
    乳化化粧料。
  4. 【請求項4】 乳化粒子の平均粒径が1.0〜10.0
    μmであり、粒径分布が0.1〜20μmである請求項
    1〜3のいずれかに記載の油中水型乳化化粧料。
JP27712395A 1995-09-29 1995-09-29 油中水型乳化化粧料 Expired - Fee Related JP3406438B2 (ja)

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DE69613647T DE69613647T2 (de) 1995-09-29 1996-09-25 Wasser-in-Öl-Emulsion enthaltendes kosmetisches Präparat
EP96115382A EP0765656B1 (en) 1995-09-29 1996-09-25 Water-in-oil type emulsion cosmetic composition
TW085111831A TW449484B (en) 1995-09-29 1996-09-26 Water-in-oil type emulsion cosmetic composition having a good spreadability, a fresh feeling in use and good stability
US08/723,937 US5853711A (en) 1995-09-29 1996-09-26 Water-in-oil emulsion cosmetic composition

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