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JP3382869B2 - 自動車の車室内間仕切具 - Google Patents

自動車の車室内間仕切具

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JP3382869B2
JP3382869B2 JP02370899A JP2370899A JP3382869B2 JP 3382869 B2 JP3382869 B2 JP 3382869B2 JP 02370899 A JP02370899 A JP 02370899A JP 2370899 A JP2370899 A JP 2370899A JP 3382869 B2 JP3382869 B2 JP 3382869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワゴン車やバン
等、連通した乗員スペースと荷物スペースとを有する車
室を備えた自動車の車室内間仕切具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の乗員スペースと荷物スペースと
が連通した車室を有する自動車は、多くの荷物を運搬す
る際に好適であり、特に、後部座席の背もたれが前向き
に傾倒すると、荷物スペースの床面と前記背もたれの背
面部とが略平行となり、長尺な荷物でも容易に載置でき
るので非常に便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記自
動車では、車室内の空間が広いため、夏場や冬場にエア
コンを動作させても、乗員が希望する室温まで冷暖房す
るまでに長い時間を要するという問題がある。また、エ
アコンは、エンジンの回転でコンプレッサを連動させる
ことにより動作するものであるため、その分、エンジン
に負荷がかかり、余分なエネルギーが消費されるという
不都合がある。
【0004】そこで、本発明では、自動車の車室内にお
ける乗員スペースと荷物スペースとを簡単かつ確実に仕
切り、乗員スペースを迅速に冷暖房できるようにして、
これに伴い、省エネを図ることを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の自動車の車室内間仕切具は、自動車の後部
座席の背もたれ上方に配設し、車室内における連通した
乗員スペースと荷物スペースの上部を仕切る非通気性の
仕切部材と、前記仕切部材の下部に配設し、前記後部座
席の背もたれを略水平に倒した状態で、前記仕切部材の
下方に生じる空間を覆う覆い部材とを備えた構成として
いる。
【0006】前記仕切部材は透明樹脂パネルからなるこ
とが好ましい。また、前記仕切部材を、前記後部座席の
背もたれ上方の車室壁面に着脱可能に取り付けることが
好ましい。
【0007】さらに、前記覆い部材は非通気性の軟質シ
ートからなり、該軟質シートを前記仕切部材の下部に取
り付けた巻取機構に巻取巻出可能に収納することがより
好ましい。この場合、前記軟質シートは、先端部を前記
倒した状態の背もたれ頭部に着脱可能に取り付けて該背
もたれの背面部上方を覆うシート本体と、該シート本体
の側縁より延びて該シート本体と前記背もたれ側部との
間に形成される空間を覆う側部シートとからなるように
構成することが好ましい。さらにまた、前記後部座席の
背もたれは、幅方向にかけて2つに分割されており、前
記覆い部材を、これらの幅に対応する幅としてそれぞれ
配設することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。本発明の第1実施形態の自動車1の
車室内間仕切具10は、図1から図3に示すように、ワ
ゴン車やバン等、乗員スペース3と荷物スペース4とを
連通させた車室2を有する自動車1に使用し、前記車室
2の内部空間を仕切るもので、大略、仕切部材11と覆
い部材14とからなる。
【0009】前記仕切部材11は、前記車室2における
乗員スペース3と荷物スペース4との境界である後部座
席5の背もたれ6の上方に着脱可能に配設し、前記スペ
ース3,4の上部を仕切るもので、非通気性の透明樹脂
パネルからなる。ここで、透明樹脂パネルとは、例え
ば、乗員スペース3側から荷物スペース4側を見ると、
透視して荷物スペース4に載置した荷物や、車外の後続
車等を認識可能な透明度を有するものを意味する。この
仕切部材11を成形する樹脂材としては、耐熱性や耐衝
撃性等に優れているABS(アクリルブタジエンスチロ
ール)およびバイタックス等が適用可能である。
【0010】前記仕切部材11の外周には、ゴム等から
なるシール部材12が配設されている。また、この仕切
部材11の側部には、図4に示すように、所定間隔をも
って取付孔11aが設けられ、L字型のブラケット13
を用いて車室2の壁面である内装パネルにボルト止めし
て取り付けられる。
【0011】前記覆い部材14は、図2に示すように、
前記仕切部材11の下部に配設され、後部座席5の背も
たれ6を略水平に倒した状態で、前記仕切部材11と背
もたれ6との間に生じる空間を覆い隠すものである。具
体的には、この覆い部材14は、非通気性の軟質シート
15からなり、この軟質シート15を、前記仕切部材1
1の下部に取り付けた巻取機構17に巻取および巻出可
能に収納したものである。本実施形態では、図5に示す
ように、幅方向にかけて6:4の割合で2つに分割され
た後部座席5の背もたれ6a,6bに対し、それぞれの
幅と対応する2組の覆い部材14A,14Bが配設され
ている。なお、背もたれ6が5:5の割合で分割されて
いる場合には、同一長さの覆い部材14をそれぞれ配設
する。
【0012】前記軟質シート15は、図2、図3および
図5に示すように、前記背もたれ6を倒した状態で、該
背もたれ6の背面部7の上方を覆う矩形状のシート本体
15aと、該シート本体15aの側縁より延びて該シー
ト本体15aと前記背もたれ6との間に形成される空間
を覆う略台形状の側部シート15bとからなる。これら
シート本体15aと側部シート15bの縁には、所定間
隔をもってパイルシート(所謂マジックテープ)が貼着
され、該パイルシート16が係止する相手方パイルシー
トを、前記背もたれ6の背面部7および側部に貼着する
ことにより、前記背もたれ6に対して着脱可能に取り付
けるようになっている。なお、前記側部シート15b
は、巻取機構17のケーシング17aに収納する時に
は、シート本体15a上に折り畳むことにより、該シー
ト本体15aと一緒に巻き取られる。
【0013】前記巻取機構17は、ケーシング17aの
内部に回転可能に配設した軸をコイルバネによって巻取
方向に付勢した周知の自動巻取構造のものが好適に使用
される。なお、この巻取機構17は、手動式の巻取構造
のものを適用してもよい。
【0014】前記構成の車室内間仕切具10を適用した
自動車1では、夏場や冬場にエアコンを動作させた場
合、非通気性の仕切部材11が後部座席5の上方に配設
されているため、図1に示すように、車室2内における
冷暖房するスペースは乗員スペース3のみである。その
ため、乗員が希望する室温まで冷暖房するのに要する時
間は、従来と比較すると大幅に短くなる。また、短時間
で効率的に冷暖房できるため、エンジンに対する負荷を
軽減し、余分なエネルギーの消費を削減することができ
る。
【0015】さらに、前記仕切部材11は、透明樹脂パ
ネルからなるため、乗員スペース3側から後側を見る
と、車外の背景を確実に認識することが可能であり、そ
の結果、運転者の視界が悪くなることを防止できる。さ
らにまた、この仕切部材11は、耐衝撃性に優れている
ため、例えば、荷物スペース4に積み重ねた荷物が、急
ブレーキ等によって乗員スペース3側に滑っても、該乗
員スペース3内への滑り込みを阻止し、乗員を保護の役
割をなす。かつ、この状態では、覆い部材14は使用し
ていない状態であるが、この覆い部材14の軟質シート
15は、巻取機構17によって巻き取られているため、
この非使用時に、軟質シート15にシワが生じたり、邪
魔になる等の不都合が発生することはない。
【0016】一方、車室2内にスキーの板等の細幅で長
尺な荷物を載置する場合には、図2に示すように、後部
座席5における2つに分割された背もたれ6a,6bの
うち、例えば背もたれ6a側を前向きに倒す。そして、
前記背もたれ6a側と対応する覆い部材14におけるシ
ート本体15aを巻取機構17の巻取力に抗して巻き出
し、該シート本体15aの先端部に貼着したパイルシー
ト16を背もたれ6aに貼着した相手方パイルシートに
係止する。また、側部シート15bに貼着したパイルシ
ート16を、同様に背もたれ6aの側部に貼着した相手
方パイルシートに係止する。この状態で、前記背もたれ
6aが略水平になるように完全に傾倒し、該背もたれ6
aの背面部7と荷物スペース4の床とが略平行となるよ
うにすることにより、背もたれ6aの背面部7にかけて
荷物を載置する。
【0017】また、車室2内に板等の広幅で長尺な荷物
を載置する場合には、図3に示すように、2つに分割さ
れた背もたれ6a,6bの両方を倒す。そして、2組の
覆い部材14におけるシート本体15aの先端部を、前
記と同様に、対応する背もたれ6a,6bの頭部に係止
する。また、両覆い部材14A,14Bにおける外側
(ドア側)の側部シート15bを、それぞれ背もたれ6
の側部に係止する一方、一方の覆い部材14Aにおける
内側の側部シート15bを隣接する他方の覆い部材14
Bにおけるシート本体15a上に載置する。なお、この
覆い部材14Bのシート本体15a上に対し、側部シー
ト15bに貼着したパイルシート16と対応する位置
に、該パイルシート16を着脱可能に係止する相手方パ
イルシートを貼着してもよい。
【0018】このように、室内に長尺な荷物を載置する
場合には、前記図2および図3に示すように、スペース
3,4の上部を仕切部材11で仕切り、該仕切部材11
と背もたれ6の背面部7上に形成される空間を、覆い部
材14によって略非通気性を保持した状態で仕切ること
ができるため、前記と同様に、冷暖房に要する時間の短
縮、および、省エネを図ることができる。また、前記覆
い部材14の下に小物を載置すると、車外からは見えな
い状態とすることができる。さらに、長尺で、かつ、高
い荷物を載置する場合には、前記仕切部材11を取り外
せばよい。
【0019】なお、前記車室内間仕切具10は、ブラケ
ット13をインサート成形して着脱可能に構成してもよ
く、また、自動車1の製造時に、前記仕切部材11を固
定するための取付穴を内装パネルに一体成形してもよ
い。
【0020】第2実施形態の車室内間仕切具10は、図
6に示すように、ベース板20と、仕切部材11と、覆
い部材14と、前記仕切部材11用の取付部材22とか
らなる。
【0021】前記ベース板20は、所定の肉厚を有する
板材であり、車室2内における荷物スペース4の両側に
ねじ止めして固定されるものである。このベース板20
には、その4隅にねじ孔20aが設けられるとともに、
中央部に後述する取付部材22を回転可能に軸着する取
付孔20bが設けられている。また、この取付孔20b
の両側には、上端から鉛直に延びる覆い部材14用の取
付溝20cが設けられている。
【0022】前記仕切部材11は、下端隅部に取付部材
22に位置決め固定するための切欠部11bが設けられ
るとともに、図7に示すように、略上端中央部に操作用
の紐部材11cが設けられたもので、覆い部材14とは
別体に形成されている。
【0023】前記覆い部材14は、巻取機構17のケー
シング17aが断面四角筒状に設けられ、その両端上部
に前記ベース板20の取付溝20cに挿通可能な突起1
7bを設けた点でのみ、第1実施形態と相違している。
【0024】前記取付部材22は、図6に示すように、
仕切部材11の切欠部11bを位置決め固定する溝23
が形成された断面略凹字形状をなし、その一方の側部2
2aは、薄肉のヒンジ部22dを介して移動可能に連結
されている。この取付部材22の背面部22cの下部は
略半円形状とされ、その中心に前記ベース板20の取付
孔20bに回転可能に挿入する軸24が突設されてい
る。そして、図7に示す組付状態では、車室2内の乗員
スペース3と荷物スペース4とを仕切った状態から、ヒ
ンジ接続されていない側の側部22bがケーシング17
aに当接する略90度の位置まで後向きに回転できるよ
うになっている。さらに、前記溝23の内面には、前記
側部22b側に仕切部材11の取付孔11aに挿通する
固定軸部25が突設されるとともに、対向する側部22
aに前記固定軸部25を圧入保持可能な固定孔26が設
けられている。
【0025】前記第2実施形態の車室内間仕切具10を
自動車1の車室2内に組み付けるには、まず、ベース板
20を荷物スペース4の両側部にねじ止めして固定す
る。ついで、覆い部材14のケーシング17aに設けた
突起17bをベース板20の取付溝20cに上方からス
ライドさせて取り付ける。
【0026】そして、取付部材22の軸24をベース板
20の取付孔20bに挿入し、図7に破線で示すように
水平方向に位置させた状態で、該取付部材22の側部2
2aを開放する。その後、仕切部材11を水平方向に位
置させた状態で、該仕切部材11の取付孔11aに取付
部材22の固定軸部25を挿通させる。
【0027】ついで、仕切部材11より突出する固定軸
部25に対し、側部22aに設けた固定孔26を無理嵌
めして該取付部材22に仕切部材11を固定した後、紐
部材11cを把持して回動させることにより、仕切部材
11の上端のシール部材12を車室2の天井に圧接保持
させる。
【0028】このように、第2実施形態の車室内間仕切
具10によれば、ベース板20を取り付けておくことに
より、工具を使用することなく、別体からなる各構成部
品を簡単に組み付けることができる。また、大きい荷物
を乗員スペースにかけて載置する場合には、前記と逆の
手順を行うことにより、簡単に仕切部材11および覆い
部材14を取り外すことができる。
【0029】ここで、図7に示す組付状態では、仕切部
材11は、シール部材12を車室2の天井に圧接してい
るとともに、乗員スペース3側に後部座席5の背もたれ
6が位置するため、該仕切部材11が乗員スペース3側
に回転して倒れ込むことを略防止することができる。な
お、荷物スペース4に滑り易い荷物を積み上げている場
合には、第1実施形態に示すように、ブラケット13で
上部をねじ止めして強固に固定すればよい。
【0030】なお、本発明の車室内間仕切具10は、前
記実施形態に限定されず、例えば、第2実施形態におけ
る取付部材22は、図8に示すように、一方の側部22
aをヒンジ部22dを介して移動可能に設ける必要はな
く、単にブロック状の部材に仕切部材11を挿入して取
り付ける溝23を設けた構成としてもよい。このよう
に、前記仕切部材11および覆い部材14の取付構造
は、種々の変形が可能である。
【0031】さらに、前記実施形態では、仕切部材11
を透明樹脂パネルにより構成したが、後部座席5の上方
形状と一致する枠体を設け、この枠体内に非通気性の透
明シートを張設した構成としてもよい。
【0032】さらにまた、この仕切部材11は、必ずし
も透明材料によって構成する必要はない。即ち、車室2
内のバックミラーを介して後続車の確認を必要としない
場合には、透視不可の材料によって仕切部材11を形成
してもよい。この場合、遮光材料を適用することによ
り、更にエアコンによる冷暖房効率の向上を図ることが
できる。かつ、前記仕切部材11は、必ずしも着脱可能
に設ける必要はなく、自動車の製造時に離脱不可に設け
てもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の自動車の車室内間仕切具では、後部座席の背もたれ上
方に非通気性の仕切部材を配設し、該仕切部材の下部に
後部座席の背もたれを略水平に倒した状態で前記仕切部
材の下方に生じる空間を覆う覆い部材を配設し、車室内
における冷暖房するスペースを乗員スペースのみに仕切
れるため、冷暖房するのに要する時間を、従来と比較し
て大幅に短縮することができる。これに伴い、エンジン
に対する負荷を軽減し、余分なエネルギーの消費を削減
することができる。
【0034】また、前記仕切部材を透明樹脂パネルから
なるように構成しているため、該仕切部材によって運転
者の視界が悪くなるのを防止できる上、荷物スペースに
積み重ねた荷物が、急ブレーキ等によって乗員スペース
側に滑っても、該乗員スペース内への滑り込むのを阻止
して、乗員を保護することができる。
【0035】さらに、前記仕切部材を前記後部座席の背
もたれ上方に着脱可能に取り付けるようにしているた
め、従来通り、長尺で、かつ、高い荷物でも載置するこ
とができる。
【0036】さらにまた、前記覆い部材を非通気性の軟
質シートにより構成し、該軟質シートを巻取機構によっ
て巻取可能に配設しているため、非使用時に、軟質シー
トにシワが生じたり、邪魔になる等の不都合を防止する
ことができる。
【0037】かつ、前記軟質シートを、背もたれを倒し
た状態で、該背もたれの背面部上方を覆うシート本体
と、該シート本体と前記背もたれとの間に形成される空
間を覆う側部シートとからなるように構成しているた
め、背もたれを倒した状態でも、確実に乗員スペースと
荷物スペースとを仕切ることができる。
【0038】そして、前記覆い部材を、幅方向にかけて
2つに分割された後部座席の背もたれの幅に対応する幅
として、それぞれに配設しているため、いずれか一方の
背もたれを倒した状況や、両方の背もたれを倒した状況
に応じて、確実に乗員スペースと荷物スペースを仕切る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の車室内間仕切具を適用した自動車の
車室内を示す斜視図である。
【図2】 後部座席の一方の背もたれを倒した場合の仕
切状態を示す斜視図である。
【図3】 後部座席の両方の背もたれを倒した場合の仕
切状態を示す斜視図である。
【図4】 車室内間仕切具の取付構造の一例を示す分解
斜視図である。
【図5】 覆い部材を示す平面図である。
【図6】 第2実施形態の車室内間仕切具を示す分解斜
視図である。
【図7】 第2実施形態の車室内間仕切具を組み立てた
状態を示す断面図である。
【図8】 図6の取付部材の変形例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…自動車、2…車室、3…乗員スペース、4…荷物ス
ペース、5…後部座席、6…背もたれ、7…背面部、1
0…車室内間仕切具、11…仕切部材、14…覆い部
材、15…軟質シート、17…巻取機構。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部座席の背もたれ上方に配設
    し、車室内における連通した乗員スペースと荷物スペー
    スの上部を仕切る非通気性の仕切部材と、 前記仕切部材の下部に配設し、前記後部座席の背もたれ
    を略水平に倒した状態で、前記仕切部材の下方に生じる
    空間を覆う覆い部材とを備えたことを特徴とする自動車
    の車室内間仕切具。
  2. 【請求項2】 前記仕切部材は透明樹脂パネルからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の車室内間仕
    切具。
  3. 【請求項3】 前記仕切部材を、前記後部座席の背もた
    れ上方の車室壁面に着脱可能に取り付けたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の自動車の車室内間
    仕切具。
  4. 【請求項4】 前記覆い部材は非通気性の軟質シートか
    らなり、該軟質シートを前記仕切部材の下部に取り付け
    た巻取機構に巻取巻出可能に収納したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車の
    車室内間仕切具。
  5. 【請求項5】 前記軟質シートは、先端部を前記倒した
    状態の背もたれ頭部に着脱可能に取り付けて該背もたれ
    の背面部上方を覆うシート本体と、該シート本体の側縁
    より延びて該シート本体と前記背もたれ側部との間に形
    成される空間を覆う側部シートとからなることを特徴と
    する請求項4に記載の自動車の間仕切具。
  6. 【請求項6】 前記後部座席の背もたれは、幅方向にか
    けて2つに分割されており、前記覆い部材を、これらの
    幅に対応する幅としてそれぞれ配設したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車
    の間仕切具。
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