JP3387974B2 - 演算増幅回路 - Google Patents
演算増幅回路Info
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- JP3387974B2 JP3387974B2 JP16494493A JP16494493A JP3387974B2 JP 3387974 B2 JP3387974 B2 JP 3387974B2 JP 16494493 A JP16494493 A JP 16494493A JP 16494493 A JP16494493 A JP 16494493A JP 3387974 B2 JP3387974 B2 JP 3387974B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力電圧を所定の増幅
度で増幅する演算増幅回路に関する。
度で増幅する演算増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、演算増幅回路は入出力特性を、入
力零の時に出力零とする場合は、演算増幅器のオフセッ
ト調整として必要に応じて、演算増幅器のオフセット調
整端子に可変抵抗を接続し調整するかまたは、正側電源
電圧と負側電源電圧間に可変抵抗を接続し、抵抗分圧に
より所定の電圧を演算増幅器に入力させていた。また、
入力零の時に出力に所定の直流バイアスを出力させる場
合には、所定の基準電圧を可変抵抗を介して演算増幅器
に入力させることにより、バイアス調整を実施してい
た。
力零の時に出力零とする場合は、演算増幅器のオフセッ
ト調整として必要に応じて、演算増幅器のオフセット調
整端子に可変抵抗を接続し調整するかまたは、正側電源
電圧と負側電源電圧間に可変抵抗を接続し、抵抗分圧に
より所定の電圧を演算増幅器に入力させていた。また、
入力零の時に出力に所定の直流バイアスを出力させる場
合には、所定の基準電圧を可変抵抗を介して演算増幅器
に入力させることにより、バイアス調整を実施してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
れば、演算増幅回路の入出力特性を、入力零の時に出力
零とさせる場合と、入力零の時に出力に所定の直流バイ
アスを出力させる場合で、回路を共通とすることができ
なかった。
れば、演算増幅回路の入出力特性を、入力零の時に出力
零とさせる場合と、入力零の時に出力に所定の直流バイ
アスを出力させる場合で、回路を共通とすることができ
なかった。
【0004】さらに、直流バイアスを出力させる場合に
は、正バイアスと負バイアスを出力させる場合で回路を
共通とさせることができなかった。本発明は、上記の課
題を解決すべく成されたものであり、演算増幅回路の入
出力特性を入力零の時に出力零とする場合と、入力零の
時に出力に所定のバイアスを出力させる場合で、回路を
共通化させることを目的とする。
は、正バイアスと負バイアスを出力させる場合で回路を
共通とさせることができなかった。本発明は、上記の課
題を解決すべく成されたものであり、演算増幅回路の入
出力特性を入力零の時に出力零とする場合と、入力零の
時に出力に所定のバイアスを出力させる場合で、回路を
共通化させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明を図1に示す構成
図を用いて説明する。 入力電圧Aとレベル制御される
直流電圧Bを入力とし、出力電圧Cを出力する加算増幅
回路1と、所定の正側直流電圧Dを抵抗2を介し、さら
にこの抵抗2を介し供給される電圧を所定の負側直流電
圧Eを基準に所定の比で分圧する抵抗3、可変抵抗4
と、この分圧された直流電圧を基準電圧5と比較するコ
ンパレータ6と、このコンパレータ6の出力端子から抵
抗7を介して接続されるトランジスタ8を具備し、抵抗
2を介して供給される直流電圧のレベルをトランジスタ
8により可変制御させ、レベル制御される直流電圧Bと
させるよう構成した演算増幅回路である。
図を用いて説明する。 入力電圧Aとレベル制御される
直流電圧Bを入力とし、出力電圧Cを出力する加算増幅
回路1と、所定の正側直流電圧Dを抵抗2を介し、さら
にこの抵抗2を介し供給される電圧を所定の負側直流電
圧Eを基準に所定の比で分圧する抵抗3、可変抵抗4
と、この分圧された直流電圧を基準電圧5と比較するコ
ンパレータ6と、このコンパレータ6の出力端子から抵
抗7を介して接続されるトランジスタ8を具備し、抵抗
2を介して供給される直流電圧のレベルをトランジスタ
8により可変制御させ、レベル制御される直流電圧Bと
させるよう構成した演算増幅回路である。
【0006】
【作用】加算増幅回路1は、入力電圧Aとレベル制御さ
れる直流電圧Bを加算増幅し、この加算増幅された電圧
を出力電圧Cとして出力する回路であり、レベル制御さ
れる直流電圧Bは、所定の正側直流電圧Dを抵抗2を介
して供給される電圧であり、さらにこの電圧は、この電
圧を抵抗3、可変抵抗4により所定の負側直流電圧Eを
基準に所定の比で分圧し、この分圧された電圧と基準電
圧5をコンパレータ6により比較し、このコンパレータ
6の出力により抵抗7を介してトランジスタ8をON/
OFF制御させることによりレベル制御される。
れる直流電圧Bを加算増幅し、この加算増幅された電圧
を出力電圧Cとして出力する回路であり、レベル制御さ
れる直流電圧Bは、所定の正側直流電圧Dを抵抗2を介
して供給される電圧であり、さらにこの電圧は、この電
圧を抵抗3、可変抵抗4により所定の負側直流電圧Eを
基準に所定の比で分圧し、この分圧された電圧と基準電
圧5をコンパレータ6により比較し、このコンパレータ
6の出力により抵抗7を介してトランジスタ8をON/
OFF制御させることによりレベル制御される。
【0007】ここで、レベル制御される直流電圧Bを抵
抗3、可変抵抗4により分圧した電圧が基準電圧5より
高い場合には、コンパレータ6の出力を高レベルとさせ
て、トランジスタ8をON制御させることにより、レベ
ル制御させる直流電圧Bを低下させる。
抗3、可変抵抗4により分圧した電圧が基準電圧5より
高い場合には、コンパレータ6の出力を高レベルとさせ
て、トランジスタ8をON制御させることにより、レベ
ル制御させる直流電圧Bを低下させる。
【0008】次に、レベル制御される直流電圧Bを抵抗
3、可変抵抗4により分圧した電圧が、基準電圧5より
低い場合には、コンパレータ6の出力を低レベルとさせ
て、トランジスタ8をOFF制御させることにより、レ
ベル制御される直流電圧Bを上昇させる。
3、可変抵抗4により分圧した電圧が、基準電圧5より
低い場合には、コンパレータ6の出力を低レベルとさせ
て、トランジスタ8をOFF制御させることにより、レ
ベル制御される直流電圧Bを上昇させる。
【0009】この結果、レベル制御される直流電圧B
は、抵抗3、可変抵抗4により分圧される電圧が基準電
圧5と一致するようにレベル制御される。ここで可変抵
抗4を可変することにより、基準電圧5と比較する可変
抵抗4の両端電圧が変化する為、レベル制御される直流
電圧Bの電圧レベルを可変することができる。このレベ
ル制御された直流電圧Bと入力電圧Aは、加算増幅回路
1により加算増幅され出力電圧Cとして出力される。
は、抵抗3、可変抵抗4により分圧される電圧が基準電
圧5と一致するようにレベル制御される。ここで可変抵
抗4を可変することにより、基準電圧5と比較する可変
抵抗4の両端電圧が変化する為、レベル制御される直流
電圧Bの電圧レベルを可変することができる。このレベ
ル制御された直流電圧Bと入力電圧Aは、加算増幅回路
1により加算増幅され出力電圧Cとして出力される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図2に示す構成図を用い
て説明する。入力電圧Aとレベル制御される直流電圧B
を入力とし、出力電圧Cを出力する加算増幅回路1の内
部を、入力電圧Aは抵抗1−1、レベル制御される直流
電圧Bは抵抗1−2を介して、それぞれ演算増幅器1−
4の反転入力端子に入力し、演算増幅器1−4の非反転
入力端子を零電位に接続し、演算増幅器1−4の反転入
力端子と演算増幅器1−4の出力端子間に抵抗1−3を
接続し、演算増幅器1−4の出力端子より出力電圧Cを
出力させるよう構成し、所定の正側直流電圧Dを抵抗2
に接続し、この抵抗2の逆側を抵抗3、トランジスタ8
のコレクタ端子及びレベル制御される直流電圧Bとして
抵抗1−2に接続し、抵抗3の逆側を可変抵抗4とコン
パレータ6の非反転入力端子に接続し、可変抵抗4の逆
側を所定の負側直流電圧Eに接続させる。
て説明する。入力電圧Aとレベル制御される直流電圧B
を入力とし、出力電圧Cを出力する加算増幅回路1の内
部を、入力電圧Aは抵抗1−1、レベル制御される直流
電圧Bは抵抗1−2を介して、それぞれ演算増幅器1−
4の反転入力端子に入力し、演算増幅器1−4の非反転
入力端子を零電位に接続し、演算増幅器1−4の反転入
力端子と演算増幅器1−4の出力端子間に抵抗1−3を
接続し、演算増幅器1−4の出力端子より出力電圧Cを
出力させるよう構成し、所定の正側直流電圧Dを抵抗2
に接続し、この抵抗2の逆側を抵抗3、トランジスタ8
のコレクタ端子及びレベル制御される直流電圧Bとして
抵抗1−2に接続し、抵抗3の逆側を可変抵抗4とコン
パレータ6の非反転入力端子に接続し、可変抵抗4の逆
側を所定の負側直流電圧Eに接続させる。
【0011】コンパレータ6の反転入力端子に、所定の
負側直流電圧Eを基準とした基準電圧5を入力させ、コ
ンパレータ6の出力端子に抵抗7を接続し、この抵抗7
の逆側をトランジスタ8のベース端子に接続し、このト
ランジスタ8のエミッタ端子を、所定の負側直流電圧E
に接続するように構成した演算増幅回路である。
負側直流電圧Eを基準とした基準電圧5を入力させ、コ
ンパレータ6の出力端子に抵抗7を接続し、この抵抗7
の逆側をトランジスタ8のベース端子に接続し、このト
ランジスタ8のエミッタ端子を、所定の負側直流電圧E
に接続するように構成した演算増幅回路である。
【0012】次に、本実施例の回路の作用を説明する。
加算増幅回路1は、入力電圧Aとレベル制御される直流
電圧Bを加算増幅し、この加算増幅された電圧を出力電
圧Cとして出力する回路であり、レベル制御される直流
電圧Bは、所定の正側直流電圧Dを抵抗2を介して供給
される電圧であり、さらにこの電圧は、この電圧を抵抗
3、可変抵抗4により所定の負側直流電圧Eを基準に所
定の比で分圧し、この分圧された電圧と基準電圧5をコ
ンパレータ6により比較し、このコンパレータ6の出力
により抵抗7を介してトランジスタ8を0N/OFF制
御させることによりレベル制御される。
加算増幅回路1は、入力電圧Aとレベル制御される直流
電圧Bを加算増幅し、この加算増幅された電圧を出力電
圧Cとして出力する回路であり、レベル制御される直流
電圧Bは、所定の正側直流電圧Dを抵抗2を介して供給
される電圧であり、さらにこの電圧は、この電圧を抵抗
3、可変抵抗4により所定の負側直流電圧Eを基準に所
定の比で分圧し、この分圧された電圧と基準電圧5をコ
ンパレータ6により比較し、このコンパレータ6の出力
により抵抗7を介してトランジスタ8を0N/OFF制
御させることによりレベル制御される。
【0013】ここで、レベル制御される直流電圧Bを抵
抗3、可変抵抗4により分圧した電圧が、基準電圧5よ
り高い場合には、コンパレータ6の出力を高レベルとさ
せて、トランジスタ8をON制御させることにより、レ
ベル制御させる直流電圧Bを低下させる。
抗3、可変抵抗4により分圧した電圧が、基準電圧5よ
り高い場合には、コンパレータ6の出力を高レベルとさ
せて、トランジスタ8をON制御させることにより、レ
ベル制御させる直流電圧Bを低下させる。
【0014】次に、レベル制御される直流電圧Bを抵抗
3、可変抵抗4により分圧した電圧が、基準電圧5より
低い場合には、コンパレータ6の出力を低レベルとさせ
て、トランジスタ8をOFF制御させることにより、レ
ベル制御される直流電圧Bを上昇させる。
3、可変抵抗4により分圧した電圧が、基準電圧5より
低い場合には、コンパレータ6の出力を低レベルとさせ
て、トランジスタ8をOFF制御させることにより、レ
ベル制御される直流電圧Bを上昇させる。
【0015】この結果、レベル制御される直流電圧B
は、抵抗3、可変抵抗4により分圧される電圧が基準電
圧5と一致するようにレベル制御される。ここで可変抵
抗4を可変することより、基準電圧5と比較する可変抵
抗4の両端電圧が変化する為、レベル制御される直流電
圧Bの電圧レベルを可変することができる。
は、抵抗3、可変抵抗4により分圧される電圧が基準電
圧5と一致するようにレベル制御される。ここで可変抵
抗4を可変することより、基準電圧5と比較する可変抵
抗4の両端電圧が変化する為、レベル制御される直流電
圧Bの電圧レベルを可変することができる。
【0016】ここで、所定の正側直流電圧DをVP 、所
定の負側直流電圧EをVN 、基準電圧5をVref とし抵
抗2をR2、抵抗3をR3、可変抵抗4をVRとした場
合、レベル制御される直流電圧BをVB とするとVB は
下記式で表される。
定の負側直流電圧EをVN 、基準電圧5をVref とし抵
抗2をR2、抵抗3をR3、可変抵抗4をVRとした場
合、レベル制御される直流電圧BをVB とするとVB は
下記式で表される。
【0017】
【数1】
VB =(Vref /VR)・(R3+VR)+VN
ここで、R3<<VRとした場合、VB はVref +VN
となり最小値となる。また、Vref =(VP −VN )/
(R2+R3+VR)・VRとなった場合、VB =VP
−(VP −VN )/(R2+R3+VR)・R2で最大
値となる。
となり最小値となる。また、Vref =(VP −VN )/
(R2+R3+VR)・VRとなった場合、VB =VP
−(VP −VN )/(R2+R3+VR)・R2で最大
値となる。
【0018】例えば、VP =15V,VN =−15V,Vre
f =1V,R2=1KΩ,R3=10KΩとすると、VB
の電圧値はVRにより、図3に示すように変化させるこ
とが出来る。VB の可変範囲は、−14.00V〜1
2.36Vである。
f =1V,R2=1KΩ,R3=10KΩとすると、VB
の電圧値はVRにより、図3に示すように変化させるこ
とが出来る。VB の可変範囲は、−14.00V〜1
2.36Vである。
【0019】このレベル制御される直流電圧Bと入力電
圧Aは、加算増幅回路1により加算増幅され出力電圧C
として出力される。入力電圧Aは、抵抗1−1と抵抗1
−3で定まる増幅度で増幅され、レベル制御される直流
電圧Bは、抵抗1−2と抵抗1−3で定まる増幅度で増
幅され、加算値が出力電圧Cとなる。
圧Aは、加算増幅回路1により加算増幅され出力電圧C
として出力される。入力電圧Aは、抵抗1−1と抵抗1
−3で定まる増幅度で増幅され、レベル制御される直流
電圧Bは、抵抗1−2と抵抗1−3で定まる増幅度で増
幅され、加算値が出力電圧Cとなる。
【0020】ここで、入力電圧AをVIN、レベル制御さ
れる直流電圧BをVB 、抵抗1−1をR1-1 、抵抗1−
2をR1-2 、抵抗1−3をR1-3 とした場合、出力電圧
CをVOUT とするとVOUT は下記式で表される。
れる直流電圧BをVB 、抵抗1−1をR1-1 、抵抗1−
2をR1-2 、抵抗1−3をR1-3 とした場合、出力電圧
CをVOUT とするとVOUT は下記式で表される。
【0021】
【数2】
VOUT =−(R1-3 /R1-1 ・VIN+R1-3 /R1-2 ・VB )
つまり、レベル制御される直流電圧Bを任意の値に調整
することができる為、入力電圧Aが零の時に出力電圧C
を零とする場合には、演算増幅器1−4のオフセット調
整が可能であり、入力電圧Aが零の時に出力電圧Cに所
定の直流バイアスを出力させる場合には、正負を問わず
任意の直流バイアスを出力させることができる。
することができる為、入力電圧Aが零の時に出力電圧C
を零とする場合には、演算増幅器1−4のオフセット調
整が可能であり、入力電圧Aが零の時に出力電圧Cに所
定の直流バイアスを出力させる場合には、正負を問わず
任意の直流バイアスを出力させることができる。
【0022】以上のような実施例により、演算増幅回路
の入出力特性を入力零の時に出力零とする場合と、入力
零の時に出力に所定のバイアスを出力させる場合で、回
路を完全に共通化させることができる。特に入力電圧と
所定の直流電圧を加算増幅させることにより、演算増幅
回路の入出力特性を、入力零の時に出力零とする場合
は、演算増幅器のオフセット補正を含めた出力零調整を
可能とさせ、入力零の時に出力に所定の直流バイアスを
出力させる場合は、演算増幅器のオフセット補正を含め
たバイアス調整を可能とさせる演算増幅回路を得る。
の入出力特性を入力零の時に出力零とする場合と、入力
零の時に出力に所定のバイアスを出力させる場合で、回
路を完全に共通化させることができる。特に入力電圧と
所定の直流電圧を加算増幅させることにより、演算増幅
回路の入出力特性を、入力零の時に出力零とする場合
は、演算増幅器のオフセット補正を含めた出力零調整を
可能とさせ、入力零の時に出力に所定の直流バイアスを
出力させる場合は、演算増幅器のオフセット補正を含め
たバイアス調整を可能とさせる演算増幅回路を得る。
【0023】尚、本発明は、以上述べた実施例に限定さ
れず次のような変形も可能である。図4に示すように、
図2の基準電圧5、コンパレータ6、抵抗7、トランジ
タ8を一体化IC9とし、図2実施例と同様の作用、効
果を得ることができる。
れず次のような変形も可能である。図4に示すように、
図2の基準電圧5、コンパレータ6、抵抗7、トランジ
タ8を一体化IC9とし、図2実施例と同様の作用、効
果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の演算増幅回路に
よれば、演算増幅器のオフセット調整を含め、出力電圧
に正負を問わず任意の直流バイアスを出力させることが
できる為、演算増幅回路の入出力特性を入力零の時に出
力零とする場合と、入力零の時に出力に所定のバイアス
を出力させる場合で回路を完全に共通化させることがで
きる。
よれば、演算増幅器のオフセット調整を含め、出力電圧
に正負を問わず任意の直流バイアスを出力させることが
できる為、演算増幅回路の入出力特性を入力零の時に出
力零とする場合と、入力零の時に出力に所定のバイアス
を出力させる場合で回路を完全に共通化させることがで
きる。
【図1】本発明の演算増幅回路の構成図
【図2】本発明の一実施例の回路構成図
【図3】VRとVBの変化対応図
【図4】他の実施例の回路構成図
A…入力電圧
B…レベル制御される直流電圧
C…出力電圧
D…所定の正側直流電圧
E…所定の負側直流電圧
1…加算増幅回路
1−1、1−2、1−3…抵抗
1−4…演算増幅器
2、3、7…抵抗
4…可変抵抗
5…基準電圧
6…コンパレータ
8…トランジスタ
9…IC
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03F 3/45
G06G 7/12
Claims (2)
- 【請求項1】 入力電圧と所定の直流電圧を加算増幅す
る演算増幅回路において、零を含む所定の正側直流電圧
を抵抗を介し、さらにこの抵抗を介し供給される直流電
圧を、所定の比で分圧する抵抗と、この分圧された電圧
と所定の基準電圧を、零を含む所定の負側直流電圧を基
準に比較するコンパレータと、このコンパレータの出力
に応じて動作するトランジスタを備え、前記コンパレー
タの出力に応じて動作するトランジスタにより、前記所
定の正側直流電圧より抵抗を介して供給される電圧のレ
ベルをマイナス電圧からプラス電圧の間で可変に制御さ
せ、この可変に制御された直流電圧を前記入力電圧と加
算増幅させることを特徴とする演算増幅回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の演算増幅回路において、
コンパレータとこのコンパレータの基準電圧及びコンパ
レータの出力に応じて動作するトランジスタを、一体に
構成としたことを特徴とする演算増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16494493A JP3387974B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 演算増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16494493A JP3387974B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 演算増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722869A JPH0722869A (ja) | 1995-01-24 |
JP3387974B2 true JP3387974B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=15802822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16494493A Expired - Fee Related JP3387974B2 (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 演算増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3387974B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
CN110798219B (zh) * | 2019-10-16 | 2023-10-03 | 中国兵器工业集团第二一四研究所苏州研发中心 | 一种差分信号处理电路 |
WO2021079916A1 (ja) | 2019-10-21 | 2021-04-29 | 旭化成株式会社 | 強化樹脂組成物、成形品及び高温時引張強度の向上方法 |
JP7232383B1 (ja) | 2021-08-05 | 2023-03-02 | 旭化成株式会社 | アンテナ部材 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP16494493A patent/JP3387974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722869A (ja) | 1995-01-24 |
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---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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